江戸六地蔵 太宗寺

2015年04月22日 | 
江戸六地蔵の三番目は、新宿にある浄土宗霞関山太宗寺。
慶長の頃に、僧太宗が結んだ草庵「太宗庵」が前身とされています。

(太宗寺)

甲州街道内藤新宿にあり、境内には地蔵菩薩像の他に
閻魔像や奪衣婆像、塩かけ地蔵立像などもあり
江戸庶民から信仰されてきました。

地形的には、蟹川支流の谷頭の窪地で、過去には境内に大きな池があり
新宿西口からの本流と、新宿文化センター付近で合流して
尾張德川家下屋敷(現在の戸山公園一帯)に流れ込んでいました。

現在ではすぐ近くに、ゲイの聖地・新宿二丁目の仲通りがあり、
昼間よりも夜の方が活気のある「水っぽい」場所に佇んでいます。

(朝の新宿二丁目)
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