THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,197 雪明りの路オールディズライブ15 小樽市公会堂 大ホール(BOZ PRO編)

2023-03-06 16:58:01 | Live Set List



開場内で賑やかに流れ続けているBGMは・・・
ザ・ビートルズ「プリーズ・プリーズ・ミー」
トーケンズ「ライオンは寝ている」
ロバート・パーマー「恋に溺れて」
そして、ジェームス・イングラム・・・・など。

8,5:10~5:40
「BOZ PRO」
隣り街・札幌から初出演のこのバンドは、名物ダンサーのアベさんも、たいそうお気に入りなのです。
バンド名の通り、ボズ・スキャッグスの完コピバンドです。
ボズ・スキャッグスといえば・・・・・そうです、TOTO誕生のキッカケとなった遅咲きベテラン・ミュージシャン。
スィート・ヴォイスの持ち主。
ネオン街の帝王、伊達男・・・・・
切れはないけど、味はあるその風情で最初にホワイト・ソウルした男。
顔が高田純次似なのはご愛敬。
最近は声までもが似てきたような…(-_-;)
ファンの皆さま、ごめんなさい・・・・。
人気絶頂の当時は、そのあまりの異常な盛り上がりに渋谷陽一はやっかみ半分で「アメリカの五木ひろし」のあだ名を献上したほど((´∀`*))

この日の出演バンド中、一番渋いサウンドを届かせてくれました。
なんたって、AORの大御所がレパートリーですからね。
次々と繰りされる楽曲に、琴線が振るわされっぱなしですよ。
もちろんフロントセンターに陣取る、ボズ役のレオくんがいなければなりたたない。
しかし、改めて言わせてもらうけど、レオ君の許容範囲の広さには超絶脱帽だ。
プログレ、ブリティッシュロックからサザンロック、時にはNWOBHMを徹頭徹尾に貫いたと思ったら、今度はダンディーないで立ちで甘く囁くような歌声を披露する。
全くもってムード満点で心憎い男だ。
実際、ライブハウスで会うたびに、出演バンドが違うんだもんなあ。
一体全体、どれだけのバンドに所属しているんだい。
呆れるほどですよ。((´∀`*))
彼と知り合ってから軽く10数年という歳月が経過しているけど、このボズ・プロのシンガーがメドルムーンのギター&ボーカルと同一人物だとは夢にも思わなかった。
もう笑い飛ばすしかないねえ((´∀`*))
天晴だ!
レオ君いわく、ゆるゆる感覚でボズ・プロは活動しているそうなんだけど、そんなこと微塵も感じなかったよ。
レパートリーだけは、テッパンで15曲くらいあるそうです。
今度また対バンの機会があれば、全曲じっくりと聞きたいもんですなあ。
絶対に、聞きごたえ満点なんだろうなあ・・・・。
(ちなみにSTA,パープルブリンガー評は絶賛してくれました。
ありがたいことだ)

この日のメンバー構成とセットリストは、事前に特別こっそりと内緒で教えていただきました((´∀`*))

ベース・・・ワッキー(しばらく病気で休養していたけど、この度、満を持しての復活劇を果たしました。
よかった!
おめでとう!!
お帰り!!!
緑色のボディカラー5弦ベースを使用。ローズ指板。
ヒョウ柄のストラップを装着)
この人もレオくんに負けず劣らず、ハードロックからAOR系までをも網羅してエンジョイしている人だね。
欲張り~!

ドラム・・・タカヤさん

ギター&コーラス・・・カサマイさん(黒ボディカラーのストラトキャスターを使用。メイプル指板)
以前はイスに座ってのプレイで、ロバート・フリップやジェフ・スカンク・バクスターを彷彿とさせていたね(ストラップも黒のフェンダー)。

そしてツイン・キーボード&コーラスには左右に女性2人を配置するという、見た目にもアットホームな空気が漂うセッティング。
つまりボーカルのレオくんは両手に花というラッキーマン。
キーボード&コーラス・・・ユカぴょん(ローランドVR09使用)


同じく、キーボード&コーラス・・・クリムンさん(YAMAHA MONTAGEを使用)
以前にワッキーが率いていた、もう一つのバンド、ブレイク・フリーではジョン・ポール・ジョーンズ役を、見事男顔負けな腕前で弾きこなしていましたよ。

テナー・サックス・・・ブンキさん(このバンドとのホットタイム対バンがキッカケで、STAに何度かライブ参加してもらった経緯があります。
この日もわざわざ直々、挨拶にきてくれてとっても嬉しかったなあ!!)

