THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

ようやく春めいてきてポカポカ気分に浸れているよ

2023-03-08 19:59:51 | リハーサル

さてさて、皆さま、その後いかがお過ごしでしょうか。
なんだかんだと言っても、今冬は雪が少なかったような・・・・?
12月の初雪がそうとうに遅かったし、2月いっぱいで厳冬も終わった。
つまり2か月ちょいの雪投げ生活。
去年なんて、一晩に2回もスタック地獄を経験したしなあ。
山菜採りにいくのが、今から楽しみだ!((´∀`*))
ワクワク・・・・。

3月のライブのために、先日、意気揚々とスタジオ入り。
私は何を隠そう、ここ4週間の間にSTA&パープルブリンガーで5回のライブをこなす予定。
その最後のライブはゴールドストーンのSTA。
多分、この会場に立つのは、諸事情によりこれが最後かもね・・・・。
だからこそメンバー一同、力が入っています。

道路も溶けた雪でシャーベット状態。
グシャグシャ・・・・。(´;ω;`)
そんな中、元気いっぱいに全員集合。
マサとアキは、前日にパープルブリンガーのライブを終えたばかり。

今回は8人編成。
STAのわりには、比較的普通の人数。
でも、例によってまたまた変則的な顔ぶれ。

マサ、アキ、もっちん、ニシヤン、ウパ君、ミキティ、マッツ、そしてタッキーという布陣。
サックスが3人という異色のセクション。
アルト、テナー、バリトン。

そうなんですよ‥‥tromboneとtrumpetが不在‥‥(´;ω;`)
絶賛、管楽器ミュージシャンを随時募集中です。
一緒にシカゴを中心としたブラスロックをプレイしつつ、燃えあがってくれる熱い方、大歓迎!


そうそう、ウパくんは最近、必ず全員が集まる前の1時間を個人練習にあてています。
でもこの日、飛び込みでスタジオに着いたら、まだシャッターが閉まったままだった・・・。
それでもオーナーが来た時点で無事に入れたらしい。

その、オーナー・キンさんの計らいで、早速皆で賑やかにスタジオ入り。
すでにウオーミングアップを済ませたウパくんが迎え入れてくれた。

メンバー達が、各自の準備をしている間に、ウパくんがお手伝い。
キーボード・アンプの接続。
アキがいつもまごつくので大助かりだ。
良かったね~~((´∀`*))

マサがヘッド・セットマイクのセッティング中、床に置いてあった今回のセットリスト表をサッと拾い上げたウパくんは、手際よくガムテープを付けていつもの壁に貼り付けてくれた。
こんな作業をしてくれたこと、長い年月の間でも初だから、マサはめちゃ感動しちゃったさ。
ウパくんはキョトンとして「手が空いているんだから当然」と言ってたけどね。

モッチンはその状況を見ていて「ずっとこれからも一緒に活動していきたいなあ」と語っていたぐらい。

この度は異色の編成ゆえにファニーやウパくんがところどころ、スコアを書き直して、よりアンサンブルのグレードアップを図ってくれた。
こんな行為なんかも、今までにはなかったこと。
それまでは、とにかく音符に書いてあるとおりに演奏するのみだった。
それだけでも必死だったのかもね。
でもウパくんは「なんで複数の管楽器がハモらないで、同じフレーズを吹いているのかなあ・・・?
時には、いないメンバーの音に穴が空いていたり・・・・」
決して妥協を許さないウパくんは、徹頭徹尾に拘り抜いてアレンジを施す。
正に頼もしき存在。
個人練習もしたいだろうに、バンド・サウンドを優先して考えてくれている。
嬉しいことだ。

そいうわけでして、比較的早めに準備は完了。
早速、開始だ。
アキのプログレッシブなキーボードが唸りをあげる中、ギターとドラムのカッティングが追随。
今度のライブは司会者がいないからマサがアナウンス。
カウントの雄たけびに導かれて、いつもの堂々たるオープニングナンバー。
中間部分のソロでもあるトロンボーンとtrumpetはサックスの2人が担当。
これはこれで音色が新鮮に響く。

エンディング後にマサがベルトーンの確認。
tromboneとtrumpetソロの間に入るブレイクで、ピアノでしっとりとつなぐ箇所も抜粋して演奏。
リット気味だったり、タイトなリズムアクセントだったり、その時のメンバー達によってマチマチだった。
この日はすこぶるはまっていたけど。
正式に間合いを決めた。

メドレーでピアノが軽快な曲へ。
タッキーはイントロからエクスタシーを感じるのだそうだ。
タッキーとマサとのボーカルとコーラスの兼ね合いも徐々に意気投合。
呼吸のアンバイも良い感じに仕上がってきた。

最初のMCタイム。

今回のセットリストはシカゴを軸に関連曲も多くてご機嫌さ。

激レアなシカゴ・デビュー時の傑作を2曲。

これがまたやりがいのあるクセモノ。
エディットバージョンも馴染んできた。
タッキーも頑張ってきたね。
パーカッション、コーラスにムードメーカーも担っている。
黒いメタリカのニット帽もお似合い(今回はツエッペリン仕様ではなかった)

今回のライブ最大の鬼門に突入。
珍しくもベースのリフから。
モッチンとマサがいくつかのパーカッションを持ち込んで来て持っていないメンバー達に配布。
マッツはこの時のために、わざわざクラベスを購入した。
パーカッション経験のあるアキが直々に持ち方を伝授。
これによって鳴り、響きが全然違う。
皆、色々な技を持っているね。
この曲ではタッキーとマサがボーカルを交互に請け負う。
皆のコーラスとパーカッションでラテンワールド全開。
ホーンセクションがほとんど入っていない分、このようなパートで目立ってもらいましょう。
タンバリン、カウベル、マラカス、アゴゴベル・・・・と様々。
中間部ではモッチンが秘技を披露。
マサの希望で、30秒ほどにまとめてもらったドラムソロが超絶に見事。
あいかわらず器用でパワフルでタイト。
リズムキープが寸分の狂いもなくてびっくり。
アキがこれをライン動画用に収めていたので、後で見て見たけどやっぱり超絶技巧派の面目躍如だ。
素晴らしすぎて泣けてきちゃうよ。
嘘だと思うならば見てくださいよ。
今までにこれを取り上げてきたけど、モッチンは余裕と貫禄で出色の完成度を誇っている。
非情にスリリングでグルーヴィー。
豪快にコードストロークを流すニシヤンも、ワイルドなギターで負けじと迫る。
エンディングではフィードバック奏法も交えながらね。
一番、念入りに取り組んだ。
やるべきことは、全て達成した。
またこれで一歩シカゴに近づけたような気分さ。

そのニシヤンは新しいギター、ヒストリーのレスポール・スタンダードを持ってきた。
でも、ストラップピンのネジが緩んでいて途中で抜け落ちてしまった。
危うくギターを床に落とすところだった・・・・。
ヒヤッとしたよ。
ニシヤンはネジがうまく装着できないので、あきらめて椅子に座って弾いていた。
後半ではなんとか固定できたみたい。
これ、本番でなくてよかった・・・・。

ビートルズの曲でも四苦八苦。
構成の勘違いも勃発。
シカゴのライブ・テイクも参考に。
テンポやノリの比較も検証。
エンディングの確認も怠らない。
意思伝達の説明が中々に難しいよね。
でもモッチンはブラック・ビートルズでも長年演奏しているからお手のモノ。

2曲立て続けにブラスロックの王道。
両曲共にエディット。

ライブのたびに、ブレイクやカウントの約束事が変わるので、ここでも再確認で音を固めた。
何度も繰り返しで納得のゆくまで念入りに。
STA1回目のライブからずっと取り上げている重要なるチューン。
踊れて血沸き肉躍るハードでかっこいい曲が飽きがこない。

ラストソングではニシヤンがキーボードにコードやらを注文。
迫力増幅のためにも、これは重要。
更なる効果を求めて。
アキはパーカッションもやるので持ち手のある楽器と鍵盤を同時に操れるように考慮。
その姿を見たモッチンが「可愛い」と言ったもんだから、俄然上機嫌になったアキ。
場の空気もグッと和む。

予備の曲は唯一のインスト。
3人のソロ回しを決めて実演。
最初はサックスの3人にソロを振ったんだけど、それだと、後半に挿入されるリフが吹けないことに気付いた。
よって3人目のソロはギターにしたら、グッとまぶくなった。
ウパ君風に言えば、「えぐいねえ・・・・。」

アッという間に時間は経過。
残り時間は、ちょっと怪し目な曲やらをいじってみての終了。

充実のひと時だったよ。

ホットコーヒーも一段と美味しいことでしょう。

またすぐ数日後に仕上げのリハを終えてライブだよ。
多忙なスケジュールは、まだまだ続行します。



























































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そろそろ気温上昇‥‥春が待ち遠しいなあ・・・・。

2023-02-23 22:11:48 | リハーサル
さてさて、皆さん、その後はいかがお過ごしでしょうか。
我々、STAは毎年恒例の小樽・雪明りの路ライブイベントのために先日、最終リハーサルでスタジオ入りしましたよ。

今回は10人編成。
例によって一部のメンバーやパートには変動あり。
ボーカルはスケジュールの都合により欠席。
それでも9人が元気いっぱいに集合しました。
マサは高校3年生の時、見に行った伝説のコンサート「第1回ワールドロックフェスティヴァル」(真駒内アイスアリーナ)のポスターを持参。
何と、このライブイベントのオープニングアクトで札幌のロックバンド「ジパング」が出演していたのですが、そこのドラマーがまだ20歳のモッチンだった!!
よって、ポスターに黒マジック(キンさんに借りた)でサインを書いてもらった。
同じステージに立っていた「スカイ・ドッグ・ブルース・バンド(札幌のオールマン・ブラザース・バンドと言われた!)」の金安さんにも、以前STAがウッドストックでライブ出演した際にサインをもらったのさ。

