TDSNo.3 FPとかシングルライダー

スピードの速い乗り物はいやだと連れ合いが言うので、
まだ若いつもりの冒険心のある私は思案に暮れる。
そしたら、シングルライダーっていうのがあるよ、と連れ合いが。
ふむふむ、そんな手もあるのかとTDSの情報を熟知したはずの私。
（実は老眼なので細かい時は殆どパス状態だったようだ）

そんな手を使って４０分待ちになっているインディー・ジョーンズの
アドベンチャーツアーに。
途中に「シングルライダー」の告知板を見つけロープをまたいで
全く誰もいない通路を進む。あっという間に先頭に（ニコ
しかも、前には若い女性が。きっと一緒の席かな、とかルンルン気分で
案内を待っていたら、さにあらず違う席に。（これが自然というもの
まぁ、このアトラクションはそこそこ楽しいが怖くはない。
が、連れ合いと４０分待ちはねぇ・・・

数分の楽しみが終えて出口を出るとなんと連れ合いがいるではないか！
聞くと、係りの人にシングルライダーだと時間はどのくらいかかるかと
たずねた所、１０～１５分もあれば終えて出てくるというので
出口で待っていたとのこと。

さすがは、あくなき情報入手のエキスパート、と感心しておいて、
この仕組み実にいいよね、もうひとつ乗りたいものが・・・
てな具合で、新しくできたレイジングスピリッツのアトラクションに
乗ってもいいかと頼み込む。

いいよ、ということで、入口付近の係りのひとにシングルライダーで
あることを告げて、ここも４０分待ちのカップルや家族連れの進路を
横目に見ながらだぁれもいない通路をどんどん先に進む。
あっという間に先頭に。若いお兄さんの隣の席にすわり、体を固定。

これが、実に凄まじい体験をさせてくれる。
急降下で内臓が上に寄ったかと思うまもなく、目の前にそそり立つレールが、
そして急上昇。今度は内臓が下に押し付けられるようだ。しかもＧが
尻を硬い座席に押し付け痛い。
左右に斜度のあるレール上の走行では身を投げ出されそうな慄き。
圧巻は垂直に３６０度の回転だ。大きな円でないので遠心力の力は
すさまじい・・・

そんなわけで、No.1の画像を採用したわけだ。年をとると、若者向けの
乗り物にのると下半身の冷や水は生半可でないよ、とね。

食後、連れ合いが海底２万マイルもシングルライダーだという。
これは別に怖くもないね。ここも１時間待ちのようだね。
じゃぁ、というわけで、列の途中にそれ用の進路案内があったので
これまた列の人波を横に見ながらすいすいと進む。
３つのアトラクションとも全く待つことなく乗れた。

ほぼ同時に終えて出口に。

こんな具合にうまくモノゴトが進むこともあろう。
が、得てしてバランスが取れるように「天の配剤」は働くもののようだ。
それが、件のびしょぬれである。アクアトピアのアトラクションである。
見ていたかのように、私を狙って放水がされた。

前半を「苦々しく」感じられたかたも溜飲を下げられたことと思います。
私は、東京行きの車内ではＢで溜飲を下げました。

追伸：レイジングスピリッツでは、軽い鞭打ち症になりました。帰宅して
筋肉痛の薬を後頭部に塗布しました。やはり５０歳以上は気をつけたほうが
良いようです。