そして、ボーカルには先述のマルチな才能を惜しげもなく披露してくれる・・・レオくんという布陣だ!!

本当にこのバンドを見るのは、超絶久しぶりのような気がする。
もしかしたら、数年前にワッキーが主催した年末ホットタイム・イベント以来かい!?
(手元の資料で改めて調べてみたら、何と2017年12月17日の日曜日だった・・・・)

とにもかくにも、時間がちょっと押しているそうなので、早めに進行・・・・。

「BOZ PRO」

さあ、ここからはいよいよ佳境だよ。

グッといぶし銀のサウンドで迫ってくるボズ・プロの登場。

大人の落ち着いた貫禄ある雰囲気が漂うステージを展開してくれました。

前後対バン達との対比がすこぶる面白い。
これはワッキーが狙ったのかな?


まずは名刺代わりに・・・・「ジョジョ」で幕開けだ。
このタイトルは、ザ・ビートルズ「ゲット・バック」出だしの歌詞を聞くたびに思い出す。
あと、あの有名な漫画「ジョジョの奇妙な冒険」とかもね。
日本で一番売れた1980年のアルバム「ミドル・マン」に収録。
30万枚もの売り上げを記録したのだから大したもんです。
日本ではシングル化されてはいませんが、アメリカではセカンド・シングルとしてヒット。
全米チャートでは最高3位を記録。
サウンド、アレンジと、ソフトロックとは一味違う、これぞAORというべき、究極のスタイルに達している。
R&Bチャートにおいても成功を収めています。
天才デヴィッド・フォスターの真骨頂。
貢献度が絶大。
ただひたすら文句なしにかっこよくも、オシャレでゴージャスですなあ。
イントロのピアノがはじまった時、一瞬で真夏の爽やかなポップス気分に浸れちゃいました。
メロディ、コードワークと、もはや言うことなし。
キレッキレで申し分なし。
無意識のうちに、ほろ苦き青春時代もフラッシュバックしてきたさあ・・・・。
なだらかなギターによるカッティングから、シンコペーションに至る流れや進行は、もはや流行なんか超越するほどに輝きを発しています。
ギターの大御所カサマイさんは、フロントにせり出してガンガンに弾きまくってのプレイ。
ステイーブ・ルカサー並みに、しっかりと主張していましたよ。
だからなのか、「ジョジョ」も最初の方とかが「ジョージ―・ポーギー」みたいだったりする。
ノリノリでタイトなグルーブを、ただひたすらに淡々と叩き出すタカヤさん。
ジェフ・ポーカロが憑依したかのよう。
しかしサックスのブンキさんは、ここぞというところで、頑固なこだわりもちらつかせつつ、さりげなく見せ場全てをバッチリと一気にかっさらっていっちゃうナイーブなプレイヤーですね。
そんじょそこいらにたむろっている、ガキンチョ・ロッカー共が束になって挑んできても、この味は絶対に出せないよね。
経験豊富な熟練の業師。
ブンキさんは、ジャズやプログレもたしなむという凄腕の持ち主。
(だから、メドルムーンにも在籍しているレオくんとも意気投合するのかな!!?・・・・そうそう確か、ピンクフロイドのカヴァーでも吹いていたはずさ)

「こんばんは!ボズ・プロです。
このステージは・・・初めての出演です。
次にお送りする曲は・・・・・イッツ・オーバー」
邦題は「すべてはおわり」
これまた、ひじょうにマニアックでキザな冒険的セレクションに突入。
全米チャートでは最高38位を記録。
デヴィッド・ペイチ作品。
レコーディングの魅力的なメンバー達に腰が抜けるほど驚愕。
いきなり力強く鳴り響く型破りでキャッチーなビートに、痺れるアレンジを施したバッキングで追随するキーボード群。
超一級の陽気なポップ・バラード。
伸びと張りのある声の持ち主、レオ君は八面六臂の活躍でグイグイと全体像を牽引。
下手くそなシンガーならば、絶対に成立しえないジャンルですから、もちろんその起伏に富んだ表現力やフェイクは太鼓判。
自信と余裕が滲み出ている。
軽快に引っ張るランニング・ベースラインと、ファンキーなチョッパー奏法が芸術的な音壁を構築。
正確無比で、やや歪み気味なギターによるサスティーンだけれど、何故か、トーンははかなげなご様子・・・・。
そして美味しいところで、ブンキさんのサックスがエモーショナルにブローしながら掛け合いを演じる構成は完璧。
でも決して気取った嫌味な感じは与えないところがミソ。
そのリフ絡みとインパクトの匙加減が絶妙に漲っている。


