THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

いよいよ本格的な真夏に突入だあ!!

2023-07-25 03:26:39 | リハーサル
はい、皆さん、その後はいかがお過ごしでしょうか!
北海道の夏は短くあっという間に通り過ぎてしまいますよ。
梅雨もないし(近年は蝦夷梅雨なるものがあるそうですが・・・・)、こうなったら思いっきり灼熱の猛暑を満喫しようじゃあないですか。

そういうわけでして、ロックの熱きエナジーを全身に浴びまくるには最高の季節到来だ。
我々STAも俄然燃え上がって参りました。
なんたって結成18年・・・紆余曲折を経てめでたくも200回目ライブを迎えたのがつい数か月前。
その後も相変わらず色々とゴタゴタがありましたが、そのたびに強靱なる活動を継続。
より強固なるチーム力を伴って最強の布陣が出揃いましたよ。

さてさて、意気揚々とスタジオリハーサルに。
いつもの最高なるスタジオ・クリームにメンバーが大集結。
サックスのマッツがスケジュールの都合により欠席ではありましたが、8人集合。
モッチンはお馴染みのバイクで参上。
アッキーはゴールドストーンで自主企画「マシェリ」を開催したお礼にお中元をいただいたそうで、お菓子をドッサリと差し入れ。
ウパちゃんは一仕事を終えての駆け込み。
あらら・・・ミツはマウスピースを忘れてきたそうで、慌てて自宅に取りにいきましたとさ((´∀`*))
ユーちゃんは機材持ちゆえに例の台車で大量のパーカッションを導入。
コバちゃんも小樽から遠路はるばるご苦労様。
アイちゃんはストイックなくらいのレパートリーに集中してきたらしく延々とボーカルに没入。

早々とオーナーから案内を受けて一番広いKスタジオ入り。
テキパキとセッテイングと立ち位置決め、配線やら譜面台の設置。
チューニングにウオーミングアップ。
マサは決定済のセットリスト表を壁にべったりと貼り付け。
写真撮影パチリ。
美味しいホットコーヒーを汲んできて(注ぐ)飲んでいる者もいる。

軽く音出し。
もうやかましいノイズを発する輩は一人たりともいないので気持ちが良い。
それが当たり前なんだけどね・・・・。
スムーズに効率よく準備万端整いました。

モッチンは手際よくドラムセットを組んだ。
残り時間はユーちゃんのパーカション群のお手伝い。
ウパちゃんはサックスとフルートの吹き込み練習だ。
アイちゃんは発声練習に勤しむ。
アッキーのキーボード音つくりにウパちゃんがミキサーとアンプを調整しながらアドバイスを加えていく。
マサは常に全体を見渡して雰囲気を把握。

ミツが戻ってくる前に、腕慣らしも兼ねてオープニング曲開始。
管楽器一人だからウパちゃんが3人分を背負う形に。
そんな離れ業を涼しい顔してあっさりとこなしちゃうんだから、さっぱり凄腕だよね。
レベルが段違いだ。
くだらない能書きなんか一切語らず、1音で唸らせちゃう凄みは説得力が満点さ。
何たって本格的にフルートがSTAに鳴り響いたのは初。
記念すべき瞬間だよ。
どれほどこれを待ち望んで夢見ていたことか・・・・。
感動の一言だ。
どいつもこいつも素晴らしすぎる。
一体全体、今までは何だったんだろうか?

7人での演奏で淡々と進行。
最終リハゆえに、本番さながらの緊迫感も伴ってのプレイ。
マサがMCも兼ねての説明。
メドレーにのってアイちゃんが登場するシーンもイメージで伝える。
皆、勘がいいからドンドンと吸収。
何度もかみ砕いての解説何て不要さ。
効率よくまとまっていく。
いかしてるね。
マサからアイちゃんへリードボーカルはバトンタッチ。
アイちゃんを中心にマサ、モッチンがコーラスで絡む。
これがまた絶妙のコラボレーション。
サッサはじめ数多くの人たちから絶賛を浴びた形態。
スケールアップの度合いがたまりません。
麗しき歌姫とチャーミングで男顔負けなkeyboardの魔術師。
この2人はSTAにとって大きな強み。
野郎どももウカウカしてはいられないよ。

コバちゃんはメインのバンドはラルクアンシェルのカバーバンド「ショックス(あのトミーがボーカルのビジュアル系)」からの客演。
でも、歴代ギタリスト中、評判が滅茶苦茶に高い。
テク、トーン、エフェクター操作、センス、ルックス、人柄、パフォーマンスにと全てにおいて申し分なし。
本人もすこぶるエンジョイしているご様子。
詳細なフレーズやアルペジオ、変拍子なども妥協しないで突き詰め研究してきた痕跡が随所に見え隠れする。
この短期間でよくもまあここまでモノにしたなあと感心。
やっぱりマサが見込んだだけあるわ。
貴重なる人材。
今後共、よりお互いに更なるかかわりは深まっていくぞ、と固く約束したのであった。

ユーちゃんも売れっ子の人気者で多忙なんだけど、STAに正式加入後、メキメキと頭角を現してきた。
彼が奏でるありとあらゆる打楽器音がすこぶる心地よい。
長年空白だった本格的なパーカッションのパートもこれで安泰。
期待も大きいよ。
そんなことはものともせず、クールにこなしまくるダンデイなユーちゃんであった。

ベテランのモッチンはいぶし銀のグルーズを叩き出して全体を牽引。
引き締め役を飄々と演じている。
和ませる場面とガッチリ固める役との匙加減が絶妙。

そうこうしている最中にミツもめでたく合流。

鉄壁な布陣で曲は続く。

アイちゃんにとっての鬼門ともいえるバラードも成長の兆しが見えてきた。
美しい旋律にのって奏でられるナチュラルサウンド。
手を変え品を変えのパーカッションと管楽器。
モッチンはスティックからワイヤーブラシにチェンジ。
極々控えめに盛り立てる。
アッキーのオーケストレーションも効果覿面。
この辺のバランスもウパちゃんと事細かに話し合いを重ねてきたそうだ。

メンバー達はそれぞれに納得のいかない箇所が山積しているようだけど、平凡なミュージシャンにとってはそうとう高度な悩みなんだよね。
普通の人にとってはパーフェクトに聞こえるはず。
並みの感覚ではない。

急遽マサはアイちゃんと取り決めたアイディアもバッチリ。
珍しいソウルフルなベースのメイン・リフにかぶさってくるバッキング。
そこにアイちゃんコーナーが華やかに展開。
頃合いを見計らって歌い出し。
よくある手段だけど、想像と現実では大違い。
これもよくなじんでいた。
モッチンはじめ皆にも好評。
色々とチャレンジしたいことがある。
今のメンバー達ならば、それも夢物語ではない。

鬼門とも言えるファンキーなナンバー。
これはより念入りに。
噛みしめるように取り組んだ。
アッキーも鍵盤でパーカッシブなチャレンジを施す。
ありとあらゆる可能性を模索。
スライドホイッスルも心地よい。
カウント、ユニゾン、アドリブ、小節数、そして変態的なエンディング。
これはいくつかのパターンを提示し合って辿り着いた難産のパート。
おかげで凄い決めに至った。
雪崩れ込み具合が半端ない。

お約束の最終章の2曲。
これは定番中の定番としてすでにおなじみ。

アイちゃんのこだわりは気迫に満ち溢れてて凄みがある。
「より攻撃的に」
大丈夫だよ。STAは本番に強いバンド故に必ず力を発揮するからさ。
ラフだろうがワイルドだろうが、自信がある。
ライブバンドの面目躍如。
見せつけ感が異常なんだから。

キーボードソロにもアイちゃんは納得顔。
ダメ押しとばかりにコバちゃんがワウペダルで唸りをあげる。
エンディングで弾きまくるギターのフレーズに、モッチンも満足げに聞き入っていた。
ニコニコ笑顔で悦に入る。

ディスコではお祭り騒ぎ。
それぞれに持ち味を発揮。
はじけまくりだ。
単調な構成だけど、実は地獄のようなヘヴィーソング。
体力の消耗率が激しい。
でも聞き手にはわからないんだろうなあ。
それでいいんだけど。
元気一杯、明るく陽気に騒いでフィニッシュ。

残り時間は休み時間なんか無しでぶっ通しのゲネプロ。
やるだけのことはやり切った。
もうライブが待ち遠しい。
目にモノを見せつけてやる。
ふやけきった輩どもをぶっ飛ばす覚悟。
アドレナリンがもう噴出している。
それはメンバー全員にいえること。
明後日の小樽恒例の屋外イベント。
場所は新たな会場。
港町の埠頭広場だけにワクワク。
天気予報も快晴。
最高温度は30度だってさあ。
毎年の悩みの種、雨なんて微塵も気配なし。
こうなれば100%ステージに集中できるというもの。
嬉しいね。
全道から集結するスーパー級のバンドが16エントリー。
STAは夕暮れ迫る、最もおいしい時間帯に登場。

♪HEY,THERE EVERYBODY
ARE YOU READY!?

それでは「オールディズナイト」で会いましょう。
メンバー一同、心よりお待ちしております。


****ちなみにSTAでは随時、ホーンセクションのメンバーを募集中です。
来たれ、勇者よ!!****

















































































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北海道の夏は短い・・・・

2023-07-20 03:10:24 | リハーサル
・・・・はい、皆さんその後いかがお過ごしでしょうか!?
連日、台風、水害、そして猛暑のニュースで溢れかえってますなあ。
北海道には梅雨というものは基本的にないのでこれからが最高の季節到来。
豪雪地獄の日々をしばし忘れて思いっきり堪能しましょうよ。

そういうわけでして、屋外ライブの時期がやって参りました。
我々STAもいよいよ本格的にスタジオ・リハの突入!
記念すべき200回目のライブもどうにかこうにか終えて、早くも今月202回目。
あっという間です。
バンド結成史上最強のメンバーで臨みます。
よってギアを1段上げてぶちかましていきますよ。
何と言っても各パートごとに素晴らしいミュージシャンが出揃った。
先月は急遽ウパちゃんのリクエストに応える形で急遽ノリ。
いつもとは違うスタジオでフルメンバーとはいきませんでしたが、あれはあれで実りある内容。
結果としては非常に楽しいひと時でした。
今回は当然のごとく全員が集結。
本格的な音出しに精を出しました。
一味も二味も違うサウンドに驚愕だ。

ホームタウンとも言えるスタジオの次々と集まる強者ども。
しかも機材持ちが多い。
でもメンバー全員が協力し合って手伝うのでスムーズ。
これ一つとっても以前ではありえなかった状況。
時間的な効率も良く和気あいあい。

やっぱりテクは当然としてお互いリスペクトできる仲間たちは最高だ。
それは性別、年齢、キャリア、お国柄問わず。

スタジオのオーナーは実家の東京へしばしの帰省を終えて元気そう。
マサがいつものお馴染みお菓子を差し入れ。

ロビーで談笑中にSTA専用のスタジオ入りが告げられる。
ここからが重労働。
楽器の持ち込み、立ち位置決め、譜面台やらケーブルやらマイクスタンドと小物類を準備。
チューニングにウオーミングアップ。
マサはすでに決定済のセットリスト表を壁に貼り出す。
それを見ながら各自がイメージ・トレーニング。
徐々に演奏モード。

