THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,208 FEEL SO GOOD~LIVE IN CUBEGARDEN (殺し屋編)

2024-01-18 20:16:31 | Live Set List


****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかにね
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

セカンドアクトに控えしは、我らがSAPPORO TRANSIT AUTHORITY!!
知り合いの連中達から次々と「もう本番!!??・・・・
えええ!!???・・・・」と散々ブーイングの嵐を頂戴しちゃいました・・・(-_-;)。
STAの詳細は最後にたっぷりとお届けします。
まずは、対バンを優先していきましょう!!

バンドの入れ替えには15分が用意されています。

3、「殺し屋」
15:30~16:00

スケジュールの関係上、多少の順番に入れ替えあり。
この日は女性によるメンバーが目白押し。
喜ばしい限りさ。
恐るべしウーマンパワー・・・・こういう表現もこのご時世では問題ありかな・・・?!(-_-;)


このバンドを見るのは2度目ではありますが、メンバー達はほとんどが顔馴染みの連中ばかりさ。
もう何度も対バンをしていると思い込んでいた・・・・(-_-;)
だって、しょっちゅう会う連中だし、フェイスブックを含め、あちこちでこのバンド名は目にしているもので。
でも、資料を調べてみたら、な、な、何と2019年9月21日土曜日、STA企画ライブ「リブレーションVOL,48スペースアート」以来だったから超絶に驚いた!!
もうそんなになるんだあ。

あれから若干のメンバーチェンジを経ているので、ここに今回の編成を紹介しますね・・・・・
6人のツワモノ軍団さ

白一色にヒラヒラと舞うがごとくドレスアップしてきた華麗なる歌姫ミーちゃん(VO)
こちらは、毎度おなじみの黒一色ファッションでまとめあげた強靭なる7色ヴォイスの持ち主フミオくん(VO)
独創的な衣装は、愛情たっぷりのお手製なんだよ。
おお!久しぶりのカチコ君。
サングラス含め全身を黒で統一、ロッカー然としたクールな男さ。
(G/ラウドネス高崎晃のトレードマークともいえる斬新でかっこいい変形ギターの愛器キラー。こちらも黒を基調としているボディカラーなんだけどその塗装の剥がれ具合がワイルド過ぎて年季の入り具合がナイス。さりげなく日章旗まで描くというこだわり。ローズ指板。ストラップにも所狭しと鋲が打ち込まれていてヘヴィーメタリック)
マリちゃん(KB。ローランド07。ビアプリーズ他でも大活躍。
時にはベースやギター、ボーカルにコーラス、アレンジまで請け負っちゃうマルチ・プレイヤー。素晴らしいなあ。近未来風な戦闘服がよくお似合い
)
ウルのぶ
(B。フェルナンデスのFRBベースを使用。
ホワイトボディカラーに赤いステッカーやペイントを施すセンスはピカイチ。ローズ指板。
フィンガーピッキング奏法。
実は伝説のベーシスト山内テツが好きなんだそうでナチュラルボディのPBモデルも持っているんだそうです。
ネクタイは白なんだけど、ハット、シャツ、マスク、サングラス、パンツ、靴に至るまでブラックで統一するという潔さ)
ゆーやんもマスクを含めて全身真っ黒けの衣装。
しかもだよ・・・・よくよく見てみると忍者のコスチュームだ。
これって外国人にバカ受けしそうだ(DR)。

そうなんですよね~~皆、しょっちょうあちこちのライブで会ってるから、なんか変な気分。

ミーさんはそのたびにバンドが違うし(爆笑)

クラッシュビート、ハナミー、暴れ百恵、アンクルキャッツ、そして小樽北運河でのDDネットワーク。
他にもいっぱい。
数え切れないほどの売れっ子ちゃん。

華やかなるオーラをいつも発散しているから、いつ如何なる時にでも引っ張りだこの人気者。

個人的に衝撃を受けたのがフミオくんだ!!
「え!?あのフミオくん!?」ってミーさんに確認したくらいだもんなあ。
泣く子も黙って失禁しちゃう、アンクル・キャッツでの人気シンガーなのは誰もが知るところ。
それ以外のバンドで観るのはマレだから、尚のこと興味津津。
フミオ節はどこにいっても健在だったけどね。
セットリストがセットリストだけに(笑)。

