THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

今週は超過密スケジュールだよん!!

2024-10-24 09:40:59 | リハーサル
はい、皆さま、その後いかがお過ごしでしょうか
何かと体調を崩しやすい季節の到来ですね
気を付けてはいるのですがねえ
空気も乾燥してきたし、寒暖の差も激しくなってきました

それはともかくも、せっかく紅葉真っ盛りなのに、あいにくの悪天候で今年は台無しだ・・・・(´;ω;`)
楽しみにしていたのになあ

色々と冬に備えての準備で忙しい毎日
栄養をたっぷりととって来るべき極寒に備えて厳しい冬を乗り切っていきましょう!!

一か月以上バンドとしての演奏活動は休養していました
それはメンバー達のスケジュールの都合上
で、今週の土曜日26日の恵庭ライブのため、スタジオリハに久しぶりに入りました
それがギュー詰め状態でね
日月水木と集中的にいきました

STAが2バージョン
これは今月と来月の分で2つ
月末と月頭にライブ2本
つまり1週間しか間がなく、しかもメンバーに若干の変動があるため
もうひとつパープル・ブリンガー
これはたった1回のリハで濃厚にまとめ上げましたよ
不動の強力な5人組ゆえにこれは可能
そんじょそこいらの連中ならば絶対に無理な芸当ですよ

連日のスタジオ入りについてのレポートです
ついこの間は20日の件を述べました
今回は翌日21日のことなどを
その前にブログでも書いていますがその日の午後2時に琴似ラジオ局「夢の種マ・シェリDE LINE」にマンスリーゲストとしてSTA代表のマサが2週分を収録してきました
これはキーボードのアキがDJをつとめている番組
今年から始まった番組でその記念すべき第1回ゲストがマサだった
今回は2回目の登場
先月のシカゴ来日公演を東京編、大阪編に分けて喋り倒してきました
アキ、古着屋TENくん、お世話になりました
めちゃくちゃに楽しかったよん
それが証拠にアッという間に終了しちゃったもん
午後4時に終了

一旦休憩してから夜のSTAリハへと臨みました
準備万端整った

これはねえ、前日のSTAリハとは別物
先述のとおり、これは恵庭ライブのほう
持ち時間も長い
よって曲目も多め

前もって打ち合わせは完了済み

意気揚々と夜のスタジオ・クリームに集合
ここはSTA結成時からずっとお世話になっているホームグラウンド
ロビーに集まった猛者ども

マサ、アキ、トモちゃん、ミツ、マエちゃん、タカ、そしてな、な、なんと超ご無沙汰だったヤスが帰ってきたではないか!!

これは心強い
本物のロックドラマー復活
何年ぶりだろうか
相変わらず元気そうだ
コンディションもばっちり
以前よりもエネルギッシュ

マサとミツは9月24日の大阪グランキューブ会場で共にシカゴで燃え上がった
その思い出話で盛り上がる
もちろんグッズに身を包んで
ミュージシャンならではの感想がこれまたユニークもこの上ない

オーナーのキンさんから「スタジオ入りもしていいよ」と声がかかったので早速意気揚々と入室
新鮮な気分だ
初顔合わせのメンバーもいるのでマサはヤスを紹介

いつものようにセットリストを壁に貼り出しながら談笑
場所決め、譜面台を並べる、スタンドを設置、スコアを広げる、チューニング、ウォーミングアップの開始
いつものように徐々に気持ちを高めていく
各自の表情もキリリと引き締まってくる
先ほどまでの和気藹々の雰囲気から一変
この辺がなあなあのユルユルバンドとは一線を画す

マエちゃんはリハの度にギターが違う
それもどれも高級感溢れるマニア垂涎の品ばかり
怪しいわけのわからないギターなど一度も持ってきたことがない
前日はシェクターのストラトキャスターだったけれども、この日はムーンのテレキャスターを使用
渋いなあ・・・とつい唸ってしまった

まずはマサが簡単な説明を加える
恵庭でのライブは初
当然、会場も初
主催者のフジリン曰く、マスターが司会進行をしてくれるそうだ
アンプ、機材、譜面台、キーボードスタンドの詳細もやりとりした

それはともかくも、さすがヤス
昔取った杵柄だ
多少のブランクを危惧していた本人
でもそれも徒労だった・・・・
イントロがはじまった途端に今までの空白期間が一瞬で埋まった
全くの違和感もなくのスムーズに溶け込んできた
凄まじいくらいに
メンバー達も圧倒されるほど
やっぱり本物は違う
拍手喝采だ
これこそロックの御手本
もうこうなりゃあ大船に乗った気分に思いっきりと浸ろうではないか
頼もしい存在を得た喜びに打ちひしがれる
そしてヤスの熱きエナジーが次々と連鎖していく様も快感
手に取るようにそれが見事に伝わってくる
ヤスもすこぶる燃え上がっているではないか
よほど鍛錬してきたんだろう
ストイックなくらいに生真面目な男ゆえに努力は決して彼を裏切ったりなんかはしない
それが手に取るように伝わってくる
嬉しい采配も続々と飛び出してくる
阿吽の呼吸が蘇る
それどころかいつのまにかヤスが全体をリードしている
安心してくださいな
鉄壁なリズムセクション
ボトムも強靭
いつも以上にホーンセクションもヒートアップ気味
変拍子を経てリットの部分も修正を加えた
だからスムーズに連結
ヤスがリスペクトしてやまないダニー・セラフィンのフィルインも忠実に再現
癖のある素早いドラミングで叩きまくる
もう、ただただ鳥肌が立っちゃうよ
しかもパワー漲るスティックワーク
手数も半端ない
そのまま怒涛のベルトーンに突入してエンディングを迎える

