荒玉水道道路

2016年11月28日 | 東京のお散歩
荒玉水道道路は、杉並区梅里から世田谷区喜多見までの
全長8.979kmの道路です。

特例都道で、正式には都道428号高円寺砧浄水場線と呼ばれ
道路直下には荒玉水道の導水管が埋設されていて、その保護のため
大型車などの通行制限が設けられています。

荒玉水道は、大正末期から昭和初期にかけて、東京府内西部の
中野・野方・和田堀・杉並・落合・長崎・板橋・滝野川
西巣鴨・巣鴨・高田の13町に上水を配水するために
多摩川と荒川から取水する上水道として作られました。

計画段階で、荒川の水が上水に適さない(満潮時に海水が遡上し
塩分濃度が高くなる)事がわかり、砧から中野区野方と、
板橋区大谷口の配水塔へ送水する水道として完成しました。


(荒玉水道道路)

(配水塔を模して作られた現在の大谷口給水所)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする