THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

一気に残雪が溶けた・・・・嬉しいなあ

2024-04-04 14:59:49 | リハーサル
はい!
さてさて皆さんその後いかがお過ごしでしょうか
やっと首を長くして待ち焦がれてた春の到来だ
やっと大好きな季節が訪れた
ようこそ!!

道路がシャーベット状態で車がどろどろになろうが、水たまりができようがなんら気にならない
とにもかくにも気温の上昇は歓迎
もうすぐ桜も開花するしね
気分も浮足立ってくるさ
たしかに寒暖の差が激しいと体調を崩しがちだけど・・・・

世の中は一つの区切りでもあるわけだ
何もかもが新鮮な息吹に満ちている

我々北国唯一無二の存在でもあるブラスロックバンドSAPPORO・TRANSIT・AUTHORITY
去年のスローガンを忠実に実行中
ギアを上げ益々マニアックに攻めていきます
結成時の基本コンセプトでもある初期シカゴの再現
100%セットリストを組んでいます

お馴染みの定番ヒットから有名な曲、コアな通受けするナンバー、そして永遠の傑作組曲にもトライ

今月のライブも紆余曲折を経て会場チェンジ
2か月連続なんて初めてさ
長く活動していると色々なトラブルはつきもの
やっとコロナ騒動からも解放された、と胸をなでおろしていた矢先の出来事
でもそこはしたたかにクリア
速攻で以前からの常連ホットタイムに出演することになりました
それもセカンドアクトで
細かな変更事項はありますが
まずステージが9人だと窮屈だとのメンバー達から意見をいただき全面、後面に分割する形で落ち着きました
もちろんホットタイムの了解を得てね

早速例によってスタジオ・クリームにて2度のリハ入り
その1回目
今回も先月を同じ編成で9人
これってひじょうに珍しい現象
STAも強靭なる顔ぶれで固まりつつあるのだ
ところが当日になって4人が欠席することに
2人は仕事、2人は風邪で・・・・
よって5人が集結しました

マサ、アキ、モッチン、トモちゃん、ハマピー。
でもねえこれはこれでとっても充実したリハでしたよ
さすがSTAだ
自画自賛するわけではないれども、近年のSTAはやっとリハらしいリハを行えるようになってきた
実力派は当然として、皆真面目で熱心でコミュニケーション能力にたけている
くだけて笑う時は思いっきりふざけて、プレイする時は真剣そのもの
その辺の切り替えがお見事
ただだらだらと仲良しこよしのユルユルままごと遊びとは大違い
ノイズ混じりの汚い音も皆無
アンサンブルを無視した独りよがりな輩もいないしやりやすい

たっぷりとスペースを使いセッティング
ホーン隊は椅子に腰かけてじっくりとトライ
もうはやトモ&ハマピーはリフを噴き出して打ち合わせをはじめているではないいか
凄い
難攻不落なフレーズにもチャレンジしている
凄まじいくらいの気迫
槍気満々
マサはいつものようにセットリスト表を張り付ける
するとアキが「読みずらい。
タイトルがわからない」と猛クレーム
自分で書いてきなさい
これは自分用なんだからね((´∀`))

この日は前半、後半、予備の曲はカット
もうずっとやり続けているからね
インストなんてソロ回しが3人なんだけど、そのメンバー全員が休みだし・・・・(-_-;)
よって集中して鬼門の曲、組曲、新しい曲、コーラスが厄介な曲に焦点を当ててみた
こういうのも意義ある
実際の話、濃密で充実していた
また一段とステップアップできた
手ごたえあり

コーラスは今年に入ってから滅茶苦茶に本腰いれている
全員集合する前に3人のコーラス隊が妥協なく音階を調べて何度もレッスンを繰り返す
改めてオリジナル音源の偉大さを痛感した次第
全く関係のない曲が流れてきてもつい無意識にハモリに耳がいっちゃうくらいさ
最早病気だね
これも面白い聴き方

シンコペーションが複雑な曲も数回やってみた
これも大好きだ
イントロのコロコロと変化するリズムやそこからトランペット・ソロにつながるアレンジ。
エンディングではトロンボーン・ソロ。
これは不在だからマサが口で奏でたらアキが爆笑
モッチンは「ジャンプはもっと早めにして」と言う

2分ちょいの曲
これは全力疾走で息継ぎできない中距離走競技みたいな感じ
早い話がきつい、全員が。
でも今の強力なメンバー達だからこそマサが組み入れた
ミツのお気に入りだしね
トモちゃんはこの曲には相当入れ込んでいる
モッチンと一緒に速度、テンポをチェック
何度も変えて演奏
サビ、変則パート、ユニゾンと落とし穴が次々と襲ってくる
コーラスもよりヘヴィーに
ファンキーかつソウルフルにハードなシャウト
マサはそれに合いの手まで加味される
喉が張り裂けそうなくらいさ

中間部に不気味に控えしは例の荘厳なる組曲
これは毎回の課題
全7楽章あるんだけど、マサのアイディアで毎月1楽章ずつ加えてじっくりと練り上げていく
今回は4つの楽章に増えた
初めて演奏するメンバーも数人いる
それも4つともに全然タイプの違う曲調だし決めが変態的に独特
だからここは一致団結してバラバラに解体しながら疑問点を提示しあいながら突き詰めていった
やりがいのあるシーン
ヤワな奴らならばけつをまくって逃げ出しちゃうのがおちさ
充実の内容
常に本番を頭に描きながらの音出し
メドレー部分もモッチンの意見でダイレクト接続でいくことにした
これはスリリングで快挙
2種類提示してきてどちらも捨てがたかったんだけど、よりストレートな方を選択
素晴らしいなあ
こんな思い付き、18年間一度もなかった
モッチンに言わせれば「なんてことない普通のこと」と一蹴に伏されちゃうだろう
よってこれもモッチンが指摘していた「1・2・3・2・2.3」の消えた((´∀`))
マサはイメージトレーニングしていたんだけどなあ((´∀`))


小休止でアキが2人分のホットコーヒーを運んでくる
のど飴もおいしい

トモちゃんはプロの美容師
今度モッチンはトモちゃんにヘアカットしてもらうそうだ
俺もやってもらおうかな

残りの時間も前半同様に練りこみ作業に没頭
1分の無駄もないスペシャルなひと時を過ごした

それは後かたずけを終えてロビーでくつろいでいるメンバー達の表情を見ているとよくわかる

あとはどうでもいいようなバカ話がとまらない
これはいつものこと
オーナーの金さんもカウンター内で失笑・・・・

今夜は2度目のスタジオ・リハであり最終リハ
9人全員が元気よく集う
賽は投げられた
よろしく
燃えているよ
準備万端整っているんだからね
もうライブは明々後日じゃんかあ!!
やる気は満々さ。













































































































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3月ももう中旬かあ・・・・・

2024-03-14 19:42:46 | リハーサル
はい、さてさて皆さまその後いかがお過ごしでしょうか
連日気温の目まぐるしく変化する状況に道民は辟易しております
でも確実に春へ向けて動き出しているようで喜ばしい限り
寒暖の差が激しいですが
道路はシャーベットでグシャグシャになったりブラックアイスバーンでツルツル
でも昔のような轍なんてないし積雪もそれほどではなかったような感じ

我々北国唯一無二のブラスロックバンド
SAPPORO TRANSIT AUTHORITYは意気揚々とリハに突入
場所は結成時からずっと一貫してお世話になっているスタジオ・クリーム

先月から始めたコーラスの充実
マサ、モッチン、アキの3人はこの日も午後7時半にクリームパーキングに集合
マサの車内にて猛特訓を繰り広げました
マサは歌詞カード、モッチンはIPHONEで音源再生担当、そしてアキは携帯用のキーボードでバッキングを奏でる
時間いっぱいまで熱心にハーモニーを研究
何度も何度も繰り返し
「ちょっとおかしい」「よくなってきたね」「こうれはどう?」とかね
徐々に練り上げていく都度、仕上がってくる
もちろん曲目は次のセットリストからチョイス
各自の弱点も透けて見えてくるから面白い
役割の分担も自然と固まってくる
あとは楽器を手にバンド内でプレイしながらいかに発揮できるかだ
これがちと難しい
場数を踏んでいくしかない
実地体験あるのみ

そうそうしている内に続々とメンバー達も集結
ロビーがにぎわっている
とここでマサは声をかけられた
おお!
懐かしい青山くんではないかあ
何年ぶりかでの再会
「マーシャルとフライングV」と思い切り言い切ったマサ
青山くんも「マサさんにラフカットのCDを借りたんだよね」
すると彼の仲間の一人も驚愕
「凄い!」
「俺はポール・ショーティノがクワイエット・ライオットに加入する前のラフカットを見たよ
ママズ・ボーイズも出てたなあ」
もう盛り上がったよ
青山くん「かなりまえにレベッカのカヴァーバンドでSTAと対バンしました
8月の小樽北運河サウンドエナジーで」
「そうだった。
熱狂の長い夜をやったら握手を求めてきたんだよねえ」
彼等は今アース・シェイカーのコピーバンドを組んで2度目のリハだそうだ
な、な、なんとドラムはアンクルキャッツのマコトくん
頑張ってね!

そうこうしているうちにSTAも部屋入り
この度のライブは9人編成なんだけど
スケジュールの都合や体調不良で2人が結成
残念ながら7人でのリハとなりました
結局全員そろってのリハは叶わなった・・・(´;ω;`)
最終リハへゴー!!

マサ、アキ、もっちん、ミツ、トモちゃん、石やん、ハマピーという布陣
石やんとハマピーは初対面なのでまずはご挨拶

マサはいつものようにセットリスト表をガムテープで張り付ける
アキのキーボードケースのファスナーが壊れちゃった
そんなに古いものではないのに。
トモちゃんは寝不足らしくちょっと大人しい・・・
マサとミツも風邪をひいちゃって具合が悪い・・・・
まあ、それでも演奏は別物だ

時間フル稼働でゲネプロ
本番さなが等に熱気あふれる音出し
ホットコーヒーをすすりながらタイミングを見計らう

マサが
「今回は司会者でつきます
イメージトレーニングでナレーション、バンド名がコールされます」
石やんが初参加のSTAライブのため、彼を中心に進行
マサがいつものように豪快なるカウントを発する

音のバランスも絶好調
リズムもテンポも悪くない
ミツのトロンボーン・ソロはいぶし銀
そこからバトンを受け継ぐハマピーのトランペット・ソロも安定感抜群
さあ、石やんのギター・ソロ
でかい音でもちっともうるさくない
不思議だ
彼のセンス漲る音つくりの賜物
単なるノイジーなギタリストとは月と鼈
比較にもならない
もっちんはやや抑え目なドラミング
全体のサウンド聞くためとの配慮か
ベルトーンは
キーボードの1音、次いでギターへ流れる
そのタイミングのアイコンタクトで石やんとアキはニンマリ
マサとモッチンは息を合わせてのジャンプ
アキも真似して飛んだ

メドレーでピアノのイントロへ
マサがアドリブで少し喋ってからタイトルをコール
コーラスがドンドンと複雑化していく難解な構成
曲調は程よいポップ風なんだけどね
3声で奏でていくんだけどしっくりといくまでにはまだまだ課題は山積み
でも他のメンバー達は暖かい視線で見守ってくれているよ