「いつもは2曲続けるんだけど、今回は曲順を変えてジョージアもやめました・・・・じゃあ、最近うちのバンドの定番・・・・・シモーネ・・・いきます」
1980年リリースのAOR3部作と呼ばれている奇跡的な最高のアルバム「ミドル・マン」に収録。
シングル化はされていませんが、うるさ型に通受けする傑作・・・・。
最初のリリースでは「夜のシモーヌ」という邦題が付いていた。
今は「シモン(僕の心をもてあそぶ)」と言うタイトルに変わっている。
なんと、ここでも、共作者にデヴィッド・フォスターがペンをふるっている珠玉のメロー・ソング。
咽び泣く哀愁の旋律が、グッとムードを引き立ててくれます。
静かにリラックスして身を任せ、紡ぎ出される音絵巻に心底浸りましょうよ。
エレクトリック・ピアノやシンバルの響き一つとっても、アートの域に達していますね。
ゆとりをもたせた良い意味での地味な演奏からも、風格が漂っています。
ドレスアップした服装で、じっくりと美味いお酒などをたしなみながら(だけど私は下戸です!(;^_^A)夜景などを眺めつつ聞くというのが似合いそう。


「さあ、お待たせしました。
ロウダウン・・・いってみましょう!」
シカゴにも同名異曲がありますが、正直な話、悔しいけれどクオリティではこちらに軍配が上がるでしょう。
このスラング言葉をタイトルに入れた最初のホット100ヒットは、1969年ジェームス・ブラウンの「ロウダウン・ポップコーン(41位)」、そしてシカゴ1971年の「ロウダウン(35位)」。
1976年7枚目のalbum「シルク・ディグリーズ」に収録。
全米では最高3位を記録。
当時ビルボードと競合していたチャート誌「キャッシュボックス」では全米1位を獲得。
画期的な大ヒット曲は今でも色褪せることなく、アンセムとして愛され続けています。
ハードでリアルな歌詞と、魔法のようにうっとりとするエレガントな空気感がたまりません。
都会の現実と、ダークサイドのニュアンス・・・・。
懐かしき感慨深さを禁じ得ません・・・・。
TOTO初期のデモ音源をボズが気に入り、一部のコード進行にデヴィッド・ぺイチがマーヴィン・ゲイを参考にコーラスを考え出して完成させた曲。
それにしても、ボズのボーカルってけっこう音域が広いのですよ。
野太い声をしているからあまりそうは感じないのですが・・・・。
ハイハットの刻みにのる形で、黙々と弾かれるベース。
なんたって画期的なリズムのボトム・キープが要。
特にスクエアなレベルのスーパー・ドラムに尽きる。
やっぱりいいなあ、達人ジェフ・ポーカロと職人デヴィッド・ハンゲイトによるリズム・セクションの融合。
しっとりとクールで不思議な躍動感。
それをナチュラルにプレイするボズ・プロのインストメンらも、なかなか的確にコダワリぬいた、いい仕事をしています。
皆さん、よほど耳がいいんだろうなあ。
流麗なるシンセサイザーによるストリングス・サウンドが描き出す情景が、ドラマティックで効果も絶大。
スモークがモクモクシューッと焚かれ、ミラーボールもキラキラと回転して益々の臨場感を醸しだしています。
ちなみにこの曲をヒントに、日本が誇るスーパーギター・ヒーローのチャーは、ソロ・デビューアルバムで傑作「シャイニン・ユー・シャイニン・ディ」を書いています。


