THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,207 LUA RELVA~MA CHERIE LIVE3 (SHOCKSS編)

2023-12-22 15:32:20 | Live Set List
4,15:45~16:15
ルアレルヴァ初出演の[SHOCKSS]

****さあ、満を持しての登場なるは、我らが盟友TOMMY&コバちゃんを擁する貴重なるバンドだあ!
心して読むように!!****

会場内で盛大に響き渡っているBGMは、
シカゴ・クリスマス・アルバムから「サイレント・ナイト」だ。
これは雰囲気抜群に盛り上がってきて、めっちゃ、いい感じだねえ!!

ここまでは、ちょっと巻き気味以外は、何のトラブルもなくライブイベントは順調に進行。
まあ、いずれにせよ、スタッフの細心なる気配りによって、皆が気兼ねなく音楽を楽しめるのです。
大感謝だ。

雪模様の中、小樽在住のコバちゃんは早々と会場に到着後、入口の外で喫煙中だった。
肌寒い中、ご苦労様。((´∀`))
マサが真横の路上サイドに車を入れていたら、直後に横付けしてきた車がこのショックスのメンバーたちだった。
そこで早速ご挨拶を交わした。
まあ、無事に間にあって先に出演中バンドのライブを楽しめたそうです。
今回のライブイベント中、後半は穏やかな天候で何とか豪雪は免れたかあ・・・・・・。
スタッフやオーディエンス達はあちこちで、大雪のための対応策に右往左往していてちょっと大変そう・・・・。
タイムテーブル通りに進行するか、お客様の入りはどうか・・・?!
マナーの良い人気者バンドが多いだけに、それを信じつつプレイへと専念するのみです。

 バンド入れ替えのセットアップ。(準備タイムは1分)

この豪華なステージのドラムスポジションは中央でごっつくて頑強!
しかも機材類が高級品ばかり!

思わずニンマリ・・・・。
何から何までもが一流のプロ仕様だ。

それとミキシング主任・湯沢さんの強力なる手腕。
ベテラン・スタッフ勢が会場後方サイドのミキサー卓で、常に陣取っている。
(加藤さん、秦野くん含む)
同所には照明専用のスペースもある。
中山オーナー自らその照明を担当!
これならば、バンドとスタッフらとのやり取りもスムーズ。
本番中のアクシデントも楽勝で解決できるというもの。
毎月、ちょこちょこと更なる改良を加えているんだから、頼もしい限りだ。

それでは早速いきましょうか!!

札幌と小樽のメンバーからなる4人組バンド。
(以前までは女性のキーボードを擁する5人組だった)
ジャンルは何と、ビジュアル系ジャパニーズロックバンドの大御所「ラルクアンシェル」のカヴァーバンドだ。

ずっと噂には聞いていたけれども、3年前9月の小樽屋外イベントで初めてライブを見ることができました。
で、同年12月13日の小樽お気楽ライブ「運河プラザ3番庫」が2回目。
次いで昨年3月16日のゴールドストーン・フレンズ・ライブ、更に去年8月28日(日)、今年2月26日の小樽公会堂雪明りの路、そして7月23日(日)の小樽浅草橋オールディズナイト、8月27日・小樽・北運河サウンドエナジー以来となります。
(本当はコバちゃんとの絡みでSTA企画に出演が決定していたりもしたんだけど、例のコロナ騒動でお流れに・・・・無念の極致)
同年1月21日(土)、マ・シェリ初の企画「ゴールドストーン」にも出演。
構想から早6年、紆余曲折を経ての長い道のりだったそうですよ。
最近はどんどんとライブも決まって、地方巡業などを積極的に行っている。
(岩見沢や函館など)
軌道に乗りつつ仲間も増え輪が広がっています。
サンキュー!
リーダー・トミーが高校の時、ぼんやりとみていた夢が40歳を過ぎて遂に実現したとのこと。
皆さんに喜んでもらえ、トミーも気持ちいい歌が歌えて最高に幸せ。
これで理想に一歩近づけた感あり。
今後も計画は進めつつ、パワーを増幅していく所存。
人生って何があるかわからないから面白いねえ。