凄いメンバーの紹介を・・・・
マサ、アッキー、コバちゃん、ミツ、モッチン、アイちゃん、ウパちゃん、マッツ、そしてユーちゃん。
どうです、申し分ない連中。

ミツはちょっと体調がよくないらしく「座って吹くね」と言ってたんだけど、いざ蓋を開けてみたら通常通りのスタンディング・プレイ。
瞬間にアドレナリンのスイッチが入った模様((´∀`*))

ウパちゃんは何故だか、琴似のスタジオにて個人練習を済ませてからの合流。
相変わらずアクティブでやる気満々。

コバちゃんも遠路はるばる小樽からやってきた。

モッチンは珍しくもバイクではなく車で到着。

仲良しコンビのアイちゃんとアッキーが常に笑いが絶えない。

一番の若さを誇るマッツも多忙の中を縫ってやってきた。

いつでもダンディなユーちゃんも愛用の台車に満載したパーカッション群で豪華な彩を添える。

前回のリハではアイちゃんを中心に進行したけれども、今回は本番さながらに1曲づつ細分化してチェックを入れる。
だから全曲を流れ通りに取り上げた。

各メンバーらから色々な希望、質問、確認、変更やらが飛び出す。
それらはどれをとっても高度な話ばかりでとっても納得のいく事項ばかり。
レベルがこれまでとは段違い。
ステップアップを図る趣旨に賛同してくれただけに濃密。
不明点も逐一解明していくからタメにもなる。

まずはサラッとオープニング。
今回はSTAの出演順が終盤なのでマサが司会者の雰囲気も十分に伝えて盛大なるカウントへと突入!
じゃじゃ馬のようなナンバーだけど、余裕しゃくしゃく。
レベルの調整やらアイコンタクトも交える。
恒例のメンバー入れ替えもあるため、事前に、マサがそれぞれを紹介してご挨拶を交わしたばかりなのに、まるでずっと活動を共にしてきたような息の合い方には言葉を失うほどの感動を覚えた。
こいつら、只者ではない・・・・。
次々と繰り出されるソロもスムーズ。
本人たちは納得がいってないようだけど、
それも高度な段階でも不満でもあるのだ。
彼らはわかっていないようだけど、
第3者がこの迫力ある緻密な音を聞いたら、パーフェクトだと認めることでしょうよ。
そのくらいに成長の跡が伺える。
皆真面目でストイックだから、そうとうに練り込んできたようだ。
それはしっかりと演奏に如実に表れている。
1曲目が終わると即座にホーンセクションがスコアを手にミーティング。
ベルトーンの順番に四苦八苦。

ここからはアイちゃんのコーナー。
サッポロが生んだソウル・クイーンが再度STAに合流。
これは大事件。
そこいらにゴロゴロと転がっているシンガーどもが束になって挑んできても一蹴しちゃうほどの実力の持ち主。
声域、エモーショナルな表現力、咄嗟にアドリブ、センスなどピカイチ。
妥協を許さぬストイックな性格故にダメ出しも度々。

それでも頑張っての歌い込み。
こんな素敵なディーヴァをお迎えするからにはセットリストもバラエティ。
多種多様な作品を提示したら彼女も益々燃えてきたよ。
何でも歌いこなすアイちゃんには敬服だ。

2曲目はコーラス・パートも充実。
なんといってもマサ、アキ、ウパ、モッチンが華麗なるハーモニーで更なる色付けに励んでいる。
捻りのきいた楽曲もなんのそのだ。
テイクを重ねるごとに完成度が増す。

バラードもグッときちゃった。
ユーちゃんは曲ごとに、ありとあらゆるパーカッションを持ち替えて、壮大なるアレンジを施す。
横で聞いているマサには鳥肌が立つほどの感銘を与える。
アイちゃんはコバちゃんのギターを大絶賛。
あれ!?…コバちゃん、この間までギブソンの黒レスポールだったのに今回はフェンダーのストラトキャスターかいな!!
彼は高級なマニア垂涎の楽器持ち。
ちゃんと音にも反映されている。
少なくとも札幌界隈で、彼ほどギターを持つ姿がカッコよく映えるヤツはいないでしょう。
3曲はアイちゃんがいまだにしっくりと馴染んでいないようで悩んでいる。
凝った作りの曲だもんねえ。
それはよくわかる。
あ、これは本人が述べているだけで、他のシンガーなんかよりもずっと上手いからね。
エンディングまでの流れもイカシテいたさ。

メドレーで珍しくもベースのイントロリフ。
アイちゃんの真骨頂R&B。
モッチンの打ち鳴らすグルーブは絶品。
グイグイと牽引。
さすがのベテランだけに繰り出されるスティックワークにも説得力がある。
コーラスは事前にマサとウパちゃんがグループラインで歌詞と音域の高低を確認しておいたのでバッチリ。
中間部の展開におけるアイちゃんのハミング。
これを歌ったボーカルは恥ずかしいことに今まで一人もいなかったのだ。
アイちゃんは違和感なく溶け込むようにここを引き締める。
彼女いわく、ここは難所らしい・・・・。
もっと人数多くここを歌い込めればもっととんでもないことになる。
それは今後の楽しみ。
後半の連発変態ブレイクも事故ることなく終えた。
これも、今のメンバーらならではだ。

ホイッスルの入るファンキー・ナンバー。
数年間、封印してた。
グタグタな演奏に嫌気がさしていたもので・・・。
全然ファンキーでなく、曲が可哀そうになってねえ。
ミツいわく「シゲがいた頃、以来だねエ・・・」とポツリ呟く。
今のメンバーならば・・・と復活したら大当たり。
アイちゃんのお気に入り。
一目ぼれらしい。
コバちゃんもほとんどの曲を知らず、初演にも関わらず、それを感じさせない。
言葉少ないけど、ふてぶてしい男だのお。
この曲はドラムとベースのシンクロするビートが肝。
数人によるボーカルも派手で結構賑やか。
マサから手渡されたスライドホイッスルを担当のアッキーもノリノリに暴れまくって吹きまくる。
ウパちゃんも歌にサックスに大忙し。
マッツは余裕の表情で淡々とテナーで追随。
よって今までの中で極上の出来栄えだ。
ライブでの披露が待ち遠しいなあ。
エンディングはいくつものパターンでやり取りして決めかねていたけど、
ホイッスルとアクセント、小節数、インパクト、意外性も考慮して最終段階にやっと決定。
テンションも高まるよ。

炎のブラスロック。
燃えるような激情型に躍り出る。
アイちゃんの独壇場。
より攻撃的に求めてくる。
コバちゃんもワウペダルで応戦。
ユーちゃんの巧みなラテン系コンガも、実はピリッとスパイスが効いている。
アッキーのキーボード・ソロも冴えわたるように響く。
どれ一つをとっても光る采配が均衡を保っていてアートの世界観。
アイちゃん、多少は納得したかな!?・・・。
大丈夫さ。
STAはライブバンドゆえに本番で本領を発揮するタイプ。

十八番とも言えるブラスロックの代名詞で締め括り。
ここではマサがリードボーカル。
アイちゃんとアッキーはコーラス。
タンバリンを手にアッキーはユーちゃんと共にパーカッションも担当。

予備の曲はディスコ。
以前のメンバーらからは、賛否分かれたけど、盛りあがるんだから無視はできない。
プロデュースの才能のない底の浅い気分屋には到底理解できないところ。

アッという間に時間は経過。
休憩などなしに突っ走る。
ホットコーヒーを飲むくらいのゆとりはあるけどね。

モッチンのドラムセット上部にある扇風機から送られる風が心地よい。
ユーちゃんの譜面がばらけちゃうけど、マサがクリップを貸してあげて事なきを得た。

時にはジョークも飛び出すSTAのリハ。
決める時には真剣に、砕ける時には思いっきりの爆笑。
子のメリハリ、匙加減が大切。
どちらか一方に偏ってもバランスを崩して一挙に崩壊の末路を辿るだけ・・・。
ほとんどのバンドはこういう軽薄な活動で終わるのさ。
同一方向を目指すコンセプトに向かい、一致団結した行動さえしていれば自ずと成功するというもの。
それが現実的には中々至難の技ゆえにもがき苦しみ。
その繰り返し。
実現できるなんてほとんど奇跡に近い。
紆余曲折を経てそれに近づいているのが最近のSTAです。
苦節18年だもんなあ。
無駄ではなかった。

追伸・・・・・・STAはホーンセクションを随時募集中!
一度ハマったら癖になるよん!

今月のライブは恒例の小樽・浅草橋。
しかも新しい場所。
コバちゃんが言うには「潮まつり」の会場らしい。
申し分なし。
弾けまくるよ。
よろしくお願いいたします。


































































































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いよいよ本格的な初夏の到来で心もウキウキ弾んでくるよね~!!

2023-07-03 13:09:50 | リハーサル
はい、皆さん、その後いかがお過ごしでしょうか。
北海道は短い夏がすぐそこにまで近づいてきたよ。

大好きな屋外ライブイベントの季節到来。
それに向けて我々STAもじっくりとスタジオ・リハ入り。

もはや恒例ともなった小樽・浅草橋オールディズナイトがそれ。
STAは現在も最多出演記録を更新中!

例によってメンバーの変動はあるけれども、バンド史上最強の布陣が出揃った。
その詳細については後ほど述べるとして、STA結成時からお世話になっているスタジオ・クリームはオーナーが帰省のために休業・・・・。

で、初めてスタジオ・マグナムを利用。
ここの社長は35年前からの知り合いだけどね((´∀`*))
場所はこれまた以前STAが常連で出演していた今は無きヴィニーズバーの真横。
(ヴィニーズバーのオーナーは現在ソリッドの店長として活躍中!)
パーキングで仲良しバンドの「幕ノ内」と遭遇。
お互いの近況報告をしあっての和気藹々ムード。
彼らもクリームが休みなのでマグナムを利用とのこと。
バンド活動は何かと大変だけれど、札幌はその点では恵まれているのかもね。

マグナムはアッキーがよく利用しているので彼女が予約をしてくれた。
いつもとてもよく協力してくれるので感謝してもしきれないよ。
ご苦労様です。

次のSTAライブは7月下旬なので、ウパちゃんが「モチベーション維持、コーラスの練習、他にも諸々と試してみたい確認事項があるのでぜひともリハをよろしく!」とリクエストがあり、スペシャルな内容となりました。

残念ながらミツとコバや休み。
アッキーが全員のスケジュール調整をしてのスタジオ入りとなりました。
メンバーは・・・・・
マサ、モッチン、アッキー、そして若さ漲るナイスガイのマッツ、
燃えに燃えているウパ、久しぶりのアイちゃん、ニューフェイスでアイちゃんとは顔見知りにユーちゃん。
ユーちゃんは大量のパーカッションを車にドッサリと積み込んでいるので皆で手分けしての運搬。
ご丁寧なことにユーちゃんは台車まで持っているのでフットワークも軽い。