一旦MCタイム

3曲目に突入
1分ほどの4管による荘厳なるファンファーレ
前回のリハではトランペットが不在
今回はテナーが不在
だからその都度違った側面が顔を覗かせる
ホーン隊は基本的に椅子に座ってのプレイ
ミツは時折スッくと立ち上がって熱く吹き込む

間髪入れずにモッチンの4カウント
2番カットバージョンのアップテンポソング
これ、皆のお気に入り
コーラスも歌詞は少ないけれどもリードボーカルとの絡みが絶妙
細部にわたる緻密な構成が渋い
それでいてちっとも押しつけがましくない憎いチューン
イントロでトランペット・ソロ
ころころと変化するリズム、シンコペーションの多様、エンディングではト音ボーン・ソロという構成
何かとやりがいのある曲だよん

2度のMCコーナー
中間点はある意味においては一番の難所かもしれない
ドラマティックなる組曲
このそSTA最高のメンバーだからこそ満を持して復活した
散々な仕上がり具合に嫌気がさしてマサは長らく棚上げしていた
でも今ならばと取り上げたらば大正解だった
意気揚々とモッチンの4カウント
石やんもすでにSTへ馴染んだ感あり
リラックスして弾きこんでいるよ
しかしエフェクターボード上に貼り付けてある小さなセットリスト用紙にはマサもトモちゃんもビックリ
「これ、見えないよ・・・・」
「大丈夫さ」と余裕の表情
この曲もコーラスが肝
マサは合いの手まで入れないといけない
エンディングの揺らめくホーン
これはテナーのみらしい
初めて知ったよ

一瞬の静寂を切り裂くようにマサのカウント
「1・2・3・1・2・3!!」
アタックの効いたビート
ブレイク
変則的で予測不能なでユニゾンリフ
もう難解この上ない1分半のインスト
でも大好き
一度はまったら病みつき
独自のアレンジを施したモッチンのドラムフィルに次いでホーン隊が華麗に吹き込まれる
後半ベースとトロンボーンによるユニゾンの旋律
これがしびれる
ミツはここぞとばかりにここでもスタンディングの渾身プレイ
かっこいい
本当は本家同様にハイタッチ
STAでマサとミツはずっとそうしてきた
でもスタジオ内では距離があったのでジッと我慢
ライブでは前後のポジションだから思い切りやっちゃうぞよ!!
覚悟のほどをば((´∀`))

雪崩れ込むように最終楽章へ
モッチンのドラムフィルを目印にメインのリフが再登場
華やかなリプライズ
ここでもコーラスが神々しく登場
エンディングのマーチ風に刻まれるアクセントも絶妙の味わい
こなれてきたね
変態チックなトドメからモッチン曰く「20秒引っ張って」
ここでもジャンプ一閃の決めポーズ

3発目のMC
ストレートなロックンロール
でも単なる3コードものと舐めてかかったら大やけどするよ
まずはホーンセクション
これそこいらで胃の蛙で上から目線で能書きばかりたれていり輩には絶対に再現は不可能
これを今の連中は魂込めて熱演
努力は決して裏切らないのだ
感動を呼ぶ1シーン

突然のフィナーレ
この間をマサが懇切丁寧に石やんへ伝達
以前事故ったことがあったので
「ラストです!と言ってタイトルコールするからそしたら石やん思いっきりギターでリフをヘヴィーに弾いて!」
「オーケー!カウントなしね」
もっちん「ギターでテンポが決まるからね」とにんまり
ここでもコーラス練習の成果を発揮
ギターソロでは情け容赦なき独壇場
気持ちよさそう
ワウペダルを踏みこんだらホーン隊が追随
息もピッタリとはまってきた
やはりこいつらはただものではない
アキも最初からタンバリンを叩いてノリノリ

予備の曲は最初のテナーソロは抜き
トロンボーン、そしてギターソロへと繋ぐ
彼等にとってはもうこの辺はお手のものだね
軽く一丁上がりとくらい!

一連の流れは理解したでしょう
手応えも十分
最高、最強。

小休止を挟んで残りは時間計測もかねて再チェック
各自の問題点、難点、反省点も把握したから安心

後かたずけを終えてロビーに出たらまた青山くんらがいた
彼らも隣の部屋で同時刻にリハしていた
フェイスブックを見たらやっぱりその通り
当然のごとく再び彼等と80年代洋楽ヘヴィーメタル談義に花咲くのさ

なにはともあれ17日は去年オープンしたばかりの札幌界隈で今話題騒然の素晴らしい吹き抜けライブハウス「ルアレルヴァ」でメンバー一同心より皆さまのご来場をお待ちしております
どうぞよろしくお願いいたします!!
じゃあねえ!!~~~




























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絶好調のSTAは今月もスタジオリハにて全集中!!

2024-03-07 20:06:09 | リハーサル
はい!
さてさて皆さん、その後いかがお過ごしでしょうか
暖かくなったり急激に冷え込んだりの繰り返しで大変な毎日を送っていることでしょう
体調管理をおろそかにしているとまずいですよね

ブラスロックの大御所、我らがシカゴは現在も元気いっぱいにツアー中
連日のSNS報道で励まされます
素晴らしいなあ
尊敬しちゃうよ、全くもう
刺激を受け続けています
チャレンジ精神は一向に衰えることを知らずアクティブなシカゴ
紆余曲折を経てもなお休むことなく前進あるのみ

そんなわけでしてSTAも3月に入り新たな動きを見せています
今月は久しぶりのルアレルヴァゆえに根性漲る心持ちで取り組んでいますよ
場所は申し分なし
セットリストも決定済み
メンバーも最強の布陣が揃いました
というかここのところ、ほぼ固定化しているではないか
長年の理想が現実化しつつあります。
それはこの間アッキーがDJを担当しているインターネットラジオ番組でも語らせていただきました
ガス抜き作業も終えて心機一転リフレッシュ
続々と凄腕のミュージシャンが登場
合流するたびにスケールアップを図る
肝とも言えるホーンセクションも嬉しいことにテク、人格共に申し分のない人材がガップリヨツに組んでいる
ギターも昨年のジッピーホールでのライブを機に次々と個性的なスーパーギタリストがサポート
コバちゃん、フクさん、シモラー、そして今回のギターでとどめを刺す

更に先月の小樽雪明かりの路ライブ直前にもっちんが提案した「コーラスの充実」
これに賛同したマサとアッキーとでここのところスタジオ入り数時間前に3人が車内で事細かにチェックを入れて練習しているのだ
アッキーは携帯用のキーボードまで持参
やる気満々
この日も当然スタジオ・クリームのパーキングにて同様の歌連をした
もっちんが音源を流す
マサが歌詞カードの提示
アッキーはキーボード演奏・・・とそれぞれに役割分担を施す
順調にまとめかかる・・・といいたいところだけどこれがまた超絶に難しい
音トリ、演奏、合いの手、歌詞の暗記、パフォーマンスと兼ね合いだからねえ
場数をこなすしかないなあ
いずれにしろこんなことをしたことなんて一度もなかったから新鮮な感覚
もっちんは他のメンバー達にも逐一参加を呼び掛けているしなあ

今回は9人編成
ただ残念なことにトランぺットのハマピーはスケジュールの都合がつかず欠席
8人が集まりました

マサ、アキ、モッチン、タカ、トモちゃん、ユーちゃん、ミツ、そしてなんと札幌フュージョン界におけるご意見番として石やんが初めて参加したのだ
これは大事件
以前からの顔見知りだけど一緒に演奏をするのは初
まあアッキーは同じバンドに在籍していた仲なんだけど
石やんとは数えきれないくらいに対バンをしているのでお互いの腕前や手の内は了解済み
だからアッキーが参加の依頼を打診したら快く助っ人を引き受けてくれた次第
狂喜乱舞
楽しみがこれでまた一つ増えたね

車内でのコーラスリハを終えた頃に続々とメンバー達が集まってきた

意気揚々と和やかに語らうひと時
キンさんオーナーが「スタジオに機材を入れてもいいよ」と言ってくれた
速やかにKスタへ
ユーちゃんがちょっと遅れて到着するとのことなので彼には入口のスペースに陣取ってもらおう

この度のニューフェイス石やんをマサが皆に紹介
それぞれに丁重なるご挨拶を交わす
中には以前からの知り合いもいるんだけど(ユーちゃんもその中の一人)

石やんの腕前は折り紙付き
誰もが認めるところ
だからこそ今回のコラボレーションが実現したわけだ
マサと事前に逐一やり取りを繰り返しセットリスト固めに励んだ
そんな石やんでもシカゴには相当にてこずったらしい
予定調和だけど
本人は「迷惑をかけない程度に頑張るね」と言っていたんだけどいざ蓋を開けてみたらなんまらクオリティが高い
これも予定調和の内
でも石やん自身にしては納得がいかないのでしょう
完璧主義だからね
でも一年前と比較したら月と鼈
雲泥の差
とにもかくにも本格的なギタリストだ
ストラップ(2万5千円!)をはじめブルーのフェンダーカスタムショップ・ストラトキャスター、エフェクターらを見ただけでそれはよくわかる
自分の使用するものは何から何まで大切に吟味したものを愛用
その姿が神々しい
だからこそ機材類も石やんの純粋な気持ちに快く応えてくれているかのよう

まずテクニックは申し分なし
それと共にいくら大きな音でプレイしてもちっともやかましくない
トーンも綺麗だしね
単なる爆音のノイズばかり自己満足のようにギャンギャン出している輩に石やんの爪の垢を煎じて飲ませたいほど
だから周囲のミュージシャン達も気持ちよく溶け込めるのだ
幸先良いスタート

ユーちゃんもやってきたので皆でパーカッション&スタンド類の搬入
人数が多いのでアッという間に済んでしまう

準備万端整った
マサがセットリスト表をガムテープで貼り付け
ホーンの3人は着席しながらの吹込み
ミツは決め所ではスックと立ち上がって吹いていたけどね
その意気込みが清々しい
オープニングでアッキーがSEを弾くとモッチンがハイハットを刻む
ここでギターカッティングを石やんに要求
司会者がSTAを紹介して声高らかにバンド名コールをする場面もイメージで伝える
石やん中心に説明を加えながらの進行
感動的だったのは変拍子からのワルツの上下ライン
歴代のギタリストたちが苦慮していたパートをサラッと再現していたのだ
その後にトロンボーンソロが現れた
そこはいぶし銀の音色でミツが貫禄タップリにプレイ
ハマピーがいないので阿吽の呼吸でここでもミツがトロンボーンでトランペットをパーフェクトになぞる
鮮やかなる采配がお見事
拍手喝采
3番手のソロはギター
お手並み拝見さ
石やんが颯爽と意気揚々に突入
アクションも交えてカッコよくテリー・キャスのフレーズを次々にフィンガリング
もうこれにはビックリした
ここまでやってくれるとは
鳥肌が立った
クールな表情でここまでピッキングしてくれるとは
以前にはコードも把握できない、終いには何をやってるんだか全然わからない、と言って適当に対応しながらお茶を濁していたギタリストもいただけにね
石やんいわく「この構成は至ってシンプルにわかりやすいよ」よとのこと
頭の構造、モノの捉える角度が違うんだね
エンディングのベルトーンはタイミング、順番、音を確認して納得のゆくまでやってみた