メンバーを紹介しますよ。

手数王の爆音ドラムは、道内一円に多大なる人脈を誇るウジイエくん。

テツヤ役のベースにYU-KI
(5弦のシェクターを使用。
マサはずっとアイバニーズだと思っていたけどサッサがこっそりとメーカーを教えてくれた。
ベース弦をカラー・ストリングでセットしている。
見た目が虹のようで非常にカラフル。
そりゃあ、そうだろうね。
目立った者勝ちの世界さ。
けっこう、このセット弦は高いはず。
まだ今でも、市販されているんだね。
たしか30年以上前、商品化されたように記憶している。
特筆すべき点は、ヘッドセットマイクも使用していること。
マサと同じ、ベースとボーカルの2つワイヤレス仕様。
やる気満々の拘り具合がグッド!)
この日も、ピック使用で嬉々として演奏していた。
なるほど彼のルーツが垣間見えてきた・・・・と思っていたら、何とコバちゃんいわく、ユーキはカンサスとかのプログレマニアなんだそうですよ!
ビックリだ。
今度、じっくりと談義したいものだわい((´∀`*))
8月に引き続きちょっとだけども会話をしたんだけど、どうもお互いにバタバタしていて落ち付かないんだよね。
カナダの雄、ラッシュなんか是非ともご意見を伺いたいものだ。

驚愕のヴォーカルはTOMMY!
衣装もアクセサリーもひじょうに個性的。
(全身を黒で統一。
エキゾチックなスタイルでコーディネート)
全身を極上のミステリアスなファッションで固めている。
メイクもバッチリと施して妖艶な雰囲気を醸し出していて、とても似合うよ。
いつもよりもグッと濃いめのメイク理由については後程・・・・。
寒いはずなんだけど、裸足にサンダル姿だった。
その徹底したいでたちには脱帽。
思わずマサは「爽やかだねえ・・・」と聞いたら「(ニンマリ)((´∀`*))」
当たり前だよね((´∀`*))
実は彼は彦ちゃん率いる「紫」のコピーバンド「蝦夷紫」のボーカルでもあるのだ。
マサはずっと彼のすべてに注目していて、やっとタイミングよく一昨年のゴールド・ストーンで対バンが実現。
その際、お互いのバンド入れ替え時、舞台袖にて「ディープ・パープルのカバーバンドやらないかい!?」とコンタクト。
何の躊躇もなくトミーは、ニヤリとして「いいですねえ。デヴィッド・カヴァーディルが大好きなんですよ!」と意気投合。
即座にパープルのコピーバンドが結成されたのでした。
(それがこの日7番目に出演したパープル・ブリンガーだ!)
おそらく札樽圏内において、トミーのパワフルボーカルは3本の指に入ることでしょう。(サイトウ氏談)
その度は.Jのリョゴくんにボーカルを託しての勇退離脱。
お疲れさまでした。
微笑ましきミュージシャンとしての交友関係は今も継続中。

おっと、話を元に戻します((´∀`*))
ギターは先述のナイスガイ・コバちゃんという布陣。
フワフワヘアーにサングラス姿という佇ま。
彼は会うたびにバンドが違うんだよね
(このことを本人にも言ったらバカ受け!
だって彦&キラーちゃんらとリーゼント姿で、横浜銀蠅のカバーバンドもやっているんだよ。
樽テット、ディス魂、以前には稲葉美紀DEAR FRIENDSにもいたね。
まだまだあるよ~!)。
それはジャンルを選り好みせず、吸収する意欲に満ち溢れているという証拠だ。
ただ、ここでは、他のメンバーたちとの年齢差を、とても気にしていたご様子。
世代のギャップを痛感した次第・・・・。
全然、見た目にも違和感なんてないんだけれどね。
それを言ったら、マサなんてどうなるんだよ((´∀`*))
そんなことも演奏が始まれば、一切がっさい無関係さ。
使用ギターは、今までレスポール、ストラトキャスターを交互に使用していたけど、今年から初披露したのはフェルナンデスの全てが真っ赤なストラトタイプシェイプ。
堂々たるKEN・MODEL!
ゴールド・パーツ仕様。
ヘッドはおろか、指板までもが鮮やかな赤で統一。
リバースヘッド。
しかも、ピックアップはSSH。
ハムバッカーの音量は半端ないそうだ。
ほんとうに、つい最近入手した1本で豪華絢爛。
でもこの日は持ち込みギターが多いこともあってか、原点回帰とばかりにオーソドックスなフェンダー・ストラトキャスターを持参。
ブラック・ボディカラー。
メイプル指板が渋いの一語に尽きる。
彼もワイヤレスシステムを使用していますよ。
相当のご意見番コバちゃんなのであった!!
エフェクターボードも特筆モノ。
やはりロックギタリストはバンド一番の花だけに、テクニックは当然としてカッコよくないとねえ。
コバちゃんなんてその最たるミュージシャン。
ここいらあたりで、彼ほどギターを持つ立ち姿の似合う奴はいないでしょうよ。
ちなみにこの後には我らがSTAでも弾くのだ。
スタミナ温存もバッチリ。

