気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

昨日の分も  『屋根の向うに 空は青いよ、空は静かよ!・・・』

2014-01-26 13:44:36 | 散歩
【小山内裏公園の「大正池」?】


ただ歩くだけの記事だとタイトルをつけるのに苦労する。
しかも、昼ころに一日が終ったかのようなブログだなんて・・・
こんな時こんな詩を思い出す。

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堀口大學訳『ヴェルレーヌ詩集』新潮文庫

屋根の向うに 空は青いよ、空は静かよ!
屋根の向うに 木の葉が揺れるよ。

見上げる空に鐘が鳴り出す 静かに澄んで。
見上げる木の間に小鳥が歌う 胸のなげきを。

神よ、神よ、あれが「人生」でございましょう
静かに単純にあそこにあるあれが。
あの平和なもの音は 市の方から来ますもの。

――どうしたというのか、そんな所で、
絶え間なく泣きつづけるお前は、
一体どうなったのか お前の青春は?
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鐘の響き、鳥の囀り、市井の雑踏の音。
この短い詩には音があふれていると思う。
でも、なぜかこの詩の字面を辿って目を移すと
そこには深い静謐が私をじっと覗き込んでいるように感じられるのだ。

不思議な感覚である。
とうに、私の「青春」なんて終ってしまったのに。

このヴェルレーヌの詩にはいろいろの訳詩があるが
私はこの訳が好きだ。

この関連で石坂浩二の朗読詩で空の上から地上の恋人たちを見おろす叙景詩があったようだが、とデジタル化したオープンテープのインデックスを探したが「海」のみが該当しただけだ。聞いてみたが思っていたのとは違う。
ちょっと、気になるところである。

出だしの話題が全く違う方向になったが、7時過ぎに散歩へと出かける。
家内が「今日は早いのね」というが、うじうじしていると私の性格からして良いことはないのでとにかくさっさと外に出るに如くはないと7時半前に出る。
松が谷さんぽみち、大栗川、上柚木公園、小山内裏公園、尾根緑道、長池公園、唐木田駅、ニュータウン住宅街遊歩道、瓜生せせらぎ遊歩道経由で12時前に帰宅する。
昨日のんびりした分も合わせて歩いた気になる。


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本日の歩行:29,737歩
歩行距離:22.5km
消費カロリー:1,468kcal
肪燃焼量:104g
歩行時間:3時間20分
活動量:26.0Ex

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