THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL、198 FUN☆FUN☆LIVE36 小樽GOLDSTONE(S・T・A編 PART,3)

2023-03-25 17:34:48 | Live Set List




マサによるMC

「ありがとうございます。
YEAH!!
時間はまだまだたっぷりとあるので、ひじょうにマニアックなものに開き直って突入します。

次の曲は5大ブラスロックの一つで、シカゴの強力なるライバルとも言われた悲劇の一発屋バンド。
ダンサンブル・ビートが大受けしてもてはやされた、アイズ・オブ・マーチで・・・・ヴィークル(STAが長い夜に次いで、最も多くライブで取り上げている曲。
だって文句なしに受けるんだもんなあ)」

 これも、「イントロダクション」「一体、現実を・・・・」「アイム・ア・マン」「長い夜」同様のエディット・バージョン。

MCの一言一言に頷いてくれている人もいた。
わかってくれているんだね。
 観客席からも威勢のいい連中がエキサイトしているではないか。

エロチカヘヴンのメンバー達もSTAと共に両手を高々とあげ、全身全霊を込めて大歓迎のジェスチャーを掲示しながら拳で合流。

工藤さんは最早いても立ってもいられない、といった様子での参戦だ。
好き者にとっては極め付けとばかりに、血液逆流しそうな炎のナンバー。

文句のつけようもないくらいに、ヒップなアタック感で熱狂。

マサはこの曲、12回目のリード・ボーカル担当。(今年1月21日の土曜日、ここゴールドストーン・マ・シェリ・ライブイベント以来)
STAにとっては第1回ライブから取り上げている十八番だけに、まるで自分達のオリジナルソングのように捲くし立てる。
ボーカルがノビノビとしていて優雅で圧巻。
熱唱に次ぐ熱唱という構成。
今回のライブセットリスト構造は、全曲に多彩な仕掛けをぶち込むという強引なまでの強硬システムを導入。
ホーン隊は体を仰け反らせて、渾身の吹き込み。

マサは、ネックをグルグルと上下にひねり回し振り上げる。
後ろへ振り返ったり、お馴染みのパートではドラムセット前にてクルクル。
一時たりともジッとしていません。

その様を逐一冷静に見ながら片手を頭上高く掲げ、客席に向けアピールしているアッキーちゃん。
レディス版エマーソンになる日も近いか!?

手数王モッチンも、シンバルの乱れ打ちで対応。
まるで、千手観音のようだ。
勢いあまってマサの左肩にぶつかったシンバルスタンドが、傾き倒れそうになるも、グイ~ンと元に戻った。
ジェームス・ブラウンのマイクパフォーマンスさながらの状態。
長年ライブをやっていると、予期せぬ突発的なことが起こるというもの。

後日に気付いたんだけど、この曲中マサはベースヘッドをアンプにセットされたマイクにぶつけて床に落としてしまったのさ。
丁重なる謝罪をしたら許してくれたよ。
本当に申し訳ない・・・・。
それはともかく、時折モッチンとタッキーが向き合っての相乗効果を煽りあう、火花散るインター・プレイも微笑ましい。
マサが「ギター!!」とシャウトしながら、ギターソロへと橋渡し。
70年代初期を反映したかのように頷きながら呼応する、不敵な西やん渾身のギター・ソロは確実に的を得ているね。

フロントにまで飛び出してきた西やんはこの手の曲でも、的確なるコードワークの度に腕を突き出して盛りたてる。
凄まじき光景。
ギター・リックも伸びやかなるサスティーンも、一際異彩を放ち、ここでも獅子奮迅・・・・といきたいところだったのですが、ここでとんでもない事件が勃発した。

ライブってのは魔物が潜んでいるとしつこいくらいマサが言ってきたが、今回も怪しげに忍び寄ってきたのさ。
モニターに足をぶつけたり、足元のケーブル類が絡みついてきた・・・・!!
「オー・マイ・ゴット!!」
咄嗟に心の奥底で叫んでしまった。
まあ、そこはベテランのなせる技。
最後まで男気を貫いて、難なく乗り切ったよ。
これも一つの糧。
トラブルは、ないにこしたことはないけどね((´∀`*))
グッと渋みを増した、アキ&タッキーのコーラス・ワークもピカイチ。
決めのブレイクタッチ・フレーズでは、メンバーと観客達が何度も大合唱。
続々と詰め掛けてきた観客の中には、プレイ・スタイルを真似ている輩も出現。
エンディングにおける一瞬の空間を突き破るがごとく、目一杯なひねりもきかせて喉を振るわせる、ブルージーなマサ絶叫ソロ・ボーカル・パート。

腰をやや低く落とし気味に構えてもなお、自己陶酔の極み!
このひとことで観客達が「ヒューッ!!」と歓声。

ここでも、カメラマン達が、ベストショットをとらえるべく、左右以外にも前から後ろから舐めるように激写(対バンのお友達も、写真や動画を撮影してくれたよ)。

プレイしている我々でさえも、手前味噌ながら震えがくるほどの高評価を下したくなるほど。
口笛ピューピュー吹きならされる・・・・・・なんという夢心地な空間であろうか。


残響音が不気味に支配するその様を引き摺る様に
「・・・・・今は何時くらいかな?(チラッと時計を見る)・・・・・・極上のミッドナイト・ソングでラストを締めくくってみたいと思います」

この時、すでにニシヤンはギターを掲げて小刻みに震わせつつも唸りを発する・・・・・「ウィ~~~ン・・・・・・」

マサは前傾姿勢で、モニター・スピーカーに左足を乗せたまま「いきます!
盛大に盛り上がっていきましょう~!
 松山千春の曲ではないですよ(笑)・・・・・・25or6to4!!!」 
(EDIT/ VER。
オリジナル・セカンドアルバム「シカゴと23の誓い」に収録。
この曲がワールドワイドに大ヒットをして人気を決定づけた)

マサがニシヤンの方向を左手で指差すと、「ギュイーン!」のスライディングから
「ガガガガガーン!」
ギターが、これ以上ないほど過激に攻め立てる。
マサも一緒にメインリフを弾き始めると、モッチンも問答無用とばかりシンバル類総出で便乗する形にて熾烈になぞってくる。
追随してアッキー、ウパ、マッツ、タッキー、ミキティ、そしてマサらを交えたメンバー全員が「ヘイ!ヘイ!」

「会場後ろの方も一緒に!!
HEY! HEY!」

驚いたことにメンバー全員が一丸となってそれに連動して、ノリノリに手拍子を交えている。
その上、しきりに楽器を振っている。

いつの間にかタッキー&アッキーは伝家の宝刀とばかり、タンバリン&マラカスを手にシェイクしながら元気一杯に飛び跳ねているではないか。

疾風のごとく耳をつんざくホーンセクションの狭間に、キーボードも参戦でリズムの鬩ぎ合い! (この曲でマサはシンセ・ブラス・スコアをアキに送付した。
初代TBコイズミくんの採譜)