2曲目のギターは抑え目
その分、コーラス隊が大きな課題となっている
1番、2番、サビ、3番とドンドンとスケールアップして複雑化していくのさ
格段に進歩した形跡はある

3曲目はホーン4人によるインスト・ファンファーレ
ミツが指揮をとる
ハマピーがいないので吹きにくそう・・・・
ハイトーンの響きがないので面白い
一致団結のトリオで強固な調べを奏でる


4曲目はメドレー
3曲目は前奏曲のようなポジション
1曲目同様に2番のパートはカット
リズムもコロコロと変化する
モッチンによる4カウント
軽快かつ個性的なイントロだけでもやりがいはタップリとある
リードボーカルに絡むコーラスの音程も肝だ
歌詞は3行なんだけどね
トランペットとトロンボーンが最初と最後に戦慄を紡ぎだす
ミツのトロンボーンソロが長い
ライブバージョンにトライしたんだそうだ
やることなすこと憎い男だ
モッチンは「20秒は引っ張らないと」
それはホーン隊に対する拷問だ
今のホーンセクションはスタミナ抜群だけどね

鬼門ともいえる組曲
これは7楽章からなる大作
それをライブのたびに1楽章ずつ加えていく算段
ようやく夢を実現できるメンバー達に恵まれつつあるからマサがゴーサインを出した
散々な目にあって懲りたから長らく封印していたんだけどそれも解除された
おめでとうございます

第1楽章、6&7楽章の合体バージョン
一筋縄ではいかないじゃじゃ馬群
これを分解して研究
あちこちに落とし穴が点在
それだけにやりがいはある
ユーちゃんの一人2役のパーカッションが驚愕
結構あれはパーカッションが重いんだそうだ
全開で力強く鳴らしているもんなあ
コーラス、合いの手、フィルイン、ブレイク、ユニゾン、そしてエンディングでたっぷりと引っ張りジャンプ一閃でフィニッシュ
それでもまだまだ増えていくよとマサが不敵に予告をする

ヘヴィーなロックンロール
これのホーンによるリフもモンスター級
四苦八苦している
コーラスもクセモノ
全力疾走で気を緩める部分がない

お約束のラストンナンバー
ギターソロの後半におけるワウペダルは説明をすることもなく踏み込んでくれた
ソロ全般もほぼオリジナルに近づくべくコピーしていたね
オブリなんかもさりげなく差し込んできてセンスも抜群
初顔合わせでこれなんだから空恐ろしい
コーラスパートもシンプルなんだけど難易度強

予備の曲はEのコードリフがほとんどの3分半ほど
これのソロ回しはその都度振り分ける
ウォーミングアップや小手調べなどに重宝する曲
STA結成時から何度も演奏してきたけどそのたびに色合いも変化する
噛み合わない時もあればアドレナリン噴出するシーンを演出する時もある
今回はタカによりアヴァンギャルドなテナーサックスソロを皮切りにミツによるジャジーなトロンボーンソロがうなりを上げる
トリは石やんが引き締め役
歯車がうまく作動したようだね
バトンの受け渡しもまごつかずにスムーズだったし
息の合わない奴だと不愉快極まりない

マサが小休止しようと提案するもノンストップで引き続きのプレイ
ホットコーヒーくらいは飲んでいたけどね
練りこみ作業も施してみるみるうちに完成にまっしぐら
感の良い人ならば余計な言葉を入れる余地なんか無用
実践あるのみ
弱点も見えてきた

次回はハマピーも合流するから骨格も安定することでしょうよ
それは後片付けしている最中の皆の笑顔を見ただけで明瞭

予習、復習も真面目にこなすメンバー達だから信頼性も高い

トモちゃんもすっかりとSTAに溶け込んできたね
そのトモちゃんがロビーでチョコクッキーを皆にプレゼントしてくれた
バレンタインディでもチョコをもらったしね

それでは次回の最終リハでは本番さながらに取り組もう
とんでもないものを突き付けてやるよ
北海道唯一無二の本格派ブラスロックバンドとはSTAのことさ!!
よろしくね。




























































































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明日はSTAとパープル・ブリンガーの雪明かりの路小樽公会堂ライブ

2024-02-24 21:39:27 | リハーサル
2月は何かとあわただしく過ぎ去っていくのだ
はい さてさて皆さまその後いかがお過ごしでしょうか
先週までは異常気象なみに連日プラス気温でポカポカの毎日
雪もかなり溶けたのですがそうは問屋が卸さない
甘かった・・・・
天気予報大当たり
再び寒気が押し寄せてきた
もう雪投げはしなくてもいいかなあ・・・なあんて思っていた矢先にドッサリ降ってきたもんだ

そういうわけでして我々STAは今月のライブに向けての最終リハに集結しました
前回は諸々の事情により2人が欠席しましたが今回はめでたく全員集合の運びとなりました
パチパチ
9人編成
マサ、もっちん、アッキー、ハマピー、トモちゃん、コバちゃん、ユーちゃん、タカ、そしてミツという最強の布陣

やはりフルメンバーが揃うと俄然迫力が違いますね

トモちゃんは数日前に東京サントリーホールへピアノコンサートに行ってきたそうです
お土産に高級菓子を買ってきて皆美味しくいただきました
ごちそうさまでした
アッキーにはそれとは別に退院祝いまで持ってきてくれたそうです
心やさしいレディだ
因みに彼女は120万円の柳沢アルトサックスが欲しいそうですよ
俺だって新しいスペクターベースが欲しいよ~~!!((´∀`))

ユーちゃんがスタジオ玄関前にワゴン車を横付け
皆で一斉にパーカッションを運びました
人数が多いので早い

モッチンはドラムの営業があったらしくちょい遅れてスタジオ入り
ステージ衣装のままでやってきました
ちなみに帰りは方向が同じということでユーちゃんがモッチンを自宅まで送りました

アッキーは体調を考慮して椅子に腰かけてのプレイ
ミツがキーボードのセッティングから出し入れを担当してくれました
本当に今のメンバーたちは誰言うともなく協力しあう
これが普通の姿なんだけどね

少し遅れて到着のもっちんだけど、彼の場合セッティングが素早いので結局はいつもと同じ時間で全員が準備完了

マサがセットリスト表を全員が見える場所の張り付ける
本番さながらにぶっ通しでスタート
夜9時15分から時間の計測
メドレーも同様に再現

ピアノやパーカッションがいると俄然ノリもかわってくる
やっぱり気持ちがよい
素晴らしいサウンドにも見事反映されている

皆レベルが高い
ド素人みたいなミスは皆無
火花散る攻防もまた心地よい
阿吽の呼吸でソロも受け渡す
ミツとハマピーはお互いにリスペクトしている空気感が伝わってくる
それが程よい相乗効果を生み出してタカやトモちゃんにも好影響を与えている
そうこなくっちゃあね
グイグイと煽ってくるアンサンブルもお見事

オープニングナンバーから2曲目へはよくモッチンが忘れ気味だたけど、もうバッチリ
ナイスなタイミングでドラムのフィルがはじまる
ベースラインのリフが追随
コバのコードカッティングがやたらとロックしていてかっこいい
ヘヴィーなエフェクター効果もセンス抜群
それに負けじとアッキーのキーボードソロも男顔負けな勢いのフレーズで挑みかかる
凄い現場だね
これだからバンド活動はやめられない
最早病みつき状態
刺激的過ぎる

ガラッと雰囲気を変えてのメローなピアノイントロでポップに演出
3連発でアドレナリン大噴出
マサ、モッチン、アッキーのコーラスもかなりこなれてきた
ここいらへんは最近の定番ソング
テンポもバランスも絶妙
とにもかくにも意識レベルが高度
各自の取り組み方が超半端ない

MCの場所を挟んでまだまだ難易度の高い曲は続くのさ
体力の温存も大切
ヤワなミュージシャンには申し訳ないけれども務まらないよ
全く出る幕なんてない
だからこそぶっちゃけSTAはメンバーの出入りが激しいのだ
中間部分は組曲の抜粋バージョン
これは毎月1楽章ずつ加えていく予定
以前もチャレンジしたけど全然納得できずに頓挫
それに懲りてずっとお蔵入りしていた
でも今のメンバー達ならばと再びトライしてみたところ出色の完成度を誇った
これならば次々に構想が膨らむ日々
期待にワクワクがとまらないさ
あれもやりたい、これもやりたいとね
とにもかくにもやるからには妥協なき取り組みが肝心
がっつりと皆も予習してきているご様子
だからこそまとまりの度合いが感動的
後半のパートにマラカスとタンバリンが入るんだけどそれをユーちゃんは一人で同時に慣らしていて皆はビックリしながらもニンマリ
なかなかに器用な男だ
たいしたもんだねえ
グルーヴィーかつクールに決めてきた

演奏の合間にホーン隊のみで練習しているときなんか言葉を失うほど
鉄壁のリフが響きわたる
今までのSTAでこんな光景は一度も見たことがなかった

くだらない無駄話やドタバタギャンギャンのやかましいノイズはしょっちゅうだったけど
天と地ほどの差
あれは一体全体何だったのか

緻密なアレンジワークも逐一スコアを見つめて話し合いを進めて速攻で解決
メモをとって記録
ドンドンとグレードアップを図る

はっきりと申しまして現在のSTAは結成史上最高のメンツです
頑固一徹18年間も頑張った甲斐があったというものさ
ここまでの道のりは長かった
報われた感あり
光明が遂にさしてきた
変態的なリズムや構成も理解度が素早いから噛み合いがスムーズ

ドラムのフィルも忠実に再現
拘りも強い
それぞれに自分のパートに対するプライドは強い
コバちゃんの唸りをあげるギターのアドリブも聞き惚れちゃう位くらいだ
今回の曲目はひじょうにマニアックで通受けする内容
最初から最後までテンションマックス
そうそうこんなバンドはいないよ
そのスジものにとっては感涙にむせび泣くことうけあい
70年初期の青春が一瞬で蘇るという趣向を凝らしている

ラストはお約束
コバのワウペダル奏法も絶好調
切り込んでくるホーンセクションも含めてね
一番わかいタカは常に余裕の表情
トモちゃんの上達度合いはミツが言うには驚愕に域に達しているそうだ
ミツとハマピーに関しては説明不要

時間内にほどよく収まった
熱中して取り組んでいるので時間の経過がめちゃくちゃに早い
小休止中にホットコーヒーのお替り

予備の曲もお気に入り
2番はカットのバージョンでコンパクト化
これは数テイクやってみる
4カウント
みるみるうちに音が固まっていく
イントロだけでもコロコロと変化する
これがまた面白くて楽しい
もちろん出来たらのお話だけどね
トランペットソロ、ピアノにより素早いパッセージに絡みつくドラム
メロディアスなベースはいかにもポール・マッカートニーからの影響が大きい
哲学的な歌詞
やたらめったらに長いタイトル
リードボーカルと交互に歌われるコーラスはビーチボーイズ風
本来ならばナレーションも入れてほしいなあ・・・・なあんて欲張りかね
ダメ押しにエンディングはミツ入魂のトロンボーンソロで締め括り