さてさて、ラルクは想像以上に高度な音楽性を含んでいるとのこと。
コバちゃん曰く、グレイはシンプルな構成で組み込まれているんだけど、こちらは意外にも複雑極まりないとのこと。
それだけ勉強にもなるし、コバちゃんならばコツを把握しちゃえば、あとは楽勝でしょう。
私は彼の事を、勝手に「小樽のジェフ・ベック」と命名したのだから。

フェイスブックにも写真をアップしていたけど、彼の代名詞「ベルボトム」が
トレードマークだけに、そのお姿が神々しい!!
実は女性ものなんだよ
(ネットでの購入がメイン)。
彼は羨ましいことに、ずっとスリムな体形を維持しているので、男性サイズではダボついてしまうらしい。
マサも会うたび、必ず彼とはベルボトム話に花が咲くのですよ。
実際に履いてみないとジャストフィットするのかどうかはわからないから、ちょっと不安なんだよね。
かといって、今の時代、古着屋の店頭では商品発見が至難の技。
マメに探し回るしかないんだね、やはり・・・・。
宝物探し状態の有様さ。
それだけこのラッパズボンには魅了されているという証拠。
(Wのジョニーともピグスティ―で同じ会話をした)


ほぼ全員がバッチリとゴシック調の衣装でかっこよく統一していて、いかにもロッカー然としたルックスを誇る。


実際の話、トミーやコバちゃんらは、ここまで辿り着くのに色々と苦労したようだよ
(メンバー集めとか。
この件はお互い身につまされるよなあ)。

まずは軽くリハも兼ねて、全体での音鳴らしでサウンドチェック。
ウォーミングアップを済ませる。
客席の前方からは、どこかで聞いたことのある黄色い歓声で「コバちゃん!トミー!」と、何度も連呼しているスーパーレディがいる((´∀`*))
メンバー達も、苦笑いするしかないよね。
いついかなる時のライブでも、大変な盛り上がりを見せてくれるショックス。

スペシャルで選りすぐりな5曲のみを披露。
アッという間のひと時。

マサから盛大なるアナウンスが告げられる。
「さあ、皆さん、大変長らくお待たせしました。
札幌と小樽のメンバーからなるバンド、ショックスです!!」

そして、MC役も兼ねるカリスマ・トミー。

「皆さん、こんばんは。
ショックスです。
ラルクアンシェルの良さを少しでも世の中に広めるために、日夜頑張って活動しています。
本格的な活動を開始してからそろそろ4年になります。
一緒に最後まで楽しい時間を過ごしましょう。
それではよろしくお願いいたします!!」

な、な、なんとお!
またまた、以前のセットリストから全てを入れ替えてきた!
しかも、必死に調べてみたら、初めて見た時からのダブり曲があまりない!!
なんというふてぶてしき恐ろしい猛者どもだ!
これも自信と余裕の表れなのでしょうよ。
一体全体、レパートリーは何曲あるのだ!?
半端なき引き出しの多さは間違いない。
現在も随時、アクティブに新しい曲を加え続けているらしい。
そろそろ一旦持ち曲の整理に取り掛かる時期なんだそう。
妥協なき徹底ぶりにはただただ頭の下がる思い。
基本的に、大体月曜日の夜はスタジオリハに費やすスタンス。
(その件については最後に述べます)
よって、いい機会だから以前の濃厚なるライブレポートからも引用してお送りしていきたいと思います。