あるバンドは「STAはスペシャル軍団」

パープル・ブリンガーのギタリスト、シンちゃんいわく「ギタリストは上手いし、いい音を出しているね~!」

あるパーカション奏者いわく「STAはレベルが高い」

あるトランペッターいわく「STAはブラス殺しのナンバーばかり・・・」

あるミュージシャンいわく「STAは歴史と伝統あるバンド!」」

あるキーボードいわく「STAは憧れ💛!!」

マサは1フレーズごとにステージフロントに並べられているモニター・スピーカーに左足をのせながら移動。

ニシヤン&マサが両サイドのフロントにて陣取り。
この躍動感あるロックなコントラストが長年の理想形だったのさ。

ギターがスポットライトを浴びる場面になると、必ず最前列に飛び出してきて自己主張。

各メンバー達も負けじと大奮闘。
なるほど心強き存在感。

マサのリードボーカルにタッキー&アッキーを交えての白熱するコーラス隊体制も、俄然と馴染んできた。

ミキティ―を筆頭に拳を突き出すタイミングも絶妙。

アッキーも、チャーミングなポーズで、エキサイティングなジャンプ・プレイを披露しての挑発。
以前に礼儀正しく優しいルチュも、アッキーの超絶技巧パフォーマンスをスターライトで称賛していた。

誰言うともなくメンバー達が合間を縫って
「イェーッ!!」
観客たちも「イェーッ!!!」のコール&レスポンス要求で半狂乱(声出しなしで拳を突き上げる)。

もうこれで本当に終わりだと察してか、全員グチャグチャで、どこもかしこも必死の形相です。

STA全員が右手を何度も振り回しての熱演。

更にマサは仰け反って、オーディエンス達とコミュニケーションをはかる。

ヘッドバンギングにて両膝つき、気迫のフォーメーション絡みを続行。

ニシヤンは、虎視眈々、隙間という隙間をびっしりと雷鳴のごときチョーキング・ソロで埋めつくすほどに我を忘れ、ギターの鬼と化し、それに呼応しています。
でも、抑揚のメリハリはバッチリ!!!
ありとあらゆるテクニックをぶち込んでいる様は、まるでギターの教科書、お手本を提示しているかのよう。
締めはエフェクター・ボードのスペースにもどって、ワウワウペダルを踏み込む艦砲射撃で爆発寸前
(本家のソロをほぼそのままに再現。
 これも究極のフィンガリングで完成形とみた。
沖田くんもその件に関して詳細に語って褒めたたえてくれたよ。
さすがギタリストだけあって全フレーズを飲み込んでいる。
 オフステージの時にマサは西やんに言った。
テリーのソロを弾いている時って本当に満たされた表情をしているね、と。
そう言われた西やんもまんざらではない様子)。

そして数年前からギターソロの後半でやりはじめた、シカゴ・ライブバージョンでのブラス・フレーズをニシヤンの合図を待ってホーン隊全員が吹き込む。

トドメはミキティのきっついハイノートで息の根を止める。

ウォルター顔負けなサックス・トリオで、対等に渡り合うマッツ&ウパ&ミキティ。

パワフルなウッドウインズが3人も在籍しているという贅沢さが、良い方向に作用しているようだ。

オフステージでは控えめでキャピキャピ((´∀`*))な彼らも、いざステージに立つと存在感を放っているのだ。

ウカウカしてなどいられないよ、みんな。

マサがベースのネックを観客方向に突き出す。
再びモッチンのところまで駆け寄って再びバスドラムに足をのせて、しつこいくらいに煽りまくり、シンバル連続キック攻撃。
更にはアッキーのところへも訪れて一緒に爆笑ダンシング。

最近、モッチンとタッキーが虎視眈眈とスタジオで企てた、「長い夜」スタジオバージョンにおけるドラム重ね録りの再現。
リズムとフィルを分担してプレイ。
二人羽織を地で行く超難解な作業だ。
よほど息が合わないと事故る確率のパーセンテージの方が絶大。
それをいとも簡単に、この二人は実演してるではないか!!??
曲の細部までをも、若い頃から聞き漁っていたからこんな離れ業も楽勝みたい。
しかも、リラックスしながら和気あいあいと楽しそうに不敵な笑みを浮かべつつ・・・・。
恐るべきアバンギャルドなツワモノコンビ。
大体にして、こんな、奇想天外な発想をすること自体、無謀すぎるよん。
本家はもとより、カバーバンドでも見たことも聞いたこともないよ。
いつでもどこでも、実験的な精神ほとばしる遊び心を持っているロッカー達。
恍惚の領域に到達したのではないか!?
これもライブでなければ味わえないハプニングのシーンだ。
当然、並々ならぬ実力と経験とシカゴ愛がなければ話にならないね。

メンバー達が俄然色めき立ってきた・・・この状況。
どいつもこいつも、ビックリするぐらいに凄い奴らばっかりだ。

何が飛び出して、どんな展開になるのか。
我々にも皆目見当がつきません。
まあ、こういったスリリングな崖っぷち綱渡りパターンもSTAトラの穴ならではの持ち味のひとつだね。
やはり役者がヒトアジ違います。

マサが自分の楽器を垂直に突き上げて、揺すりまくるの図。

尚もニシヤンのソロは轟き渡り、ホーンセクションは管体が破裂するんじゃない!? と、思えるほどの気迫プレイをクローズ・アップ。

照明スタッフがSTAのメンバー達を追うのは大変な作業だ
(事前に、とにかく思い切りサイケデリックにアーティスティックにヘヴィーにと希望提出しておきました。
 無理難題な注文だよなあ・・・・・・・・・笑)。

プレイしている我々でさえも、震えがくるほどの高評価を下したくなる。

エンディングではベースのネックを天高くに立てホップステップ。
ベースギターを肩からはずして、頭上高々に掲げるポーズ。
いつもならばここで終了なんだけど、この日のプッツン度合いは異常だった。

多分、一昨年の7月に食らった「小樽の旋風」に対する憂さ晴らしか!?
もう制御がきかない。

あまりにも危険とメンバーや観客たちからクレームが入りお蔵入りしていたアクションも、いきなり首をもたげちゃった。
ベースギターを脳天に乗せての衝撃音・・・・しつこいくらいに「グワングワーン!!」。
「カリフォルニア・ジャム」かあ、ここは!!??
さすがにベース破壊とアンプにガソリン爆破と客席落下はなし
・・・・当たり前だよ(爆笑)
とどめはベースをマシンガンに見たてての抱きかかえ連射攻撃。
最前列に陣取ったカメラ小僧達もシャッターチャンスとばかり、激写に次ぐ激写で忙しそう。
ノイジーな悲鳴をあげるベース「グワ~ン、ギュワーン!」。
小樽では可愛い弟分のサッサが「マサさんはいつもあれだけ複雑で難解なベースラインを弾きながらよく歌って動き回れるなあ」と感嘆の声を寄せてくれた。
これは快挙だ!

極めつけのフィニッシュは片足上げて思いっきり床に振り下ろした。
「YEAH!!」一礼して、マサがジャンプ一閃でTHE END!!!