そうこうしている時に、Sスタジオからウパ君が「やあやあ!」と登場。
真面目でストイックな彼は先週同様に1時間前からウォーミングアップや個人練習を重ねているのだ。
勉強熱心な所は、ぜひとも見習いたいもの。
で、夜の9時からスタジオ・クリームで予約していたのに、前のバンドが全然出てこなくて、結局10分押しでのスタジオ入り。
それでも和気藹藹に進行。

キムキム、ニシヤン、タッキー、ファニー、マサ、アキ、イケちゃん、うぱくん、そしてモッチンという布陣さ。

セッテイングに手間取っていたアキに、うぱくんは手取り足とりお手伝い。
音出し、ハウリング、ゲインの絞り等、調整に手を貸してくれた。

今回はツインキーボードなので、部屋の中央にアキとキムキムが向き合う形でセットアップ。
お互いのフレーズやサウンドが参考になるし、スペースもスマートに活用できる。

マサは壁にセットリストを貼り出し。
黒いレッド・ツエッペリンのシヨウちゃん帽を被ったタッキーには、マラカスとタンバリンを手渡す。
カウベルとスティックは彼の私物を使用。

今回、ボーカルが欠席なので、急遽タッキーにマサが依頼してガイドライン的なリードボーカルを歌ってもらった。
カウベルとボーカルの振り分けに四苦八苦・・・・。
これは、初の試み。
マサとほぼ半分ずつ曲を分け合ってみた。
これはこれでとっても新鮮。

本番さながらに取り組む。

オープニング曲は、もう手慣れたもの。
キムキムはSTAの1曲目はこれしか知らないらしい。
今後いつ、違う曲でライブがはじまるのか興味津々なんだって。
「以前、1曲目は固定していなかったよ」と教えてやったら、ビックリしていた。
当然、彼が知っている1曲目はヒット曲ではないから、STAで知ったそうだ。
つまり、ここにもシカゴ普及活動が浸透しているという証だね。
徐々に往年のブラスロックが盛りがってくれたら、うれしい限り。

変拍子のタッキーによるパーカッションがまだまだ覚えきれていないので、マサが指摘。

最初のソロはイケちゃん。
tromboneが不在ゆえの采配。
幾分は手慣れてきたご様子。
巧みにこなしていた。

ファニーのトランペット・ソロは申し分なし。

ニシヤンのギターソロはワイルドそのもので暴れまくり。

マサも勢いにのって、エンディングではジャンプを軽く決めて見せる。
モッチンとのアイコンタクトもハマってきた。

メドレーでアキのピアノ・イントロ。
タッキーはこのリフにエクスタシーを感じるのだとか・・・。
そのタッキーからマサへラインで、コーラス・ワークの音階配分の質問をしてきた。
マサはハイトーンでタッキーは主旋律を担当。
エンディングのハミングはマサのリクエストでタッキーが歌う。
今度はそのうちタッキーにも、リード・ボーカルを担当してもらう所存。

ここで最初のMCをマサが受け持つ。

2曲のメドレーでブルース・ブラザース。
ここでもタッキーがオリジナリティ満載に歌いこなしていた。
コーラスも豪勢なバリエーションを醸し出してきた。

管楽器スコア上での変更事項は逐一ファニーからイケちゃんへ伝達。
それぞれの役割分担が毎回微妙に変動するので大変でもあり油断大敵。
この柔軟なる体制もSTAならでは。

転調部分でのブルース・ハープがフューチャーされる箇所はアキ指示によりキムキクがアドリブをぶちかます。

エンディングでのモッチン、ニシヤンとの応酬も板のついてきた。

ただひたすら、ワイルドにルーズにハードにストレートにタイトに。

折り返し点で2度目のMC。
最大の鬼門ともいえる曲に取り組む。
先週も相当に手を焼いた暴れ馬。
でも、妥協しないで詳細に打ち合わせした結果、まとまってきたよ。
それでも何度も演奏を繰り返した。
部分的にもプレイ。
タッキーのガイドライン・ボーカルが大活躍。
イントロから美しいボーカルラインが映える。
徐々に熱を帯びるアレンジ。
数か所の手直しも浸透してきた。
後半戦では2管がソロで火花を散らす。
tromboneのパートはイケちゃんのテナーに託す。
そして、ファニーのトランペットにバトンを渡す。
その流れから2管のミックスソロ。
怒涛のエンディングへ雪崩込みと言う構成。
やりがいのあるナンバーだ。
この度、少しは成長の痕跡を見たよ。
コーラスワークにもこだわりを見せる。

残り2曲は問答無用のブラスロック連発。
スタミナの温存も大きな課題。

考えながら演奏していたら置いてきぼりを食らう。
全身全霊を込めての取り組みが重要。
全員が青筋を立てての真剣勝負。
勢いがウリなんだから。

タッキーとマサがリード・ボーカルを分け合う。
ホーンセクションの3人も息がピッタリ。

うぱ君と個別に色々話してみたら、専門的な知識が必要なのだということが身に染みてきた。
何年活動していても、いまだに学ぶことは山積みだ。
滅多聞けない内容だっただけに貴重な体験。
それはウパ君にしても同様だろうね。
STAを主軸に多方面へ知識拡散していければ本望。

予備の曲はモッチンが他の曲と混乱してしまうというのだから、めちゃくちゃに面白い。
たしかにユニークな曲。
でも、歌詞の内容なシニカルそのもの。
マサのお気に入り。
じわじわと迫ってくるスルメのようなポップ曲。

マサが「小休止!」と叫ぶ。
その最中、マサ、ニシヤン、モッチンとでマニアックな会話で盛り上がって中々リハがはじまらない。
うぱくんから催促の言葉がかかる。
アキからもチクッと突っ込みを入れられてスタジオ内が爆笑に沸いた。

残り時間はイケちゃんのリクエスト・コーナー。
思わずうなっちゃったり、頷くような曲が要求された。
当然の選曲だよね。
10分押しで許可をとっていたのでぎりぎりまで煮詰める作業に没頭。
ひじょうにレベルの高い白熱のプレイ。
本番さながらに。
モッチンは扇風機を回す。
エアコンはストップする。

やるだけのことはやった、と誰もが納得の表情。

「それでは本番よろしく!!」
皆からも「よろしく!!」

さあ、ステージの魔物はどこで出没するかな。

小樽公会堂は初のメンバーが多いので、説明も加える。

ちなみにもっちん、マサ、アキ、キムキムは掛け持ちでの出演です。
もっちんはトップの「ソフトクリーム」オオトリの「STA」
その間の待ち時間が長いよ・・・と嘆いている。
全13バンドだもんね。
マサは最初から会場入りして応援するよ。

ちなみに、STAは随時ホーンセクションのメンバーを募集中。
こよなくシカゴはじめブラス・ロックを愛するやる気のあるミュージシャン大歓迎しますよ。
心よりお待ちしております。
ヨロシクね!

STAの快進撃は留まることを知らずに突き進むのさ。

























































































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2月はあっという間に過ぎ去るのだ・・・。

2023-02-15 21:36:22 | リハーサル
さてさて、皆さま、その後いかがお過ごしでしょうか。
相変わらず北海道は連日の冷え込みと豪雪に泣かされております・・・・。(´;ω;`)
まあ、今のところ、降雪量は去年ほどではないかな。
油断大敵だからここは気を引き締めていきましょう。
もうしばらくの辛抱だ。

そんなこんなで、さっそく先日は2月のライブに向けての1回目スタジオリハでした。
例によってメンバーの変動あり。
今回は10人編成。
それ用に頭をひねってセットリストを組みましたよ。
ありとあらゆることを考慮して面白い内容であります。
自信たっぷりの自画自賛ですよ。
それは本番を見てのお楽しみということで((´∀`*))

道路はアイスバーンで危険状態。
危なっかしくて冷や冷やもの。
実際に私もぶつけられそうになったし・・・。

そんな状況下でも、しっかりと10人が元気いっぱいに集合!!!