9人編成のメンバー中7人が集結。

マグナムのスタッフさんも懇切丁寧な対応。
マイク、スタンド、譜面台、ケーブル、スネアなどなどは貸し出し。

特筆すべき点はコーラス担当のメンバーが増えたこと。
以前まではコーラス・メンバーは0だった。
そこのアッキーが頑張ってそのパートに加わり、モッチンも参加。
遂にはウパちゃんも意欲的。
ゴージャスこの上ない。

アイちゃんひとりでも十分にパワフル・ヴォイスを発揮して十分足りるのに、ドンドンと可能性を求めて貪欲なメンバーが加入してくれたおかげでサウンドの幅も膨らんできたよ。
楽しいし嬉しいし、ワクワク。

初めて利用するスタジオ内はとっても新鮮。
たまにはリフレッシュという意味では良いことだね、こういうのも。

最近、お約束となってきたマサのお菓子配りタイムがアイちゃんにとってはハッピー・サプライズだったらしい。
今後のメニューにも期待してね。( ´艸`)

セットリストはとっくに固まっているんだけど、今回の7人に合わせて6曲をセレクション。
それらをじっくりと練り上げていった。

フルメンバーではないし、初の曲も目白押しだからそれなりの音出しになるのでは・・・?と思っていたら、結局は素晴らしいリハになりました。

どいつもこいつも凄いミュージシャンだらけ。
頼もしい存在感を発揮。
一切の妥協を許さずとことんまで追求。
ホーン隊はサックスの2人のみ。
彼らが肩を並べて熱く討論している姿が微笑ましくも美しい。
横に陣取るアイちゃんも感銘を受けていたご様子。

ダンディなユーちゃんの本格的なパーカッション群も壮観。
ズラリとセットされたそれらの打楽器をセンス良く逐一手を変え品を変えて彩を添えていく様は気持ちが良い。

モッチンとの息もピッタリ。
もっちんが「たまにパカッションとドラムのパート・チェンジをやろう」と言い出す始末。
都合よく1曲だけユーちゃんはドラムで担当した曲があったから尚更の事。
まあ、それはまた次の機会ということでね((´∀`*))。

ピアノから入る曲はいつもならば、マサがリードボーカル。
それを初めてアイちゃんが担当。
モノにするのに四苦八苦しているようだけど、十分に雰囲気が良い。
本人は納得がいかないようだけどね。
コーラスもマサ、モッチン、ウパちゃんとで役割分担。
ハーモニーの振り分け、パートの選別、テンポと練り込む。
アイちゃんは何度もテイクを要求。
ドンドンと熱を帯びていくSTA。
やっぱりこうでなきゃあね。

演奏へのリスペクト精神が一致団結。
同じ方向を向いて纏め上げていく力量は半端ない。
それはテイクを重ねていくたびに証明されていく。
活性化され、型作られていく。
理解力と臨機応変な対応力共にエゲツナイ!!

アイちゃんに用意されていたバラード。
以前にアイちゃんが披露して以来だ。
やっぱりこの曲は彼女にお似合い。
表現力が更に向上。
あまり体調は良くないようだったけど、頑張っていたよ。

モッチンは「この曲のリズムはつかみどころがない」と、もがき苦しむ。
それも、高度なところでの悩みなんだけどね。

そして、ここでもウパちゃんが新たな試みを発揮。
STA初のフルートの導入。
あの澄み渡る優しい音色が響き渡った。
サックスとフルートを使い分けてみて「どっちがいいかな?」とウパちゃん。
皆、即座に「フルート!!」
で決定!!
感動的なる采配。

ウパとアッキーは、ラインでお互いのコンビネーションを段取りよく突き詰めてようだ。

超がつくほどに懐かしいファンキー・ソングにとりかかる。
一番の鬼門曲。

カウントから合いの手、パーカッション、スライドホイッスル、グルーヴ、エンディングを確認事項が山積み。
それらを一つ一つ決めていく。
この曲、何度かライブで取り上げてみたけど、全然ファンキーにならないし、消化不良気味でウンザリして長年封印していた。
でも今のメンバー達ならば極上の仕上がりになると踏んだマサが解禁。
結果としては大当たりだった。

マサがホイッスル、アッキーはスライドホイッスル、アイちゃんとアッキー、ウパちゃんらが賑やかに歌いあげてお祭り騒ぎ。

タイトでストレートにシンクロするリズムセクションはアイちゃんも絶賛。

ユーちゃんはパーカッションがフューチャーされた曲目白押しだけに、ノリノリだ。

エンディングはモッチン案で以前のよりももっといいものをひねり出す。
そこにウパちゃんも本家のライブ・バーションを聞かせてくれて目から鱗。
オリジナルのスタジオ音源はフェイド・アウトだけに大きなヒントに(後日、モッチンが事細かにグループラインでアイディアを独特なる表現で送ってくれた!)。

トランペットが吹き荒れる曲は今回もトランペット不在のSTAだけにアッキーとウパちゃんがアレンジで再現してくれた。
これで問題は解決。
ここにコバ、ミツが加われば申し分なし。
アイちゃんは「もっと前ノリで過激なロック風で攻めてみたい」と貪欲。
それはお手のモノ。
いやが上にもSTA はライブでそうなるから心配いらないよん( ´艸`)

ユーちゃんの一言で「ディスコ」で一世を風靡したスタンダードを。
ここではモッチンもコーラスで厚みを演出しているので臨場感が増した。

時間一杯までみっちりと全員がうちこんだおかげで、有意義なひと時だったよ。

これはライブへの手ごたえをしっかりと掴んだかもよ。
チームワークもバッチリ。
ありとあらゆる意見が飛び交う。
それらの全てが向上心に満ち溢れている。
才能に恵まれた連中だけに効率も良い。
このメンツ初のリハで(フル・メンバーではないけど・・・・)これならば、次の時にはどうなっちゃうんだろうね。

今年の夏のSTAは5月にめでたく200回目を迎え、新たに生まれ変わっただけに期待していいよ。
ギアを1段上げて、ぶっ飛ぶくらいのパフォーマンスをお届けします。

北海道唯一無二のブラスロック魂と、本格派ライブの神髄を熱く展開していく所存。

追伸・・・・・結成18年のSTAは、ホーンセクションのメンバーを随時募集中!
一緒にシカゴを中心としたブラスロックを楽しみましょう!!























































































































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ニューフェイスのメンバー2人がすこぶるイカシテいるさ!

2023-06-04 06:58:56 | リハーサル
はい、さてさて、皆さま、その後いかがお過ごしでしょうか!?

我々STAは6月のライブに向けての最終スタジオ・リハ入りでした。
今回も恒例となった(!?)メンバーの入れ替えあり・・・・。

前回にも紹介しましたが、男性のイカシタ奴ら2人を迎えることとなりました。

ギターのコバちゃんは小樽在住。
彼とマサとの付き合いは相当に長い。
だってSTAが本格的に小樽へ進出した頃からだからね。
で、何度も対バンを組む機会があった。
ある北運河サウンド・エナジーでのこと。
当時のギタリストがいきなりライブ参加ができなくなった・・・(´;ω;`)
そこにいたコバちゃんが「シカゴの有名な曲ならば弾けるよ!」と頼もしい一言。
「自宅はすぐそこだからちょっとギターを取りに行ってくるよ」
結果、本当にぶっつけ本番でコラボしちゃったさ。
いつも以上に絡みパフォーマンスも交えてバカ受けしたもんだ。
今回はそれ以来の共演だ。
やっぱりギタリストはバンドの花形的なポジション。
テクはもちろん、ルックス、スタイル、そしてフィーリングが重要。
コバちゃんは、まずギターを持つ姿がとても絵になるロック系イケメン。
髪型、ファッション、オーラと申し分なし。
今から、楽しみでワクワクだ。

パーカションのダンデイな渋いユーちゃん。
彼とSTAのマサとも付き合いが長い。
何たってSTAの初コンサート「丘珠音楽祭ウッドストック」で対バンを組んでいた。
つまりユーちゃんは貴重なるSTAの初ステージを目撃している訳。
まあ、現存するメンバーはマサのみではありますが…(-_-;)
その後もたびたび、対バンを組んでいた。
お互いに音楽活動の遍歴を重ね今回初のタッグを組むことになった。
心強き相棒がここにまた一人加わった。
彼は打楽器講師、数多くのバンドに在籍、バンド・サークル「エッグ」の副会長、そしてコミュニティFM「ラジオ・カロス」DJという肩書を持っている。
そのラジオ番組は毎週木曜日の午後1時から3時まで放送している「ラジオのお仕事張り切って(かわいい)」
この番組にマサが急遽、ゲスト出演することとなりました。
前もって聞いていた時間を大幅にオーバーしちゃったみたいだけど鋼のブラスロック魂とライブの神髄をいつものように熱く語ってきましたよ。
シカゴ「サタディ・イン・ザ・パーク」「長い夜」も流してくれたしご機嫌なひと時だった。
クイーカで「ゴンタくん」の声を演出しているのには笑った((´∀`*))
ユーちゃん&ズーコちゃん、サンキュー!!
親切で優しい局長さんが入れてくれたホットコーヒーも美味しかったです。
このラジオを聞いていた人が結構いたようで、多方面から反響もあったのが、とってもうれしかったね。

そして、その日の夜は先述のリハ。
ああ、忙しいね。
コバちゃんはこれで2回目、ユーちゃんは、な、な、なんと、初のリハです。
つまりは1回きりの真剣勝負!!
マッツもスケジュールの都合上、同じく1回のみのリハ。
彼がもう何回もSTAのライブは経験しているけどね。

早速意気揚々と全員が揃いましたよ。
8人編成。
顔ぶれは・・・・・
マサ、アキ、もっちん、コバちゃん、ユーちゃん、イケちゃん、マッツ、そしてウパちゃんだ。
錚々たる面々が出揃った。
頼もしい連中ばかりさ。
メンバーが代わるたびにドンドンとグレードアップしていくバンド。(トランペットを随時募集中!)