というわけでしてノリが最高!
やはりライブはこうでなきゃあね。
正真正銘のライブバンド面目躍如だ。

疾風のごとき出来事で恍惚状態。 (初見の人々は誰もが度肝を抜かれたようだよ。
 まあ、その内に慣れるさ・・・笑)

心地よき疲労感が全身をじわじわと襲ってくる。
身体がやっとほぐれてきたところで、時間切れの完全燃焼。
「ありがとうございました!
またいつか会いましょう!!」

アッという間の幕切れで、30分が過ぎ去った・・・・・
万雷の拍手が鳴りやみません・・・・・・なんという夢心地な空間であろうか。
いい汗かいたね。
大団円さ。

十分に満足してもらえたかな!!?? 
・・・・・YES I CAN!!
すぐにでもまた、ここに戻ってきたい気分だよ。 ((´∀`*))
しっかりと約束しておこう。
それまでしばらくは、このワクワク感をとっておこうよ。
痺れるような、極上のかっこいい曲をたくさん用意しておきますよ。 

何の悔いも残さずに・・・・「I'T ONLY BRASS ROCK・・・・・」



とにもかくにも、本日は、こんな偉大なる「FUN☆FUN」ライブ企画に立ち会え同席できて光栄の極み。

全てのタイムテーブルが終了後、照明が灯り、いかしたミュージシャン達、至れり尽くせりのスタッフ、華やいでいたオーディエンスらと会場内にて談笑会。
各自が、後ろ髪を引かれながらも、キリがないので頃合いを見計らってのお別れだ。
話したいことは山ほどあるんだけどね。
それは次の機会にとっておこう。
またの再会を誓い合う。

追記・・・
1、応援に来てくれたお客様にお礼を述べる。
2月の「雪明りの路・小樽公会堂」にも来てくれていた家族連れ・・・・今回も大人数で来場してくれた。
その中の可愛いらしい男女チビっ子2人は何度も手を振ってくれるのさ。
更には一生懸命折ってくれた折り紙を何個も手渡しでプレゼントしてくれた(写真参照の事!)
大切にお守りとしてハード・ケース内に入れておくね。
女の子はプリキュアの靴を履いていてマサともっと意気投合。
この日のためにお婆ちゃんに買ってもらった服もとってもお似合いだったよ。

2、後かたずけ。
手慣れたものさ。
会場内の忘れ物も念入りにチェック
(それでもしっかりと、バンド・ロゴマーク入りの上着を忘れちゃったメンバーがいた!!
即座にマサとオンちゃんが隣のパーキングへ追っかけていって、そのバンドマンに、無事届けたよ((´∀`*))。
皆で協力しあって、あっという間にTHE END GOOD-BY
ここで、マサはSTAFF全員に感謝の言葉を述べてお開き。

帰路も車中ではライブの話題で和気あいあい。
生涯にわたって忘れられない、恒例のイベントとなりました。
エヴリバディ!
小樽は最高だぜ、BABY!!

国道5号線よ、今夜もありがとう(^^♪

VERY SPECIAL THANKS TO・・・ONCHAN&MI-CHAN&ORIGAMI&RICE BALL&ANPAN&MAOKUN&SAーYA&MICHIYOSAN&LITTLE KIDS&ORANGE JUICE&GREENTEA&CHOCOLATE&SUGICHAN&STAFF&NORTH CANAL&ATSUSHIKUN&OKITAKUN&RAーCTYO&TYAMAKIKUN&RIECHAN&FUMIOKUN&MARCUS&TSUKASAKUN&IKU&KEI&SUJIKO&TEKUZOH&YACTHI&MIZUNOKUN&SHIMIZUKUN&KIMKIM&EREKIDAKUN&MARCHAN&FUKUSAN&TANEDAKUN&FRIED NOODLES&DORAYAKI&AICHAN&
KUDOHSAN&OHCHAN!!!










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VOL、198 FUN☆FUN☆LIVE36 小樽GOLDSTONE(S・T・A編 PART,2)

2023-03-25 14:54:43 | Live Set List



****アッキー長年のお友達でもある「そうきあ&稲葉美紀DEAR FRIENDS」のMIKIMIKIちゃんが「一昨年、アッキーちゃんが加入したからSTAは確実にパワーアップですね!」とのこと。
正にその通りだ。****

さあ、さっそく2曲目はメドレー。

マニアならば思わずニンマリだ。
皆、すでに全身汗まみれながらも、気持ちがよさそう。

 一昨年、スタジオリハ時にマサがふと閃いた。

「1972年シカゴ・ライブ・イン・ジャパン(大阪の音源)」の再現なんていかすよね、ってさあ。
曲に入る前にロバート・ラムがムード満点にピアノでいくつかのコードをルーズに流す。
トークも交えてね。
焦らしに焦らした挙句に・・・・っていうあれ。
それを臨機応変に対応してくれるアッキーちゃんならば、呑み込みがいいからアッという間に弾いてくれるだろう、と踏んだ。
結果は?・・・・もちろん大成功だったよん。

これ、マサのトークとアッキーちゃんのピアノがうまく噛み合わないと悲惨。
スタジオではまあまあの出来だった。
ラインでも事細かく説明を加えて調整を加え改良。
別にキッカリとした台本なんか用意してはいない。
大体のおしゃべり内容は決めてあるけどね。
その場の空気感で進行。
タイミングを逃したマサはタイトルを言おうにもずれちゃう。
もう1周弾いてもらう!?
ところがアッキーちゃんが機転を効かせて見事にクリア。
かえって効果が倍増したよ。

「それでは、トップに吹き荒れる初期シカゴのブラスロックをお送りしましたが、お次はメローな響きで・・・・。

(不敵な笑みを浮かべつつも)特に人気の高い曲をやります。
あれ!?
どこかで聞いたことのあるピアノだ・・・・
俺はいつも同じMCだと、ある女傑から突っ込みを入れられたんだけど、やっぱりこれだけは言わせて!
今日は日曜日だけど、うってつけの曲をやるよ!
・・・・どうぞ~~サタディ・イン・ザ・パーク!!」

と言った途端にアッキー親分(もっちんがそう呼んでいる((´∀`*))が寸分の狂いもない間合いで、それまでのスローテンポから力強い連打へ!!
(前曲からの音色チェンジも素早くこなす)
絶妙のシンコペーションを基調としたあまりにも超有名なるイントロをピアノで嬉々としながら響かせる。
後から聞いたんだけど、アッキーちゃんは「今でいいや!」と独自の判断で、ここから本編に突入したのだそうです。
ありがたいことに大正解だよん!
(オーディエンス達いわく、この曲がはじまるといつでも誰もが最高の喜びを滲ませてノリノリなんだそうですよ。
こんな話を聞くとミュージシャン冥利に尽きるね。
長年にわたるブラスロック&シカゴ普及活動も着実に実を結びつつあるようだ。)
シカゴ初の記念すべき反戦的意味合いを含んだミリオン・ナンバーがはじまった。
(1972年7月リリース初の1枚組オリジナルスタジオ・アルバムCHICAGOⅤからのファーストシングル。ビルボードHOT100にて最高チャートで第3位を記録)
当然ここでの主役は、最初から最後までピア二ストのアッキー。
いつも艶やかなる着こなしのアキ真骨頂。
(彼女の根性の入り方は半端ない。
メイクもバッチリと施し、アメリカ製のデニム・テンガロンハットと全身を黒ファッションで統一しているではないか!
すでに立派なロッカー然としている
・・・・本当はこの日ムズイからテンガロンハットを被らない、と直前にぐずっていた。
結局は被ったけど。
だからバチが当たって鍵盤のパーツがトラブったんだよ((´∀`*)))
こんな素敵な曲をプレイするバンドってナンマラいかしているでしょう。

