THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

deep purple 紫の肖像   who do we think we are CD LP

2022-11-26 22:51:39 | free form space
レッドツェッペリンは、賛否分かれながら、どのアルバムも決して無視のできない傑作揃い!
でもパープルは中々に微妙なとこがあるのが、ファンにとっては辛いとこ。
スタジオ第3期の2枚目、第4期唯一のアルバムは共に後々再評価されたというところが嬉しい限りだ!
でも黄金の第2期…。
最後のスタジオアルバム「紫の肖像」はいつまでたっても、ほとんど相手にされないね…
まあ、それは仕方ないかあ。
あの内容だと。
リッチーとギランの関係が最悪な状況の中でのレコーディングだったらしい。
それは曲にも、如実に反映されている。
でもねー、この後、あの伝説の初来日を果たして語り草になるんだから、やはり彼らは只者ではない。
その「ライブ・イン・ジャパン」が発売された1ヶ月後に登場したこのアルバム。
当時、雑誌を見ながらパープルのハイペースなリリースにビックリしたものだ。
練り込みの足りない曲もあって評価は低いけど、さすがパープルというべき光る曲も収録されている。
「ラット・バット・ブルー」のメインリフなんてめちゃカッコいいし、スリリング!
メンバー全員が嬉々として火花散らしながらプレイしている。
あの頃のTVコマーシャルで愛川欽也さんがエレキ片手にこのフレーズをエキサイティングに弾いていたよ!^_^
全体的に覇気のないリッチーの分、ジョンがムーグやら新しいシンセサウンドを導入しているし。
珍しくもヘヴィなスローナンバーも収録。
シングル「ウーマン・フロム・トウキョー」は今でも人気。
意外にも、札幌ライブのオープニング曲だったのを思い出します!
「トケイヨー」だね😆

だから、個人的には思い入れが強いので、多少は贔屓目に見ちゃうアルバムなんですよ。😅

この後、ギラン、ロジャーは2度目の来日を最後に脱退…第3期へ…。
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tommy bolin TEASER/CAPTAIN BEYOND

2022-11-26 21:23:54 | free form space
ディープパープルが、
メンバーチェンジの多いバンドなのは有名な話。
だから、脱退後のメンバーらが新たなバンドを結成したりしてコアなファン達を喜ばせてくれる。
ほとんどのメンバー達が紆余曲折はあるものの、アクティブに活躍している姿を見れたり曲を聞けるのは至福のひとときだ。
いつの間にやら、パープルファミリーなんて言葉も生まれた!
これまでにも、名盤、名曲が数多く輩出されているけど、70年代におけるパープル関連メンバーのアルバムで2大傑作とうたわれていたのがこの2枚!

第1期パープルでデビュー曲の「ハッシュ」をアメリカで大ヒットさせたシンガー、ロッドエバンスは結局3枚のアルバムを残して解雇通告をバンドサイドからうける。
一念発起アメリカに渡ったロッドは脅威のスーパーバンド「キャプテンビヨンド」を結成!
何たってメンツが凄い!
パープル、アイアンバタフライ、ジョニーウインターアンドの4人組!
で、このデビューアルバムはなまらクオリティがたかい! 
組曲形式のプログレハードサウンドで見事な構成!
結局ロッドにとっての最盛期がこれだね。
その後は例のパープル偽バンドライブ事件で、本家から訴えらて、パープルの印税を失ってしまうんだから…ああ、愚かな行為だ。

トミーボーリンはパープルに加入する直前に念願のファーストソロアルバムをリリース!
直後にリリースされた第4期ディープパープル「カム・テイスト・ザ・バンド」と並べて聴く事をお勧めしますよ!
で、この「ティーザー」なるアルバム。
若きトミーの有り余る才能がこれでもかあ、というほどに凝縮されています。
一切の捨て曲なし。
ジャンルもバラエティに富んでいる。
ハードロックを基本にJAZZ、フュージョン、ボサノバ、バラード、ブルースとどれも素晴らしい!
それでいてちっとも散漫感無し。
しかも、参加ミュージシャン達が信じられないメンバーばかりズラリ!
当時はまだ売り出し中だった彼ら。
その後は皆ビッグネームだよ。
盟友のグレンヒューズが一瞬シャウトするボーカルで登場するんだけど、めちゃ感動的で鳥肌が立ってしまった!
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billy sheehan TALAS

2022-11-26 20:31:11 | free form space
NWOHM旋風で再びハードロック界が息を吹き返し盛り上がっている中、もちろん新たなるギターヒーローも続々と登場!
ところがベース界にも驚愕の噂が沸き立っていた。
「ベースのジミヘン!」「ベースのエディヴァンヘイレン!」
もうこのフレーズを聞いただけで、ただ事ではない、とベーシスト連中は俄然騒ぎはじめた。
その後、彼がUFOのツアーに参加した、とか
ヴァンヘイレンに加入か?!とかの続報が流れてくる。

その人こそ、ビリー・シーハン(当時はそう呼ばれていた)
アメリカのロックバンド、タラスのメンバーだ。
雑誌でも取り上げられ、遂にはデビットリーロスのバンドへ加入。
この頃に現在のシーン名に定着。
スティーブヴァイと共に一躍メジャーな存在になりヒットも生まれた!
映像を見たら、改めてぶったまげた、というか半ば呆れた!😅
あれは練習して克服できるというレベルではありませんなあ…。
派手に弾きまくり!
教則を幾つか見たけど、あれでスコアが読めない、耳コピーだっていうんだからねー…。
デビットリーロスが札幌コンサートでやって来る!と聞いて大喜びしたものの、直前に脱退…。
でも、ビリー自ら結成したMR.BIGで数回、楽器フェアのディマジオブースでも見る事がやっと叶った!
そしてナイアシンでは憧れのビリーを目の前でかぶりつきで観戦できた!
ライブ後は、椅子の上に置かれた汗まみれのヤマハベースを握ってビンビンに弾いてしまった!
テンションがやたらと緩かった…。

ビリーが世に出るキッカケともなったタラス!
音楽性は正統派アメリカンハードロック。
でもやはりビリーの存在はすでに突出している。
ブリブリの図太く重い独特のサウンドで縦横無尽に暴れまくる様は圧巻!
お馴染みのありとあらゆるテクニカルな速弾きソロは唖然としてしまうし。
ビリーは故ティムボガートがフェバリットベーシストなんだそうだ。
それは、よくわかる!
だから初期は改造だらけのフェンダーTLを使用していたんだなあ!
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