レッドツェッペリンは、賛否分かれながら、どのアルバムも決して無視のできない傑作揃い!
でもパープルは中々に微妙なとこがあるのが、ファンにとっては辛いとこ。
スタジオ第3期の2枚目、第4期唯一のアルバムは共に後々再評価されたというところが嬉しい限りだ!
でも黄金の第2期…。
最後のスタジオアルバム「紫の肖像」はいつまでたっても、ほとんど相手にされないね…
まあ、それは仕方ないかあ。
あの内容だと。
リッチーとギランの関係が最悪な状況の中でのレコーディングだったらしい。
それは曲にも、如実に反映されている。
でもねー、この後、あの伝説の初来日を果たして語り草になるんだから、やはり彼らは只者ではない。
その「ライブ・イン・ジャパン」が発売された1ヶ月後に登場したこのアルバム。
当時、雑誌を見ながらパープルのハイペースなリリースにビックリしたものだ。
練り込みの足りない曲もあって評価は低いけど、さすがパープルというべき光る曲も収録されている。
「ラット・バット・ブルー」のメインリフなんてめちゃカッコいいし、スリリング!
メンバー全員が嬉々として火花散らしながらプレイしている。
あの頃のTVコマーシャルで愛川欽也さんがエレキ片手にこのフレーズをエキサイティングに弾いていたよ!^_^
全体的に覇気のないリッチーの分、ジョンがムーグやら新しいシンセサウンドを導入しているし。
珍しくもヘヴィなスローナンバーも収録。
シングル「ウーマン・フロム・トウキョー」は今でも人気。
意外にも、札幌ライブのオープニング曲だったのを思い出します!
「トケイヨー」だね😆
だから、個人的には思い入れが強いので、多少は贔屓目に見ちゃうアルバムなんですよ。😅
この後、ギラン、ロジャーは2度目の来日を最後に脱退…第3期へ…。