裏話・・・・・スタジオリハでは特別なる思い入れを込めて取り組みました。
なんたって長年キーボード不在だったんだからね。
当初マサはピアノなしではやる意味なし、と判断してストレス回避も含め、泣く泣くお蔵入りさせようとした。
ところが機転を効かせたニシヤンが、ギターコードでのパターンを演じて「どうかなあ!?」とさりげなく主張してきた。
半信半疑それで演じてみると思いのほか、心地よい仕上がりなので、以降はギターアレンジバージョンでずっと披露していたのだ。
もはや手慣れたもんだよ。
これはこれで、斬新で快感。
まるで違和感もなく、結果的にはやって良かったねえ。
西やんもこれをギターメインで演奏することを密かに夢見ていたんだから、そりゃあ至福の瞬間で天にも昇る心持ちだったことでしょうねえ。
加入前にアキ嬢はSTAライブを目前で見て「なるほど。
こういう風にやっているんですね!」と目から鱗状態。
感心しきりだった。
それも参考に加えて、アキちゃんはありとあらゆる音源を片っ端から発掘してきて指癖や強弱、微妙なるタッチ感を調べ上げた。
その結果がここに結実したんだよ。
文句の付けようなんて微塵もあるわけがないっしょやあ。
大役を果たしたね。
涙腺が崩壊しそうなほどだ・・・・。
この感動がずっと欲しかったのさ。
本物だ。(近年は本家のロバートラムさんがショルダーキーボードやシンセで弾いてるんだけど、やっぱり生ピアノのニュアンスには程遠い。これが生命線なんだから。シビアな意見かなあ、これって・・・・だって愛するが故の正直な感想なんだから)

もちろん、それに呼応するように会場全体も熱烈なる声援へと反応が変わっていく。

それにしても、この曲、一聴する限りだとシンプルに聞こえるんだけど、リズムの違いが如実に現れるのですよ。
サビにも奥の深い部分が垣間見えます。
マサは絶え間無く左右に、トレードマークともいえる軽快なステップを踏む。

モッチンは特にこの曲でのドラミングが冴えわたっていた。
リハではテイクを重ねるごとにドンドンと難所を克服していき、本番ではご機嫌なスティックさばきで終始していた。
黙して語らずのツワモノだね。

西やんもギター・ストロークの隠し味で、より皆さんが贅沢極まりないハッピーモードに浸れちゃうように美味しいオブリをつま弾いているのだから、不思議なものですよね。

この曲に対する思い入れがすこぶる強い沖田くん(庄子篤史SESSIONのギタリスト)も、満足そうにニコニコしながら手拍子を打つ!
腕組みして目を閉じ、唸りながら、ジックリと聞き入っている対バンも発見。
会場のあちこちで嬉しそうに、両手をあげて大はしゃぎしている人たちも見えるではないか!?
数人のオーディエンス達も、ずっと横並びでタンバリンを打ち鳴らし続けているよん。
ステージ手前では、ある女性が簡単な振り付けを指導しながら曲と一体になってステップを踏んでいます。

西やんも時折横目でバンドを確認しつつも、リズムカッティングにのって延々と体を揺らす。

笑みを湛えたアキちゃんは、目の前の小さな観客達の笑顔にもすこぶる癒されたそうですよ。

世界平和を声高らかに提唱する、これこそスケールの大きいマンモス・チューン。

まさしくシカゴ版「イマジン」との呼び声高き、ターニング・ポイントともいえるアンセム。
愛と平和を謳歌しながらも反戦を訴える部分もさりげなく含まれているんだから、さすがしたたかで思慮深い我らのシカゴだ。

マサが歌いながら最前列に歩み寄ると、客同士が微笑み返し。
バックのミュージシャンらも、すこぶる気を吐いていますよ。

エンディングでのタッキーによるハミングに至るまで、マサのアイディアが見事に実を結んだ(これもスタジオ入りしてみっちりと真面目にトレーニングしたもんね。
過去にここまでこだわって突きつめた人は皆無だ。
今後も、もっともっと煮詰めまくろう!!)。
歌メロには人一倍のこだわりをもって挑んだ。
最近は、マサ長年の夢だったドンドンと複雑になっていくツインボーカルを現実のものとした。
タッキーと軽くラインで文章とシカゴのライブ映像で打ち合わせしてからスタジオでプレイ。
すると一発で思いが噛み合って大成功
(ステージに上がる直前まで、タッキーはマサへ最終確認を求めてきたほどさ)
その様には、皆も感服していたよ。
これを今まで、一度も実現できなかったのは、一体全体何だったんだあ・・・・?
「YEAH,YEAH~~!!」
マサ渾身のハーモニー。
うっとりするほどポップで幻想的なラストに至るまで、気合十分パーフェクト。
丁々発止に完奏。
普段はホノボノと佇んでいるタッキーではありますが、やる時は綿密にヴォーカルとコーラスを決めてくるところなんかさすがですよね。

ウパくんは、ようやくこの頃になると先ほどまでの緊張感は収まってきてリラックスしてきた。
マッツもそろそろ肩の力が抜けてきてが、爽やかな疲労感がかえって心地よいようだ。


「改めまして、SAPPORO TRANSIT AUTHORITYです。
皆さん、楽しんでいますかあ!?
我々は頑固一徹は、17年にわたりブラスロック街道を邁進しています。
そんなわけでして、2曲立て続けに初期のシカゴをお送りしましたが、ご存じの方いましたか??・・・
(対バンも含めて、オーディエンスのほとんどが知っていた。
感動!!!)
嬉しいなあ。
じゃあ、調子にのってもう2曲、シカゴの名曲をお送りしたいと思います!!
いかしたやついくよ~!
隠れシカゴファン垂涎ものの・・・・・・DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT IS?」