カチコ君は先述のとおり。

で、そうとなると弦楽器の相棒ベーシストは・・・・・やはりノブくんだった!
マサと同郷のね。
夕張ファイブペニーで知り合ったのが縁で、それ以来のお付き合い。
やはりファイブ・ペニー、琴似バーンでのSTA企画に参加してくれたもんね。
特にファイブ・ペニーでのお仲間ドラマーは、今では夕張市長だもんなあ。

とにかく仲の良さがヒシヒシと伝わってくる癒し系のコミカルバンドでした。

そうそう、最初にバンド名の「殺し屋」を聞いた時「え!?ミーさんはパンク系にも着手したのかいなあ!?」と混乱をきたしたものでした。

よくよくカチコくんに聞いてみたら「聖子ちゃんのイメージに一番程遠いひねった言葉をバンド名に付けよう!」と話し合った結果これに決定したんだそうですよ。
この程よいひねくれ具合に乾杯だあ!!((´∀`))

いきなり聖子ちゃん「殺し屋」っていう新曲を出したりしてね(笑)。
まあ、それはないか・・・・。

そうなのです。
ミーちゃんが聖子ちゃん。
フミオくんは明菜ちゃんを担当というゴージャスなる「殺し屋ワールド」

そろそろ準備万端整ったご様子。
誰もが期待にワクワクと胸ときめいちゃうでしょうよ。
以前に見た時の数倍グレードアップしているのは保証します。
愉快痛快なる小芝居も織り交ぜて新しい仕込みも満載。
フロントセンターに陣取る男女のシンガーが天使と小悪魔を演じ分けるというミュージカル仕立て。
各曲がショートバージョンではありますが、オープニングとエンディングテーマを除いてもタップリ10曲もありますよ。
軽快に進行していきましょう。
下手な屁理屈なんて意味なし。
心の底から思いっきり楽しまなきゃあねえ。

それでは予測不能のメガトン級な波状攻撃が開始されたよ!!((´∀`))
満を持して、颯爽の登場となった。

ドラマティックな幕開けは「殺し屋のテーマ」ときたもんだ。((´∀`))
あれ!?・・・これって「北斗の拳・・・・愛を取り戻せ」だ!!
中々にやるもんだね。
予測不可能な展開に期待感も募ってワクワク気分。
(去年は確か、暴れん坊将軍だった・・・あれは暴れ百恵の時かな??
なるほどなあ・・・芸が細かい。
勉強になるよ。)


「新年あけましておめでとうございます!
殺し屋です。
今年も殺しにやってきました。
それでは皆さん、聞いてください!!
中森明菜さんの・・・・・TATOOという曲を歌わせてもらいます・・・・・・・・」
ここからが正真正銘の本編へと突入だ。
(黄金期21枚目のシングルとして1988年5月18日にリリースされた。
数多くの賞を受賞。
アルバム「ベストⅡ」に収録。
3分57秒。
オリコンチャート週間では見事に1位を獲得!。
以上ウィキペディアより引用)
伝説の昭和歌姫をカバー。
ゆーやんのスティックによるカウントから、爆音轟かせてストレートなビートにノってのドラミング。
まずは、フミオくんが突破口を開く。
殺し屋は、骨太で男気溢れるサウンドにアレンジしているようです。
80年代に、これだけ貫禄に満ち溢れた歌謡ロックが存在していたなんて驚きだ。
今、改めて聴いてみても高速ブレイクビーツのカッコいいアタックサウンドに、挑戦的な歌詞が震えるほどメチャクチャにかっこいいね。
全体的にタイトで抑え気味のグルーヴ・メイクが、的確に壮大なる音絵巻を構築。
有り余る才能を、フルに導入した展開は絶品。
ちょっと捻りの効いた楽曲の特性を生かしつつも、バックとのアンサンブル・コンビネーションも秀逸。
カチコくんの目を見張るようなギターソロが、天空を自由自在に駆け巡る
「ギュィ~ン!!」・・・・相変わらず凄いなあ・・・・。
うねりまくりのベース・ソロも、特筆すべき点。
ウルちゃんは、エフェクターを最大限に駆使して盛り立てる。
切なき乙女心を歌わせたら、フミオくんの右に出る男性はなかなか札幌界隈では存在しないでしょう。
カチコ君のコードカッティングに乗って、ありとあらゆるエモーショナルな極上のテクニックを、惜しげもなく披露。
オクターブを勢いよく上昇するフミオくんの悩殺ボーカル・スタイルに皆が釘付け。
これで掴みはバッチリとオーケー。

