新橋演舞場7月公演の「おしん」昼の部を観劇する。
新聞の販売促進の抽選でチケットがもらえた。
当然、良い席ではない。3階左側だから、花道や、舞台左手は見えない。
(その意味では新宿コマはどこからもよく見えるつくりである。解体するとのことで惜しいものだ。)
それでも家内と出かけるのは日常とは違うお芝居の世界の一端に浸る楽しみからか。
日々の雑事で疲れた家内は隣で頭を私の方に寄せて寝ている時間が多かったようだ。
帰りの電車内で筋を聞いていた。
80年代前半に放映されたこの番組は会社勤めの私にも(ほとんどリアルで見ていたわけではない)いくつかのエピソードが今も思い浮かべられる。きっと年末の総集編(があったか定かでないが)でも見た印象がよほど強かったのだろう。とにかく驚異的な視聴率だったらしい。
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おしん
キャスト&スタッフ
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※ダブルキャスト(子役)の詳細は公演日程のページをご覧ください
13日は、(B)諸星 すみれ・渡邉 ひかる。
【みどころ】
今だからこそ、「おしん」―。
どんな逆境の中にあってもしっかりと大地に足をつけて一歩づつ成長していくおしん。
今回の舞台化では、奉公に出されたおしんが、様々な出会いや別れを通して成長し、結婚するまでの半生を、装いも新たにして丹念に描き出していきます。
人を信じ、そして、耐え忍ぶ。
“豊かな”時代に生きる私たちに、本当に大切なものは何かをおしんは優しく語りかけます。
解説
「おしん」は昭和58年から翌年にかけてNHK朝の連続テレビ小説として放送され、平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%と当時空前のブームを巻き起こしました。貧しさと闘い、様々な試練に負けず、懸命に生きるおしんの姿は日本をはじめ世界各国で人々の共感を呼び、今日まで世界63ヶ国で放送され、大きな反響を呼んでおります。舞台化はテレビ放送の翌年に橋田壽賀子作、石井ふく子演出によって初演されて以来定評を得て、今回はさらに練り上げ、豪華出演者により満を持して新橋演舞場に初登場いたします。永遠に語り継がれる不朽の名作『おしん』にどうぞご期待下さい。
物語
明治40年春、山形の最上川上流にある小さな村から一人の少女が奉公に出ることになった。少女の名はおしん。七歳の少女にとって父作造、母ふじとの別れは辛かったが家族のため、気丈にもおしんは筏(いかだ)に乗って村を出ていった。
奉公先での生活は想像以上に苦しく、厳しさを教えられる毎日だったが、幾多の苦労にも負けず、おしんは一歩一歩成長していく。
やがて、新たな奉公先が酒田の米問屋加賀屋に決まる。懸命に働くおしんが、そこで出会ったのが加賀屋の娘加代だった。ある日、おしんは加代と喧嘩になり、加代を突き飛ばしてしまう。その窮状をかばってくれたのは加代の祖母くにだった。この喧嘩をきっかけに加代とおしんは仲良くなり、本当の姉妹のように育てられていくことになった。
月日は流れ、16歳の春を迎えたおしんと加代。ふたりに大きな転機が訪れようとしていた…。
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