9月に入っての初スタジオリハーサルにちなんで、写真はEW&Fのヒット曲「セプテンバー」収録ベストCD2枚を。
歌詞を読むと「9月21日」からの愛の遍歴を歌っているのですね。この曲を聴くたびに私は「GO!HEY!BAND」を思い出してしまいます(笑)。EW&Fはシカゴとたびたびジョイント・ツアーを行いその模様もDVD発売されていますが、是非とも日本公演も実現させて欲しいものです。
今年の夏にもこの両者のツアーが実現していることですし、是非ともその流れで。
シカゴのニューアルバムにEW&Fのメンバーが参加したり、EW&Fの代表曲「AFTER THE LOVE HAS GONE」がビル・チャンプリンのペンによるものでグラミー賞に耀いています。またビートルズの「GOT TO GET YOU INTO MAY LIFE」は両バンドともにプレイしているし(EW&Fはシングカットもしています)、元メンバー鬼のカッティング・ギタリスト、アルマッケイはテリー・キャスから多大なる影響を受けているし、サウンドの方向性には違いはあるものの、互いにリスペクトの関係性は今も続いています。
さて、そのスタジオに集結したるは総勢9人のSTA。まずは今月の課題曲、華麗なるシカゴの名バラードをさっと流してみる。
ジュンの思い入れたっぷりなボーカルに加えて、さすがシンとミキが加わるとグッと叙情性が増してきますね。
そして、諸事情により13日のライブ会場が屋外・美香保公園から、食堂・桃太郎に変更になりましたので、そのための最終リハーサル。
これは、ジュンからの企画持ち込み第3弾ライブ。さっそく彼が考案したセットリストを一通り練習。
引き続き、今月もう一つのライブ「小樽・ゴールドストーン」の曲目へ。
なんといってもシンによるニュー・ピアノ・ソロの軽快な展開に思わずメンバー達もニヤリ。
そしてシンコペーションが魅力的でかっこいいシンのピアノ・イントロへ。
先週はマサが口でピアノを歌っていましたが、やっぱりというか当たり前だけど、本物の音色は素晴らしい!と改めて思った次第。俄然皆のノリにも勢いが出てきます。
そしてシン作のオリジナルに久しぶりに着手するも、勘が鈍ってしまい構成を見失って演奏ストップ・・・という恥ずかしい事態に。
個人個人で自宅練習した際にはバッチリなんだけど、STA独特のコンビネーションにズレが生じてしまい猛省です。
でもピアノ&フルートのシカゴ・バラードはしっかりとトライ。
で、再度シカゴのバラードに再挑戦。ここでシンから「サビの部分に違和感あり」とのことで、ノブ、ジュン、マサ、シンとでいろいろと探りを入れてみます。
でも解決には至らず、翌日マサとシンが電話によるミーティング。
で、この曲はオリジナルとカバー曲にはそれぞれに異なった隠し味アレンジが施されていて、マサからシンへコードの流れを説明。
アンサンブルの奥深さを改めて思い知らされましたねえ。
マサ&ミキ&ファニー&ケンとでステージの立ち居地についても検討。
楽器でも生と電気とでは自ずと響きにも違いがあるし、モニターの返し、リハ無しぶっつけ本番のライブ、特にブラスセクションに関してはビジュアル面も含めて、これって重大ですよね。
さて、片付け中に、ジュンからライブ当日の詳細などを皆で確認とってロビーではリラックスモードでの談笑と洒落込みましょう!
数年前、ケンとの打楽器コンビで好評だったあのイアン・ヤス・ペイス(マサはそう呼んでいます)が近々STAに合流予定なので、これも楽しみです。