「ハイ、ありがとうございました。
演奏の最後は迷いかけましたね・・・・大丈夫でした?
それではメンバー紹介をします」
マイクを手にメンバーらのバックボーンや内輪受けするような小ネタの露出やら、プライヴェート・エピソードなども交えて和気藹々。

「じゃあ次いきましょうか?
もうご存じでしょう・・・・リド・シャッフル」
威勢のいいカウント「1・2・3・4!!」から飛び出してきた・・・・・。
こちらも500万枚以上を売り上げた1976年リリースのアルバム「シルク・ディグリーズ」に収録。
最高位は1977年5月14日と21日の2週連続11位。
ボズとぺイチの共作。
ちょっと歌詞の内容は意味不明で難解・・・・。(;^_^A
曲にのせて韻を踏んでいるだけ。
ボズ本人いわく「曲が良ければ意味なんてどうでもいい!」
それは、言えてるかもね((´∀`*))
世界中のファン達の間で、色々な説が飛び交っている。
それまでとは色合いをガラッと変えて、後半戦に相応しく陽気なお祭り気分で、タイトルどおりシャッフルの洪水で鬩ぎ合い。
シャッフルとはブギとロックンロールの中間程度で、ジャズではスィングと呼ばれるテンポ。
ズンズンと前に進んでいくようでゾクゾクする恍惚のロック。
皆もここではピョンピョンと飛び跳ねてノリノリにはじけまくり。
聞いていると体が勝手に動き出す。
余力を振り絞って濃厚なる大熱演で汗だく。
会場内も急激に過熱気味です。
やっぱりライブはこうでなきゃあね。

「最後の曲となりました。
超スタンダードで締め括りたいと思います・・・・皆、独りぼっちじゃあないよ。
明るい日差しが見えてきました、という、まさに今現在の世の中にピッタリなアクティブソングです・・・・・ウィ・アー・オール・アローン(ボズ・スキャッグス。」1976年にリリース)」
オーケー、一気に非の打ち所なき、甘美なまでのパーフェクトなAOR界の金字塔へと突入します~・・・・・!!
多くの国の人々を感涙させた、モンスター級のビッグヒットソング。
熱冷ましとばかりに、この曲をここへもってくるなんて、粋な配慮ですなあ。
レオくんの声質、キーやキャラクターから吟味された選曲の妙も爽快。
ステージの進行具合を、詳細に計算しつくした組み合わせは素晴らしい。
ここでもユカぴょん嬢による、情感の籠った鍵盤からはじまった。
懇切丁寧なる指さばきが伝わってくる。

盛り立てるべく、この場面にはもってこいだね。
アダルトな気分に浸りきって、チーク・ダンスへと洒落こむカップルも数組出現。
驚いたことにSTAのタッキーが「一緒にチークはいかが・・・!」と言ってきて焦ったよん!!(;^_^A・・・・・

いやが上にも、ドラマティックなエクスタシーワールドへと誘われてしまいます。

クラブさながらに色彩も鮮やかなスポット・ライトが揺れている・・・・。
心にシミジミと染み入るほどに切ない、泣きの決定版チューンだもんねえ。

この日3番目に出演したベリージャムも、ずっと大切なレパートリ―にしているのは有名。
そちらはチエミ嬢がリードボーカルなので、リタ・クーリッジのバージョンをお手本にしていますよ(札幌のテイナ・ターナーと呼ばれている。
ちなみに邦題は「みんな一人ぼっち」)。
噛み締めるように、優しく歌い紡いでいたのが印象深かったなあ。

ハイハットの繊細な刻みから、思いっきりエモーショナルなギターによる美しい旋律を筆頭に、徐々に高みへと登り詰めていく様は感動的ですらあります。

起承転結の絡みはお手本のようなもの。
誰もが言葉を失うほどに聞き入っている。!!
ワクワクものですよ。
ベテランならではの味わい深いひと時。
もう余裕綽綽に構えているんだからなあ。
全体を覆いつくすかのような、壮大なるキーボードの音色が効果覿面。
ツボへと、モロにはまった感ありのオーディエンス達は脳天ヒューズ・スパークしまくり。
シンプルだけど、タイトでストレートなバッキングが圧巻だよ。