STAは今年9月までのライブが決定済み
サッポロや小樽界隈でブイブイ言わせてやります
絶好調の活動はとどまることを知らない

モッチンの希望でマサ、アッキーの3人で後日コーラスの練習も行いました
時間の制限はあったけど濃厚なひと時を送りました
モッチンは音源、マサは歌詞カード、アッキーはミニキーボードを持参
次々と曲をチョイスして三声で歌いこみ
これがすこぶる難しい
でも充実した取り組みは歓迎
成長の兆しも垣間見えた
こんな取り組みも今までなかったこと
というか提案しても協力するような意識レベルが欠如していたもんだ

この後もっちんは別のバンドに合流
マサはアッキーがDJを務めるインターネットFK「夢の種」のマシェリ番組に最初のゲストとして収録に行きました
それも2回分だよ
100%音楽談議に終始した
既に話題沸騰
当然ライブも告知も忘れない
STAとパープルブリンガーのことも含めてね

STAにはユーちゃんとアッキーの2人がラジオ番組を持っているわけだ
多彩な連中だらけ
愉快痛快です

おっと明日はライブだったね
皆さんのご来場を一同首を長くしてお待ちしております
ジャンルも豊富に11バンドが大挙しての出演
パープルブリンガは2番目
STAはトリ前に登場
期待を裏切らないステージを展開します
よろしくお願いいたします!!















































































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クィーンのサッポロ公演の興奮いまだに冷めやらず

2024-02-15 18:26:55 | リハーサル
はい、皆さんその後いかがお過ごしでしょうか
早いものでもう2月
雪まつりも無事に終了
そのとたんに外気も緩んできたようです
春の到来ももうすぐさ

今月10日に行われた札幌ドームにおけるクイーンのコンサート
いやはやなんともけた外れの規模でぶったまげたなあ
素晴らしい内容でした
詳細は先にここのブログでアップ済み
あそこまでのスケールだとは思わなかった
御見それしました
さすが天下のベテランロックバンド
申し分のないセットリストとテクニック
演出力もとっても勉強になったし
バンド仲間たちもたくさん訪れていたようだ
そりゃあそうでしょうよ
これで最後・・・だとか言われているけれども是非ともまた来てほしいなあ
ブライアン・メイのリクエストで実現したらしい札幌公演だけにね
フレディーもお気に入りの街だったらしいよ


その熱い熱量を全身に浴びて我々STAも超久しぶりにスタジオrehearsalに入りました
場所は結成時からの常連でもあるスタジオ・クリーム
意気揚々とロビーへと集結
部屋は一番広い奥のKスタジオ
何とモッチンはすでにその部屋でソフトクリームのリハに入っていたのだ。
時間が来てホットコーヒーを飲みににこやかに現れたモッチン
相変わらず元気いっぱいです

入れ替わりのSTAが入室
マサ、モッチン、トモちゃん、コバ、タカ、そして今年初めて会うミツとハマピー

ユーちゃんとアッキーは残念ながら欠席
スケジュールがごたついてしないトラブルの連続だ

そのアッキーなのですが驚いたことに先日緊急入院してしまいました。
重篤ではないとは本人の弁
早く元気になって戻ってきてくれ
メンバー達も寂しがっているよん

そいうわけでして7人編成での音出しだ

異常に暑いのでストーブの電源は切ったよ

今年に入ってから更なるパワーアップを図っているSTA
よりハードにロック色を強めシカゴカラーもふんだんに導入
ギアをグッとあげて臨んでいます。
それもこれも現在のSTAの弁バーたち全員が強力な顔ぶれだからできる技
特に去年の初夏から次々と参加してきたギターの面々がなんまらと強烈この上ない
テクニックはもとよりオリジナリティ、コミュニケーション力と申し分ない
で今年はよりレベルの高いギタリストが登場しますよ
乞うご期待だ

だからこそセットリストにも濃厚なるこだわりが垣間見れる
基本コンセプトともいえる初期シカゴのブラスロックをより強調
長年の夢が着々と現実化している
もうねえ期待でワクワクと胸がときめいちゃう
本家もアメリカンツアーを開始
ものすごい刺激になります


マサがいつものように津全員が見渡せる箇所にガムテープでセットリスト表を張り付ける
トモちゃんは毎月微妙に入れ替わる曲目に武者震いを覚えるとのこと
頼もしい存在だね
「STAに人生をかけるぜい!」と嬉しい宣言までしてくれた
将来有望株のクールなレディ
ミツも彼女を大絶賛
リハのたびに腕を上げているそうだ
そりゃあそうだ
師匠が半端ない実力の持ち主
タカも師匠直伝のアバンギャルドなサウンドで頑張っているよ

ハマピーとミツはもはや説明は不要
サッポロ界隈では名の知れ渡ったカリスマだしね

立ち位置決め、チューニング、ウォーミングアップも済み準備完了
いつでも来いの意気込み
ホーン隊はタカ以外は椅子に座っての吹込み
今回はちょい厄介な構成ゆえにまずはじっくりと取り組みようだ

いつもならばシンセのSEから始まるんだけどギターとハイハットによる刻みからのスタートだ
マサのカウントから豪快にオープニング
先月はトロンボーン無しの3管だったけど今回は4管
ダントツに厚みが違うね
アドレナリンがすでに噴出
変拍子のリズムアクセントをスムーズに通過後
トロンボーン、トランペットによるソロも冴え渡る
やっぱりこいつらは別格だね
もう細かな説明なんて不要
阿吽の呼吸で余裕の表情
例えチェックするところがあっても簡単に済んじゃう

メドレーの確認
モッチンによるヘヴィーなドラムフィルに突入
先月久しぶりに復活した曲なんだけどよりグルーヴィーにこなれてきた感あり
ミツも懐かしがっていた
モッチンは「忙しい曲だ」
トモちゃんは「かっこいい曲~~!!」
キーボードソロが中間に入るんだけどそこは黙々とバッキングのみ
エンディングおける勇壮なるホーンセクションのリフは何度聞いても震えがくるほどにゾクゾクしちゃうよ

間髪入れずに3曲目もメドレー
これまたピアノがいないからモッチンがハイハット打ちしているところへマサが口でイントロを奏でて演奏開始
コーラスワークが難所
ドンドンと複雑化していくアレンジだけにオリジナルにこだわるならば3声にしたいところ
アッキーが復帰したらそこは頑張ってもらいましょう

ここでMC1発目

次から次へと難易度強な曲が続く
永遠の傑作組曲が仕切り直しで蘇る
先月は全7楽章のうちまずは1楽章を再現

今回は1楽章と最終の7楽章を合体するというバージョンにチャレンジ
一瞬たりとも気の抜けない構成ゆえにやりがいがある
そんじょそこいらにゴロゴロと転がっているふやけたロックバンドとは雲泥の差
複雑で変態的な流れにのって目まぐるしく進行
いやはやなんともやっぱりやりがいタップリだ
それをいともたやすく一気にやりこなすメンバー達
中には今回初めて聞いたり演奏初体験のメンバーだっているし
呑み込みが早いしなによりバンド曲に没頭する姿勢が清々しい
やっぱりrehearsalってこうでなきゃあねえ
って当たり前のことなんだけど
ここにきてやっとまともな練習ができるようになってきた
やかましくも汚らしい無意味なノイズを出す愚か者は皆無
ちょっと指摘されただけで不貞腐れる低レベルも含めてね

モッチンがここでもコーラスワークにこだわりが強くマサと打ち合わせ
「もっと伸ばして」
「ハイトーンを担当する!?」
色々と趣向を凝らしていきます
もっと皆も歌ってよと要望も出す

後半戦
先月では予備曲だったものが今月が主要な箇所に君臨
ドラムフィルが合図のところ、モッチンがちょっと練習で叩いたところ皆も本編だと思い追随して大笑いした
しかしよくもまあ皆も入ってこれたものだ
あの間合いでね
大したものだ
2番の歌はカットのエディットバージョン
でも油断大敵
イントロのホーンセクションに絡みつくように疾走するギターソロもスリリング
コバちゃんは「あんなの弾けない」と言ってたのに皆が絶賛していた
だってあそこまで再現したギタリストはいなかったよ
恐ろしい実力者だね
中間部分に差し掛かると肝とも言えるホーンのリフ攻勢
これが最大の山場
アンサンブルも絶妙
テイクを重ねるたびにメキメキとまとまっていく
噛み合わせも緻密
だってミツが待ち望んでいたんだからねえ
そりゃあ力も入るわけだ
しかも理想的なメンツそろい踏みだしね
お互いに対する信頼度とリスペクト精神も美しい
ヤワな奴らではとてもじゃあないけど太刀打ちできないよ
挑んできても一瞬で消し飛んじゃうのが関の山

いくつかの曲は難所山積みゆえ重点的にトライ
コードが微妙な点は速攻で克服
各自がやる気満々でメラメラと燃えている

お約束の定番曲はサラッと乗り切る
しかしキーが高い
冬場になると空気が乾燥気味なので喉の粘膜によろしくない
喉飴やオリーブオイルのお世話にでもなるかな、マジに

予備の曲
これもクセモノ
でもミツやマサはゾッコンさ
愛してやまないほど
おっとコロコロと変化しながら紡ぎだされるイントロで珍しくもマサがつまずいてしまいストップをかける
たまあにこんな現象に陥ってしまうのさ
本番でないからオールライト
リハで全ての膿を出し切る所存
ビーチボーイズ風なコーラスを念入りに試すモッチン
マサもこの度初めてタイトル部分も歌う
長くて早口言葉風なタイトルを捲し立てながらメロディアスなベースラインも弾きこなす
う~~む・・・何から何までやりがいがあるわいなあ
一旦ハマったら癖になりそう
最初はトランペット、エンディングではトロンボーンがソロで引き締めにかかる
ジャジーでトリッキーで唯一無二

小休止でドリンク&トイレットタイム

いくつか気になった曲を再演
残り時間はゲネプロ風にやり切っちゃう

少し早めに終了
やりっ切った充実感に満たされた

アッキーの入院話題から始まりモッチンは自分の経験談を延々と語って場を盛り上げる
この和気藹々なひと時も楽しい
だからこそ時間もドンドンと過ぎていく

今のSTAはテクニックは当然として結束力も強く雰囲気バッチリ
18年間一度たりとも活動を停めず(コロナ時は別としてね‥‥)突き進んで来た甲斐があったというもの
最高の状態さ
エネルギッシュに新たなる可能性を求めて前進あるのみ

今月25日は恒例の小樽雪明かりの路に出演
会場は由緒ある公会堂です
無料パーキングあり
9人編成のSTAはトリ前に登場
最多出演記録更新中!!
最もおいしい時間帯

期待を裏切らないステージを全面に渡って展開していきますよ
対バンもゴージャスこの上ない
心より皆さまのご来場をお待ちしております
よろしくね!!















































































































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いよいよ!!今年初のライブが明日に迫ってきましたよ!!