間髪入れずモッチンによるスティック4カウントが打ち鳴らされる。
なるほど、イキイキとしているね。
邦題は「一体、現実を把握している者はいるだろうか?」
直訳すると「本当の時間を知っている人っているの?」だ。
日本ではシングルのB面だったけど、海外ではヒットして今でもシカゴのライブ曲。
「時間に対する哲学的固定概念の意義を真摯に全人類へ問いただす」という、何やら小難しい、そしてカッコイイ曲。(メンバーらもスタジオリハ中にスコアを覗き込んで、原題の長さに驚いていたしね。)
これは、去年の1月1日(土)に、室蘭ソリステで演奏して以来の披露だ。
アキ、マサ、西やんがズッとライブ用に熱望していた曲なんだけど諸事情によりズッと埋もれていたのだ。
それが再度、陽の目を見た瞬間。
願いが叶った!
良かったねえ。
エディット・ヴァージョンだけど・・・・・。
イントロだけでも数パターンのリズムに変化する、一切の無駄がない濃厚すぎる、ほどよいホーン・ポップ・ロック。(何人かのメンバーは小節数にも手こずっていたね)。
ミキティーによる、巧みで張りのあるトーンのアルト・ソロ。アル(本来はトランペットの担当)
なかなかにやるじゃんか。
小刻みにヒットするピアノの躍動感。
ポール・マッカートニー直伝のピーター・セテラによるベース・ラインが印象に残るパートを経て本題へと突入。
この曲も正直な話、消化不良気味で不満の種が山積みだったのですが(お蔵入りの原因)、ここにきてかなり本家本元に迫る勢いで嬉しくなっちゃうよ。
スローガンは「地道に小さなことからコツコツと」だね。
マサのメイン・ボーカルに絡む、タッキーの個性的なコーラスも渋い。
そしてタッキーはぶっつけ本番で、3番のナレーションまでをも堂々と決めた。
芸が細かくて驚愕だ。
完璧主義だけあって有言実行。
発音も最高にしっかりしているよ。
マサとタッキーは時折、牽制しあいながらもニンマリ。
「中々にやるじゃあねえか!」ってなあ感じでね。
エンディングではウパくんが、珠玉のバリトン・ソロでまとめ上げた。(本来はトロンボーン・ソロのところを、臨機応変に対応処理する手腕は惚れ惚れするほどだ・・・・)
マサは水を飲みながらも、黙ってウパくんの方を眺めながら猛アピール。



メドレーで、最大の鬼門ともいえる「アイム・ア・マン」開始へ。

(2020年113月12日の日曜日小樽・お気楽ライブ運河プラザ3番庫ホール以来だ。
しかもマサミキティ、ニシヤン以外のメンバーは違うし・・・・)

こちらオリジナルはスペンサー・ディビス・グループの代表曲。
数多くのカバーが今も生みだされている。

シカゴもデビュー前から現在も、ずっとライブ後半における重要なるレパートリー。

珍しくマサが爪弾くベースが、ブーミーにブイブイと主張するイントロがタイミングよく先導。

色々と試行錯誤を繰り返してきたけど、ミキティとアッキーのリクエストでシカゴのスタジオバージョン同様にスローな空ピッキングから徐々に加速していくベースラインを採用。
彼女たちもこれでご機嫌さ。

そしてドラムが、次いでギターが追随。

シカゴの息吹が伝わってきて徐々に戦慄が走ってきた。

モッチンにしてみれば、このくらいはお茶の子さいさい。

アッキーは、コーラス&パーカッション、そしてハモンドオルガンの絡みも兼任しているからそりゃあ大変な作業。
それでも今までの中でも痒いところに手の届く導き出し方に、マサは敬意を表して喜びを伝えた。

「だってこうしか弾けないでしょう」とはアッキーの弁。

ロバート・ラムの崇拝者だけに、それも当然だよね。

この曲では、ブラスセクションがほとんどお休み状態。
でも当然、楽はできませんよ。

ドラムスとギタリスト以外の全員がここでは、パーカッショニストとコーラス隊に大変身。

モッチンが提供してマサが振り分けた打楽器を皆で振ったり、叩いたりしてラテン系の世界を演出。

タンバリン、カウベル2個、鈴、クラベス、ウッドブロック、シェイカー、マラカスなどなど・・・ラテン系の様相を呈しているよ。

ミキティは自分用にクラベスを購入したんだけど、いまいち軽い音なので響きに不満たらたら。
また買いなおすそうですよ。
でも、マッツは新規購入したクラベスを嬉々としてた叩きまくり。
パーカッショニストでもあるアッキー直々に、スタジオ・ロビーにて持ち方などを手ほどきうけ、あれよあれよといううちに上達を果たした。
まあいずれにしても、その情景はSTAとしてはレアで壮観ですよ。
イントロからすこぶる賑やか。

結構ブラス隊は腕が疲れきって、しんどそうだったけどね・・・・。

ドラムとギターによるコンビネーションも、異色のコードワークで個性を発揮しています。

ボーカルはマサとタッキーが交互に担当。
シカゴの場合は3人がリレー形式で歌い継いでいるんだけど(それまでのSTAもそれにならってマサと他のシンガーと交互に歌っていた)マサとタッキーはそれぞれの声の特性をフルにいかして、陰と陽のコントラスト表現を意識しています。

そして高低自在に操るアッキーのコーラスも決して見逃せませんよ。
時と場合によってはメイン・ボーカルが食われ気味になるほどの突き抜け感。

中間部分に待ち構えているのが、モッチンによる最大の見せ場でもある凄まじきドラムソロ。
これにモッチンは全てを賭けていた。
だから随所にわたって計算されつくしたストーリーを醸し出す。
同じステージ上にいながら、不覚にも感動を覚えたくらい。
とにもかくにも、ダニー・セラフィンの癖あるフィルやタメまでをも完コピ再現。
それをマサのリクエストどおり、起承転結含めて30秒ほどに収めているんだからねえ・・・・。

西やんもワウペダル多用で彩を添えています。

エディット・バージョン故に、目くばせしてきた西やんにモッチンが一挙に4カウント合図。

相当にアヴァンギャルドで実験的要素もふんだんに盛り込んでだおかげで、元のさやに無事収まってくれた。
個性あふれるツインボーカルでまくし立てて、エンディングでもダメ押しのドラムソロを、渾身のベース・ネック振り下ろし4連発で猛追。

マサもバスドラに片足乗せて、シンバルにキックをぶちかまします。
「オン・ドラムス!!
モッチンにもう一度、盛大なる拍手をよろしく!!」
盛大なる拍手喝采の嵐が巻き起こって、いつまでも途絶えることがない・・・。
それにこたえるようにモッチンも立ち上がってニコニコと手を振る。



「ありがとうございます!
モッチンは、HBCアナウンサーYASUのブラック・ビートルズのドラマーでもあります。」
観客から更なる歓声が沸き上がる
「そうさあ・・・今日は札幌でそのバンドの営業があったんだよ」
「あ!?そうだった!!それはどうなったの!??」
「時間的に間に合わないからそっちはトラを頼んだよ。
これはわざわざ、それ用に新調した衣装さ」
「そうなんだあ・・・そっちを取らずにこっちを取ったんだね。あんたは偉い!!((´∀`*))
で・・・・今日は、無事にここまで辿り着くことができました。
次の曲もブラスロックではないけれど、先ほどのブラック・ビートルズに敬意を表しましてビートルズをやりたいと思います。」
「おおお!!」
「今日のライブ中、一番ポップな曲ですねえ。
でも俺たちひねくれているから、あえてヒット曲はやりません(笑)。
でもね、管楽器が初めて本格的にロックへ導入された、記念すべきブラスロックの原点と言われている至宝。
シカゴ、BS&T、EW&Fもカバーしているし、シカゴが1967年に結成した際、初めて演奏したのもこの曲で、コンセプトを固めるヒントにもなったのです。(皆が感心してうなずきながら聞き入っている)
いい機会だから覚えていってね!
じゃあいきますよ。
傑作アルバム・リボルバーの最後から2曲目に収録されている・・・ゴット・トウ・ゲット・ユー・イントウ・マイ・ライフ~~!!(昨年の、石狩樽川神社祭りの屋外ライブ・イベント以来の演奏)」

