気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

選択性嗅覚

2012-08-06 16:02:26 | 心象風景・身辺雑記
生意気盛りのこどもは、なかなか言うことを聞かない
(頃があった)。
苦笑いしながら、このこは選択性難聴のようだ、と評した。

夏の日盛りに散歩をして汗だくになるものだから
私の体やバッグや帽子、衣類が強烈に汗臭いという。
汗臭いというより一種異様な、強いて言えば「饐えた」臭い
らしい。
私は動き回れば汗もかくし私を含め持ち物、衣類が汗臭く
なるのは当然だろうが耐えられない悪臭というものでも
なかろう、と反論する。
が、私の嗅覚は鋭くないので反論はそこまで。

でも、朝の今川焼の甘ったるい匂いは扇風機の風上で
あってもちゃんと感じている。

五感というのは安全に生命を維持するために備わっている
能力なのだろうが、飽食の時代にあっては美意識の
ひとつなのかも知れぬ。
したがって、ある程度の不快な臭いであっても危険が
なければ無視することが快適である。
どうやら私はそういう嗅覚に進化したようだ。
私はこれを「選択性嗅覚」と称することにしている。

難聴とか選択性難聴は困ったものであるが
「選択性嗅覚」は困らない。
こういう得手勝手な能力のために「鋭い嗅覚」の持ち主との
コンフリクトはままあるのは仕方ないと諦めている。

そいうわけで今日もバッグを洗濯するようだ。

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