THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

午年2014 CD編

2014-01-05 18:48:25 | free form space

ジャンルに拘らず、ランダムに羅列してみました。

レコード編とだぶっている物もありますが、ご容赦ください。

 

BAHOも不定期ながら、活動続行中。

写真は江戸屋レコードから2枚をチョイス「ピンク&ブルー」(ミニアルバム)、「ハプニングス」

江口寿史氏による馬マンガも描かれています。

 

アメリカの1985年ライブ「アメリカ・イン・コンサート」

レコード編の後に発表された別物ライブ。

「名前のない馬」「金色の髪の少女」「ディジー・ジェーン」「ヴェンチュラ・ハイウェイ」「アイ・二ード・ユー」など聴きごたえ満点。もう1枚は1975年作品ベスト盤「アメリカの歴史」

これ1枚で初期の彼らのヒット曲は把握できます。

 

第1期ディープ・パープルのオリジナル・メンバーだったベーシスト、ニック・シンパーが結成した「WARHORSE」の1972年作品「RED SEA」輸入盤ボーナストラック、ピクチャー・ディスク。船の先端にメンバー5人の顔が装着されたジャケットは第2期ディープ・パープルの「ファイアー・ボール」を彷彿とさせます。

 

ロキシー・ミュージックの伊達男ブライアン・フェリーのソロ「MAMOUNA」1994年発表。

参加ミュージシャンがゴージャス。

 

もう一人のブライアン、ブライアン・アダムスが手掛けたドリーム・ワークス・アニメーション2002年作品「スピリット」オリジナル・サウンドトラック。この頃のブライアンは史上最強のサントラ・ヒットメーカーとして引っ張りだこでした。

 

そしておなじみフェイセス「馬の耳に念仏」

 

1975年デビューのシマウマ・トリオ「ゼブラ」の初ライブ「ゼブラ・ライブ」(1990年発表、通算4作目)ラストにはレッド・ツエッぺリンの隠れた名作「ザ・オーシャン」を収録。

 

ドゥービー・ブラザースの5作目「スタンピード」

予約の時点でミリオン・セラーを記録、また前作「ドゥービー天国」ではペダル・スティールでゲスト参加していたジェフ・スカンク・バクスターが正式に加入、この時点でトリプル・ギター編成になった記念すべきアルバムでもあります。

 

エルトン・ジョンは4枚を紹介します。

2006年作品「ザ・キャプテン&ザ・キッド」

ジャケットはピアノ・エルトンとカーボーイと馬。

2000年発表のドリーム・ワークスによるアニメーション「ザ・ロード・トウ・エル・ドラド」では作詞家ティム・ライスとタッグを組んでいます。

1997年作品「ザ・ビッグ・ピクチャー」には「リブ・ライク・ホ―セス」を収録(写真はアルバムとシングル)。

 

プログレ界のスーパー・グループ「エイジア」初のベスト盤「ゼン&ナウ」

イエス、EL&P,バグルス、キング・クリムゾン、ユーライア・ヒープ、ファミリー、ウィッシュボーン・アッシュ、3、パーマー、クレイジー・ワールド、アトミック・ルースター、GTR,ロキシー・ミュージック・・・と彼らが在籍したバンドをあげていったら膨大な量になります。

 

元GFRのマーク・ファーナー初ソロ・アルバム「マーク・ファーナー」1977年作品。

10曲入り。マークにサインをギターアンプ・モニターのピーヴィー・ポスターに書いていただき、握手してもらいましたが不敵な笑みと力瘤には痺れましたね。

 

ワイルド・ホ―セス収録のザ・ローリング・ストーンズ2枚。

「スティッキー・フィンガーズ」そしてもう1枚は「ストリップド」、1995年発表の14曲入りアンプラグド。

来日時に日本でレコーディングされた曲も収録されています。

 

1980年度作品、ウォルター・ヒルが手掛けた映画「ロング・ライダース」の13曲入りオリジナル・サウンドトラックを担当したライ・クーダ―。

ギターはじめアレンジ、プロデュ―ス、作曲もこなしています。

キャラダイン3兄弟を主軸にすえて繰り広げられる西部劇。ライ・ク―ダ―は数多くのサントラを発表していますが本格的に全編にわたって担当したのはたしかこのアルバムがはじめてのことだそうです。

 

そしてマカロニ・ウエスタンの音楽で一躍旋風を巻きおこしたエンニオ・モリコーネ1964年作品「荒野の用心棒」サウンド・トラック盤。

全8曲入り、トータル・タイム28分57秒。

この映画は黒澤明の「用心棒」をそのままぱくった作品として有名です。

もう1枚のほうはモリコーネ代表映画作品集。

 

映像音源が続いたので、強引に日本が生んだ熱血スポ根アニメの金字塔「巨人の星」からサントラ&BGM3枚。

主人公の星飛雄馬に「馬」という文字が入っていたもので(笑)

