THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

シカゴのデビュー曲を日本人がカヴァー

2013-03-16 15:50:36 | free form space

「クエスチョンズ67&68」のなかなかに興味深いカヴァーソングを2曲、紹介します。

写真右側はザ・コレクターズの1998年発売3曲入りCDシングル。

「クエスチョンズ67&68」は3曲目に収録。

このバンドはもうすでにベテラン組として多方面で活躍しています。

ギター&ボーカルの古市コータローとリーダー&ボーカルの加藤ひさしを中心とした4人組。

1,2曲目は加藤ひさしのオリジナル。

この加藤ひさし氏は作詞&作曲で矢沢永吉、藤井フミヤ、AAA,沢田研二らに作品を提供しています。

さてここでの「クエスチョンズ67&68」ですが忠実にほぼオリジナルのアレンジを再現。(アルバム・フルテイク)

半音下げての演奏ですが。

面白いのは歌詞を全て日本語で歌っている点。

親切にコードも付記されています。

ゲストミュージシャンは四人囃子&プリズムの森園勝敏がギター、そして日本を代表するトロンボーン・プレイヤー村田陽一達が嬉々として参加しています。

歌の節回しがちょっとオリジナルと違うところはこだわりかな?

 

写真左側は某Y社が昭和48年(!!)に発売したベース・レパートリー・レコード付きブック。

12曲入りの最後に「クエスチョンズ67&68」が収録されているのですが表紙もスコアもレコードにもタイトルが「クエスチョンズ67OR68」と記載されています。

「長い夜」の25Or6TO4とごちゃまぜになっているんでしょうね(笑)

それはともかくとして教材としての資料のために演奏者の名前は一切記されていません。

たぶんスタジオ・ミュージシャンだと思います。

演奏はこれも忠実にアルバムバージョンを再現(若干バッキングをアレンジしていますが・・・・)

ボーカルは英語。

エンディングはちょっとしたドラム・ソロで締めくくり。

ベース・スコアも完璧に記載。

「高度な技術が要求されますが、しっかりと練習してレパートリーにしてください。」等のアドバイスも励みになりますね。

他の収録曲はニール・ダイアモンド「スィート・キャロライン」、キャロル・キング「ソー・ファー・アウェイ」、ヘドバとダビデ「ナオミの夢」など・・・時代を感じますね。

33回転レコードもずっとソノシートだと思っていましたが両面収録のペラペラ黒レコードなのでしょうか・・・。

 

 

 

コメント
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