THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,216 FEEL SO GOOD~LIVE in CUBEGARDEN(SMOKIES編)

2024-09-13 21:58:54 | Live Set List
1、15:00~15:30
「SMOKIES」
(ジャンルは・・・・オリジナル・ロック)

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
事細かなるチェックもけっこう厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかにね
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****


会場内に盛大なるBGMが流れ続ける中、観客とミュージシャン達は和気藹々に談笑中。


はい!
いよいよもって本編に突入。
さてさて、早いものでオープニングアクトの時間が訪れましたよ
熱狂的なるファンが多数会場入り
早速最前列を陣取っています

このバンド名を聞いたらもうすでにおわかりでしょうよ。
話題騒然だけに最早説明は不要です。
私がこのバンドを知ったのは去年の同じイベント
(会場は小樽のゴールドストーンだった
私はパープル・ブリンガーでの参加)
タイトル名は「フィール・ソー・グッド」
主催者のアっ子ちゃんに尋ねてみると熱く説明してくれた
「滅茶苦茶にカッコいいバンドなんですよ
骨太で男気溢れるオリジナル曲をハードに演奏します」
いざ蓋を開けてみたらば・・・そのとおりだった。
いや、それ以上に数倍凄い
言葉を失うほどに圧倒されちゃった
こんな経験はマジに数年ぶり
だからこそインパクトも強烈で印象にバッチリと焼き付いていた
サッポロのロックンローラー、ジェームスともこのバンドは懇意にしているようでジッピーホール、小樽の北運河サウンドエナジーなどでもご挨拶を交わしてた
だからこそ今回3度目の久しぶりな対バンを個人的にも本当に楽しみにしていた。
結果ですか‥‥良かったにきまっているじゃあないですか。
それも前回以上にクオリティの高いパフォーマンスは心底勉強になった。
だって更なるスケールアップした姿は本物のロッカーそのものだ
おいおい、そこいらにゴロゴロとたむろっているサッポロ界隈のバンドマンたちよ、ウカウカしていられないぞ
近年スモーキーズの噂は一気に拡散して、方々でその筋のウルサガタを唸らせてもいるよ
実際、オサムちゃんも自分のバンド・スタジオ・リハそっちのけで駆けつけてきたくらいだ

私もちょっと縁があって以来メンバーと懇意にしています
4人共にフェイスブックでも友達繋がりさ

せっかくの機会なのでバンドのプロフィールをば・・・・・

何と倶知安で誕生したスモーキーズ
結成は2018年
でもそこはリハが中心で、主に札幌から小樽、苫小牧、室蘭などあちこちでライブを展開
マルチなプレイヤーも多く全メンバーが他にもカバーメインのバンド活動を慣行。
その際には地元でもライブを行っているのだそうです
元々は「ブルース・スモーキーズ」と名乗っていた
ところが例のコロナ騒動が勃発
思うように活動ができないところでベースのトシくんがオリジナル制作へと着手
リモートでやり取りを重ね、スタジオでもお互いマスク姿での練りこみ
膨大にまとめ上げた楽曲群
ここから現在のスタイルを確立した次第
雨降って地固まる
転んでもただでは起きない・・・を地で証明
最も才能あっての物種
とにもかくにもアクティブな体制
こんな素晴らしいバンドがいたなんて道産子恐るべしだ。
でっかいドウ、北海道の称号は伊達じゃあない。
あ、倶知安のバンドですが・・・・(-_-;)
実は地方都市の音楽が徐々にヒートアップしている
下手な理屈抜きなサウンド展開は必見
正にライブロッカーになるべくして生まれてきたような本物の連中
正真正銘ミュージシャンの鑑だね。
百聞は一見にしかずだ

さあ、さっそくこのいかしたメンバー達の紹介といきましょうか。

センターフロントに陣取ったボーカル・・・日に焼けた逞しきカズ君
ストレートの黒いマイクスタンドを右手にがっしりと握りしめての熱唱
サングラスと顎髭がトレードマーク
全身真っ黒にワイルドな衣装で潔く決めたナイスガイ
自分の出番直前までマサとコアな音楽談義に付き合ってくれたのだ
「たくさん休んだから大丈夫」と気遣ってもくれた
実はバンドを本格的に開始したのは遅いらしい
かの矢沢永吉を崇拝
それはわかるような気がする・・・
パフォーマンスの随所に良い意味でルーツが見え隠れしているもんね
驚いたことに夕張・鹿の谷から引っ越しした男性と友人だとのこと

ギター&コーラス・・・一番の長身タッチ君
愛器は目にも鮮やかで情熱的な白色のストラトキャスター
メイプル指板仕様
フェンダー製の黒布ストラップを着用
彼も全身を黒で統一
やはり長年にわたる筋金入りの、矢沢永吉フリークとのこと
巧みなエフェクター操作や自然なアクションも絵になる憎い男さ
コピーだろうがオリジナルだろうが、ドンドンとアイディアを出してバージョンアップを施すのだそうです
理想的なミュージシャン像だねえ
それは各メンバーもそうらしい
恐るべし個性派軍団

ベース&コーラス・・・トシ君
リーダもつとめています
白いシャツとジャケット姿((´∀`))
サングラスとタイトなスリムジーンズを穿いたラフなルックスが見栄え抜群
毎度おなじみ、思いっきり年季と気合の入ったプレシジョンベースでプレイ
ボディカラーは3トーンサンバースト。
これは長年にわたってずいぶんと弾きこんでいる痕跡が伺えるねえ・・・
ローズ指板
こだわりのフィンガーレストがやたらと目を引くね
フィンガーとピックの両刀使い
もともとスモーキーズでギタリストとして参加していたのですがメンバーチェンジに伴いベーシストに転向したといういきさつがあります。
ポール・マッカートニーとも被るエピソード
つまりはベーシストとしてのキャリアは短い
でもこれを聞いた際、信じられなかったのが正直な気持ち
実際見た時は相当なベース人生を歩んできたと思い込んだくらい
それほどに円熟味のあるスタイルを既に誇示していたのですよ
ほとんどのバンド全体のコンセプトは彼が担当
コンポーザー、アレンジ、果てにはコスチュームのカラーやスタイルに至るまで徹底的にね
それがまた細部にわたって的を得ているんだから、お見事の一語につきる次第さ
心強いスポークスマン
恐るべし才能の持ち主
今後の動向にも要注目

ドラム・・・寡黙なるスガ君
がっしりとした体格でリズムのボトムを常にパワフルに支え続ける頼りになる
グルーヴィーで安定感も抜群のスティックワークを誇る
サングラスとペンダントが1ポイント

サウンドチェックも無事に終了
前置きが大変長くなってしまいました
焦らしに焦らされていよいよ満を持しての登場だ
泣く子も黙って失禁しちゃう北海道が誇る唯一無二の存在
全員男性で編成された剛腕の不動4人組
来るべきその瞬間を今か今かと待ち焦がれて感無量の極致だ

準備万端整いました
何時でもオーケーのゴーサインが出た
アイコンタクトを受けて司会進行のアっ子ちゃんが盛大にアナウンス
「ハイ、皆さん
今日はようこそおいでくださいました
けっこう初出演のバンドが多いですよ
楽しいライブイベントになりそうな気配
さあ!
マジに泣いても笑っても開演の時間となりましたよ
トップバッターは今日で3回目の出演かな
遠路はるばる羊蹄の山麓から駆けつけてくれました
人気者で多方面からも引っ張りだこの存在(ホットタイムにも出演するそうだ)
滅茶苦茶に男臭くってかっこいいですよ
女性のハートを鷲掴み
絶対に惚れますから
たくさんの拍手でお迎えください!」
それでは元気いっぱいに開演といきましょうか!!
OH-YEAH、HERE WE GO!!
OK,ARE YOU READY!
COME ON BABY!!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

「ポーカーフェイス」
波状攻撃の開始
開巻から矢継ぎ早の艦砲射撃
オープニングナンバーから一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
貴重なロックショーの幕開け
もうこれ一発で観客たちの度肝を一気に貫いた
すこぶる爆音ドラムによるイントロから、元気一杯
そこに絡みつくようなリズム・セクション相棒のベースが、うねうねと怪しげなメロディを刻み続ける。
それと共にアクセントを叩きつける。
当然のごとくあちこちから拍手が沸き起こる
ここではグッと場面転換を図ってミディアムヘヴィーの様相を呈する心憎い進行
ストレートすぎるハードで豪快無比
ありとあらゆるテクニックを駆使しながらも最大限の武器として音像の火を噴き続ける
それに負けじと追い打ちをかけるがごとく、切れ味鋭いミュート・カッティングを注入するタッチくん
一聴しただけで往年のサイケデリックなナンバーと判断した
一致団結して右コブシを天高くに力強く突き上げる
おいおい、今までに見てきたスモーキーズよりも数段ギアが上がって神々しくないかい!?
さすが、百洗練磨の猛者集団だけに、客の心を手中に収めるのもお茶の子さいさい
超絶技巧に半端なくドライヴするステージングにこちらサイドは、すでにお手上げ状態さ
グイグイと強引なまでのコール&レスポンスに、いつの間にか引き込まれている自分に気づいた時はすでに手遅れ
言葉を失うほどに、誰もが一瞬で金縛り状態に陥る
彼らの術中にはまるといううってつけの算段だ
何という空恐ろしくも心憎い野郎どもに拍手が贈られる
脳天ヒューズもぶっちぎりにスパークしちゃったぞ
天衣無縫にいざなわれる
思わず唸っちゃうよねえ
まずはご挨拶替わりといったところ
そんなことも含めて、これで掴みは、バッチリとオーケーさ(-_-;)

「「YEAH!次にいきましょうか
・・・サボテン」
間髪入れず、怒涛のメドレーでシンプルなんだけどタイトに圧倒してくる巨大なる音壁とドラミングがストレートに炸裂
巧みなスピードチューンが爆発
先述どおりにべースのトシちゃんはフィンガーとピック弾きとをバリエーション豊富に使い分けるクレバーな演出
痒いところに手の届く配慮とアイディアは特筆もの
研究熱心なところを垣間見れたよう
職人芸的な重低音は群を抜いている
彼にも膨大なバックボーンが時折透けて見え隠れする
そうそう、忘れてはならないのがサッポロが誇る「フラッグ」
こちらも全員が男性のオリジナルロックバンドで編成も同じ。
いつかこの2バンドでのジョイント・ライブも見てみたいものだ
(実際の話、オサムちゃんも猛烈なるエールを送るべく今回やってきた!)
と、一人妄想を膨らませている間にもステージ上では淡々と偉大なるビートワールドがほとばしり続けている
この手のジャンルを模索している輩には是非ともお手本にして欲しいものだ
膨大なるヒントがそこかしこから得られることは間違いなしさ


「はい、どうも・・・・
スモーキーズです
キューブガーデンは今回で3度目
ありがとうございます」

ベースによるドラマティックないぶし銀の重低音から「デッドマン」
ギターのピック・スクラッチが「ギュギュ~ン・・・」と不気味に追随
左右に雄々しく構えるしたたかな弦楽器コンビのポイントは高し・・・・
迂闊にも我を忘れちゃうほど
このバンドは曲のタイトルも粋でムード満点さを誇る
ストレートマイクスタンドを斜に構えるボーカルのスタイルが文句なしになんまら絵になるね
このバンドはルックス、曲、ステージング、そして曲のタイトルも徹底してクールそのもの
もう一点、全員アクションが様になっているんだけれども、一番世間一般に地味と観られがちなベースが最も激しい動きを披露していること
フラッグのオサムちゃん以来のショック
それでいて一糸乱れぬフィンガリングは凄まじい
よほど血と汗と涙の鍛錬を重ねてきた結果なんだろうなあ
努力は決して裏切らないことを身をもって実証してくれたような気がする
所狭しと縦横無尽にステップを踏みながら移動する動線が美しすぎる
ダイナミックに轟き渡るギターのコードも超絶。
これってもしかしたら、レッド・ホット・チリペッパーズからの影響を多大に受けている・・・・?
決して妥協を許さない自己主張が反映された結果かいな!?
だとしたら、狙いは的中のご機嫌ソング
追い打ちをかけるがごとく煽りまくるようにカリスマのトシちゃんによるベースラインが、ブリブリとセクシーなフレーズを描くという算段。
男女のダンサーがもはや居ても立ってもいられないとばかり、ステージ前方に飛び出して踊り狂っているではないか。
それに追随するカズくんの頑固一徹ヴォーカルは、STRONGヴォイスが売りの注目株。
その強靭でエモーショナルな喉はしたたかでかつ痛快すぎるほど。
世良公則ばりにシャープなマイクさばきや、一挙手一投足に目が釘付け。
鋭い眼差しで拳を握りしめて、腰を揺らす挑発的な動きも、ナイスなセンスを伺わせる。
まるでマイクと一体化したような、シンガー然とした振る舞い
そして噛みしめる様に発する歌詞の一言一言が説得力あるエンターテイナー

「はい、どうもようこそおいでくださいました
今日はトップバッターとして責任もって会場を盛り上げステージを温めていきたいと思います
え~~と、新曲を一発いきます
ミディアムなナンバー、聞いてください
汚れた太陽・・・・」
感極まったカズくんが威風堂々と告げる
壮大なイントロから淡々と打ち込まれるリム・ショットが印象的
ハードボイルドな、このバンド・イメージカラーに相応しいねえ、これって
円熟味を増した渾身のシャウトを連発するカズくんに、ときめきを隠せない
しっとりと余裕綽綽に目いっぱい声を震わせる
哀愁のメロディラインが心に染み入る
突き進む意気込みがここに丸ごと集約されているかのようだ
迫力で飲み込まれてしまいそう
最新の照明機材もド派手にライト点滅を繰り返す
ライブの本質をまざまざと突き付けられちゃった。
能書きばかり垂れ流している頭でっかちな輩どもに、王道の生き様として真っ向から提示してやりたいくらいだ。
なめて挑んできたりしたら大火傷をこうむるよ。
ご用心と言っておこう。
起承転結の盛大なるセットリストも絶妙。
トリッキーにまとめあげられたギターソロでも自己主張を企てる
お約束は強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、堂々のフィニッシュを迎えた。
硬軟取り混ぜた巧妙なるアクトショーに、誰もが骨抜きになるほどやられたね

「バディ」
再び脳天直下のごとき雷鳴が叩き込まれる
どの曲も以前に聞いた時よりも更に進化の痕跡が伺える
ここいらあたりから折り返し点
でも全くエネルギーの衰えは垣間見れない
それどころか益々アクセルをふかしている
どこにこれほどまでのエネルギーを蓄えているのか
それにつれて観客のヴォルテージも上がる一方
したたかなる確信犯か・・・・・
1曲1曲がぜい肉を極限に排除して引き締めた構成で成立しているから、もったいぶったような長尺なルーズ・パートは皆無
アップテンポなリズムを主軸に置いて、めっちゃ暴れまわるベース・ランニングが凄まじい
けたたましく打ち込まれるカウベルとブレイクの連発がスリリングな様相を呈している
シンバル類をど派手に叩きまくる、痺れるような危険極まりない、随一のドラムビーストが猛り狂う。
華麗なる乱れ打ちの手数王は打楽器の千手観音
ノイジーなギターリックを爪弾きながら、タッチくんが踊るように最前列のフロントへ飛び出してきた。
その、スマートな様はファン曰く「イングヴェイ・マルムスティーンのようだ!」と絶賛していた。
入れ替わり立ち代わりの速弾きフレーズに目で追うのがやっとさ
素早く滑らかにフレット上を駆け巡る
まるでギターの教科書を見ているようだ
火花飛び散らせての鬩ぎあいは、まだ一向におさまらないようだ

「ありがとうございます・・・・・下限の月」
4カウントが盛大に打ち鳴らされる
何やら文学めいたアートな響きを含むタイトル
これはカズくんの守備範囲
残すところ、あとわずかな時間ということを意識し始めたのか余力を振り絞りはじめてきた
レッドゾーンはとっくに振り切れて、デンジャーゾーンへとまっしぐら。
手拍子の要求にオーディエンスも快く反応。
この空気感はその場にいる者にしか理解できないだろうなあ
一度ハマったらもう病みつきで、抜け出すことは不可能。
会場全体が一体化しての壮絶なる光景。
本物のロックとは何か・・・?
絶妙なライブの神髄とは・・・・?
その答えはスモーキーズのコンビネーションに秘められている。
トシくんの紡ぎ出す、自他ともに認めるアタック・グルーブが痛快。
タッチくんのピッキングは小技がピリリと効いていて小気味よいね。
どうだあ、と言わんばかりに大仰なことをあえてやらかさないで、わかる人にだけ理解してもらえればオーケーみたいな奏法を次々繰り出してくる。
地響き立てて重戦車のごときツインペダル・ドラミング。
四者四様のアクロバティックなプレイが、終局へ向かいながらの雪崩込み。
巨大な岩石のごとく襲いかかる
前後左右、軽やかに所狭しと縦横無尽に入れ替わるフォーメーション・アンサンブル
どいつもこいつも冴え渡る阿吽の呼吸で良い仕事をしています
オリジナリティが、そこかしこに光り輝いているではないか。
羨ましくなるほどの粋なバリエーション

「最高にうれしいです
僕は矢沢永吉さんが好きなのですが、あの人の歌はキーが中々合わないのです・・・・
こんな枯れた喉ではありますが聞いてください
・・・・ハウリング・ソウル!」
あと2曲・・・・このタイトルだけでもどのような曲なのかが良い意味で窺い知れるね
1・2・3!!
鋭くエッジの効いたコードストロークで切り込み隊長を誇る
極上のお祭り気分も全開に達した
ここでもバッチリ虎視眈々と狙いを定めているトシ君
2階席に向けて思いっきり腕を伸ばして指で突き差す
斜に構えたカズくんの声量はフルスロットル
鋼のヴォイスは俄然に衰えることを知らない
厳然としたダイナミズムと、アグレッシブな絶唱の訴えとことんまでに打ち震える
この日のライブイベントにメガトン・クラスな彩を添えている
舞台手前から後方アンプまでを何度もクルクルと回転してのトシちゃん神々しきイデタチ
時にはベース本体をわが身の分身のように軽々と持ち上げ捻り挙げながら操る
まるで体と一体化したかの如く
正確なギター・ソロは、恒例でもある超絶技巧派の誉れ高き連続技
ロックンロール・モンスターの、究極なるエッセンスを忠実に継承している
研ぎ澄まされた衝撃と、途方もないスケールは説得力が濃密
スガくんのドラミングは信頼度高し
安心して各自がプレイに専念できるというもの
一時たりともジッとせずに汗飛び散らせる。
もうここまで辿り着いたならばぶっちゃけぶっ飛びまくるというのも一興

ラストを飾るのは・・・・「YEAH!!・・・・・バイブス」
終盤にこれほどまでふさわしい楽曲はないでしょう
捲し立てるように雪崩込み
振り絞る魂の咆哮がほとばしる
グイグイと硬派な熱波が押し寄せてくる
メンバー全員がすでに全身全霊込めてのプレイに汗だくだ
一切の手抜き無しに動き回る
自然体の様に見とれてしまい不覚にも見入ってしまった
一体全体どこに目を配れば良いのやらと嬉しい悲鳴が漏れる始末
サウンドメイキングも素晴らしい
知らないで聴いているとベテランのプロが作った曲だと思い込んじゃうほど
何から何までもがとってもハイクオリティ
スモークがモクモクとステージ全体へ漂いはじめて、いやが上にも盛り上がる
こいつは効果覿面で、すこぶるエキサイティングだね
この異空間に酔いしれてみるというのも乙なものさ
いっそのこと全力でドップリと体感してみてくださいな
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた。
それも致し方ないだろうね。
正直な感想なんだもん


「はい、ありがとうございます
スモーキーズはおかげさまを持ちまして結成6年目を迎えました
これからも4人のおっさんたちは頑張ってやっていきますよ
それでは・・・・・泡沫の恋」
ロマンティックなパワーバラード
でもこのバンドの一筋縄でいかないところがここでも
どうしても甘ったるいだけの曲調には発展していかない
どこかしらに儚げな余韻を漂わせる旋律がおのずと琴線を震わせてくる
咽び泣くチョーキングが味わい深い
隠し味としてのフィルインが、実をいうと、大きな肝なのだ。
バンドの面々も懇切丁寧に仕上げてきているねえ。
鋼の涙腺も、徐々に潤んできて決壊しそうなほど。
幻想的なストーリーと共に、ドンドンと過熱
その表現力と歌唱力で、新たに虜になったオーディエンスも多いのでは
ハード系路線はもちろんのこと、ファンクなど何でも消化吸収し、取り込む、圧倒的な柔軟性とチームワークに脱帽
ガっとやや腰を落とし気味に、メッセージ色濃厚なるアンセムを紡ぎだすシーンを見つめていると遥か彼方へとトリップしそう
完全燃焼でライブは終了
フィナーレを否応なしに飾る
爽やかな疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました
中身は十分に濃厚
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました
当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる

当然これで終われるわけがない
そんなことは許されない
アンコールの歓声があちこちからひっきりなしに飛び交う

アっ子ちゃんもその場を察してマイク片手に参上・・・って、彼女も上級なスモーキーズ信者
彼女の計らいもあってお応えしましょう、特別にもう1曲。

「いいんですか・・・?
ありがとうございます
・・・・・ブランド・ニュー・キャデラック」
ここにきて初めてカバーを披露
粗削りながらも鳥肌が立っちゃうようなウオーキングベースがエキゾチックな音色を奏でるロックンロールの金字塔
目玉が飛び出すほどのビックリなプレゼント
カズくんがリスペクトしてやまないという伝説のイギリス産パンクバンド、あの「クラッシュ」の作品
アナログでは2枚組の通算3作目の史上最高な傑作アルバム「ロンドン・コーリング」の2曲目に収録
1979年発売
ジャケットデザインも有名
これにより新境地を切り開いた
でもねえ、パンクという単純明快な括りだけで処理するには勿体ない
黒人音楽のエッセンスが根底に流れているのだ
だって、これはクラッシュ自身もカバーしているんだから
50年代のロカビリー・シンガー、ヴィンス・テイラーの代表曲
それをクラッシュ風に小気味よく料理したのだ
カズくんの音楽遍歴の一部を垣間見れたようだ
弦楽器コンビはガっと大股開きのポージング
常にテンションマックスで手に汗を握りっぱなし
これこそがライブならではの醍醐味

「WOW!!
ありがとうございました。
スモーキーズでした!!」
真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした完全燃焼。
このバンド名だけに後は立ち上る煙の余韻だけ・・・・かな
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに才能豊かで器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を膨大に忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
4人もこの空間を堪能していましたよ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ。

アっ子ちゃんがアナウンス
「今日も数多くの観客が訪れてくれました。
ありがとうございます」

さあ、いよいよお次に控えしは、これまたユニークなベテラン勢の登場だあ~~・・・・・・!!!!
彼等も負けず劣らずのクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****

追記・・・・スモーキーズの皆さんはSTAのライブもしっかりと見てくれた
周囲がドン引きするくらいにコアなトークを繰り広げたマサとスモーキーズの面々
そこで名前が挙がったのは・・・・スティング、ポリス、U2、ミッシェルガン・エレファント、ダウンタウン・ブギウギバンド、キャロル、MR,BIG、ジェフ・ベック、オールマン・ブラザース・バンド・・・・ETC

今回のスモーキーズのライブはメンバー異口同音に完成度がピカイチだったとのこと
それ、断然に異議なし!!
プロフェッショナルな形態を完成させるコツを今度機会があったらこっそりと伝授してもらおうッと・・・・((´∀`))


























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VOL,215 夏の終わりの北運河サウンドエナジー13(S・T・A編)PART,2

2024-09-12 13:08:43 | Live Set List


「改めまして!
サッポロ・トランジット・オーソリティです。
皆さん、楽しんでますか!!
(アキちゃんの秘密兵器、鍵盤による大歓声がここで炸裂)
OH,YEAH!
我々は頑固一徹、ブラスロック街道を19年にわたって貫いています
本日は小樽北運河サウンドエナジー・ライブ・イベントということで申し分のない場所だねえ。
ということでして、今回はスペシャル・バージョンですよ。
当然100パーセント濃厚なるシカゴでセットリストを組んでいますが、数曲は超絶マニアック。
見てもらえばおわかりのとおり、本日は我々の売りでもあるホーンセクションをはじめメンバー達が豪華です・・・((´∀`*))
そういうわけで思いっきりゴージャスな内容でお送りしたいと思いますので、最後までよろしく!!
NEXT NUMBER 
・・・・MAKE ME SMILE !!!」

(1・2・3・4!)
ここでもジャストなタイミングで、モッチンによる軽快な4カウントが即座に空間を痛烈に切り裂く。

 ドテッパラに炸裂する一撃が狂おしいくらいに激しく、やはりイントロが常に豹変、それでいてごり押し感なくスッキリとスマートにまとまっているところがやたらと発揮されていて痺れます。

 実はね、この曲、特に小樽界隈でSTAがライブのたび、会場にいる外国人の方達から「MAKE ME SMILE !」とリクエストされていたのですよ。
 あちらサイドのほうにめっぽうウケがいいみたい。
 でもいろいろとややこしい事情があり、これもしばらくお蔵入りしていたんだけど、昨年末からめでたくそれも解除されて、遂に日の目をみたというわけ。
でも再度取り組むからにはグレードアップは常識。
みっともない不協和音も晴れて排除され、STA流の果てし無き王道ともいえるパーフェクトな曲になったよね。
 最近のS・T・Aはけっこう、こいつに馴染んできたよ
(ホーン隊にとっては鬼門かな!?
だってトロンボーン・プレイヤーが作った曲だからね)。
この曲でもリード・ボーカルはマサ。
近年トライ中なんだよ。
すこぶる苦労しましたよ。
マサはユラユラと腰振りダンスで観客を誘惑?・・・・挑発??。
アキちゃんは、ここでも、相変わらず虎視眈々と大奮闘。
(先輩たちは優しく彼女を好サポート)
 血沸き、肉踊る現象とはまさにこのこと。
各メンバー達は多方面の分野にまたがり、八面六臂のフル稼働をしているから、このくらいお茶の子さいさい。
クールでニヒリストなタカは、なかなか堂に入ったプレイスタイルで、男ならではの色香をタップリと漂わせて吹き込む。
真横で負けじとハマピーもハイノートヒッター。
これにはマサも、毎度のごとく鳥肌が立つのだとか。
4管という編成だけでも贅沢すぎるのに、ホーン4人とも全くタイプの異なるプレイヤーゆえに面白い化学反応がしょっちゅう勃発するものだからたまらないよ。
 シンセによるバッキングは疾走感の塊のようなシカゴ流ブラスロック代名詞をはかる。
エンディングではコバちゃんによるトリッキーなる16フュージョン仕込みの速射砲ピッキング・ギター・ソロ
(アキちゃんが特に好きなところ)。
コバちゃんのギター音って大きいんだけど、ちっとも耳障りだったり、うるさく感じたりしないんだよね。
これってやっぱり丁寧で巧みなる音作りだ
最早アートの領域に踏み込んだ感あり
特にトーンが美しい
(トモちゃん好みの音なんだそう)
性格や人間性が如実に反映されることを実証してくれた好例
特筆すべき点は最前列のオーディエンス達。
爆音に圧倒されて、けっこうきつかったらしんだけど、バッチリとのってくれてこちらもゾクッときちゃったさ。
ブラス隊による緻密に構築されたアレンジの妙が、更なる完成度と緊張感を増幅させつつも第1楽章を終了
(本来ならば全部で7楽章なのだ)。
 フェイドアウト部分は入念にスタジオで打ち合わせたとおり・・・・・メドレーでいきなり過激この上なき極上のアンセムへとバトンを渡す。

第2楽章はモッチンによる怒涛のフィルインから図太きミディアム・テンポ「言いたい事がたくさん」
 延々と踏み続ける光速バスドラ音が爆発
1分ほどのドラマティック・チャレンジ・ソング
 恋人との出逢いから、想いが交錯して思い悩むストーリーを多分に含んだ不穏さが秀逸。
 マサとバックコーラス(モッチン&アッキー)とのコントラストがミュージカルの様相をも呈しています。
猛特訓したもんなあ
努力は決して裏切らないのだ
その成果が花開いた瞬間をシッカリと目撃した
 重量級なタッチで、ベースがごく控えめに奏でられます。
 前半の暗い曲調から一転、パアッと霧が晴れたかのような心象表現の役割分担も良い仕事しているなあ



第3楽章「不安の日々」も前曲に引き続きの小曲だけれどインストウルメンタル。
(バレー・フォー・ア・ガール・イン・ブキャノンというタイトルが組曲名
初期のシカゴには数多くの組曲があるのですが、その中の最高峰がこれ。
現在もライブのハイライトとして必ず取り上げられている)
静かで厳かなるピアノタッチに、ベースがメロディアスに印象的なラインを描き上げます
この抒情的な曲を披露するのは6度目
初演奏はヴィニーズバーにて。
2度目は記録を紐解くと2019年4月21日(日)の白石区ピグスティ・・・・
「163回のリブレーション」だった
完全に失念していたんだけどね‥‥(-_-;)
メンバーはマサ&ミツ以外違いますしね。
あの時の失態がトラウマになっていて長らく封印していたのです。
でも今回のメンバー達ならば、と奮い立ち熱烈的に再チャレンジしたのですが、大正解!
バッチリとはまった。
期待以上、想像以上の出来でしたね。
アッキーもテコ入れに一役かったし。
ハマピーが正真正銘、一発勝負の哀愁含んだ流麗なる音色でトランペット・ソロ(ニニ・ロッソ風)を。
はたで聞いていてもビックリするほどに完璧再現。
迂闊にも鋼の涙腺が決壊しそうになったほど・・・・(´;ω;`)
後半ドラムとバック陣によるタイトな演劇風ユニゾンも、荒削りながらたいしたトラブルもなく難関突破でクリア
ここでパアッと音世界が華やかに開ける



もっちんの閃きで前曲のラスト音が第6楽章の最初の音になるスリリングな連結アレンジを施した
それがこの「今こそ自由を」
(実は直前のリハまで2音の追加で討論を重ねた。
結局はそれも採用で功を奏した)
これも最近から重要なレパートリーとして晴れて蘇った
新たな息吹を目いっぱいに吹き込んでね
ここの曲も1分ちょっとの超変態的リズムを誇る迷路のようなインストウルメンタル。
この箇所も今回のライブでは全員にとって引き攣る難関。
目まぐるしく襲いかかる落とし穴を通過してようやく辿り着いた。
序盤の想像を絶するアクセントはモッチンも指摘していたけど、最大のトラップ。
テンションマックスのシーンだ。
何度も訪れる難所でもあり見せ場だ。
ボンゾスタイルの爆裂的ドラミングに会場中からヤンヤの喝采が沸き起こる。
とにもかくにも、入り組んだ展開だから生半可な気持ちでトライしたらば即座に木っ端みじんなのだ。
コロコロと景色の変動に忙殺される・・・・正直な話が予測不可能なプログレッシブ。
究極の場面は後半に訪れるベースとトロンボーンによる捻りの効いた珍しきユニゾンライン。
これを2人はものの見事にやってのけたのだ!
スタジオではどうもシックリと噛み合わなかったんだけど、相当に鍛錬を積んできたのでしょう。
バッチリとパーフェクトにはまり込んで乗り切ったよ。
一緒にプレイしていてもそのカッコイイ姿にゾクゾクと戦慄が走ったものです。
ご本家同様にマサ&ミツは堂々とコブシを突き上げてのハイタッチだ
一切打ち合わせ無しのぶっつけ本番のサプライズ
気合も十分にバッチリ
阿吽の呼吸で
「やったあ!!」
磨きがかかってきて冴え渡る音色
実はこれもお約束で見せ場の一つ
アッキーはその様を見ていてとっても羨ましかったんだってさあ((´∀`))
両手を叩きながら喜び勇んで何度も飛び跳ねていた
「自分も一緒にやりたい!!」だって
ここさえ乗り切れば、もうこのライブはいただいたも同然。
大船にのったつもりで、突破していこう。
まだまだ続くデンジャーゾーン!