 

元ナイト・レンジャーの8フィンガー・ギタリスト、ジェフ・ワトソンが結成したプロジェクト「ローン・レンジャー」の1992年作品。ナイト・レンジャー解散にともない一人っきりのレンジャーということです。

ハイヨ―・シルバー!!で有名なアメリカ活劇からのバンド名(ハイヨ―!もしっかり入っています)

当初はジェフのソロの予定がそのまま、バンドに発展、カーマイン・アピス、ボブ・ディズリーらとともに来日公演を行いました。札幌公演を見に行きましたが楽曲不足のためにメンバー達の関連曲も披露。カーマインはロッド時代の「ホット・レッグス」を演奏。

日本人のお姉ちゃん2人が登場してダンスなんかしちゃってましたね。

ジェフが投げたピックを取り損なったのですが指先に当たってピキ―ン!という金属音が。どうやらメタル・ピック使用のようです。

 その後はジョー・リン・ターナーがボーカリストとして加入、ドラマ―がチェンジしつつも「マザース・アーミー」としてアルバムを発表。

ナイト・レンジャー再結成、脱退・・・とごたごた続きのようです。

 

ここに紹介する中では最も渋く通受けするアルバムは1976年作品「リターン・トウ・フォーエヴァー」の「浪漫の騎士」

CBSに移籍後、当時のシカゴの拠点コロラド州カリブー・ランチにて1976年2月録音、ジャケット・デザインもジョン・バーグが担当しています。

トータル・コンセプト・アルバムとしても完璧に近い完成度を誇る力作。

メンバーはチック・コリア、アル・ディメオラ、スタンリー・クラーク、レニー・ホワイト。

 

最後は最も馬ジャケットが多かったザ・スティーブ・ミラー・バンド

1977年作品「ペガサスの祈り」12曲入り。

1978年発表のベスト盤「グレーテスト・ヒッツ 1974-78」14曲入り

1986年作品「リビング・イン・ザ20thセンチュリー」11曲入り

1993年作品「ワイド・リバー」13曲入り

ジェファーソン・エアプレーン、グレートフル・デッド、サンズ・オブ・チャンプリンらと共にサンフランシスコのロック・シーンを牽引してきた彼らもメンバーチェンジを繰り返してきたので、すでにスティーブ・ミラーのみがオリジナル・メンバー。

数多くのヒットを生み出し全米を代表するビッグネームへと成長しました。

ちなみにスティーブは超がつくほどの大金持ちの息子だとか。

私個人的に思い入れがある曲1位は「ジェット・エア・ライナー」

あのイントロのギター・リフを聞くたびにウキウキします。

他にも「アブラカダブラ」「ザ・ジョーカー」も捨てがたい。

意外にも、無名時代にはボズ・スキャッグスとバンド・メイトでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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午年2014 レコードETC・・・

2014-01-05 14:38:18 | free form space

去年、蛇年にちなんだジャケットを紹介したところ好評だったので、今年もいきます。

思いつくままに引っ張り出した品々。

 

1976年発表のオリビア・ニュートン・ジョンの両面ヒットEP「カントリー・ロード(ジョン・デンバー作、たそがれの恋」(TBS・TV系おはよう700より)

 

チャー(竹中尚人)&石田長生コンビによるアコースティック・ユニット「BAHO」のアルバム「HAPPENINGS」(1992年発表記念非売品未開封カン・バッジ。テンガロン・ハットにギターを構えた鼻息荒い馬のマンガがユニーク)

テクニカルでコミカルな楽しいアンプラグド。何が飛び出すかわからないステージごとに趣向を凝らした、かつ肩ひじ張らずにリラックスしながら盛り上がれるバンドです。

関東と関西のミュージシャンらが軽快なトークを繰り広げてくれるのも聴きどころ。

馬鹿と阿呆の合体造語がBAHOです。

 

ザ・スティーブ・ミラー・バンド1977年発表作品「ブック・オブ・ドリームス」のアルバム・ジャケット・デザインUSA製HANES,Tシャツ。

このバンドは馬をジャケットに使用したものがとても多いです。

 

1974年発表シカゴⅦの2枚組LP内の茶色い紙袋、1枚目のA面下方に馬のイラストが描かれています。

 

1978年発表、コロラドはデンバーに本拠を置くシカゴ出身のスタリオン(種馬という意味)のセカンド・アルバム「ヘイ!エブリボディ」

彼らの意に反して「コロラドのイーグルス」などと呼ばれていました。一見、バンド・メンバーらは西部の荒くれ男達といった風情ですが単なるウェスタンかぶれではなく、今やテクノロジーの前に絶滅寸前の野生馬保護団体を支援、「野生馬を救え!」というスローガンをアルバム・ジャケットに記しています。