どうだ、参ったか!とでも言いたげな佇まい(笑)

間合いを見計らったかのように、モッチンが間髪入れず「ズドーン!」

とってもライブ映えする珠玉の名曲。
当然のごとく、ザ・ビートルズ・ファンがとても多いので、特別に意識する部分があったはず。
マサは、思い入れタップリだけにバッチリでした。
彼のルーツの一つがビートルズなのですよ。
そんな事情もあって、今回チョイスしたという経緯があります。
マサとしては、少々寂しいボーカル・パートなんだけど、タッキー&アッキーが事細かにコーラスのパートを買って出てくれた。
これは、まことに嬉しきサプライズだ。
どん欲なまでの猛アピールは大歓迎さ。
だってビートルズ「売りのひとつ」は若々しきハーモニーなんだからね。
ステージで響き渡る、分厚いボーカル&コーラスのエキセントリックなスタイル。
時折、タッキーとで目を合わせて、不敵にニンマリ。
何たってタッキタッキーの黒いビートルズTシャツがそれを物語っているしなあ((´∀`*))
タッキーがありとあらゆるパーカッションを、ここぞという場面で使い分けるセンスはとってもタメになるよ。
戦慄の瞬間だ。
(このマサ&モッチン提供の打楽器類はSTA内で羨望の的)
これだから、バンド活動はやめられないさ。
ひじょうにスリリングで、ハッピー・フィーリングに満ち溢れた心持ち。
今後とも、皆よろしくね~~!!((´∀`*))
ニシヤンは伝家の宝刀ともいえる隠し玉ストロークを忍ばせていて、アンプがっぷり四つでのフィードバック奏法も、「ウィイイ~~ン!」とけたたましい唸りをあげていて絶好調でしたよ。

サビ・パートにおけるマサと西やんによるユニゾン・ラインも、カッチリと収まっていたね。
まさに百戦錬磨のアンサンブル適応力だ。

アキちゃんも、相変わらずいい顔して鍵盤を弾きまくっているもんね。
札幌キーボード界期待の姉御肌。
STAの新しいムードメーカー誕生の瞬間だ。
モッチンは陽気な観客とリンクするように、向き合ってスティックを左右に高々と振って猛アピール。
マサもそれに感化されたのか、ホップ・ステップを繰り広げる。
ミキティはバイタリティいっぱい。
マッツ&ウパくんもここにきて、メキメキと頭角をあらわしています。
シカゴなどはずっとお気に入りだったんだけれども、管楽器奏者として遂に念願が叶ったというわけだ。
後半ドンドンとヒートアップしていくところをメンバー全員、冷静なる判断でマサの号令を待つ。
これで一気に華やいできたよ。
「1・2・3・4!」の掛け声で無事に終了。

メンバー達は今後のSTAライブでも色々なことへ積極的にチャレンジしていきたい!と頼もしい言葉を投げかけてくれました。

今後の活躍に要注目だ!

ここで滅多にやらないんだけど、時間的に余裕があるとのことなので、体調を考慮したメンバー、ホーンのスタミナ回復なども含めてマサがメンバー紹介。
でも「早く進めろ!」と言ったり、苦笑するメンバー達がいたのでフィナーレに突入します。









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VOL、198 FUN☆FUN☆LIVE36 小樽GOLDSTONE(S・T・A編 PART,1)

2023-03-25 12:08:23 | Live Set List


7、20:00~20:30
「SAPPOTRO TRANSIT AUTHORITY」
(ジャンルは、壮大なるBRASS ROCK)

****このライブレポートの主役が遂に登場です。心して読むようにお願いいたしまする!!****


どこでやっても浮きまくりのバンド「THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY(S・T・A)」

トリ前での、この日はいつもにも増して浮きまくっていました。
主催バンドやダンサンブルな対バン達を差し置いてのことに、心底恐縮です。

でも温かいお客様たちの後押しで、、大成功でしたよ。

もう開きなおりの精神に乗っ取り、己を信じて信念を貫き通すのみ。

コロナの影響で延期やら中止やらを繰り返しつつも、なんとかかんとか最近はようやくライブに無事漕ぎつけることができるようになってきましたね。
良かった・・・・。
ホッとしてきた。

バンドからのメッセージです・・・・
「北国唯一無二、極上のブラス・ロック・サウンドを、貴方のハートへお届けします。
ヨロシク!」

今回はSTA以外にも管楽器が所属しているバンドが久しぶりに目白押しで、飛び上がるほどに嬉しい。

常連のお客さんが、マサのそばに寄ってきて
「STA出演はまだ?待ちきれないよ!」と、ひとこと述べて微笑んでくれました。

毎度毎度のことながら、今回のSTAも大所帯を誇っています。
もう、誰も驚かないよね(笑)
この日は、他にももっと大編成バンドがいたことだし・・・・。

ミキサーのスタッフも、すでにSTAに対しては熟知しているので、余裕の構えです。

事前にマサが彼の手元へ提出しておいた詳細なるセットリスト、編成表、器材位置、使用ワイヤレス2機の周波数帯域が記載されている用紙で、内情はバッチリと把握。

口頭による打ち合わせも済ませてあります。

諸事情によりtrombone、トランペット無しの、総勢8人で賑々しくお送りします。
それでも頼もしきサックス3人が、ホーンセクションで占めています。
ウパ君をはじめ、これも毎度お馴染みのメンツ。
でも広いステージゆえに、皆ノビノビとプレイに専念できます。

満を持して、ニュー・ギター・ヒーローとして正式に迎え入れ3年前の9月小樽屋外ライブイベントで初めて参加した西やん。
手ごたえを双方共に感じて再度合流したのがマリンホール。
彼がパーカッション時代を含めると、早いもので、あっという間ですね。

もちろん、ウパくんも、STA内に多方面でグッと新鮮なる息吹を吹き込んでくれました。

タッキーも安定感抜群のテクニックは当然として、最大の目玉でもある彼の知性を糧に、益々エネルギッシュなパフォーマンスを繰り広げてくれますよ。

ファッション・リーダーのアッキーは、相変わらず見事にドレスアップしたイデタチで乗り込んできましたよ。

対バンの盟友達も、こぞって応援に駆けつけてくれました。

全員たった2回きりのスタジオ・リハーサルなのに、よくもまあ責任重大なるパートを各人が演じてくれました。

毎回のSTAライブ時も、同様ですが、今回のセットリストはメチャクチャに複雑怪奇なる高難易度な内容。
そこのところは真面目で努力家で何にでも真摯に取り組むメンバー達。
あの手この手を尽くして、皆がそれぞれに孤軍奮闘で全曲を己のものとして習得していました。

演じているメンバー達自身が驚愕していたくらいです。
火事場の馬鹿力なんでしょうね。
各自は多くを語らないけれど。
いつも無理難題ばかりふって申しわけない・・・・。
でも結局悲鳴をあげながらも皆、ドップリとはまってエンジョイしているのだから嬉しい限り。
ブラスロックの魔力が成せる業。
そのような猛者ばかりがここに集っているわけです。