2024-01-13 12:33:23 | リハーサル
はい!さてさて皆さま。
その後いかがお過ごしでしょうか。
早いものでもう2024年1月も中盤に入りました。

暖冬といわれているものの、しっかりと豪雪がやってきた。
連日の雪投げ地獄もやはり避けられないね。
自然の驚異はいつの時代も侮れない。
冷えこみ厳しき中でも北国生まれは根性が座っています。
もうこうなりゃあ、変なゴタクなんか並べていないで思いっきり楽しみましょうよ。
風邪と車のスタックにもご注意・・・・。

ああ…春が待ち遠しいなあ・・・って、毎年言ってる今日この頃・・・・。((´∀`))


そういうわけでして、我々STAは今年も燃え滾ってますよ。
メンバーも一新(毎度のことだけど。・・・・)し臨む一発目のライブはキューブガーデン!!
意外にも初なんだよね。
出演のオファーは何度もあったんだけど、そのたび都合がつかずに断念していたという残念な過去がある・・・。
晴れてめでたくこの都度実現の運びとなりました。
やったね。
しかも年明け最初がこことは何かと演技が良い。
出だしも順調。
こりゃあ今年も前途洋々だ。

そのためのスタジオリハは例によって2回。
昨夜、そのための最終リが行われました。
STA結成時からの拠点スタジオ・クリーム。
オーナーのキンさんにはいつもお世話になっております。

今回のライブは8人編成。
1回目はスケジュールの都合がつかずコバちゃんのみ欠席。
で、今回はユーちゃんとタカが欠席で6人が集結。

いつものことながらワイワイガヤガヤとにぎやかにロビーで盛り上がっている。
美味しいホットコーヒーを飲んでいるメンバーも2人。

マサ、トモちゃん、アッキー、モッチン、トモキー、コバちゃんという布陣。

トモキーはユーちゃんの古くからのバンドメイトで今回初のSTA。
コバちゃんも無事に合流。
外は猛吹雪だけど、室内は暖かい。

早速、いつものKスタに入る。

コバちゃんはローランドのJC-120を移動してベースの横に陣取る。
譜面台もドッと持ち込まれる。
曲目表の貼り付け、スタンドを組み立ててのセッティング。
スコアの準備。
チューニングやウォーミングアップを図る。
徐々に準備のほうも進行。
手際のいい連中ばかりだからすこぶるスムーズ。
効率が良い。

あ!?
前回の後かたずけ中にトモちゃんがアルトサックスのパーツを床に落としてしまい音が出なくなってしまった。
こんなことは初めてらしい。
とってもデリケートな楽器とは彼女の弁。
悪天候の中をトモちゃんは楽器店へ修理してもらいに行った。
軽傷だったらしく、ちょっと曲げたら無事に復活。
良かったね。

そういうわけでして、コバちゃん、トモキー、トモちゃんを中心にセットリストどおり、ゲネプロ。

マサが状況を説明する。

「2番手なので割合に早めに心の準備をするようにね。
入れ替えには15分が用意されてる。
サウンドチェック用の曲を演奏。
上手にスタンバイしているあっこちゃんへマサがアイコンタクトをおくる。
アナウンスが告げられる中、シンセのSE、ハイハットとギターによりカッティング。
バンド名コールからマサのカウント!!」

オープニングナンバーは定番。
ギターソロもかっこいい。
やはり器が違うよな。
ドライブするフレーズが最初から最後まで唸りまくり。
惚れ惚れするほど。
トモキーのトランペットソロも馴染んできて程よいテイスト。
ベルトーンのチェックもしっかりと入れる。
トモキーからの質問でワルツ部分も確認。
アッキーからチューニングのズレを指摘される。
ベース音もでかい、と言われちゃった。
ギターが参加しているからおのずと刺激されたか。
ブレイク部分の間合いを話し合う。
拍数、小節数、テンポと徐々に固めていく。
トモちゃんもノリノリで絶好調。
スコアとにらめっこしながらもドンドンと吸収していく。

間髪入れずに2曲目。
ドラムによるイントロが号砲を発する。
モッチンのグルーブは今更ながらお見事の一語に尽きる。
もうこれ一発で俄然アドレナリンが噴出しちゃう。
マサによるベースラインが追随。
コバちゃんのコードストロークがロックしててスリリング。
やっぱりギターが加わると厚みが俄然増すね。
まあ、ヘタレなギタリストは論外ですが・・・・。
疾走感満点なブラスロック。
これ、トモちゃんのお気に入り。さすがわかってらっしゃるね。
ハードロックにも精通しているだけにお目が高い。
このセレクションが大正解。
アッキーもまんざらでないご様子。
だってキーボードソロの最中の表情が生き生きとしているではないか。
男顔負けなキーボードの魔術師なる肩書は伊達じゃあない(彼女は伊達出身です((´∀`)))
モッチンはやかましい曲と一刀両断だけど・・・・それでも嬉々として叩きまくっている。
コーラス部分をマサがグレードアップしたくて、意見したらモッチンも頑張てくれた。
ひたすらに燃費の悪い曲だけど、燃えるんだよなあ。
体力勝負だ。
汗だくだもん。

MCを経て3曲目。
これもイントロからしてクセモノで至極変態しまくりだ。
いくつかコバちゃんが修正を加えていって形を作っていく。
ハーモニーも重要。
合いの手も必須アイテム。
課題は山盛り。
それだけにやりがいのある曲。
超絶なる速弾きのギターソロもアグレッシブに攻め込む。
初めてトライするとは思えないよ。
「これは難しいから無理・・・」と言いながらもちゃんとやることはやっちゃう。
別格の存在。
トモキーもSTAにいつのまにか自然と溶け込んできてニコヤカ。
最新のミツ馬ゴム長靴もオシャレ。
エンディングのトレモロホーンもモッチンから拍手をいただいた。

その流れでピアノポップイントロ。
ミリオンに輝いた金字塔。
マサはリードボーカルになったりコーラスに回ったりで時々混乱をきたす。
でもモッチン、アッキーも積極的にコーラスに加わってくれるから大いに助かる。
以前のメンバー達にはありえなかった現象。
アッキーはタンバリンも駆使する。

中盤の曲はイントロとエンディングのドラムによるフィルからホーンリフの連結がうまくハマらず何度も繰り返す。
いくつかのバージョンを試す。
ススキノのハイハット4つ打ちは速攻で却下。
きめ細やかなアクセントはたいへん勉強になる。
皆、真剣かつ真面目に取り組むから関心しちゃう・・・・ってそれが当たり前なんだけどね。

残り2曲が鬼門。
トモキーは前回同様にここを何度もリクエスト。
妥協しないで、テイクを重ねる。
奥が深い。
ピアノのイントロにコード連打を付け加える。
フレーズは裏でとるかとかね。
ツインボーカルの歌詞も練り上げていく。
どちらが高音をとるか、低音をとるか、
ユニゾンにするか。
ホーンは過酷だ。
ミツもトモキーも苦言を呈していた。
本家本元のシカゴは化けものだね(リスペクトの意味だよ。誤解なきように)
アクションまで織り交ぜて暴れまくるんだから。

お約束のラストソング。
ギターソロ後半のワウペダルからホーンのいななきに突入。
前回は口頭節女だったけど、トモキーも腑に落ちたご様子だ((´∀`))

予備の曲。
イントロのギターは弾けない・・・と言ってたコバちゃんが超絶技巧なラインを轟かせた。
凄いよ、君は。
今までのギタリストでここまで再現した人は皆無。
バッチリ。
モッチンもアッキーも絶賛。
この曲が予備だなんてもったいない・・・とまで言う始末。
マサの人生観をまでかえた傑作だもんなあ。

残りの時間はトモキー、コバちゃんのリクエストコーナーに活用。
終了時間ぎりぎりまで徹底的に絞り込んでいく様は圧巻。
思い残すことなく燃焼した。
どいつもこいつも満足気だよ。

トモキー、トモちゃんは衣装の打ち合わせもしていた。
「会場には何時に入るの?」
「観客を呼ぶよ」と次々名乗りを上げるメンバー達。

今現在のSTAメンバー達は常識のあるチームワークでコミュニケーションもばっちり。
固定のメンバーも増えてきた。
もう一息。
コロナで途絶えていたSTAの企画ライブ「リブレーション」も、そろそろ復活しようと目論んでいる所存。

雪降りも一段落したようでホッとした。
クリームのパーキングでマサの車がスタックしちゃって、ひどい目にあった事がある。
明け方にやっと帰宅したらまたもや我が家目前でスタックして近所の人たちに助けてもらったさあ・・・・恥ずかしい・・・。
一晩に2度もスタックしたなんて後にも先にもあれのみ。


何はともあれ、明日のライブ。
皆さんのご来場をメンバー一同心よりお待ちしてます。
よろしくねえ。
北国唯一無二のブラスロックバンドだけに、盛り上がること間違いなしだから。
保障しますよ。
一緒にスパークしちゃおう。
それでは、よろしく!!!( ´艸`)


ちなみにチャーミングなアッキーがFM DJとしてデビュー!
先輩DJのゆーちゃんから御教授賜るそうです。
これからの活躍に要注目だ!





















































































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激動の2024年がはじまった!!

2024-01-11 10:20:55 | リハーサル
はい、さてさて皆さま、その後いかがお過ごしでしょうか!
正月ボケもそろそろとれた頃だと思います。

それはそうと、元旦、2日と連続しての惨事・・・・
地震に航空機事故。
不穏な幕開けとなり心を痛めている日本国民。
今年はどのような1年になるのでしょうかねえ・・・??
コロナ騒動も一段落しかけた矢先だというのに。

サッポロは穏やかな天候続きだったのですが、ここにきてグッと冷え込みが厳しくなり、ドカ雪もやってきた。
やっぱりなあ・・・あああ~~~ああ。
甘くないね。
心して気張りましょう。

我々、北国唯一無二のブラスロックバンドSTAも盛大に始動しましたよ。
公言しているように更なるヒートアップで臨む所存。
覚悟のほどはよろしいかな!!
迂闊に近寄ったら火傷しちゃうほどにメラメラと燃え上がっております。

去年も色々とありましたが、夏以降からギアをアップしてアグレッシブに活動。
程よいガス抜き効果もあり評判も上々。
そのままの勢いに乗って新年を迎えました。

先日、初のスタジオリハ入り。もちろん今月のライブ用です。

今回は初のキューブガーデン。
意外に思われそうですが、本当なんだよ。
何度もオファーがあったのですがそのたびにスケジュールの都合がつかず断念。
晴れて遂に実現の運びとなりました.

セットリストもよりグレードアップを図り、100パーセント濃厚なるブラスロックナンバーで網羅しておりまする。
もちろんシカゴを中心にね((´∀`))

メンバー編成は8人。
マサ、アキ、タカ、トモ、ユーちゃん、モッチン、コバ、そしてニューフェイスのトモキーという布陣。
トモキーはトランぺッターでして、ユーちゃんとは別のバンドでの仲間。
1年半ほど、仙台に在住でしたが、タイミングよくサッポロへ帰還!!
この度の合流となりました。
もちろん、ユーちゃんの紹介でね。
強烈この上ないミュージシャンたちばかり超絶にハッピーだ。
今年も出足は良好。

ただ、コバちゃんが多忙のために欠席でしたが・・・・。
7人でロビーにて合流。
外は冷え込み厳しいですが、明るく元気にお互いご挨拶。

オーナーのキンさん、今年もよろしく!
早速、いつものお気に入りKスタにゴー!!