この日本盤解説書にはシカゴがガルシオと別れ、テリーが死去したこと、カリブー・ランチのこと、シカゴと縁あるエルトン・ジョン、EW&F,POCO,スティーブン・スティルス、ファイアフォールなどのことも紹介されています。

 

元シュガー・ベイブのメンバーでもあった村松邦男1985年発表のポップス・アルバム「愛と勇気のアニマルズ」

オープニングはトッド・ラングレンの「アイ・ソー・ザ・ライト」、最後はEPOの作品で締めくくっています。

 

なんといっても「馬」で真っ先に思い浮かぶのはこのアメリカによるデビュー作「名前のない馬」でしょう。

不朽のスルメ的名曲。

写真は3人から2人組になっての1977年発表ライブ盤。いい曲がたくさん入っています。ビーチボーイズとのジョイント来日公演も記憶に新しいところですね。

 

ドゥービー・ブラザース「スタンピード」は1975年発表、豪華ゲスト陣を迎えての快作、ジェフ・スカンク・バクスターがツアーをやらないスティーリー・ダンに見切りをつけて加入した直後のアルバム。

カバーは1曲のみ「君の胸に抱かれたい」。モータウン時代にアイズレー・ブラザースがシングル発売、ジャーメイン・ジャクソンも初ソロアルバムに収録していたもの。

土煙を巻き上げながら馬にまたがったドゥービーの面々、豪快に疾走している表ジャケットですが、見開き内面には水辺を馬と一緒に静かに歩くメンバー達のフォトが納められています。

 

グランド・ファンク解散後にマーク・ファーナーが1977年に発表した初ソロ「不死身の勇者」

彼はコンスタントにソロアルバム(ライブやミニ、ベスト含む)を発表しているのですが、ここ日本ではすでに過去の人扱い。もっと輝かしき彼の実績は評価されるべきだと思います。(一時は宗教に傾倒して、その影響は楽曲にも如実に表れていました)

インディアンの血をひくマーク、農場を所持しているだけにそのジャケットに見るお姿、筋骨隆々で様になっています。

個人的にはやはりこのアルバムが一番の私のお気に入り。後期GFRのハード・ポップ路線の延長上にあるとてもすがすがしい好盤。

ボブ・キューリックがギター、そしてマークの兄弟リッキー・ファーナーと再結成GFRのベーシストをこの後、務めることになる(感涙の武道館公演は今も鮮明に焼き付いています)デニス・べリンガーがコーラスで参加しています。

 

数あるロック・ジャケットの中でも衝撃度においてインパクト絶大なのがこのローリング・ストーンズがローリング・ストーンズ・レーベル設立後に発表した第1弾「スティッキー・フィンガーズ」

伝説のポップ・アート界の巨匠、アンディ・ウォーホールによるジッパー付きのジャケット(ジッパーをおろしてジーンズをめくるとアンディ・ウォホール印のブリーフ姿の男性の股間が現れるというぶっ飛びデザイン)

曲目は「ブラウン・シュガ―」を筆頭に今も人気のあるナンバーがずらり、しかもそれらのタイトルや歌詞がもろにドラッグのことを歌ったものばかり。

その中に「ワイルド・ホ―セス」というアニタ・パレンバーグについて書かれたと言われる曲が収められています。今春の来日公演ではこのアルバムでギターを担当しているミック・テイラーがゲストだそうですね。

 

ザ・ローリング・ストーンズに加入する前にロン・ウッドが在籍していたバンドは「ブリティッシュ・ロック界の飲んだくれ野郎ども」フェイセスです。

彼ら一番のへヴィ―ナンバー「スティ・ウィズ・ミー(イントロから歌にかけての展開は絶品)」収録の「馬の耳に念仏」

原題は「a nod's as good as a wink to a blind horse」

「人がどう言おうがかまっちゃいないぜ。俺らのやりたいようにやるだけさ」この心意気に乾杯!

ライブ・アルバムと間違えてしまいそうなナイスな表ジャケット、裏面にはフェイセス縫いぐるみ(ロンのくわえタバコは意気ですが、大げさなカールコードやロッドの爆発キツツキヘアは爆笑もの)の後方にタータン・チェックの馬人形が歯を剥きだしています。

彼らからの影響絶大バンド「クワイア・ボーイズ」といういかした連中もいました(ボーカルのスパイクなんてロッドそのもの。ホンキートンク・ピアノも効果を発揮)

フェイセスの再結成もそろそろ実現するかな??

 

最後は2枚組アリス1978年、日本武道館ライブ「栄光への脱出」

メンバーになぞらえて3つのペガサスが描かれています。

 

こうして書いている最中にも、続々と新たな馬モノを発見。

他にも「これを忘れているよ!」と思われる方、ご一報くださいな!!

CD編に続く・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

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