壮大なる組曲の最終楽章(第7楽章)も1分少々の「愛は限りなく」だ。
原題は「NOW MORE THAN EVER」
シカゴ1970年リリースのセカンドアルバム「シカゴ(邦題はシカゴと23の誓い)」に収録
ジェームス・パンコウの作品
濃厚この上なきラブストーリーからの抜粋
目まぐるしく変化に富んだ独走態勢を誇る集大成
ああ・・・・こういうタイプの曲を演奏するたびにパーカッション&コーラス・プレイヤーが欲しいよう・・・・・と、今までならばしみじみ心から願っていたんだけど、この日はモッチン&アッキーがその両方を心置きなくこなしてくれた。
念願成就。
想いは叶うものなんだねえ。
それもふんだんにさ
初めて聞いた人達ならば誰もが口々に「なんじゃ、こりゃあ!!」と思わず驚愕の雄叫びをあげちゃう拷問のような、それでいて癖になるアート・ロック。
地響きのごときボトムサウンドを打ち砕くようなモッチンのフィルインでメインテーマに戻り、想像もつかないくらいのマーチへ一丸となって渾身のプレイ。
気を抜く暇を全く与えてくれない、ひじょうにやりがいのある曲。
(エンディングではジェフ・ポーカロ風にすっくと立ち上がって連打をぶちかますモッチンは・・・・20カウント引っ張ってと希望を提出)
マサとアイコンタクトを交し合って2度目のジャンピング2段キックでTHE END
出血サーヴィスときたもんだ
最後の1音に到達し終えると、観客達は一瞬我を忘れていたのか無反応状態。
一息入れてから拍手が。
どこからともなく「おいおい、なんまら難しそうだなあ・・・・」という声が聞こえてきた。
そうなのです、難しいのですよ(笑)。
大役をこなしきった清々しきメンバー達の満足そうな表情がどことなく誇らしげだ。
だってまともに演奏できるメンバーが、過去に全然いなかったものでなおさらのことだね・・・・



「NEXT NUMBER・・・・・ALIVEAGAIN!!」
(2021年3月21日ソリッド以来の演奏だ!)
モッチンのスティックから4つ打ちカウント
コバちゃんによるシャープなコード・カッティングがはじけまくる
今は亡き伝説の人テリー・キャスへ捧げられたストレートなるロックンロール。
でもそこは一筋縄ではいかないクセモノバンドのシカゴ。
軽快だけどリズム・アクセントがややこしいとはもっちん&コバちゃんの弁
もっちんとアキはこの曲はイマイチ好みではないらしい・・・・
マサにとっては思い出深きでターニングポイントともいえる重要な作品
1978年9月発売の12枚目オリジナルアルバム「ホットストリート」のトップを華々しく飾る元気漲るチューン
テリーのあまりにもショッキングな死を乗り越えて再起に賭ける尋常ではない意気込みが随所から伝わってくる
2代目のギタリスト、ドニー・デイカスの加入後ニュー・シカゴは同年10月にこの曲をシングルカットして蘇った
マサはこの曲、ずっと音圧に欠けていて不満を抱いていたのです
(重ね録音の再現ができないので・・・)。
最近はマサがリクエストしたホーン・アレンジを加えてくれて解消したのですが、更に今回はキーボードによる歪んだ横綱級コードでバッチリとストレス発散できました
やっぱり、こうでなきゃあね。
おのずとマサのボーカルもグッド・ヴァイブレーション
1番と2番の間奏が変拍子なのでコバちゃん四苦八苦しながらも見事に克服
マサとアキは目を何度も合わせて、ステージの両サイドで飛び跳ねる。
後半に位置するギター・ソロはニュー・パターン。
まずはコバちゃんがサスティーンを狙ったメタリックな速弾きソロで、エキセントリックに区切りをつけて先陣を切る。
コーラス部の後は今回からマサのアイディアでイントロに再び戻るという戦略
(本家がこの曲を最初にプレイしたころのエンディングはけっこうやぼったいアレンジだった
テレビ放映もされたシカゴの来日公演1曲目でこの曲を演奏した際、ドウイエン・ベイリーのファンキーでトリッキーな存在感がインパクトタップリだった断然こちらのほうが素晴らしい!
それをヒントにした次第)
当初はしっくりと噛み合わなかったんだけど、徐々に固まってきたらS・T・Aの秘めたる可能性とグレード・アップにパアッと光が差してきました。
水面下での作戦がやっと功を奏した瞬間なのだ。
バッチリと大成功!



「これらをカバーしているバンドはまずいないでしょう。
じゃあ、調子にのってもう一発いきます
熱冷ましとばかりに場面転換・・・・・
まだまだ、強烈なる傑作をお送りしたいと思います!!
この後に控えしは・・・・
立て続けに、いかしたやついくよ~!
隠れシカゴファン垂涎ものの 残り2曲、一気に攻め込みます!
聞いてください・・・・・
フリー!!!
(邦題は、自由になりたい。
オリジナル・アルバムのシカゴⅢに収録
シングル・カットもされた
ロバート・ラムの作品
彼は甘いポップソングからこのようなハードロックまでジャンルの壁など軽く超越するほどにコンポーザーの手腕をフルに発揮する
シカゴの顔といえば彼の事
この意見に異議を唱える人など、どこにも存在しないでしょうよ)」
モッチン怒涛のテクニカルでキレッキレなフィルインから、図太いドラム音が不気味に炸裂。
強烈なアクセントを目印に、マサがモニターぎりぎりまで駆け出してきて「1・2・3--!!」
 実験的要素満載なチャレンジ・ソング。
実はタメの効いたイントロのドラミングは、トリス・インボーデンによるもの。
あまり深く考えないで、目印代わりに説明を兼ねてマサがモッチンに聞かせたライブバージョン。
「おお!これは、かっこいいねえ。
いかにもスタジオ・ミュージシャンが叩きそうなオカズ!」
これをサラッと最初のスタジオ・リハで再現してくれたものだから、再度モッチンの実力を痛感した次第さ。
素直にリスペクトしちゃうよ。
だって、今までにこの難攻不落なフレーズをプレイしたドラマーは一人もいなかったんだから・・・。
もっともっとと追加フレーズで膨らんでいった
驚愕的に感動モノさ。
今回のバージョンは手前みそながらも最高傑作な仕上がりだったと思う。
さてさて、2分ちょっとの曲なんだけど、その間をメンバー全員が全力疾走するような息継ぎ不可の中間パートに突入。
 世の若者達の悩める想いが交錯するストーリーを多分に含んだ不穏な展開が秀逸。
 マサとバックコーラス(モッチン&アキ)とのコントラストがソウルフルなる様相をも呈しています。
喉が張り裂けんばかりの泥臭い雄叫びリフレイン。
時折ゴスペルチックな合いの手でも、魂の絶叫を重ねる。
重量級なタッチで、ベース&ギターがストレート且つごく控えめに奏でられます。
 疾風のごとく耳をつんざくホーンの狭間に、変態チックなリズムの鬩ぎ合い!
イントロ、エンディング、そして中間部分における変則的な流れはリズムセクションの真骨頂。
スタジオ最終リハ時でも、全員が徹底的にこだわって取り組んだ箇所。
ホーン隊は幾度もテンポダウンを希望しながら、なぞっていたもんね。
本番での完成度はいかがだったかな!?
何度もマサとアッキー、モッチンとで意見を交わす。
ホーンの4人も徹底的に特訓に次ぐ猛特訓
これに挑みかかる情熱は全員が同じ
完全パートスコアをマサが送るとコバちゃんがコードを把握。
これにて光明が見えてきた。
ラインで数度のやりとりをしてマサのベースフレーズに修正箇所を施す。
これでパーフェクト。
コバちゃんのエキセントリックなる采配で問題をクリアした。
大した男だぜ、彼は。
それにつけても本家シカゴの手強さには舌を巻いちゃうね。
ブラス隊含めて全員が残響音を轟かせる中、あっという間にエンディング。
息も絶え絶え・・・・
アバンギャルドこの上ないね。
今度機会があれば、本家本元のヒステリックなる長尺ライブ・バージョンにも挑んでみたいなあ。
(ミツがチラッとそこのフレーズを吹いてくれた)
ちょっと間をおいて、会場から「凄い!!」と声援が飛んできた


****、最終局面を迎えた。
白熱のライブ・レポートは、まだまだ続く・・・・・!!!!****

果てしなき怒涛のライブ攻勢なのだ・・・
もちろん、お約束のメガトン級なナンバーで息の根を止める所存****

「・・・・・今は何時くらいかな?
(チラッと時計を見る)
・・・・・・極上のミッドナイト・ソングでラストを締めくくってみたいと思います」

この時、コバちゃんは素早くエフェクターの操作を終えギターを掲げて小刻みに震わせ来るべきその時を待ちつつも,唸りを発する・・・・・
(段取りは綿密に話し合っていたから余裕があるよん)
「ウィ~~~ン・・・・・・」

マサは前傾姿勢で、モニター・スピーカーに左足を乗せたまま
「いきます!
盛大に盛り上がっていきましょう~!
 松山千春の曲ではないですよ(笑)
・・・・・・25or6to4!!!」 
(EDIT/ VER。
オリジナル・セカンドアルバム「シカゴと23の誓い」に収録。
こちらもロバート・ラムの作品
この曲がワールドワイドにブレイクをして人気を決定づけた)

マサがコバちゃんの方向を左手で指差すと、ドンピシャのタイミングで「ギュイーン!」のスライディングから
「ガガガガガーン!」
ギターが、これ以上ないほどの速さで過激に攻め立てる。
マサも一緒にメインリフを弾き始めると、モッチンも問答無用とばかりシンバル類総出で便乗する形にて熾烈になぞってくる。
追随してアッキー、ミツ、トモちゃんらを交えたメンバー全員が「ヘイ!ヘイ!」
「会場後ろの方も一緒に!!
HEY! HEY!」
驚いたことにメンバー全員が一丸となってそれに連動。
ノリノリに手拍子を交え、しきりに楽器を振っている

いつの間にかアキちゃんは伝家の宝刀とばかり、)黒い真ん丸型タンバリンを手にシェイクしながら元気一杯、ピョンピョン飛び跳ねているではないかちゃ(またもや出番直前にこれを忘れていて慌てて楽屋テント内に取りにいった経緯あり
このタンバリンはよく問題を起こすのだ
別にタンバリンに罪はないんだけどね・・・・)

疾風のごとく耳をつんざくホーンセクションの狭間に、キーボードも参戦でリズムの鬩ぎ合い! 
(この曲でマサは以前にシンセ・ブラス・スコアをアキに送付した。
初代TBコイズミくんの採譜)

あるバンドは「STAはスペシャル軍団」

パープル・ブリンガーのギタリスト、シンちゃんいわく「ギタリストは上手いし、いい音を出しているね~!」

あるパーカション奏者いわく「STAはレベルが高い」

あるトランペッターいわく「STAはブラス殺しのナンバーばかり・・・」

あるミュージシャンいわく「STAは歴史と伝統あるバンド!」」

あるキーボードいわく「STAは憧れ💛!!」

マサは1フレーズごとにステージフロントに並べられているモニター・スピーカーに左足をのせながら移動。

コバちゃん&マサが両サイドのフロントにて陣取り。
この躍動感あるロックなコントラストが長年の理想形だったのさ。

ギターが堂々と、必ず数歩ほど飛び出してきて自己主張を図る仕草。
やはり花形楽器だもんね。

各メンバー達も負けじと大奮闘。
なるほど心強き存在感。

この曲、マサのリードボーカルに、モッチン&アッキーを交えての白熱するコーラス隊体制も、俄然と馴染んできた。

ホーン隊を筆頭に、拳を突き出すタイミングも絶妙。

アッキーも延々と、エキサイティングなジャンプを披露しての挑発。
礼儀正しく優しい対バンのキーボード奏者も、アッキーの超絶技巧パフォーマンスを楽屋口で称賛していたっけねえ。

誰言うともなくメンバー達が合間を縫って
「イェーッ!!」
観客たちも「イェーッ!!!」のコール&レスポンス要求で半狂乱。

もうこれで本当に終わりだと察してか、全員グチャグチャで、どこもかしこも必死の形相です。

STA全員が右手を何度も振り回しての熱演。

更にマサは仰け反って、オーディエンス達とコミュニケーションをはかる。

ヘッドバンギングにて両膝つき、気迫のフォーメーション絡みを続行。

コバちゃんは、虎視眈々、隙間という隙間をびっしりと雷鳴のごときチョーキング・ソロで埋めつくすほどに我を忘れ、ギターの鬼と化し、それに呼応しています。
でも、抑揚のメリハリはバッチリ!!!
ありとあらゆるテクニックをぶち込んでいる様は、まるでギターの教科書、お手本を提示しているかのよう。
あろうことか中央に飛び出してきてマサとの絡みまで演じてくれた
アベさんも加わってきて舞台の上下でがっぷり三位一体化を図る
これにはビックリ!
(マサのジーンズは右膝が2か所も破れて穴が開いてしまった・・・・)
「まさかクールでポーカーフェイスのコバちんがあそこまで燃え上がるとは思わなかったよ」と言うと
「さすがにあの場面では飛び出さないわけにはいかないぜ」
うーん、マンダム~~((´∀`))
締めはエフェクター・ボードのスペースにもどって、ここでも秘密兵器オート・ワウワウペダルを踏み込む艦砲射撃で爆発寸前
(本家のソロをほぼそのまんまに再現。
 これも究極のフィンガリングで完成形とみた。
 オフステージの時にマサはコバちゃんに言った。
テリーのソロを弾いている時って本当に満たされた表情をしているね、と。
そう言われたコバちゃんもまんざらではない様子)。
歴代STAギタリスト中ぶっちぎりのトップクラスでしょう、と太鼓判を押すアッキー

そして数年前からギターソロの後半でやりはじめた、シカゴ・ライブバージョンでのブラス・フレーズをコバちゃんの合図を待ってホーン隊が吹き込む。

トドメはホーンセクションによる、きっつい嘶き音で息の根を止める。

タカ&トモちゃんも、ウォルター・パラゼイダー顔負けなサックスで、他のメンバー達と対等に渡り合う。
難攻不落なパートなど何のその。
パワフルでバカテクの管楽器が4人も在籍しているという贅沢さが、良い方向に作用しているようだ。

オフステージでは控えめで賑やかに楽しい((´∀`*))彼らも、いざステージに立つと強烈なる存在感を放っているのだ。

ウカウカしてなどいられないよ、みんな。
ヤワなヤツならば、一瞬で足元をすくわれるさ。
マサがベースのネックを観客方向に突き出す。
その時、正面に立ってノリノリの可愛い観客が、フレットをポンポンと撫でてくれた。
下手袖に控えていたスタッフとは、はしゃぎすぎて激突!((´∀`*))
ミツがさりげなく譜面台を寄せてスペースを空けてくれたので、モッチンのところまで駆け寄って再びバスドラムに足をのせて、しつこいくらいに煽りまくり、シンバル連続キック攻撃。
更にはネックを振り回しながら、ホーンセクションのところへも訪れて、一緒に爆笑ダンシング。

最近、モッチンが凝っている重ね録りのリズムとフィルを分担したパターン。
ユーちゃんとの絡みを実現しようとこれにはひたすら苦慮しているらしい。
「よし、うまくいったぞ!」と思い、自宅で改めて聞き返してみると納得がいかないのだとか。
超難解な作業だ。
曲の細部までをも、若い頃から聞き漁っていたからこそ、こんなところもトコトンにまで超絶なるこだわりがあるみたい・・・・・。
しかも、リラックスしながら、ユーちゃんと和気あいあい楽しそうに不敵な笑みを浮かべつつね・・・・。
これらを最近はユーちゃんのティンバレス(高音部)とのアンサンブルでようやく見事に再現してのけた。
恐るべき究極のツワモノ・コンビ誕生の瞬間を目撃した
大体にして、こんな、奇想天外な発想にトライすること自体が、無謀すぎるよん。
本家はもとより、カバーバンドでも見たことも聞いたこともないよ。
いつでもどこでも、実験的な精神ほとばしる遊び心を持っているロッカー達。
もう少しで恍惚の領域に到達するのではないか!?
これも血と汗と涙の果てに得られる特権。
当然、並々ならぬ実力と経験とシカゴ愛も備わっていなければ話にならないね。

メンバー達が俄然色めき立ってきた・・・この状況。
どいつもこいつも、ビックリするぐらいに凄い奴らばっかりだ。

何が飛び出して、どんな展開になるのか。
我々にも皆目見当がつきません。
まあ、こういったスリリングな崖っぷち綱渡りパターンも、STAトラの穴ならではの持ち味だね。
やはり役者がヒトアジ違います。

マサが自分の楽器を垂直に突き上げて、揺すりまくるの図。

尚もコバちゃんのソロは轟き渡り、ホーンセクションは管体が破裂するんじゃない!? と、思えるほどの気迫プレイをクローズ・アップ。

撮影スタッフがSTAのメンバー達を追うのは大変な作業だ
(事前に、ミキサーへは、とにかく思い切りサイケデリックにアーティスティックにヘヴィーに音作りしてと希望を提出しておきました。
相変わらず無理難題な注文だよなあ・・・・・・・・・笑)。

プレイしている我々でさえも、痺れちゃうほどの高評価を下したくなる。
不気味にステージではドンドン効果を倍増させるべき企みが虎視眈々と張り巡らされていく
エンディングではベースのネックを天高くに立てホップステップ。
ベースギターを肩からはずして、頭上高々に掲げるポーズ。
いつもならばここで終了なんだけど、この日のプッツン度合いは異常だった。

多分、数年前の7月に食らった「小樽の旋風」に対する憂さ晴らしか!?
もう制御がきかない。

あまりにも危険とメンバーや観客たちからクレームが入りお蔵入りしていたアクションも、いきなり首をもたげちゃった。
ベースギターを脳天に乗せての衝撃音・・・・しつこいくらいに「グワングワーン!!」。
さすがにベース破壊とアンプにガソリン爆破と客席落下はなし
・・・・当たり前だよ(爆笑)
とどめはベースをマシンガンに見たてての抱きかかえ連射攻撃してからボディを目前に突き出す。
最前列に陣取ったカメラ小僧達もシャッターチャンスとばかり、激写に次ぐ激写で忙しそう。
ノイジーな悲鳴をあげるベース「グワ~ン、ギュワーン!」。
小樽で以前、可愛い弟分のサッサが「マサさんはいつもあれだけ複雑で難解なベースラインを弾きながらよく歌って動き回れるなあ」と感嘆の声を寄せてくれた。
これは快挙だ!

極めつけのフィニッシュは
素早くアンプ横のスタンドにベースを置いて
前方に走り出し「YEAH!!」
一礼して、マサが再びモニター・スピーカーの上に上り、3度目なる豪快空中2段蹴り一閃!!!
着地してからは「押忍」の構えも取り入れた
(カメラ小僧たちが空中浮遊マサ会心のショットを撮ったそうだ
この日、一番の作品だとのこと。
皆にも見せびらかせてた((´∀`))
その様を後方からスタンディングドラミング状態でずっと見ていたもっちんは爆笑🤣



「ありがとうございました。
喜んでいただけたでしょうか?
我々も堪能しちゃいました
存分に暴れさせてもらいましたよ」

興奮状態の斉藤さん
「あの・・・・ビックリしましたあ・・・・・」
としばらく言葉を失っていた((´∀`))
熱気が漂う豪放磊落な祭りの後の静けさ・・・・
「足を骨折しなかった・・・??!!
あ、それって俺のことかあ・・・((´∀`))」
自虐なギャグをぶち込んできた憎い男(-_-;)・・・・・


****心底、全員にお疲れさまでしたの言葉を送ろう。
心地よい疲労感に包まれた。
もう何も思い残すことはありませんよ・・・・と満足そうで笑顔いっぱい。((´∀`*))
シカゴの硬派なカバーバンドという重責を、軽く十分に果たしてくれました。****

会場内に流れるBGMはスティックスの「ベイブ」
ジミ・ヘンドリックスで「サード・ストーン・フロム・ザ・サン」

温かい拍手に感謝です。
一通りのご挨拶を済ませて、電源オフ、コードを抜いて後かたずけに取り掛かりはじめるメンバーたち・・・・

これこそがライブならではの醍醐味
真剣勝負の真髄。
ある観客からは直々に「セットリストの全曲が申し分なくたまらない・・・」と感想をいただきました。
やっぱりあれやこれやと取り上げて大正解でしたなあ。
ある程度は、確信犯なんだけどね・・・。((´∀`*))

一致団結の賜物。
メンバー達の知り合いも見えていたんだけど、STAを見たのは初めてだ、という人が多数いて異口同音に衝撃的だったらしい。
(トモちゃんの上司も観覧
何とシカゴ・ファンなのだそうだ!
素晴らしいお方だ!!
タカのお父さんもまたまた来てくれたよ
理想の父親と息子像だね
そのタカは9月14日に晴れてめでたくご結婚されます
おめでとう!!!)
もちろん想像以上のパフォーマンスに話題騒然だったことは当然でしょう。
多方面からの反響も上々で、益々株があがったね。
新体制での小樽・北運河サウンドエナジー石造り公園噴水広場初進出は、手ごたえも良好。
(というか、他でもけっこう同一メンバーで臨んだ試しがないかも・・・(-_-;)

この後には珍しく控えスペースで、メンバー一同が絶えず出入りしているミュージシャン達とリラックスしながら笑いを交えて歓談と写真撮影に勤しむ。
こんな事も今までは滅多にありえなかったことだ。

興奮状態の対バンのベーシスト君がマサの元に駆け寄ってきた。
「控えめに言わせてください・・・最高でした!!!」
とあるバンドマンも珍しく賛辞を贈ってくれた。
「特に鉄壁のホーンセクションには圧倒されました」
「今のSTAは以前とは比較にならないくらいのまとまりで迫力があった。
ビックリしちゃったあ。
マサさんがとっても嬉しそうに演奏しているのも印象的」と述べていたそうだ
よく見ているもんだねえ。
ある対バンからも後日のラインで「・・・受けたよお!」と賛辞を贈ってくれた。
だからこそ、これ程度では微塵たりとも、浮かれたり、油断したりできないものだ。
身の引き締まる思い。
油断大敵。
とにもかくにも、嬉しいコメントばかりだね。
わかる者には、難しい説明なんて皆無。
フィーリングで以心伝心!
大風呂敷を広げている暇なんかあったら、有無をも言わせぬ音を一発でいいからぶちかましてみろよ・・・ってなあもんさ。

確実にSTAは良い方向に向かっている。
バンド内の輪を台無しにするノイズ人間なんかが介入する余地なんかはなし。
有言実行に尽きる。
たった今まで演奏していた内容に対する満足感が、ここでのメンバー達の表情に集約されています。
手ごたえ溢れる、充実感の証明。
当然一人一人、反省点は数々あれど、以前と比較しても飛躍的に伸びてきています。

耳の肥えているシビアな対バンや観客達が言うのだから間違いなし。
同じ過ちは繰り返さない。
それを糧にもっと向上心を養っていこう!

方々からも、膨大な写真や心温まるメッセージを送ってくれました。
励みになるなあ。
痒いところに手の届く若きプロフェッショナルなスタッフさんたちにも改めて感謝の意を表します。



これで今回のライブレポートはすべて終了
((´∀`))

ライブ後のドリンクと食事が至福の味で筆舌に尽くしがたい。((´∀`*))

追記・・・マサはパープル・ブリンガーのライブ終了後、シュアーのワイヤレス受信機をそのままステージ上に忘れていた・・・・
下手ステージギリギリの床に置きっぱなし
下は噴水の池
危なく水没するところとミワくんが救ってくれた
STAがセッティングしている最中ミワくんに教えてもらいそのことを知った
ヒカル君曰く「もう少しで落ちるところでした・・・」
申し訳ない…以降気を付けるよ・・・・(-_-;)

予告編・・・・・
さあ、早くもニューラインナップによるSTAが217回目の10月末、初の恵庭ライブ・イベントに向けて虎視眈々と狙いを定めているよ
(サウンド・ガレージ)
先輩フジリンの企画
めっちゃくちゃ綺麗に改修されて広々としているらしい
お馴染みのガッシリとしたステージは健在
ああ・・・・楽しみ
要注目だ。
2024年、後半のSTAも、遠慮なくシカゴを中心としたブラス・ロック道を開拓して前進するのみ!!
実はすでに予定は膨大に進行中!
(11月まで、ほぼスケジュールは埋まりつつある)
まだ見ぬ輝かしい世界がたくさん控えているんだからね。
独走態勢を誇っている
また話題を独占するなあ!!
半端なコケ脅しが嫌いなタチなものでしてねえ!!

VERY SPECIAL THANKS TO・・・STAFF&FAN&BEER&GEORGESAN&MINATOKUN&KANONCHAN&MR,SAITOH&MIWAKUN&HIKARUKUN&TEZUKAKUN&TOMIECHAN&RAIRACHAN&HIME&DICKEY YANO&TETSU&BERRYJAM&SUGARLESS&DATECHAN&MINERAL・WATER&ARAYASHIKISAN&DOGTAG&YUMICHAN&ABESAN&40KOUCYU&MIRAGE&KUDOHSAN&NISHIYAN&UNCLE CATS&YOSSY&JINSAN&SUGICHAN&FUJIISAN&BOZ PRO&SHOCKSS&MIKIMIKI&SECKY&RANACHAN&CANDY CHEESE BLACK PEPPER&NAKAYAMAKUN&VERY HOT&KURUKUN&GREEN TEA&HOT DOG&EDAMAME SNACK&AKICHAN&CALBEE NON FRIED SNOW PEAS&IKU&KEI&CHAPPY!!!





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VOL,215 夏の終わりの北運河サウンドエナジー13(S・T・A編)・PART,1

2024-09-12 10:36:20 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

日中は日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほどだったけれども、徐々に涼しい風が吹いてきた
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、ここいらに来たら周囲はすっかりと夕闇に包まれてしまった
いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

まずはステージ上にセットされている機材類のご紹介をします。
キーボード用のアンプにローランドのJC-40。
ベース・アンプはご存じのハートキーシステムで、
410BASS module-2。
HEAD HA7000。
ドラムセットはご存知、茶色い光沢のシェルが美しいパール。
ギターアンプはマーシャルJCM-900とJC120の2台が用意されている。

ムンムンに熱気を帯びた会場内で絶えず流れ続けているノリノリの素敵なBGM
めっちゃムード満点。
 バンドの入れ替え中・・・・・ザ・ビートルズの「ヘルプ」&「ペーパー・バック・ライター」&「デイ・トリッパー」「ア・ハード・ディズ・ナイト」「ひとりぼっちのあいつ」「ドント・レット・ミー・ダウン」
ビージーズ「イン・ザ・モーニング」
レイ・パーカーJR「パーティ・ナウ」
グラス・ルーツ「今日を生きよう」
ストローブス「パート・オブ・ザ・ユニオン」(あのリック・ウェイクマンもメンバーだった・・・でもこの1年前にイエスへ加入してしまったからここでは演奏していない)
ダイアナ・ロス「イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」
ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ「愛と青春の旅立ち」(究極の名バラード)
レインボウ「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」
KC&サンシャイン・バンド「シェイク・ユア・ブーティ」
EW&F「セプテンバー」
ボニーM「サニー」
アラベスク「フライデー・ナイト」
クインシー・ジョーンズ「愛のコリーダ」
オリヴィア・ニュートン・ジョン「レット・ミー・ビー・ゼア」
ニール・セダカ「オー❕キャロル」
ザ・ヴェンチャーズ「急がば回れ」
スリー・ドッグ・ナイト「喜びの世界」
ジョー・ウォルシュ「ロッキー・マウンテン・ウェイ」
ランナウェイズ「チェリーボム」
「ゲット・イット・オン」(T-REX)
「ミスター・ロボット」(スティクス)
「遥かなる影」「スーパースター」「イエスタディ・ワンス・モア」(カーペンターズ)
エルトン・ジョン「ユア・ソング」
そして、ハミルトン・ジョン・フランク&レイノルズで「恋のかけひき」
アキはボーカルや曲の雰囲気が布施明か尾崎紀世彦みたいだなあ、とほざいていたさ((´∀`*))
もっと勉強しなさいな!
もうこれだけで、気分は高揚するんだからねえ
ウイルソン・ピケットの「ダンス天国」で派手に決めて、締め括りはサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」・・・・・そして思いっきり渋めのジャズ(これにはSTAのミツが敏感に反応していた!)
シットリと感動的でムードが盛り上がるねえ

それでは景気よくライブレポートに突入と参りましょうか!
心行くまで楽しんじゃおう。
下手な屁理屈抜きにして、それっきゃない!!

皆さま、お次の番だよ
ここで我らがSAPPORO・TRANSIT・AUTHORITY
最後にたっぷりとお送りしますよ((´∀`))

****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

時間をちょっとだけ巻き戻してトリ前へ勢いにのって突入
早速いきましょうか!!

****いよいよ、メインイベント、我らがTHE SAPPORO TRANSIT AUTHORITYが満を持しての登場となりました!

心して読んでくださいね。
それではよろしくお願いいたします。****

さあ、お待たせしました!

「THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY(S・T・A)」の出番が、遂にやって参りました。

会場の周囲は石造りづくめ。
倉庫はもとより、トイレから公園の噴水、池から全てです

ブラスロックバンドSTAはこのイベントでの出場回数では最も多い13年連続の13回目を記録
(メンバーはその都度違いますが・・・リーダーのマサのみが皆勤賞)。
ちなみにコロナ禍もろもろの諸事情により、ここ北運河噴水公園ライブは2019年8月18日の日曜日から、去年8月28日(日)の間2年間は空白期間だったんだよ。

まあ、そんな能書きはどうでもいいこと。

次々に飛び出してくる多種多様なジャンルからなるバンドに、相当刺激を受けたご様子のSTA。

それでは、ライブ・レポート決定版のはじまり、はじまり~!!