ユーちゃんはラジオで語っていた。
「演奏はとっても楽しいよ。
楽器の運搬さえなければね・・・・」
もちろん、お手伝いするよん。
遠慮なく言ってね。
この日もメンバー達が手を貸してくれた。
とっても協力的なメンバーばかりだから大船に乗ったつもりでいて。

コバちゃんは前回のリハで色々と宿題がたまっていたので、それを心配したアキが「ちょっと早めにスタジオ入りして調整しますか?」と問うた。
でもコバちゃんは「大丈夫ですよ」と余裕の返事さ。
バッチリ。

スタジオ入りして立ち位置決め。
パーカションとギターのポジションは初の試み。これがまた新鮮。

演奏はメドレー、MCなどを逐一確認しながら進行。
ユーちゃんを中心に。
コバちゃんはグッとまとまっていてビックリ。
よくもまあ、この短期間でここまで習得したね。
恐るべしだ。
難攻不落なパートもスムーズに通過。
もういつでもライブに出演できそうな勢い。
フェンダー・ツイン・リヴァーブ・アンプに繋いだギター・ソロ。
めちゃくちゃにカッコいいフレーズが飛び出してくる。
絵になるくらいに痺れるなあ。
刺激を受けた他のメンバー達もよりヒートアップ。
もう質問なんて皆無。
前回、持ってこなかったワウぺダルも持参。
現在はマルチ・エフェクターがメインだから、今はワウはほとんど使わないそうだ。
改めてソロ・バトルの小節数と受け渡しのタイミングを図る。
MCからイントロに入る部分とかもね。
マサが「コバちゃん!」とコールすると雪崩れ込むソロに戦慄が走る。

ユーちゃんはマイネルのナチュラルなコンガやボンゴを中心にカウベル、ウインドウチャイム、カバサ、ウッドブロックなどなど多彩なパーカッションをセッティング。
これらを抜群なセンスで曲に彩りを添える。
手拍子なども交えてノリノリ。
硬軟織り交ぜつつ、痒いところに手の届く采配のサウンド・ヴァリエーション。
横で聞いていても感動しちゃう。
モッチンも「ここでこれを叩いて」とリクエスト。
打楽器同士で試行錯誤しながらドンドンとアレンジが膨らむ。
ティンバレスで応じるユーちゃん。
いくつかのテイクでアイデアを提示するモッチン。
即座に応え形にしていくユーちゃん。
譜面台に置いてあるスコアに逐一メモを書き込む。
相当に色々な映像も見ながら研究をしてきたらしい。
真面目で妥協しないストイックな性格が反映されている。
マサは「任せるから遊び心も加えながらプレイしてね」と伝えていたんだけど、想像以上に出来栄えに大満足。
それは皆、同じ気持ちだろう。
レベルの高い連中の意見交換は勉強になる。

マッツもソロが2か所あるのでひじょうに燃えている。

イケちゃんも言葉数こそ少ないけれど、虎視眈々と本番に向けて腕を磨いている。

最近はウパちゃんがホーン・セクションを一手に仕切っている。
その時の編成によるスコアの手直しやパートごとの音階バランス調整。
質問事項にも全体を把握しているウパちゃんが対応。

一気にセットリストをこなしてしまった。
あっという間。
勢いがあるねえ。
素晴らしい事。
ワイルドで多少はラフだけど、これもSTAの持ち味で魅力。
コーラスやカウント、音量レベル、テンポなど事細かに詰めていく。
そのメンバー達のやりとりが手際よくって気持ちがいい。
ミーティング中に遠慮なくうるさいノイズを発する者もいないしね。((´∀`*))
ストレスを溜めることもなく中身も充実。


今回のライブはメンバー達も方々に告知している。
やる気に満ちていることの表れ。
いつでもどこでも戦闘態勢は万全。

小休止を挟んでいる間はホットコーヒーを飲む者、疑問点を詰めていく者、ライブに向ける意欲を述べている者と様々。

しかし、この短期間で難しい曲ばかりなのに、よくぞここまで身に着けるなあ。
ちゃんと凄腕の猛者が次々とSTAに来てくれるんだよなあ。

後半は余裕をもって時間いっぱいにまで一丸となって突っ走った。

改めてニューフェイスのコバちゃんとユーちゃん、ようこそ!!
これで2023年STAの夏は、超絶に派手なステージングになりそうだ。
ゴージャスなライブに乞うご期待!!

4日の日曜日。
主催者は男気溢れる骨太なオリジナルロックを轟かせる「フラッグ」炎のシンガー塚本君。(オオトリですよ。盟友のオサムちゃんやマスクも在籍)
会場は東警察署正面の老舗ライブハウス「札幌ジッピーホール」(2階)
ジャンルも様々に全6バンド
そのトリ前にSTAは登場。
これは大事件!
見逃し厳禁。
ご来場をお待ちしております!!
( `・∀・´)ノヨロシク

































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STA201回目のライブに向けての第1回目リハーサル

2023-05-25 14:14:13 | リハーサル
はい、さてさて、皆さま、その後いかがお過ごしでしょうか。
北海道はこれからが最高の季節だ。
黄砂だけはノーサンキューだけど、陽気はポカポカで気分も高揚するね。
まだ、深夜になるとストーブのお世話になるほど気温が急激に下がるのは、さすが北国だけど。

そんなわけでして、我々、STAは無事に200回目のライブを終えることができました。
これもひとえに長年にわたって応援してくれた方々やバンドメンバーらのおかげ。
心より感謝申し上げます。

でもねえ、ここで浮かれているわけにはいきません。
休む間もなく、201回目のライブに向けてのスタジオ・リハ入りをしました。
場所はバンド結成以来ずっとお世話になってるスタジオ・クリーム。

オーナーにマサからお礼も兼ねて、お菓子、マメ、チョコレート、グミ、などを差し入れ。
これが意外にも、すこぶる好評を博したそうで良かった。
もちろんSTAのメンバー達にもロビーで食した。
演奏の合間だと管楽器は口に異物扱いとなるのでリハ終了後で。
皆、喜んでアッという間になくなってしまった。
もっと持ってくれば良かった。
また次回のお楽しみということでね!


それではスタジオ入り。
今回は8人編成。
毎度のことながら入れ替わりあり・・・
恒例行事。
でも相変わらずトランペット、トロンボーンは不在。
しかもテナーサックス、パーカッションもスケジュールの関係上、休み。
というわけでして6人体制で臨みました。

顔ぶれはと言いますと・・・・
マサ、アキ、モッチン、ウパ、そして久しぶりのイケちゃん。
更には小樽からコバちゃんだあ!
衝撃の布陣でしょう。

モッチンはイージーライダーさながらにバイクで爆音を轟かせての登場。
カッコいい。
いかにも生粋のロッカー然としている。

マッツはどうしても都合がつかず残念ながら欠席するも次回までにはまとめておくとのこと。

イケちゃんは2月の雪明りの路・小樽公会堂以来の合流。
でもブランクなんか微塵も感じさせない。

ウパちゃんは一人で1時間前から個人練習。
通しで3時間のプレイ。
これは毎回のルーティーン。
ひじょうに真面目でストイックな男だ。
完璧主義だけに、すでにホーンセクションの主軸を担っている存在。

ラルクアンシェルのカバー・バンドのコバちゃんが合流。
近年、注目を集めている彼ら。
ボーカルは元パープル・ブリンガー、蝦夷紫のトミー。
このバンドの中ではマサとコバちゃんとの付き合いが最も長い。
だってSTAが本格的に小樽進出してからの関わりだもん。
最高の事件は、かなり前の8月小樽・北運河サウンド・エナジーでのこと。
当日になっていきなり、当時のギターが不参加に・・・・。
その日、たまたま会場に居合わせたコバちゃん。
事情を話すと「俺の家はすぐそこだからちょっとギターを取りにいくよ。
シカゴならばすぐにでも弾けるからさあ」
もうねえ、コバちゃんに後光が差して見えたものさ((´∀`*))
全くのぶっつけ本番。
「こうこうこうでヨロシク!」程度の打ち合わせ。
結果かい・・・・?
当然、いつも以上の盛り上がりで白熱。
ギター・ソロでは、マサとの絡みまで演じてた。
それ以外にも数えきれないくらい、あちこちで対バンを繰り広げていた。
コバちゃんは売れっ子の人気者だけに数多くのバンドにも所属している。
で、この度、いきなりSTAのギターが辞めたので、即座にコバちゃんに白羽の矢が当たった。
2つ返事でオーケー!!
頼もしい存在だ。
もっと驚いたのが、あの超絶難解で複雑なSTAレパートリーをほぼ2,3日でモノにしていたこと。
多忙の中で短期間でマスター!
こんなギタリストは初めてさ。
感動的だ。
ギタリストはロックの花形だ。
テクニックはもとより、ルックス、スタイル、髪型、ファッション、楽器機材、フィーリングと最高に申し分なし。
もうねえ、ライブが楽しみで仕方がない。

もう一人‥‥本格派のパーカッションが正式に加入した。
これでグルーブ系はパーフェクト。
彼はユーちゃんと言います。
ダンディなルックスで渋く決めてくれますよ。
彼との付き合いも長い。
だってさあ、何と伝説のST初ライブでの司会やタイバンだったのがユーちゃん。
丘珠屋外ウッドストック・ライブ・イベント。
それ以降も、あらゆるところで、対バンを組んでいた。
彼はそれ以外にも多忙を極めている。
自営業以外に、ドラム&パーカッションの講師。
コミュニティFMラジオ・カロスのDJ。
北海道のバンド・サークル「エッグ」の副会長。
所属するバンドも膨大。
そんな中での今回STAへの加入。
話題沸騰中さ。
サウンドのバリエーションが膨らむねえ。

ところがだよ・・・・まだまだ、今後のSTAにはサプライズが続くのだ。
伊達に長年、活動をしているわけではない。
200という節目を通過して、ギアを1段ほど、余裕に上げていくよ。
シカゴを中心に据えて、本格的な北海道唯一無二のホーンロックバンドの快進撃に要注目。
鋼のロック魂とは?
ライブ・パフォーマンスの神髄とは?
それはSTAのライブを見れば一目瞭然さ!!
まあ、それは見る目のあるバンド仲間やオーディエンス達にはすでにおわかりのことでしょう。
決して大風呂敷は広げないからね。


軽く6人にてのスタジオ・リハ。
コバちゃんを中心に進行。
イケちゃんも半分のセット・リストは初演奏。
でもそんなことは微塵も感じなかった。
常にスコアを譜面台上に広げて皆で睨めっこ。
真剣な表情で逐一、演奏を止めて話し合う。
イケちゃんにはウパちゃんが調整記入したスコアを手渡して質疑応答を繰り返していた。
マサは部分的な説明を加える程度。
アッキーもキーボードのスコアを参考に色々と試す。
徐々に謎が解けていくコード。
もっちんは全体を見渡してチェック。
各自が役割を分担しているのでスムーズで濃厚な内容。
これ、以前にはありえなかった現象。
お互いにとっても刺激になって、勉強にもなるよね。
パートによってはコバちゃん、STAのライブを膨大に見ているので自ら弾き始める場面もあった。
ショックスのベーシストはカンサスとかのプログレ好きだそうで、STAの難解な曲も相談にのってもらったそうだ。
麗しきバンド仲間の友情。
大助かり。
あちこちの人たちの協力を得られて、スムーズに事が運ぶから自然と笑みもこぼれる。
どんどんと強力なミュージシャンがSTAにやってくる。
そして新鮮なるパワーとインスピレーションを与えてくれる。
順風満帆で前途洋々だ。
STAファミリーの人脈図は広大で凄腕揃い。

話を元に戻そう。

ブレイク箇所はすんなりと収まり、トランペット・ソロ。
ここは正確無比なウパちゃんがハイノートをヒット。
ここでのバック・コードが最大の鬼門だった。
何度も繰り返してコードを探る。
奥の深いところ。
出もギター・ソロはめちゃくちゃにカッコいい。
トーンもフレーズも絶品。
やっぱりコバちゃんは絵になる。
フィンガリングも巧みで惚れ惚れしちゃう。
自然にアクションも交えてね。
弾かスタジオでも、みっともなく棒立ちでは弾かない。
次回のリハでは相当に成長した姿が拝めそうだ。
エンディングのベルトーンも念入りに音取り。

これを通過したら、肩の力も抜けてコバちゃん、リラックス・モードへ。

でもモッチンがコバちゃん、イケちゃんらの打ち合わせ中、タブレットを手にマサのところへやってきてコーラスの練習。
1分、1秒を無駄にしない心意気を発揮。
アッキーも慌てて、歌詞をボールペンで書き込む。

インストではマサがコバちゃんにアイコンタクトを送ってコード・チェンジを示す。
キーボードのスイッチチェンジは無事に通過。
サックス・ソロも盛大にブロー。

間髪入れずにミディアム・テンポ曲のドラム・フィル。
スリリングな展開。
3人のソロバトル。
ホーンの2人からコバちゃん。
この辺の構成ならばお手のものでしょうよ。

サイケデリックとアップテンポの曲を混同していたコバちゃん。
気持ちを切り替えてリフに。
コーラス指導のモッチンは逐一、目を光らせている。

カウントやエンディングも曲によって様々なので頭と体に叩き込もう。

ちょっと食い気味だったり、変則的なイントロに四苦八苦。
聞くとやるとじゃあ、大違いを実証した瞬間。

先述の定番お約束曲は唯一、コバちゃんSTAでライブ体験済。
ギター・ソロの長さもホーンとチェック。
次回にはワウペダルを持参してくるからメリハリがついてくるよ。

予備の曲はもうサラッとプレイ。

とにかくオープニング曲が最大の問題作。
それだけにやりがいもある。

2時間がアッという間に過ぎた。

次回の最終リハではユーちゃんとマッツが加わるから、迫力が増すよ。
話題騒然のニューSTAに乞うご期待!
全員がツワモノばかりだ。
写真のふてぶてしい面構えを見よ(撮影・・・アッキー!)






























































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記念すべきライブだ!200回達成だもんなあ・・・・・!!