ゆっくりする間もなく、ホーン・セクション達は最後に客席テーブル上でスコアとニラメッコしながら一通りの最終打ち合わせ。

それと、実はメンバーの中には毎年今時期、必ずと言っていいほどインフルエンザになった者、高熱と咳に悩まされた者などなど、病み上がりミュージシャンがいるのです。
恒例のようになっている。
こんなありがたくないサプライズはノーサンキューだ・・・・。

で、今冬は皆、万全の体勢で臨めるね・・・とホッと胸をんでおろしていたところ・・・・・コロナ感染者もいないし・・・。
入口カウンターでは、必ず全員が手指の消毒もバッチリと受けて通過。

結果ですか・・・・?
現在のメンバー達だからこそ成せる、スムーズなる奇跡の離れ業。

大御所のモッチンも涼しい顔して、かえってそれらを楽しんでいるようにも映りました。
今さらながらも大したもんだなあ・・・と痛感した次第。

マッツも一緒の舞台に立っていながら、思わずゾクゾクしたほど。
何のトラブルもなく無事にこなしていました。
テンションもマックス状態だね。

以前のメンツならば確実に、大恥ライブとなったことでしょう(STAは何があろうと、一度も穴を空けたことがないのが自慢)。

まさに、いついかなる時でも常に危機に瀕している、いつでも危なっかしいバンドが、ここまで辿りつくことができました。

前にライブを終えてステージ後片付け中の「エロチカヘヴン」メンバー達に「お疲れ様でした」とねぎらいの言葉をかけて、入れ替わりでSTAいざ出陣です!

いつものようにミキサー担当のスタッフ達が手馴れた段取りで迅速丁寧なるセッティング。
心強いなあ。

マサの元にもスタッフが直々に、シュアーワイヤレスレシーバーを受け取りにきた。

スタッフは白いビニールテープを即座に貸してくれたよ。(マサは古いセットリストを持ってきてしまい、慌てて交換・・・ビックリしたなあ・・・・)

長丁場そうとうにバテ気味のオーディエンス達は、それでもホーンセクションと歓談しながら写真撮影のポーズ。

モッチンとタッキーは、すでに数種類のアルコールを大量に飲んでいるらしく、ほんのりとほっぺたが赤らんで上機嫌の様相を呈しています(笑)。
筋金入りのロックンロール・ライフの生きざまを、地で行くお手本を実践しているではないか((´∀`*))
いやはや何ともだ・・・。

ミキサーの指示に従って、3管がいっせいに音出し。

マサもワイヤレスのマイクチェックに勤しむ。

最近のSTAメンバー達は、セッティングがすこぶる早い。
大所帯だと何かと面倒をかけてまごつくものなんだけど、無駄の無い手馴れた速やかなフットワークで軽妙な動き。

軽い曲の公開チェックは時間が押しているのでで、半分ほどでカット・・・・。
それでも、ドラマーのモッチン、ボーカルのマサも涼しい表情だ。

もうここまできたら、演奏に100%専念できるというもの。

キーボード、パーカッション、3人体制のコーラスとサックス、リードボーカル所属という華やかさ。

怖いものなしの勢いにのって、いよいよ戦闘態勢が整った。

マサが一人一人から再度了解をとり、スタッフへとアイコンタクト。

よっしゃあ!
全てが万全な態勢に。
マサがゴーサインをスタッフに送る。
 それでは遠慮なくいくぜい!



****MEMBER****
MASA・・・B VO CHO PER 
MOcCHIN・・・DR
AKI・・・KB CHO PER
NISHIYAN・・・G
MIKITTY・・・AS PER
UPA・・・BS PER
TACKKY・・・PER CHO VO
MATTSUT・・・TS


****SET LIST****
1、INTRODUCTION・・・CHICAGO
2、SATURDAY IN THE PARK・・・CHICAGO
3、DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT IS?(一体、現実を把握している者はいるだろうか?)・・・CHICAGO
4、I'M A MAN・・・CHICAGO
5、GOT TO GET YOU INTO MY LIFE・・・THE BEATLES
6、VEHICLE・・・IDES OF MARCH
7、25OR6TO4(長い夜)・・・CHICAGO 



まずはアキ嬢がプログレッシブかつスペイシーなシンセサイザーサウンドで、一種独特なる異空間を作り上げる。

(彼女は何でも受け入れてくれるから、調子にのったマサは無理難題をしょっちょう投げかけるんだけど、それら全てを軽くその場で仕上げてくれるんだよね。
その手腕は大袈裟ではなくゴッドハンドの如しだ!
頼もしい限り。
このミステリアスなるSEも、事前にスタジオで膨大なるシンセ内蔵音源からじっくりと時間をかけてセレクトしたもの)。

マサがすかさずニシヤンらに手拍子でテンポのメッセージを送ると、それに便乗するかたちで歯切れのよいギターコードミュートカッティング、剃刀のごとき小刻みなハイハットで応える。

マサは大股開きでふてぶてしく会場中をゆっくりと見渡しながら、頃合いを見計らう。
一息入れてから落ち着き払った声で華々しくナレーションを告げる。

「ハーイ!
たいへん長らくお待たせいたしました。
いよいよはじまりますよ!
今か今かとお待ちかねの皆さん。
そうですよね。
これから極上のステージをお届けして参りますよ。
もはやお馴染みの大所帯バンドが登場。
ゴールドストーンにSTAが帰って参りました!
北国唯一無二の札幌発ブラスロックバンド!
ド迫力ホーンセクションの熱きサウンドを、心ゆくまでドップリとご堪能ください!
メンバー一同は、この日この時この瞬間を心待ちにしていました!
それではヨロシク!
レディース&ジェントルメン!
THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY~!!」 

ジャストなタイミングで「1・2・3~!!」(思い切りミキサーがリバーブを深めにかけてくれたよ!)

波状攻撃へ、火蓋が切って落とされました。

猪突猛進の狼煙を上げる「イントロダクション」。

さすが、この人数だけに勢いが桁違い。

プレイしている我々でさえ自分たちの音にエキサイトして、アドレナリンの噴出が止まらない。

すでに掴みはバッチリとオーケーだ。

普段は寡黙なモッチンもスティックを手にスィッチが入ると、ドラム・ビーストに豹変するのです。

その上、5年前の4月にマサが東京で観て来たCTAの土産話が、相当感動的に残っているらしくて、ずっと刺激を受けている御様子。
如実にドラミングの随所へ、ダニー・セラフィン成果が現れていますよ。!

イントロの爆音が、情け容赦なく多方面へと襲い掛かる!

