● 昭和時代(昭和天皇 東条英機内閣)
1941(昭和16)年 〈太平洋戦争勃発(~1945年)〉★★
Pacific War commences: The Japanese navy launches a surprise attack on the United States fleet at Pearl Harbor.
行(い)くよ急げと 真珠湾。
1941年 東条英機内閣 真珠湾攻撃
1941年、日本の南方進出に対してアメリカ・イギリス・中国・オランダの4カ国はABCD包囲陣をつくって日本に対抗。
駐米大使野村吉三郎・米国国務長官ハルとの間で日米交渉が行われたが、中国・仏印からの撤兵などを内容とするハル=ノートの提示で決裂。は米・英との開戦を決意した東条英樹内閣はハワイの真珠湾を奇襲攻撃し、ここにが勃発した。
〈太平洋戦争の推移〉
1941年 ハワイ真珠湾を奇襲攻撃、対英米宣戦布告。東南アジア・南西太平洋の広域を占領。大東亜共栄圏のスローガンをかかげた。
1942年 東条内閣は翼賛選挙を実施。一国一党のファシズム体制が確立された。6月のミッドウェー海戦の惨敗から戦勢は逆転。
1943年 11月、占領地域の代表を集めて大東亜会議を開催、「大東亜共栄圏」の結束を誇示した。
1944年 サイパン島陥落。東条内閣総辞職。
1945年 4~6月、沖縄戦。7月、連合軍はポツダム宣言を日本に通告。
8月、広島・長崎に原爆投下。御前会議で宣言受諾を決定。