間髪入れずにピアノによるイントロからメドレー
抑揚の付け方が絶品
あふれ出る旋律の波に感涙
コーラスもふんだんに盛り込む
このあたりに達したら全員リラックスしてきて和んできた

アキがちょっとテコ入れを図る
音階の確認
一音一音を出してみて何度も抜粋した個所をプレイしながら手探り

3曲目は4カウントからハイハットとギターによるコードカッティング
中間部分の変則的なリズムに四苦八苦
ここは以前からの難所
非常にやりにくいのだそうだ
エンディングも捻りを加えてみた
マサがヤスにアイコンタクトを送ったら瞬時にバッチリとハマった
スリリングな対応力

特筆すべき点は、ここのところトランペットが不在なのでテナーサックス担当のタカがソプラノサックスにてそのパートを吹いているところ
サラッと彼はこなしているけど、このやり方には目から鱗だ
ミツも太鼓判を押した
トモちゃんも絶賛
こういうメンバー達に囲まれてSTAが成り立っているのだよ
テクニックはもとより、人格、責任感、チームワークなど申し分ない
前途洋々さ

壮大なる組曲
本来は7楽章のところを時間の都合上5楽章にエディットしてのバージョン
最大の鬼門
ヤスの真骨頂
嬉々として加わっていたよ
骨の髄にまで浸み込んでいるんだから勝手に体が対応してくれるんでしょう
最早別格だね

1年前からガス抜きをして以来、セットリストは全曲初期シカゴで網羅している
納得のいかない輩とはやりたくなかった
シカゴへの冒とくに値するからね
ヒット曲、名曲、マニアックな曲、隠れた傑作、そしてこの組曲
今のメンバー達だからこそ取り上げが可能
満を持して取り上げて現在も継続中
より成長の跡がうかがえる

そのシカゴの曲はどれも一筋縄ではいかない
ちょっとでも気を緩めちゃうと足元をすくわれちゃう
落とし穴だらけ
いついかなる時にでも気を引き締めて取り掛かる

ドラムに関しても随所に素早いソロが挿入されている

その辺をヤスとやり取り
何度か叩いてもらって合わせてみる
なるほどねえ
了解したよ

しかし細かいところまでヤスはよくぞ覚えてきたねえ
なかなかできることじゃあない
余裕と貫禄のなせる業
時によってはシンプルかつタイトに
アグレッシブな面もあったかと思えば、グッと抑え気味に
起承転結の演出

ヤス用にマサがブレイク部では「1・2・3・1・2・3!!」のカウントを入れる
これは以前どおりのやり方
引っ張りに引っ張るエンディングもタイミングを見計らってにフィニッシュ

中間パートを過ぎ後半戦に突入
一気にハードなナンバーで畳みかける

お気に入りのジャジーなサウンドもお手のもの
ころころと変化するリズムも面白い
悩みどころのレベルが数段上をいっているし
コーラスをこなすアキも獅子奮迅

独特なヤスによるドラムビートが炸裂
2分チョイの曲なんだけど心臓破りだ
どこにも休める小節がないんだもんなあ
ずっと全力疾走
息も絶え絶え

ダメ押しのリフ攻撃
マエちゃんのワウペダルも冴えわたる
ウネリまくって吠えまくる
フィンガリングも滑らかに
ピッキングのタッチも馴染んできた

予備の曲はヤス初トライ
テンポの調整をしてエンディングの解説
マエちゃんにも「コードはAとE
ザ・ビートルズのマジカル・ミステリー・ツアーとゴット・トウ・ゲット
・ユー・イントウ・マイ・ライフだよ
シカゴがデビュー前から演奏していた曲のリフ」

小休止を挟んで残り時間もヤスのリクエストに応じてギリギリまで打ち合わせ
濃密なやり取りでテンションもマックス

充実した空間だった

後かたずけ後はロビーで談笑
BGMに流れていた「ギミ・サム・ラヴィン」にアキが反応した
スティーヴ・ウインウッドの生み出したスタンダードでシカゴも1984年の来日でアンコールに演奏した
STAも長年の十八番だった

納得一杯、満足いっぱい
カウンターでのど飴をもらって喉を癒す
アキはホットコーヒーを飲む

あと1回のリハでまとまることでしょうよ
恐るべしSTA

新婚さんのタカは幸せいっぱい

トモちゃんはSTAに加入して1年が経った
そうかあ…もうそんな経つんだ
車も買い替えて、1月には新しい相棒のサックスもやってくる

STA結成19周年
シカゴから刺激をいただいてより風格が増した









































































































コメント
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