STAは結成以来19年以上にわたり、毎月必ずライブを敢行しています。
(3年前のコロナ騒動で、それも途絶えてしまった次第・・・・・(´;ω;`)

開放感溢れる屋外ライブは、理屈抜きに気持ちよくって大好きだ。

短い北海道の夏を満喫するべく、メンバー全員いつにも増して力が入っていますよ。

2日間にわたって開催された恒例のライブイベント。
前日の土曜日は台風上陸の報で雨が心配されましたが、なんとかそれは回避
・・・・・でも特製ビニール屋根を設置していたそうです
・・・・・・・・・・・スタッフが天候によって迅速に対応する中での出演者は、かえって大熱演だったそうですよ。
・・・・まあ、それもライブの醍醐味さ、などと不敵に語っていました。
皆、こんがりと日に焼けていたなあ・・・・・。

毎年悪天候に見舞われているけれども、誰が雨人間なんだ!?と嘆きの声しきり。

ヘンな話、雨降りも名物となりつつあります。
週間天気予報も微妙な感じで報道しているし・・・・。

プレイヤー&オーディエンスにしてみたら、たまったものではありませんが・・・・などと言っていたら、最終日の日曜日は珍しくも最後まで好天に恵まれたのでした
(パープル・ブリンガー&STA出演共にね。
それは去年も同様だった。
さすが伝説の晴れバンド!!
神話は紛れもない本物)。

やはり一生懸命に祈ったのが、功を奏したようですね((´∀`*))。
何はともあれ、最大の天敵は雨。
それさえなければ、もうしめたもの。
ライブに全力で集中して、最高のパフォーマンスを披露するっきゃあないですね。

S・T・Aの出番は、トリ前の一番に美味しいところ(去年も同じ時間帯だった)。

毎度のことながら、今回もちょっとしたトラブルが勃発しましたがね・・・・(-_-;)。

次々早めに到着したメンバー達はテーブル席につくなり、スコアを広げて冴え渡るほどのアイディアをドンドンとひねり出していきます。

「ここはこうしよう。
このソロではアヴァンギャルドなプレイでサポート。
イントロはハイハット刻みで。
テンポはしっかりとキープ。
いっそのこと、このパートはコール&レスポンスをぶちかましてみない?」などと出てくる、出てくる。

悩んだり、不安な空気は皆無。

皆が皆、目を見張るほどの素晴らしいアンサンブル。

和やかに進行して、あらよっと基本の形が固まりました。

例によって毎月、メンバーの入れ替わりがありますが、もはや慣れっこ。

で、今回の一番大きな目玉はと言いますと・・・・・北運河STA初参加メンバーがいた事!
ハマピー、トモちゃんという最高の救世主には狂喜乱舞!

今回はスケジュールの関係上残念ながら不参加だったユーちゃんは、他のバンドで出演している時から、STAには興味を持っていたのだそうですよ。
「上手いなあ・・・・」と。

モッチンはしょっちゅう対バンで顔をあわせていた。
一昨年の北運河でもサングラス姿で、テイクオフとして出演していたしね
(その時だけ豪雨だった・・・・・)
それ以来、お互いに交流を深めて、STAに合流したという次第。

コバちゃん・・・・実はかなり前、この同じステージでぶっつけ本番でシカゴを1曲だけ演奏したことがあるのだよ!
あれはSTA史上に残る大事件だった。
北運河当日に、その頃のギタリストが急遽参加不可能という事態に陥ってしまった・・・・。
その時、自宅が近所だというコバちゃんが、たまたま会場に見学に来ていた。
で、その場で事情を説明したら「ああ、あの1曲だけならば弾けるよ。
今からギターを取りに行ってくる!」
と快諾してくれた。
コバちゃんの後ろ姿から、後光が差していたのは言うまでもない。
他の曲はトロンボーンやキーボードがソロを引き継いだりして、結局はいつも以上にエキサイティングなバカ受けパフォーマンスだった。
もちろん、本格的にSTAの北運河サウンドエナジーで1ステージ丸々コバちゃんが参加するのは2度目!

更に、ベテラン・プレイヤーのミツもひさしぶりに合流。
彼は長年のインターヴァルを重ねるうちに、マサと再び意気投合。
その流れで先月に引き続き、今回の参加も決定したというわけです。

各人共にスタジオ内でプレイしているうちに、メラメラと闘志に火が点いちゃったみたいです。

やっぱり屋外の空気は格別だとのこと(爆笑)。

結局は8人編成という、驚異の強力でゴージャスなるバンド編成とあいなりました。

これはひじょうに濃厚な組み合わせだ。

ステージに全員が上がれるか・・・ちょっと心配だったけど・・・・。

ただ人数が多いというだけではなく、どいつもこいつも猛者揃いだもんね。
一筋縄ではいかない。
経験豊富な連中ばかり。

ホーンセクションのキーマンでもあるウッドウィンズ奏者タカちゃんも、元気な姿で一緒に舞台を踏んだよ!

彼等は短期間でのスタジオ・リハーサルで(2回きり)大きなプレッシャーを抱えこみ大変だったことでしょうよ。
でも面白いことに、各自が崖っぷちに追い込まれれば追い込まれるほど、不屈の精神がたぎっちゃうものなのですよ、このバンドは。

結局は全員が揃ってのスタジオ・リハは少なかった・・・・。
リハは1回のみ参加のメンバーもいたし。

迫りくる出番を心待ちに虎視眈々と獲物を狙う目つきで、気合が入った面構えの筋金入り本格的音楽集団。
時間がきて、ステージに颯爽とのぼったメンバー達。
(マサは観客のお婆ちゃんに話しかけられて、ちょっと遅れ気味にステージヘ・・・・)

バンドの入れ替えには10分が用意されている。
((´∀`*))

人数が多いからポジションの確保だけでも一苦労。

夕暮れが本格的に迫ってきた・・・。

司会のサイトウ氏がアナウンス

「ありがとうございます。
まだまだこの後にも、素敵なバンドの皆さんが登場します。
変わらぬ声援をよろしくお願いします。

続いてのバンドもすっかりとお馴染みとなりました。
ザ・サッポロ・トランジット・オーソリティのステージをお楽しみいただきます」

各自立ち位置を決め、チューニング、ウォーミングアップも完了。

コバちゃんはさりげなく、高中正義のギター・フレーズを爪弾いている。
セット中のマサはアベさんと握手したり、挨拶にみえた女性に対して軽く会釈を交わしている。

その時、次に出演が控えているバンド達も続々と到着。
マサと手を振り合う。

新人のヒカルちゃんという若手による音響スタッフは先月の浅草橋でも大活躍。
照明を請け負ったテズカくんも一緒にテント内からステージへと動き回っている。
もちろんミワ御大が、ミキサー卓前で常に鎮座。

彼らはマサがいつも手渡すSTAセッティング表やらの詳細用紙に目を通してくれていたようで、すべてにおいてバッチリだったよ(笑)。
マサ使用のワイヤレス2機(シュアーのヴォーカル用とボスのベース用)周波数、ギタリストはどのメーカーの設置アンプで弾くか、ホーンセクションの立ち位置とマイクスタンドや譜面台の云々等々・・・・。

しかしミキサーSTAFF達は、概ね酸いも甘いも熟知しているのだ
そしてSTAに関して、最近すっかりと熟知してきたのでテキパキと接続作業を組み立てていく
「大丈夫!
いつもの内容ですよね!」と余裕しゃくしゃくの表情
シュアーのワイヤレスシステム、キーボード、ホーンのマイクと順々に効率よく接続していく。
おいおい、モッチンはホーンセクションの2人を写真撮影する余裕ありかいな(ピースサインでポーズ・・・・笑)
アキも便乗撮影に興じているし。

注目のポイントをいくつか!!
いつでもハードスケジュールなハマピーはこの日、実は札幌東区でオーケストラのリハだった
時間調整してもらい中抜け
時間ギリギリに小樽の会場へ悠然と到着(マサが事前に地図で説明済み)
で、STAの本番を終えたら再び札幌の東区オーケストラ・リハへ戻っていった
彼の事を今後は驚異のスーパーマンと呼ぼうね((´∀`))
マサは2バンド出演のため、お色直しを施す
長年はいていたジーンズは6月のライブくらいからあちこちに穴が開き始めてきた・・・・
両ひざやお尻の部分が悲惨な状態に・・・(´;ω;`)
アキは超貴重なるジェリーのロゴ入り黒Tシャツ
更にはおニューのピンク・テンガロンハットを被って臨んだ
ちょっとブカブカらしく、暴れたらガクンと前にずり落ちてしまったらしいが・・・(-_-;)
そして、いつもとかなり違う編成だということ
(パーカッションなし、去年は2管だったところ今年は倍の4管)
やっぱり、最大のポイントはSTAへ横並びにズラッとツワモノ達が参入してきた瞬間だ。
身震いするほどの感動をおぼえる。
これがまた、すこぶる好評。
スペースにもゆとりがあり動きやすいと喜ばれていたよ。
非常にありがたいことだ。
それでも、今回は別件でちょっと厄介だったみたいだけど・・・・

今年STA恒例の掛け持ちミュージシャンはやや少なめで3人
マサとアキは他にパープル・ブリンガー
コバちゃんはメインのショックス

各モニタースピーカー、マイクの確認。
これで安心したよ。
(ちなみに若い2人のスタッフも徐々に管楽器の音つくりに慣れてきたようで頼もしい限りだ。
勉強熱心だもんなあ)

何度も2人はステージとミキサーボードの間を行き来しつつ、その手際の良さといったらもう惚れ惚れするほどだ。

ミワくんの要望でホーン隊全員揃っての一世音出し。
軽く曲の触りを全員でプレイ。
壮観の一言だあ。
(この選曲に、一瞬だけ意見が割れたけど)

次いで、ミキサーの指示にしたがいサウンドチェック。
ステージ上のスタッフとミキサーとの打ち合わせ。
ホーン隊が順々に音出し。
これ、各メンバーのプレイだけで場が和んできちゃった。
それぞれに持ちネタがあって、個性がよく出ているのだ。
セクシーで官能的なソロ、アニメソング、競馬のファンファーレ、映画のテーマまで飛び出した。

ベース、ギター、ボーカルとどんどん音がまとまっていく。
なんとなく、この場面だけで観客に受けているんだけど((´∀`*))

その最中にも会場には爆音でノリのいいBGMが流れ続けているので、軽やかなステップでステージ前にてダンスに興じている観客多数。
その光景も最早おなじみだね。

それに彩りを添えるべく、マサがさりげなくバッキング。

モニタースピーカー、アキちゃんのキーボード、ホーン隊のポジションは若干後方や上手に移動・・・。
ミツとマサが直前に話し合ってホーン隊の位置はやや上手に決定。
ほぼ打ち合わせ通りに進行。
「マサさんが走り回れる面積はこれで確保した!!((´∀`))」とのこと

観客は当然として、スタッフや対バン達までもが色めきだってステージに熱い視線を送っているのが痛いほどに伝わってくるよ。
途中で気が付いたんだけど、この日の出演バンド中、ホーンが在籍するバンドはSTA以外だと数バンドだったさあ。
これって近年では珍しい現象。
年々、ホーンのバンドが増えているんだけどねえ・・・。

あれ!?
な、な、なんと、7分ほどで皆、準備完了しているではないか?!
なんという素早さ。
特に以前のドラマーだったら、必ずセッティングに、もたついていたんだけど、モッチンは、さすがいつでもどこでも関心するくらいに、手際よくって素早い。
マサが一番時間を擁していたから焦った
(ベースの音が接触不良なのか途切れがち・・・・・・ヒカルくんが懇切丁寧に対応してくれた・・・・笑)。
こういう面も今のメンバー達の素晴らしい点だ。
効率がいいんだもん。
メンバー達が各ポジションについて、ウオーミングアップ、チューニングに勤しむ
セットアップ開始!
マサが逐一全員とアイコンタクト。

そして準備万端整った頃合いを見計らってテズカくん、ヒカルくんが、マサに大きな輪を作ってオーケーのサインを送る

それでは前置きが大変長くなりました
さあ、いよいよ佳境だよ

ここいらで本編に入ります!
・・・・(-_-;)
十分に余裕があります。

若きヒカルちゃんはステージ上で俄然スタッフに徹している
斎藤さんがからかう
「メンバー達から声がかかっているよ
ちゃんと働いてください((´∀`))」
ガム・テープを貸してくれたテズカくんにも感謝


さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持してのショーが幕開けだ
((´∀`))

14番目の出演バンド「稲葉美紀DEAR FRIENDS」と入れ替え

照明が落とされているけれど、観客たちの視線がジリジリと伝わってくる。
それまでは軽快な心地よいシティポップ系がBGMだったんだけど、STAの時だけ何と「スペクトラム」の「イン・ザ・スペース」が流れてきた。
マサが即座に反応した!
「最高のSEだあ!!これってもしかしてSTA用の選曲!!??」
セッティングに汗しているスタッフが不敵にニンマリ!
憎い心使いだねえ
それにこたえて全曲をシカゴ初期の金字塔で一大網羅
お約束のヒット曲を手始めに、ちょいマニアックな通受けする曲、果てにはドラマティックでコアなプログレッシブ組曲までを盛り込む
俄然、燃えてきた!
「さあてと、そろそろいくぜい!!」
瞬き厳禁
心してご参加くださいませよ((´∀`*))

15、18:30~19:00

賑やかなBGMに誘われてワイヤレスマイクを手にした斎藤氏が、会場の後方受付カウンターからステージへと向けての司会進行役
バンドの入れ替え中もこのように場をつなぐ配慮を怠らない
「お待たせしました!
小樽北運河サウンド・エナジーはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
昨日に引き続きピーカン
暑いのも考えものですが・・・・
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど、今日はスタッフに徹して1曲も歌いませんでした((´∀`))
演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
この後にも熱いバンドが出演しますよ
素晴らしいサウンドを披露してくれます
興味津々のジャンルはシカゴのカバーが中心。
更にパワーアップしてきました
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです。
応援のほどをよろしくお願いいたします!
それではSAPPORO TRANSIT SUTHORTYの皆さんです
もうしばらくお待ちください・・・・!!」

盛大なるアナウンス導かれて、豪華絢爛なるショーの幕が切って落とされた!!

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
悪しからず・・・(-_-;)



***SET LIST***
1、INTRODUCTION
2、SATURDAY IN THE PARK
3、MAKE ME SMILE(ぼくらに微笑み)
4、SO MUCH TO SAY,SO MUCH TO GIVE(言いたい事がたくさん)
5、ANXIETY MOMENT(不安の日々)
6、TO BE FREE(今こそ自由を)
7、NOW MORE THAN EVER(愛は限りなく)
8、ALIVE AGAIN
9、FREE(自由になりたい)
10、25OR6TO4(長い夜)



***MEMBER***
MASA・・・B VO CHO
HAMAPY・・・TP
TAKA・・・TS
KOBA-CHAN・・・G
MOCTHIN・・・DR CHO
AKI・・・KB CHO PER
MITSU・・・TB
TOMO-CHAN・・・AS



まずはアキ嬢が、プログレッシブかつスペイシーなシンセサイザーサウンドで、一種独特なる異空間を作り上げる。

(彼女は何でも受け入れてくれるから、調子にのったマサは無理難題をしょっちょう投げかけるんだけど、それら全てを軽くその場で仕上げてくれるんだよね。
その手腕は大袈裟ではなくゴッドハンドの如しだ!
頼もしい限り。
このミステリアスなるSEも、事前にスタジオで膨大なるシンセ内蔵音源からじっくりと時間をかけてセレクトしたもの)。

マサがすかさず、後方に鎮座するモッチンらに、手拍子でテンポのメッセージを送ると、それに便乗するかたちで、歯切れのよいギターコードミュートカッティング、剃刀のごとき小刻みなハイハットで応える。

マサは大股開きでふてぶてしく会場中をゆっくりと見渡しながら、頃合いを見計らう。
再び先ほどのサイトウ氏がスタッフテント内からワイヤレスマイクを手に、一息入れてから落ち着き払った声で華々しくナレーションを告げる。

「ハーイ!
たいへん長らくお待たせいたしました。
いよいよはじまりますよ!
今か今かとお待ちかねの皆さん。
そうですよね。
これから極上のステージをお届けして参ります。
もはやお馴染みの大所帯バンドが登場。
最多出場数を記録中!
北国唯一無二の札幌発ブラスロックバンド!
ド迫力ホーンセクションの熱きサウンドを、心ゆくまでドップリとご堪能ください!
メンバー一同は、この日この時この瞬間を心待ちにしていました!
それではヨロシク!
レディース&ジェントルメン!
THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY~!!」 

ジャストなタイミングで「1・2・3~!!」
(思い切りミキサーがリバーブを深めにかけてくれたよ!)

波状攻撃へ、火蓋が切って落とされました

猪突猛進の狼煙を上げる「イントロダクション」

さすが、この顔ぶれだけに勢いが桁違い。

プレイしている我々でさえ自分たちの音にエキサイトして、アドレナリンの噴出が止まらない

すでに掴みはバッチリとオーケーだ

普段は寡黙なモッチンもスティックを手にスィッチが入ると、ドラム・ビーストに豹変するのです。

その上、年前の4月にマサが東京で観て来たCTAの土産話が、相当感動的に残っているらしくて、ずっと刺激を受けている御様子。
如実にドラミングの随所へ、ダニー・セラフィン成果が現れていますよ。!

イントロの爆音が、情け容赦なく多方面へと襲い掛かる!

ほほえましい光景に、常連組が客席でやや控えめに参戦。
写真&ビデオ撮影にと勤しんでいます。

皆さん、この変拍子の連続やコロコロ変わる変態リズムに、よくもまあピッタリと手拍子をあわせてくれますねえ・・・と舞台上から失礼ではありますが、しばし見とれてしまいました。

もうどれだけの回数、この曲をオープニングでプレイしてきたことでしょうか。
(ヒコちゃんも同様の事を言っていた)
メンバー一同愛して愛してやまない、じゃじゃ馬のようなナンバー。
その中でもこの日ほど、迫力一杯の完成度を誇ったことはなかったのでは?!
出色の出来と自画自賛。
方々からもマジに絶賛の嵐だった。

モニター・スピーカーに左足を乗せて、マサが野獣のごとく吠えまくる
豪快に襲いかかりながらも、アグレッシブなアクションを巻き起こす
(マサの正面最前列にイスで陣取った対バン達曰く、「マサさんはスペースが狭いから相当に動きにくそうでしたね」と言ってきた。
スタッフはマサのステージング用に、わざわざ動線を確保までしてくれた。
ありがたいことだよね)

それでも以前のような、飛沫飛翔防止用パーテイションもビニール幕もないので、自由自在に動きまわれる。
もちろん、そこそこに意識して加減はしていますよ。

計算されつくしたコバちゃんによる独特でシャープな音色のギターが、モッチンのタイトかつパワフルなドラミングに絡みつく。

看板ともいえる4管によるホーンセクションのリフは、益々厚みを増してきましたね。
目をつむって聴いていると、とてもじゃあないけれど4人だとは思えない音圧だよ。
マジにこのホーン・セクションはモンスター級!
驚異的な奴らだ。
タカのことをミツ曰く「江別のローランド・カーク」
ハマピーのことを「とってもアンサンブルとして吹きやすい」
トモちゃんのことも「グッとグレードアップしたね」
言い得て妙だ・・・・。((´∀`*))

舞台両サイドからの弦楽器達による絶え間ない猛追。
ドラムが遠慮なしにグルーブを構築しながらの進撃展開。

会場をまるごと覆いつくすかのような、ホーン隊による異次元模様の高鳴り。なんという高揚感であろうか。
鉄壁を誇るホーン・アンサンブルが吹き荒れて、全体をリズム・セクションが引き締めるという構図が今回のおおまかなる課題。

さてさてライブの魔物はどこに潜んでいるのかな?
・・・・今回は一体全体、何を仕掛けてくるのか??

さあ、2番の歌詞がカットされたエディットヴァージョンから、第一関門の地獄にガッシリと突入だ。

先月の反省点は見事にクリア。
手堅く突破した後に待ち受けていたのは、ブレイクによる一瞬の静寂。
切り込み隊長はいきなりミツによる、やや食い気味かつ流麗なるトロンボーン・ソロを奏でての場面転換。
ほぼギリギリのぶっつけ本番だから正直な話、不安要素てんこ盛りだったんだろうけど、それも取り越し苦労だったようです。
大した度胸の持ち主だ。
さすがに百戦錬磨、ジャズの達人だからこそ成しえる技。
何事もなかったかのように振舞っていたよ
(モッチンによる縁の下の力持ちも忘れてはいけない)。
ここがミツの凄いところ。
なんと自宅に宿題として持ち帰り、3つのコードで繰り広げられるソロ・パートを、極上のエモーショナル・ラインで纏め上げてきて披露したのだ!!
能あるタカは爪隠す!と、昔の人はうまいことを言ったモノだ
(スタジオリハ前にブレイク部分による拍数の謎を解明するべく、独自でスコアを探しだしてきて見事に解明したのだそうですよ。
すさまじき探求心。
正直な話、この曲はトップがキツイとのこと・・・・それは、うなずける‥‥でもご挨拶ソングだからねえ。
不動のポジションなのですよ。
悪しからず。
そもそも、この曲の演奏を一番熱望していたミツが、ブラス・フル・スコアを用意して、実現化へと導いてくれた張本人なんだからねえ((´∀`*)))

アキのピアノ旋律が、とびっきりに美しくて効果絶大さ(その直前に刺しこまれるホーンのリット具合はみっちりと修正を施した)
マサによる、流麗なるオクターブベースに導かれて場面転換

マサいわく「STAのバディ・リッチ」と言わしめた手数王から、リム・ショットに切り替えてのモッチンが職人芸で猛然と先導しつつ、お次はベテラン・ハマピーの出番。
スッとステージ中央前方に歩み寄ってのトランペット・ソロは、熟練の極致なので、大船に乗った気分に浸れます。
一聴しただけで安定感抜群。
時折ヒステリックなハイノートなども懇切丁寧クールにヒットしていてニンマリ
いついかなる時にでも、才能溢れるプレイヤー。

バッキングによる強弱のサポートも効果覿面だ。

もうこのあたりにたどりついた時点で会場中の空気は一変。
なにやら恐ろしいくらいに、もの凄いことがステージで起こっているぞ・・・てな感じでかぶりついている。


そして第3の男、コバちゃんによるワイルドなギターが火を噴いた。
臨機応変、歪みからコーラスサウンドまでコンスタントに幅広く音色をエフェクターで器用に切り替える
(ここはスタジオリハ時に取り決めたこと)。
いきなり過激なハーモニクスが導入部分に一気呵成に飛び出して、益々進化したソロを、これでもかあ!と言うくらいにぶちかます
(よくもまあチューニングが狂わないねえ)。
陶酔の表情を浮かべつつも、ただひたすらにエキセントリック。
序盤はテリー・キャスのフレーズに敬意を表する・・・・。
へヴィーなサウンドは、これだけにとどまらずフィードバックにより加速。
音数がドンドンと増していき、とどまることを知りません。
身をのけぞらせてイナバウアー・アクション。
チョーキングなどを交える際にはギターを激しく揺さぶって身をよじる。
あれだけのプレイだけでも引き攣るところなのに、ビジュアル面も大きい。

(掛け持ちミュージシャンのコバちゃんは、先述どおり、前のラルクアンシェルのコピーバンド「ショックス」でも大活躍中。
それ以外にも、いくつものプロジェクトに関わっている超売れっ子。
それらの時には大股開きスタイルなんだけど、STAでは常に横向きポーズで全体を注視している。
これが彼のステージ・スタイルなんだね)

そして遂にテリー・キャスのギター・ソロを、ほぼ忠実にコピーしちゃったんじゃあないのかい!?
ビブラート、グリッサンドに至るまで再現しているよ。
この前面へのせり出しシーンは、ヒロリンのリクエスト。

間髪入れず、極めつけは第2期JBG時代のコージー・パウエル直伝によるモッチンが、力漲る究極の稲妻フィルインで拍手喝采。

サンキュー!

いつもは沈着冷静なるモッチンもノリノリな様子で、このヒトトキを満喫している様子。
すっかりと脳天ヒューズはスパークしちゃったみたいだ。
いくつもの修羅場を潜り抜けてきたからこその、説得力ある支柱だ。

エンディングにおけるベルトーンも、アッキー渾身の1音を筆頭にコバちゃんを経て見事な連携で繋がった。
ここで繰り出したコバちゃん入魂のピッキングがジミヘンのようにウォームで破壊力があって戦慄が走りました。
これぞまさしくロックの原石。
いかなるアクロバティックなテクニックをひけらかすよりも、「ギュウイ~ン!」一発でひれ伏させるほどの衝撃と説得力。
トモちゃんからミツへのホーンセクションに受け渡す流れへ。

マサが後方のバスドラムに左足を乗せ、右手を頭上に掲げてグルグルと何度も素早く回転。
振り返りざま、モニター・スピーカーにまで走り寄って乗っかる。
モッチンと呼吸合わせ、雷鳴のような怒涛の連打をスリリングに交えて激しいジャンプで空中2段キック・フィニッシュ。
な、な、なんとお、アッキーも特大のジャンプを公開していた!!

以前、ASの女傑ミキティいわく「マサとモッチンは何かにとりつかれているようだった」とのコメントを述べていましたっけ。
度肝を抜かれた観客は、ため息混じりに唖然している



****アッキー長年のお友達でもある「.J、そうきあ&稲葉美紀DEAR FRIENDS」のMIKIMIKIちゃんが「アッキーちゃんが加入したからSTAは確実にパワーアップですね!」とのこと。
もちろんその通りだよ。
去年の初夏からはギアを1段アップして臨んでいる新生STA故に大袈裟な話ではなく、方々から賞賛のメッセージが絶え間なく届いている。
この日に出演した各キーボード達もアッキーの全身全霊をフル活用したそのパフォーマンスを羨望の眼差し込めて大絶賛していたもんなあ****

やたらと口うるさいスジものでも思わずニンマリ。
半端なく蒸し暑いので、とっくに全身汗まみれながらも、すこぶるご機嫌麗しゅう((´∀`))。

 (回想シーン・・・・)
ある日、スタジオリハ時にマサがふと閃いた。

「1972年シカゴ・ライブ・イン・ジャパン(大阪の音源)」の再現なんていかすよね、ってさあ。
曲に入る前にロバート・ラムがムード満点にピアノでいくつかのコードをルーズに流す。
トークも交えてね。
焦らしに焦らした挙句に・・・・っていうあれ。
それを臨機応変に対応してくれるアッキーちゃんならば、呑み込みがいいからアッという間に弾いてくれるだろう、と踏んだ。
結果は?・・・・もちろん大成功だったよん。

これ、マサのトークとアッキーちゃんのピアノがうまく噛み合わないと悲惨。
スタジオではまあまあの出来だった。
ラインでも事細かく説明を加えて調整を加え改良。
別にキッカリとした台本なんか用意してはいない。
大体のおしゃべり内容は決めてあるけどね。
「それでは、トップには、凄まじい勢いで吹き荒れるブラスロックを立て続けにお送りしましたが、お次はメローな響きで・・・・。
(不敵な笑みを浮かべつつも)
特に人気の高い曲をやります。
盛大なる拍手で迎えてください!」
BGMのピアノは、その場の空気感で延々と進行。
タイミングを逃したマサはタイトルを言おうにもずれちゃう。
もう1周弾いてもらう!?
ところがアッキーちゃんが見事にクリア。
かえって効果が倍増したよ。
これまたご機嫌なメドレー。
「今日はスペシャルなversionだ。
バラエティに富んだセットリストでお送りしますよ。
あれ!?
どこかで聞いたことのあるピアノだ・・・・
俺はいつも同じMCだと、ある女傑から突っ込みを入れられたんだけど、やっぱりこれだけは言わせて!
今日は日曜日だけど、この公園にうってつけの曲をやるよ!
・・・・どうぞ~~サタディ・イン・ザ・パーク!!」
と言った途端にアッキー親分
(もっちんがそう呼んでいる((´∀`*))
寸分の狂いもない間合いで、それまでのスローテンポから力強い連打へ!!
(前曲からの音色チェンジも素早くこなす)
絶妙のシンコペーションを基調とした、あまりにも有名なるイントロをピアノで嬉々としながら響かせる。
後から聞いたんだけど、アッキーちゃんは「今でいいや!」と独自の判断で、ここから本編に突入したのだそうです。
ありがたいことに大正解だよん!
(オーディエンス達いわく、この曲がはじまるといつでも誰もが最高の喜びを滲ませてノリノリなんだそうですよ。
こんな話を聞くと、ミュージシャン冥利に尽きるね。
長年にわたるブラスロック&シカゴ普及活動も着実に実を結びつつあるようだ。)
シカゴ初の記念すべき反戦的意味合いを含んだミリオン・ナンバーがはじまった。
(1972年7月リリース初の1枚組オリジナルスタジオ・アルバムCHICAGOⅤからのファーストシングル。
ビルボードHOT100にて最高チャートで第3位を記録)
当然ここでの主役は、最初から最後までピア二ストのアッキー。
いつも艶やかなる着こなしのアキ真骨頂。
(彼女の根性の入り方は筋金入り。
メイクもバッチリと施している
ワイルドな迷彩柄のスカートと黒ファッションで統一しているではないか。
デニム生地製テンガロンハットと激レアなシカゴTシャツも彼女最大のチャームポイント。
こんな煌びやかな曲をプレイするバンドってナンマラいかしているでしょう。

裏話・・・・・スタジオリハでは特別なる思い入れを込めて取り組みました。
当初マサはピアノなしではやる意味なし、と判断してストレス回避も含め、泣く泣くお蔵入りさせようとした。
ところが当時STAに在籍していたニシヤンや久留ちゃんが、機転を効かせギターコードでのパターンを演じて「どうかなあ!?」とさりげなく主張してきた。
半信半疑それで演じてみると思いのほか、心地よい仕上がりなので、以降はギターアレンジバージョンでずっと披露していたのだ。
もはや手慣れたもんだよ。
これはこれで、斬新で快感。
まるで違和感もなく、結果的にはやって良かったねえ。
西やん達もこれをギターメインで演奏することを密かに夢見ていたんだから、そりゃあ至福の瞬間で天にも昇るでような心持ちだったことでしょうねえ。
加入前にアキ嬢はSTAライブを目前で見て「なるほど。
こういう風にやっているんですね!」と目から鱗状態。
感心しきりだった。
それも参考に加えて、アキちゃんはありとあらゆる音源を片っ端から発掘してきて指癖や強弱、微妙なるタッチ感を調べ上げた。
その結果がここに結実したんだよ。
文句の付けようなんて微塵もあるわけがないっしょやあ。
大役を果たしたね。
涙腺が崩壊しそうなほどだ・・・・。
この感動がずっと欲しかったのさ。
本物だ。
(近年は本家のロバートラムさんが、ショルダーキーボードやシンセで弾いてるんだけど、やっぱり生ピアノのニュアンスには程遠い。
これが生命線なんだから。
シビアな意見かなあ、これって・・・・だって愛するが故の正直な感想なんだから)

もちろん、それに呼応するように会場全体も熱烈なる声援へと反応が変わっていく。

それにしても、この曲、一聴する限りだとシンプルに聞こえるんだけど、リズムの違いが如実に現れるのですよ。
サビにも奥の深い部分が垣間見えます。
マサは絶え間無く左右に、トレードマークともいえる軽快なステップを踏む。

モッチンは、特にこの曲でのドラミングとコーラスが冴えわたっていた。
リハではテイクを重ねるごとにドンドンと難所を克服していき、本番ではご機嫌なスティックさばきで終始していた。
黙して語らずのツワモノだね。

コバちゃんもギター・ストロークの隠し味で、より皆さんが贅沢極まりないハッピーモードに浸れちゃうように美味しいオブリをつま弾いているのだから、不思議なものですよね。

この曲に対する思い入れがすこぶる強い熟練のファンも、満足そうにニコニコしながら手拍子を打つ!
アベさんの大好物だけに熱狂的なエールを送ってくれた
それどころか一緒になって歌っているではないか
心底愛してやまないチューンなんだね
シカゴ愛好家冥利に尽きるよ
腕組みして目を閉じ、唸りながら、ジックリと聞き入っている対バンも発見。
会場のあちこちで嬉しそうに、両手をあげて大はしゃぎしている人たちも見えるではないか!?
数人のオーディエンス達も、ずっと横並びでタンバリンを打ち鳴らし続けているよん。
ステージサイド(マサの目の前)では、常連組の観客が簡単な振り付けを指導しながら曲と一体になってステップを踏んでいます。