2023-05-12 08:38:00 | リハーサル



待ちに待った山菜採りシーズン突入!
これを個人的にも待っていたんだ。
気分をリフレッシュするのにも、自然界からの恵みで栄養補給をするのにも最適さ。

はい!
さてさて、皆さま、その後いかがお過ごしでしょうか。
コロナもだいぶ和らいできたけれども、油断は大敵。
気を引き締めて何事にも取り組んでまいりましょう。

そんなわけでして、われらがSTAは今月のライブに出演するべく最終リハーサルを先日行いました。
ここでもタイトルにも記載してあるけど、特別なライブさ。
ライブ直前にSNSで随時、告知しているんだけど、今回、特別にそこでの文章を添付させていただきますよ。
以下・・・・。


ライブの告知をします!
今月14日の日曜日、我がバンド
sapporo transit authorityが数年ぶりに江別市民会館ホールへ登場します。
ここは広くて照明も素晴らしい👍
お馴染み、江別のスティーブルカサー君らの主催だよ。😉
熟女な司会者が進行役をつとめます!😍
出演バンドも皆ゴージャスこの上ない内容でへ、今からとても楽しみだ!😊

で、何とこの日でSTAはライブ通算200回を迎えます。
コロナが無ければとっくに達成していたんだけどね。
何か、あっという間さ。
別にカウントをしていた訳ではないんだけど、周囲に教えてもらった次第。
100回目なんてちょい前のような感覚。
あの時は、ある女性がステージの俺に花束を手渡してくれてめちゃ嬉しかったなあ。
あ…催促している訳ではありせん…😅
18年にわたり紆余曲折を経ても尚ここまで活動できているのも、共にプレイしてきた全ての仲間達の存在があっての事。
こんな厄介な男と、よくもまあ根気よく関わってくれた事は
感謝の一言に尽きる。🎶🙇‍♂️

そんな訳でして今回はスペシャルなライブをお届けします。
無料パーキングあり。
メンバー、スタッフ一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
宜しくねー🤗

というわけです。
感無量の極致だ。
果てし無き鍛錬と創造を生む追求の旅はまだまだ続くよ。

江別のコンサートでのSTAは8人編成。
先週のリハーサル・レポートでも書いていたけど、超久しぶりにあの伝説のtromboneプレイヤー、ミツが満を持しての復帰を果たした。
これは大事件だ!
そしてニューフェイスとして長久保バンドから紹介されたヤマちゃんが初の合流。
ウパくんは相変わらず1時間前にスタジオ入りをして音つくりに余念がない。
2回目のリハはスケジュールの都合中、マッツは休み。
それでも前回、しっかりと纏めておいたので問題はなし。
本当に頼もしい連中だ。

今回の顔触れは・・・・・
マサ、モッチン、アッキー、ニシヤン、ミツ、ウパ、ヤマちゃんという布陣。
貫禄のプレイヤーばかりで余裕綽々。
和気藹々とセッティングに取り掛かりました。
何たって、アニバーサリーだもんなあ・・・・。
ニシヤンとモッチンはいきなりレッド・ツエッペリンの曲を始めるしなあ((´∀`*))
先週は「じゃじゃ馬億万長者」の「ジェフズ・ブギ―」だった。
チューニングを済ませて、立ち位置決めてウオーミングアップ。

ウパちゃんは気配りの人。
他のメンバー達の楽器取り出しやケーブル接続をテキパキと手伝ってくれる。
リハの途中では、余っているマイクを自分のところに立ててコーラスもこなしだした!
遊び心に溢れてている愉快痛快なナイスガイ。
でも彼曰く、自分のボーカルはアニメ声なんだそうだ。
それもまた面白いんだけどね。
ハイトーン・パートの候補かな。
ウパはSTAのライブの度に管楽器編成や人数が変わるので、音の配列調整に汗している。
頭の下がる作業を根気よくこなしてくれる。
今まで、ここまでやったミュージシャンはいない。
徹頭徹尾、妥協を許さないほどの真面目なパーフェクト主義男。
見習わないとなあ・・・・。
心底、刺激になるよ。
普段はIPHONEの待ち受け画面にもしているシベリアン・ハスキーを栗山町のドッグランに連れていく愛犬家。
マサも通う「廬山」の事にも詳しい。
やっぱり、美味しくってボリューム満点の「夕張版あんかけ焼きそば」だね(1000円ナリ)

ヤマちゃんも難解な楽曲に汗しているけど、ひたすらに頑張っているよ。
初演奏であそこまでこなせるなんて素晴らしい。
江別ライブでは、その長久保バンドとの掛け持ち出演なんだからいやはやタフガイだ。

最近、髪の毛を切ったモッチンは精悍なルックスに益々磨きをかけて相変わらず絶好調。
ムードメーカーだもん。
と言っても、普通の人に比べたら全然長髪なんだけど・・・・。

そうそう、ミツは誰もが知っている熱狂的なるヤクルト・ファン。
月一で神宮球場に通うとか豪語するほど。
この時にも、さっそく状況。
3連戦を応援するべくね。
ところが三日目は雨で残念ながら試合は中止に・・・(´;ω;`)
仕方がないので落語を見に行ったそうだ。
で、月曜に北海道へ。
数時間後にはSTAとリハという超ハード・スケジュールをこなしていました。

モッチンとアッキーはホットコーヒーがルーティン。
お代わり自由で100円、税込み。
安い!!!
それを何倍も飲んでリラックス。
活力源だね。


セット・リストはとっくに固まっているので、本番さながらに演奏を開始。
確認していた女性司会者は知人。
彼女とマサはナレーションを綿密に打ち合わせ完了したので、そのイメージでイントロに突入。
ゲネプロなのでメドレーやMCもその感覚でこなしていく。

次々とスムーズに進行。
ソロのパートも圧巻の迫力。

モッチンが叩くカウントのタイミングも絶品。
阿吽の呼吸でカッコよくこなしていく。
正確無比で頼りになるリズムの要だ。

特に3人がソロのバトンを渡し合う場面でのウパはバカ受け。
「ホールド・オン」「スモーク・オン・ザ・ウオーター」のリフなどを巧みなセンスで織り交ぜて引き込んでいく。
なかなかにやるもんだねえ。
期待度が果てしなく増幅しちゃうよん。

鬼門ともいえる曲。
コーラスのグレード・アップで一安心。
エンディングのコードも念入りに再チェック。
何度もそこのみを引き出してプレイ。
色々な意見が飛び出してくるけど、結局は2つのコードで気持ちよく収まった。

手慣れた楽曲オン・パレード。
テコ入れもそろそろ施そう。
それにはメンバーの固定化が先決。
重要なる課題。
今後のSTAがいかに発展していくかは、ここにかかっている。

とりあえずやるだけのことはやり終えたので一つの区切りとして江別では完全燃焼しますよ。
通過点なんだけど。
もうすでに300回達成を目標として掲げ、虎視眈々と色々画策しているんだから。


そういうわけでして、201回目のSTAはスーパーにリニューアルしますよ。
乞うご期待。
目を離すことは厳禁だ。

追伸・・・・STAでは随時、生きのよい管楽器プレイヤーを求めています。
共にシカゴを中心としたブラスロック街道を邁進して見ませんか!!??






























































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今度のSTAライブで、ちょうど200回目を迎えるのだよ!!

2023-05-04 22:41:57 | リハーサル
はい、さてさて、皆さま、その後はいかがおすごしでしょうか!
ゴールデン・ウィーク真っただ中。
天候も良好で、コロナも和らいできたから、人出賑やかですなあ。

メンバー達も、各自で連休を満喫しているようです。

そんな中、先日は、今月出演する江別市民会館用のリハをいつものスタジオにて行いました。

先月の岩見沢「ストロベリージャングル」ではホーンが2人でしたが、今回は倍の4人。
あいかわらず、トランペットはいませんが・・・・。

それでも元気いっぱいにロビーへ集結。
ばっちりと全員が揃いました。
最近のSTAは集まりがすこぶる良い。

8人の顔ぶれを紹介。
マサ、アキ、モッチン、ニシヤン、ウパ、ミツは引き続き前回と同じ。
そこにマッツが多忙の中、久しぶりに合流。
そしてまたまたニュー・フェイスとしてヤマちゃんが加わりました。
彼は、3月のゴールドストーン・ライブの際にSTAの前に出演していた「エロチカヘヴン」のメンバー(ミキティもいた)。
そこで初めて会ったのでお互いに挨拶を交わした。
今月のライブ主催者「ナガクボくん」にホーンを探している、と伝えたところ、ヤマちゃんを紹介してくれたのです。
だから江別での彼は掛け持ち。
ハード・スケジュールだねえ・・・・。

例によってウパちゃんは1時間前にスタジオ入りしていた。
毎回、編成、人数、楽器、曲目に変動があるので、そのたびにスコアを書き直して試奏するのだそうですよ。
ひじょうにストイックで真面目な男。
決して、妥協しないし頼りにもなる。
心強い存在さ。

マサが改めてヤマちゃんを皆に紹介。
即座に打ち解けたご様子のヤマちゃんを囲んで和気藹々に談笑しながらセッティング、チューニング、ウォーミング・アップ。

その時、急にモッチンがマサに「じゃじゃ馬億万長者って知ってる!?」って聞いてきた。
マサが即座にテーマソングを歌い出したらバカ受け。
ニシヤンなんてを「よくもまあ、そこまで歌を覚えているねえ」と半ばあきれ顔。
そして、それをインサートしたジェフズ・ブギ―を弾き出した。
当然モッチンもドラムで便乗。
あ、やばい・・・・またマニアックな話題で盛り上がっていると怖いレディがぶち切れるぞ((´∀`*))