皆でニコニコウルウルと大合唱だ。

華麗なるバックメンバー達によるコーラスも絶品。

もちろんこだわりにこだわりぬいた趣向を施して、へヴィーな演出で場を盛り上げていました。

敬服しちゃう。
ギターのよるアンサンブルは見事過ぎだ。
まあ、いずれにせよ、決して古臭くなったりしない、これは光輝くトドメのポップ・アイコン。
今もって別格だ。

よりコンパクトに纏め上げられた、もってこいの一撃ですね。

何から何まで申し分ない・・・・皆、楽しそうだよ。

この光景を後方の席から眺めていたんだけど・・・うかつにもシミジミと感動しちゃったさ・・・・。(そのことは、終了後しっかりとレオ君にも伝えた)
何度もしつこく言うけどギターのカサマイさんが、これまた卓越した腕前なんだから恐れ入っちゃったよ。

堂々とムーディーに請け負っていたし。

時にはオーディエンスを凌駕するほどの存在感も発揮しているよ。


起伏のあるセットリストで全6曲がアッという間に終了。

「ボズ・プロでした。
まだまだ、この後もイベントは続きますよ。
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください。
どうぞ、よろしくお願いいたします。」

****心地よい疲労感が漂っている。
誰もが満足な表情で席に戻っていきました。
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの立役者ワッキーの今後の大躍進にも期待していますよ!
本当にお疲れさまでした!****







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VOL,197 雪明りの路オールディズライブ15 小樽市公会堂 大ホール(るんるん天国 編)

2023-03-06 11:24:48 | Live Set List



7,4:35~5:00
「るんるん天国」
札幌からの5人組初出演バンド。

このバンド名を見ただけで、容易にそのサウンドの中身が想像つくでしょう。

彼らからメッセージが届いています。
「小泉今日子のカバーバンドです。
楽しいライブにします」

明るく陽気なJ-POPアイドル元祖の一人、コケティッシュでキュートなキョンキョンのトリビュートバンドって、ありそうで中々見かけなかったよね。
嬉しい限りさ。((´∀`*))

といってもメンバーの中には、普段からあちこちで良くみかける人がチラホラ・・・・。((´∀`*))

編成は・・・・
キーボード(KRONOSを使用)には、コーラスも兼任する女性ミュージシャン。

ダンディな佇まいのベーシストは、白いボディカラーのフェンダーを使用。
ローズ指板。

もちろんフロントセンターに陣取るのは女性シンガー。

ラフに着こなす黒Tshirtと長髪姿のドラマーは、一番ワイルドでロッカー然としている。

そして、ギタリストは、お馴染みのエレキダくんだ。
愛器のラージヘッド、フェンダー・ストラトキャスターを抱えている。
3トーンサンバーストでローズ指板。
彼は見るたびに、ドンドンと衣装が派手になっている((´∀`*))
キンキラと照明が当たるたび、レインボーカラーにきらめく上下スパンコール・スーツが神々しい。
shirtも青のサテン地ときたもんだ。(写真参照!!)
目にも鮮やかなこの服を見れるだけでも十分に価値あり。
お得感満点さ。
STAのタッキーがマサにこっそりと聞いてきた
「あの服ってどこから手に入れたのかなあ・・・・?」
「どうやら、奥さんの手作りらしいよ」
「よっぽど奥さんに愛されているんだねえ・・・・」と、しみじみ語っていました・・・・。