間髪入れずにバトンを受け取ったミーちゃん。
今度も思いっきり弾けるほどにかわい子ぶりっ子に変身。
「私、聖子ちゃん!
チェリーブラッサム!」
1981年1月21日にリリースされた4枚目のシングル。
アルバム「シルエット」の5曲目に収録。
当然のごとく、オリコン週間チャートでは、余裕の4週連続1位だ。
これって結構複雑な力強いメロディーなのですよ。
明るい未来が開けていくようなイメージ。
そうなのですよ。
新年を迎えての新たなスタートを高らかに歌った曲だったのだ。
ミーちゃん、不敵にも狙ったのだね((´∀`))ケラケラ
センス抜群じゃんか。
ドラムのフィルから入りストリングスが印象的なシリアスなイントロ。
間奏でもギターが熱く燃え上がるアレンジワーク。
これって密かにロックそのもの。
どんなジャンルでも器用に歌いこなすミーちゃんの真骨頂を発揮。
余裕で自己陶酔の表情を浮かべつつもキュートな笑みも忘れないところが心憎いのだ。

「今日は私と2歳年上の兄と歌いたいと思います。
よろしく願いします」
次は明菜兄ちゃんで殺されてください!((´∀`))
お兄ちゃ~ん!!」
「(小声で・・・)よろしくお願いします・・・・」
まずは様子見かな・・・・??!!
好対照なご両人のやりとりがユーモラスで目が離せない。
早速、飛び出だしたのが、十八番とも言える驚愕の「少女A(中森明菜)」
ピッタリと息のあったツインボーカルの妙技を披露した。
このあたりともなれば、フミオくんの独壇場だね。
中森明菜2枚目の大ヒットシングル。
1982年7月28日リリース。
徹底した明るい聖子ちゃんとは真逆の、陰影を多分に含んだちょっと不良っぽい明菜像を確立したターニングポイントともいえる曲だね。
ミーさんとフミオ君は、水色のプラスチック製のオモチャピストルを右手に持ってポージング。
仕込み芸が細かい。
内輪の小道具も目を引くね。
カチコくんもウルくんも虎視眈々殺し屋ファンションで、バッチリとコワモテに決めているよ。
ウルくんのチャームポイントはスキンヘッド。
そろそろ程よく体も温まってきたのかリラックス・モードの雰囲気が漂ってきた。
フミオくんも饒舌になってきたよ。
そうこなくっちゃあね。
待ってました!!((´∀`))

それに対抗意識を燃やしてきたミーちゃん
「おうおう!こらあ。
前回の江別ライブで私がスケバンだということをよくもバラシてくれたね。」
観客が「ええ!!??・・・・本当だったんだあ・・・??!!」
「(目いっぱいにドスをきかせて)聞いてください・・・裸足の季節・・・」
更にギアを一段上げてノッテきたね。
この辺のシナリオや演出などは、大体がミーさんでしょう。
1980年4月にリリースされた、聖子ちゃんの記念すべきデビュー曲。
ここから彼女のアイドル路線が始まったわけだ。
ミーちゃんも白いヒラヒラドレスで、ほんのりとお色気を振り撒いて歌っております。
はちきれんばかりの元気も彼女のトレードマーク。
往年のアイドル女王に徹底的になりきっているね。
これは基本的に大切なところなんだよ。
いつ見てもそのなりきりぶりに関心しちゃうくらいだ。
中途半端な照れで台無しにしている縁者たちは見習ってほしい。
ミーちゃんの爪の垢を煎じて飲ませたいくらい。
演奏だけでも見ごたえ、聞き応え満点なのに、クスっと笑える駆け引きトーク付きなんだからお得だよね。
この日のライブを見れた皆さんは超ラッキー。
そんなわけでして、まだまだ練りに練りこまれたコントは続く・・・。

