皆さん、その後いかがお過ごしでしょうか?
我らがSTAは今年も恒例の小樽屋外ライブイベント「浅草橋オールディズナイト」に出演するべく、昨夜初リハに入りましたよ!
16日が本番なんだけど、13日に初めての合流とはたいした度胸と余裕だ。((´∀`*))
もう慣れっこ。
当日の土曜は雨予報なんだけど、強運のバンドゆえに平気のへっちゃらさ。
ナ、ナント、最高出演連続回数13回を数え、記録は更新中。
素晴らしいなあ。
リーダーのマサだけなんだけどね、実際の話、最初から参加しているメンバーは・・・・。
でも今回のメンツは最強。
ここまでに至るのには、久しぶりにドタバタ劇がありました。
まず、先月のスターライトが終了した時点で7月用のメンバーは固まっていたのですよ。
ところが次々と離脱・・・・総勢5人だよ。
前代未聞だ。
でもそこは捨てる神あれば拾う神あり。
まずはシティジャズに5ステージ出演するミユキが速攻で引き受けてくれたさ。
しかも、テナーの新人マッツまで紹介してくれた。
心強い仲間だね。
ミユキは「アルトが吹ける!」と超ご機嫌。
いついかなる時でもアクティブなレデイ。
マサは1年ぶりにあのシュウヤにも声をかけて、これでリズムセクションが固まった。
更にはジョージも即行で参加の意思を表明してくれた。
頼もしいなあ。
結局は蓋を開けてみたらばゴージャスこの上ない布陣になりにけり。
ただ、ほうぼうにあたったけど、トランペットは全滅・・・・・
本当は2管トランペット編成だったのに・・・・。
でもねえ、アキがシンセトランペットでその穴を存分に埋め尽くしてくれたよ。
かえって、安定感のある厚みが構築されていてご機嫌。
ファニーにトランペットスコアを送ってもらってスコアの制作。
マサも手元にあるシンセブラスのスコア数曲分を送った。
これは初代トロンボーンプレイヤーの小泉くんの手によるモノ。
ここでも大貢献してくれた。
なんだかんだで、実験的要素ふんだんに散りばめてトライ。
もちろん実力と機転の利くミュージシャンの集合体だからこそなせる技。
比較的、この崖っぷちな感覚を全員がエンジョイしていたではないか。
恐るべき奴ら。
リード・ボーカルはツッツが全曲担当することになった。
この形態も初。
ツッツも数回STAのライブに参加してきて、曲目にも慣れてきたとのことで、この際一挙に託してみた。
初ずくしで気分も爽快。
それからはセットリストの決定。
まあ、その辺はツッツとシュウヤの負担軽減で固めた。
マサ、アキ、ニシヤン、ミユキ、シュウヤ、タカジュン、ジョージ、マッツの8人。
でも13日のリハはニシヤンが欠席。
7人でスタジオ入り。
初対面のメンバー同士はマサが間に入って紹介で挨拶を交わす。
マッツはこの日、初の合流。
見るからにナイスガイだ。
本人もすこぶる楽しんでいるよ。
ミユキ、タカジュンと共にスコアを挟んで常に意見の調整にいそしむ。
とてもまじめで熱心だから雰囲気も一段と和む。
この情景が理想。
ロビーで和気あいあいと語っていると入場時間となりシュウヤがまず先にセッティング。
次にジョージがパーカションを持ち込む。
コンガにボンゴの組み合わせが壮観。
そしてゾロゾロとホーンとキーボード、ベースがセットアップだ。
またもやミキサーの操作が思うようにいかなくて、オーナーのキンさんに助けてもらう。
ハウリング防止のためにミユキ、タカジュンがつまみ調整もしてくれる。
音量バランス、チューニング、トーンコントロール、ウォーミングアップにと各自が黙々と取り組む。
マサの号令と共に、1曲。
多少の手探りとぎこちなさが散見。
即座に2テイク目。
よしよし、一応は修正完了。
徐々に熱気を帯びてくる。
もうこうなったらこっちのもの。
ノリが芽生えてきたら強気だ。
メドレー、MCの部分、メリハリ、強弱、抑揚のつけ方など、本番さながらに再現。
トランペットのソロはミユキがアルトで吹き込む。
凄いなあ。
アキはキーボードとトランペットの2刀流。