愛くるしいシンガーをフューチャーするべく、豪華絢爛なショーの開幕だ。
早速、賑やかなる応援団が最前列に陣取って、熱烈声援を送っているよ。

とにもかくにも、最初から最後まで元気いっぱいにはじけまくるステージングに要注目。

1曲目の「学園天国」から波状攻撃開始。
チャーミングヴォイスで「アー・ユー・レディ!?
ヘーイ、ヘイヘイヘイ~~~・・・・・♪」と、いきなりのコール&レスポンス。
1988年12月リリースのアルバム「ナツメロ」に収録。
オリコン週間チャートでは最高3位を記録。
歌のトップテンでは見事1位を獲得!
1989年11月1日に28枚目のシングルとして発売。
累計出荷枚数は50万枚。
小泉主演のドラマ「愛しあってるかい!」の主題歌。
はい、オリジナルは誰もが知っている伝説のグループ、フィンガー5が1974年3月5日に発売した4枚目のシングル。
オリコン週間チャートでは最高2位を記録。
累計売上は105万枚を記録。
これらの音源を「るんるん天国」は、懇切丁寧忠実に再現。
開巻から遠慮なく勢いにのって、爆発の狼煙をぶちかます。
できることならば、本家同様にタップダンスも披露してほしかったなあ・・・・なあんて言ったらとっても欲張りなこと!?。
とにもかくにも、オープニングから皆、やられちゃった感が半端ない。
脳天ヒューズもプッツン状態でいかせてもらいました。
必死にピンクの手作り団扇を左右に振っている、ノリノリなオーディエンスも見受けられますよ。
熱狂的なダンスを繰り広げている猛者も出現。
これで掴みはバッチリとオーケー。
そうこうしているうち、アッという間にエンディングを迎えることに。
決めのセリフはもちろん「サンキュー!!」

間髪入れず、たて続けに2曲目は「渚のはいから人形」で更なるヒートップを虎視眈々と狙う。
しっかし、キョンキョンって改めて思うに、キャッチーで新鮮にときめく名曲が目白押しだね。
1984年3月21日に発売された9枚目のシングル。
album「セレブレーション」に収録。
オリコン週間チャートでは、初の首位を獲得。
売り上げ枚数は33,1万枚。
この曲のヒットで「第35回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たした。
(ウイキペディアより)
正に上昇気流期の絶好調時代に、満を持して登場した代表作品。
「るんるん天国」のパフォーマンスは、すでにレッドゾーンを軽く振り切っている。
憎い演出も加味してのしたたかなる進行。
メンバー間の磨き抜かれたフォーメーションも、全く嫌味がなくて素敵だ。
今までにいくつかのライブで積み上げてきた実績が花開いた瞬間。
この日、このバンドを目撃した人達はラッキーだ。

「はじめまして!
実は私が、るんるんという名前なんですよ!!((´∀`*))
それでは3曲目に参りたいと思います・・・・・木枯らしに抱かれて・・・・」
1986年11月19日に発売された20枚目のシングル。
album「ヒッピーズ」に収録。
ザ・ベストテン&歌のトップテン共に1位を記録。
小泉の主演2作目となった映画「ボクの女に手を出すな」の主題歌となった。
「第38回NHK紅白歌合戦」では本楽曲を歌唱した。
何とアルフィーの高見沢俊彦の作品。
(彼らもシングル「サファイアの瞳」のカップリングとしてセルフカバーした。
歌詞、サビ、間奏など大幅にアレンジしている)
それまでのアップテンポな曲調から一転、イントロからグッと胸に迫ってくる切ない旋律に浸っていると、迂闊にも思わず泣かされてしまいます。
本来ならば落ち葉を踏みしめながら、秋から冬に聞きたい曲。
しかし、キョンキョンはどんなタイプの曲も歌いこなせる。
色々なキャラクターを演じるカメレオン・アイドルのお手本そのもの。
そんじょそこいらにゴロゴロと転がっている、ぽっと出のアイドル連中とは段違い。
だからこそ、デビュー時からずっと第一線で、多方面にわたって活躍しているんだね。
味わい深い季節感がとても良く表れている歌詞と、アコースティックの冷たく輝いた音色が情景を増幅させます。
ぶっちぎりな完成度の高さも、思わず納得だ。
抒情豊かなフレーズと、幻想的なメロディーに酔いしれてみるのも一興。
「るんるん」ちゃんのキョンキョンに対する、リスペクトの度合いは半端ない。
歌い回しや声質や振る舞いに至るまでソックリ。
細部にわたって、熱心に研究してきたんだろうなあ・・・・。
努力は決して裏切らない。
それは、ビンビンとこちらサイドにまで、痛いほど伝わってきます。