ミドルテンポの1曲目は「接吻」で盛大にスタート!
2004年3月31日リリースの9作目アルバム「スマイル(オリコン週間チャートでは2位を獲得)」1曲目に収録。
・・・・・(ウィキペディアより)
シングルカットはなし。
HYDE&ケンの作品。
演奏開始直後から女性の観客が数人、最前列へ駆け出してノリノリで手拍子。
めっちゃ素敵ないい曲で思わず泣けてきちゃった。
ノイズ混じりなSEからイントロのサンプリング鍵盤によるやや抑え気味で静かな連打にのって、コバちゃんいぶし銀のヘヴィーなチョーキングギターが炸裂。
キーボード不在なので、すべての打ち込み作業はベーシスト・ユーキくんが担当。
エフェクト・マシーンを手元で操作しているのです。
リズムセクションによる八面六臂の緻密な爆音吹き荒れる行動力には感服。
才能あふれるミュージシャン達だね。
2000年代のU.Sポップ・パンクの雰囲気を纏ったスリリングなスピード感に溢れた会心のロック・ナンバー。
2000年代以降のラルクを代表する楽曲の一つとなっている。
軽快なギターサウンドによるカッティングと、圧巻のドラミング、堂々としたメロディアスなサビが印象的。
攻撃的で憂いある楽曲で壮大なる広がりを見せる。
ボーカル、トミーの抑揚のあるテクニックは難易度強。
サビがファルセット混じりの高音になります。
地声とファルセットをうまく切り替えつつ、激しい音程をキープする展開は至難の技。
それを涼しい顔して綺麗にサラッとやってのけてみせるシタタカなるカリスマのトミー。
どのビートブロックも歌メロの上がり下がりが激しい。
ピョンピョンと飛び跳ねて、やる気満々に余裕綽綽の表情で拳を突き上げる。
この曲の肝は、エモーショナルな融合表現に尽きる。  
右手には持参してきたAKGマイクを握り、感情移入。
徐々にドラマティックな盛り上がりで見せつける。
迸る構成力で遊び心にも満ち溢れている。
フックの効いた神々しいベースラインと、さり気ないギターソロ・・・・これはなかなかに、演奏のしがいがあるね。
強力なる傑作をオープニングにもってくるところなんて、いやはやなんとも大したものだ。
作戦は大成功さ!
最初からエンディングまで、虎視眈眈且つテンションマックス状態でドハマリ。
一切の妥協を許さない、徹底した探求心の勝利に乾杯。
7月1曲目でトミーが大切そうに胸元に抱えていた「オタマドン」の出番は残念ながら今回なし・・・・(´;ω;`)
トミー曰く「小さいのであまり目立っていなかった・・・」そうだ。
ユミちゃんにはバカ受けしていたんだけどねえ・・・((´∀`*))
そんなことも含めて、これで掴みは、バッチリとオーケーさ(-_-;)。