ホーン隊も時折横目でバンドを確認しつつも、リズムカッティングにのって延々と体を揺らしながら手拍子を要求。
そろそろ肩の力が抜けてきたのか、爽やかな疲労感がかえって心地よいようだ。

世界平和を声高らかに提唱する、これこそスケールの大きいマンモス・チューン。
まさしくシカゴ版「イマジン」との呼び声高き、ターニング・ポイントともいえるアンセム。
愛と平和を謳歌しながらも反戦を訴える部分もさりげなく含まれているんだから、さすがしたたかで思慮深い我らのシカゴだ。

満面の笑みを湛えた成長著しいアキちゃんも、エキサイティングな観客達にすこぶる癒されたそうで右手を大きく突き出して煽っていたよ。
マサが歌いながら最前列に歩み寄ると、客同士が微笑み返し。

バックのミュージシャンらも、すこぶる気を吐いていますよ。

エンディングでのモッチンによるハミングに至るまで、マサのアイディアが見事に実を結んだ
(今春から取り入れたアッキー&モッチンによるコーラス・ワーク。
これもスタジオ入りしてみっちりとトレーニングしたもんね。
過去にここまでこだわって突きつめた人は皆無だ。
今後も、もっともっと事細かく煮詰めてまいろう!!)。
歌メロには人一倍のこだわりをもって挑んだ。
最近は、マサ長年の夢だったドンドンと複雑になっていくツインボーカル・パートをも現実のものとした。
モッチンと軽くラインで文章とシカゴのライブ映像で打ち合わせしてから、スタジオでプレイ。
3番の歌い出し入り口も高低のパートをぶっつけ本番で入れ替えた
すると一発で思いが噛み合って大成功
(ステージに上がる直前まで、モッチンはマサへ最終確認を求めてきたほどさ)
妥協なく、またまたハーモニーにテコ入れを図った、(メインのボーカルとコーラスの入れ替え)
その様には、皆も感服していたよ。
これを今まで、一度も実現できなかったのは、一体全体何だったんだあ・・・・?
「YEAH,YEAH~~!!」
アッキー&モッチン渾身のハーモニー。
うっとりするほどポップで幻想的なラストに至るまで、気合十分パーフェクト。
丁々発止に完奏。
普段はホノボノと佇んでいるモッチンではありますが、やる時は綿密にヴォーカルとコーラスを決めてくるところなんかさすがですよね。

ファッションリーダーのトモちゃんは、ようやくこの頃になると先ほどまでの緊張感は収まってきてリラックスしてきた。
彼女も毎回シックな姿で着こなしていてめっちゃセクシーなのだ
この日は涼しそうな上下白黒の服装にセンスの良いネールや髪型で、いつもにもましてオシャレ
襟にはサックスのバッジが付けられている
それをマサが指摘したらトモちゃんは得意げに胸を張って見せてくれた!((´∀`))
マサも対抗意識向きだしにベースのバッジをつけてきて見せたらバカ受け
彼女は「STAに人生を捧げるぜ!」とフェイスブック上で宣言もしてくれた
感動的なレディにファンも急増
祝福の乾杯を捧げよう

あららら・・・・!?
いつの間にか、最前列はオーディエンスでビッシリ状態。
目に焼き付けようと、食い入るようにステージを見上げている









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VOL,215 夏の終わりの北運河サウンドエナジー13(アンクル・キャッツ編)

2024-09-10 18:12:29 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、ここいらに来たら周囲はすっかりと夕闇に包まれてしまった
いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

まずはステージ上にセットされている機材類のご紹介をします。
キーボード用のアンプにローランドのJC-40。
ベース・アンプはご存じのハートキーシステムで、
410BASS module-2。
HEAD HA7000。
ドラムセットはご存知、茶色い光沢のシェルが美しいパール。
ギターアンプはマーシャルJCM-900とJC120の2台が用意されている。

ムンムンに熱気を帯びた会場内で絶えず流れ続けているノリノリの素敵なBGM
めっちゃムード満点。
 バンドの入れ替え中・・・・・ザ・ビートルズの「ヘルプ」&「ペーパー・バック・ライター」&「デイ・トリッパー」「ア・ハード・ディズ・ナイト」「ひとりぼっちのあいつ」「ドント・レット・ミー・ダウン」
ビージーズ「イン・ザ・モーニング」
レイ・パーカーJR「パーティ・ナウ」
グラス・ルーツ「今日を生きよう」
ストローブス「パート・オブ・ザ・ユニオン」(あのリック・ウェイクマンもメンバーだった・・・でもこの1年前にイエスへ加入してしまったからここでは演奏していない)
ダイアナ・ロス「イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」
ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ「愛と青春の旅立ち」(究極の名バラード)
レインボウ「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」
KC&サンシャイン・バンド「シェイク・ユア・ブーティ」
EW&F「セプテンバー」
ボニーM「サニー」
アラベスク「フライデー・ナイト」
クインシー・ジョーンズ「愛のコリーダ」
オリヴィア・ニュートン・ジョン「レット・ミー・ビー・ゼア」
ニール・セダカ「オー❕キャロル」
ザ・ヴェンチャーズ「急がば回れ」
スリー・ドッグ・ナイト「喜びの世界」
ジョー・ウォルシュ「ロッキー・マウンテン・ウェイ」
ランナウェイズ「チェリーボム」
「ゲット・イット・オン」(T-REX)
「ミスター・ロボット」(スティクス)
「遥かなる影」「スーパースター」「イエスタディ・ワンス・モア」(カーペンターズ)
エルトン・ジョン「ユア・ソング」
そして、ハミルトン・ジョン・フランク&レイノルズで「恋のかけひき」
アキはボーカルや曲の雰囲気が布施明か尾崎紀世彦みたいだなあ、とほざいていたさ((´∀`*))
もっと勉強しなさいな!
もうこれだけで、気分は高揚するんだからねえ
ウイルソン・ピケットの「ダンス天国」で派手に決めて、締め括りはサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」・・・・・そして思いっきり渋めのジャズ(これにはSTAのミツが敏感に反応していた!)
シットリと感動的でムードが盛り上がるねえ

それでは景気よくライブレポートに突入と参りましょうか!
心行くまで楽しんじゃおう。
下手な屁理屈抜きにして、それっきゃない!!

皆さま、お次の番だよ
本来ならばここで我らがSAPPORO・TRANSIT・AUTHORITYの登場なんだれども、それは最後にたっぷりと濃厚にお送りしますよ((´∀`))

****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

オオトリへ勢いにのって突入
早速いきましょうか!!

はい!
さあさあ、ここでSTAともひじょうになじみ深いバンドの登場ですよ!!

16、19:10~19:35
さてさて、いよいよもって佳境に差し掛かってきましたよ。
次の出演は
満を持して最早お馴染みの人気者「アンクル・キャッツ」だ
ジャンルは誰でも気軽に歌えるありとあらゆる音楽で一大網羅
彼等は2年連続4回目の出演だ!!

で、時間の流れがなんまらと速い。
ラストまでアッという間の出来事だ。
日も徐々に短くなってきただけに、ムードも満点さ!!
10分ほどの押しだけど、さあ、覚悟して臨むようにね

彼等を見るのは今年2月25日(日)小樽公会堂大ホール雪明かりの路以来

バンドからありがたきメッセージが届いています
「私たちアンクル・キャッツは結成17年の歴史あるバンドです!
数々のメンバーチェンジを行い現在は女性1人を含んだ、ギター2人、ベース、キーボード、ヴォーカル、ドラムの6名体制です!
年号が令和に変わったところで、アンクルもドラマーが変わりました!
札幌を拠点にアンクル・キャッツのコンセプトとして、昭和歌謡曲をロック風にアレンジしたり、アニソンや演歌、オリジナルを中心に特定のバンドやジャンルにとらわれず自分たちの好きな曲を色々とアレンジ含め演奏。
心機一転マイペースに活動していきます。
比較的に女性ヴォーカルの曲が多めですね。
決してカヴァー・バンドではありません。
これからは積極的に洋楽へも着手していく所存であります。
今までアンクル・キャッツの事をご存じなかった演者の皆さん、会場に足をお運びくださった観客の皆さんにも知っていただきたく、精一杯、頑張って演奏させていただきますので、楽しみにしていてください。
不安も少々ありますが、それよりもアンクルの新しい音にご期待ください!」

そうなのですよ
琴線を震わせるフルコースで盛りだくさんだ

何をおっしゃる・・・・このあたりでアンクルキャッツを知らない人は皆無でしょうよ
もしそういう人がいたのならば、その方はモグリですよん((´∀`))


すっかりとSTA界隈では常連組。

まあ、いずれにしても、百戦錬磨のツワモノたちだ。

先述通り、男性5人プラスおなじみの引っ張りだこ、ミーさんがキーボード参加での6人組み。

S・T・Aのリブレーション企画を中心に、ほとんどファミリーのようなバンド。

徐々にメンバーを一部入れ替えての、新生アンクル・キャッツとして華麗に再構築を図っている!
そうそう、5年前の前半には江別市民会館でもタイバンをやったよね。
お互いに顔見知りがいるということは心強いものだ
来月もご一緒だしなあ

 メンバーの紹介をします・・・・・・

リーダーのヒロさんが小樽屋外ではストラトタイプ・ギターを持って現れた
な、な、なんと今回はフェンダーのストラトキャスターを使用!
(目にも鮮やかな水色ボディ・カラー
ローズ指板)
他にも激レアでマニアックな楽器類を多数所持
ギターコレクターの様相を呈していますな。
一体全体この人は何本のギターを所有しているのか今度ジックリ聞いてみようっと!
しかも、どれもこれもが渋い高級なものばかりだしね。
(ストラップは黒の革製品。
コーラスも担当)。
何かとヒロさんはリーダーとして多忙なのだ。
右胸に神々しきアンクルキャッツ・ロゴ入りの黄色いTシャツを着用していました。
眼鏡を装着
そうそう、ついこの間まで我らがSTAでもギタリストとしてサポート加入していくつかのステージを共にしました
その節は大変お世話になりました
この日も福さん直々にSTAのテーブル席へご挨拶にきてくれました

ベース&コーラスのムッちゃんはもちろん長年の愛器ミュージックマン・スターリングを持参
(ナチュラルボディカラー。
ローズ指板。
フィンガーピッキング。
ワイヤレスを装着)。
長年伸ばしているロングヘアを後ろでガッチリと結ぶスタイルでの熱演。
彼も自らデザインした(これが本職)アンクルキャッツのロゴを右胸にプリントした黒Tシャツを着用。
右手首にも黒のアームレストを装着
超売れっ子のムッチャン。
なんと現在では4つのバンドを掛け持ちしているのだそうですよ。
まだまだ増えたりしてね!
人気者はつらいよ。
そうそうタカ&トシの冠番組「タカトシランド」にムッチャンの店「ミューズ・カフェ」が紹介されました
再ブレイクした道産子のお笑いタレント「とにかく明るい安村」くんと一緒に来店して持ち芸まで披露してくれバカ受けしていたよ
カウンター席の後方壁にはしっかりとメインベースが飾られていたのを私は見逃さなかった!!
これ、実はテレビ撮影用として特別にぶら下げたとのこと
因みにみっちゃん、ものすごく痩せた
ダイエットに成功したらしい
その秘訣を密かに教えてもらったさあ・・・・


タメの効いたバックビートが評判のマコトちゃんはニューフェイス・ドラマー。
ムッチャンと同一デザインの黒いアンクルキャッツのTshirtを着用
キャップも黒で決めている
ロマンスグレーの頭髪がチャームポイントでとってもお似合いさ

先述のキーボード(ヤマハのMODX7)&コーラスは一番新しいメンバーの紅一点ミーちゃん
椅子に座ってのプレイスタイル
茶髪のロングヘアがキュートでチャーミングなコケティッシュ・レディ。
世の殿方どものハートもイチコロだ。((´∀`*))
オシャレで情熱的な赤いファッション(帽子とロングのドレス)がとてもファッショナブル

そして花束持参の追っかけファンが続出のカリスマ・ヴォーカルには神々しきフミオ君!
会場によっては出待ちまでいるんだからねえ
この日も熱狂的な女性ファンやチビッ子達が駆け付けて、写真撮影に没頭していました
(私もお手伝いさせられちゃったさあ・・・・・)
今回も着替えとメイクをバッチリと施し、ステージに堂々君臨していました。
ライブのたびに自身でのテーマを掲げてカラーリングを決めています。
それも一つの醍醐味だ。
で、今回は潔く全身を黒で統一した、美しきいで立ち!。
煌びやかな装いでひと際目を引いていたよ
(写真参照)
帽子から、ジャケット、パンツ、ブーツ、手袋に至るまで、どこをとっても一際他を圧倒
文句なしに目立っています!!
目にも鮮やかにキラキラと輝くストールが、1ポイント追加ですこぶるオシャレ。
ちょっと彼はほろ酔い加減だけど、艶やか。
マサが以前にオリジナリティ溢れる衣装についてコメントした事で刺激を受け大変奮起したらしくて(!)、超が付くほどに更なるド派手な仕立て具合でまとめてきてくれたようです。
いやはやなんとも、御見逸れしました!
めくるめくコスチューム・シリーズの総結集だ
もちろん衣装は全て、フミオくんによる完全なるハンドメイド。
一針、一針を、丹精込めて縫い上げ製作しているとのこと。
ボイス・トレーニングと並行して、ビジュアル面にも徹底的に突き詰める生真面目でストイックな男であります。
衣装によっては、フミオ君が歩いてきた通路はすぐにわかるのだよ・・・・だって羽が散乱していたもんね
(以前これを拾ったあるレディは髭に見立てて記念撮影とシャレこんでいた・・・・笑)
そして皆、食い入るようにかぶりつきで聞き入っていたよ。
アイちゃんもマサに「あの衣装はどこで購入しているんですか?」と聞いてきたくらいだ
意外にも衣装をケースに入れて移動するときは相当な重量に苦労するらしい
涙ぐましい努力のたまものだ
出番前には会場の店で買った焼きそばを美味しそうに食べていたよ

もう一人のギタリストはスパンコール・エレキダくん。
ネットで購入したという銀色のスパンコール衣装がまぶしいくらいに輝いている。
その詳細のレポートも以前に書いていますが(小樽・ゴールドストーン)、3種類のキラキラ衣装を所持しているのだとか・・・・((´∀`*))。
さり気なく飾り付けられた、黒いメッシュのテンガロンハットも着用。
エレキダくん使用のギターはトレードマークともいえるフェンダー・ストラトキャスター3シングルピックアップ。
3トーン・サンバーストボディカラー、ローズ指板仕様。
ちなみにマサとは、居住地がなんまら近いのだ。

 開演前、マサは直接ステージ上のフミオくんのところにまで駆け寄って激励。
律儀に深々と一礼を返してくれました
(アキちゃんもオフステージ時に挨拶をしたら、やはりご丁寧にお辞儀してくれたとさ)。
さっすが一流のエンターテイナー。
お客様は神様だもんね

それでは前置きが大変長くなりました
さあ、いよいよ佳境だよ

ここいらで本編に入ります!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
準備万端整っているので十分に余裕があります。

若きヒカルちゃんはステージ上で俄然スタッフに徹している
斎藤さんがからかう
「メンバー達から声がかかっているよ
ちゃんと働いてください((´∀`))」
ほどよくバランス&サウンド・チェックも終えてスタンバイ・オーケーのサインを音響スタッフ(ミワさんに送る。


さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持してのショーが幕開けだ
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))

賑やかなBGMに誘われてワイヤレスマイクを手にした斎藤氏が、会場の後方受付カウンターからステージへと向けての司会進行役。
「お待たせしました!
小樽北運河サウンド・エナジーはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
昨日に引き続きピーカン
暑いのも考えものですが・・・・
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど、今日はスタッフに徹して1曲も歌いませんでした((´∀`))
演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
この後にはメインイベントなバンドが出演しますよ
素晴らしい歌声を披露してくれますよ
興味津々のジャンルは邦楽のカバーが中心。
更にパワーアップしてきました
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです。
応援のほどをよろしくお願いいたします!
それではアンクル・キャッツの皆さんです。
どうぞよろしくお願いいたします!!」

盛大なるアナウンス導かれて、豪華絢爛なるショーの幕が切って落とされた!!

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
悪しからず・・・(-_-;)

ナイスガイのフミオくんがMCも兼任。
その一種独特なほのぼのトークも含めて、存分にご堪能あれ。
癖になること超請け合い。

「はい、アンクル・キャッツといいます。
よろしくお願いいたします」
まずは名刺代わりに・・・・
王道の路線でオープニングナンバーは・・・・・・
「愛の嵐」
(山口百恵)
おお!
いきなり初っ端からこれですかあ!
怒涛の衝撃ですな
情け容赦なき掟破りの波状攻撃が火を噴いた
開始の狼煙はこれで決まり
アンクルの激レアソング
序盤戦にはもってこいだ
(今年2月24日の土曜日、雪明かりの路・小樽公会堂大ホールでは2曲目に組み込まれていた)
1979年6月1日に発売された26枚目のシングル
アルバム「春告鳥」6曲目に収録
オリコンチャートでは最高ランキング5位を記録
「女の嫉妬」をテーマにしたハードなロック調の楽曲
イタリア映画の「愛の嵐」がヒントとなって制作された
問答無用でアップテンポな渋い曲調にのって、息をもつかせぬ攻防。
けたたましいビートが打ち鳴らされる。
絶え間なく、歓声があちこちから沸き起こる。
リラックスモードのフミオくんが振り付けでも魅了する。
そのたびにヒラヒラと揺れる衣装も、照明に浮かび上がって幻想的
夕闇の中で一際煌びやかだ。
聴覚、視覚にと訴えかけるものが多くて贅沢なひと時を満喫。
誰もがバッチリ虎視眈眈と、いい仕事をしているよ。
キラキラと滲んだ汗が光っている
的確なドラミングが絡みつく中、アーミング&チョーキングを交えたギター・ソロとスラップ・ベースも気持ちいい。
ギターの滑らかなる決め一音フィンガリングに雪崩れ込み。
常にテンションの高いステージングのわりには、トークがとっても和気藹々。このギャップも魅力の一つ。
フミオくんの豊かな声量はいつ聞いても鮮やか過ぎる
恐るべし
都会的な雰囲気が漂うステージを展開
前後対バン達との対比がすこぶる面白い。
これはもしかして確信犯なのかな?
バックを淡々とつとめあげているメンバー達も、さっそく程よく体が温まってきたようだ
ウオーミングアップ程度に巧みにこなしているよ
中々に生きのいい貫禄で盛り上げてくれました
でも決して気取った嫌味な感じは与えないところがミソ
その派手なリフ絡みとインパクトの匙加減が絶妙

「もしかしたら、これは知っている人がいるかもしれませんが・・・・天使よ故郷を見よ」
アン・ルイスの28枚目シングル
1987年5月1日発売
アルバム「ジョシン」のラスト10曲目に収録
オリコンチャートでは最高ランキング29位を記録
コマーシャルソングとしても起用されていた
口ずさむことができるくらいに、我々世代ならお馴染みの曲だよん
メンバー達は男女問わずに、ロック色を猛烈アピールしています
そうなのですよ・・・アン・ルイスがアイドルという枠組みから脱却するためにひたすらチャレンジを重ねていた時期の楽曲の一つ
歌謡界を軽く超越するほどの勢いにのって、ジャパニーズ・ロッククィーンの称号を欲しいままにした決定打でもある
それをフミオくんの持ち味でもあるミステリアス・キャラとが、激しくも情熱的に合流してメラメラ燃え上がっているような迫力で一気に聞かせてくれます。
これで益々、知名度が広がったことでしょう。
ヒロさん&ミーちゃんのコーラスもさりげなく絡んでいる。
ここで周囲の女性ファンがもう我慢の限界。
居ても立ってもいられなくなり「踊りにいってくるからね~!!」と
凄まじきダンサーの本領発揮。
アベさんは今回持参してきたセンスでパタパタと仰いでいました。
他にもいつもならば仲良く対バンで出演を楽しんでいるミュージシャンたちが、かなりの人数で訪れていました。
アンクル・キャッツは新しいレパートリーが目白押しで嬉しき裏切り行為の連続。
個人的にもご機嫌でした。
この状況を後部座席で見つめていた女性客の方がマサに「まるで外国のようですね・・・」とビックリしていました。
観客席もドンドンと前方に押し寄せてきて賑わってきましたよ
カラフルなキラキラ・ライトを振っている人がいて、暗い空間を綺麗に彩っています。
一生懸命にフロントを担っている初々しきフミオ君を見ていると、ついつい自ずと応援にも熱が入るというものです

百恵、アン・ルイスに引き続いての曲はな、な、なんと伝説のフォークシンガー故・村下孝蔵の代表作品「初恋」がしっとりと飛び出した
1983年2月25日に5枚目のシングルとしてリリース
アルバム「初恋~浅き夢みし」トップに収録
オリコン週間チャートでは3位を記録した名バラード
硬軟織り交ぜたセットリストが絶妙のテイストですこぶる気持ち良い
誰にでも経験のある甘くてほろ苦い青春の一コマを見事に描写した金字塔
実は息継ぎが難しい曲でもあるのだがフミオくんにかかったら楽勝
もうここまできたら、フォークだのなんだのと能書きを垂れ流すなんて阿保らしくなってきちゃう。
思いっきり身を委ねて酔いしれちゃおう
独特で魅力的なメロディーがたまりませんなあ
これは抒情的でポップな世界観の総結集。
エモーショナルにせめぎ合って煽りまくる
文句なしに村下ワールドの真骨頂。
滑らかにうねるようなギター・ソロもいい効果を発揮しているよ。
間奏のいぶし銀なバトル
フクさんは再度フロントセンターまで、軽やかに歩み出てギター・ソロで唸りをあげる。
紡ぎ出されるチョーキングと早弾きなど、ありとあらゆる持ちうる限りのテクニックを注入。
フィンガリングとピッキングで、フレットボード上を駆け巡る。
グイグイと突き上げてくるように畳みかける展開。
徹底的に打ちのめされるのも一興。
歌詞だけを読むと、どこか退廃したような静けさに満ちているんだけどね。
もはや鉄壁のスタンダードと化したね

4曲目はお約束
言わずと知れた苫小牧出身、堀江淳の代表作品で「メモリーグラス」
1981年4月21日にデビューシングルとして発売。
album「硝子通り」2曲目に収録。
オリコン週間チャートでは最高ランニング3位を記録。
53,4万枚を売り上げ、今も歌い継がれている名曲中の名曲。
メロディ、アレンジ、コード進行、声質、どれもが洗練されている永遠の至宝。
不思議で感傷的な懐かしい言葉選びも実に素晴らしくて美しい・・・。
切なく、ドラマティックに観客を引き込む、とても完成度の高い入魂の一作。
アダルティックで魔法のような曲だけど、フミオ君は一切のふらつきが見当たらないんだから脅威だ
ミステリアスで女性のように中性的な唯一無二の歌声がナイス
はじめはやや抑え気味に囁きヴォイス・・・・徐々に盛りあがりをみせながらも、抑揚のつけ方が鋭いくらいに安定感抜群。
一体全体、どこまで伸びやかな声が出るんだ。
衰えるどころかドンドンとパワーアップしているではないかあ
感情込めて手の平を上げ頭上をウットリと見上げながらも、絶大なる歌唱力を誇るストロング・ヴォイスの真骨頂。
思わず、聞き惚れてしまいますね。
あまりにも上手くて、ただただ羨ましくなっちゃうよ・・・・。
フルスロットルでレッドゾーンもとっくに振り切れちゃってる
脳天のヒューズもスパークしてぶっ飛んでる
もうこれしかないという勢いにのっての熱演。
熱気が噴き出すほどの迫力で息も絶え絶え・・・・
コーラスも織り交ぜアドレナリンが噴出だ

「ありがとうございました。
喜んでいただけたでしょうか?
昭和歌謡なんですが・・・・
あんまり好きじゃあないですよね??!!
そのまま、タッタカタッタカと続けさせていただきました・・・・
早いもので次の曲で最後です・・・・・」
「ええええ!!????・・・・・」
「もういいやあ、って言われるよりは、えええええ!!???と言われるほうがいいね(爆笑)・・・・・
うちのテーマ・ソング的な曲をお送りしたいと思います・・・・(笑)・・・・・・・ボヘミアン(葛城ユキ)」
1983年5月21日リリース。
5アルバム「ランナー」に収録。
オリコンチャート週間3位を記録
ユキ嬢の代表作であり長年カラオケの定番ソングでもある
老若男女に今でも人気
残念ながら昨年の6月27日に惜しまれつつも亡くなってしまった葛城ユキさんへのオマージュを込めたトリビュートなのかな・・・・。
そんなこんなでとりあえずは、一気呵成に演奏開始!
ディスコティック・ダンサンブル・ハードロック系の懐かしき永遠の名曲
なんのなんの、本人は前述のとおり謙遜しているけれども、グイグイとパワー全開のフミオくんが発する煌びやかなるオーラは、誰もが一度でも触れた途端、虜になること受けあいさ。
やっぱり只者ではない。
いつどんな時にでも腰の低い好男子。
「タナカく~ん!!(フミオくんの苗字)」
あちこちから彼に対する熱烈なるラブコールが再び飛び交う。
すっかり道内のライブ・イベントでは、名物化するほどに浸透した感ありです(笑)。
本家は男顔負けなほどのSTRONGハスキーヴォイスだけど、フミオくんは相変わらず張りのあるクリアな歌声だけにウットリとしちゃうよ。
決めのタイトルパートコールでは、後方観客席からバッチリなタイミングで合の手が入る。
トリッキーなナチュラルトーンによるアーミング・リックを絡めた、乾いたサウンドのギターカッティングも実は肝なのだ。
ポーカー・フェイスのムッちゃんによる重量感タップリのボトム・ラインの刻みも雰囲気抜群
普段のニコヤカなる佇まいとは一閃を画すほどに。
「ムッちゃ~ん!
かっこいい!
もっとこいや~~!!」と彼にも声援が絶えず送られています。
あまりにも激しいアクションを繰り広げたものだから汗だく。
白い手ぬぐいで曲間は絶えず顔をゴシゴシと拭いている。
すこぶる重労働だもんなあ。
既にライブを終えたバンド連中も客席中央で大合唱!
皆、曲に合わせてアドリブで踊っているではないかあ!
バンドマン達の振り付けやジェスチャーもバカ受け
何をやっても奴らは恐ろしき脅威のパフォーマーだ
気合の入り方が半端ない

当然のごとくアンコールの嵐が吹き荒れるのさ
まだまだステージを降りることは許されない宿命なのだ

「では次の曲をお届けしたいと思います。
中森明菜さんの北ウィングという曲を歌わせてもらいます・・・・・・・・」
(黄金期7枚目のシングルとして1984年1月1日にリリースされた
数多くの賞を受賞
アルバム「アニヴァーサリー」に収録
4分39秒
オリコンチャート週間2位を記録
以上ウィキペディアより引用)
別格アイドルの歌姫をカバー
マコトちゃんのスティックによるカウントから爆音轟かせてストレートなビートに乗ってのドラミング。
アンクル・キャッツは骨太で男気溢れるシンプルなサウンドにアレンジしているようです。
80年代にこれだけ貫禄に満ち溢れた歌謡ロックが存在していたなんて驚きだ。
今、改めて聴いてみてもメチャクチャにかっこいいね。
全体的にタイトで抑え気味のグルーヴ・メイクが、的確に壮大なる音絵巻フォーメーションを構築
ドラマティックに観客を引き込む、とても完成度の高い入魂の一作。
有り余る才能をフルに導入した展開は絶品。
今までとは全くタイプの異なる楽曲の特性を生かしつつも、バックとのアンサンブル・コンビネーションも秀逸。
フクダさんの目を見張るようなギターソロが、天空を自由自在に駆け巡る「ギュィ~ン!!」
うねりまくりのベース・ソロも、すこぶるこなれてきたところは特筆すべき点。
ムッちゃんは、エフェクターを最大限に駆使して盛り立てる。
オクターブを勢いよく上昇するフミオくんの悩殺ボーカル・スタイルに皆が釘付け

アンクル・キャッツは中森明菜のレパートリ―を数多くカバーしていますが、こちらも十八番ではないかいな!?
「DESIRE(情熱)」
1986年2月3日にリリースされた14枚目のシングル。
album「CD'87」に収録。
オリコン週間チャートでは1位を記録。
CMソングにも起用されて話題となった。
極上のハードロック臭が勢いよくプンプンと漂いまくっている。
フミオくんはキーの広さが異常でないかい!?
ドンドン艶が増してきて、その特異性に磨きがかかってきた。
なめてかかれない大人の色気が満載。
とどめは、日頃の鍛錬がものをいう炸裂する自然なビブラート。
いつの日にか、フミオ君が艶やかに歌う本格的なヘヴィーメタリックなロックが聞きたいなあ。
ああ・・・想像しただけでゾクゾクと戦慄が走ってきて突き刺さる。
次に何が飛び出すのか、楽しみで期待にワクワクときめいてきちゃうよん。
特筆すべきは、ミーちゃんによる、さりげない妖艶なコーラスワークと斬新なアレンジ力!
余力を振り絞っての熱演
曲者ら全員が汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない
あらら・・・・?
どこからか現れたおじさんがシャボン玉を次々と飛ばしてステージに彩を添えてくれる
フワフワと漂う数多くの綺麗なシャボン玉を見ていると、童心に戻ってしまうね
チャイナシンバルの連打を目印にソロを受け継ぐバック陣
目まぐるしいバトン・タッチ
締め括りはやはり一丸となって決まりさ
ラストにふさわしき全員によるせめぎ合い
そこからスネアロールでタム回しを迎える
会場全体が一体となっての凄まじきダンス大会
お祭り騒ぎ
ライブならではの醍醐味だね
だからこそ、やめられないライブイベント出演
追随するかのごとく、かっこいいギターソロが儚い終焉を告げる。
自然な曲の繋がりは抜群で、バッチリと大団円を迎えた

「どうも今日はありがとうございました
アンクルキャッツでした
本日はお誘いいただきましてありがとうございました!
あ!?これからもこのステージに出たいので、どうぞ、今後共よろしくお願いします(笑)
((´∀`*))
興味のある方はぜひともお越しくださいませ。
また、ライブイベントの話もあれば、駆け付けますよ(笑)!!」

安心で信頼度の高いステージングには、とっても満足さ。
観客の方々がバンドに向けて勢いよくクラッカーを放つ。
「パン!パン!!」
和気藹藹と賑やかだ。
怒涛のジャパニーズ・ポップスショーはあっという間に終了しちゃったさあ

フィナーレを迎えたアンクルキャッツは、汗びっしょりで達成感に満たされて席に戻っていきました。
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた。
それも致し方ないだろうね。
正直な感想なんだもん。
完全燃焼でライブは終了。
爽やかな疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました
中身は十分に濃厚でエキサイティングでした
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました

またすぐにでも観たいよ!!
爽やかな疲労感に包まれている
本当にお疲れ様でした。
感謝感激雨あられ状態だよ。((´∀`*))

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


会場後方テント内に陣取る司会進行役の斉藤さんも興奮したままでワイヤレスマイクを手に豪快なるアナウンス。
「ありがとうございました。
アンクルキャッツの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
5人も後のイベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれましたよ。
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています。
トンボたちもたくさん青空を飛んでいて、秋の気配は、もうすぐそこにまでやってきていますね。
皆さん、最後の瞬間まで、このひと時をリラックスしながら満喫していました!!