「江別の元スケバンがよ。
可愛い子ぶりっ子しやがってよお。
兄ちゃんは、次の曲をあまり練習してねえから、めっちゃくちゃに緊張してるんだぜ!(爆笑)」
ミーさん「次の曲は、北の・・・・」
フミオくん「酒場どおりには~~!」(とコブシまでまわしてくれるという出血サービス付きだ!
この人、なんでも巧みにこなせちゃう才能の持ち主。
マジに民謡もいけるんだよ。
わかるでしょう。)
「北の・・・と言えば・・?」
「あ~あ~あああああ~あ~!」
カチコ「蛍~~!」
「北ウイングです!」
と、凄んで見せるフミオくん。
(明菜7枚目のシングル。
1984年1月1日リリース。
オリコン2位を記録。
「ザ・ベストテン」では1位)
ネタバレ気味ではありましたが、この辺は和気藹々のお約束ということで。
それにしても個性の異なる御両人のヴォーカルが上手い。
羨ましくなるほど。
こんな風に歌えたらなあ・・・。
そして疲れ知らずだし。
あれだけの熱唱を繰り広げ、演技も交えているのに一向に衰えてくる兆しがないのだ。
それどころか益々勢いが増しているではないか!
これ、やってみたらわかりますが、そうとうに体力は消耗しているはずなんですよね。
ダメ押しとばかりに、隠し玉のフミオくんスペシャル、ハイトーンシャウトが超絶に炸裂した。
天空にこだました。
脱帽しちゃう。
大したものだ。
もう好きにして頂戴な。
お手上げ状態。
陰では地道な鍛錬とリハーサルを重ねているんだよ、きっと。
血と汗と涙の結晶が報われた瞬間。
努力は決して裏切らない。


シンセサイザーが奏でる荘厳なるイントロに導かれて
「・・・・・天使のウィンク」
(1985年1月30日にリリース。
20枚目のシングル。
アルバム「THE 9TH WAVE」に収録。
週間オリコンチャート、ザ・トップテン、ザ・ベストテンにおいては堂々の1位を獲得!)
誰もが認めるところのメジャーなビッグヒット。
あまりにもエレガントな仕上がりにグッときちゃうよね。
テンポも速く、明るいリズミカルなアンサンブルには大満足だよ。
尾崎亜美の功績は天才的。
心の奥底にしんみりと染み入るスィートな素晴らしい楽曲だ。
個人的にも想い出深き忘れがたい曲。
ミーちゃんもウットリしながら、延々とエモーショナルに歌詞を歌い紡いでいるもんなあ。
聖子節がそこいらじゅうふんだんに散りばめられていて、臨場感ある仕上がり具合ですなあ。
息もピッタリな振り付けにも注目。
いずれにしても、相当な自信と余裕と貫禄と心意気がなければ成し得ない。
頭上高々とネオンのスティックを振っているお客さんもあちこちにいるよ。
このような応援団がいるとは励みになるよね。
これも「殺し屋」の人徳に尽きる。