メンバーはリーダーのマサ、多忙なアキ、一人で1時間前入りして練習をしていたウパくん、奥さんからプレゼントされたスティックケースが可愛らしいモッチン、ホーンの仕切り役ファニー、すでにバンドに馴染んでいるタッキー、いぶし銀のニシヤン、道内を目まぐるしく走り回っているツッツー・・・・そして1月のウオーミングアップ参加だったイケちゃんが満を持しての本格的な合流。
更には超久しぶりのキムキム。

つまりはツインキーボード。
思い起こせばアッキーのリクエストによって実現した小樽運河プラザでのミキミキちゃんとのコラボ以来。

その時のメンツによってこのような実験的采配を振るうしたたかなバンドです。
サイトウ氏が半ば呆れつつも驚愕してたSTAの活動。
よくよく冷静になって考えてみたらば、無謀な行為だよね。
それを続けて18年。もう当たり前な感覚になってしまったのだから恐ろしいことだ。
力のあるミュージシャンの集合体だからこそなせる離れ業。

コロナ禍もそろそろ落ち着きつつある世の中。
バンド達も活性化してきてアクティブになっている。
もう真夏までのスケジューリングも行っている。

掛け持ち連中も嬉しい悲鳴だろう。
マサも現在2バンド在籍だけど、それだけでもよく混乱するくらいだ。
よくもまあ皆、膨大なライブをエンジョイしてものだ。
決して真似できないよ。

そういうわけでして、セットリスト表を書き忘れていたからスタジオのオーナーからA4コピー用紙、黒マジック、ガムテープを用意してもらった。

マラカスも忘れてきたからモッチンに急遽、モッチンに高級マラカスを持ってきてもらった。

スタジオの入り時間も最近は変則的なので30分勘違いしていたしなあ・・・・ああ、恥ずかしいことの数々。

そこはお互いの助け合いで切り抜けられた。

何事もなかったかのようにスタジオ入りでセッティング。
チューニング、譜面台、ケーブルの配線、立ち入り決め。
キムキムはど真ん中に構える。
アッキーと向かい合うようにしてプレイの探り合いができるように考慮。

とにかくキムキムはシェイプアップして、テクニックも向上。
パフォーマンスも自然でイケイケだ。

エレピのサウンドがセンス良くって気持ちいい。アッキーとの組み合わせは大正解。
相乗効果は想像以上だった。
鬼に金棒。
ありとあらゆり鍵盤楽器でバリエーションを吹くらませてシンセブラスで厚みを迫力も追加。

ムードメーカーのモッチンがいつも和やかな空気を演出。

ニシヤンはひたすらにギターで語りかけてくる。

タッキーは初のパーカッショニストだとは思えないようなくらいに勢いで疾走。
コーラスも頑張っているよ。
3月はもっとハードルを上げるからねえ、覚悟して頂戴な。((´∀`*))

ウパくんは黙々と感覚を研磨するべく吹き込みを怠らない。

イケちゃんは初STAライブだけに、ナーバスになるところだけど、熟練のプレイが光る。

ファニーは事細かに逐一説明を加えて進行。

ツッツーは都合により1回きりのリハなので2時間に集中。

もはや定番ともなったオープニング。
キムキムが加わったのでよりステップアップ。
タッキーのカウベルも軽快に響き渡る。

tromboneが不在なので、ファニーたちの話し合いのもとで、イケちゃんがテナーでソロを担当。いうんぐは

エンディングではマサが渾身のジャンプでフィニッシュ。

アッキーのピアノイントロからメドレーの2曲目。
ちょっと音が小さい。
ニシヤンが「ピアノが主役なんだよ」と一言。
キムキムも「アッキーの音をがガイドラインにしたい」と要望。

ツッツーのリードボーカルにマサとタッキーがコーラスで彩を添える。

1回目のMC
ここでちょっとしたインターバルを設ける。
時間は余裕があるから平気。

ソウルフルなコーナーで2曲を披露。
この辺は遊び心満点。
エディットバージョンだから程よくコンパクトにまとまっている。

イケちゃんもよくついてきている。
ウパくんも相当溶け込んできたし。

グイグイとグルービーに牽引するモッチンは、今更だけど大したものだ。
皆から厚い信頼を得ているのも頷ける。

メンバー達も安心して演奏に専念できる。

今回最大の鬼門に突入。
リハのほとんどをこの曲に費やした。
モッチンも拘り具合は半端ない。
何度も演奏をストップして納得のいくまで取り組む。
小節数、リフや構成、ソロのバトルと妥協なくトコトンまで突き詰める。
確かにこの曲はマサが長年の構想の末にあちこちカットして、ファニーに打診した渾身の構成。
違和感のあった部分がこれでスッキリした。
思い入れの強い曲だけに、パーフェクトに仕上げたいのは皆同じ。
あちこちいったりきたり、中間に戻ったり、後半を念入りにかみ砕いたり、再度イントロからはじめてみたり。

コーラスワークも豪華に歌えた。
アッキーは四苦八苦していたけど、徐々に克服してきていい雰囲気を醸し出してきた。
しかし、モッチンはダニー・セラフィンのフィルインやノリを忠実に再現しちゃうんだから凄いよなあ。
わかる人にはわかるところなんだけど。
実はあれがシカゴの肝。
徹底的に分解して研究したから次回で煮詰めていこう。

タッキーは昔とった杵柄とばかりに、痒いところに手の届く仕事をしている。
生粋のロッカーでもありヘヴィー・スモーカー。

残りの2曲は勢いにのってまっしぐら。

ファニーはスコアを中心に、イケちゃんへ要所要所の注意点を口頭にて伝達。
この気配りは勉強になる。

おいおい、ホットコーヒーを床にこぼしたメンバーがいる四・・・・全くもう・・・・。

予備の曲は密かにマサのお気に入り。
モッチンは別の曲に似てるから混乱する・・・と苦笑い。
克服したらしいけどね。((´∀`*))
エンディングのtromboneソロは、やっぱりイケちゃんの担当。

次回、ツッツが休みなので、タッキーとマサとでボーカルの振り分けを話し合った。

小休止を挟んで後半は再度、難攻不落な曲にかかる。
じゃじゃ馬のようなクセモノだけど、やりがいあるし素晴らしい曲。
前半は歌メロをフューチャー。
ブレイク後、後半に入るにつれ、熱を帯びるバッキング。
火花散るホーンのバトル。
エンディングも幾度かスッタモンダしたけど、なんとか終了。

壁時計が5分遅れていた・・・・。
後かたずけしながら予習、復習を重ねる。
それはロビーに移動してからも同様。

楽器運搬は協力してやりましょうね。
ご苦労さん。
お疲れ様でした。
オーナー、いつもお世話になっています。
外は雪深くて足元が不安定。

ちなみにモッチンとタッキーは世代も近くドラマー同志で近所だから1台の車に同乗。
仲良きことはいいことだわい。

STAは随時ホーンのメンバーを募集中。
ブラスロックをこよなく愛し、やる気のある者ならば無条件で大歓迎さ。
ヨロシクね!!!





















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2023年のSTAも勢いにのって幕明けさ!

2023-01-13 05:51:40 | リハーサル
皆さん、その後はいかがお過ごしでしょうか。
相変わらず、寒い日々が続いておりますが、体調管理は万全に冬の生活を満喫していきましょう。
いよいよ本格的な豪雪地獄の到来か。

そんな中でも、我々STAは元気よく年明け一発目のスタジオリハ入り(利用料金が値上がりしていた。まあ、これは仕方のない事。他のスタジオも同様だった・・・・)。
それにふさわしき布陣で臨みましたよ。
直前まで編成でごたつきはしましたが、結果的にはオーライ。
一人バンドからの離脱、トロンボーンの欠席もありましたが、それでも総勢11人が集まりました。
恐るべしSTAパワーだ。
しかも3人もニューフェイスときたもんだ。
こいつは年明け早々景気が良い。
去年に起こったスッタモンダの邪気もこれで一気に払拭だ。

顔ぶれを紹介しましょう。
まずは、いつものメンツで・・・・(カツは休み)
マサ、アキ、もっちん、ニシヤン、ファニー、2度目のライブに挑むウパ、超久しぶりのマッキー。
更には、去年スターライトでの対バン以来お付き合いのある歌姫アイちゃん。
彼女はソウルフルないかしたバンド「アイ・ソウル・シブリングス」を自ら率いています。
マサは彼女を「札幌のアレサ・フランクリン」と呼んでいます。
そして泣く子も黙る札幌アルト・サックス界隈のテクニシャン、イッチー。
彼は本来ジャズ・フィールドの人でロックは初体験。中々新鮮に響いたのでは。
多少、爆音に面食らったようだけどね・・・・。
パーカッション&コーラスにはタッキー。
彼とマサは、なんと昨日惜しまれつつ亡くなったジェフ・ベックの札幌厚生年金会館公演で席が隣同士だったという縁で知り合いになったのです。
その後、息投合。
STAサウンドクルーでのライブにも来てくれました。
ちょっとご無沙汰していましたが、元旦にいきなりタッキーから携帯に電話が入ったのです。
誕生日のお祝いメッセージと新年のご挨拶。
そしてニシヤンとは以前、スティ―リー・ダンのカヴァーバンドを組んでライブを行ったことやら、お互いに色々近況報告。
ニシヤンがSTAに加入したイキサツを説明後、その流れから唐突にマサが「パーカッションで入らない!?」と誘った。
即座に話はまとまり、メッセンジャーからラインに移行後、詳細連絡。
リハ入りへ間に合ったという次第。
本当に人生って面白い。
出会いと別れの繰り返しで紆余曲折経て、めでたくもSTAは18年目を迎えました。
驚いたことに昔もっちんとタッキーは同じバンドのドラマーとして入れ替わってもいたのです。
狭い世界だねえ。

さてさて、すし詰め状態のスタジオ内でも和気藹々とセッティング。
マサはすでに決定済のセットリストを壁に貼り付け。
初顔合わせのメンバー同士はそれぞれにマサが紹介。
愛称決めも儀式化されてきたものだ。
これも楽しみの一つ。
立ち位置決め、譜面台を立てる、ウオーミングアップ、チューニングと徐々に準備も整い戦闘態勢に入る。

