1491~1547
イギリステューダー朝第2代の王(在位1509~47)。
ヘンリ7世の次子。1509年父の死によって即位。王妃カザリン(スペイン王の娘)を離婚し、アン=ブーリンと結婚しようとして教皇と対立、1534年首長法を制定してローマ教会と絶縁し、イギリス国教会を樹立した。
36年と39年に修道院解散法を発し、その財産を没収。41年アイルランド国王と称し、44年スコットランドを攻めた。
またイタリア戦争に介入し、カ―ル5世と結んでフランス王フランソワ1世と戦ったが、これらの対外政策のため、晩年の財政は乱れた。
結婚した妻6人のうち2人を処刑するなど残虐な君主であったが、有能な官僚の働きもあって絶対主義国家を発展させた。エリザベス1世の父。
トマス=モア
イギリスの人文主義者トマス=モアはヘンリ8世に重用されて大法官となったが、王の離婚と首長法に反対したため、大逆罪で処刑された。
●首長法
ベック式暗記法!
以後(いご)見よヘンリ 早や首長。
1534年 イギリス国教会
ヘンリ8世
首長法
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