柳瀬川は、東京都西多摩郡瑞穂町と、狭山湖(山口貯水池)内の沢などを水源として
埼玉県志木市で新河岸川に合流する、延長26.8キロメートルの一級河川です。
この川は黒目川や入間川などとともに、古多摩川の流路と考えられており
武蔵野台地の扇状地を形成した河川とされています。
古多摩川は、青梅付近から東に流れ、現在の柳瀬川や黒目川流路を流れ
古荒川(現在の古利根川流路付近から綾瀬川、古隅田川付近)に合流し
古東京川として浦賀沖で海に注いでいました。
浦賀水道の海底にある深い侵食谷は、その時に形成されたものと思われています。
約2万年から1万3千年に活動した立川断層によって、古多摩川は切り離され
現在の多摩川の流路へと変わり、古多摩川は別の水源をもつ
幾つかの荒川水系の小河川として、残りました。
柳瀬川は、そんな「名残川」として、今でも狭山湖の水のうち
東京都水道局に取水されなかった水と、水再生センターからの水、
流域の湧水などを合わせて、流れています。
(狭山湖の湖底には、今でも柳瀬川の流路の谷が残されているそうです)
(柳瀬川を渡り柳瀬川駅に進入する東武東上線)
埼玉県志木市で新河岸川に合流する、延長26.8キロメートルの一級河川です。
この川は黒目川や入間川などとともに、古多摩川の流路と考えられており
武蔵野台地の扇状地を形成した河川とされています。
古多摩川は、青梅付近から東に流れ、現在の柳瀬川や黒目川流路を流れ
古荒川(現在の古利根川流路付近から綾瀬川、古隅田川付近)に合流し
古東京川として浦賀沖で海に注いでいました。
浦賀水道の海底にある深い侵食谷は、その時に形成されたものと思われています。
約2万年から1万3千年に活動した立川断層によって、古多摩川は切り離され
現在の多摩川の流路へと変わり、古多摩川は別の水源をもつ
幾つかの荒川水系の小河川として、残りました。
柳瀬川は、そんな「名残川」として、今でも狭山湖の水のうち
東京都水道局に取水されなかった水と、水再生センターからの水、
流域の湧水などを合わせて、流れています。
(狭山湖の湖底には、今でも柳瀬川の流路の谷が残されているそうです)
(柳瀬川を渡り柳瀬川駅に進入する東武東上線)