ユーちゃんのパーカッションを皆で手分けして運搬。
アッという間に搬入完了。
和気藹々の中でセットアップ。
チューニング、譜面台の手配、ウオーミングアップ、曲目表の貼り付け、ケースの片づけ作業。

この度の曲目はいつも以上に複雑で込み入ってます(それは予備曲も含む)。
ハッキリと断言しちゃうけど変態の領域。
超絶技巧のなせる業。
ミツが大喜びの世界・・・・彼は今回、不参加だけどね。
でも一旦はまったら癖になること請け合い。

トモキーも「譜面が難しい」と嘆いていた。
トモちゃんも必死に食らいつく。
でも楽しそう。
やりがいのある曲ばかり。
もうね、私たちぐらいのキャリアを積んでくると、当たり前のものには食傷気味。
より冒険心をかりたてるように自分いじめをするのですよ。
そこがまた快感でたまりません・・・
だから「変態!」と、トモちゃんに言われちゃうんだなあ・・・・(-_-;)

輪になって立ち位置決め。
モッチンがキーボードを中心に動かしてくれた。
冷えた体も暖かいホットコーヒーで温まる。

まずは軽くオープニングで。
逐一マサがトモキーに説明。
タカは余裕しゃくしゃく。
一番若いのに貫も十分。
頼もしい存在。

シンセSEからハイハットの
刻みを経てカウントが放たれる。
とっかかりとしては上々の出来。
トロンボーンがいないのでタカが以前のようにテナーでアバンギャルドなソロを奏でる。
これが個性的で凄すぎる。
次いでトモキーがバトンを受け継いでのトランペット・ソロ。
初めてとは思えないような華麗なる音色を響かせていた。
聞き入ってしまったよ。
上手いなあ。
ピッチが正確で表現力も素晴らしい。
ハマピーと決してヒケをとらないテクニシャン。
また一人、強烈な逸材を発掘。
これだからバンド活動はやめられない。
だってこんな感動的な瞬間を体現できるんだからね。
ユーちゃんも嬉々としてダンディでラテン系のグルーブを醸し出している。
八面六臂のフル稼働。
エンディングに控えているベルトーンをちょっと打ち合わせ。
逐一、ホーンの3人が綿密なミーテイングでまとめ上げていく。
この様を見てるだけで狂喜乱舞。
今のSTAはどのパートも真剣な表情で音つくりをするべくスコアや実演で固めていく。
メモも決して怠らず、妥協も許されない。
普段は砕けたやり取りなんだけど、いざプレイともなると真剣勝負の一騎打ち。

2曲目。
この曲はしばらく諸事情により棚上げされていた名曲中の名曲。
こんな曲をカバーするバンドはSTAぐらいのものでしょう・・・というか、そうそう再現できないからね。
STAの今のメンバーらも初の人がほとんど。
モッチンもハードなドラミングで一気にアドレナリンが噴出。
次いでベースのリフを追随。
もうね、この辺にきたときには「ああ、この曲を選んでよかった」と心底思ったものだ。
かっこいいもん、文句なしに。
当然、今までの中で最高の仕上がり。
それはモッチンのドラミング一発で証明されたわけだ。
正直なところ、多少の不安があったんだけど、それも杞憂に過ぎなかった。
はじけまくるしかないね。
フルバージョンでトライ。
トモちゃんが「この曲、イカシてるね!!」と大絶賛。
わかっとるねえ、よしよし。((´∀`))
伊達に「クールなチャーミング・レディ」の称号を得ているわけではありませんよ。
キーボード・ソロのアッキーもここぞとばかりに熱演を繰り広げる。
なめらかな鍵盤さばきはいつみても惚れ惚れ。
モッチンもぎりぎりのエネルギー注入で疾走。
これだけで、ライブが楽しみでワクワク。
でも、全員かなりの消耗率が高し。

次に控えしナンバーもこれまた難攻不落。
久しぶりの復活ソング。
気合の入り方が半端ない。
イントロから混み入っているしね。
リズムもコロコロと変化を繰り返す。
でもヒット曲。
この程よいポップなところが魅力。
アッキーがトランペットの音をチェック。
譜面通りに吹いているトモキーだけど、どうも2種のスコアが存在するみたい。
ユーちゃんの音源再現で無事に解決。
高いノートでヒット。
あとはできる人はコーラスも参加してね、とマサがリクエスト。
モッチンはどうしてもユーちゃんにコーラスも担当させたみたい( ´艸`)
エンディングのホーンによりトレモロも揺れ加減とずれ具合と回数を決める。
またもやユーちゃんが音源を流す。
それを聞きながら、すかさず何回もトライ。
申し分なしで、上出来さ。

メドレーの部分でピアノが絡む部分も状況判断で流すことに。
間髪入れずにミリオンが飛び出す。
マサはそのライブによってリードボーカルになったり、コーラスに回ったりする。
切り替えで混乱をきたす時もたまにはある。

2度目のMC。
休憩なんてありえない。
やっと体が温まってきてリラックスしてきたんだから。
折り返し点に到達。
イントロのドラムからホーンのリフとバッキングが入る。
このタイミングをいくつか試す。
よりカッコいいものを選ぶ。
ススキノ風は没((´∀`))
エンディングも同様。
より簡略化してスネア一発に落ち着く。
これでホーンが入れたら問題なし。
そのほうがよりオリジナルに近いし。

残り2曲。
ピアノからトランペット・ソロ。
この連携を一番トモキーが憂慮していた。
何度も何度もテイクを重ねていく。
実はここ、さらっと通過しそうだけど、センスと技量が問われるのだ。
裏でとるとか数種類のアイディアが飛び交う。
ドラムによるフィルからバッキングが覆いかぶさる。
グッと厚みが増してきて迫力も満点。
ここでもコーラスが欲しいよ~~!!
アッという間に終わっちゃうんだけどヘヴィーなサウンドが轟き渡る。

ラストソングは定番のあれだ。
ワウペダルからのホーンセクションも懇切丁寧にタカがトモキーに解説。

予備曲もステージ上のサウンドチェックを兼ねてやってみる。
いつ以来の演奏!??かな。
これもモッチンのドラムフィルが本物そっくりで痺れちゃうなあ。
イントロだけで、お腹いっぱいになりそうなごちそうが山盛り。
張り切って後半は日本語バージョンで。

残りの時間はトモキーのコーナー。
ドンドンと質問してもらって修正を施していく。
呑み込みの早いミュージシャンは、持って生まれた才能なんだろうなあ。
幾つかの曲を部分的に抜粋してみて確認。
終了時間ギリギリまで練りこみ作業。

後かたずけ後はロビーにて談笑。
雰囲気も上々。
砕けた話題に笑いも絶えない。

次回が最終リハ。
残念ながらユーちゃんはお休みだけど、コバちゃんはやってくる。

おっと、ライブは市明後日じゃんかあ!!

お任せください。
目にものを見せつけてやりますよ。

果てしなき輝ける栄光へのSTA道は続くのだ・・・・。
今後ともに、お付き合いのほどをよろしくね!!


































































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はい!さてさて、いよいよ明日に迫ってきましたよ。

2023-12-15 23:12:46 | リハーサル
皆さま、その後いかがお過ごしでしょうか。

早いもので今年もあと2週間あまり・・・・。
周囲を見渡すと、あわただしいことこの上ない。
多忙なスケジュールできりきり舞い状態のご様子。
くれぐれも体調管理には気を付けましょう。
路面も急激に凍結してまいりました。
交通事故も多発しているようです。
インフルエンザも流行の兆しあり。

そんなわけでして、我々サッポロ・トランジット・オーソリティは今年最後のライブに向けての最終リハに臨みました。

結局、全3回のリハでは毎回2人が入れ替わりの欠席。
9人編成ですが、その都度7人でやりくりして音固め。
そこはそれで、器用にこなしちゃうところが、恐ろしいまでに凄い。
究極にテクニカルなメンバーばかりですよ。

続々と常連でもある苗穂駅そばの「スタジオ・クリーム」に集結。
ここはSTA結成時からの利用スタジオ。
ということはすでに18年はゆうに出入りしているわけだ!
まあ、マサ以外はメンバーの変動が激しいですが( ´艸`)
師走だけに駐車場もビッシリ。
ようやく停めることができたので、さっそくロビーへ。

おお!
対バンの連中もいるではないか!!
この間のリッケンズが隣のスタジオで熱心にリハをしていたけれども、今回はフラッグが陣取っていた。
どいつもこいつも、元気いっぱいでなによりだ。
ご挨拶をかわしてじっくりと旧交を温める。
そうこうしてるうちに時間だ。
それぞれが、支払いを済ませてトイレに入ったり、のど飴をカウンターでもらったりして準備に取り掛かる。

我々は一番広い奥のKスタがごひいき。
直前まで別のバンドが入っていたようで熱気の余韻が・・・。

いつものようにセットリスト表をマサが壁に貼り付ける。
おっと、トモちゃんから「ここからはよく見えない」とおしかりを受けたマサ。
添付場所を変更・・・・(-_-;)
各自が立ち位置決め。
ホットコーヒーやお茶、ジュースを飲みながらセッティング。
チューニングにウオーミングアップに余念がない。

もうこの日で3回目だから余裕しゃくしゃく。

マサ、アイちゃん、トモちゃん、アッキー、モッチン、ミツ、そしてコバちゃんという強力な布陣。
残念ながらスケジュールの都合でハマピー、タカはお休み。

和気藹々の中、準備万端整いました。

マサからの号令でオープニングに取り掛かる。
ベースアンプは真空管だから、徐々に音のほうが出来上がってくる。
だから、最初と後半ではサウンドが雲泥の差。
トランペットソロもミツが貫禄の表情で兼任。
さらっと演奏をこなし終えて事細かなチェックを入れる。
アッキーがワルツの部分でコバちゃんのスコアに目を通す。
あちこちにミスがあったので、これは後で一音一音を確認して整える。

アイちゃんが登場。
マサが、その本番での入り方を提案。
トラブルとスマートさを考慮してね。
モッチンは「会場の後方から出てきたら!」と言う。
2曲目はさすがの歌唱力。
札幌のスージー・クアトロちゃんからは「今のSTAは以前とは見違えるほどにグレードアップした。
マサさんもとても楽しそうだ」とのコメントをくれた。
大当たり。そのとおり。
うれしいなあ。
見ている人はちゃんと見てるもんだ。
彼女はアイちゃんと懇意の仲だけに信頼度抜群。
もちろんマサとも付き合いの長い人。
シカゴ…当然STAもお気に入り。
アイちゃんは今でも「シカゴは歌うのが難しい」という。
聞いていて微塵もそんなことは感じないんだけど、それは本人にしかわからないこだわりどころ。
それあっての成長だもんな。

MCの箇所を経て管楽器2人によるファンファーレ。
これが第一の鬼門。
トモちゃんはサックス教室に通ってこれらの曲も指導を受けているそうだ。
だからめきめきと腕をあげている。
ミツも太鼓判を押している。
ハマピーも目をかけている。
タカとの相性もばっちり。
つまりホーンのアンサンブルがすこぶるご機嫌。
ミツが密にトモちゃんと打ち合わせを繰り広げる。
何テイクも繰り返す。
アルトサックスの状態がいまいち良くないようだ。