とにもかくにも、ホーン隊一人一人の音が超が付くほどにバカでかくって迫力満点。
これぞまさしく王道のブラスロック・サウンドだあ、と嬉しなってきて思わず叫びたくなるぜ。


ベース、キーボード、ドラム、ギター、トロンボーン・・・・そしてサックスが3人だ。
マッツがテナー、ヤマちゃんがアルト、
ウパもアルトだけど、トランペットのラインを担当。
マサはてっきりウパはバリトンを吹くものだと思い込んでいたんだけど「ミツさんのtromboneと被るので」とのこと。
そう聞けば納得だ。
なるほどなあ・・・奥が深いホーン・アンサンブル。


徐々に音が固まりだしたのでそろそろいくかい。

曲ごとに確認しながら演奏。

まずは手始めにお約束のオープニング曲。
マサがソロの確認をする。
トランペットが不在のため、その役はウパが一手に引き受ける。
変則version。
中間部トロンボーン・ソロ後、3管が順番に吹き繋ぐパート。
ずっとうやむやに済ませていたんだけど、ウパが「鳴っていない音がある」と言い手直しを施す。
順番、音階、タイミングを話し合って繰り返し煮詰めていく。
カッコよく仕上がった。もっと早くに着手したかったもんだ。
ベルトーンの順も確認。
スコアを指さして決めていく。
ヤマちゃんは相当にきつかったらしいこの曲。
確かに初っ端だとヤワな輩は即座に逃げていくよね。
それでもヤマちゃんはどうにかこうにか必死についてきた。
ウパもミツがいるから吹きやすいと言っていたし。
ちなみに、4人ともに本番ではピンマイクを持参します。
ウパのみコンデンサーマイクのため、DIではなくシールドでの接続を希望。

エンディングを迎えて、一旦マサが「不明点や質問はないかな?」とヤマちゃんに尋ねる。
最近、ホーン・セクションはウパが中心になって進行。
これで流れもバッチり。
円滑にまとまっていくよ。

それにしても、欲を言えば、やっぱり、パーカッションが欲しいねえ。


前回からモッチンもコーラス担当になったので、マサはもう1本マイクのケーブルをオーナーから借り受ける。
これで、アッキーとツイン・コーラスだ。
みっちりとハモリの練習にも余念がない。
それはロビーでもスタジオでも延々と続く・・・・
色々なパターンも考えてモッチンが試行錯誤しながらも指導。
そこで、2曲目。
これが一番コーラスが複雑。
ドンドンと緻密になっていく。
モッチンがちょくちょくマサにラインで聞いてきたくらいだ。
どちらが上か、下かとか、事細かに話し合い。
合いの手や交互に歌い継ぐ部分も取り決め。
サビなんて極めつけ。
マサは追い打ちをかけるように「エンディングのハミングもモッチンがやって」と懇願。
でもドラムがたいへんな箇所だから却下された。
たしかに叩くだけでも難解だもんなあ・・・。
ここまでやってくれた人は初だ。

インストに突入。
まずはモッチンがテンポと4カウントの確認。
ここでの構成は数人の意見が飛び交う。
モッチン「イントロのリフ語にはまずキーボードが数小節のソロをやって」
即座にアッキーが対応。
次いで怒涛のウパによるソロだ。
小節数みっちりと吹き荒れる。
ドラム・フィルインからメインのホーンセクション。
圧巻だ。
あっという間、一瞬の曲だけに濃厚この上なき攻防を繰り広げる。

それをプロローグに4曲目。
グッと雰囲気を変えてミディアム・テンポ。
ここではじっくりと取り組む。
3人のソロが目玉。
まずはここでもウパが切り込み隊長。
間髪入れずにミツ、最後は長めにニシヤンのサイケデリックなギターが唸りをあげる。
言い感じじゃん。
ここでウパが「ヤマちゃんにソロを吹いてもらおう」と提案。
もちろんヤマちゃんも快諾。
試しに取り組んでみたらバッチリさ。
百戦錬磨の猛者揃いだけに、また新たな可能性を引き出した。
楽しみが増えたよ。

マサもノリノリにプレイ。

折り返し点に到達したので、一番の鬼門へ・・・。
今回一番の問題作。
アッキーがSTA加入して初ライブの時に演奏して以来だ。
(あれは7月の小樽・浅草橋屋外サウンド・エナジーだった)
突風が吹き荒れてスコアが舞い散ってトラブった日。
リズムも怪しく、コーラス不在・・・・・
それに凝りて封印していた作品。
でも今回はドラム、キーボード、ギターが完璧なイントロを実現化。
気持ちよく歌い出しもできてうれしかったよ。
モッチンは後半に一大網羅する、激しいコーラスをアッキー巻き込んで練習。
リフレインの回数も程よい長さで固まった。
過去のカバー中、一番良くできたversionだ。
やっぱり役者たちが違うと、こうも、露骨に差がでるものか。
エンディングは本家シカゴのライブをお手本にファニーがスコアを手掛けてくれた。
特に「リーの指の動きを見て音を拾った」と自信たっぷり。
STAの今までのエンディングは正直な話、イマイチのオリジナルなアレンジ。それでずっとやっていた。
満を持してマサが提案したらスムーズに皆が役割を分担して完成に漕ぎつけてくれた。
な、な、なんとザ・ビートルズの「マジカル・ミステリー・ツアー」「ゴット・トウ・ゲット・ユー・イントウ・マイ・ライフ」メインリフの合体でフィニッシュ。(共に1音高いけど)
アッキーやニシヤンからベースの音でアドバイスをもらい、よりよいバランスになった。
コード取りやタイミング、一拍喰うところなど、色々と分解してみて完成。
これで、少しは本物に近づけたかな。

アップテンポのロックンロール。
イントロの長さとホーンの入り口にちょっと手こずる。
こいつもモッチンがアッキーに繰り返しコーラスの指導。
単語の一つ一つを教え込む。
2番の歌詞をエディットしてるから極端に短い曲。
勢いまっしぐら。
皆で一斉に「ヘイ!」とぶちかます。
エンディングでマサが「YEAH!」と叫んだらラストになだれ込むとというアンバイ。

余韻を引きずったまま、ディスコでも散々もてはやされた曲へ。
イントロとブレイク後のエンディングはの共にドラムが目印。
数種類のパターンを叩いてもらい、しっくりくるヤツを皆でチョイスする。

最も人気の高い曲をさらっとこなして、予備曲にもトライ。
このあたりは余裕しゃくしゃく。
アッキーのタンバリンも軽快で効果覿面。

ノンストップで演奏を繰り広げていたからアッキーが「3~5分だけ休ませて」と懇願。

残りの時間はのヤマちゃんからのリクエスト。
不安要素はいち早く払拭しないとね。

次回のリハはマッツが休みだから最後のリクエストは彼から・・・。
でもこれは皆もやりたかった曲だから、喜んでトライ。

今度のライブ・イベントは広くて立派なステージ。
照明も派手だよん。

対バンもゴージャスで素晴らしすぎる。
たまりませんなあ。
STAはちょうど美味しい時間帯に登場。
こりゃあ、絶対に見た方がいいよ。

ちなみにSTAは随時、トランペット、パーカッションを募集しています。
一緒にシカゴやブラスロックをエキサイティングに演奏してにみませんか。
ハマる事、請け合いだよ。

それではまた来週。
ヨロシクね~~~!!



































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春爛漫だよん!!

2023-04-13 13:18:45 | リハーサル
さてさて、皆さま、その後いかがお過ごしでしょうか。

連日の黄砂地獄に泣かされていますよ。
洗車しても一瞬でじゃりじゃり状態・・・。
自然の驚異ですなあ。
まあ、コロナ禍やドカ雪よりは可愛い方だけど。

山菜シーズン到来だから気分を切り替えていこう。
北海道には鬱陶しい梅雨はないしね。

我々、北国唯一無二のブラスロックバンドSTAは相変わらずアクティブに活動中。
好例のメンバー入れ替わりもなんのその。
その都度、強力なる布陣が出揃うんだから頼もしい。
今回のメンツも楽しみ。
決して人数の多さではなく、中身で勝負、を実証したような顔ぶれさ。

いつものように元気いっぱいにメンバーがロビーに集結。
皆、元気一杯でやる気満々。
先週でもここに書いたけど6人編成。

マサ、ミツ、アッキー、ウパ、モッチン、!そしてニシヤンだ!
誰一人欠けることもなく、鉄壁なフルメンバーでのリハ。
最近のリハは出席率が高い。
これは素晴らしい事。
管楽器は2人。
でもこの2人が凄腕だから驚愕。
一人で2人分の仕事をこなしている。
両者共々、徹頭徹尾に火花散る攻防を延々と繰り広げている。
元々、彼らは別のバンドで一緒に活動していた仲なので阿吽の呼吸。
即座に息投合でアンサンブルもバッチリ。

ウパくんは毎回一人で1時間前にスタジオで個人練習。
ストイックで真面目な完璧主義。
決して妥協を許さない。常に厳しい視線を送っている。
もちろん普段は穏やかで愉快なナイスガイ。

ミツは長年のブランクなんか何のその。
直ぐに馴染んで疲れ知らず。
実際は相当にきついはずなのに、そこは昔取った杵柄。
ウパくんに持参してきた輸入のシカゴスコアブックを公開して大いに盛り上がっていた。
この本にはどれだけ助けられたことか。
レパートリーもグレードアップしたしねえ。

ちょっと遅れて入ってきたニシヤンはラフに被ったキャップがとってもお似合い。

モッチンとアッキーは美味しいホットコーヒーのお代わり。
なんとお代わり自由の税込み100円ナリ。

和気あいあいと談笑をする中、セットアップ、チューニングも早々に完了。

もうすでに先週の段階でほぼ音は固まったよね。
今回はその確認程度で進行。
序盤から本番さながらにプレイ開始。

今回からアッキー+モッチンも正式にコーラスを兼任。
これは心強い存在感。
更なるバリエーションを得ることに成功。
なんといっても臨機応変に対応できる能力にたけている。
どの曲も耳に馴染みがあったり、以前にプレイ経験があるだけに余裕の表情だ。

各パートのソロ回しも順調。
一度、話し合えば、もうパーフェクト。
何度もやり直すことはない。呑み込みが素早い。
ツワモノばかり。
そこに遊び心までさりげなく添えてくる始末。

マサがコーラスで要求するラインを実演。
これは貴重なる宿題だね。

時にはマイクのないニシヤンらもコブシを振り上げてアクションも決める。

マサもジャンプしたり、ベースのネックを振り上げたりしてニンマリのアイコンタクトを送る。

ウパとミツは開いたスコアを見つめ合って幾度もミーティングを繰り返す。

いぶし銀のtromboneソロに唸る。
ウパのサックスはヒステリック過ぎるくらいのトランペット旋律をこれでもかあ、という勢いでぶち込んでくる。
凄まじき様相を呈している。
しかも2人ともに音がバカでかい。
マイクを使用していないのにねえ。
一体全体、どれだけにパワーを内包してるのか。