マサが軽く説明を加えて演奏スタート。
いつものようにアキによるキーボードSEが轟く。
ギター&ハイハイッとのリズミカルなバッキング。
アナウンスに導かれてのオープニング。
やっぱりこいつが幕開けにふさわしい。
タッキーはSTAライブのレポートがフェイスブックにアップされるたびに曲目がツボにはまりそそっていたそうだ。
でもパーカッションは初プレイ(カウベルは持っているそうだけど)
例によってニシヤンのときのようにマサが一式を貸し出す。
景気の良いサウンドを鳴らしていたよ。
(もっちん、ニシヤンとはすでに一緒になって盛り上がっている)
ズラリと並んだホーンセクションが壮観。
さすがにゴージャスなメンツだけにサウンドがめちゃ凄い。
音圧が半端ない。
もう圧倒的さ。
マサも数か月ぶりのリードボーカル。
このメンバーでの演奏は初だけにあちこちラフな仕上がりだけど、それをも凌駕する迫力。
マサのジャンプ一閃でエンディングの締め。
とりあえず1曲、1曲を噛みしめるように進行。
細部にわたっての打ち合わせ。
ホーンセクションはファニーを中心にスコアと睨めっこ。
メモを取りながらも反復。
ひじょうにややこしいパートが散見するだけにボウっとしていると混乱を招く。
回数を重ねていくと、皆百戦錬磨だけにドンドンと吸収していく。
そのお手並みは気持ちいいほど。
体も温まっきたようだから、お次の番だよ。
アキの鍵盤フレーズからマサのMCイメージ導入。
マッキーもコーラスで奮起。
頼もしい存在。
モッチンのグルーブは説明不要。
職人肌のドラミングはリスペクトされて当然の存在。
安心してアンサンブルを組める。
臨機応変に対処できる技も見事の一語に尽きる。

お待たせしました。
ここからアイちゃんの登場。
去年4曲を決めてずっと念入りに練習を重ねてきたそうだ。
それが随所に現れているよ。
カナダに留学していた友人から英語発音の手ほどきもうけたそうだ。
彼女の職場はイヨちゃんと同じ。
しょっちゅう会っているから、彼からもアドヴァイスをもらったそうだ。
熱心で微笑ましいねえ。
コーラスワークも「俺もかなり忘れちゃったけど、たぶんマサさんならばこう出てくるはずさ」なんてやりとりをしたそうです。
目に浮かぶ光景だ。

STA唯一のバラードに着手。
この歌にもアイちゃんはそうとうにてこずったご様子。
メンバー達も、ブランクがあっただけに迷う場面が多い。
何度も演奏ストップ。
アイちゃんがコードの一つ一つを各奏者ごとに演じ分けてもらって歌ってみる。
この曲って以前にもサビで揉めた経緯がある。
原因はよくわからないんだけど、複雑なアレンジ故に奥が深い。
グラミーでベスト・アレンジメントを受賞しただけはある。
とっても勉強になる。
もちろん、個人個人で反復練習に勤しんでまとめてくるでしょう。
エンディングの約束事もここで確認。

お次もじゃじゃ馬ソング。
珍しくもベースのリフからイントロに突入。
アイちゃん、このボーカルも難しかったそうだ。
発音もメロも癖だらけだもんね。
でもとっても楽しんでいるようだ。
メンバー達も各自が必死だけど、グイグイと牽引している様は圧巻。
エンディングのブレイク連発はユニーク。
ここは何度も繰り返して飲み込んでいく。
アイちゃんのアイデアで最後の1音はカット。このほうがカッコいい。

ディスコナンバーも復活。
アイちゃんの希望でコーラスをもっと増やしてコール&レスポンス。
ハイトーンも加えていく。
エンディング突然のブレイクもお約束。
3分足らずのストレートでシンプルな構成ながらも落とし穴あり。
タッキーもコーラスを担当することにこの時決定した。
いい声しているもんなあ。
「レッド・ツエッペリン」もショウちゃん帽もお似合いさ。(アイちゃんが「ツエッペリンが好きなんですか?」とロビーで聞いていた)
アイちゃんも受付からタンバリンを借りてきた。

ダメ押しとばかりにヒートアップした頃合いを見計らって大やけど覚悟のうえで怒涛の猛攻。
もっちんによる4カウントからジャジーでハードで曲者のブラスロックへ。
歌い回しに苦慮しつつ、早口箇所も難なくクリア。
アイちゃんいわく「もっちんさんはいいんだけど、演奏がのっぺりしている。
もっとメリハリを」と要求。
再度のプレイで見違えるほどに急成長。

2番の歌詞をカットする曲が多いので戸惑うシーンが多かったけど、スムーズのフィナーレ。

タッキー、イッチーも必死に追随。
曲ごとに入り組んだ凝った作りばかりでやりがいは十分。

予備の曲は入り口などをニシヤンがもっちんに口頭で伝達。

アッという間に一通りを終えた。

小休止を挟んで後半戦。残り時間を駆使してアイちゃんらを中心により緻密に練り上げ。
メドレーの再現。

一切の妥協も許されない、中身の濃いリハーサル。
最後はアイちゃんのリクエストを募って締め括り。

皆、ヘトヘトになったんじゃあないかい。

その熱気はロビーに出てからも収まらなかった。
外は厳しい寒さなんだけどね。((´∀`*))

この度のライブイベントはアキ初の主催。
しかも、小樽ゴールドストーンだ。
対バン達も、皆気心の知れた仲間ばっかり。
ワクワクするね。
アキの夢が遂に実現するわけだ。
彼女は3つも出演。
リーダーを務める「マ・シェリ」、マサもメンバーの「パープル・ブリンガー」、STA はオオトリ!!
(ちなみにトミー、ウミちゃん

これは目玉のコンサート。
話題騒然。
タイムテーブルも固まり、バンド達も来るべき日をめがけて虎視眈眈と集中していることでしょう。

さあ、来週の最終リハが待ち遠しい。
予習も含めてライブの調整。
あれ!?本番まであと8日しかないのかあ・・・・( ゚Д゚)
もはやカウントダウン体制さ。

皆さん、よろしくね。

追伸・・・・STAでは随時ホーンセクションのメンバーを募集中。
やる気があって、共に燃え上がれる奴ら限定だよん!!




































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2022年のしめくくりスタジオ・リハ入り!

2022-12-16 21:01:27 | リハーサル
はい、皆さん、その後いかがお過ごしでしょうか?
冷え込みが益々厳しくなってきましたね…。
2022年も残すところあと二週間あまりとなりました。

我らがSTAは本年の締めくくりライブイベントに出演の為、スタジオ入りしてきましたよ。
バンド結成時からずっとお世話になっているスタジオクリームだ!
今回の編成はトロンボーン無し。
更にトランペットも急遽参加不可となり、それでもサックス3管楽器で網羅。
な、な、何とアルト、テナー、バリトン!
こんな組み合わせはSTAで長年活動していますが初めての体験さ。
まあ、良い機会だから、思いっきりスリリングに楽しみたいと思います。
火事場の馬鹿力を久しぶりに発揮だ。

早速、トランペットソロ数曲分をスコアで振り分け作業。
と、言ってもアルトのミキティに全て一任する形となりました。
ミキティ頑張れ!
そんな彼女はSTAの前に、杏里のカバーバンドでも出演するのですよ。
これは大変な作業だ。
メンバー皆でガッツリとサポートしなきゃあね。

そんな感じでいつものように和気藹々と集合しましたよ。

もっちんは元気いっぱい。
マッツも単発リハだけにやる気満々!
ウパ君も、すっかりとバンドに馴染んできたよー!
アキはバリエーションをより膨らませるべく初めてキーボード2台をセットして意気込んでいる。
そしてツッツー、ニシヤン、マサというお馴染みの顔触れ。

セトリは完璧に固まっているのでサラッとウォーミングアップ感覚で流してみる。
今回はちょい趣向を凝らしながらの取り組み。
テンポもよりシビアに。
マサはライブ会場となるソリッドのイメージを解説。
ステージではバンド入れ替えとセットに20分あるので余裕綽々だ。
その際のサウンドチェック用ナンバーを決める。
白いカーテンの仕切りがあり、司会者は無し。
頼りになるスタッフは陣取っている。
OKサインからアキの発するSEにのってもっちん、ニシヤンの刻みが追随。
マサのナレーション開始!
カウントから怒涛のスタート。
何も言わなくても、マッツとミキティがトロンボーンとトランペットを華麗に奏でる。
お約束、エンディングのベルトーンも完璧。

マサともっちんによるフィニッシュもじっくりと取り決め。 
と言っても迫力のアクションを織り交ぜての合図で合意!

もうたくさん場数を踏んでいる連中ばかりだから、既に細々とした説明は皆無だ。
飲み込みが早いんだよね。
目立ったミスも少ないし、機転も効く!
センスも抜群!
素晴らしい事だ。
でもこれに安住する事なく、ステップアップを図る。

マサは管楽器メンバーやツッツーに質問。
冬になると空気が乾燥するから、喉に負担はかからない?
皆、やはり違和感があるらしい。
ツッツーはオリーブ油を常に携帯してるとの事。
実際に見せてもらった。
ネットで調べたらしく、これをちょい飲んだだけで喉は滑らかになるそうだ。
皆は関心しきり。
全く知らなかったマサは早速それを取り入れた。
色々とミュージシャンはデリケートだから苦労しているのですよ。
風邪をひいても回復までに結構な期間を要するのだ。

