昨日は念願の「リバイバル69 」を観に行った!
この映画館に来たのは多分35年くらい前に「シド&ナンシー」を観に来て以来かな…改装されてるけど。
連休中の日曜日で快晴だけど、中々にマニアックな映画だけに、まあまあな入りだろうなあとタカを括っていたら甘かった!
観客席がほぼ埋まってる!
正直ビックリした。
内容はカナダのウッドストックと言われた伝説ロックフェス濃厚なドキュメンタリー!
ロックンロールのスーパースター達、プラスティックオノバンド、若手のバンドらがズラリ!
そしてデビュー直後の初々しいChicagoも出演。
まだChicago transit authorityだ!
Chicago出演シーンを映画館観るのは高校生の時、同じ狸小路で「グライドインブルー」をテープレコーダー持参で観て以来さ(^◇^;)
その映画館は今、ライブハウスだけど。
数年前のChicagoヒストリームービーは、北海道のみ公開がなかっただけに、嬉しい限り。
で、「リバイバル69 !」
グッズは全部を買うつもりが、販売は残念ながらパンフレットのみだった。
とりあえず、それとチラシをゲット!
ポスターが欲しかったなあ…。
上映の99分があっと言う間だった。
超貴重な証言や裏話が満載。
もちろんエキサイティングなライブシーンも堪能。
ジョンレノンのライブアルバム含めて他のバンドらの映像はとうに有名だけど、Chicagoは長年音源のみしか世に出ていなかった!
でも、やはりしっかりと映像は存在していたのだ!
Chicagoは「長い夜」と「クエスチョンズ67&68」のプレイ動画がちょいのみ。
それにドラマー、ダニーセラフインのインタビューをインサート!
でも俺は充分に満足。
これからは権利面をクリアにして、Chicagoトロントをコンプリート
でオフィシャルリリースして欲しい!
期待します。
さて、ストーリーはと言いますと、カナダ22歳の若いプロモーターがイベントを発案した事から始まった!
彼は純粋に音楽フェスで盛り上げる、と楽観的な考えのみで動くんだけど、あまりにも学祭みたいな軽いのりが危うい。
企画段階から詰めが甘くて怖いもの知らずで見ている方がヒヤヒヤする。
当然チケットは全く売れない。
日にちは迫るから焦って地元の顔役、強面バイカーボスから大金を借金してテコ入れのドアーズ出演する事に成功する。
でもチケットは相変わらず売れない…。
もう本番当日は一週間まで迫る。
バイカーボスは脅してくる。
恐ろしい…。😱
必死に業界仲間たちに助けを求めると、中の1人が「ジョンレノンにMCを頼めば!」と無茶苦茶な提案!
ダメ元で藁をも縋る思いでジョンレノンに恐る恐る電話をする。
アララ…ジョンが永遠のロック小僧だった事が功を奏した!
ジョン憧れのミュージシャン達が大挙して出演すると知るや、自分もバンドで出演するとの事!
これは、大事件だ!
なんたって当時はビートルズに暗雲が立ち込めていた頃。
やったと、喜び勇んで活気付くイベンター界隈!
ところがそうは問屋が卸さない!
とにかく次々に発生するトラブルが漫画並みで、腹を抱えるほど笑える。
それは今だからそう思える訳でして、当事者は気の毒なくらいに生きた心地がしなかったはず。
寝られない、飯も喉を通らない心境だったろうなあ。
気まぐれなジョン、ルーズなクラプトン、神経質なドアーズ、破天荒なアリスクーパー、ナルシストなリトルリチャード、行き当たりばったりな無理難題提示しても最高にカッコいいチャックベリー、エルトンにも多大な影響を与えたジェリーリールイス、ジャングルビート創始者のボディドリー、奇声をあげながら白い袋に入りドン引きされるヨーコさん、常にラリってる若者達…!
鳥肌が立つほどに、羨ましい空間の連続。
ジョンレノンを中心
で進行していくんだけど、それを取り巻く情熱に燃えながらコンサートの成功を夢みる必死なスタッフ達にエンドロールで思わず心の中で拍手贈ったよ!🤠🎶