「皆さん、こんばんは!
ショックスです!!」

爆発的な勢いそのままに、雰囲気一転してのアップテンポな2曲目「INNER CORE 」
1994年7月14日発売、オリコン週間チャートでは、7位を獲得した2作目スタジオ・アルバム「ティアラ」6曲目に収録。
ハイド、サクラによる共作曲。
こちらも残念ながら、シングルカットなし・・・・。
ラルク初期の、爽やかなるダンサンブル決定版。
心弾む気分に浸れる、幸福度高めな1曲。
ここでもユーキ君制作の打ち込みが、適材適所でものすごい効果を発揮。
この日みたいな雪模様でも全然いけちゃうよ。
イントロから絶妙のアレンジワーク、無機質なスネアとギターによるフランジャーの気持ちいい軽快でオシャレなリズムもご機嫌だ。
異色の明るいストレートな底抜けポップロック。
イメージとしては60~70年代のプログレッシブなハードテイスト(やはり、これはユーキ君のセレクションなのかなあ!!??)。
歌詞が違ったら、それこそサマーソングにお誂え向き。
重点を置かれた気怠い諦観の言葉選びやストーリー展開の全てにおいて、可愛く表現されているバランス感覚。
少女漫画的なくすぐったさと、ちょっぴり哀愁漂う切なさを感じるかも・・・・。
今でもライブで頻繁に演奏される、意表を突く怒涛の個性的な人気曲だけに拍手喝采だ。
異質で純粋なセンスが前面に押し出されている、バリエーション豊かな絡みのラブチューン。
無意識のうち、ふんわりと笑顔になれる。
瞬く星の美しさが目に浮かぶ。
Bメロの掛け合いもバッチリと粋にハマっている。
跳ねた不思議なアクセントのパターンが、疾走感漲っているね。
軽やかで、陰と陽の駆け引きもスリリングに感じ入った。  
ちょっと浮き気味なギターのシンプルながらもタイトなコードカッティングと、スピーディなるソロも抜群。
サスティーンギターを爪弾いて、陶酔の表情を浮かべるコバちゃん真骨頂。
いつ聞いてもギターを見事に歌い上げる自己主張が素敵だ。
更には追い打ちをかけるがごとく、歪みを抑えたトーンで渾身のラフなワウペダル踏み込み。
転がり続ける低音ボトムも、常に安定のルート・アンサンブルで支え続けている。
ズッシリと重く響き渡る分厚い壁を構築しつつも、ウネる緻密なユニゾンでグルーブを紡ぎだす。
間奏のベース・リフレインや、わかりやすいCメロがメランコリックに轟き渡る、甘く優しい出色のメロディも快感だ。
憂いを帯びてる良くできた曲想の妙に目が釘付け。
一時たりとも目が離せないよ。
見逃し、瞬き厳禁だ。
とにもかくにも随所にわたってセクシーなラルク愛が、滲み出ている。
良い意味で深みのあるチープな音作り。
彼らが思い描いている趣向を凝らしたイメージの狙いが、ジャストマッチしているよ。

「改めまして。
ちょっと休憩タイムです・・・・。
同期システムがトラブルです。
トークでもするかい。
次の曲は思いのたけを込めて・・・・
個人的に今年はキツイです。
有名なミュージシャンやシンガーが次々と世を去っています・・・・。
残念でなりません。
その中の一人で、ひじょうに思い入れのあるバクチクの櫻井敦司さんも亡くなりました。
追悼の意味を込めてやるかい
ルアレルバが初です・・・・・スピード・・・・」


バクチクはラルクにとっては好敵手だったのではないかなあ。
ところで、しついようだけど・・・・ショックス今回のセットリストも、初めて聞く曲ばかりだよ。
3曲目でそれはもっと加速した。
ショックス史上最大のサプライズ。
ジャパニーズロック史に燦然と光輝く、永遠普及の名曲。
1991年1月21日に発売された3枚目のシングル。
album「狂った太陽」の1曲目に収録。
オリコン週間チャートでは3位を記録。
バクチク初期の代表曲となった。
絵画的なこの曲がずっと大好きだ。
バクチク膨大なる曲中1番のお気に入り。
新規のファン達は必聴、必見。
膝を正して拝聴、拝見せよ。
ルーズ気味に引きずるように吠えるギター、クラシカルで抒情的なアコーステイックピアノ・イントロ音色(YU-KI君による打ち込みジェット気流で迫力倍増)から、モダンな独特の16ビートパターンに移行する美しい調べに浸ろう。
マイナーなギターアルペジオも、最後に行きつくまで全てが暖かくて申し分なし。
アーティスティックで幻想的な完成度がポイント高いよね。
当時は話題騒然だった。
癖になる図太いバランス感覚とブレイクの連発が最高に胸へと響く。
今でも全然古臭さを感じさせないどころか、極上の色褪せないクオリティを堂々と放っている。
絶妙の派手なアクションも交えた存在感抜群のトミーは、櫻井敦司とはまた一味違うクリーンで艶と色気のある暗くムーディーな声で魅了していく。
なのにサビに入った途端、急にキャッチーへと豹変するんだけれども、違和感がないんだから心憎いねえ。
直接的な表現が粋で、印象的な反戦意識にも御見それしましたあ・・・。
後半のギターフレーズも「エロイ!!」の一語に尽きる。
と、突然にフィニッシュを迎えるのだ!!
湧き上がる手拍子一つをとっても、大当たりの瞬間を垣間見た。
ちなみに「スピード」とは、メタンフェタミンの俗語。
ライブ本番では「錠剤」と歌唱している。