ほほえましい光景に、常連組が客席でやや控えめに参戦。
写真&ビデオ撮影にと勤しんでいます。

皆さん、この変拍子の連続やコロコロ変わる変態リズムに、よくもまあピッタリと手拍子をあわせてくれますねえ・・・と舞台上から失礼ではありますが、しばし見とれてしまいました。

もうどれだけの回数、この曲をオープニングでプレイしてきたことでしょうか。
メンバー一同愛して愛してやまないじゃじゃ馬のようなナンバー。
その中でもこの日ほど、迫力一杯の完成度を誇ったことはなかったのでは?!
出色の出来と自画自賛。

モニター・スピーカーに片足乗せて、マサが野獣のごとく吠えまくる。
豪快に襲いかかりながらも、アグレッシブなアクションを巻き起こす。(マサの正面最前列にイスで陣取った対バン達曰く、「マサさんはスペースが狭いから相当に動きにくそうでしたね」と言ってきまわれた。
スタッフはマサのステージングをそれまでも度々見ているので、わざわざ動線を確保までしてくれた。
ありがたいことだよね)

それでも以前のような、飛沫飛翔防止用パーテイションもビニール幕もないので、自由自在に動きまわれる。
もちろん、そこそこに意識して加減はしていますよ。

計算されつくしたニシヤン独特なるシャープな音色のギターが、モッチンのタイトかつパワフルなドラミングに絡みつく。

看板ともいえる3管によるホーンセクションのリフは、益々厚みを増してきましたね。
(本来はトロンボーン&トランペットも在籍しているんだけど、都合により直前で離脱することに・・・つまり、アルト、テナー、バリトンという非常に珍しい編成に落ち着いた(´;ω;`)

舞台両サイドからの弦楽器達による絶え間ない猛追。
後方サイドからは、ドラムが遠慮なしにグルーブを構築しながらの進撃展開。

会場をまるごと覆いつくすかのような、ホーン隊による異次元模様の高鳴り。なんという高揚感であろうか。
鉄壁を誇るホーン・アンサンブルが嵐のごとく吹き荒れて、全体をリズム・セクションが引き締めるという構図が今回のおおまかなる課題。

さてさてライブの魔物はどこに潜んでいるのかな?
・・・・今回は一体全体、何を仕掛けてくるのか??

さあ、2番の歌詞がカットされたエディットヴァージョンから、第一関門の地獄にガッシリと突入だ。

先月の反省点は見事にクリア。
手堅く突破した後に待ち受けていたのは、ブレイクによる一瞬の静寂。
切り込み隊長はいきなり初パート参入のウパちゃんによる、やや食い気味かつ流麗なるバリトン・ソロで場面転換。
ここ本来ならばトロンボーン・ソロのコーナーなんだけど不在により、彼が自然と担当することに・・・・。
ほぼギリギリのぶっつけ本番だから正直な話、不安要素てんこ盛りだったんだけど、それも取り越し苦労だったようです。
大した度胸の持ち主だ。
さすがに百戦錬磨の達人だからこそ成しえる技。
何事もなかったかのように振舞っていたよ(モッチンによる縁の下の力持ちも忘れてはいけない)。
ここがウパちゃんの凄いところ。
なんと自宅に宿題として持ち帰り、3つのコードで繰り広げられるソロ・パートを、極上のエモーショナル・ラインで纏め上げてきて披露したのだ!!
能あるタカは爪隠す!と、昔の人はうまいことを言ったモノだ。
ねえ、ウパちゃんよ!(1回目のスタジオリハ前にブレイク部分による拍数の謎を解明するべく、独自でスコアを探しだしてきて見事に解明したのだそうですよ。
すさまじき探求心。
正直な話、この曲はトップがキツイとのこと・・・・それは、うなずけるねえ‥‥でもご挨拶ソングだからねえ。
不動のポジションなのですよ。
悪しからず。)

アキのピアノ旋律が、とびっきりに美しくて効果絶大さ。
マサによる、流麗なる美しきオクターブベースに導かれて場面転換。

マサいわく「STAのバディ・リッチ」と言わしめた手数王から、リム・ショットに切り替えてのモッチンが職人芸で猛然と先導しつつ、お次はベテラン・ミキティーの出番。
彼女のアルト・ソロは熟練の極致なので、大船に乗った気分に浸れます。
一聴しただけで安定感抜群。
時折ヒステリックなハイノートなども懇切丁寧クールにヒットしていてニンマリ。
・・・実はアルトのソロを、ファニーが手直して、他の管楽器隊と意見調整しながら纏め上げてくれた・・・・。

バッキングによる強弱のサポートも効果覿面だ。

もうこのあたりにたどりついた時点で会場中の空気は一変。
なにやら恐ろしいくらいにもの凄いことがステージで起こっているぞ・・・てな感じでかぶりついている。

ニシヤンは臨機応変、歪みからコーラスサウンドまでコンスタントに幅広く音色をエフェクターで器用に切り替える(ここはスタジオリハ時に取り決めたこと)。

そして第3の男、そのニシヤンによるワイルドなギターが火を噴いた。
いきなり過激なハーモニクスを導入部分に一気呵成に飛び出して、益々進化したソロを、これでもかあ!と言うくらいにぶちかます(よくもまあチューニングが狂わないねえ)。ただひたすらにエキセントリック。
序盤はテリー・キャスのフレーズに敬意を表する・・・・。
へヴィーなサウンドは、これだけにとどまらずフィードバックにより加速。
音数がドンドンと増していき、とどまることを知りません。
身をのけぞらせてイナバウアー・アクション。
チョーキングなどを交える際にはギターを激しく揺さぶって身をよじる。
あれだけのプレイだけでも引き攣るところなのに、ビジュアル面も大きい。

(掛け持ちミュージシャンの西やんはリミックス、ミッドナイト・クライシスではベーシスト。
そちらの時は大股開きスタイルなんだけど、STAでは常に横向きポーズで全体を注視している。
これが彼の楽器別スタイルなんだね)

そして遂にテリー・キャスのギター・ソロを、ほぼ忠実にコピーしちゃったんじゃあないのかい!?
ビブラート、グリッサンドに至るまで再現しているよ。
この前面へのせり出しシーンは、ヒロリンのリクエスト。

間髪入れず、極めつけは第2期JBG時代のコージー・パウエル直伝によるモッチンが、力漲る究極の稲妻フィルインで拍手喝采。

サンキュー!

いつもは沈着冷静なるモッチンもノリノリな様子で、このヒトトキを満喫している様子。
すっかりと脳天ヒューズはスパークしちゃったみたいだ。
いくつもの修羅場を潜り抜けてきたからこその、説得力ある支柱だ。

エンディングにおけるベルトーンも、アッキー渾身の1音を筆頭に見事な連携で繋がった。
ここで繰り出したニシヤン入魂のピッキングがジミヘンのようにウォームで破壊力があって戦慄が走りました。
これぞまさしくロックの原石。
いかなるアクロバティックなテクニックをひけらかすよりも、「ギュウイ~ン!」一発でひれ伏させるほどの衝撃と説得力。
アキからホーンセクションへと受け渡す流れへ。

マサが後方に設置されたバスドラムに左足を乗せ、右手を頭上に掲げてグルグルと何度も素早く回転。
モッチンと呼吸合わせ、雷鳴のような怒涛の連打をスリリングに交えて激しいジャンプでフィニッシュ。

以前、ASの女傑ミキティいわく「マサとモッチンは何かにとりつかれているようだった」とのコメントを述べていましたっけ。

度肝を抜かれた観客はため息混じりに唖然している。









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