横でプレイしている我々でさえ鳥肌が立ってきちゃう。
ホーンのアレンジも小節数を取り決めて吹き込み。
渋い構成が確立で一丁上がり。

メドレーやMCのタイミングもようやくつかめてきたようだ。

モッチンの打ち鳴らすスティックカウントやドラム・ビートは絶品。
何も言うことはあありません。
痒いところに手の届くペース配分とはこれのこと。
どれだけぶっ叩いても全然やかましくないし。
これは最初からアッキーが言っていた評。
自然に溶けこんでいる。
簡単なようでここが一番難しいところ。
百戦錬磨の男だからお手のモノ。
自慢めいたことは一切語らないけどね。
黙して語らず・・・・。

順調にまとまっているね。
時々はテンポやリズムに注文ははいるけど。

あっという間に前半戦は終了。

小休止を挟んで後半。
談笑しながらリラックス。
ついでに来月のライブでやる曲の案も飛び出した。
アッキーが曲を流す。
アッキーこれにはご機嫌。
ニシヤンもリフを口づさむ。
モッチン曰く「あ、聞いたことあるなあ」
マサは最近シカゴがやってるエンディングを取り入れたいことを告げる。
これ、STAではやっていないのでぜひとも!!
「マジカル・ミステリー・ツアー」「ゴット・ツウ・ゲット・ユー・イントウ・マイ・ライフ」の合体ホーンがカッコいいのさ。


ライブ用時間の計測も大丈夫。
十分に収まっている。
メンバー紹介でも入れるかな。

今回は5曲もエディットバージョンがある。
だから、よりタイトかつコンパクト。
いい塩梅で気持ち良い。
息つく暇も与えずに次々繰り出されるナンバーが狙い。これは受けること確実。
怒涛の30分。
ワクワクものだ。

予備の曲もキックで締め括る。
コーラスもドンドンも加わってきて豪華絢爛。
アッキーはパーカッションも打ち鳴らす。
叩く場所のアドバイスをモッチンからもらう。
「金物の楽器はマイク無しでも十分に聞こえるよ」
腰左右で打ち鳴らせば効果覿面さ。
ガンガンに響いていた。
アッキーはパーカッションも担当していた経歴があるのさ。

ジャストな頃合いで最終リハも終了。
「それでは本番よろしく!!」

ほぼ10年ぶりの岩見沢、しかも「ストロベリージャングル」
オオトリにSTAは堂々の登場。
期待していいよ。
このハコはマサ、ミツ、ニシヤンは出演済み。
他のメンバーは初。
でも3年間休業して、満を持してのリニューアルオープン記念イベントだから、新鮮だろうなあ。
近所の平安閣第3パーキングは無料。
入場料金1000円。
美味しい飲食もたくさん用意しています。
ケーキはじめスイーツも充実。
ああ・・・・腹が減ってきたあ・・・・。
ミュージシャン&スタッフ一同、心よりご来場をお待ちしています。
最初から最後までジャンルのバリエーションも豊富だよ。
それでは会場でお会いしましょう。

追伸・・・・HEY THERE EVERYBODY!!
STAでは随時、メンバーを募集しています。
こよなくシカゴ、ブラスロックを愛しているあなた、ご一緒しましょうよ!!























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いよいよ本格的な春の到来で心もウキウキ弾んでくるよね~!!

2023-04-06 17:17:15 | リハーサル
衣替えも終わり、雪投げ地獄からの解放で心底幸せを感じるよ。
雪解け水で車は泥だらけだけど、そんなことも全く気にならないよん。
薄着で外できるし、コロナによる規制もグッと緩んできた。
マスクも自由だけど、やっぱり皆、それは手放せないご様子・・・・。
まあ、それは仕方ないかあ(-_-;)・・・・。

さてさて、我らがSTAは相変わらず、今月もライブに向けてのスタジオ・リハでしたよ。
曲目も固まり、新たなる編成にて意気揚々と集合!!

ただ、ここのところ、肝心要の管楽器メンバーが不足している状態は続いている。
でも、そこは熟練のミュージシャン集団ゆえにものともせず、余裕の表情。
難局面を逆に楽しんでいるかのようだ。
さすがだねえ…頼もしい限りだよ。

それでは今回の編成をば・・・。
いつものマサ、ニシヤン、モッチン、アッキー、ウパ。
この5人はここ最近の定番。
もう一人は、な、な、何と、あの伝説の男、ミツが帰ってきた!!
これは今年最初のSTAにおける大事件だ。
決して大げさな話ではなくね。

つまりは6人体制・・・しかもブラスロックなのに、ホーンは2人。
更にはトランぺッターが今回も不在。
ところがねえ、ウパ&ミツの2人は一人が1・5人分の駆動率を誇る。
いや、もっとかなあ。
だって、演奏中、そんなデメリットを感じさせないくらいに迫力満点。
タイトでしっくりとアンサンブルに溶け込んでいて、すこぶる快感だ。
6人しかいないことを、すっかりと忘れてしまったほど。
それはメンバー全員、同じ意見だと思うよ。
改めて人数ではなく中身が重要だということを、身をもって体現したのだ。
しかも奇遇なことにミツ、ウパは、かなり前にソリッド・バンドで一緒に活動をしていたのだ。
これを知った時にはビックリ。
いやはやなんとも、狭い世界だねえ。
2人が再会するのも超久しぶり。
でも吹き込んだ瞬間にホーン・セクションはガッチリと噛み合ってスリリングな展開だった。
ウパちゃんの表情にも、それは顕著に表れていた。
皆、上機嫌で和気あいあいとジョークも飛び交う。
ついさっき、ミツとは初対面だったメンバーらもすっかりと意気投合。
これは幸先が良い。
ミツはコロナでずっとトロンボーンを吹いていないとのこと。
でもそんなブランクは微塵も感じさせない。
ウパは「頼りになるなあ・・・・頼もしい・・・吹きやすいなあ」と絶賛。
ミツも全然ばてた様子はない。
有り余るほどにスタミナも十分。
ニコニコ笑顔で会話も弾む。
昔取った杵柄とばかりに、カンもすぐに戻ったようだ。
そうとなれば猪突猛進とばかり、一気に熱演モードに突入。
タイムの計測もしつつ、セットリストどおりに1曲、1曲をも懇切丁寧に確認。

今回のライブには司会者はなし、場所も岩見沢でかなり前に出演して以来の会場、しかもオオトリに登場。
そこはそれで、みっちりと細部にわたっての打ち合わせ済み。

鉄板のオープニングソング。
もうねえ、始まった途端にケミストリーが生まれた。
気迫がダンチ!
変拍子に次いで、初っ端のtromboneソロはいぶし銀の光沢を放つ。
鳥肌が立つほどのサウンド。
エモーショナルなラインを次々と奏でる。
官能的な抑揚を含んだメロディに言葉を失いそうになる。
アッキーは、その姿をキーボードプレイ中にアイフォンで撮影。
器用なレディだ。
多少、ぶれていたけどね((´∀`*))
一旦ブレイクして美しいピアノから、今度はウパによるアルト・サックス・ソロ。
ミツに感化されたのか、意気揚々とパワフルに嘶くほどのテクニックを披露。横に陣取っていても、一種独特なる空気感に酔いしれちゃった。
凄い環境に立たされている喜びに震える。
だからニシヤンも、火を噴くようなギターで対抗心旺盛に燃え上がる。
モッチンもいつも以上にグルーヴィー、な連打を決めまくる。
連鎖反応がドンドンと拡散。
早速、序盤から好感触。
もうこうなったら、調子に乗ってジャンプをいつも以上に飛んじゃうよ。
一旦、ミツからベルトーンの順番を確認。
これは4人で回すスタイル。
アッキーからニシヤン、ホーンの2人に橋渡し。
音階も決める。
グイグイとグレードアップを図る。

ミツによる、シカゴに対するこだわりやウンチクは別格。
何たって、、ダニー・セラフィン率いるカリフォルニア・トランジット・オーソリティを海外まで見に行く計画もしたたかに立てているほどだ。
正に筋金入り。
ウパもノリノリ。
だって、彼は必ず1時間前に個人練習のためスタジオ入りする意気込みは誰にも真似ができないよ。
やる気が人一倍溢れている。
本人は一切の妥協を許さないほどの完璧主義の持ち主。
スコアの手直しも逐一施す。
申し訳ないことに、ライブのたび担当のサックスも変わっているのだ。
バリトンだったりアルトだったりだ。
音符を書き換える作業も大変さ。

MCの部分もマサが雰囲気を伝える。
とにかくリラックスしていて好環境が漂う。

ここいら辺に達した時点で各メンバー達はアイコンタクトを送り合って阿吽の呼吸。

インスト2連発は迫力モード。
モッチンによる4カウント。
テンポのこと、ソロの小節数の取り決め。
これらの曲はライブやメンバーらによって微妙に変動がある。
程よい具合に決定したら再度取り掛かる。

3人によるソロ回しもスムーズに流れる。
各自のソロもカッコいい。
バッキングも絶妙なボトムを築きあげる。
モッチンが「ここのギターはもっと複雑なリフを弾いてない!?」と意見をする。
カバーの多い曲故に、そこはセンスと取り方次第さ。

2度目のMC。

マサがコーラスの参加を要請する。
曲ごとの歌詞を説明。
これが醍醐味でもある。
簡単な掛け合い、ハモリ、合いの手などを要求。
ちょっと実演も含めてね。

はじめて演奏するメンバーもいる曲。
これは特に念入りに・・・・。
イントロのドラムがリズムを刻む箇所も即座に叩いてもらってみる。
ニシヤンが「やりにくい」とのことで、ちょっと捻りを加えてみたら極上にハマって成功。
2番の歌詞をカットした曲が5曲もある故に、至って無駄のない進行だ。
エンディングのパートは、マサの号令でイントロ戻って突然「HEY!!」で終了。この3回ある「ヘイ」をマサがアッキーに指導。
タイトルのリフレインも要求。
コール&レスポンスもね。
これは全員がコブシを振り上げての熱演。
一致団結の賜物。

終盤の曲はイントロとエンディングのドラム・フィルを数度繰り返してみて感触を確かめてみる。
呑み込みのはやい連中ゆえに早くまとまる。
効率が良いねえ。
100円のホットコーヒーも一段と美味しそうだねえ。((´∀`*))

ラストソングではミツが「ギターソロの後半は例のホーンが入るの?」と質問。
その通り!!
「この曲にはタンバリンが入っているんだよ」とモッチン。
急遽、アッキーがスタジオのオーナーから借りてくる。
これで華やかさが断然に増した。
しかし、しつこいようだけど2人しか管楽器がいないとは思えないねえ。
音が分厚くって本格的。

予備の曲ではアッキーも意気揚々とコーラスで加わってくれる。
モッチンが「ビートルズとシカゴではノリが違うんだよね」と口頭で解説。
勉強になるねえ。
奥が深い・・・・。

小休止を挟んで後半戦。
通しけいこ。
時間の配分も思惑通りに収まった。

効率よく全行程を終えた。
素晴らしい采配。
全員がベテラン勢だけに、見事の一語に尽きる。

後かたずけ後もロビーにて談笑。
モッチンはミツに付きっ切りで管楽器のノウハウを問いただしていた。
微笑ましい光景。

「それではまた来週も( `・∀・´)ノヨロシクね!!!」

ミツが復帰したことで、でっかい刺激と影響力を発揮しているよ。
それは至る所で歴然だ。
やっぱり音楽って、機械ではなく生身の人間達が生み出すアートなんだから当り前だねえ。

次回のリハが待ち遠しい・・・・・。
体調管理にも気を付けて臨んでいこう!!
紆余曲折を経てもなお18年の活動歴を誇るSTAは、なんだかんだ言いながらも前途洋々だ。
参ったかあ!!((´∀`*))











































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バンドはハードスケジュールの日々はまだまだ続くよ!!