その流れにのってバラードへ。
メドレー部分のスムースな連結も舐めてはかかれない。
以前、スコア捲りで戸惑いストップしたことがあった。
あれはみっともないし、ダサい。
かっこよくきめてみたいものだ。
程よいタイム感覚でね。
コバちゃんはこの曲のみアコギに持ち替える。
だからフレーズの粒たちが美しい。
効果てきめん(お荷物だけど・・・(-_-;)
トーンに関しては、マサとモッチンが「もう少しトレブリーに」とリクエスト。
でもギターとボーカルが交互に絡む後半は誰もが称賛の言葉を投げかける。
お見事だ。
アイちゃん気持ちよく喉を震わせる。

アイちゃんはスタジオリハでも本番さながらに魂の熱唱を繰り広げる。
横で見ていても感動的で圧倒されちゃうくらいさ。
ゆるゆるに仲良しこよしを気取っている輩ども・・・・見習ってほしいものだね。
その妥協なき探求心は凄い。

ど真ん中の曲は第2関門。
これも何テイクか繰り返した。
そうすると問題点もクリアしていき、まとまってくる。
テンポのチェック、チューニングの狂いに気づいて演奏をストップ。
中間部のギターソロワウペダル、なだれ込むホーンセクションが肝。
何度、取り組んでも鳥肌もの。
モッチンが曲中、アイちゃんに向かって「タンバリンを叩いて」と指示。
エンディングもだんだんとあってきた。
その後、モッチンはみっちりとアイちゃんにタンバリンの指導を繰り広げる。
奥が深いパーカッション。
手ではなく太ももで打つとか、あまり大きく動かさないでも大丈夫とか、力も抜いて、とか要求がドンドンと詳細に・・・
円形や三日月形と持ち替えて試す。
アイちゃん、悪戦苦闘・・・・頑張って。

キーボードのガリや接触不良で一旦、リハ停止。
モッチンがいろいろと調べてみる。
ミキサーのインプット箇所の変更、つまみの点検、ケーブルも。
アッキーにモッチンはVOLつまみは固定にして「ボリュームペダルを買ったら」とアドバイス。

ハウリングも多発。
アイちゃんはいつもマイクを持参。
これはそうとうに高級品。(この間、床に落としてしまったけど・・・・・)

モッチン曰く「楽器、アクセサリー関連は消耗品」と言い切る。

残りの2曲・・・
最終関門。
これは静かなピアノから入る。
モッチン「オーケストレーションはないんだね」と確認を入れる。
トランペットソロはイメージで・・・・。
モッチンのパーフェクトなドラムフィル。
この癖のある目いっぱいにタメの効いたオカズを本家並みに再現。
これは今まで誰ひとりとして叩けなった。
まあ、他のパートにも言えるけどね。
だから懲りてしまって、長らくオクラ入りしていたんだ。
ホーン隊のミツは「早いパッセージだからこれは超絶技巧」と嘆く。
「これは変態だね」とマサが言うと、すかさずトモちゃんは「変態!」とマサの顔を見ながら言い放つ( ´艸`)

定番のラストナンバー。
アイちゃんは「歌い方を少し変えたんだよ」とマサに教えてくれた。
研究熱心。
偉いよなあ。
彼女の爪の垢を煎じて飲ませたい奴がごまんといる。

予備曲・・・・。
2番をカット。
そこで躓きがあったので、アイちゃんからダメだしをくらいやり直し。

そんなこんなを繰り広げていたらすぐにスタジオ終了時間に・・・。
濃厚なるひと時。

今回のライブはアッキーの主催。
しかも彼女は3バンドで演奏もする。
マサもモッチンもコバちゃんも2バンド出演。
トモちゃんはサックス教室に行ってからの会場入り。
モッチンなんてオープニングアクトを終えたら即行で次の日のリハのために中抜けして再びルアレルバ入り。
アッキーは受付嬢も兼任。
マサは司会者とカーテンの開閉も受け持つ。

とにもかくにも、それぞれにハードスケジュール。

ご来場を心よりお待ちしております。
今年完成したばかりの立派なライブハウスだよ。
広い吹き抜けにもびっくり。
無料パーキングあり。

よろしくお願いいたします。
完全燃焼だ。

追記・・・・大好評につき、三度チャーミングなSTAレディたちの写真を添付します。
ファン急増中。
悪用流出厳禁!( ´艸`)

































































コメント (2)
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パッチ、でれき、じゅうのう、ヤッケ、短靴、三つ馬ゴムの長靴にシュミーズとルンペンストーブ!

2023-12-14 10:55:48 | リハーサル
いよいよ本格的な冬の到来だ!
もう根雪か!?
道路はあちこちが渋滞の模様。
通常の倍は移動時間に費やす。
身を刺す寒さ…厳しいなあ。
雪投げ地獄の日々が訪れる。
覚悟しなきゃあ。

はい!
さてさて、皆さま、その後、いかがお過ごしでしょうか!
我々、北国唯一無二のブラスロックバンドSTAは、今年の締め括りライブに向けてのスタジオリハに打ち込んでおります。
全3回を予約するも、残念ながら一度も全員が揃うことは叶わず・・・・
それでも、臨機応変に対応できるメンバー達ゆえに有効に音固めは可能なのですよ。
器用で恐るべきスキルの持ち主ばかりで頼もしい限り。

続々とロビーに集結した面々。
和気藹々の中、いつもの一番広い奥のKスタへ。
な、な、何と今回のライブイベントで対バンを組むジェームス率いるリケッツも真横のQスタジオに入って白熱の演奏を繰り広げているではないか!!??
ちょっとマサとモッチンが表敬訪問。

こちらも負けてはいられない、とばかりに意気揚々とセッティングの開始。
前回の寂しいホーンセクションを挽回せよ、というわけではないけれども、フルホーン隊でズラリ。
4管編成。

ミツ、ハマピー、トモちゃん、そしてタカ!
更にはドラマーのモッチン、ベースのマサ、ボーカルのアイちゃん。
7人だ。
アッキーとコバちゃんが休み。
つまりメロディとコードはベースが担うことに。
そういう時に限って、ギターやキーボードが先導する曲が多いし・・・(´;ω;`)
モッチン曰く、これも新鮮で普段気づかない部分も発見できたとのこと。

良い機会だからみっちりとホーンのパートに比重を置いてみた。

もう手慣れたものだから、各自が程よい緊張感の中、プレイを楽しんでいる。
何たって、この度、ずっとお蔵入りしていた難曲を吸う曲導入した。
これらはホーンが大活躍するから吹きがいあり。
タカはさすが若手だけあって恐いもの知らず。
一回体験したら、あとはオーケーだとのこと。
素晴らしなあ。
トモちゃんは一番新しいメンバー故にプレッシャーはひと際大きい。
でもそれをも吹き飛ばすほどの勢いで熱心に個人練習に打ち込んでいる。
サックス講師にもスコア持参でご教授を受けているのだとか。
ムズイ曲ばかりだけど、やりがいあり。
ストイックなくらい真面目に取り組んでいる。
今後の成長が凄い楽しみ。
浜パーやミツも彼女には大いに期待して目をかけている。
そのミツとハマピーはすでにベテランの領域。
正に鬼に金棒。
彼等が率先して牽引してくれるから大船に乗った気分。
グイグイと効率よく説明をデモ演奏を重ねながら聞き惚れるほどのアンサンブルを奏でてくれる。
ユニークなのはハマピーの一種独特な解説
「バイ菌マンのB、アンパンマンのA」とコードを告げる。
なるほどねえ、面白くてわかりやすい((´∀`*))
ミツとハマピーはお互いをリスペクトしあっているので、程よい迫力ある貫禄のサウンドをがっちりと醸し出してくれる。
歴代の中でも就職のミュージシャン達。
紆余曲折を経てやっとここまでに辿り着いた。

アイちゃん・・・・
もう何も言うことはありません。
超絶技巧なエモーショナルシンガーとして上手すぎるよん。

モッチン・・・・風邪気味らしいけど、そんなこと、微塵も感じられない何時も同様のグルーヴ。
大したもんだ。
ドラマーとはこうあるべきだ・・・とお手本のようなもの。
普段の陽気な感じから、一旦スティックを手にすると一辺するんだもん。


そうこうしているうちに準備万端整いました。
壁に貼り出されたセットリスト表を見つめてゴーサイン。

まずはお約束のオープニングナンバーに突入。
「はい、今回は白いカーテンにステージは覆われています。
ナレーションからバンド名コールと共に開演だよ。
1・2・3!!」
ギター、キーボード無しなのでハイハットのみだけど、迫力満点。
ホーン隊が鮮明に聞こえる。
ギターソロではミツがアドリブを交える。
ベルトーンでもホーンの4人のみで連結。

三ヶ月型の黒いタンバリン持参のアイちゃんが2曲目から合流。
モッチンがピアノイントロ部分をカウント取る。
普段聞こえない音があちこちから聞こえる。

この辺までは無難に進行。

第一の関門。
1分ほどのファンファーレ。
このスコアはミツがSTA用に書き上げてくれた。
前回はアルト、テナーのみだったけど、今回はパーフェクトだ。
もう言葉を失うほど。
皆、目を見合わせて感動。
これが欲しかった。
理想が初めて現実化した。
ミツもご満悦。
でもハマピーはまだまだ納得がいかないご様子。
数テイクを重ねる。
ドンドンと噛み合っていく。
ハマピーは、よりオリジナルに近づくためにピッチを整理。
他のメンバー達もチェックに余念がない。
その姿を見てると微笑ましくなる。
こんなシーン、今まで見たことがない。
というかこれが普通なんだけど。
レベルが段違いだ。
この曲もやっと本来の形を成し得たようだ。

勢いにのってバラードへ雪崩込み。
意気込みにも拍車がかかる。

とにもかくにも、ホーン隊は常に話し合いを重ねる。
事あるごとに、より良い方向へ向上するように煮詰めていく。
美しい営み。

気合も十分に折り返し点。
第2の関門。
この曲は反省点てんこ盛りだけに、弱点を克服するべく取り組む。
これもギターがイントロだけど、不在ゆえ口頭で歌ってモッチンのカウントを目印に不在ゆえ演奏。
グッと引き締まってきた。
ギターソロがないので、イメトレで鍛えた感覚で凌ぐ。
よくぞここまでやれるなあ。
どいつもこいつも、ヤバい奴らばかり。
この曲はオリジナルでもテンポが加速気味になるんだけど、それがロックの醍醐味。
ずっとメジャーなのに、何故かエンディングのコードはマイナー。
しかも、捻りの効いたアクセントでフィニッシュ。
「変態でしょ」とマサがトモちゃんに告げると、「変態!!」と言われちゃった・・・・(-_-;)

ジャズロックは最早アイちゃんのテーマソング。
メインのリフはマサ一人で担う。
本来この曲はトランペット4本。
サックス、トロンボーンは入っていないのだ。
だから運指が相当にキツイらしい・・・・ご苦労様です。

でもねえ、ミツ曰く「トモちゃんがメキメキと腕をあげてきている」とのこと。
努力は決して裏切らない。
そりゃあそうでしょうよ。
曲の聞き込みも半端ないし、貪欲なまでにジャンル問わず好奇心旺盛。