「ありがとうございます!
今日は最高責任者のサイトウさんから直々にお招きいただきまして感謝しております。
このイベントは昨日からの開催でして、知っている方々はずっと楽しみにしていたと思います。
次にお送りする曲は、小泉今日子さんの一番売れた曲です。
あなたに会えてよかった・・・」
1991年5月21日にリリース。
32枚目のシングル。
album「AFROPIA」に収録。
作詞はキョンキョン自身が担当している。
奇抜な表現はなく至ってわかりやすくシンプルで素直、そして内向的な詩が心に染み入る・・・・・。
オリコン週間チャートでは4週連続、通算5週にわたって1位を獲得!!
158万枚を売り上げる大ヒットとなった。
キョンキョンが名優の田村正和さんと父子役で出演したドラマ「パパとなっちゃん」の主題歌となった(ウイキペディアより)
悔しいほどの多才ぶりを発揮。
絶妙のタイミングで飛び出してきた金字塔。
しみじみと素敵な要素が凝縮。
盛りあがってきて、メンバー達もようやくリラックスして馴染んできたけど、残念ながらはやくも終盤だ。

「ありがとうございます!
どうぞ遠慮なく前の方で踊ってくださいね。
次の曲でラストなんですが・・・・・タイトルがわかったら素晴らしいですよ。
応援のほど、よろしくお願いいたします
なんてったって~アイドル~~~♪」
ドツボにハマるモンスター級ソング。
FINALEにはもってこい。
これしかない、と言うばかりの極めつけナンバー。
1985年11月21日に発売された17枚目のシングル。
album「今日子の清く楽しく美しく」に収録。
当然、オリコン週間チャートでは初登場で堂々の1位を獲得。
42万枚を超えるヒットとなる。
「ザ・トップテン」「ザ・ベストテン」では最高位1位に輝く。
計8週間連続ランクインしている。
第36回NHK紅白歌合戦に2年連続2度目の出場を果たした。
オーラ溢れるキョンキョンにしかこの曲は歌えないだろうね。
「なんてったって」アイドル自身がアイドルの内情を自虐的に歌っちゃうんだから。
一歩間違えたら、とんでもない地雷になりかねないところを、好感度や支持層までをもアップしちゃった。
いやはやなんとも、御見それしちゃいました。
キョンキョン、改めて偉大なり。
嬉々としてるんるんちゃんはステージ手前に設置された階段をホップステップしながら舞い降りての熱唱。
コロナが緩んできたことの証だよね。
もうパーテーションも皆無。
体温検査も無し。平穏な日々の訪れも、もう一息さ。
この粋な心意気による采配が功を奏した。
益々、熱狂の度合いが増してきたよ。
責任をとってちょうだいな。
汗だくなるんるんちゃんはここぞとばかりに、上着を思いっきり脱ぎ捨てた。
そして秘密兵器のレイバン型のかっこいいサングラスを素早く装着。
颯爽と構えたポーズもクール。
手にしていた団扇を放り投げた瞬間を見計らったかのように、クラッカーが景気よく連続して炸裂!
「パンパンパンッ!!」
その破片のような紙テープがゆっくりと天井からヒラヒラと舞い降りてきた。

****これにて全行程は無事に終了。
お疲れさまでした!!
陽気なお祭り騒ぎのあとには、心地よい疲労感が漂っている。
誰もが満足な表情で席に戻っていきました。
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
さあ、この次に控えしはAORの決定版。
極上の渋さに聞き惚れてしまうことでしょう・・・・****





















































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3週連続、パープルブリンガーのライブが無事に終了!

2023-03-06 08:49:26 | free form space







敬愛するディープパープルを徹頭徹尾に追求するべく、昨年から本格的に始動した我らが
purple bringer!
3週連続のライブ最終夜を昨日、無事に終えることができました!
毎回、多方面からの絶大なる反響に、メンバー達がビックリするほど盛り上がっていましたね!
パープルフリークがこれほど多いというのはわかってはいましたが、意外な方々からの熱烈パープル好き猛アピールや、昔コピバンやってました、のコメントに改めてパープルの偉大さを痛感した次第!

対バン達もジャンル様々に皆さん、本当に素晴らしかった!
オーディエンスもただひたすらに熱かったあ!
色々とお世話になった主催のマックス&司会進行のアッコちゃん、心強きミキサーのカザマくん、何かと気配りが嬉しいオンちゃん、そして迅速丁寧対応のスタッフの皆さん!
お疲れ様でした♪
ジョージさん&サッサ、写真サンキュー🤠🎶‼️

〜set list〜
1、burn
2、speed king
3、black night
4、smoke on the water
5、highway star




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