トランペットがいないことに途中で気が付いたほどだ。
穴があったら、なにげに誰言うともなく埋めていくところがこのバンドのカッコいいところ。
ベルトーン、テンポにと、違和感なく完奏。
マッツも必死についてくる。
ミユキ、タカジュンが懇切丁寧に説明してくれるから助かる。
専門用語が飛び交う中、謎の箇所がドンドンと解明されていく。
時にはタカジュンがアレンジまで加えてくれる。
こうやって曲が成長していくんだねえ。
シュウヤもブランクを感じさせないほどのドラミング。
ドンドンと勘を取り戻してきた。
なんたってSTA初ライブからの相棒だからね。
ノイズ混じりな空間も皆無なのでスムーズに進行できる。
マサが長年願っていたコーラスやボーカルの受け渡しがこの日遂に実現して感無量だった。
数日前にツッツとシカゴのライブ映像と共にちょっと打ち合わせしただけだったけど、見事だった。
これは好評を博した。
もっと練り上げていこう。
鬼門のファンクビート・ロック。
シュウヤがゲートエフェクトのかかったドラミングにチャレンジ。
回数やカットの歌やソロを綿密にマサが説明。
全員が一丸となってその曲に挑戦。
これは燃えたね。
ツッツの青春ド真ん中ソング。
デュラン・デュラン好きにはたまらない。
エンディングのアカペラパートも手探りだったけど、やってみたらなんてことはない。
圧巻のホーン、ジョージのグルーヴィーこの上ないパーカッションが彩を添える。
それはお次のソウルナンバーにも言えること。
逐一マサが変更事項や注意点を口頭にて伝達。
小節数で解読する者、実際に音出しして理解する者と様々。
まあ、まとまれば誰も文句は言うまい。
ディスコも火を噴くほどに過激。
きついんだけど、それが伝わらず報われないノリノリなヤツ。
アキはキーボードとコーラスに四苦八苦。
ミユキは軽快にステップまで踏み出した。
恐るべし女子力。
定番のブラスロック連発は手慣れたものさ。
この辺に達したら、本能の赴くままにプレイ。
ツッツも歌詞カードと睨めっこしながらの熱唱。
どいつもこいつもよくぞここまで頑張った。
たいした連中だ。
それでいて深刻な表情をしている者はいない。
これがSTAの底力。
こうやって紆余曲折を経て17年だもん。
シュウヤとマサは初期の活動話題に時折花が咲く。
血と汗と涙の結晶。
な
予備のリズム&ブルースな渋い曲
「いくわよ」「いいわよ」
これが暗黙の合言葉。
ミユキのサックスソロがここでもいぶし銀の音色をブロー。
エンディングのブレイクはマサがシュウヤと再確認して即座に納得。
阿吽の呼吸だ。
呑み込みが早い。
この日、初の演奏とはとても思えないよ。
一通りやり終えたら充実感に満たされた。
小休止中にホットコーヒーのお代わりに興じるメンバー数人。
残った時間はマッツのリクエストに応じる。
濃厚な追い込み。
疑問の部分のみピックアップしてプレイ。
いい感じに仕上がっている。
「あと1曲やって終了!」
ビッシリと取り組んだ甲斐があって想像していた以上の実り多きリハだった。
正直な話、不安でしかたなかったのだ。
でもそんなことは取り越し苦労だったみたいだね。
もう今からでもステージに立ちたい感覚さ。
というわけでSTA史上初の2日連続のスタジオリハです。
ちょっと変則的で13日は夜の9時半入り、14日は9時からだ。
シュウヤは例にって先に個人練習の予約をしていた。
やる気満々の意気込み。
オーナーのご厚意によってスタジオは機材類をそのままにさせてもらったよん。
ありがとうね。キンさん!!
修正点や反省箇所もあるから、よりスリリングな2時間になること請け合いだ。
ああ、もう明後日がライブなんだね。
入場無料、パーキングも無料。
たくさんの方々のご来場を心よりお待ちしております。
STAは最もおいしい時間帯に登場。
夕方の5時!!
見逃し厳禁。
迫力のサウンドが轟きわたる。
乞うご期待だ!!
それではまたね!!!