昨夜の就寝が遅かったので今朝は起きれなかった。
起きてすぐにラジオ体操となり終えて朝食にする。
午前中は散歩をせずナンプレなぞをして過ごす。
快癒したはずの尻の腫物が再発したので大人しく。
午後になって注文した商品が届く。
これはピアノの消音器に不具合が発生したことの対応のため。
1時間ほどかけて修理でき私としては完成だと思う。
夕食はトンカツ弁当に野菜サラダ。
デザートは食べ納めとなるル レクチエ。
以下は、自慢めいた経緯。
現象:ヘッドフォンの右側だけしか音が出ない。
この状態でヘッドフォンを使うと片耳でしか聞こえないので不便。
原因の推測:
ジャックは2口ついているがどちらもダメなのでジャックの不良ではない。
消音装置の増幅回路のL側が故障と思われる。
仮定:多分、LRどちらも同じ音が出ている。鍵盤からの音を消音器でLRに分配しているだけ。
であれば、有効なR側のみをL側にも供給すれば両耳から聞けるはず。
対策:消音器のジャック-ステレオ標準プラグ-ステレオ標準ジャック-既存のステレオヘッドフォン
ここでプラグのR端子からの線をジャックのRおよびL端子に接続する。
これでピアノの消音器のR側の音がジャックのRLに供給される。
よって、用意するパーツは、ステレオ標準プラグ、ステレオ標準ジャックと3芯(2芯も可)ケーブルとなる。
(3芯のうち1芯は不使用)
ミキサーを使うことも考えたが手間は同じなので却下。
ということで近隣の電器店、ホームセンターに立ち寄るも予想していたが取り扱い無し。
こういう場合は昔からなじみの秋葉原頼みとなる。
電車賃より送料が割安だったのでネット通販で注文する。
それが本日届けられたので工作を始める。
ケーブルは在庫のものを使う。
完成図は上の通り。
工作前は次のようなもの。
ケーブルは1芯で外周をシールド網線が取り巻いている。
プラグのはんだ接続。
芯線は有効なR側に接続。これはRingというらしい。L側はTipといいアースはSleveという。
これが3極(TRS)の端子名称である。
ジャックのはんだ接続。
プラグからのR線をジャック端子のLR両方に接続する。
ステレオ(LR)を合成するのは難しいがLRどちらかを分岐(分配)するのは容易だ。
ショートしてないかテスターで確認する。
撚線(よりせん)なのでほつれた細い線が1本でも他に接触していたらダメだ。
老眼鏡で仔細に確認する。
大丈夫そうだ。
次にピアノの消音器のジャックに作成したプラグを接続しもう一方のジャックにヘッドフォンを接続する。
消音器の電源を入れピアノの鍵盤を叩いてみる。
両耳からピアノの音が聞こえる。
完成だ。
不器用なので1時間ほどかかり作業が完了した。
材料費はプラグとジャックで170円、それに配達送料500円だった。
安いものだ。
家内が楽器店に修理を依頼したら治る治らないに関係なく出張費が3,000円とのこと。
で、私が考えてみるよ、というわけだ。
後は家内の確認を残すのみ。
何せ私の修理の仕上がりについて信用がない。
もって1週間だね、と平気で言われる。
情けないが反論しない。
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