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません
時間をちょっと前に戻してくださいな
トリ前のバンド
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
壮大なる初期シカゴのカバー・プロジェクトだもん!
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
SAPPORO・TRANSIT ・AUTHORITY
いってみよう!!****
ヤバい奴らだ・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」
エルトン・ジョン「クロコダイル・ロック」
ポール・モーリア「恋は水色」

 
****残すところは1バンドとなりました!!(笑)****









 



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VOL,215 夏の終わりの北運河サウンドエナジー13(稲葉美紀DEAR FRIENDS編)

2024-09-09 15:58:16 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

まずはステージ上にセットされている機材類のご紹介をします。
キーボード用のアンプにローランドのJC-40。
ベース・アンプはご存じのハートキーシステムで、
410BASS module-2。
HEAD HA7000。
ドラムセットはご存知、茶色い光沢のシェルが美しいパール。
ギターアンプはマーシャルJCM-900とJC120の2台が用意されている。

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリの素敵なBGM
めっちゃムード満点。
 バンド入れ替え中、会場内に流れているBGMはザ・ビートルズの「ヘルプ」&「ペーパー・バック・ライター」&「デイ・トリッパー」「ア・ハード・ディズ・ナイト」「ひとりぼっちのあいつ」「ドント・レット・ミー・ダウン」
ビージーズ「イン・ザ・モーニング」
レイ・パーカーJR「パーティ・ナウ」
グラス・ルーツ「今日を生きよう」
ストローブス「パート・オブ・ザ・ユニオン」(あのリック・ウェイクマンもメンバーだった・・・でもこの1年前にイエスへ加入してしまったからここでは演奏していない)
ダイアナ・ロス「イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」
ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ「愛と青春の旅立ち」(究極の名バラード)
レインボウ「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」
KC&サンシャイン・バンド「シェイク・ユア・ブーティ」
EW&F「セプテンバー」
ボニーM「サニー」
アラベスク「フライデー・ナイト」
クインシー・ジョーンズ「愛のコリーダ」
オリヴィア・ニュートン・ジョン「レット・ミー・ビー・ゼア」
ニール・セダカ「オー❕キャロル」
ザ・ヴェンチャーズ「急がば回れ」
スリー・ドッグ・ナイト「喜びの世界」
ジョー・ウォルシュ「ロッキー・マウンテン・ウェイ」
ランナウェイズ「チェリーボム」
「ゲット・イット・オン」(T-REX)
「ミスター・ロボット」(スティクス)
「遥かなる影」「スーパースター」「イエスタディ・ワンス・モア」(カーペンターズ)
エルトン・ジョン「ユア・ソング」
そして、ハミルトン・ジョン・フランク&レイノルズで「恋のかけひき」
アキはボーカルや曲の雰囲気が布施明か尾崎紀世彦みたいだなあ、とほざいていたさ((´∀`*))
もっと勉強しなさいな!
もうこれだけで、気分は高揚するんだからねえ
ウイルソン・ピケットの「ダンス天国」で派手に決めて、締め括りはサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」・・・・・そして思いっきり渋めのジャズ(これにはSTAのミツが敏感に反応していた!)
シットリと感動的でムードが盛り上がるねえ

それでは景気よくライブレポートに突入と参りましょうか!
心行くまで楽しんじゃおう。
下手な屁理屈抜きにして、それっきゃない!!

皆さま、お次の番だよ。
時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

後半戦へ勢いにのって突入
早速いきましょうか!!

はい!
さあさあ、ここでSTAともひじょうになじみ深いバンドの登場ですよ!!
「稲葉美紀DEAR FRIENDS」
14、17:55~18:20
隣町・札幌からの出演
全曲を潔いほどに八神純子さまのレパートリーで網羅
このバンド、私が見るのは意外にも去年9月10日、東雁来・ルアレルヴァ以来だ。
メンバー達とは違うバンドでちょくちょく会っているから、久しぶり感は全くなしだけど・・・・((´∀`*))
再会を楽しみにしていたよん
 
このバンドは5人組です。
全員が落ち着いたイデタチで統一。
彼等は古くからのSTAファミリーなんだよ。
顔なじみのメンバーどころか、STAでガンガンにプレイしていたミュージシャンまで在籍しているしね。
手元に残っている記録によると、一昨年の2月27日(日)小樽雪明りの路・運河プラザホール、11月6日エイベッツ・バンドカーニバル(日)、11月27日ソリッド・美紀ちゃん還暦記念ライブ(日)以来(ゴールドストーン&スターライトでは「そうきあ」&「.J」で対バンを組んではいますがね・・・・)
本当ならば3年前8月の小樽・北運河サウンドエナジーなんかでも一緒になるはずだったのに、コロナ騒動で泣く泣く出演を辞退していたのさ・・・・
近年はアコースティックプロジェクトに着手して、グッと落ち着いた雰囲気を醸し出していた彼ら。
全員が椅子になんか座ったりしてね。
若干のメンバーチェンジも施しているようだし(でも見たことのある顔ばかりだけど・・・笑)。
皆、元気にしていたかい?
彼等がエントリーするとしないとでは、イベントとしてのクォリティに差が顕著に現れてしまうのは明らかでしょうね。
ここのところ、アジアを中心としてワールドワイドに俄然注目の的となっている80年代J-POPサウンド。
このバンドのセットリストなんてドンズバでしょう!!
周り回って遂に時代と音楽の流行がバッチリと合致したんだね。
これは素晴らしいことだ。
こうなったら、目一杯にフルスロットルで頑張ってもらうしかないでしょうよ!!
期待感に溢れてワクワク状態だよ。
結果的には今回、出演が実現してくれて本当に良かったよ。
ご多分にもれず、相変わらず彼らもバンド掛け持ちにと多忙((´∀`*))

この日も控えのテーブル席が、STAと隣同士ということもあって、ちょくちょく行き来していたよ。
時にはお互い、写真撮影に勤しんだりしてね。((´∀`*))
 
まずはバンド・サイドからのメッセージが届いていますので、ここでご紹介させていただきますね。
「こんにちは((´∀`))
実力派ヴォーカリストの稲葉美紀を前面にフューチャーして、プレイヤー達は彼女を盛り上げるバックバンドに徹するのが基本コンセプトです。
皆さんの馴染みある曲で、我々が最も得意とする八神純子を中心にチャレンジし、自らだけではなく会場の皆さんと一体になれる癒しとHAPPYなステージをお届けいたします♪
これからもドンドンと進化し続けますよ。
興味津々でしょう。
世の癒しパワーになれるよう歌います
どうぞよろしくお願いいたします」

う~む・・・なるほどなあ。
そういわれてみればどことなく、アダルティックなムードを醸し出している。

「バック陣の白熱プレイを秘密兵器にバンドとのハイブリットバージョンが売りです。
伸びやかなるハイトーン、クリアヴォイスのミキミキをお届けします。」とのこと。
つまりは、バンド形態プラス・アルファの変則編成に落ち着く事と相成りました。
2017年のベッシーホールでは、インストウルメンタルとボーカルを織り交ぜた編成の5人組フュージョン・ロック・バンド、2018年1月のスペース・アート・ホールではピアノ弾き語りを中心に据えたバンド編成、同年8月の北運河サウンド・エナジーではMIKIMIKIヴォイスとトークを散りばめてくれました。
4年前1月のモダンタイムではギターレス、ツインキーボード体制での初お披露目だった。
思い返せば今回の実験的ひな型だよね。

彼らとの付き合いは相当に長いから、バンド遍歴は逐一見てきた。
そのたびにスケールアップしていく様をまざまざと見せつけられているので、せっかくだから、今までのエピソードなども絡めてお送りしていきましょう

それでは今更説明や解説をするのも野暮というものではありますが、いきます。

ヴォーカルに妖艶なる歌姫ミキちゃん
黒を基調としたファッションで決めています
時には楽曲の関係上鍵盤シンガーというスタンスもある柔軟性に富んだミュージシャン
正に「札幌の八神さま!」
STAアッキー曰く「めっちゃ腕をあげたなあ、ミキさん」と感嘆。
本人によるコメントを紹介
「私失敗しないのでと、ドクターXを気取ってはいるが、密かに歌詞を間違えている・・・・(爆笑)」
彼女は多方面のバンドに所属しています
(ポップスはもちろんのこと、アニソンから様式美へヴィーメタルまで)。
才色兼備とは彼女のこと。
なんと驚いたことに、網タイツ姿でイングヴェイマルムスティーンのカバーバンド「.J」でも堂々と演奏していました。
ずっとその雄姿を夢にまで見ていたのだよ。
ここまでの道のりは長かったあ・・・。
ありがたいことだ
ちなみにあの曲ではサンバホイッスルも吹きます((´∀`))

 
リーダー兼ドラマーは元STAのセッキーちゃん。
「最年長でドリンクを飲みつつも頑張っています(ミキミキ談)」
4年前はカホンとウィンドウチャイムなどを巧みにこなしていました。
今回は本来のドラマーとしてその目を見張るようなドラミングを披露
とにかく彼は、リズムマシーンを心強き相棒に従えて数段ギアをあげてきた。
それはお世辞抜きに、方々から聞こえてきた沢山の賛辞が証明しているよ。
時と場合によっては、テインバレスまでをも操っていたし。
彼のスティックの持ち方は、レギュラーグリップなんだけど、その握りであれだけ叩けるドラマーって通のドラマーに言わせるとそうそういないらしい。
普段は笑顔を絶やさずフレンドリーな佇まいなんだけど、いざステージにスタンバイすると、キリリとかっこよく表情も引き締まって豹変するのだ。
彼も、フュージョン系ブレイクスルーを手始めに、数多くのバンドを掛け持ちというモテモテ・ミュージシャン。
病的なくらいに根っからのバンド好き男。
その温厚な人柄からは想像もつかないくらいの熟練技を発揮。
実はドラムのキャリアは、それほど長くないとのことなんだから更に驚愕だ。
一見の価値アリ。 
 
ベース&コーラス・パートには3年前の夏から、アミノ酸ことアミノ君や、マサキヨ君、トミッチョが見事に埋めていたんだけど、第4の男が今回現れた。
チャッピーだ!
白いシャツとサングラすとペンダント姿
使用楽器は愛器のナチュラルボディカラー・ベース。
メイプル指板。
彼は最近ひたすらに気を吐いている
浅草橋サウンドエナジーではオールディズバンドで出演してウッドベース&リードヴォーカルを担当していた
更には今年からASIAのカバーバンドを結成
ジョン・ウエットン役をこなしてる
何だ何だかとてつもないことが起こりそうな気配

 4年前の末に、めでたく加入した酔いどれギタリストのシモラー((´∀`*))
ところが年中ハードスケジュールの彼
な、な、何と出張が入ってしまい、今回は泣く泣く参加を断念・・・・・(´;ω;`)
ところが心強いサポートギタリストが見事にその役をこなしてくれた
ヒデキ君だ
目にも鮮やかなペパーミントグリーンのボディカラーのギターで弾きまくっていた
ローズ指板
これはシェクター・・・?どこのメーカーかなあ・・・???
まあ、いずれにしろ相当のギターコレクターとみた。
これは面白いね。
マニア心を存分にくすぐるところ。
今度ゆっくりと、楽器談義でもしてみたいよ
ずっと注目の的でした。
演者が食われるほどに。
目立った者勝ちの世界観だ!((´∀`*))
テツも密かに彼のギター・テクニックを大絶賛していた。
さすが、見る目が鋭いね。
類は友を呼ぶ。
よって、今回、その超絶技巧なテクニックを余すところなく披露してくれたよ
とてもじゃあないけれども一時的なサポートとは思えないような貫禄漲る安定感のピッキングを醸し出していたよ
当たり前に長年在籍しているメンバーの様相を呈していた
 
そしてキーボードレディが、在籍というゴージャスさ。
これならばミキミキちゃんも、歌に全力で専念できるというものだ。
このスペシャルなシフトは大正解。
キーボードは、な、な、なんとその名もジュンコさん!
八神純子を弾く淳子さま。
20代の頃、ミキミキと一緒にバンドを結成していてポプコンや、キリン・ポップスグランプリなんかにオリジナル曲も交え出演してブイブイ言わせていました。
楽しい老後&ボケ防止のために再度返り咲いた次第!
めでたし、めでたし!!
ちなみにKORGのKROSSを使用。

つまり見るたび、構成に微妙な変化があるわけだ。(人の事は言えませんが。。。。(;^_^A)
色々と試行錯誤の繰り返しなんだね。
バンド維持って何かと大変。
まあそれだけに、やりがいのあるジャンルではあります
頭の下がる思いさ。
ご苦労様です。
 
 以前には、会場入りした彼等をマサが捕まえて素朴な疑問を投げかけてみた。
「ブレイク・スルーとこのバンド、結局どのように区別するのかな?」
とどのつまり、ブレイク・スルーはセッキーによる純粋なる多重プロジェクト。
そしてこちらも表向きはセッキーがリーダーなのですが、実質的に影で取り仕切っているのはミキミキちゃんだとのこと(裏ボスね)。
なるほど!この差はやたらとデカイ(笑)
彼らも相当にアイディアを練って全編名曲オンパレードの形式で臨んできましたよ。
例によって前後編という流れで・・・・。
目まぐるしく次々に飛び出してくる珠玉のヒット曲に陶酔しちゃいましょう

それでは前置きが大変長くなりました
さあ、いよいよ佳境だよ

ここいらで本編に入りますよ!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
準備万端整っているので十分に余裕があります。

若きヒカルちゃんはステージ上で俄然スタッフに徹している
斎藤さんがからかう
「メンバー達から声がかかっているよ
ちゃんと働いてください((´∀`))」
ほどよくバランス&サウンド・チェックも終えてスタンバイ・オーケーのサインを音響スタッフ(ミワさんに送る。


さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持してのショーが幕開けだ
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))

賑やかなBGMに誘われてワイヤレスマイクを手にした斎藤氏が、会場の後方受付カウンターからステージへと向けての司会進行役。
「お待たせしました!
小樽北運河サウンド・エナジーはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
先ほどまでの雲はどこかに行ってしまいました
昨日に引き続きピーカン
暑いのも考えものですが・・・・
まだまだ色々なバンドが出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど、今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))
演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
ただし、熱中症にはご用心
それでも具合が悪くなった方がいらっしゃいましたら、必ず救急車を呼びますのでご安心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
お次に控えしバンドも、素晴らしい歌声を披露してくれますよ
興味津々のジャンルは邦楽のカバーが中心。
更にパワーアップしてきました
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです。
応援のほどをよろしくお願いいたします!
それでは稲葉美紀DEAR FRIENDSの皆さんです。
どうぞよろしくお願いいたします!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
悪しからず・・・(-_-;)

盛大なるアナウンス導かれて、豪華絢爛なるショーの幕が切って落とされた!!

まずは名刺代わりに・・・・
王道の路線で「パープル・タウン」
おお!
いきなり初っ端からこれですかあ!
衝撃ですな
情け容赦なき掟破りの波状攻撃が火を噴いた
開始の狼煙はこれで決まり
オープニングナンバーに相応しい
1980年7月21日に発売された9枚目のシングル
「アルバム「ジュンコ・ザ・ベスト」10曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング2位を記録した
CMソングにも起用され累計60万枚のセールスを記録して大ヒットした
アベさんとダンサーズが早速立ち上がり、一心不乱に踊り狂う
(アベさんの訪れるライブ会場にはステージ最前列中央「アベVIPシート」を設けるべきだ!と私は真剣に提案したいと思います。
もちろんダンス・フロア付きでね)
一聴しただけで八神節だとわかる、流れるようなメロディが光を放つ快適な名曲。
やはりこれに尽きるでしょう・・・・・
ステージがはじまらないよ
(当時デヴィッド・フォスターがプロデュースしたレイ・ケネディのロンリー・ガイとひと悶着あった曰くつきだけどもパーフェクトな金字塔)
八神の人生の転機を象徴する記念碑的な歌
グッとオシャレなサウンドで迫ってくる稲葉美紀DEAR FRIENDS
伸びやかで張りのある官能的ヴォーカルを、惜しげもなく聞かせてくれるミキミキ嬢。
バック陣も難攻不落なこのバッキングでは、巧みなトリッキー・テクニックを駆使
余裕の表情で繰り広げてミキミキ嬢を盛り立てつつもガッシリと支えます。
的確なドラミングが絡みつく中、アーミング&チョーキングを交えたギター・ソロとスラップ・ベースも気持ちいい。
ギターの滑らかなる決め一音フィンガリングに雪崩れ込み。
夕闇迫る中で一際照明が煌びやかだ。
常にテンションの高いステージングのわりには、トークがとっても和気藹々。このギャップも魅力の一つ。
ミキミキ嬢の豊かな声量はいつ聞いても鮮やか過ぎる
いやいや益々艶を増しているではないか
恐るべし
都会的な雰囲気が漂うステージを展開
前後対バン達との対比がすこぶる面白い。
これはもしかして確信犯なのかな?
ウオーミングアップ程度に巧みにこなしているよ
中々に生きのいい貫禄で盛り上げてくれました
でも決して気取った嫌味な感じは与えないところがミソ
その派手なリフ絡みとインパクトの匙加減が絶妙

観客席どこからともなく
「MIKIMIKIさん、素敵~!!」
当然でしょうね
またもや、ミキ嬢の力量を目一杯に思い知らされてしまいました
間髪入れずにメドレーで
「ポーラー・スター
(1979年7月25日リリースの7枚目シングル
アルバムMR,メトロポリスに収録)」
オリコン週間チャートでは最高ランキング8位を記録
このタイトルは「北極星」を意味する
息をつかせる隙を与えてもくれない、心憎きセットリスト。
いつの間にか、感動的な歌メロと歌詞に打ち震えているのだ。
ドップリとお洒落なムードに浸ってください。
グッと大人のサウンド溢れる、Jポップ・ナンバー
この曲には思い入れがひと際強いと読んだ
生き生き伸び伸びと輝いていたよ。
エンディングでもスリリングにバッチリとハマっていた。
テンションもマックス状態で恍惚の領域に達していたさ・・・・
見事なくらいのライブに対する妥協なき徹底ぶりに拍手喝采
やる気満々の意気込みがヒシヒシと伝わってくる采配
ミキミキちゃんはこの日華やかで極上の魅力を振り撒いてくれたよ

そのミキミキ嬢によるMC
常にテンションの高い華麗なるステージングのわりには、トークがとっても愉快痛快
MCとのギャップもとくとご覧あれ

「私はこの間、久しぶりに長年リスペクトしている八神純子様のコンサートを観てきました
美しさはずっと変わらず、声も全く衰え知らず
八神様は途中のトイレタイム以外はずっと立ちっぱなしで歌ったりお話したりしていました
驚いたことは一回も水を飲まなかったこと
で、私が何を言いたいかと言いますと・・・・・私も今日は水を飲まないということ((´∀`))
八神様は私の4つ上なのですが、変なところを真似させていただきますよ
・・・・思い出のスクリーン」
(1979年2月5日リリースの6枚目シングル)」
アルバム「ジュンコ・ザ・ベスト」9曲目に収録
オリコンチャートでは最高ランキング12位を記録
セッキーのカウントにはじまる、貫禄タップリの緻密この上ないリズムが炸裂!
ここでもしっかりと、八神&ミキミキ・ワールドにあなたを誘います
ジュンコちゃん演じるシンセの優しくて淡いオーケストレーションが、そのまま本編へと繋がる演奏。
キーボード操作も抜群で、小技の連発。
一時たりとも目が離せません。
「テクニシャン!」とあるキーボードプレイヤーも手放しで絶賛していたよ。
セッキーはやや控えめながら、さすがの繊細ハイハットワークも交えて、タイトに引き締まったスティック乱れ打ちで援護射撃。
スプラッシュシンバルへの打音も臨場感タップリ
メンバー全員がノビノビと息のあったプレイに専念。
胸に大切そうに下げているミキミキちゃん愛用のサンバホイッスルを、本家同様ここぞとばかりに使用しているところなんて、気合の入り方が半端ではないですね。
極めつけはギターから紡ぎだされるトーンの音像。
愁いを含んだパワフル・ヴォイスで応じるミキ嬢は新境地開拓。
こういう側面もあるんだねえ。
その引き出しの豊富さにはお口あんぐり状態さ。
思わず唸ってしまいます。
これだけ歌えたら、さぞかし気持ちいいんだろうなあ。
微笑ましくも、羨ましい限り。
遠く澄み切った果てしなき天空の向こうにまで届け!とばかりに、遠慮なくぶちかましてくれました。

「じゃあ皆さんもよく知っている・・・・MR,ブルー~私の地球~(1980年11月5日にリリースされた10枚目のシングル)」
ベテランならではの味わい深いひと時
もう余裕綽綽に構えているんだからなあ
全体を覆いつくすかのような、壮大なるギターの音色が効果覿面
ツボへと、モロにはまった感ありのオーディエンス達は脳天ヒューズ・スパークしまくり
熱冷ましとばかりにこの曲をここへもってくるなんて、粋な配慮ですなあ
圧巻だよ
皆でニコニコと大合唱だ。
ダンディなチャッピーさんによるコーラス。
もちろんバンド全員、こだわりにこだわりぬいた趣向を施して、へヴィーな演出で場を盛り上げていました。
ステージの進行具合を、詳細に計算しつくした組み合わせは非の打ち所がない
敬服しちゃう。
フォーメーションによるアンサンブルも見事過ぎだ。
しかもこのバンドのメンバー達の許容量は玄人はだしだね。
なんでもこなせちゃうんだから
ロック、ヘヴィーメタル、アニソン、オールディズからディスコ、ソウル、R&B、果てはラテン、J-POP、ジャズに至るまで一大網羅しています。
ありとあらゆる経験にもとずいた自信を基盤にしているだけに、守備範囲の広さが容易に窺い知れます。
まあ、いずれにせよ、決して古臭くなったりしない、これは光輝くトドメのポップ・アイコン。
よりコンパクトに纏め上げられた、もってこいの一撃ですね。
何から何まで申し分ない・・・・皆、楽しそうだよ。
この光景を後方の席から眺めていたんだけど・・・うかつにもシミジミと感動しちゃったさ・・・・

「さあ、それでは、たくさんのリクエストがあったので、ラストはやっぱりあの曲
・・・・・・・・・みずいろの雨で終わりたいと思います
・・・・(1978年9月5にリリース
5枚目のシングル
60万枚のセールスを記録!)」
満を持して遂に登場!
これを絶対にやらなければ許されない。
ステージを降りられないよ
マサがずっと心待ちにしていた、甘酸っぱくも青春のほろ苦い香りが目いっぱいに漂う曲がはじまりました。
これでトドメを刺しながら息の根を止める。
一緒になって口ずさんでいる人も見受けられます。
セッキーによるカウント
(今回は彼のホノボノとしたおとぼけMCが全く聞けなかったのが少しだけど残念・・・・)。
優しい人柄や思いやりをチラホラと覗かせるセッキーですが、やっぱり見るからに善人丸出しだ。
しかし、いざプレイに入るとなると、ここでも別人のごとく表情が男らしく引き締まっていて頼もしい。
MIKIMIKI嬢の感情移入と表現力は申し分なし。
いやはやなんとも参りました。
(もうこれをやられたら私は思い残す事は何もありません・・・・。)
ここでもサンバホイッスルが轟いた時には、心に染み入りウルウル状態。
恐るべし自己主張。
そのどこまでも張りのあるボーカルには、ただただ聞き惚れるのみ。
MIKIMIKI嬢の豊かな声量は、ここにきてもパワーダウンしません
それどころか、益々艶を増しているではないか。
「まだまだここで歌っていたいわ!
もっともっと私の歌を聞いて!」とでも言いたげだ
口笛ピューピュー吹き鳴らされる・・・・・・なんという夢心地な空間であろうか
レッドゾーンは振り切れ寸前
余力を振り絞っての熱演
曲者ら全員が汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない
あらら・・・・?
どこからか現れたおじさんがシャボン玉を次々と飛ばしてステージに彩を添えてくれる
フワフワと漂う数多くの綺麗なシャボン玉を見ていると、童心に戻ってしまうね
チャイナシンバルの連打を目印にソロを受け継ぐバック陣
目まぐるしいバトン・タッチ
締め括りはやはり一丸となってのバトルで決まりさ
ラストにふさわしき全員によるせめぎ合い
そこからスネアロールでタム回しを迎える
会場全体が一体となっての凄まじきダンス大会
お祭り騒ぎ
ライブならではの醍醐味だね
だからこそ、やめられないライブイベント出演
追随するかのごとく、かっこいいギターソロが儚い終焉を告げる。
自然な曲の繋がりは抜群で、バッチリと大団円を迎えた

「どうも今日はありがとうございました
稲葉美紀DEAR FRIENDSでした
今日も、態度がでかくて申し訳ありません・・・(笑)
まだまだ、この後もイベントは続きますよ。
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
本日はお誘いいただきましてありがとうございました!
あ!?これからもこのステージに出たいので、どうぞ、今後共よろしくお願いします(笑)
((´∀`*))
興味のある方はぜひともお越しくださいませ。
また、ライブイベントの話もあれば、どこでもドアで駆け付けますよ!
持っていないけど(笑)!!」

安心で信頼度の高いステージングには、とっても満足さ。
観客の方々がバンドに向けて勢いよくクラッカーを放つ。
「パン!パン!!」
和気藹藹と賑やかだ。
怒涛のジャパニーズ・ポップスショーはあっという間に終了しちゃったさあ

フィナーレを迎えた稲葉美紀DEAR FRIENDSは、汗びっしょりで達成感に満たされて席に戻っていきました。
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた。
それも致し方ないだろうね。
正直な感想なんだもん。
完全燃焼でライブは終了。
爽やかな疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました
中身は十分に濃厚でエキサイティングでした
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました

またすぐにでも観たいよ!!
爽やかな疲労感と汗に包まれている。
本当にお疲れ様でした。
感謝感激雨あられ状態だよ。((´∀`*))

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


会場後方テント内に陣取る司会進行役の斉藤さんも興奮したままでワイヤレスマイクを手に豪快なるアナウンス。
「ありがとうございました。
稲葉美紀DEAR FRIENDSの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
5人も後のイベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、これからの長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ。
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています。
トンボたちもたくさん青空を飛んでいて、秋の気配は、もうすぐそこにまでやってきていますね。
皆さん、ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時をリラックスしながら満喫していってください!!

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません。
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
壮大なる初期シカゴのカバー・プロジェクトだもん!
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
ヤバい奴らだ・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」

 
追記・・・MIKIMIKI嬢はかつてコンテスト&オーディション荒らしでブイブイ言わせていたそうですよ。
それも素直に頷けるというもの。

 
****さあ、残すところは2バンドとなりました!!(笑)
are you ready?!****









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ススキノの夜が紫一色に熱く激しくそして荘厳に燃え上がった!

2024-09-09 10:36:14 | Live Set List
7日の土曜日は我が迫力のバンド
purple bringerのライブでした🤠🎶‼️

ブリティッシュ様式美ハードロックバンドの元祖、あのディープパープルをとことん忠実に再現するべく硬派な猛者達が集結したバンドだけにこだわり具合が超半端ない

会場はススキノライブハウスの老舗でもあるホットタイムだから申し分なし
出演は大トリという最も美味しい時間帯
メンバー全員がとことんにまで燃え上がりましたよ🔥

という訳でして毎度お馴染みスタンダード連発の中に、伝説の大作「lazy」スタジオバージョンもフル・プレイ!
しかも魂のハイトーンシャウター、リョゴは火花散るソロ攻防の後でブルースハープも堂々と披露!
カッコ良かったよ
存在感が抜群さ
アンコール含めて最早独壇場と化した
いやはやなんとも素晴らしいひと時でしたよ

ドリンクを飲みながら美味しい2種類のカレーライスを3杯、コーンポタージュスープも3杯おかわりしてしまったあ
ご馳走様😋

私はドラマーでもあるオーナーのKenneth君が35年前に制作した伝説のヘビーメタルバンド「アンドロジナス」カセットテープ2種類をプレゼントした
Kenneth君もこれは持ってなかったらしい…(カセットデッキもないし…( i _ i )
すると奥様のチエさんから激レアグッズをいただいた!
またまた何から何までお世話になりました
イカした対バンの連中、ナイスショットのカメラマン、そして最初から最後まで絶え間なく声援を送り続けてくれたオーディエンス
全てにおいて
very special thanksだ!😉❣️🎉

〜purple bringer SET LIST〜
1、burn
2、storm bringer
3、speed king
4、lazy
5、black night
6、highway star
…encore…
7、smoke on the water
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VOL,215 夏の終わりの北運河サウンドエナジー13(SHOCKSS編)

2024-09-07 09:47:18 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

まずはステージ上にセットされている機材類のご紹介をします。
キーボード用のアンプにローランドのJC-40。
ベース・アンプはご存じのハートキーシステムで、
410BASS module-2。
HEAD HA7000。
ドラムセットはご存知、茶色い光沢のシェルが美しいパール。
ギターアンプはマーシャルJCM-900とJC120の2台が用意されている。

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリの素敵なBGM
めっちゃムード満点。
会場内に流れるBGMはザ・ビートルズの「ヘルプ」&「ペーパー・バック・ライター」。
ビージーズ「イン・ザ・モーニング」
レイ・パーカーJR「パーティ・ナウ」
グラス・ルーツ「今日を生きよう」
ストローブス「パート・オブ・ザ・ユニオン」(あのリック・ウェイクマンもメンバーだった・・・でもこの1年前にイエスへ加入してしまったからここでは演奏していない)
ダイアナ・ロス「イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」
ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ「愛と青春の旅立ち」(究極の名バラード)
レインボウ「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」
KC&サンシャイン・バンド「シェイク・ユア・ブーティ」
EW&F「セプテンバー」
ボニーM「サニー」
アラベスク「フライデー・ナイト」
オリヴィア・ニュートン・ジョン「レット・ミー・ビー・ゼア」
ニール・セダカ「オー❕キャロル」
ザ・ヴェンチャーズ「急がば回れ」
スリー・ドッグ・ナイト「喜びの世界」
ジョー・ウォルシュ「ロッキー・マウンテン・ウェイ」
ランナウェイズ「チェリーボム」
「ゲット・イット・オン」(T-REX)
「ミスター・ロボット」(スティクス)
「遥かなる影」「スーパースター」「イエスタディ・ワンス・モア」(カーペンターズ)
「ひとりぼっちのあいつ」「ドント・レット・ミー・ダウン」(ザ・ビートルズ)
エルトン・ジョン「ユア・ソング」
そして、ハミルトン・ジョン・フランク&レイノルズで「恋のかけひき」
アキはボーカルや曲の雰囲気が布施明か尾崎紀世彦みたいだなあ、とほざいていたさ((´∀`*))
もっと勉強しなさいな!
もうこれだけで、気分は高揚するんだからねえ。


それでは景気よくライブレポートに突入と参りましょうか!
心行くまで楽しんじゃおう。
下手な屁理屈抜きにして、それっきゃない!!

皆さま、お次の番だよ。
時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

後半戦へ勢いにのって突入
それにしてもこんな素敵なバンドが13番手だなんて勿体ないくらい・・・・
早速いきましょうか!!