今回、ライブにおける鬼門とも言える曲はシカゴ初期の隠れた名曲。
以前に在籍していたメンバーいわく、これはロックではなく完全にJAZZだ、との事。
スコアにも「ファストJAZZワルツ」と記載されている曲者。
プレイ経験のあるマサやファニーも、これに関してはいつプレイしたのかを思い出せないくらい長年お蔵入りになっていたのだ。
勿体無い限り。
だって当時はまともにプレイできるレベルではなかったからね…。
先週も何度かプレイするも、幾つかの問題が発覚。
まずはカウント。
今までは123.123だった。
もっちんはシカゴのライブテイクを念入りに研究。
すると1234.12.1234だという。
真ん中をとって1234.12に決定するも、終盤になってからミキティがカッコイイと絶賛していた1234.12.1234に落ち着いた。
こんなカウントは初。
でも、マニアックで痺れる。
さすが職人ドラムもっちんだ。
慣れるまでが厄介だけどね。
もっちんは
「誰かカウントをとって!」と要望を出すも却下。
イントロだけでも、非常にややこしいリズム構成。
もっちんのフィルとバスドラムもキーポイント。
この曲を熱望していたアキくんのキーボードソロも聞き何処。
でも残念ながら音が小さい。
もっちん、ツッツー、ニシヤンらが色々と取り囲んで対策を練る。
ケーブルや差し込み場所をチェック。
ツマミもガリが出て酷い。
接触不良だ。
キーボードアンプを使用する事に!
こちらの方が図太くロックテイスト風味があり気持ちいい。
小休止でアキくんがロビーへコーヒーのおかわりに行った時にオーナーのキンさんに「キーボードアンプをやっと使ってたね!
ライブでもできるならばアンプを使用した方がいいよ」とアドバイスをもらう。
よく聞き分けができるものだ。
プロのミキサーだもん。
ありがたいことだね。
話を戻して、その曲の続き。
テンポがどうしても速い!
多少は速くも様になるけど、ライブでは大体もっと速くなるものだからね!
でもツッツーはこの曲のキーが自分にピッタリとフィットしているようでお気に入り。
もっちんは
アキにも「コーラスを歌って」とリクエスト。
エンディングのニシヤンが奏でるチャラーンのコードが極め付け!
過去を振り返ると全パートがあらゆる点で完成度が高い。
とにかくこの曲にかける気合いはデカイ!
もっちん曰く
「2022年の締めくくりにはもってこいだ!」
とのこと。

予備曲もそつなくまとまってきた。
ここでも、もっちんはコーラスワークを要求!
これはややこしいんだよ。
何たって、ビーチボーイズ風なんだから。
来年からはもっちんにもコーラス、そしてボーカルを任せるから覚悟のほどを😆

残り時間はあるけど、皆さん、リハはもう終わりにしたい雰囲気。
そこにウパ君が「納得いかないパートがあるからテンポダウンしてやり直したい」と意見!
確かにこれは至難の業。
「もっとゆっくりして」と言われて噛み締めるように全員がその中間パートを2テイク再現。
いけそうかなあ?!
これは力業で乗り切るぞ!

さあ、ライブ当日はチケット予約がチラホラ入ってきてますよ。
STAのメンバーは掛け持ちバンドが多数。
もっちんは
オープニングアクトのご存知、主催者ヒコちゃん率いるテイクオフでもドラムを叩きます!
ミキティは先述通り杏里のカバーバンドでも熱演。
マサ、アキはディープパープルのカバーバンド、パープルブリンガーでも暴れまくります。

コロナも豪雪も、たちまちのうちにぶっ飛ばしてやるさ!
一致団結して盛り上がりましょう!
会場でお待ちしてます。
宜しくお願いします🤲^_^

追伸…
アキのキーボード2台セットの件。
2バンドそれぞれに1台づつを使い分けるそうです。
つまり2台を1バンドには使用しないとの事。
最高の機能をフル活用してビッキビッキに弾きまくりだ!

STAでは管楽器とパーカッションのメンバーを急募してます。
シカゴ、ブラスロック大好きな方。
性別、国籍、年齢不問!
一緒に燃え上がりましょ!




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気がつけば師走に突入していたんだね!!・・・・(-_-;)

2022-12-07 19:37:12 | リハーサル
早いなあ・・・・もう今年も残すところ数週間だ。
マジにアッという間だね。
今年のSTAは濃厚で充実の1年間でした。
相変わらずメンバーの出入りは激しいし、コロナ禍で四苦八苦しながらもおかげさまでコンスタントにライブ活動はできた。
あとはホーンセクションの固定化が当面の課題。
それさえ乗り切ればグッと飛躍できるはずさ。
妙な都市伝説まで飛び交うSTAではありますが、まあそれも長年活動している故の事。
シカゴ、ブラスロックのわかる方には、もはや説明なんて皆無でしょう。

さてさて、今年の集大成ともいえるライブが18日(日)に札幌にて開催されます。
主催者はご存じ彦ちゃん。
例の「フレンズライブ」
対バン達もお馴染みの連中ばかり。
2022年の締め括りとしては申し分のないシチュエーション。

詳細はこのSTAブログ内「ライブ告知」欄を参考にしてくださいな。

つい先日、1回目のリハを「スタジオ・クリームKスタジオ」にて行いました。

今回は変則の9人編成。
ただ、トロンボーンはいません・・・・残念ながら。
顔ぶれは・・・・マサ、アキ、マッツ、ツッツー、もっちん、ファニー、ミキティ(超久しぶりの合流!!)、ニシヤン、そしてニューフェイスとしてウパ!!

ウパくんはアキがメンバー募集のサイトで知り合ったそうで、満を持しての参加。
STAの存在は以前から知っていたそうです。
それならば話ははやいね。
とても気さくで話好きな男性。
木管楽器全てを所持しているマルチ・プレイヤー。
あちこちでハコバンの経験も豊富だから頼もしい限りさ。
偶然にもモッチンとはかなり前から面識があったようで、意気投合していましたよ。
今回は、トロンボーン不在なので、ウパくんは修理に出してたバリトンサックスでプレイするように調整してきました。
リペア完了にはギリギリで間に合ったんだけど、あまり調子は良くなかったみたい。
つまりSTA はアルト、テナー、バリトン・サックス編成なんだけど、初回のリハはマッツ休みでした。

ミキティは相変わらずアクティブにあちこちでバンド活動を行っているようで、この日も近くのスタジオでリハ中のところを、途中から抜け出しSTAに10分遅れで駆け込みでした(笑)

とにもかくにも、最近、急激に冷え込んで雪も降ってきた。
路面はツルツル状態だから、皆、気をつけてね。

ロビーにて和気藹々とくつろいでいたらオーナーのキンさんからご案内をうけてスタジオへ。
ホットコーヒーを手にしている者も数人います。
アキも修理から戻ってきたばかりのキーボードで指慣らし。
先にセッティングのために入っていった。

モッチンは最年長なのに一番元気一杯でほがらか。

前日に小樽ゴールドストーンでライブ出演したメンバーもいる。
タフな連中だ。

マサは今回用のセットリストを壁に貼り出す。
力の入った内容だ。
ライブ会場は最近、ちょくちょくお世話になっている「ソリッド」
ここは元ヴィニーズのクボタくんがミキサー&店長を務めているので安心さ。
STAのことなら細部まで熟知しているからね。
メンバー達にもSTAソリッド・グループラインにて楽屋、タイムテーブル、入りの時間諸々を伝えている。

前半の時間は初参加メンバーもいるため、1曲ずつじっくりと練り込み。
モッチン曰く「年末にふさわしい選曲」と絶賛。
シカゴ多めなのがうれしい限り。
予備曲を含めて6曲だもんなあ。
どれもこれも個性的な難曲ばかりだ。てこずった
特に新たに加わったクセモノには若干てこずった。
この曲はアキの熱烈ラブコールで導入したもの。
やっと念願が叶ったアンバイ。
スコア表記によれば「ファスト・ジャズ・ワルツ」
かなり前に在籍していたトロンボーン奏者が「これはロックじゃなくジャズだ」と断言していた。
そういうもんかよ。((´∀`*))
ツッツーいわく「この曲はとっても楽に歌える」とご満悦。
ちょっとだけコーラスが入るし。
3分に満たない曲なんだけど、そんなこと微塵も感じさせないくらいに無駄のない凄まじき曲。
事前にマサとモッチンとでカウントのことでいくつか意見のやりとり。
で、実演では数か所、手直し。
テンポもじっくりとモッチンがドンカマを取り出して研究。
アキはニシヤンに1つのコードを口頭で説明。
とにかく一切の妥協をゆるさないほどの真剣勝負。
だらけた態度なんて許されない。
マサもファニーもこの曲を演奏したのがいつのことか思い出せないくらい。
初演のメンバーがほとんど。
でも、皆、けっこう気に入っているようだ。
バッキングもだけど、なんたってオルガンのソロが大注目だ。
(ロバート・ラムは片手で弾いているラインがあるそうで、そこが鬼門とのこと)
音量が小さかったけど・・・・
そういうわけで、この曲は一番テイクを重ねました。
その都度、形になってきた。
まだまだだけどね。

すっかりSTAのライブはオープニングとラストはお約束となってきた。
何度かライブを見た人ならば説明不要。
これらは外せないよ。
象徴的な扱いなんだから。
誰が何と言おうと揺るがない基本コンセプト。

メドレーの部分も馴染んできたね。
ここらもグッとくる趣向がこらされているし。

マッツのソロ・パートが2つあるんだけど、そこはファニーが1曲だけ代用で吹いていたよ。

STAの弱点でもあるコーラスワーク。
これはもっちんも加わってより強化していきたい旨を伝えたよ。
彼は長年、他のバンドではリードボーカルも担当しているんだからさ。
もっちんもそろそろSTAというバンドを把握してきたようだ。

そのSTAは、今まで数えきれないくらいにリハを行ってきたので、大体の空気感は理解できてきたでしょう。
だって今度のライブで195本目だ!!
驚愕の一言。
よくぞここまで・・・・・という気持ちが正直なところだ。

今は勘の鋭いメンバーばかりだから、ちょっと解説するだけで、速攻でまとまっちゃう。
時々、勘違いや噛み合わない場面に遭遇することもあるけど・・・・。

小休止&写真撮影を挟んで、後半戦。

本番さながらにメドレーやMCの箇所もそれなりに進行。
ソリッドの司会者はなし。
白いカーテンがステージ前方にかけられているので、その状況をイメージトレーニング。
持ち時間は30分。
セッティングに20分。
余裕だね。
アキは2段重ねのキーボードに挑戦するそうですよ。
勉強熱心だね。
これでバリエーションは更に膨らむ。

当日はジャンルもバラエティに7バンドの出演。
初めてのバンドもいくつかあるね。
な、な、なんとSTAは華やかにオオトリをつとめる!
そして巷で今話題騒然のディープ・パープル・カバーの「パープル・ブリンガー」も登場。
モッチンが在籍するチューリップ・コピーの「テイクオフ」もトリ前だ。
こいつは賑やかになること請け合いだ。
楽しみでしかたないね。
最近のライブイベント中では、圧倒的に群を抜いている。
これを見逃したら後悔するよ。
マサは先月のライブ打ち上げでお客さん数人をゲットしちゃった。

そういうわけですから、ぜひとも足を運んでください。
地下鉄駅から歩いてすぐだよ。
一同、心よりご来場をお待ちしております。

追記1・・・・STAではホーンセクション&パーカッションのメンバーを随時、募集しております。
一緒に熱きド迫力のシカゴ&ブラスロック・サウンドを創造してみませんか!
よろしく!!