第3の鬼門。
もうねえ、こんな曲ばかりカバーするバンドなんて日本には存在しない。
今のメンバーだからこそ取り上げたんだから。
これもピアノがイントロだけど、モッチンがカウントを入れてくれる。
ドラムフィルは後ノリでタメの効いたテクニカルなもの。
これをモッチンはサラっと具現化。
素早いホーンセクションのフレーズは人間技の領域を遥かに超えている。
でも4人が一致団結して図太い吹き込みでチャレンジ。
鬼気迫るほどに取り組む姿勢が感動的。
アイちゃんとマサのボーカルも、高低を取り決めての歌い込み。
いきなりのブレイクも衝撃。
やり切ったあ・・・という表情が印象的。
しかし、皆スタミナ満点。
体力勝負だからねえ。
ヤワな輩は使えない。

ラストは定番。
ギターのイントロはベースで再現。
ギターソロは後半のワウを想像してホーン隊が絡む。

予備の曲は余裕でサラッとこなす。
エンディングのドラムフィルもベースとシンクロ。

早めにリハは終了。
ロビーにて和みのひと時。
昭和な話題にも盛り上がる。
それがこのブログタイトルに・・・・( ´艸`)
マサとトモちゃんは、それと別に80年代の洋楽ハードロックでマニアック談義花盛り。

モッチンは課題曲を録音して早速STAグループラインに流す。
アッキーがそれ聞いて絶賛。
特にハマピーに。

モッチンは大好物のお代わり自由なホットコーヒーを飲む。

マサが前回撮影したSTAの麗しき3人娘をフェイスブックとブログに公開したら大好評だったので、第2弾!
出血サービス。
悪用厳禁!!((´∀`*))

そのフェイスブックに先日アップした告知記事をここにも特別掲載します。

****Chicagoを中心とした我が迫力のブラスロックバンド
sapporo transit authorityのチャーミングな女性メンバー3人が、最近話題になっている!
人気急上昇中!!
男顔負けなテクニックと、三者三様に魅力的なプレイヤーだ!
今週16日の土曜日、札幌東雁来ライブハウス「ルアレルバ」に来たら彼女達に会えるよ!
今回のSTAはマニアックで難解なChicagoを数曲披露します🎶🤠

無料パーキングあり。
「第3回マ・シェリ ライブイベント」
対バン達も皆ゴージャスなジャンルで盛り上がり必至だ!
お待ちしてます!
宜しくねー♪😀****

さあ、次で最終リハだ!
ギアを上げて気合も十分に臨みますよ。

























































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今年は、穏やかな師走です・・・・・

2023-12-10 18:53:43 | リハーサル
はい、さてさて、皆さん、その後いかがお過ごしでしょうか!

今年は根雪が遅れ気味だとのこと。
ポカポカした毎日ですが、数日中にドッと降雪らしいです・・・。
天気予報、ハズレてほしい・・・・(´;ω;`)。

そんなわけでして、いつの間には今年も残すところ、あと3週間ほど。
早いものですねエ。
あっという間だ。

私は、車検も澄ませ、スタッドレスタイヤの購入、ワイパーも冬用に変更。
喪中はがきも投函済み。
運転免許証の更新手続きも完了。
実家の水落しと落雪防止対策も終えました。
チャクチャクと冬仕様の準備も整いました。

今年の締めくくりSTAライブはアキちゃんの主催。
これで彼女は3回目。
いやはやなんとも大したものだ。
ゴールドストーン、ジッピー、そして今度はルアレルバ。
男顔負けの活躍。

会場は今年オープンした箱。
東雁来に位置する素晴らしいライブハウス。
今からワクワクするよ。
クリスマスムードも満点。

それに向けてのスタジオリハ。
メンバー達のスケジュール上、3回入ります。
その1回目が先日行われました。

寒い中、続々と元気よくロビーに集合。
トモちゃんはモトリークルーとデフレパードの横浜来日公演を見に行ったらしく、マサと意気投合。
盛りあがった勢いでデフレパードの貴重なる映画DVDを貸してくれました。
その夜に早速堪能しちゃったよん。
サンキュー、トモちゃん!!

まずは、今回の編成は9人。
ただ、スケジュールの都合中、2人が欠席。
サックス(アルト、テナー)2人の管楽器で頑張っていましたよ。

マサ、アキ、モッチン、コバちゃん、トモちゃん、アイちゃん、そしてタカ。

パーカッションは無し。
トランペット、トロンボーンも無し。

それでも臨機応変に対応しちゃうんだからSTA恐るべし。
ホットコーヒーを美味しくいただきながら、立ち位置決め、セッティングとウオーミングアップ、チューニング、セットリスト表の貼り付け。

パーカッションが不在なのでコバちゃんはマサの真横に陣取る。

今回のライブはミツとマサとアキの要望でちょっと捻りを加えてマニアックな選曲を一部に施しています。
正に今のメンバー達でなければ実現不可能。
だって以前にとんでもないことに陥ってしまい、ウンザリ棚上げしちゃった作品たちだもん。
今度こそ、リベンジを果たす意気込みだ。
それの手ごたえもあります。
決して、ゴタクはならべずに、着実に音固めに専念する面々。
実力派揃いだから頼もしい。

そろそろ準備万端整った。
コバちゃんは8月の小樽北運河サウンドエナジー以来。
トモちゃんは10月のホットタイム以来の合流。

マサの号令に伴いオープニングナンバーへ突入。
アキのSE。
モッチンとコバちゃんのカッティング刻みが追随。
新鮮な響き。
これ一発で掴みはオーケー。
コバちゃんは生粋のロッカー然としている。
ブランクなんて微塵も感じられない。
トモちゃんも必死に食らいついてくる。
タカはもう何年もSTAに在籍していたかのような貫禄さえ醸し出してる。
モッチンもベテランの味わい深いグルーヴで余裕の牽引。
一気にテンションが上がる。
エンディングのベルトーンタイミングと音階と順番をアキちゃんの指示に従って再度プレイ。

2曲目のメドレー。
これはもう手慣れたもの。
モッチンとマサ、アキによるコーラスワークも板についてきた。
比較的ポップなテイスト満載なチューン故に気持ち良い。
思わず笑顔がこぼれる。

MCの箇所で一旦各自にチェックを入れる。

トモちゃんとタカもスコアを見つめながら、詳細なる打ち合わせ。
高度な駆け引きは従来のメンツではありえなかった。
実に中身の濃い音つくり。
だからこそ、ぐんぐんとまとまっていく様は圧巻。

今回最初の鬼門。
これはロックではなくファンファーレ。
1分足らずだけど、ひじょうに高度な技を要求される。
しかも何と管楽器のみでの演奏。
ミツは力が入っているよ。
この度の4人様に新たなアレンジを施してくれた。
トモちゃんは、自分が担当するアルトサックスのみで個人練習をしたらしく、相当に疑問点があるらしい。
でも4人が噛み合ってそれが成立するから問題なし。
ホッとしたトモちゃん((´∀`*))
タカはポーカーフェイスで構えているから頼もしい。

この曲は前奏曲。
拍手をいただくというイメージ流れでバラードに連結。

ここでスタジオ入りしたアイちゃんが歌い出す。
エモーショナルで美しい歌声にウットリだ。
サッポロを代表するソウルクイーンの真骨頂。
贅沢なひと時に酔いしれる。
コバちゃんは本番でエレアコを導入しようか、迷っているそう。
それと、まだ行ったことのないルアレルヴァのマーシャルアンプが気になるようだ。
即座にアキちゃんが、パープル・ブリンガーのシンちゃんに問い合わせて事なきを得た。
迅速な対応が冴えわたる((´∀`*))
エンディングでボーカルとギターが交互に絡みあるアレンジもバッチリ決まった!
ギターのトーンはもっとトレブリーにと、マサとモッチンがリクエスト。

中間部分に位置するブラスロックのヒット曲。
2つ目の鬼門・・・・。
これ、トモちゃんとコバちゃんは初。
中々に手強くもやりがいのある曲。
しかしよくもまあ、2人とも溌溂と演じるものだ。
特に中間部分の変態的進行。
ベースとギターのユニゾン。
バッキングからワウペダルを交えたギターソロ。
変則的なコードの流れでホーンセクションが炸裂。
ジャジャ馬のように予測不可能な構成。
でも一旦はまったら抜け出せない癖になる魅力もあり。
ずっとメジャーなのに、エンディングはマイナーコード。
面白いなあ・・・・。
こんな曲をカバーするバンドってSTA以外にあり得ない。

アイちゃんはもうあまり歌詞カードを見ないで歌っている。
モッチンは、自分にしか読めない楽譜を制作してきて得意げに何度も見せびらかす。
過程がどうであれ、しっかりと再現できれば、もうこっちの勝ちだ。
ろくな演奏もできないくせに、一丁前に能書きばっかり垂れ流すエセプレイヤーとは雲泥の差。

ジャズロックの全編を覆うユニゾンリフをアキちゃんが確認。
これも難解なフレーズが数種類あるので、一筋縄ではいかない。

アイちゃんは、リズム・アクセント、ノリ、発音、テンポに慎重だから、何度もトライ。

3つ目の関門・・・。
これがもしかしたら最大の問題作。
2分もないんだけど濃厚すぎる。
中途半端な人がトライしたら大やけどをする。
イントロのピアノ旋律が抑え気味に奏でられる。
この弾き方にはモッチンが一音一音ごとに質問する。
オーケストレーション、シンセ、それに代わるライブ用のトランペット・ソロ。
雪崩れ込むドラムのフィル。
ヘヴィーにかぶさるベースとギターの音壁。
そこから一挙にロックンロール。
素早いブラスセクション真骨頂。
どこもかしこもテクニックを要する。
どのパートもてこずっちゃうよ。
マサ、アイちゃんによるボーカルが花を添えていきなりのブレイクだ。
潔いくらいにブラスロック。
こうでなきゃあねえ、やっぱり!

そしてラストコールでいつもの楽曲。
ギターソロからホーンセクションに入る部分が未消化気味。
これは次回の段階でまとまるから全く心配ご無用。
時間計測もバッチリと収まった。

細かな疑問点は多々あるけど、一致団結して順調に再現していくから瞬時にレベルも上がっていく。

予備の曲はコバちゃん初。
これはアイちゃんにとっては、比較的楽勝。
コバちゃんも食らいつくように弾きまくり。
カットした部分、転調部分さえ理解できて馴染めば、スムーズに溶け込めるでしょう。

さらっと一通りやり終えたら、残り時間は不安な曲を募って再演。
アイちゃんも積極的に提示。

トモちゃん、タカ、コバちゃんもどん欲に挑む。

各メンバーは真面目だから、必死な形相でもより克服しようと勉強熱心。

終了時間ギリギリまで煮詰めていった。

お疲れ様でした。
実り多きリハでした。

ロビーにてマサの発案で麗しきSTAレディ・トリオの写真撮影会。
せっかくチャーミングで個性的な三者三様メンバーが在籍しているんだからねえ。
その出来栄えは御覧の通り!!
人気絶頂で話題騒然のお三方。
モッチン曰く「三バカ大将」だとのこと・・・・・((´∀`*))

あと2回、リハがあります・・・・って、もう今週の土曜日がライブです!!
ヨロシク!!!!













































































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