「ショックスの基本コンセプトはもちろんラルクだから、あまり他の曲はやりません。
今回は特別にスピードをやらせてもらいました。
間奏のほうはどうですか・・・?
長い間、色々なバンドの曲をやってきたけど、バクチクだけは恐れ多くて出来なかった・・・。
難しいのもあるんだけど・・・・。
不覚にも一瞬、感極まってしまったけどね・・・。
自分たちの持ち曲を調べてみたら、実は多方面にカバーがある。
去年の2月雪明かりの路ではオールディーズ企画ということで、布施明の君はバラより美しいも披露したりしました。
ところがラルクより受けちゃうんだよねえ((´∀`))
また来年も、面白いことをやってみようかあ。
さて、ラルクにもクリスマスソングがあるのですよ。
あまり有名ではないけど。

正にタイムリー過ぎる「HURRY XMAS」
アルバム「キッス」ラストに収録。
33作目のシングル。
2007年11月14日リリース。
オリコン週間チャートでは最高ランキング2位を記録。
初動売上枚数は10万枚を突破。
ゴージャスなストリングス、ホーン、アコーディオンを大々的に導入したジャジーでラブリーな曲。
もちろんユーキ君がその辺はサラッとスマートに打ち込みで対応しちゃうんだからねえ。
コバちゃんはギターを持ち替えて3連符が印象的なアルペジオをつま弾く。
やっぱりここは、コバちゃんがキーマン。
「コバちゃ~ん!」の声援も飛ぶ。
連続する素早いリフの流れが要だ。
単なる年長者というわけではなく、百戦錬磨の荒波を幾度も潜り抜けてきたベテランだけに、ピッキングにかける意気込みや説得力が素晴らしすぎるくらいさ。
コバちゃんの醸し出す鮮やかなる存在感は別格。
低く構えたギター・スタイルの美学は秀逸。
音色1音1音のシンプルな煌きにうっとり。
いつ見ても、多少斜に構えたギタースタイルが絵になる。
さらに時折見せる、アクティブなまなざしが絶品。
憎らしいほど、様になっている巧みの技。
長い脚、精悍な面構え、ラフな髪形とルックスもロッカー然としていてお手本のようなもの。

「ここの天井は高いねえ。
吹き抜けは大好きだよ。
小樽のゴールドストーンを思い出しちゃった。
そして時折カレーライスの美味しいそうな匂いが漂ってくるのさあ。
食べたくなってきたよ。
今年は今日が12回目のライブで、締め括りです。
都合で急遽俺(ボーカルのトミー)が出れなくなった時もあった。
それでもキャンセルしない・・・・。
ボーカル無しでもやれちゃうバンド((´∀`))
ルアレルバには、また来年もぜひお世話になりたいです。
出演バンドが足りない場合、土日ならばオファーは可能です。