追記2・・・・スタジオで後かたずけを済ませて、ロビーへ。
あ、この日はサッカー・ワールドカップ!。
夜0:00試合開始!!
対クロアチア戦。
サムライ・ジャパンの勢いやいかに!!??
マサ、アキ、モッチン、そしてオーナーや他のバンドマンもテレビにかぶりつき。
そうこうしているうち前半戦に前田が先制。
彼にとっては初得点だ!
熱狂の渦。
日本中がエキサイトしたねえ。
たまりませんよ。
アキは、にわかサッカー・ファンになっちゃったとさ。
そのまま、ハーフタイム。
ここで我々も帰宅。
続きは車内テレビで観戦しちゃいました。
試合の結果やいかに・・・・!!??
















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久しぶりに野郎ばかりの編成でスタジオリハだあ!

2022-11-02 16:53:00 | リハーサル
急激に冷え込みが激しくなってきたけど、皆さん、その後いかがお過ごしでしょうか?

我々STAは秋のビッグイベントに向けて意気揚々と音作りに精進していますよ。
前回のレポートに記した通り、当初12人編成だったところ、1人離脱。
よって11人編成にて先週はスタジオリハでした。
ところが、今回は次々と欠席者が出て5人が欠席…( i _ i )
6人にてスタジオリハ入りしました。
久しぶりの野郎ばかりで多少ワイルドながらも、ロックカラー濃厚に攻め立ててみました!^_^
まあ、これはこれで楽しいものだ。

メンバーは
マサ、もっちん、ニシヤン、ファニー、マッツ、そしてツッツーだ!

少人数だからセットアップが早い!
余裕を持ってスタート!
良い機会だからじっくりと腰を据えて取り組みました。
ホーンが2人故に頑張ってましたよ。
先週はマサ、ニシヤン、もっちんでレッド・ツェッペリンの「幻惑されて」のさわりをやってニンマリ!
今回もニシヤンが「ビギニングス」「ロウダウン」のイントロを弾きはじめたものだからまたもっちん、マサが追随!
もっちんなんて曲のタイトルも知らないのに、しっかりとパーフェクトに叩き込むから大したものだ。
さすが巨匠。

その、もっちん曰く
「この人数だと、1人1人の音が鮮明に聞こえてきて面白いね!
前回はさすがに迫力があるサウンドだったけどさあ!」

そうだよね。
STAは器用なバンド故に、それなりにこなして乗り越えていく事ができます。
まあ、最終リハにしては寂しい限りだけど、仕方ないさ。

6人だから、意見交換も比較的にスムーズ。
いつもに増して、密な話し合いもありました。
収穫もデカイ。

セットリストに沿って、完全に本番さながらに流してプレイ。
時間はたっぷりあるから吟味しながらの探り合い。

マサはタイミングを見計らって各曲の説明に余念がない。
皆も関心しなからきいている。
こんな状況も以前ではありえなかった。

マッツ、モッちんもすっかりバンドに馴染んできた感あり。
頼もしい存在だ。
先週のリハはほとんどの音は固まっているので余裕です。
いつでもライブに出演できる勢いだ。
細かな説明なんて皆無だ。
時にはジョークも飛び出したりして和気藹々!
アドリブも増えてきたけど、その一つ一つがこれまたカッコイイフレーズ満載!

マッツのテナーサックスソロが見違えるほどに磨きがかかってブローしていてビックリ!
本人は謙遜していたけどね!
貫禄のファニーはひたすらにパワフルなハイノートをヒットする。
ニシヤンはおどけて、例の曲でキースリチャード振り付けを決めまくる!
エンディングにおける、ギターチョーキング12連発に絡みつくモッちんのリズムワークこだわりがスリリング。
締めくくりはマサの合図でバッチリ。
回を重ねる度に息があってきた。
このノリが最高のロックだ。
決してスコア上で表現できない間合い。

ツッツーは正確なピッチでシャウトを連発。
ソウルフルな喉は健在だ。
また、マサとツッツーによるツインリードボーカルも深みが増し、確実に成長の兆しが見えてきた。
リズムセクションも最高のコンビネーションを発揮!
やはり生の人間が組むのだから
テクニックはもとより信頼関係は大切だ。
相性も含めてね。
長年の苦労がやっと報われつつある。
なんたって屋台骨なんだから。
肝心要な箇所でぐらついていたんじゃあ、話しにならない。
阿吽の呼吸で間髪入れずに噛み合う瞬間がたまらない。
これは事あるごとにもっちんとマサはミーティング済み。

一通り演奏を終えて小休止。
もっちんはロビーでホットコーヒータイム!
STAの曲はどれも癖があって難しい。
しかも、スタミナ消耗率が高い。
今回は特にそれは顕著。
後半の雪崩れ込むような激しいメドレーは強烈。
どのパートも休む暇がないくらいだ。
生半可な気持ちでは身が持たないよ。
メンバー交代が多い一因でもある。
根性を入れて取り組んでいます。

タイミングよく12月のライブもこの6人が中心。
マサは予告編として、差し替えの曲を一曲伝える。
iPhoneから早速YouTubeで音源を流す。
2分36秒だけど、めちゃくちゃに濃厚。
ファストJAZZワルツ。
やりがいあるよん。
それに代わる入れ替えの曲でちょい確認してから、決定!
もっちんは
「年末にふさわしい曲!」と、好感触!
さあ、目標も定まったので怒涛の後半戦!

10時から30分ぴったりに収まった。

 テンポももっちんが気にしていたのでOKを出した!
変拍子やら、変態的な展開があるから大変さ。

やるだけの事はやり尽くした。

残り時間はマッツのリクエストに応える形で取り組み。
キツい1発だけど、たまらない魅力がある!

さあ、日曜日の6日はSTA11年ぶりのエポアホール!
ワクワクすること請け合いだ。
宜しくお願いします🤲!
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急激に冷え込んできましたね・・・・・

2022-10-27 16:46:53 | リハーサル
さてさて、皆さま、その後いかがお過ごしでしょうか。
我らがSTAは相変わらずの絶好調。
来年2月までのスケジュールも正式に決定済み。

先日は来月に出演するライブ・イベントのためスタジオ入り。
バンド結成時から17年間もお世話になっているスタジオ・クリームKスタです。
なんたって、11年ぶりの出演でもある「エイベッツ・エポア・ホール」だけに、俄然力も入りますよ。
あそこのステージは広いし、楽屋もロビーも申し分なし。
対バンもジャンル豊富に猛者揃い。
今から楽しみでワクワクな気分。

STAも負けじとスペシャルな編成で本番にのぞみたいと思います。

今回は当初12人編成だったのですが、アルトサックスのカタボウが健康上の理由で残念ながら不参加という事態に・・・。
本来バリトンだったミユキが急遽、アルトサックスに変更して合流しました。

11人メンバーの顔触れは・・・・・
マサ、エンちゃん、マッツ、モッチン、みゆき、マッキー、ツッツー、ニシヤン、ファニー、アキ、カツ!

どうです、もの凄いメンツでしょう。
常連組もいれば、超がつくほどにご無沙汰の者も。

よって最大限パフォーマンスに集中するべく、セットリストにもひねりがきいています。

11人全員が意気込んでのスタジオ入り。
初めて演奏する曲があるメンバーもいてチェックも入念に。

予備の曲を含めて11曲がズラリ。

いつものように決定済のセットリストを表に書き上げてマサが壁へ貼り出す。
ポジションの確保、次いでチューニング、セッテイング、ウォーミングアップ。
マサ、ニシヤン、モッチンはその合間にレッド・ツエッペリンをなぞってニンマリ。

ブラス隊は事前にファニーが清書して配布したスコアと睨めっこ。
色々と打ち合わせ中。
口頭で云々よりもまずは音で確認だ。

ゴーサインをマサが発すると早速アキがSEサウンドをぶちかます。
ニシヤンとモッチンのバッキングが冴えわたる。
とにもかくにも、モッチンの加入は、すべてにおいてSTAへ膨大なる飛躍を遂げさせてくれた。
良い意味で全員に波及効果もあるムードメーカー。
しのぎを削るようなせめぎあい。
抑揚のつけ具合が絶品。
今までのようなくだらない凡ミスもなくなった。
つまり余計なストレスは消えうせた。
とどのつまり、プレイに全力で集中できるのさ。
これこそ理想形だよね
ここまで、たどりつくのにどれだけ年月を要したことか・・・・・。
果てしなく長かった・・・・。
そうこうしているうちソロバトルに突入。
余裕の表情で各自がこなす。
カツはクールに、ファニーはヒステリックに、ニシヤンはよりヘヴィーに。
締め括りは当然、モッチンによるいぶし銀のフィルイン。
ツッツーの図太い喉が吠える。
変拍子、コロコロ変化するリズムもなんなく乗り切る。

