THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

chicago night&day

2024-10-13 23:32:17 | CHICAGO
1969年のデビュー以後ブラスロックバンドとして世界的な大成功を手中におさめたChicago
ところが中心メンバーの1人テリーキャス
突然の死
Chicago育ての親とも言えるプロデューサーJWゲルシオとの決別…
徐々に人気は下降線を描く…
解散寸前にまで追い込まれたChicagoはこれが最後とばかりに起死回生をはかる
ベテランミュージシャンのビルチャンプリンの加入
才能溢れる売れっ子デビッドフォスターにプロデュースを託す
結果は…奇跡とも言える第二の黄金期を迎える
アルバム、シングル、ツアーは大当たり!

ところがあまりにもバラードばかりを要求してくるレコード会社に嫌気がさしてきたChicago
自信作のスタジオアルバム「STONE OF SISYPHUS」を完成させるもレコード会社はこれの発売を拒否(SOSは後年に無事発売された)
失意のChicagoはレーベルを移籍…
そして1995年、突如としてリリースされたのが写真の「night&day」だ!
な、な、何と全曲がカバー
しかもChicagoのルーツとも言えるお得意のビッグバンドJAZZだ!
マニアックな選曲は敢えてせずに超スタンダードで網羅
開き直りなのか初心に帰ってなのか、兎にも角にもメンバー達のイキイキとしてプレイしている表情が目に浮かぶようなサウンドが満載だ!
特に70年代Chicagoのトレードマークともいえるワイルドに吹き荒れたハードなホーンセクション
AOR化で後退していったそのホーンがここでは全面的に思いっきりフューチャーされているのだからたまりませんなあ
実際の話レコーディング中スタジオ内はめちゃくちゃに盛り上がりっぱなしだったそうだ
(ウォルター曰く、このアルバム制作のキッカケの一つは70年代にTV特番デュークエリントンショーにロックサイドから唯一出演したChicagoに対し巨匠デュークが語ってくれた温かい励ましの言葉によるのだとか
因みにChicagoはデュークの名曲ジャンプフォージョイをめちゃかっこいいアレンジで演奏
私もTVで食い入るように観てました
必見!)

さて、勢いにのって同年Chicagoの来日公演が実現!
札幌にもやってきた
新加入のギタリスト、キースハウランドのお披露目でもあった!
WOWOWでも放送されたね
私はこの90年代にリリースされた他のChicago作品中、今もよく聴くのはこのアルバムです
日本盤はボートラ入り
お気に入りなのさ!🤠🎶
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 我が家に新しい掃除機がやっ... | トップ | Paul McCartney NEW »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

CHICAGO」カテゴリの最新記事