「明白な運命」 Manifest Destiny
元々はアメリカ合衆国の西部開拓を正当化する標語であった。文明は、古代ギリシア・ローマからイギリスへ移動し、そして大西洋を渡ってアメリカ大陸へと移り、さらに西に向かいアジア大陸へと地球を一周する」という、いわゆる「文明の西漸説」に基づいたアメリカ的文明観。
「代表無くして課税なし」 No taxation without representation
アメリカ独立戦争(1775年 - 1783年)時のスローガンの一つ。
当時、イギリス領であった北アメリカ東部に植民していた人々は、税を課せられていながら自ら選出した代議士をロンドンにある英国議会へ送ることが許されておらず(投票権を持たない議員を1人だけ送ることが許されていた)、これを不服とした植民地民の間でイギリス本国への反感が生まれ、独立への気運を高めた。「代表無しの課税」はイギリスの行った主要な不法行為の一つとしてアメリカ独立宣言においても挙げられている。