アキちゃんがお得意のピアノタッチで引き続き牽引。
ミユキが手拍子を求める。
軽快なるピアノポップロックも安定感が増してきた。
マサ、ツッツーによるツインボーカルも益々噛み合ってきた。
そこへマッキーもパカッションとコーラスで、より豪華絢爛なる彩を添える。
なんという贅沢な響きか。

モッチンがタイミングを見計らってことあるごとに、意見を述べてまとめ上げてくれる。
信頼度は抜群だ。
百戦錬磨のドラマーだけに何でも正確無比に叩きこなす。
惚れ惚れするほど。
誰もがリスペクトの視線をおくるのもうなずける。
それをちっともおくびにも出さず、謙虚な姿勢をくずさないのだから御見それしちゃう。
今まで、どれだけしょぼい連中をみてきたことか。
そいつらにまとめてモッチンの爪の垢を煎じて飲ませたいほど。

2分ほどのインストを今回はマッツにソロを託した。
1テイク目はイマイチだった。
2テイク・・・も納得がいかず。
でも、モッチンの提案で若干の前進。
小節数を数えて、メインリフ。
キーボードの旋律に追随してからのテナー・サックス・ソロ。
もう一息。
ニシヤンも「キーボードのグリッサンドにのっかって、ハイトーンのサックスで」
数テイク目で見違えるほどの完成形を見た。
素晴らしいなあ。
以前の状況では絶対にありえないことだ。
実は、このモッチンのさり気ないやり取りも緻密な計算の元に構築されているのだ。
アキは取りつかれたかのように必死の形相で何度もグリッサンドの練習。
また指を怪我するよ((´∀`*))
名誉の負傷・・・・。

間髪入れずモッチンによる4カウント。
ナイスなタイミング。
ツッツーのノリも冴えわたる。
よりエモーショナルに。
ニシヤンはこの曲の時には必ずコード流しの度、キース・リチャード・アクションをワイルドに決めてニンマリ。

ここからは後半戦。
スタミナとの勝負だ。
誰もがヘトヘトになるコーナー。
そうとうにキツイよ。

ディスコの定番でまずは熱を帯び情け容赦なき畳みかけを図る。
マサはマッキーにコーラスとパーカッションを促す。
この追い打ちで厚みは倍増。
初歩的な事故も消え失せたのはけっこうなことだ。
一発でバッチリだもんなあ。

この度の鬼門とも言える曲。
2分ちょっとの作品なんだけど、最初から最後まで全力疾走。
過酷だよ・・・・。
ヤワな輩だと即座にぶったおれて担ぎ出されること請け合い。
ファニーも思わずもらした「これをやるのは、いつ以来だろう‥‥」

ふやけたヤツならば、このあたりでリタイアしているところ。

続くのはジャズテイスト満載な怒涛のせめぎ合いソング。
モッチンがグルーヴィに絡みつく。
この曲は今月マサが24条マーキーへ見に行ったモッチン在籍のベテラン集団「ちゃんこバンド」でも取り上げていた。
6人組でホーンは無し。
シンセブラスのアレンジで見事に再現していたよ。
思わず舌を巻いちゃった。

ラストはお約束。
この頃には体もほぐれてきてバッチリと乗り切った。
カツも気合十分に吹きまくる。

予備の曲は落とし穴が散見するから慎重に。
大好きな曲だけにやりがいもある。
ツッツーのナレーションも嬉しい限り。
モッチンとマサとでシンコペーションのやりとり。
遊び心も加えて実験的な要素も散りばめた。

小休止。

ロビーではホットコーヒーが良く売れているよ。
エアコンからもっと冷風が欲しいよう。
モッチンが扇風機を全開に回す。
アキは写真撮影にも奔走(ここでの掲載フォトも彼女の作品)

後半のリハは早くもメドレー展開。
呑み込みの良い連中ゆえに、コンスタントにのり切っちゃう。
問題はバテバテになりそうな折り返し点。
一致団結してトライだ。
役割分担して乗り切る所存。
ペース配分も巧みに計算。
ハイトーン・シャウトも休みなしで声が潰れそう。
アキが「最後はコーラス、パーカッションで参加したい」とマサに申し出る。
もちろん、喜んでよろしく!
オーナーにタンバリンを借りてきて使用。

休む隙なんて皆無。
ボウっとなんかしていられないよ。

モッチンいわく「さすがにこれだけホーン・セクションがいると凄まじいね」
この言葉には納得だ。
それもモッチンの存在感があればこそ。
彼のドラミングは手数も多いし、小技も効果ある。
でもちっともうるさくない。
かゆいところに手が届くという感覚。
バッキングに徹しつつも、しっかりと自己主張は忘れないカッコよさ。
理想のドラマー。
俺が、俺がと、ちっとも周囲に対する気配りのかけ自己満足のの十把一絡げとは比較にならない。
典型的なプロフェッショナル。
バカ力で叩く勘違い野郎とは違い、無駄のない匙加減が芸術的。
スティック・ワークも美しい弧を常に描く。
本人はちっともこれには納得していないけどね。
それだけ奥の深いジャンルでもあるのですよ。
だって、モッチン曰く「シカゴは観賞用の音楽」と線引きしていたくらいだ。
それだけやりがいのある世界だということ。
次のリハ、そしてライブで更に燃えるよ~~~!!

OH~YEAH~~!!!





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STAの果てしなき旅はまだまだ続くのだよ。

2022-09-28 23:12:40 | リハーサル
このブログ記事は意外にも多くの方々が閲覧しているようだ。
時々、その反響の大きさには、書いてる自分もビックリするほど。
そのほとんどが好意的な人々なんだけど、たまには辛辣な輩も出没するね・・・・。
まあ、そんなのも含めて、今後もバリバリに前進あるのみ。
強靱なるメンバーも得たことでもあるしね。((´∀`*))


さてさて、今週の土曜日はライブ・・・というと、すでに10月だよ。
そういうわけで、先日は次回ライブのためのスタジオ・リハがありました。
最終リハ・・・・といっても、いつものように2回のみ。

今回はファニーとツッツがスケジュールの関係上、残念ながら欠席。
編成は8人だったんだけど、急遽、都合がついたという知らせがミユキから入り緊急参戦。
めでたく、9人編成に落ち着きました。
2人欠席の7人がスタジオに大集結だ。

マサ、アキ、ニシヤン、かたぼう、みゆき、カツ、そして新メンバーのモッチンが例のバイクにまたがって、バリバリと勇ましく登場!
カッコいいなあ!
バイカーには、憧れちゃうよ。
思わずステッペン・ウルフの「ワイルドでいこう」がBGMで轟いてきちゃう。
ちなみに、モッチン曰く「MOCCHIN」が正式な表記とのこと。
「ポール・マッカートニーみたいなスペルでしょう」とは本人の弁。
なるほどねえ((´∀`*))
捻りがきいている。


さあ、室蘭ライブは初だけに、一同気合も十分。
アキ、カツにとっては故郷への凱旋だ。
先週は8人フルメンバーで詳細に突き詰めていたので、今回はよりスムーズに進行。
前回は休憩なしで大ヒンシュクをかったので、今回は小休止の場を設けた。
本当は訓練も含めて、ノンストップでいきたいところなんだけどね。
その辺は難しいところだ・・・・。

もちろん、もっちんはスタジオ2回目のSTA。
それなのに、もう十分に仕切る、仕切る。
すでに何年も前からのメンバーみたいだ(STAのライブは何度も見ているけれね。もちろんシカゴ&ダニー・セラフィンのファンだよ。)
それでいて、和気藹々な雰囲気を醸し出すのはモッチンの温厚な人柄からか。
百戦錬磨の猛者だけに、気遣いから要領にいたるまでパーフェクト。

STAが数段グレードアップしたのが、手に取るようにわかる。
これが本来のバンドのあるべき姿だと痛感した次第さ。
効率の良さもピカイチ。
よくぞまあ、この短期間にこれだけの難曲を把握してきたね。
彼持参のトラの巻を見せてもらったら、暗号っぽいものがビッシリと書き込まれていた
不明点があれば、知ったかぶりせずに納得のいくまでとことん意見を交わす。
そして一度、理解したものはドンドンと吸収していき、己のモノとして取り込んでいく。
その様は理想的で感動的だよ。
モッチンに言わせれば、当たり前の事なんだけど。

マサは理想的なリズムセクションの相棒を得て、天にも昇るような気分さ。
思わずリスペクトしちゃう。
こんな気分に浸ったのは、自他ともに認めるシカゴ通のヤス以来だね。
この2人は全くタイプの違うドラマー同志だけど、実力ともに甲乙つけがたいほど。
屋台骨だけに、ここが肝。
肝心要な心臓部。
モッチンはジャンル問わず器用な男だから、グルーブもアンサンブルの構築もお手のものだけに楽しみでワクワク。

前回はモッチンを中心に、1曲1曲ごと噛み砕いて説明しながらのプレイ。
それの延長上で、今回はメドレー、MC部を本番さながらに付け加えて実践。
結果はスムーズすぎるくらい。
だって呑み込みが素早い。
一度覚えたことは絶対に忘れないで、アレンジまで加えていく。
カウントやタイトルコール、エンディングの合図、ソロのタイミングなど、より突き詰めての導入。
ほとんど、深刻な問題はないみたい。
ファニーの穴はミユキが補填。
オープニングのソロとかね。
ツッツの部分はマサが担当。
唯一、ツッツがテナーでソロを吹く部分も事前の打ち合わせはなかったけど、さり気なくミユキが担当。
阿吽の呼吸。
カツはアキからのリクエストに応えてブルース・ハープを担当。
12月のウィズユー以来だよ。
アイディア満載な試み。