17:25~17:45
「SHOCKSS」

札幌と小樽のメンバーからなる4人組バンド。
(以前までは女性のキーボードを擁する5人組だった)
ジャンルは何と、ビジュアル系ジャパニーズロックバンドの大御所「ラルクアンシェル」のカヴァーバンドだ。

ずっと噂には聞いていたけれども、4年前9月の小樽屋外イベントで初めてライブを見ることができました。
で、同年12月13日の小樽お気楽ライブ「運河プラザ3番庫」が2回目。
次いで一昨年3月16日のゴールドストーン・フレンズ・ライブ、更に同年8月28日(日)、昨年2月26日の小樽公会堂雪明りの路、そして同年7月23日(日)の小樽浅草橋オールディズナイト&8月27日(日)北運河サウンドエナジー、今年2月小樽公会堂大ホール雪明かりの路、7月小樽浅草橋サウンドエナジー以来となります。
(本当はコバちゃんとの絡みでSTA企画に出演が決定していたりもしたんだけど、コロナ騒動でお流れに・・・・無念の極致)
昨年1月21日(土)、マ・シェリ初の企画「ゴールドストーン」にも出演
構想から早7年、紆余曲折を経ての長い道のりだったそうですよ。
最近はどんどんと他方面でもライブも決まって、軌道に乗りつつ仲間も増え輪が広がっています。
サンキュー!
トミーが高校の時、ぼんやりとみていた夢が40歳を過ぎて遂に実現したとのこと。
皆さんに喜んでもらえ、トミーも気持ちいい歌が歌えて最高に幸せ
これで理想に一歩近づけた感あり。
今後も計画は進めつつ、パワーを増幅していく所存
人生って何があるかわからないから面白いねえ

メンバーを紹介しますよ。

手数王のパワフルな爆音ドラムは、クールガイのUJI
情熱的な赤いスティックを持参

テツヤ役ベースにYU-KI
コーラスも兼任
5弦の愛器シェクターを使用。
マサはずっとアイバニーズだと思っていたけどサッサがこっそりとメーカーを教えてくれた。
ベース弦をカラー・ストリングでセットしている。
これはSTAのミツも目ざとく発見したようだ。
見た目が虹のようで非常にカラフル。
そりゃあ、そうだろうね。
目立った者勝ちの世界さ。
けっこう、このセット弦は高いはず。
まだ今でも、市販されているんだね。
たしか30年以上前、商品化されたように記憶している。
特筆すべき点は、ヘッドセットマイクも使用していること(写真を参照のこと)
マサと同じ、ベースとボーカルの2つワイヤレス仕様。
やる気満々の拘り具合がグッド!
この日8番目に出演したプリンセス・オブ・カンナでも、嬉々としてジャンヌダルクを演奏していた
なるほど彼のルーツが垣間見えてきた・・・・と思っていたら、何とコバちゃんいわく、ユーキはカンサスとかのプログレマニアなんだそうですよ!
ビックリだ
今度、またじっくりと時間を設けて談義したいものだわい((´∀`*))
彼は壮大なる打ち込みプログラムも担当している
これがなんまら半端なく効果を発揮している
ある意味ではバンドの肝ともいえるのではないかい
プリンセス・オブ・カンナも同様に導入

個性派の驚愕なヴォーカルはTOMMY!
衣装もアクセサリーもひじょうに個性的
全身を極上のミステリアスなファッションで固めている。
メイクもバッチリと施してエキゾチックな雰囲気を醸し出していて、とても似合うよ。
「会うたびに化粧が濃くなっているね・・・」とマサはライブ後トミーに告げた((´∀`))
次いでマサは「爽やかだねえ・・・」と聞いたら「(ニンマリ)((´∀`*))」
当たり前だよね((´∀`*))
実は彼は彦ちゃん率いる「紫」のコピーバンド「蝦夷紫」のボーカルでもあるのだ。
マサはずっと彼のすべてに注目していて、やっとタイミングよく3年前のゴールド・ストーンで対バンが実現。
その際、お互いのバンド入れ替え時、舞台袖にて「ディープ・パープルのカバーバンドやらないかい!?」とコンタクト。
何の躊躇もなくトミーは、ニヤリとして「いいですねえ。デヴィッド・カヴァーディルが大好きなんですよ!」と意気投合。
即座にパープルのコピーバンドが結成されたのでした。
(それがこの日2番目に出演したパープル・ブリンガーだ!)
おそらく札樽圏内において、トミーのパワフルボーカルは3本の指に入ることでしょう。(サイトウ氏談)
この度は.Jのリョゴくんにボーカルを託しての勇退離脱。
お疲れさまでした。
微笑ましきミュージシャンとしての交友関係は今も継続中。
(実際、このボーカル・コンビは数か月前、遂に飲み会を実現させてフェイスブックにアップしていた。
麗しき友情を育んでいるとはすばらしい
話も酒もまだまだ足りなかったようだけどね・・・((´∀`))

おっと、話を元に戻します((´∀`*))
ギターは先述のナイスガイ・コバちゃんという布陣。
彼は会うたびにバンドが違うんだよね
(このことを本人にも言ったらバカ受け!
だって彦&キラーちゃんらとリーゼント姿で、横浜銀蠅のカバーバンドもやっているんだよ。
ディス魂、樽テット、稲葉美紀DEAR FRIENDSにもいたね。
まだまだあるよ~!)。
それはジャンルを選り好みせず、吸収する意欲に満ち溢れているという証拠だ。
ただ、ここでは、他のメンバーたちとの年齢差を、とても気にしていたご様子。
世代のギャップを痛感した次第・・・・。
全然、見た目にも違和感なんてないんだけれどね。
それを言ったら、マサなんてどうなるんだよ((´∀`*))
そんなことも演奏が始まれば、一切がっさい無関係さ。
ギターは、ストラトキャスターを使用
ブラックのボディカラー
メイプル指板仕様で豪華絢爛。
彼もワイヤレスシステムを使用していますよ。
黄色いshirtにお馴染みのベルボトム・ジーンズ。
サングラスと黒いTシャツ、ペンダントもお似合い
エフェクターボードも特筆モノ。
ちなみにこの直後には我らがSTAでも弾くのだ。
(昨夏なんて本来参加予定だったギタリストがダメになったため、7月の浅草橋に引き続いて8月の北運河にもSTAへ合流してくれた救世主!!)
この2バンド連続はコバちゃん直々に主催のサイトウ氏に依頼して実現。
相当のご意見番コバちゃんなのであった!!
まあ、そのほうがセッティングが楽だもんな。
スタミナ温存もバッチリ!
でもフェイスブックには「もう掛持ちライブはつらいかも・・・」とこぼしていた

さてさて、ラルクは想像以上に高度な音楽性を含んでいるとのこと。
コバちゃん曰く、グレイはシンプルな構成で組み込まれているんだけど、こちらは意外にも複雑極まりないとのこと。
それだけ勉強にもなるし、コバちゃんならばコツを把握しちゃえば、あとは楽勝でしょう。
私は彼の事を「小樽のジェフ・ベック」と命名したのだから。


フェイスブックにも写真をアップしていたけど、彼の代名詞「ベルボトム
トレードマークだけに、そのお姿が神々しい!!
実は女性ものなんだよ
(ネットでの購入)。
彼は羨ましいことに、ずっとスリムな体形を維持しているので、男性サイズではダボついてしまうらしい。
マサも会うたび、必ず彼とはベルボトム話に花が咲くのですよ。
実際に履いてみないとジャストフィットするのかどうかはわからないから、ちょっと不安なんだよね。
かといって、今の時代、古着屋の店頭では商品発見が至難の技。
マメに探し回るしかないんだね、やはり・・・・。
宝物探し状態の有様さ。
それだけこのラッパズボンには魅了されているという証拠。
(Wのジョニーとも以前にピグスティ―で同じ会話をした)


ほぼ全員がバッチリとゴシック調の衣装でかっこよく統一していて、いかにもロッカー然としたルックスを誇る。
見るからに絵になる
羨ましい限りさ
これはもっちんも同意見だった


実際の話、トミーやコバちゃんらは、ここまで辿り着くのに色々と苦労したようだよ
(メンバー集めとか。
この件はお互い身につまされるよなあ)

ここいらで本編に入りますよ!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
セッティングはとうに完了しているので十分に余裕があります。
まずは軽くリハも兼ねて、全体での音鳴らしでサウンドチェックを終えウォーミングアップも済ませる。

準備万端整いましたよん。
そろそろ参りましょうか!!
満を持して華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))

人数の都合上、持ち時間が短く20分!
4曲のみの披露だけに、アッという間のひと時
よって、いい機会だから以前の濃厚なるライブレポートからも引用してお送りしていきたいと思います。

客席の前方からは、どこかで聞いたことのある黄色い歓声で「コバちゃん!トミー!」と、何度も連呼しているスーパーレディがいる((´∀`*))
メンバー達も、苦笑いするしかないよね。
いついかなる時のライブでも、大変な盛り上がりを見せてくれるショックス。

賑やかなBGMに誘われて会場後方テント内からワイヤレスマイクを手にした斎藤氏がバンドを声高らかに紹介する
((´∀`)ステージの下手から)

「さあ、皆さん、大変長らくお待たせしました。
小樽北運河サウンドエナジーはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
先ほどまでの雲はどこかに行ってしまいました
昨日に引き続きピーカン
暑いのも考えものですが・・・・
まだまだ素敵なバンドがいっぱい出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
ただし、熱中症にはご用心ください
それでも具合が悪くなった方がいらっしゃいましたら必ず救急車を呼びますのでご安心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
お次に控えしバンド、力強いサウンド展開で凄い楽しみですよ。
興味津々のジャンルはラルクアンシェルのカバーが中心。
ジャパニーズ・ビジュアル系バンド。
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです。
応援のほどよろしくお願いいたします!
とことんまで楽しませますよ~~!
それでは札幌と小樽のメンバーからなるバンド、ショックスの皆さんです。
どうぞよろしくお願いいたします!!」
「待ってました!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

そして、MC役も兼ねるカリスマ・トミー。
「皆さん、こんにちは。
今年めでたく結成4年目を迎えたショックスです。
ラルクアンシェルの良さを少しでも世の中に広めるために、日夜頑張って活動しています
(ススキノのでライブハウス、クレイジー・モンキーで、ショックス主催のラルクカヴァーバンド大会も近々ありますよ
益益もってアグレッシブだなあ)
それではよろしくお願いいたします!!」

ドラマティックなSEが流れる中で、はじまった。
それに導かれて波状攻撃開始
ハイハットカウントからイントロは激しいビートサウンドがいきなり炸裂
特に柔らかいベースラインがカッコいい
1曲目「ニュー・ワールド」
おお!
いきなり初っ端からこれですかあ!
衝撃ですな
情け容赦なき掟破りの波状攻撃が火を噴いた
開始の狼煙はこれ。
オープニングナンバーに相応しい退廃的なポップソング
ハイハットカウントからはじまるマーチング・ビート風なドラミングが、ドラマティックな打ち込みイントロに堂々の鎮座。
こちらも、2005年6月22日発売のアルバム「AWAKE」1曲目に収録。
同年4月6日リリースの26作目シングル。
当然のごとくオリコン週間チャートでは1位を獲得!
な、な、なんとお!
またまた、以前のセットリストから全てを入れ替えてきた!
しかも、必死に調べてみたら、初めて見た時からのダブり曲があまりない!!
なんというふてぶてしき恐ろしい猛者どもだ!
これも自信と余裕の表れなのでしょうよ。
一体全体、レパートリーは何曲あるのだ!?
半端なき引き出しの多さは間違いない
現在も随時、新しい曲を加え続けているらしい
そろそろ一旦、持ち曲を整理してみようか、という意見も出始めているらしけれど・・・・
(その件については最後に述べます)
プログラムされた打ち込みのサウンドが全開
縦横無尽に轟き渡る
意味深な歌詞にも要注目ですなあ。
愛が目いっぱいにあふれ出ている。
自己陶酔型なプログレッシブ大作。
徐々にエキサイティングな分厚い広がりを見せるポジティブな様は圧巻。
突き抜けるようなブレイクビーツを取り入れた8ビートな疾走キラーチューン。
憂いのあるボーカルが乗った壮大なる至宝。
これを歌いこなすには、ナルシストになりきるしかない。
ベース・ソロから引き継がれる、コバちゃん入魂の、U2エッジ風ギターディレイも爽快で効果覿面だ。
やっぱりここは、コバちゃんがキーマン
空間系のエフェクターをフルに活用
「コバちゃ~ん!」の声援も飛ぶ。
爪弾かれた連続する素早いリフの流れが要だ。
単なる年長者というわけではなく、百戦錬磨の荒波を幾度も潜り抜けてきたベテランだけに、ピッキングにかける意気込みや説得力が素晴らしすぎるくらいさ。
いっそこの際、北海道のラルクになっちゃえ!!
トミーはこれが長年の夢だったそうで、思わず感動のあまり泣きそうになったらしいよ。
涙もろきロッカーの一興。
恥ずかしいからマイクを外して「ありがとう・・・」と呟いた。
そうそう、トミーが言ってたんだけど、この日のライブ告知を知ったラルク・ファンのある人が喜び勇んで駆けつけてくれたそうだ。
そしてパフォーマンスを絶賛してくれたとのこと。
嬉しい限りだね。
これで益々ショックスの輪が拡大されたわけだ。
これだからライブはやめられない。
もちろん1ステージ、1ステージが命を賭けた真剣勝負!!
そして再びイントロのマーチに戻って静かにエンディングを迎えるという構成。
天衣無縫の鮮やかさにいざなわれる。
思わず唸っちゃうよねえ
そんなことも含めて、これで掴みは、バッチリとオーケーさ(-_-;)

「こんにちは
ショックスです
ここ数か月小樽ばっかりでライブをやっています
あ!!??・・・岩見沢でもやったよね(-_-;)
POKのキーボード、ちづるちゃんも小樽ばかりではなくって、たまには札幌でもやりたいねえ・・・と言ってました、が結局今年も小樽にズブズブ・・・・
もう小樽のベテランバンドと化してきていますよ
なに・?!!・・・・遂に12月は札幌でもやるんだね」

爆発的な勢いの余韻をそのままに・・・・・2曲目「FEELING FINE 」
2004年3月31日発売、オリコン週間チャートでは、2位を獲得した9作目スタジオ・アルバム「スマイル」4曲目に収録
ハイド、ケンによる共作曲
こちらは残念ながら、シングルカットはなし
ラルク初期、アップテンポの爽やかなるダンサンブル・ビート決定版。
ベイシティ・ローラーズ「サタディ・ナイト」を彷彿とさせるイントロからはじまる異色の明るいストレートな底抜けポップロック。
イメージとしては60~70年代のご機嫌なテイスト。
歌詞が違ったら、それこそサマーソングにお誂え向き。
言葉選びやストーリー展開の全てにおいて、可愛く表現されている。
少女漫画的なくすぐったさと、ちょっぴり切なさを感じるかも・・・・。
今でもライブで頻繁に演奏される、意表を突く怒涛の個性的な人気曲だけに拍手喝采だ。
異質で純粋な雰囲気のポップさが前面に押し出されている、バリエーション豊かなラブソング。
無意識のうち、ふんわりと笑顔になれる。
瞬く星の美しさが目に浮かぶ。
Bメロの掛け合いもバッチリと粋にハマっている。
ロートタムを多用した行進曲風リズムパターンが、疾走感漲っているね。
軽やかで、陰と陽の駆け引きもスリリングに感じ入った。  
ちょっと浮き気味なギターのシンプルながらもタイトなコードカッティングと、スピーディなる哀愁ソロの展開も抜群。
切ないサスティーンギターを爪弾いて、陶酔の表情を浮かべるコバちゃん真骨頂。
いつ聞いてもギターを見事に歌い上げて自己主張。
更には追い打ちをかけるがごとく、エモーショナルなトーンで渾身のワウペダル踏み込み。
低音ボトムを、常に安定のアンサンブルで支え続けている。
ズッシリと重く響く分厚い壁を構築しつつも、緻密なるユニゾンでグルーブを紡ぎだす。
わかりやすいCメロがメランコリックに轟き渡る、出色のメロディも快感だ。
若干のアレンジを加えての、憂いを帯びてる良くできた曲想に目が釘付け。
一時たりとも目が離せないよ。
見逃し、瞬き厳禁だ。
とにもかくにも随所にわたってラルク愛が、微笑ましいほどに滲み出ている。
彼らが思い描いているイメージの狙いが、ジャストマッチしているよ。
湧き上がる手拍子一つをとっても、大当たりの瞬間を垣間見た
もっちんがポツリトつぶやいた・・・・・
「このバンド、全員が見るからにロックってルックスでカッコいいねえ」
太鼓判を押していたさ

「MCで毎回言っているけれど、ラルクアンシェルのカヴァーです、と言うとリアクションが薄いんだよねえ・・・
・・・・・KILLING ME!!」
25作目のシングル
2005年1月13日発売
アルバム「AWAKE」の5曲目に収録
オリコン週間チャートでは見事に1位を獲得した!
意外にもだいぶ渋めの男らしいゴリゴリなハードロックをセレクションだけれども十分絵になっている
オーソドックスなスリーピースバンド編成のサウンドで構成された疾走感あるロック・ナンバー
明らかにライブ映えを意識して制作された
屈折した悲しみや、淡々とした暗さも感じる
軽快なミディアム・テンポに乗る、出だしの歪みが効いたギターリフとライトハンド奏法
サビでは貴重なるヤバいギターの、ストレートでタイトなパワーコード・リフに突入する
シンプルなオクターブ・カッティング・アレンジも聞きやすくってめっちゃ最高
どちらかというとラフで粘りとエッジのあるブラッシングがメイン
間奏のギター・ソロが結構長めで個人的には耳が幸せ状態((´∀`))
コバちゃんの醸し出す存在感は別格。
低く構えたギター・スタイルは秀逸。
音色1音1音のシンプルな煌きにうっとり。
いつ見ても、多少斜に構えたギタースタイルが絵になる。
彼ほど小樽界隈で、ギターを持つ立ち姿の決まる男ってそういないでしょうよ。
さらに時折見せる、アクティブなまなざしが絶品。
憎らしいほど、様になっている巧みの技。
長い脚、精悍な面構え、ラフな髪形とルックスもロッカー然としていてお手本のようなもの。
言葉を失っちゃうほど、他のメンバー達も、それぞれにいい顔してるよ。
変化球を交えたスピーディーなドラムフィルもいい仕事をしてますなあ
ファンタジー小説の一説みたいな歌詞の言い回しが素敵
キーもなんまらと高いし、決めで入る謎の咆哮も印象深い

「ありがとうございました
1曲ごとにMCを挟んでいます
人数が少ないので4曲で終わります
サラッとやってサラッと締めくくります
今日の選曲は非常にマニアックだったと思います
・・・・・TWINKLE TWINKLE」
2005年リリースのアルバム「AWAKE」に収録。
これはケン作のハッピーソング。
不思議な感覚に陥る希望も含んだ、底抜けに明るいポップな曲調が聞きやすい。
それはイントロのギターからして顕著。
でもどこかしら哀愁を帯びているんだから侮れない。
更には歌詞の内容も哲学的だし。
まあ、そんなかしこまった屁理屈なんか、どこかへと放っておいて彼らのステージングに目をやると、あららら・・・ギターとベースが素早く駆け回ってポジション・チェンジを図ったではないかあ。
色々と見せてくれるねえ。
すぐに、数小節プレイしてから元に戻った。
ワイヤレスならではの趣向を凝らせたアクション。
遊び心満点。
でもコバちゃんが後で言っていたんだけど「全く自分の音が聞こえなくなってしまい焦った」とのこと((´∀`*))
ライブ、あるあるだよん
観客たちは両手をあげてリズムに合わせて左右に振って応戦している
口笛もピューピューと吹きならされる・・・・・・
なんという夢心地な空間であろうか
レッドゾーンは振り切れ寸前
余力を振り絞っての熱演
曲者ら全員が汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない
あらら・・・・?
どこからか現れたおじさんがシャボン玉を次々と飛ばしてステージに彩を添えてくれる
フワフワと漂う数多くの綺麗なシャボン玉を見ていると、童心に戻ってしまうね
チャイナシンバルの連打を目印にソロを受け継ぐバック陣
目まぐるしいバトン・タッチ
締め括りはやはり一丸となってのバトルで決まりさ
ラストにふさわしき全員によるせめぎ合い
そこからスネアロールでタム回しを迎える
会場全体が一体となっての凄まじきダンス大会
お祭り騒ぎ
ライブならではの醍醐味だね
だからこそ、やめられないライブイベント出演
「ショックスでした。
まだまだ、この後もイベントは続きますよ。
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
どうぞ、よろしくお願いいたします
どうも今日はありがとうございました!!」

フィナーレを迎えたショックスは、汗びっしょりで達成感に満たされて席に戻っていきました。
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた。
それも致し方ないだろうね。
正直な感想なんだもん。
完全燃焼でライブは終了。
爽やかな疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました
中身は十分に濃厚でエキサイティングでした
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


会場後方テント内に陣取る司会進行役の斉藤さんも興奮したままでワイヤレスマイクを手に豪快なるアナウンス。
「ありがとうございました。
ショックスの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
人も後のイベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、これからの長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ。
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています。
トンボたちもたくさん青空を飛んでいて、秋の気配は、もうすぐそこにまでやってきていますね。
皆さん、ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時をリラックスしながら満喫していってください!!

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません。
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
アダルトなポップスのカバー・プロジェクトだもん!
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」








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VOL,215 夏の終わりの北運河サウンドエナジー13(BERRY JAM編)

2024-09-06 23:35:01 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

まずはステージ上にセットされている機材類のご紹介をします。
キーボード用のアンプにローランドのJC-40。
ベース・アンプはご存じのハートキーシステムで、
410BASS module-2。
HEAD HA7000。
ドラムセットはご存知、茶色い光沢のシェルが美しいパール。
ギターアンプはマーシャルJCM-900とJC120の2台が用意されている。

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリの素敵なBGM
めっちゃムード満点。
会場内に流れるBGMはザ・ビートルズの「ヘルプ」&「ペーパー・バック・ライター」。
ビージーズ「イン・ザ・モーニング」
レイ・パーカーJR「パーティ・ナウ」
グラス・ルーツ「今日を生きよう」
ストローブス「パート・オブ・ザ・ユニオン」(あのリック・ウェイクマンもメンバーだった・・・でもこの1年前にイエスへ加入してしまったからここでは演奏していない)
ダイアナ・ロス「イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」
ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ「愛と青春の旅立ち」(究極の名バラード)
レインボウ「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」
KC&サンシャイン・バンド「シェイク・ユア・ブーティ」
EW&F「セプテンバー」
ボニーM「サニー」
オリヴィア・ニュートン・ジョン「レット・ミー・ビー・ゼア」
ニール・セダカ「オー❕キャロル」
ザ・ヴェンチャーズ「急がば回れ」
スリー・ドッグ・ナイト「喜びの世界」
ジョー・ウォルシュ「ロッキー・マウンテン・ウェイ」
ランナウェイズ「チェリーボム」
「ゲット・イット・オン」(T-REX)
「ミスター・ロボット」(スティクス)
「遥かなる影」「スーパースター」「イエスタディ・ワンス・モア」(カーペンターズ)
「ひとりぼっちのあいつ」「ドント・レット・ミー・ダウン」(ザ・ビートルズ)
エルトン・ジョン「ユア・ソング」
そして、ハミルトン・ジョン・フランク&レイノルズで「恋のかけひき」
アキはボーカルや曲の雰囲気が布施明か尾崎紀世彦みたいだなあ、とほざいていたさ((´∀`*))
もっと勉強しなさいな!
もうこれだけで、気分は高揚するんだからねえ。


それでは景気よくライブレポートに突入と参りましょうか!
心行くまで楽しんじゃおう。
下手な屁理屈抜きにして、それっきゃない!!

皆さま、お次の番だよ。
時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

後半戦へ勢いにのって突入
それにしてもこんな素敵なバンドが12番手だなんて勿体ないくらい・・・・

16:50~17:15
[BERRY JAM]
ジャンルは洋楽アラカルト!
隣り街・札幌からの出演。
3年連続4回目。
バンドは2016年の結成、ポップスや歌謡曲を中心に演奏です

伊達男スギちゃんが率いる「杉ちゃんバンド」
(マサは小樽でのベリージャム&スギちゃんバンドで数年前に知り合いになったのだ。
その後も小樽ライブ会場でばかり会うものだから、最初は小樽のバンドだと勝手に思い込んでいたくらい。)のバックで、以前は燻し銀の演奏を繰り広げていた「berry jam」
このバンドに会えるのを、心待ちにしているファンが一杯いるのだよ。
この日一番の観客動員を記録したのもベリージャムでした。
そうそう、そのスギちゃんも早々から元気一杯応援に駆けつけていましたよ。


 ベリージャムはSTAと数年前からずっと、対バンでの出演が続いていました。
ちょっとご無沙汰気味ではありましたが、ちょうど一年ぶりの対バン(この去年の北運河サウンドエナジー以来)
そういうわけで満を持して「BERRY・JAM」がステージに現れました

  結成13周年を迎えた「BERRY・JAM」
(ジャンルは往年のスタンダードが中心)。

一度でもライブを見た方ならばお分かりでしょうが、曲ごとに全然タイプの違う落ち着き払ったムードを堪能させてくれるのだから驚愕ですよ。

主に札幌を中心に活動しているのだけど、先述のとおり、何故だか以前は小樽屋外イベントでばかり観ていました。

場所はマリンフェスタや浅草橋
(5年前は曜日違いでタイバンできなかったけどね・・・・
北運河サウンドエナジーでは観客として訪れてもいました
本当にメンバーの皆さんは研究熱心で、ライブの雰囲気が大好きなのですね。)

その都度、鉄壁なる熱演を繰り広げてくれたのです。

それが縁でマサからのラブコールに応えるべく、STA企画「リブレーション」ライブにも、ちょくちょく参加してくれるようになったのです。
(白石ピグスティ&ススキノ・ホットタイムなどで)

3年前の12月だって一緒だったし、一昨年のスターライト(リブレーション)、小樽ゴールドストーン、雪明りの路とずっと対バンが続くよ。
去年の3月13日の日曜日、小樽ゴールドストーン・フレンズライブでもご一緒しました。
すっかりとファミリーバンド化しているね。
結果としては良いことだ。

一昨年のクリスマス・ライブ打ち上げ時にも、ナベさんはじめメンバーの皆さんとじっくりと会話ができて大収穫。
今まで知らなかった新事実を、たくさん耳にすることができたもんね。
目から鱗とはこのことさ。

バンドからのメッセージが届いています

「6年前に雪明かりの路オールディズライブを観て、小樽の皆さんの情熱を知りました。5年前、遂に念願叶い音楽の街・小樽浅草橋に出演することができました。
そして近年はピグスティ&ホットタイムなどなど他のビッグイベントにも参加ができて嬉しく思います。
たくさんのバンドさん、プレイヤーさんとも親交が持てればと思います
お洒落で音楽好きな大人の方にフィットする、曲づくりとサウンドを目指し活動してきましたが、今後も個性が出せるよう音楽づくりに励んでいきます!
どうかよろしくお願いします!」

 
5年前夏のステージではロングへアに花飾り、妖艶にムームーを着こなしていた女性シンガー・チエミさんでしたが(アルトサックスも巧みにこなす。
その際にはキャンディ・ダルファーのよう)、ここでは艶やかなる雰囲気を目いっぱいに漂わせ、フロントセンターにてボーカルを披露しながらライブは進行。

で、今回のいでたちはというと・・・・ほとんどをラフかつワイルドに決めたメンバー陣と差別化を図るがごとく、茶髪のロングヘア、目にもまばゆい全身黒でスタイリッシュに決めてくれました。

アダルティックさを基調とした衣装で統一したチエミさんは、なんまらセンス良くお似合いでカッコイイ。
嫌味さを感じる派手さもなく自然な着こなし。
マダムのような様相を呈していて、バッチリと絵になるよ。
羨望の眼差しが注がれていました(写真を参照)。
帽子やネックレスなど、こういうファッショナブルなところも、一つの楽しみですね。

札幌のティナ・ターナーとは彼女のことさ!
STAのアイちゃんも、チエミお姉さんの大ファン。

(ホットタイムの時にはトリプルギターだったり、キーボードのトモミ嬢も在籍していましたが、近年は原点回帰とばかりに急遽5人編成へ立ち返りました。)

最近は何故だか、サングラス姿のメンバーが少なくなったよ。

去年のような忌々しい豪雨もなく、開場内は気分爽快で晴れやかだ。

素晴らしいメンバーの紹介をしようっと

ドラムは毎度お馴染み涼しい顔をして何でも叩きこむ、頼りになる超絶技巧派テクニシャンの若者ノリくんが鎮座。
サッサ解説者の評価も高い。
「正確かつ多すぎないパラディドル。
明らかにここで取り上げている音楽は、タイムリーに聞いていないはずなのに、そんな世代間のギャップなんて軽く超越しちゃう技術力。
スキルが高過ぎる!」
去年の事・・・・・先に出演したボウイ・コピーバンド「狼威」のドラマー伊達くんがスネアを持ってきていなかった・・・・その時にも快く自分のスネアを貸し出ししてくれて助かったよ。
正に好青年とはノリちゃんのためにあるような言葉さ。
スタッフのユリちゃんはその後、予備のスネアを持ち込んで事なきを得た。

ベーシスト&コーラス&ヴォーカルのトモさんは、いつも堂々たるシェイプのHSアンダーソン黒ベースをフィンガーピッキングでプレイするというスタイル(ローズ指板・モリダイラ楽器)が多くなっています
激レアなる1本
これはサッサ評論家のリサーチによると、セルフ・ビルドとのこと。
各パーツの選定を0から施しているのだ
黒いパンツに珍しく白いハットと焼いシャツ姿
サングラスも装着

ツイン・ギターはファーストギタリスト&コーラスの好青年タイキ君
(毎度お馴染みの3トーン・サンバーストボディにメイプル指板のST)。
彼もまだ20代と若いのに、いぶし銀のプレイで相変わらず観客の心を惹きつけてくれるのです。
いつも使用している黒に大きな白い音符が縫い付けられたストラップ。
これがスティーヴィー・レイ・ヴォーン風で思わずニンマリさせられちゃうよ。
全身黒づくめといういつものスタイル


セカンド・ギター&コーラスはリーダーのナベさん。
バンマスは事前にマサへ直々丁重なるご挨拶をしに来てくれました。
重鎮なのに腰の低い方です。
皆も見習わなきゃあね。
4年前の前半まではアコースティックギターをも担当するという二刀流でしたが、近年はエレキに専念。
去年の3月の時にはブロンドボディカラーのフェンダーUSAヴィンテージ・ストラトキャスター、ローズ指板を使用していたけど、今回はブラウンサンバーストのギブソン335でプレイ
ジーンズにトレードマークの帽子は必須アイテム

ナベさんの音楽的なルーツに興味しんしん。
アーロ・ガスリーやPPM、アイ・ジョージとかね。
全然ロックの道を通っていない。
ビートルズやストーンズとかは皆無・・・。
意外性の連続でびっくりだよ。
(本当はギタリストにはなりたくなかったとかね)。
ちなみに奥様は、とっても素敵な御方なのですよ。
まさに内助の功。

ほとんどのメンバーがボーカル&コーラスをこなせるというのは、最大の強みですなあ
(ヴォーカルにはリバーブを深めにかけて頂きました)。
羨ましい限り・・・・。
あっぱれだ!
その再現力には、ただただ脱帽モノだ。
それは本人達にも直接伝えちゃったさ。

 
豪華絢爛なるberry jamのセットリストを基準に、ドッサリと進行してみたいと思います!
(数年前の夏からずっと組み入れていた、ジェフベックグループ第1期&2期から、例の2曲は時間の都合で残念ながら今回は割愛されていた・・・・また次の機会に期待)

 
このバンドのレパートリーは膨大な量なので、ライブごと、自由自在に大幅な入れ替えを施しています。
しかもジャンルや年代が多方面にわたっているので、ありとあらゆる音楽通らに受けがいいのだ。
その神髄をまざまざと見せつけられちゃいました。
隅から隅まで、とっても勉強になるなあ


メンバー全員、さすが貫禄の佇まいでのセッティング。
サウンドチェック時にも無駄のない動きでスムーズに進行。
音合わせで軽くちょっと演奏したのですが、もうその瞬間から会場内の空気が一変したのが如実に伝わってきました。
すでの皆が大注目しているのがよくわかるし。
瞬きするのも勿体ないくらいに食い入るように注視。
さあ、これからどのような音を紡ぎだしてくれるのか・・・と胸をワクワクと踊らせていました。

とにもかくにも、時間がちょっと押しているそうなので、早めに進行・・・・

それでは前置きが大変長くなりました。

さあ、いよいよ佳境だよ。

グッとジャジーなサウンドで迫ってくるベリージャム

都会的な雰囲気が漂うステージを展開してくれました。

前後対バン達との対比がすこぶる面白い。
これはもしかして確信犯なのかな?