最後の曲となりました・・・・・。
IPHONEや光物を持っている方は、こうやって灯りをかざしてくれるとひじょうに嬉しいです。
スモークもたかさってきた・・・。
それでは・・・・・TWINKLE TWINKLE」
隠れた傑作でフィナーレを画策。
コバちゃんやドラマーも同様に自分のIPHONEでお手本を示してくれる。
それにならって、次々とオーディエンス達も効果演出に参加。
意味深な、しっとりとした歌詞にも要注目ですなあ。
こちらは、2005年6月22日発売のアルバム「AWAKE」12曲目ラストに収録。
シングルカットはなし・・・・。
albumは当然のごとくオリコン週間チャートで1位を獲得!
平和への切実な祈りと、愛が目いっぱいに満ちあふれ出ている。
自己陶酔型の雄大なバラード大作。
分厚いフォーメーションを見せるポジティブな様は圧巻。
ドラミングが、覆いかぶさるように堂々の鎮座。
突き抜けるような憂いと抱擁感のある綺麗なボーカルが乗った至宝。
Bメロ英語詞のメッセージがエグい。
これを歌いこなすには、ナルシストになりきるしかない。
ベース・ソロから引き継がれる、コバちゃん入魂の、U2エッジ風ギターディレイも爽快で効果覿面だ。
言葉を失っちゃうほど、他のメンバー達も、それぞれにいい顔してるよ。
いっそこの際、北海道のラルクになっちゃえ!!
会場中あちこちで無数の光が瞬いていて幻想的。
トミーはこれが長年コンセプトの核だったそうで、ロングトーンの際、思わず感動のあまり再び泣きそうになったらしいよ。
涙もろきロッカーの一興。
恥ずかしいからマイクを外して「ありがとう・・・」と呟いた。
そうそう、トミーが言ってたんだけど、この日のライブ告知を知ったラルク・ファンのある人が喜び勇んで駆けつけてくれたそうだ。
そしてパフォーマンスを絶賛してくれたとのこと。
嬉しい限りだね。
これで益々ショックスの輪が拡大されたわけだ。
これだからライブはやめられない。
もちろん1ステージ、1ステージが命を賭けた真剣勝負!!
そして再びイントロに戻って静かにエンディングを迎えるという構成。
天衣無縫の鮮やかさにいざなわれる。
思わず唸っちゃうよねえ。
汗水飛び散らせての熱演で大団円。
その表情は全員が満足気。


「我々についてちょっとでも興味をもっていただけたら、ショックスを検索してもらえれば幸いであります。
今後とも、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました!!」

全然飽きることもだれることもなく、あっという間に過ぎ去ってしまったショックスのエキサイティングなショーでした。
またすぐにでも見たくなっちゃった。
まだまだ隠し玉は豊富なようだけど、この続きは次回のお楽しみということでね。

ひとまずはお疲れさん!!!
バッチリとやったね!!!

とにもかくにもラルクはインディーズ時代から、徹底的なこだわりを持った活動をしていたようで、その妥協なき創作意欲は他を寄せ付けないほど。
それが楽曲の随所に張り巡らされていて驚愕しちゃうほど。

ステージとはスペシャルな世界。
一旦、ミュージシャンが足を踏み入れたら、その瞬間からエンディングの1音までが1つの作品。
どこかがちょっとでも欠けたり、ぐらついただけで流れが損なわれるのだ。
それを十分に熟知しているクールな猛者集団だった。


このショックスのメンバーたちも、ラルクに対するオマージュは誰にも負けないぜ!というくらいの気迫に満ちていて圧倒されてしまいそう。

まだ結成して数年のバンドゆえに、今回のステージも名刺交換のお披露目程度に受け取ってあげて下さいな。

今後ますますの躍進に期待大。
新たなホープ誕生の瞬間を目撃したあなたたちは、もしかしたら超ラッキーなのかもしれないよ!!
暗く沈みきってしまった世の中の憂さも、一気に吹き飛ばしての活性化を図ろうぜ!!。

補足・・・・・
ラルクは今でも、とっても歌い回しが難しくて、そうとう勉強になるらしい。
曲ごとに青春時代を思い出して、心に染み入るそうだよ。

頑固一徹、ショックスは毎回のライブでセトリを総入れ替え。
レパートリーはゆうに70曲を超えるのだそうだ・・・。

ライブ後、ベーシスト同志のマサとユーキくんとでワイヤレスのメーカーやら使用理由、諸々を会話した。


会場内に流れるBGMは・・・・
延々とシカゴのクリスマス・アルバム(^^♪
大好評を得ています。


****ショックスの次には、またもや初お披露目のイージー・クイッターが登場・・・・
極上のライブをタップリとお届けしますよ。
というわけでして、トリはグッとアダルトで妖艶なるあのシンガーを擁するバンドSTAが控えているよ!!
人気絶頂で話題騒然のアッキー&トモちゃんも所属。
皆、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!****











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