細かいことを言えば小節数の勘違いもあったけど、すぐに修復。
イントロへのベース追随事故も深刻だったけど、これは帰宅後のモッチンからマサへ後日に提言があった。
すかさずマサがラインで返信。
それではラチがあかないので、電話でトコトンまでやりとり。
これで納得のゆくまで突き詰めた。
ここまで真剣に取り組んでくれているので、やたらと盛り上がってしまった。
もう1曲はいきなりブレイクするディスコ・ソングのエンディング。
これはラインでのやり取り後に、11年前のエイベッツ・ライブ映像をマサの依頼でアキがモッチンへと送付。
スタジオのロビーでもより深く追求した。
何とその時のボーカルとモッチンは共演済みだったさあ。
というか、モッチンは名だたる札幌界隈のミュージシャン達とはほとんど一緒に演奏経験がある。
キャリアが半端ないもんなあ。
マサが高校3年生の時には、すでに大舞台で活躍していたんだから。


持ち時間も普段より10分ほど多め。
当然、曲数も増える。
いつものようにマサはあちこちに仕掛けを張り巡らせているし。
ここぞとばかりに、曲のバリエーションも豊富。
遊び心もふんだんに盛り込んでいるよ。
要注目。
北海道のあちこちから、名だたるミュージシャン達が集結。

さあ、どこに魔物が潜んでいるのかなあ。
出没するところはどの辺かなあ・・・。
でも、もっちんがいるから大船に乗ったようなもの。
36号線の道中を、ノンビリとドライブしながら向かう所存。
天気は快晴だそうですよ。
秋晴れ真っ最中だもん。

室蘭でのライブは4バンドが出演。
対バンは全てが初顔合わせなんだけど、知り合いばっかり。
今までに対バンの機会があったのに、諸事情により断念をしたバンドもいるしなあ。
打ち上げも含めて、深夜まで盛り上がる事は必至だ。

それでは皆さん、よろしくねえ!!
10月のニューSTAは、しょっぱなから燃えているぜ。
ライブはアクセル全開でお願いします、とは主催者・平野さんのご要望。
でも車は安全運転を心がけますよ。((´∀`*))

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強力なるドラマーが加入だ。これは事件ですよ。

2022-09-22 22:15:59 | リハーサル
9月です。
もうすっかりと寒い・・・・。
今年の夏は、心なしかあまり暑くなかったような気がする。

さてさて、皆さん、その後いかがお過ごしでしょうか?

我らがSTAは今月の樽川ライブを終えて、すぐにスタジオ・リハ入り。


まずはその前に10月1日のライブについて。
何と遂に室蘭へと進出だ。
これは事件です。
何度もそちら方面のライブ話が浮上するも、その都度メンバーが集まらなく断念の繰り返しだった。
それが実現するわけだ。
苦節10年以上・・・・(´;ω;`)
遠征は大好きさ。
今までは一部メンバーの中に苦言を呈している者もいたけれど、もう大丈夫。
問題はクリア。
今から楽しみで「ちむどんどん」((´∀`*))
燃えるよ。


今回は8人編成。
STAにしては少なめ。
他のバンドに比べたら、全然大所帯だけど。
はい、例によってメンバーに一部変動あり。

マサ、アキ、ニシヤン、カタボウ、ファニー、
そして久しぶりにカツ、
7月の小樽・浅草橋以来のツッツー。
ドラムは初顔で・・・・モッチン!

衝撃だ。
スタジオのオーナーもビックリしていたもんね。
サッポロのドラム界隈では、70年代から伝説として語り継がれてきた人物。
マサは高校3年生の時に、モッチンの晴れ舞台を目撃した一人。
それは、内田裕也さん主催、第1回ワールド・ロック・フェスティヴァルの真駒内アイス・アリーナでのこと。
出演は・・・・ジェフ・ベック、ニューヨーク・ドールズ、フェリックス・パパラルディ、クリエイション、四人囃子、コスモス・ファクトリー、近田春夫、ジョー山中、内田裕也、カルメン・マキ&オズとそうそうたる面々。
序盤は北海道札幌から3バンドが出演。
サザンロックのスカイ・ドッグ・ブルース・バンド。
プログレからクロス・トウ・ジ・エッジ。
オープニングはジパング!
そのジパングのドラマーがモッチンだった。
彼は若干20歳!
鮮明に記憶しているよ。
その直後にバンドは残念ながら解散したんだけど、北海道新聞にけっこう大きい記事で「ジパング解散!」と載っていたくらいだよ。

それがまわりまわって縁があり、この度STAでリズム・セクションを組むことになった次第。
光栄の至り。

長髪を後ろで束ね、バイクにまたがって堂々とスタジオに現れたよ。
見るからにロックンローラーだなあ。

驚いたのは故郷がマサと同じく夕張なのさ・・・・。
今年のお盆前に偶然、夕張の墓地駐車場で会って意気投合。
そこから話はとんとん拍子に進んだ。
その場でSTA加入が決定。
お互いのラインを交換(2人ともにこの操作には疎いので、けっこう苦労した。
更には老眼だし・・・・)
セットリストを決めて逐一、打ち合わせ。

気さくでナイスガイのモッチンは引っ張りだこの人気者だけに、膨大な数のバンドに所属している(若いころの浜田省吾のバックもつとめている。
今月もスーパーギタリストのICHIROと共演した)。
シカゴやダニー・セラフィンにも精通していてレコード、CDは持っている。
もちろん大ファン。
シカゴⅤまでらしいけどね。
つまりは、正真正銘のブラスロック・フリーク。
でも不思議と、シカゴを叩いたことはないとのこと。
シカゴはプレイではなく観賞用のバンドらしい。
マサもずっとそうだったから、そのお気持ちは痛いほどにわかる。
でも興味津々らしく即行で加入決定したんだ。
今までにホーンセクションとも数えるほどしか、共演したことがないらしいけど、全く問題なし。
機転の利く対応力は、まさに百戦錬磨の猛者。
それを見事に実証してくれました。
格の違いをまざまざと見せつけてくれたさ。

STAとは何度も対バンを組んで、お互いのライブは見ているしね。
モッチン率いるジェフ・ベックのカバーバンド「ギター殺人者の凱旋」で一発KOされた。
レッド・ツエッペリンのカバーバンド「狂烈」の同様に。

これでSTAは前途洋々。
紆余曲折を経て光が見えてきた。
苦節17年・・・・。

2時間のスタジオリハは濃厚だったよ。
やっぱりこうでなきゃあね。
メンバー達に、もっちんを紹介。


マサから、簡単な口頭による説明。
もっちんには、それだけで十分。
余計な手間がかからない。
吸収力が半端ない。
セットアップ、チューニング、ウォーミングアップを終えて音出し。


いきなり1曲目は変態的な超難関ソング。
これをいともあっさりとこなす。
もう何年も嗜んできたような感触で。
本人はそれほど難しくないらしい。
ええええ!!!!?????・・・・
秘密の自己流ペーパーにびっしりと暗号を書き込んで叩きまくり。
修正点は逐一、ペンで書き込みを加えていく。
なんたってエディット部分が多いSTA。

もうねえ、理想的なグルーブ。
痒いところに手の届くスティックワーク。
正確無比なるリズム。
抑揚のあるサウンド。
本人に言わせれば、当たり前なんだろうけど。
無駄な音や、くだらないストレスなんて皆無。
心地よいひと時。
もう空気感が段違い。
段取りや打ち合わせもスムーズ。
意見の交換もわかりやすく、グイグイとまとまっていく。

メドレーやカウント、決めのパートなどもバッチリと意見交換。
エンディングの取り決めも話し合い。
理想的なリハだよ。
小節数などは、ホーンセクションと数えながら確認。

休憩なんて一切なし。
熱くなってきた。
時間の経過が速い。
ソロの終わりにアイコンタクトからドラム・フィルへと橋渡しの約束。
スリリングなところだ。

モッチンが加入したおかげで、長年お蔵入りになっていた曲が続々と復活するよ。
どんなジャンルでも軽くこなせる人だから頼りになります。
その最たるバンドがSTAだけに、やりがいはあるはず。


ただ、先にも述べたとおり、新しい機器には、すこぶる弱いモッチン(マサもだ)
で、ラインで連絡しておいた曲目は12曲だったのに、最後まで読んでいなかったらしくって、7曲のみコピーしてきた・・・。
それでも残りの曲は、その場であっさりとこなしてくれた。
これにもビックリ。

とりあえずは快適な初リハだった。
大満足。
今からライブが楽しみ。
だって伝達事項は、せいぜい一言二言で用は済んでしまう。
センスの良いプロってこういうもんなんだよ。

だから、こちらサイドもコーラスやアンサンブル、譜割などを円滑にこなせちゃう。

話好きなモッチンはロビーに戻っても話は尽きない。
愉快痛快でマサも陽気に振る舞った。
長髪が増えたのも嬉しいし((´∀`*))

ロン毛、人柄、キャリア、人望、人脈、バイカー、知識、ユーモア、テクニックと申し分なし。
次回のリハまでに、再びモッチンとマサはラインでいくつかの不明点を映像含めて意見の調整で詰めていく。
やる気満々
これこそバンドの神髄。
理想形。
こうあるべきのところにようやく辿り着けた。

ちなみに室蘭ライブの持ち時間は長めです。
だから曲数も多いわけだ。
やりがいあるでしょう。

それではよろしく!!!
またね!!!!





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