見事なくらいのライブ・セットリストに対する妥協なき徹底ぶりに拍手喝采
やる気満々の意気込みがヒシヒシと伝わってくる采配

ここいらで本編に入りますよ!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
準備万端整っているので十分に余裕があります。

若きヒカルちゃんはステージ上で俄然スタッフに徹している
斎藤さんがからかう
「メンバー達から声がかかっているよ
ちゃんと働いてください((´∀`))」

さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持してのショーが幕開けだ
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))

それはそうと・・・・・実はこの日最大のトラブルが勃発しました
前日の北運河サウンドエナジー(土)の模様がナベさんのフェイスブックにアップされていました
写真は我が盟友「ジンギスカンクラブ」の1枚
テツの話だと、ベリージャムは前日入りして10分ほど会場にいたそうですよ
後は小樽観光・・・??!!((´∀`))
ところが風邪をひいてしまったチエミさんは声が出なくなってしまった
ガラガラにかすれてしまった
歌どころではない緊急事態が発生
で、苦肉の策としてチエミさんの親友ピンキー嬢が駆けつけてくれて代理のボーカルを担当してくれて事なきを得た
麗しき友情物語
持つべきものは友達、とは昔の人はうまいことを言った
事前にマサがライブレポート用にナベさんから受け取ってたセトリは丸ごと却下
全てを入れ替えて本番へと臨みました
普通のバンドならば諦めてドタキャンでしょう
さらっとやっちゃうところが別格の証

賑やかなBGMに誘われてワイヤレスマイクを手にした斎藤氏が、会場の後方受付カウンターからステージへと向けての司会進行役。
「お待たせしました!
小樽北運河サウンド・エナジーはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
先ほどまでの雲はどこかに行ってしまいました
昨日に引き続きピーカン
暑いのも考えものですが・・・・
まだまだ色々なバンドが出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど、今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))
演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
ただし、熱中症にはご用心
それでも具合が悪くなった方がいらっしゃいましたら、必ず救急車を呼びますのでご安心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
お次に控えしバンドも、素晴らしい歌声を披露してくれますよ
興味津々のジャンルは洋楽&邦楽のカバーが中心。
更にパワーアップしてきました
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです。
応援のほどをよろしくお願いいたします!
それではベリージャムの皆さんです。
どうぞよろしくお願いいたします!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

まずは名刺代わりに・・・・ファンキーなイントロから
「スーパースティション
(スティーヴィー・ワンダー。
邦題は迷信。
1972年11月リリース。
全米ビルボードホット100シングルチャートでは第1位を記録。
アルバム・トーキングブックに収録。
当初はあのスーパーカリスマギタリスト、ジェフ・ベックのために書かれた曲であった。
ちなみにこの曲をこの日、STAはかぶっちゃうことを避けるために外させていただきました)!!」
おお!
いきなり初っ端からこれですかあ!
衝撃ですな
情け容赦なき掟破りの波状攻撃が火を噴いた
開始の狼煙はこれ。
オープニングナンバーに相応しい
スティーヴィー・ワンダー名曲中の名曲
先のヴィジョンズも2曲取り上げていましたね
被ってはいなかったけれども・・・・(回想とサー・デューク)
やや重めのドラムによるリズム・ワークにのり、チエミ嬢がオーディエンスの視線を一身に集めています。
クラヴィネット風なギターリフから、アップテンポにはじけ飛ぶ旋律に煽られて、いやがうえにも無意識に体が高揚する。
ここにホーンセクションが吹き荒れたら、文句なしにパーフェクトだ・・・・て、それは贅沢すぎる注文かいな((´∀`*))。
それはともかくも、ミュート気味のパーカッシブなファンキー・ギターによる表現、しっかし上手いよなあ・・・・
だってクラヴィネットの音にそっくりな音色
そして跳ねる感覚まで絶品だ
異質なモータウンのトーンに感化されて、アドレナリンが全身から噴出。
グルーヴィーなアンサンブルが一体化して、勇猛果敢に、より巨大なる音像を構築する。
さすがだ!
毎回タイプの異なるテーマを掲げて観客に提示してもくれます。
早速、1曲目からやってくれました。
ベリー・ジャムのニューワールドへとサラッと誘う
相変わらず、やることが心憎い限り。
ご挨拶替わりとばかりに、意外性を狙ったのか、ゴージャスなサウンドを展開。
ウオーミングアップ程度に巧みにこなしているよ。
中々に生きのいい余裕と貫禄で盛り上げてくれました
でも決して気取った嫌味な感じは与えないところがミソ。
その派手なリフ絡みとインパクトの匙加減が絶妙に漲っている
このバンドはスティーヴィー・ワンダーの大ファンなんだろうねえ
この曲には思い入れがひと際強いと読んだ
生き生き伸び伸びと輝いていたよ。
エンディングでの変態的な連発ブレイクもスリリングにバッチリとハマっていた。
テンションもマックス状態で恍惚の領域に達していたさ・・・・
チエミさんはハスキーヴォイスで別人みたいだけど・・・・・
彼女に負担をかけないように他のメンバー達が交互に歌い継いでいましたよ

「さあ、・・・・がんばろう!!
ドウ―ビー・ブラザースで・・・・・・ロング・トレイン・ランニン!!」
1973年に発表された初期ドゥービーの定番曲。
アルバム「キャプテン&ミー」に収録。
ここからの第1弾シングル。
アメリカのチャートでは最高ランク8位。
ギタリストならば必ずコピーしちゃうであろう、究極のギターカッティング。
何と言ってもこれが痺れるのだ。
この曲はもう数えきれないくらいにライブで演奏するバンドを見てきましたが、ベリージャムも披露するとは夢にも思わなかった。
ウエスト・コースト・ロックも守備範囲だったとは・・・・。
今までに聞いてきた色々なバンドの演奏中、群を抜くほどの完成度を誇っているよ。
しかも凛々しいタイキくんがリードボーカルも担当
これは完全無欠の嬉しい裏切り行為です。
このバンドにはキーボードがいないけど、ツイン・ギターで十分に役割分担しているので問題なし。
この曲ではそれが遺憾なく発揮されている。
パーティー気分へダメ押しとばかり、もっともっと煽るような行為に発展していく。
決めのタイトルパートコールでは、後方観客席からナイスなタイミングで合の手が入る。
よくぞ、わかってらっしゃる。
トリッキーなナチュラルトーンによるリックを絡めた、乾いたサウンドのギターストローク。
ポーカー・フェイスのトモさんによる重量感タップリのボトム・ライン刻みとチョッパー奏法が切り込む
コーラスもいぶし銀。
普段のニコヤカなる佇まいとは一閃を画すほど。
声援が絶えず送られています。
対バン連中も客席も大合唱!
恐ろしき脅威のパフォーマンス集団だ。
テナーサックス・ソロで鮮やかな彩を添えるチエミさん。
しかも終盤では一種独特な凝りまくった焦らし技でぐいぐいと牽引。
余力を振り絞ってのドラムソロから、怒涛のギターソロへとなだれ込む。
お約束の一端ブレイク・・・・・
ノリちゃんが小声で「せ~の!」((´∀`*))
タメを聞かせて最後の1音に至るまでチームワークが絶妙。
仲の良さがこちらサイドにまで伝わってくる

というわけでして・・・ナベさんがMCを請け負う
「ありがとうございます!!
実は皆さんには内緒だったんだけど…((´∀`))ボーカリストが昨日から声が出なくなりました・・・・・
そこで新たにセトリを変えて一発本番でこなしています
メンバーの3人は目が充血していて吐きそうです・・・((´∀`*))
じゃあ、次はベースのトモさんが歌います
(必ずトモさんのボーカル・パート・コーナーが用意されています
トモさんの声質、キーやキャラクターから吟味された選曲の妙も爽快。
最近は歌っていないけれど、イーグルスなんかも、そりゃあ最高なんですよ!
特筆すべき点は、トモさんとナベさんが兄弟のようにみえるところ((´∀`*)))
・・・僕は愛するあなたに電話をかけたい
・・・・恥ずかしいほどに
・・・・そして愛してる、アイラブユーと言いたい
・・・今すぐにでも伝えたい
・・・・なんていう歌詞です。
みんな、愛してるって言ってほしいよね
・・・・・・いっぱい言おうね」
「俺は、いつも言ってるよ」( ´艸`)
口笛ピーピー!
「オーケー、一気に黄金のR&Bワールドへと突入します~・・・・・!!」

威勢のいいカウント「1・2・3・4!!」から飛び出してきたのは・・・・・もうご存じでしょう
「・・・・心の愛」(天才スティーヴィー・ワンダーの作品)
多くの国で1位を獲得した、モンスター級のビッグヒットソング。
1984年リリースのアルバム「ウーマン・イン・レッド」に収録。
うんちくを・・・・・これは元々、1979年にブレッド&バターへ提供した曲だというのだから驚き!!
(私はEPを持っています)
ベテランならではの味わい深いひと時。
もう余裕綽綽に構えているんだからなあ。
全体を覆いつくすかのようなタイキくんによる、壮大なるギターの音色が効果覿面。
ツボへと、モロにはまった感ありのオーディエンス達は脳天ヒューズ・スパークしまくり。
熱冷ましとばかりにこの曲をここへもってくるなんて、心憎い粋な配慮ですなあ。
シンプルなバッキングが圧巻だよ。
皆でニコニコと大合唱だ。
華麗なるチエミ嬢&ナベさんによるコーラス。
もちろんベリー・ジャムは、こだわりにこだわりぬいた趣向を施して、へヴィーな演出で場を盛り上げていました。
ステージの進行具合を、詳細に計算しつくした組み合わせは非の打ち所がない
敬服しちゃう。
ツインギターによるアンサンブルも見事過ぎだ。
しかもベリージャムのメンバー達の許容量の幅は玄人はだしだね。
なんでもこなせちゃうんだから。
ロック、オールディズからディスコ、ソウル、R&B、果てはラテン、J-POP、ボレロに至るまで一大網羅しています。
ありとあらゆる経験にもとずいた自信を基盤にしているだけに、守備範囲の広さが容易に窺い知れます。
まあ、いずれにせよ、決して古臭くなったりしない、これは光輝くトドメのポップ・アイコン。
よりコンパクトに纏め上げられた、もってこいの一撃ですね。
何から何まで申し分ない・・・・皆、楽しそうだよ。
この光景を後方の席から眺めていたんだけど・・・うかつにもシミジミと感動しちゃったさ・・・・。

何度もしつこく言うけどギターのタイキくんは、メンバーの中では息子ほどの年齢差なのに、これまた卓越した腕前なんだから恐れ入っちゃったよ。
牽引役もムーディーに請け負っていたし。
時には先輩達を凌駕するほどの存在感も発揮していて、風格さえ滲んでいるよ

ここでチエミさんがMC
頑張れ!!
「しかし、私の声が出ないことをばらすかねえ・・・((´∀`))
あ!!あそこに友達がいる!!
心配してきてくれた仲良しがいる」
ピンキーちゃんを紹介
心強き存在だねえ
ホッとした表情を浮かべるチエミさん
ピンキーさんがボーカルを請け負う

「情熱の花」

パワフルなピンキー嬢の真骨頂
十八番なのかな
とても生き生きとしながらシャウトしていたよ
正に魂の咆哮さながらの様相を呈していた
これはひじょうにひねりのきいたセレクション

よくよく聞いてみると歌メロはあのマエストロ・ヴェートーヴェン「エリーゼのために」をオールディズ風にアレンジしているのさ

1957年にアメリカのグループ、ザ・フラタニティ・ブラザースが発売
翌年イタリアで「パッション・フラワー」としてヒットを放つ
ヨーロッパの歌手カテリーナ・ヴァレンテが1959年にフランス語盤、ドイツ語盤としてカバー
同年ザ・ピーナッツが孫カバーとして日本語に訳詞されたものを発表した
でもピンキー嬢が取り上げたものは多分、フランスかドイツ語のバージョンぽいなあ
日本語でなく英語でもなかったからねえ
聞きなれない言葉だった
そのうち、機会があればナベさんに聞いてみるよ
兎にも角にも懐かしいの一言に尽きるね

涙腺が緩みそうだ

歌謡曲とロカビリーを上手くブレンドして大ヒットした

程よくポップでウキウキ気分に浸れちゃうもんなあ。

狙いはバッチリと的中だ

チエミさんはテナーサックスやシェイカーで参戦
終いにはピンキー嬢とも妖艶なる絡みのフォーメーションも演じるサービスぶり
転調するパートも綺麗に決まった

観客たちは浮かれてダンスフロアにて踊り狂っているよ

中々にベリージャムは策士だね。

楽々会場中のハートを独占しちゃったよ

バッチリとツボにはまっちゃった

ピンキー嬢は今年の1月に花園町にコーヒーどころスナック「ピンキー」をオープンしたそうだ
店の宣伝告知はしっかりと忘れない

「はい、ありがとうございます・・・・・

それではもう1曲お送りしたいと思います

ビー・マイ・ベイビー(邦題:あたしのベビー)!」

周囲の観客が「コンプレックスの・・・?」とのたまっていました・・・まったくもう・・・・・(笑)そんなわけないだろうが・・・・

これはガールズ・グループ、ザ・ロネッツが1963年8月に放った楽曲。

同年10月に全米2位を記録

プロデューサーのフィル・スペクターによる「ウォール・オブ・サウンド」の傑作として高い評価を受け、後の音楽シーンに多大なる影響を与えた代物

うるさ型に通受けする黄昏度の高い珠玉の傑作・・・・
一押しだよん
甘くとろけちゃいそうだ・・・・
大好きな極めつけのナンバー
何から何までメローでセクシー漲る金字塔でのバラード
文句なしだろう
一瞬でムード満点で酔いしれちゃった
こんなひと時も乙なものさ

ピンキー嬢も豪華絢爛にゴージャスな歌声で大健闘

ここでもチエミさんはシェイカーをリズムに乗ってにこやかに降り続ける
感情をこれでもかあというほどにあおるギター・リフと、咽び泣く哀愁の洗練された旋律が、グッと雰囲気を引き立ててくれます

この曲はどこもかしこも難しい。

緻密に入り組んだ構成やら、計算され尽くしたメロディーライン。

好きこそモノの上手なれ!



「大きな拍手をありがとうございます
それでは早いものでもう最後の曲となりました
ひじょうにマニアックなものに開き直って突入します
次の曲は5大ブラスロックの一つで、シカゴの強力なるライバルとも言われた悲劇の一発屋バンド。
ダンサンブル・ビートが大受けしてもてはやされた、アイズ・オブ・マーチで・・・・ヴィークル」
(STAの最も得意とするチューン
だって受けるんだもん)
激しいホーンセクションのフレーズはギターが再現
違和感が全くない
MCの一言一言に頷いている人もいた。
わかってくれているんだね。
 観客席からも、威勢のいい連中がエキサイトしているではないか。
対バンのメンバー達もベリージャムと共に両手を高々とあげ、全身全霊を込めて大歓迎のジェスチャーを掲示しながら拳で合流。

テツは最早いても立ってもいられない、といった様子での参戦だ。
好き者にとっては極め付けとばかりに、血液逆流しそうな炎のナンバー。
文句のつけようもないくらいに、ヒップなアタック感で熱狂。
待ってましたとばかりに、チエミさんは満を持してのリード・ボーカル担当
ボーカルがノビノビとしていて優雅で圧巻。
熱唱に次ぐ熱唱という構成
ベリージャムは、まるで自分達のオリジナルソングのように捲くし立てる。
今回のライブセットリスト構造は、全曲に多彩な仕掛けをぶち込むという強引なまでの強硬システムを導入。
タイキくんは体を仰け反らせて、渾身の弾き込み。
トモさんは、ネックをグルグルと上下にひねり回し振り上げる。
後ろへ振り返ったり、お馴染みのパートではドラムセット前にてクルクル。
一時たりともジッとしていません。
その様を逐一冷静に見ながら片手を頭上高く掲げ、客席に向けアピールしているチエミさん。
レディス版エマーソンになる日も近いか!?
手数王ノリくんも、シンバルの乱れ打ちで対応。
まるで、千手観音パフォーマンスさながらの状態。
それはともかく、時折ナベさんとタイキくんが向き合っての相乗効果を煽りあう、火花散るインター・プレイも微笑ましい。
チエミさんが「ギター!!」とシャウトしながら、ギターソロへと橋渡し。
70年代初期を反映したかのように頷きながら呼応する、不敵なタイキくん渾身のギター・ソロは確実に的を得ているね。
フロントにまで飛び出してきたナベさんはこの手の曲でも、的確なるコードワークの度に腕を突き出して盛りたてる。
凄まじき光景。
ギター・リックも伸びやかなるサスティーンも、一際異彩を放ち、ここでも獅子奮迅・・・・
まあ、そこはベテランのなせる技。
最後まで男気を貫いていたよ。
これも一つの糧((´∀`*))
グッと渋みを増した、メンバー達のコーラス・ワークもピカイチ。
決めのブレイクタッチ・フレーズでは、メンバーと観客達が何度も大合唱。
続々と詰め掛けてきた観客の中には、プレイ・スタイルを真似ている輩も出現。
エンディングにおける一瞬の空間を突き破るがごとく、目一杯なひねりもきかせて喉を振るわせる、ブルージーなチエミさん絶叫ソロ・ボーカル・パート。
腰をやや低く落とし気味に構えてもなお、自己陶酔の極み!
このひとことで観客達が「ヒューッ!!」と歓声。
ここでも、カメラマン達が、ベストショットをとらえるべく、左右以外にも前から後ろから舐めるように激写(対バンのお友達も、写真や動画を撮影してくれたよ)。
震えがくるほどの高評価を下したくなるほど。
口笛ピューピュー吹きならされる・・・・・・なんという夢心地な空間であろうか
レッドゾーンは振り切れ寸前
余力を振り絞っての熱演
曲者ら全員が汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない
あらら・・・・?
どこからか現れたおじさんがシャボン玉を次々と飛ばしてステージに彩を添えてくれる
フワフワと漂う数多くの綺麗なシャボン玉を見ていると、童心に戻ってしまうね
チャイナシンバルの連打を目印にソロを受け継ぐバック陣
目まぐるしいバトン・タッチ
締め括りはやはり一丸となってのバトルで決まりさ
ラストにふさわしき全員によるせめぎ合い
そこからスネアロールでタム回しを迎える
会場全体が一体となっての凄まじきダンス大会
お祭り騒ぎ
ライブならではの醍醐味だね
だからこそ、やめられないライブイベント出演
「ベリージャムでした。
まだまだ、この後もイベントは続きますよ。
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
どうぞ、よろしくお願いいたします
どうも今日はありがとうございました!!」

フィナーレを迎えたベリージャムは、汗びっしょりで達成感に満たされて席に戻っていきました。
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた。
それも致し方ないだろうね。
正直な感想なんだもん。
完全燃焼でライブは終了。
爽やかな疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました
中身は十分に濃厚でエキサイティングでした
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


会場後方テント内に陣取る司会進行役の斉藤さんも興奮したままでワイヤレスマイクを手に豪快なるアナウンス。
「ありがとうございました。
ベリージャムの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
5人(ゲスト1人!)も後のイベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、これからの長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ。
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています。
トンボたちもたくさん青空を飛んでいて、秋の気配は、もうすぐそこにまでやってきていますね。
皆さん、ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時をリラックスしながら満喫していってください!!


追記:
チエミさん、お大事にね…

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません。
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
ラルクアンシェルのカバー・プロジェクトだもん!
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」




コメント
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VOL,215 夏の終わりの北運河サウンドエナジー13(VISIONS編)

2024-09-05 12:24:21 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

まずはステージ上にセットされている機材類のご紹介をします。
キーボード用のアンプにローランドのJC-40。
ベース・アンプはご存じのハートキーシステムで、
410BASS module-2。
HEAD HA7000。
ドラムセットはご存知、茶色い光沢のシェルが美しいパール。
ギターアンプはマーシャルJCM-900とJC120の2台が用意されている。

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリの素敵なBGM
めっちゃムード満点。
会場内に流れるBGMはザ・ビートルズの「ヘルプ」&「ペーパー・バック・ライター」。
ビージーズ「イン・ザ・モーニング」
レイ・パーカーJR「パーティ・ナウ」
グラス・ルーツ「今日を生きよう」
ストローブス「パート・オブ・ザ・ユニオン」(あのリック・ウェイクマンもメンバーだった・・・でもこの1年前にイエスへ加入してしまったからここでは演奏していない)
ダイアナ・ロス「イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」
ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ「愛と青春の旅立ち」(究極の名バラード)
レインボウ「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」
EW&F「セプテンバー」
ボニーM「サニー」
オリヴィア・ニュートン・ジョン「レット・ミー・ビー・ゼア」
ニール・セダカ「オー❕キャロル」
ザ・ヴェンチャーズ「急がば回れ」
スリー・ドッグ・ナイト「喜びの世界」
ジョー・ウォルシュ「ロッキー・マウンテン・ウェイ」
ランナウェイズ「チェリーボム」
「ゲット・イット・オン」(T-REX)
「ミスター・ロボット」(スティクス)
「遥かなる影」「スーパースター」「イエスタディ・ワンス・モア」(カーペンターズ)
「ひとりぼっちのあいつ」「ドント・レット・ミー・ダウン」(ザ・ビートルズ)
エルトン・ジョン「ユア・ソング」
そして、ハミルトン・ジョン・フランク&レイノルズで「恋のかけひき」
アキはボーカルや曲の雰囲気が布施明か尾崎紀世彦みたいだなあ、とほざいていたさ((´∀`*))
もっと勉強しなさいな!
もうこれだけで、気分は高揚するんだからねえ。


それでは景気よくライブレポートに突入と参りましょうか!
心行くまで楽しんじゃおう。
下手な屁理屈抜きにして、それっきゃない!!

皆さま、お次の番だよ。
時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

後半戦へ勢いにのって突入
それにしてもこんな素敵なバンドが11番手だなんて勿体ないくらい・・・・

16:15~16:40
「VISIONS」
華麗に披露するジャンルはソウル&ジャズ系

このバンドも札幌からの初出演で5人編成
バンド名は以前から知っていたけれども、この私も見るのは初
期待でワクワク、楽しみです
ライブをモッチンと2人で後方より見させてもらいましたよ

この日に出演したバンド中、一番大人のシットリとしたオシャレな音楽を届けてくれましたよ。
爆音渦巻くサウンドに包まれるのも良し、極上のポップスに熱狂して踊り狂うのも良いけれども、このように落ち着いた曲調にゆっくりと身を浸しながら酔いしれてみるというのも乙なものではないかい。

いざ、蓋を開けてみたらやはり期待を裏切らない素晴らしいステージを展開してくれました。
ありそうで中々この手のジャンルってないだけに非常に貴重な存在だ。

ここでメンバーの紹介をば・・・。
4人編成です。
面白いのはドラマーが在籍していないこと。
まあ、ジャズ系ならばよくあることではありますが・・・。
よほどの実力と余裕と貫禄がなければ無理ですよね。
そこはツワモノぞろいのミュージシャンばかりなので全く問題なし。
百戦錬磨のベテラン勢だけに聴きごたえ、見ごたえ満点。
以前に見た時よりも数段スケールアップを遂げていたのも驚愕でした。

ボーカル・・・フロントセンターにて堂々と鎮座する美女
黄色いスカートと白いTシャツ姿で登場!
熱い視線を一身に浴びていました。

ギター&コーラス・・・フェンダーの愛器テレキャスターを使用。
綺麗なブロンド・ボディカラー
メイプル指板仕様
赤いシールドに接続
全身黒づくめの眼鏡姿
ロマンスグレーがなんまらと渋い

ベース・・・フェンダーのジャズ・ベースにてプレイ
これは激レアな一本ではないかなあ。
3トーン・サンバーストのボディカラーでローズ指板仕様
フィンガーで黙々とピッキング
バッキングにひたすらと徹している職人
帽子と眼鏡姿

そして下手にはキーボード&CHOレディ・・・ヤマハ・ブランドを使用
彼女もスタンディングでのプレイ
全身を黒で統一したスタイル

ドラム・・・パワフルで安定感抜群なグルーブを醸し出す頼りになるいぶし銀の存在

メンバー全員、さすが貫禄の佇まいでのセッティング。
サウンドチェック時にも無駄のない動きでスムーズに進行。
音合わせで軽くちょっと演奏したのですが、もうその瞬間から会場内の空気が一変したのが如実に伝わってきました。
すでの皆が大注目しているのがよくわかるし。
瞬きするのも勿体ないくらいに食い入るように注視。
さあ、これからどのような音を紡ぎだしてくれるのか・・・と胸をワクワクと踊らせていました。

とにもかくにも、時間がちょっと押しているそうなので、早めに進行・・・・

それでは前置きが大変長くなりました。

さあ、ここからはいよいよ佳境だよ。

グッとジャジーなサウンドで迫ってくるヴィジョンズ。

都会的な雰囲気が漂うステージを展開してくれました。

前後対バン達との対比がすこぶる面白い。
これはもしかして確信犯なのかな?

見事なくらいのライブ・セットリストに対する妥協なき徹底ぶりに拍手喝采
やる気満々の意気込みがヒシヒシと伝わってくる采配

ここいらで本編に入りますよ!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
準備万端整っているので十分に余裕があります。

若きヒカルちゃんはステージ上で俄然スタッフに徹している
斎藤さんがからかう
「メンバー達から声がかかっているよ
ちゃんと働いてください((´∀`))」

さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持してのショーが幕開けだ
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))

バンドからのメッセージが届いています
「個性が出せるよう音楽づくりに励んでいきます!」

賑やかなBGMに誘われてワイヤレスマイクを手にした斎藤氏がバンドを声高らかに紹介する
((´∀`)ステージ後方のテント内から)

「お待たせしました!
小樽北運河サウンド・エナジーはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
先ほどまでの雲はどこかに行ってしまいました
昨日に引き続きピーカン
暑いのも考えものですが・・・・
まだまだ色々なバンドが出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど、今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))
演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
ただし、熱中症にはご用心
それでも具合が悪くなった方がいらっしゃいましたら、必ず救急車を呼びますのでご安心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
お次に控えしバンドも、素晴らしい歌声を披露してくれますよ
興味津々のジャンルはソウル&ジャズのカバーが中心。
更にパワーアップしてきました
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです。
応援のほどをよろしくお願いいたします!
それではヴィジョンズの皆さんです。
どうぞよろしくお願いいたします!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

まずは名刺代わりに・・・・ファンキーなイントロから
「アイ・ウィッシュ(回想)」
おお!
いきなり初っ端からこれですかあ!
衝撃ですな
情け容赦なき掟破りの波状攻撃が火を噴いた
開始の狼煙はこれ。
オープニングナンバーに相応しい
スティーヴィー・ワンダー名曲中の名曲。
1976年11月リリースのファンキーなヒット曲。全米シングル&ソウルチャートで1位を記録。
シングルエディットは3分37秒。
アルバムバージョンは4分12秒。
「キー・オブ・ライフ」に収録
ナイスなタイミングを見計らって、ハイハットカウントから間髪入れずにベースで、16ビート・リフ・ラインを淡々と奏でながらも歩みを止めない
それに導かれて激しいビートがいきなり炸裂
ベースとドラムがアイコンタクトを送りあう
リズムアンサンブルをより重視してのことだろう。
職人肌のドラマーは、一味も二味も違うね

これまでのバンドの流れとは全く毛色の違う曲調。

この曲、実を言うとSTAでも去年の8月までレパートリーにしていた。
もちろんアイちゃんがヴォーカル。
それこそ、コロナ真っただ中の頃さ・・・・
何度も散々な目にあったので、もう、すっかりうんざりしてしまい、封印したという,いわくつきの可哀そうな曲。

でもヴィジョンズのメンバー達ならば問題なく楽勝。
本来は数人の重厚なるコーラスが入っているんだけど、ヴィジョンズは本家本元ライブテイクをお手本に、持ちうる限りの団結力で乗り切った。
ギターは、繊細だけどやや控えめに小技を披露。
ギターとキーボードは2か所のコーラスもバッチリとこなした。
要所要所、阿吽の呼吸で彩を添えている。
紆余曲折の末、遂にここへと辿り着いたんだろうなあ
マイクを手に勢いよくヴォーカリストが、前面へと駆け出した。
お約束の筋書き。
男顔負けのストロング・ヴォイスは、ライブで更に遺憾なく発揮された。
やわな男どもが束になって挑んでも、到底叶わないよ。
即座にぶっ飛ばされることでしょうよ。
そのくらいに強靭なる喉の持ち主。
そしてエモーショナルだ。
特筆すべき点は中間部分に差し込まれるかっこいいハミング。
実を言うと、今までのシンガーでこれを再現した者は皆無。
というか、歌えなかったのさ・・・・(-_-;)
それを初めて、思いっきり忠実にこなしていたもんだから、感動の果てに涙腺がウルウルしてきちゃったさ。(´;ω;`)
派手なところばかりにスポットが当たり気味だけど、陰では並々ならぬ努力をしているのだ。
だって完璧に歌詞を覚えてきて、堂々とふるまっているんだよ。
良く分かっていらっしゃる。
いつまでたっても歌詞カードを当たり前のように譜面台へ置いて、何の思い入れもなく事務的にカラオケ気分で歌う輩とは大違い。
歌詞のストーリーも把握して飲み込んでいるし。
涙ぐましき努力の成果が花開いた。
それら全てを含め、会場中の皆だって驚愕しているくらいだ。
それが証拠に、ライブ・フォトほとんどがシンガー中心だった
本番に強い
本領発揮とはさすがだ。
これが力量の差。
歴然だね
でも決して気取った嫌味な感じは与えないところがミソ。
その派手なリフ絡みとインパクトの匙加減が絶妙に漲っている
このバンドはスティーヴィー・ワンダーの大ファンなんだろうねえ
この曲には思い入れがひと際強いと読んだ
(因みについこの間もオリンピック開会式でエッフェル塔の歌唱でも話題を振りまいた歌姫セリーヌ・ディオンもカヴァーしている
これリスペクトをふんだんに込めての秀逸なバージョン)
生き生き伸び伸びと輝いていたよ。
エンディングでの変態的な連発ブレイクもスリリングにバッチリとハマっていた。
テンションもマックス状態で恍惚の領域に達していたさ・・・・

