THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

IF WINTER COMES,CAN SPRING BE FAR BEHIND?  

2014-01-22 04:08:15 | リハーサル

札幌と夕張の中間地点になんともユニークな名称の川があります。ちょっと聞いただけでは「冗談だろう、嘘だろう」と信じてもらえないのですが、本当に存在する、これが「ヤリキレナイ川」

ほんの5キロほどの小さな川ですが、河川マニアの間では有名なスポット。

ここ10年くらい前からテレビの面白コーナーや、ラジオを含めたクイズ番組、道内のローカル物でもちょくちょく取り上げられていますので「ああ、あれね」と思い当たる方もいるのでは。

私は子供の頃から、よくバスの車窓から看板を目にしていたので世間一般に知られるかなり前から知っていました。

北海道の地名がほとんどそうであるように、この名称もアイヌ語からきています。

「魚の住まない川・・・・ヤンケ・ナイ」、「片割れの川・・・・イヤル・キナイ」が語源。

明治期にはこの川が氾濫、膨大な被害を被った近くの住民達が口々に「やりきれない・・・・・」とこぼしたことからこの呼び名が定着したとの説も。

数十年前まではザリガニも生息していたそうですが今はどうなのかな???

おもしろいことに数年前、深夜の時間帯に小藪、オリエンタルラジオのお笑いタレント3人が川の土手に座ってやりきれない話題を語り合う、という低予算(!)番組が放映されていました。

番組名もそのものズバリ「ヤリキレナイ川」!!(ロケ地が北海道の川なのかは不明)

ヤリキレナイ川表示看板は国道沿いに面して立っているのですぐにわかりますよ。

ちなみにこの川が流れている町はあの深夜ラジオ元祖DJ亀淵昭信さんの故郷です。

「ビバ・カメショー!」

 

STAのスタジオ・リハーサルも2014年2回目を迎えました。

ミキ嬢をゲストに迎え入れての7人が元気な姿で集結。

マサは一足先にやってきてロビー設置の薪ストーブ煙突掃除。

燃焼が芳しくないので、調査してみたら屋外の煙突が見事に詰まっていました。

ススの塊をごっそりと除去、雪が真っ黒に。

すると物凄い勢いでストーブの火力を増しましたよ、良かった!!。(体が焦げ臭くなっちゃったけど)

 

ここ半年ほど前から、ブラス隊にも一人ずつマイクを立てているので、スタンド類が乱立。

見た目はゴージャスですが、ミキサーも兼任しているケンが1本ごとに音量&音質チェックするのが大変そう。

シンのキーボード・セッティングも形がほぼ定まってきてモニター用アンプも移動がスムーズに。

バラード曲を序盤、中間、最後にと分けて演奏。更にはメドレー部分でも円滑に流れが繋がるように実戦さながらにボーカル

立ち位置も変えて取り組み。

ケンは新調した真っ赤な持ち手部分が見事なビック・ファース・ワイアー・ブラシを手に熱演。

スティックに持ち替えて、連打の応酬。ヒートアップしすぎてすっぽ抜けたスティックがノブのギター・ボディに当たって皆が大笑い。

これをきっかけにミツが「ギター弦が演奏中に切れてプレイヤーの身に危険が及ぶことってある?」との質問。

まあ、少なくともノブ&マサは怪我したことないけどね。

弦の交換時にはペグ周辺での弦先端は鋭利なトゲ状態ですからとても危ないですが。

ミツ&タツによるブラス・セクションも相変わらず余裕で迫力あるね。

25日のビニーズ・バーのセット・リストに比重を置いて(若干雪あかりの曲も含む)最終まとめをしようと思っていたのですが、ここにきて困ったことが。

なんとライブ5日前になってテナー・サックスが参加不可能という事態に陥ってしまいました。

でもその数時間後には問題解決。時、まさにSTAがこのスタジオ練習の真っ最中。

ハッシーが「札幌市内だからオーケーですよ!曲目を教えて!!」とのこと。

アルトによる再共演が実現。去年の810以来ですね。頼もしい仲間の復帰にメンバー一同大喜び。早速ハッシーはミツと電話で軽い打ち合わせ。

タツは曲ごとに、熱心にマウスピースをチェンジして好みのサウンドを追求。けっして妥協しないでピッタリフィットするものを探っています。

ミツも以前から言っていますが、極寒のこの地域では管楽器のコンディション管理にとても神経を使います。まあそれはデリケートな楽器全般に言えることですが(オーディオ系もですね)、寒い外から暖房の効いたスタジオに入ると露付き現象も起こりますし、何といっても怖いのが急激な温度変化による膨張トラブル。

冷えた急須に熱湯を注ぐと亀裂が入るように、楽器本体にも同様のことが発生します。

想像しただけでも恐ろしい・・・。

ものぐさな人はよく楽器を車の中に年がら年中放置しっぱなし・・・なんてことを聞きます。

これって一種の楽器虐待事件だと思いますよ、マジに。

楽器が可哀そう。

今年になってから再度チャレンジ再開したシカゴの初期ナンバー。ノブが若き頃、シカゴ熱に拍車をかけたという曰くつきのこの難曲。じっくりと毎回練りこんでいこうと思います。

さあ!土曜日は1年1か月ぶりの札幌ビニーズ・バーでのSTA企画ライブです。(場所はSTAリハーサル・スタジオから徒歩の距離)

BNPファミリーのテっちゃん軍団も大挙出演のこのイベント。楽しみですね!!

 

 

コメント
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