2023-03-11 08:45:51 | リハーサル
雪もかなり溶けてきて、この分だと3月中には、根雪は消滅するようです。
嬉しいなあ・・・。
外はドロドロのベシャベシャ状態ですっぱね(!!)も跳ね上がるけど、上機嫌。
春よ、早く来い!
山菜採りが今から待ち遠しいよ。

そんなわけで、今週の月曜日にスタジオ入りしたけど、4日後の金曜日にもリハ。
STAでは滅多にない事。
これは珍しいスケジュール。
諸事情により、日程が詰まっていたので、このようになってしまった。
メンバーの皆にはバタバタさせてしまい申し訳ない次第さ・・・・。
だから、2人がどうしても都合がつかず、欠席・・・・。
6人が意気揚々と集合。
暖かくなってきたので、元気一杯とノビノビした気分に浸れるよ。
駐車場もツルツル路面でひじょうに危ないけどね・・・・。

コロナもかなり落ち着いてきたので、バンド活動が活性化してきた。
これは素晴らしい事。
ロビーも賑やかで混み合っている。
超久しぶりに「幕ノ内」のメンバー達とも遭遇。
友好を温めたよ。
おぬしたちも相変わらず頑張っているね。
よしよしだ!

今はWBCの真っ最中。
皆、盛りあがっている。
前日の1試合目も凄い勝利だったけど、2日目のこの日の白熱。
いやはやなんとも手に汗握る展開。
メンバー達も口々に野球論を展開して大盛り上がり。
トンチンカンな対象のアッキーも話の輪に入って和ませてくれる。
多少、イラっとさせてくれるけど‥‥(-_-;)

オーナー・キンさんの粋な計らいでちょっと早めにスタジオ入りできたさ。
これは心憎い配慮。
だから、セットアップが早めに済んだ。
時計を見て見たら、まだ入りの時間にもなっていないしなあ・・・・((´∀`*))

今回は、余裕しゃくしゃくにいけそうだ。
会話も自ずと弾むよ。
マサはいつものようにセットリスト表を壁に貼り付ける。

管楽器はうぱくんのバリトン・サックスのみ。
良く聞こえるし、新鮮だ。
ああ、こういうフレーズを吹いているんだあと。
皆も彼の奮闘を絶賛。
真面目で熱心な愛すべき男だよ。
本人は緊張していたらしいけどね・・・・。

で、来月からSTA伝説のジェームス・パンコウことミツが満を持して合流する。
これは事件です。
うぱくんにもトロンボーンが入ることを伝えたら、「一体全体、誰ですか・・・?」と尋ねてきた。
「岩手ミツオくんだよ!」
何と、数年前まで2人は一緒に演奏活動をしていた仲だった!!
狭い世界だね。
やっと重い腰を上げたのさ。
これならば、うぱくんはホッと一安心。
ミツならば気心もしれているし、人望も厚い。
なんたってSTAのボントロ中、一番シカゴに精通しているし(かたくなに、シカゴⅢまでしか認めないけど・・・・)
この2人が一致団結して吹き込めば、そうとうな刺激を方々に与えてくれることだろう。
思っただけでも、ワクワクしちゃうなあ。

ライブ当日は司会が不在なのでマサが疑似ナレーション。
「1・2・3~~!」
豪快に波状攻撃の狼煙をぶち上げる。

音量のバランスも良好。
驚いたことに、ニシヤンがホーンの音不足を瞬時に理解してブラス・リフを弾く。
これがすこぶるかっこい。
器用なヤツだなあ。
効果覿面。
この手法はカリフォルニア・トランジット・オーソリティのアレンジ・バージョンを参考にしたのかな。
まあ、いずれにしても才能豊かなる音楽集団のなせる技だ。

そのニシヤンはこの間のリハ時に購入したばかりのヒストリー・レスポール・スタンダードを得意げに持参してきたんだけど、ネックサイドのストラップピンが抜け落ちてギター落下に危機に瀕していた。
今回はバッチリと固定してきたよ。
でも、今度はワウペダルの接触不良が勃発。
この間の雪明りの路サウンドチェック時にも、ノイズが出てたし・・・。
それを思いっきり蹴っ飛ばしていた。
「こういうのは蹴りを入れるのが一番!」
昭和だなあ・・・・。
なんというワイルドなる対処。
エフェクターも可哀そう‥‥(´;ω;`)
モッチンは自分のストラトキャスターもストラップピンが抜けちゃったらしい。
何を詰めて、何を塗って固定すればよいか聞いていた。
アロンアルファよりは木工ボンドの方がお勧め、とニシヤン。

アッキ―も確認していたけど、ソロのパート。
tromboneが不在なので、ここはうぱくんが自ら名乗りをあげてソロを担当。
続く、トランペット・ソロはミキティが吹くんだけど、この日は欠席しているから、ここも誰言うことなく自然にうぱくんが担当。
これがアバンギャルドな音色で身震いするほど。
バリトンサックスは修理に出さなければいけないコンデイションらしいんだけど、そこはうまくこなしていたよ。
プラスチックの丸いパートが剥がれ落ちていたけど。
これはアロンアルファでも貼り付けが可能だそうです。
それよりも、以前は本番中にバリトンの押さえ金具が大幅に取れてしまい演奏を断念したという苦い経験があるそうだ・・・・。
モッチンも重いソプラノサックスを座って吹いていたら椅子にぶつけてしまいへこんでしまったらしい・・・。
その修理の方法も尋ねていたよ。
コツコツとリペア職人が叩いて凹みを直すのだそうだ。

マサは曲ごとにホーンの薄さを少しでも補強すべく口でフレーズを歌う。
各自がそれぞれに色々と考えている。

タッキーのコーラスワークも益々冴えわたる。
マサとのコンビネーションもばっちり。
阿吽の呼吸で最高。
もちろんパーカッションも手を変え、品を替えの大奮闘。
グレードアップを図る。
遠慮なくサウンドにバリエーションとグルーブを与えてくれい!
ヨロシクね!

最初のMC後、3曲目。
今回のセットリストはシカゴの曲が目白押しでご機嫌。
こんなのは何年ぶりだ!?
気合も十分に漲っている。
やる気満々。

シンコペーションも件でアキから質問が飛ぶ。
ニシヤンもアクションで支持。
早速2テイクに取りかかって修正を施す。
コンビネーションもほどよく仕上がった。
癖のある曲だけにやりがいがある。
早口言葉のようにまくしたてるボーカルが難所。
そこは、難なくクリアしているけどね。
イントロでは軽快なピアノに絡むドラムのフィル。
エンディングのtromboneソロは、うぱくんが忠実になぞっての再現。

今回最大の鬼門。
ラテン色濃厚なナンバー。
珍しくベースからの導入部分。
重低音のタイトなピッキングが難しい。
延々とこれが先導して続く。
それに次々とのってくるメンバー達。
その様はスリリングで圧巻。
マラカス、タンバリン、タンバリンに次いで満を持しての登場がハモンドオルガン。
そしてヘビーなギターコードが轟きわたる。
痛快すぎる。
メンバー達の考えることは同じ。
とにかくお祭り騒ぎ並みにチャカポコシャンシャンと絶えず打ち鳴らす。
その様は身震いするほど。
リードボーカルはマサとタッキーが交互に振り分ける。
タッキー初のボーカル。
中々に渋く頑張っているよ。
アッキーもコーラスにオルガンにコーラスと奮闘。
もっちんに「可愛い」と褒められて上機嫌で、単純にやる気も倍増((´∀`*))。
歌詞はその場で紙に書いていたけど・・・。
中間部分では最大の見せ場でもあるドラムソロ。
マサの提案で30秒くらいにエディット。
アッキーが全開映像に収録してライン上に公開。
これがすこぶる大好評らしい。
マサも改めて映像で見たんだけど、正確なリズムと起承転結に叩きこなすモッチンのスティックさばきに感動しちゃった。
間違いなく、STA史上トップに君臨する腕前だ。
一番年上なのに、決して高飛車にならずフレンドりーなのも、ポイントが高い。
雪崩れ込む怒涛のエンディングに極めつけの連打をかますモッチン。
本番なみの迫力。
バッチリと収まり、笑顔も湧き上がる。

折り返し点の曲も俄然、調子が良い・・・というか、どの曲もいい塩梅にまとまっているね。
素晴らしいなあ。
モッチン曰くオリジナルのビートルズとシカゴとではノリが違うとのこと。
時折差し込まれる解説がとっても勉強になる。
目から鱗だ。
コーラスも充実。
アッキーも最近、この曲のコーラスで加わってきた。
歌詞を覚えつつね。
これは何度も回数を経て成長するというもの。

それぞれが、いい仕事をしている。

残りの2曲は貫禄のブラスロック。
もうこのあたりにたどり着いたら、豪快に吠えるしかない。
勢いが凄まじすぎる。
猪突猛進。

イントロの約束事もキッチリと入れるようになった。
長年あやふやだった箇所が、これで固定したよ。
スケールアップしてクール。

予備曲のインストも3人のソロ回しでは、うぱくんやニシヤンが個性的な遊びを加えて和やか。
面白いなあ。
他のメンバー達では、絶対に実現不可能な試み。
エンディングでは、いつの間にか、ドドンパになってしまったけど・・・・。
やるときにはやるけど、砕ける時には思いっきりズッコケる。
この匙加減も信頼性があればの話。

何という時間の余裕。
小休止中では美味しいホットコーヒーを飲む者もいてゆっくりとくつろいでいる。
ニシヤンとモッチンはクリームのブルース・スタンダード「ハイダウェイ」のセッション大会の興じていた。


後半戦は本番さながらに、ぶっ通しでプレイしてタイムの計測も行う。
自画自賛の出来具合。


「千の風になって」の替え歌を皆が歌って笑った。
ニシヤン、うぱくんの歌も聞けるなんて貴重だよ。
ユニークな猛者ばっかり。

たまに余裕をもってリハは終了。

しばし、ロニーで談笑。
タッキーは寒い外で喫煙。
と、そこでニシヤンの車が滑って駐車場から発進できないとロビーに入ってきた。
FF車なんだね。
キンさんはじめ、皆で押しに行く。
最初は後ろから押すもダメ。
一旦、バックさせたら脱出できたよ。
良かったね。
それでは本番で会いましょう!!
小樽の老舗ライブハウス「ゴールドストーン」
お待ちしております。

追伸・・・・STAでは随時、管楽器のメンバーを募集しております。
吹き荒れるシカゴやブラスロックを体現したいミュージシャンならば、熱烈に歓迎!!!
絶対にはまること、請け合い。



























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