「ジャスト・ザ・ツー・オブ・アス」
(グローヴァー・ワシントン・ジュニア&ビル・ウイザース)
邦題は「クリスタルの恋人たち」
絶品のタイトルだよね
1980年に発表したアルバム「ワインライト」に収録
1981年2月にはシングルカットもされたヒット曲
ビルボード・ホット100では最高ランキング2位
グラミー賞のR&B部門を受賞した
うるさ型に通受けする黄昏度の高い珠玉の傑作・・・・
一押しだよん
甘くとろけちゃいそうだ・・・・
大好きな極めつけのナンバー
何から何までメローでセクシー漲る金字塔でのバラード
文句なしだろう
一瞬でムード満点で酔いしれちゃった
こんなひと時も乙なものさ
不安感をあおるギター・リフと咽び泣く哀愁の洗練された旋律が、グッと雰囲気を引き立ててくれます
本当に落ちていきそうな感覚に陥ってしまう煌めきのメロディ
ここでも静かにリラックスして身を任せ、紡ぎ出される音絵巻に心底浸りましょうよ。
エレクトリック・ピアノやシンバルの響き一つとっても、センス溢れるアートの域に達していますね
繊細な刻みから、思いっきりエモーショナルなギターによる美しい旋律を筆頭に、徐々に高みへと登り詰めていく様は筆舌に尽くしがたい
ゆとりをもたせた良い意味での地味な演奏からも、風格が漂っています。
ドレスアップした服装で、じっくりと美味いお酒などをたしなみながら!(;^_^A)夜景などを眺めつつ聞くというのが似合いそう

ボーカリストはMCも兼任
「次の曲はカーペンターズで・・・遥かなる影です・・・聞いてください」
バート・バカラックの作品として超有名だね
同名のアルバム6曲目に収録
1970年5月20日にシングルでリリース
ビルボードにて見事4週連続で1位を記録した
ゴールドディスクにも輝いた
ヴィジョンズのアレンジが冴え渡る
ギターはエレキからアコースティックギターに持ち替え
ドラムはリムショット奏法で全体の引き締め役に貢献
コンビネーションが光輝く
真夏の爽やかなポップス気分に浸れちゃいました
情感の籠った鍵盤さばきも絶妙
繊細なタッチ感覚がこちらサイドに伝わってくる。
ソフトロックとは一味違う、これぞカーペンターズともいうべき、究極のゾーンに達している。
ヴィジョンズの真骨頂。
貢献度が絶大。
無意識のうちに、ほろ苦き青春時代もフラッシュバックしてきたさあ・・・・
一気呵成にダンサーたちが集結
ステージ前へと雪崩込み豪快に手拍子を連発
なだらかなギターによるカッティングから、シンコペーションに至る流れや進行は、もはや流行なんか超越するほど
バンド全員がしっかりと自己主張していましたよ。
ヴィジョンズのシンガーにはまるでカレンが憑依したかのよう。
しかしここのバック陣は、ここぞというところで、頑固なこだわりもちらつかせつつ、さりげなく見せ場全てをバッチリとかっさらっていっちゃうナイーブなプレイヤーですね。
そんじょそこいらにたむろっている、単細胞ガキンチョ・ロッカー共に、この味は絶対に出せないよね。
経験豊富な熟練の業師軍団

「次の曲は邦題が・・・・愛のため息」
ロバータ・フラック
5作目の同名アルバム5曲目に収録
1975年にリリース
シングルもヒットした
より円熟味を増しスケールアップを図る
奥の深いセットリストに痺れちゃうよ
アベさんも熟女をエスコートしてチーク・ダンスと洒落こむ
満を持して隠し玉ともいえる怒涛のベース・ソロに雪崩れ込む
憎いポジションをキープしていたもんだ
効果覿面
フレーズの一つ一つが説得力満載
このテイストからバックボーンが透けて見え隠れする
言葉を失うほどの美しき調べ
フィンガーボード上をこれでもかあ、というほど滑らかに上へ下へと踊る
しっとりとクールで不思議な躍動感が漂う
それをナチュラルにプレイするインストメンらも、なかなか的確にコダワリぬいた、いい仕事をしています。
皆さん、よほど耳がいいんだろうなあ。
流麗なるシンセサイザーによるストリングス・サウンドが描き出す情景が、ドラマティック
益々の臨場感を醸しだしています
凄まじき光景に鳥肌ゾクゾクで目が点になっちゃいました。
テクニカル集団の極みにおもわず息を呑む
これほどまでに演じきれたらさぞかし気持ちいんだろうなあ
快感という言葉でしか表現できない・・・・
一瞬たりともその美しい旋律から目が離せない。
瞬き厳禁
そしてステージ左に佇んでいる麗しきキーボード・レディ
このライブを観ていてマサは羨む
・・・ああ・・・何という贅沢な空間
もう大評判
会場のあちこちから感嘆の声が漏れ聞こえてきましたよ

「どうも、ありがとうございます
早いものでもう最後の曲となりました
再びステイ―ヴィー・ワンダーで・・・・サー・デューク!!」
邦題は「愛するデューク」
もちろんデューク・エリントンへのトリビュート曲
1976年9月に発表したアルバム「キー・オブ・ライフ」5曲目に収録
1977年3月22日にシングル・リリース
ビルボード・ホット100では1位を獲得
先の「回想」同様にホーンセクションが入ったら更にゴージャスな展開になっただろうね
まあ、ここでも全く違和感ないけれど・・・・
レッドゾーンは振り切れ寸前。
余力を振り絞っての熱演。
曲者ら全員が汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない。
あらら・・・・?
どこからか現れたおじさんがシャボン玉を次々と飛ばしてステージに彩を添えてくれる。
フワフワと漂う数多くの綺麗なシャボン玉を見ていると、童心に戻ってしまうね。
ブレイクのタイミングから待ってました、とばかりに手数王の如きドラムソロへ連結
半端なき千手観音のようだ
チャイナシンバルの連打を目印にソロを受け継ぐバック陣
目まぐるしいバトン・タッチ
締め括りはやはり一丸となってのバトルで決まりさ
ラストにふさわしき全員によるせめぎ合い。
そこからスネアロールでタム回しを迎える
会場全体が一体となっての凄まじきダンス大会。
お祭り騒ぎ。
ライブならではの醍醐味だね。
だからこそ、やめられないライブイベント出演
「ヴィジョンズでした。
まだまだ、この後もイベントは続きますよ。
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください。
どうぞ、よろしくお願いいたします
どうも今日はありがとうございました!!」

起伏のあるセットリストで全5曲がアッという間に終了

フィナーレを迎えたヴィジョンズは、汗びっしょりで達成感に満たされて席に戻っていきました。
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた。
それも致し方ないだろうね。
正直な感想なんだもん。
完全燃焼でライブは終了。
爽やかな疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました
中身は十分に濃厚でエキサイティングでした
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


会場後方テント内に陣取る司会進行役の斉藤さんも興奮したままでワイヤレスマイクを手に豪快なるアナウンス。
「ありがとうございました。
ヴィジョンズの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの立役者ワッキーの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
5人も後のイベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、これからの長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ。
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています。
トンボたちもたくさん青空を飛んでいて、秋の気配は、もうすぐそこにまでやってきていますね。
皆さん、ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時をリラックスしながら満喫していってください!!


追記:
****この熱量そのままにお次も負けてはいられません。
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
洋楽&邦楽のカバー・プロジェクトだもん!
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」






















コメント
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VOL,215 夏の終わりの北運河サウンドエナジー13(BOZ PRO 編)

2024-09-03 14:09:18 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

まずはステージ上にセットされている機材類のご紹介をします。
キーボード用のアンプにローランドのJC-40。
ベース・アンプはご存じのハートキーシステムで、
410BASS module-2。
HEAD HA7000。
ドラムセットはご存知、茶色い光沢のシェルが美しいパール。
ギターアンプはマーシャルJCM-900とJC120の2台が用意されている。

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリの素敵なBGM
めっちゃムード満点。
会場内に流れるBGMはザ・ビートルズの「ヘルプ」&「ペーパー・バック・ライター」。
ビージーズ「イン・ザ・モーニング」
グラス・ルーツ「今日を生きよう」
ストローブス「パート・オブ・ザ・ユニオン」(あのリック・ウェイクマンもメンバーだった・・・でもこの1年前にイエスへ加入してしまったからここでは演奏していない)
ダイアナ・ロス「イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」
ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ「愛と青春の旅立ち」(究極の名バラード)
レインボウ「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」
EW&F「セプテンバー」
ボニーM「サニー」
オリヴィア・ニュートン・ジョン「レット・ミー・ビー・ゼア」
ニール・セダカ「オー❕キャロル」
ザ・ヴェンチャーズ「急がば回れ」
スリー・ドッグ・ナイト「喜びの世界」
ジョー・ウォルシュ「ロッキー・マウンテン・ウェイ」
ランナウェイズ「チェリーボム」
「ゲット・イット・オン」(T-REX)
「ミスター・ロボット」(スティクス)
「遥かなる影」「スーパースター」「イエスタディ・ワンス・モア」(カーペンターズ)
「ひとりぼっちのあいつ」「ドント・レット・ミー・ダウン」(ザ・ビートルズ)
エルトン・ジョン「ユア・ソング」
そして、ハミルトン・ジョン・フランク&レイノルズで「恋のかけひき」
アキはボーカルや曲の雰囲気が布施明か尾崎紀世彦みたいだなあ、とほざいていたさ((´∀`*))
もっと勉強しなさいな!
もうこれだけで、気分は高揚するんだからねえ。


それでは景気よくライブレポートに突入と参りましょうか!
心行くまで楽しんじゃおう。
下手な屁理屈抜きにして、それっきゃない!!

皆さま、お次の番だよ。
時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

後半戦へ勢いにのって突入
それにしてもこんな素敵なバンドが10番手だなんて勿体ないくらい・・・・

15:35~16:05
「BOZ PRO」
隣り街・札幌から2年ぶり5回目出演のこのバンドは、名物ダンサーのアベさんも、たいそうお気に入りなのです。
バンド名の通り、ボズ・スキャッグスの完コピバンドです。
ありそうで中々ないジャンルなんだよね
あの味を醸し出すのは至難の業だけに
ボズ・スキャッグスといえば・・・・・そうです、TOTO誕生のキッカケとなった遅咲きベテラン・ミュージシャン。
スィート・ヴォイスの持ち主。
ネオン街の帝王・・・・・
切れはないけど、味はあるその風情で最初にホワイト・ソウルした男。
顔が高田純次似なのはご愛敬。
最近は声までもが似てきたような…(-_-;)
ファンの皆さま、ごめんなさい・・・・。
人気絶頂の当時は、そのあまりの異常な盛り上がりに渋谷陽一はやっかみ半分で「アメリカの五木ひろし」のあだ名を献上したほど((´∀`*))

この日の出演バンド中、一番渋いサウンドを届けてくれました。
なんたって、AORの大御所がレパートリーですからね。
次々と繰りされる楽曲に、琴線が振るわされっぱなしですよ。
もちろんフロントセンターに陣取る、ボズ役のレオくんがいなければなりたたない。
しかし、改めて言わせてもらうけど、レオ君の許容範囲の広さには超絶脱帽だ。
プログレ、ブリティッシュロックからサザンロック、ソウル&ディスコ、時にはNWOBHMを徹頭徹尾に貫いたと思ったら、今度はダンディーないで立ちで甘く囁くような歌声を披露する。
全くもってムード満点で心憎い男だ。
実際、ライブハウスで会うたびに、出演バンドが違うんだもんなあ
一体全体、どれだけのバンドに所属しているんだい。
呆れるほどですよ。((´∀`*))
彼と知り合ってから軽く10数年という歳月が経過しているけど、このボズ・プロのシンガーがメドルムーンのギター&ボーカルと同一人物だとは夢にも思わなかった。
もう笑い飛ばすしかないねえ((´∀`*))
天晴だ!
レオ君いわく、ゆるゆる感覚でボズ・プロは活動しているそうなんだけど、そんなこと微塵も感じなかったよ。
レパートリーだけは、テッパンで15曲くらいあるそうです。
今度また対バンの機会があれば、全曲じっくりと聞きたいもんですなあ。
絶対に、聞きごたえ満点なんだろうなあ・・・・。
(ちなみにSTA,パープルブリンガー評は絶賛してくれました。
ありがたいことだ)

見るのは去年の2月26日(日)小樽公会堂大ホール・雪明かりの路以来だ

ステージ前では今か今かと待ちきれなく痺れを切らしたオーディエンスが横にズラッと並んで思い思いのステップダンスを繰り広げている
こんな光景が見られるというのも屋外イベントならではだね

この日鉄壁を誇る7人不動のメンバー構成とセットリストは、事前に特別こっそりと内緒で教えていただきました((´∀`*))

リーダー&ベース・・・キャップとサングラス姿のワッキー
(しばらく病気で休養していたけど、この度、復活劇を果たしました。
よかった!
おめでとう!!
お帰り!!!
今年、さっそく長年の念願だったポール・マッカ―トニー&ウイングスのカバーバンド「P-WING」を始動
そのお披露目を2月の小樽公会堂・の雪明かりの路で目撃したよ
ハッキリ申しまして感動的だった
つい先日もスターライトで「還暦以降ミュージシャン大集合」にも出演
フリーのウィッシング・ウェルなどでもブイブイ言わせていた
茶色いボディカラーいのミュージックマン5弦ベースを使用。
ローズ指板。
ヒョウ柄のストラップを装着)
この人もレオくんに負けず劣らず、ハードロックからAOR系までをも網羅してエンジョイしている人だね。
欲張り~!

ドラム・・・全身が黒づくめのタカヤさん
帽子とサングラスを着用

ギター&コーラス・・・カサマイさん(ブラウンサンバースト・ボディカラーのギブソン335を使用。
ローズ指板)
このギターはテツが熱視線を絶えず送っていた
今年、小樽の楽器店「コウエイ堂」にて購入したそうで、当たりもの
テツに散々自慢をしたそうだ
「あれ、欲しいよ」とひたすらにこぼしていた((´∀`))
以前はイスに座ってのプレイで、ロバート・フリップやジェフ・スカンク・バクスターを彷彿とさせていたね
サングラスに白いハットと腕をまくったTシャツ姿

そしてツイン・キーボード&コーラスには左右に女性2人を配置するという、見た目にもアットホームな空気が漂うセッティング。
つまりボーカルのレオくんは両手に花というラッキーマン。
キーボード&コーラス・・・下手にユカぴょん(ローランドVR09使用)
スタンディングでのプレイ・スタイル
黒い艶やかなるワンピース

同じく、キーボード&コーラス・・・上座に鎮座するクリムンさん
(NORDを使用)
椅子に座ってのプレイ・スタイル
以前にワッキーが率いていた、もう一つのバンド、ブレイク・フリーではジョン・ポール・ジョーンズ役を、見事男顔負けな腕前で弾きこなしていましたよ

テナー・サックス・・・髭と眼鏡姿のブンキさん
黒いTシャツ姿
(このバンドとのホットタイム対バンがキッカケで、STAに何度かライブ参加してもらった経緯があります。
この日もわざわざ直々、挨拶にきてくれてとっても嬉しかったなあ!!)

そして、、右手にマイク握って茶色いシャツ、帽子とサングラス姿のボーカルには先述のマルチな才能を惜しげもなく披露してくれる・・・レオくんという布陣だ!!

とにもかくにも、時間がちょっと押しているそうなので、早めに進行・・・・

それでは前置きが大変長くなりました。

さあ、ここからはいよいよ佳境だよ。

グッといぶし銀のサウンドで迫ってくるボズ・プロの登場。

大人の落ち着いた貫禄ある雰囲気が漂うステージを展開してくれました。

前後対バン達との対比がすこぶる面白い。
これはワッキーが狙ったのかな?

以前に見た時から、ほとんどの曲を入れ替えてきましたよ。
見事なくらいのライブ・セットリストに対する妥協なき徹底ぶりに拍手喝采
やる気満々の意気込みがヒシヒシと伝わってくる采配
期待感にワクワクときめきながらの観戦

ここいらで本編に入りますよ!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

若きヒカルちゃんはステージ上で俄然スタッフに徹している
斎藤さんがからかう
「メンバー達から声がかかっているよ
ちゃんと働いてください((´∀`))」

皆さま、準備万端整いました
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持してのショーが幕開けだ
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))

賑やかなBGMに誘われてワイヤレスマイクを手にした斎藤氏がバンドを声高らかに紹介する
((´∀`)ステージ後方のテント内から)

「お待たせしました!
小樽北運河サウンド・エナジーはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
先ほどまでの雲はどこかに行ってしまいました
昨日に引き続きピーカン
暑いのも考えものですが・・・・
まだまだ色々なバンドが出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど、今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))
演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
ただし、熱中症にはご用心
それでも具合が悪くなった方がいらっしゃいましたら、必ず救急車を呼びますのでご安心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
お次に控えしバンドも、力強いサウンド展開で凄い楽しみですよ。
興味津々のジャンルはボズ・スキャッグスのカバーが中心。
更にパワーアップしてきました
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです。
応援のほどよろしくお願いいたします!
それではボズ・プロの皆さんです。
どうぞよろしくお願いいたします!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

まずは名刺代わりに・・・・ワクワクするイントロから「ジョージア」
それに導かれてハイハットカウントから激しいビートがいきなり炸裂
おお!
いきなり初っ端からこれですかあ!
衝撃ですな
情け容赦なき掟破りの波状攻撃が火を噴いた
開始の狼煙はこれ。
オープニングナンバーに相応しい
大傑作アルバム「シルク・ディグリーズ」2曲目に収録
ひじょうにマニアックでキザな冒険的セレクションに突入。
アメリカの州名、日本では缶コーヒーの名称で有名だけど、ここでは当然のごとく女性の名前さ
歌詞の内容はちょっぴりと切ない男女のストーリー
シングル・カットはされなかったが重要な位置を占める名曲
レコーディングのメンバー達にも腰が抜けるほど驚愕。
出し惜しみしないで王道のナンバーを叩き付けられて、いきなりノックアウトされちゃいました
安定感も抜群なドラミングと流麗なるシンセサイザーの響きに導かれて、お馴染みのギターフレーズが弾きだされた。
いきなり力強く鳴り響く型破りでキャッチーなビートに、痺れるアレンジで追随するキーボード群
超一級の陽気でキャッチーなR&B色とポップさが組み合わさった軽快なバラード。
伸びと張りのある声の持ち主、レオ君は八面六臂の活躍でグイグイと全体像を牽引。
下手くそなシンガーならば、絶対に成立しえないから、もちろんその起伏に富んだ表現力やファルセットのフェイクは太鼓判。
自信と余裕が魅力的に滲み出ている。
ファースト・バースで「ジョージア」の後、韻を踏むように「ゴージャス」と歌われます
軽快に引っ張るランニング・ベースラインと、ファンキーなチョッパー奏法が芸術的な音壁を構築。
正確無比で、やや歪み気味なギターによるサスティーンだけれど、何故か、トーンははかなげなご様子・・・・。
そして美味しいところで、ブンキさんのサックスがエモーショナルにブローしながら掛け合いを演じる構成は完璧。
柔らかく嘶くサックスも、カッコいい
でも決して気取った嫌味な感じは与えないところがミソ。
その派手なリフ絡みとインパクトの匙加減が絶妙に漲っている
凄まじき光景に鳥肌ゾクゾクで目が点になっちゃいました。
テクニカル集団の極みにおもわず息を呑む
これほどまでに演じきれたらさぞかし気持ちいんだろうなあ
快感という言葉でしか表現できない・・・・
一瞬たりともその美しい旋律から目が離せない。
瞬き厳禁
そしてステージ左右に佇んでいる麗しきキーボード・レディ達
このライブを観ていてマサは羨む
・・・ああ・・・何という贅沢な空間
もう大評判
会場のあちこちから感嘆の声が漏れ聞こえてきましたよ

「はい、ボズ・プロです
こんにちは!
2年ぶりにこのステージに立たせてもらっています
天気にも恵まれましたが、お客さんにとっては日差しが暑過ぎてキツイかな・・・!?(-_-;)
冷たくて美味しいドリンク類を飲んでもらって楽しんでもらいましょう
2曲目は皆さんも知っていると思います・・・・・
さあ、お待たせしました。
ロウダウン・・・いってみましょう!」
シカゴにも同名異曲がありますが、正直な話、悔しいけれどクオリティではこちらに軍配が上がるでしょう。
このスラング言葉をタイトルに入れた最初のホット100ヒットは、1969年ジェームス・ブラウンの「ロウダウン・ポップコーン(41位)」、そしてシカゴ1971年の「ロウダウン(35位)」。
これも、1976年7枚目のalbum「シルク・ディグリーズ」に収録。
全米では最高3位を記録。
当時ビルボードと競合していたチャート誌「キャッシュボックス」では全米1位を獲得。
画期的な大ヒット曲は今でも色褪せることなく、アンセムとして愛され続けています。
ハードでリアルな歌詞と、魔法のようにうっとりとするエレガントな空気感がたまりません。
都会の現実と、ダークサイドのニュアンス・・・・。
懐かしき感慨深さを禁じ得ません・・・・。
TOTO初期のデモ音源をボズが気に入り、一部のコード進行にデヴィッド・ぺイチがマーヴィン・ゲイを参考にコーラスを考え出して完成させた曲。
それにしても、ボズのボーカルってけっこう音域が広いのですよ。
野太い声をしているからあまりそうは感じないのですが・・・・。
黙々と紡がれるベース。
なんたって画期的なリズムのボトム・キープが要。
特にスクエアなレベルのスーパー・ドラムに尽きる。
やっぱりいいなあ、達人ジェフ・ポーカロと職人デヴィッド・ハンゲイトによるリズム・セクションの融合。
しっとりとクールで不思議な躍動感が目いっぱいに漂う
それをナチュラルにプレイするボズ・プロのインストメンらも、なかなか的確にコダワリぬいた、いい仕事をしています。
皆さん、よほど耳がいいんだろうなあ。
流麗なるシンセサイザーによるストリングス・サウンドが描き出す情景が、ドラマティックで効果も絶大
益々の臨場感を醸しだしています。
ちなみにこの曲をヒントに、日本が誇るスーパーギター・ヒーローのチャーは、ソロ・デビューアルバムで傑作「シャイニン・ユー・シャイニン・ディ」を書いています

「ありがとうございます
ボズ・スキャッグスの札幌公演を見に行ったその時、俺たちもこれをやってみよう、と意気投合したのがキッカケなんです
このバンドは2015年に結成
2016年にここで初めてライブをおこないました
それから10年間、一度もメンバーは変わっていないのが密かな自慢でもあります((´∀`))
また来年も出たいなあと思います
それでは7人いるので5曲やらせていただきます
・・・ハード・タイムス」
1977年作、全米チャートでは11位を記録した通算8枚目のコジャレ度を増したアルバム「ダウン・ツー・ゼン・レフト」2曲目に収録
ファースト・シングルで全英チャートでは40位を記録した
うるさ型に通受けする黄昏度の高い傑作・・・・
一押しだよん
珠玉のメロー・ソング。
不安感をあおるギター・リフと咽び泣く哀愁の洗練された旋律が、グッとムードを引き立ててくれます
本当に落ちていきそうな感覚に陥ってしまう煌めきのメロディ
静かにリラックスして身を任せ、紡ぎ出される音絵巻に心底浸りましょうよ。
エレクトリック・ピアノやシンバルの響き一つとっても、センス溢れるアートの域に達していますね
ハイハットの繊細な刻みから、思いっきりエモーショナルなギターによる美しい旋律を筆頭に、徐々に高みへと登り詰めていく様は筆舌に尽くしがたい
ゆとりをもたせた良い意味での地味な演奏からも、風格が漂っています。
ドレスアップした服装で、じっくりと美味いお酒などをたしなみながら!(;^_^A)夜景などを眺めつつ聞くというのが似合いそう

ここで・・・・一息入れてのレオくんによるユニークなメンバー紹介
懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
((´∀`))
盟友サックスのブンキさんの時「最近、彼はメル・コリンズと呼ばれているそうですよ
と言っても誰もわからないかあ・・・・・・・・」
そうなのだよん
そんなこんなで、ほっこりとした仲良しムードが伝わってくるシーン

「いきますか・・・・・1978年のナンバーで・・・・ジョジョ」
イントロのピアノがはじまった時、真夏の爽やかなポップス気分に浸れちゃいました
ここでもユカぴょん嬢による、情感の籠った鍵盤からはじまった。
繊細な指さばきが伝わってくる
このタイトルは、ザ・ビートルズ「ゲット・バック」出だしの歌詞を聞くたびに思い出す。
あと、あの有名な漫画「ジョジョの奇妙な冒険」とかもね。
日本で一番売れた1980年のアルバム「ミドル・マン」に収録。
30万枚もの売り上げを記録したのだから大したもんです。
日本ではシングル化されてはいませんが、アメリカではセカンド・シングルとしてヒット。
全米チャートでは最高3位を記録。
サウンド、アレンジと、ソフトロックとは一味違う、これぞAORというべき、究極のゾーンに達している。
R&Bチャートにおいても成功を収めています。
天才デヴィッド・フォスターの真骨頂。
貢献度が絶大。
ただひたすら文句なし
メロディ、コードワークと、もはや言うことなし。
キレッキレで申し分なしにはじけ飛ぶ
無意識のうちに、ほろ苦き青春時代もフラッシュバックしてきたさあ・・・・
一気呵成にダンサーたちが集結
ステージ前へと雪崩込み豪快に手拍子を連発
なだらかなギターによるカッティングから、シンコペーションに至る流れや進行は、もはや流行なんか超越するほどに輝きを発しています。
ギターの大御所カサマイさんは、フロントにせり出してガンガンに弾きまくってのプレイ。
ステイーブ・ルカサー並みに、しっかりと自己主張していましたよ。
だからなのか、「ジョジョ」も最初の方とかが「ジョージ―・ポーギー」みたいだったりする。
ノリノリなグルーブを、ただひたすらに淡々と叩き出すタカヤさん。
ジェフ・ポーカロが憑依したかのよう。
しかしサックスのブンキさんは、ここぞというところで、頑固なこだわりもちらつかせつつ、さりげなく見せ場全てをバッチリとかっさらっていっちゃうナイーブなプレイヤーですね。
官能的にブローするテナーサックス
そんじょそこいらにたむろっている、ガキンチョ・ロッカー共が束になって挑んできても、この味は絶対に出せないよね。
経験豊富な熟練の業師。
先述通りに、ブンキさんは、ジャズやプログレもたしなむという凄腕の持ち主。
(だから、メドルムーンにも在籍しているレオくんとも意気投合するのかな!!?
・・・・そうそう確か、ピンクフロイドのカヴァーでも吹いていたはずさ)

「ありがとうございました
ごめんなさい・・・・
訂正が一か所あります
先ほど言った1978年ですが1980年が正解でした
おっと、大丈夫ですか・・・?
暑くないですか・・・・?!
それでは時のたつのは早いものでもう最後の曲となりました
超スタンダードで締め括りたいと思います・・・・
・・・・ブレイク・ダウン・デッド・アヘッド」
まさに今現在の世の中にピッタリなアクティブソングです・・・・・
非の打ち所なき、甘美なまでのパーフェクトなチューンへと突入します~・・・・・!!
金字塔ともいえる名盤「ミドルマン」からのシングルカット曲
ボズとデヴィフォスによる共作
1980年5月17日付けのビルボード・ホット100では15位を記録
多くの国の人々を感涙させた、モンスター級のビッグヒットソング
イントロのロッキン・ドラム・ブレイクによるアップビートなシャッフルがご機嫌この上ない
熱冷ましとばかりに、この曲をここへもってくるなんて、粋な配慮ですなあ。
レオくんの声質、キーやキャラクターから吟味された選曲の妙も爽快
噛み締めるように、優しく歌い紡いでいたのが印象深かったなあ
ステージの進行具合を、詳細に計算しつくした組み合わせ
タイトでシンプルかつストレートなリズムセクションにのってシェイクほとばしる巧みに弾きこなすギター・ソロが絶品
満を持して伊達男のブンキさんはステージを飛び降りて客席前方を走り回りながらテナーサックスを吹き込む
こんな姿を見るのは初めてだ
それくらいにハイテンション・マックスなんだろうなあ
圧巻のバッキングも素晴らしい
盛り立てるべく、この場面にはもってこいだね。
アダルトな気分に浸りきって、チーク・ダンスへと洒落こむカップルも数組出現
いやが上にも、ドラマティックなエクスタシーワールドへと誘われてしまいます
心にシミジミと染み入るほどに切ない、泣きの決定版だもんねえ
起承転結の絡みはお手本のようなもの。
誰もが言葉を失うほどに聞き入っている!!
ワクワクものですよ。
ベテランならではの味わい深いひと時。
もう余裕綽綽に構えているんだからなあ。
全体を覆いつくすかのような、壮大なるキーボードの音色が効果覿面。
ツボへと、モロにはまった感ありのオーディエンス達は脳天ヒューズ・スパークしまくり
皆でニコニコウルウルと大合唱だ
華麗なるバックメンバー達によるコーラスも絶品
もちろんこだわりにこだわりぬいた趣向を施して、へヴィーな演出で場を盛り上げていました。
敬服しちゃう。
ギターのよるアンサンブルは見事過ぎだ。
まあ、いずれにせよ、決して古臭くなったりしない、これは光輝くトドメのアイコン
よりコンパクトに纏め上げられた、もってこいの一撃ですね。
何から何まで申し分ない・・・・皆、楽しそうだよ。
この光景を後方の席から眺めていたんだけど・・・うかつにもシミジミと感動しちゃったさ・・・・
(そのことは、終了後しっかりとレオ君にも伝えた)
何度もしつこく言うけどギターのカサマイさんが、これまた卓越した腕前なんだから恐れ入っちゃったよ。
堂々とムーディーに請け負っていたし。
時にはオーディエンスを凌駕するほどの存在感も発揮しているよ
レッドゾーンは振り切れ寸前。
余力を振り絞っての熱演。
曲者ら全員が汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない。
あらら・・・・?
どこからか現れたおじさんがシャボン玉を次々と飛ばしてステージに彩を添えてくれる。
フワフワと漂う数多くの綺麗なシャボン玉を見ていると、童心に戻ってしまうね。
ブレイクのタイミングから待ってました、とばかりに手数王の如きドラムソロへ連結
半端なき千手観音のようだ
チャイナシンバルの連打を目印にソロを受け継ぐバック陣
目まぐるしいバトン・タッチ
カサマイさんがお手本ともいえるフィンガリングで滑らかにまくし立ててくる
アイコンタクトを得たユカぴょんも男顔負けな鍵盤さばきで対応
締め括りはやはりワキちゃんのバトルで決まりさ
ラストにふさわしき全員によるせめぎ合い。
そこからスネアロールでタム回しを迎える
会場全体が一体となっての凄まじきダンス大会。
お祭り騒ぎ。
ライブならではの醍醐味だね。
だからこそ、やめられないライブイベント出演
「ボズ・プロでした。
まだまだ、この後もイベントは続きますよ。
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください。
どうぞ、よろしくお願いいたします
どうも今日はありがとうございました!!」

起伏のあるセットリストで全5曲がアッという間に終了

フィナーレを迎えたボズ・プロは、汗びっしょりで達成感に満たされて席に戻っていきました。
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた。
それも致し方ないだろうね。
正直な感想なんだもん。
完全燃焼でライブは終了。
爽やかな疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました
中身は十分に濃厚でエキサイティングでした
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


会場後方テント内に陣取る司会進行役の斉藤さんも興奮したままでワイヤレスマイクを手に豪快なるアナウンス。
「ありがとうございました。
ボズ・プロの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの立役者ワッキーの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
7人も後のイベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、これからの長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ。
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています。
トンボたちもたくさん青空を飛んでいて、秋の気配は、もうすぐそこにまでやってきていますね。
皆さん、ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時をリラックスしながら満喫していってください!!


追記:
****この熱量そのままにお次も負けてはいられません。
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
ソウル&ジャズのカバー・プロジェクトだもん!
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」








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