おっと・・・・またミーちゃんがスポットライトを独占。
しゃがみ込みながら「(メソメソ)・・・・」
「何、ウソ泣きしているんだよ。
飾りじゃなんだよ、涙は!」
なるほど、そういう流れですな。
いよいよもって終盤戦。
楽しい時ってどうしてこうも早く過ぎ去るのだろうか。
問答無用の・・・・「飾りじゃないのよ、涙は」
(中森明菜10枚目のシングル)
最早説明不要。
井上陽水が提供した歴史的な傑作。
1984年11月14日にリリース。
スタジオ・アルバム「ビター&スィート」トップに収録。
オリコン週間チャートでは堂々の第1位を記録。
アイドルからシンガー、アーテイストへの転機ともなった。
フミオくん、イキイキしているねえ。
まるで自分のオリジナルのように歌いこなすハマり具合。
とても自然に馴染んでいて嫌味もなくよく似合う楽曲。
甘く切ないミステリアスな女性の心情を歌わせたら札幌界隈でフミオくんの右に出る輩は存在しないよ。
そこいらにゴロゴロと転がっている連中とは、一味も二味も違うとハッキリ断言しちゃうもんね。
おっとお・・・フミオくんが存分に熱唱を繰り広げている、その最中、ミーちゃんがあちこちの観客たちに何か小さな紙を配っているではないか。
あれって何!!??・・・
気になるなあ・・・・。
私もとっても欲しかったんだけど、なにせ2階だったから羨ましそうに見下ろしながら眺めていたのさ・・・・。

「それでは、各メンバーが今年の抱負を述べます」
「急にコーラスからいなくなったから殺す!」
「本日は、思い出し笑いをやめない…殺す!(ドラムのゆーやん)」
「私はオチがないから先に言っちゃうね・・・・聖子役のミーコです。
NHKをぶっ殺す!」
「明菜役のフミオです。
中性脂肪を落とす・・・殺す!」
「ベースのウル。
三段山のセンターポジションまで登る‥‥殺す」
「何を喋っているのかよくわからないよ」
「(キーボードのマリちゃん)ダイハツ車を買うっていうのはどうでしょうか?・・・殺す!」
「あああ、ああ~~、あれ!?声がそのまま聞こえるよ。
一杯、ウソをつく・・・殺す!」
「すみません。わかって見ている人はいいんだけど、わからない人達もわかったふりしてアクションしてね・・・殺す!」
「話が長いね、ミーちゃん・・・ハードルを下げてよ・・・・殺す!!」


はい!さてさて、いよいよもって佳境に差し掛かってきたぞ!
「殺し屋の必殺技、不協和音はいかがでしたか?(笑)
うちのメンバーも間違えたら殺されるのでお気をつけくださいね。
それでは・・・・青い珊瑚礁」
聖子ちゃんのセカンド・シングル。
1980年7月リリース。
オリコン週間チャートでは最高ランキング2位を記録。
でもねえ、ここでは「青」を「黒」に置き換えて歌っている。
「黒いサンゴ礁」というわけ。
お茶目でコケティッシュな新生面も垣間見せる。
以前、小樽運河プラザでの「お気楽ライブ」ではミーさん、森高千里を演じていましたっけね。
もうミーさんのライフワークともいえるアイドル活動。
既に其のスジモンにとっては有名人。
お次は何を狙っているのかなあ?
とことんまで追求する意気込みは半端ない。
アイディア・ウーマンだけに楽しみであります。
だって、カラオケではたくさんの人達が毎日のようにマイク片手に歌ってはいるけれど、ここまで本格的にバンドを従えて披露しているなんてほとんど皆無でしょう。
益々の活性化に期待しましょうよ。

ドリンクを一飲みして喉を潤すフミオくんは気持ちよさそう。

「ねえ、明菜兄ちゃん、まだ生きている奴はいますか!?・・・」
「全然、死んでねえじゃねえかよ。
全員、中性脂肪を下げてから、もう一回出直して来やがれ!!」
((´∀`))


「DESIRE(情熱)」
1986年2月3日にリリースされた14枚目のシングル。
album「CD'87」に収録。
オリコン週間チャートでは1位を記録。
CMソングにも起用されて話題となった。
極上のハードロック臭が勢いよくプンプンと漂いまくっている。
フミオくん、キーの広さは異常でないかい!?
ドンドン艶が増してきて、その特異性に磨きがかかってきた。
舐めてかかれない大人の色気が満載。
とどめは、怒涛のビブラート攻撃。
いつの日にか、フミオ君が艶やかに歌う本格的なヘヴィーメタリックなロックが聞きたいなあ。
ああ・・・想像しただけでゾクゾクと戦慄が走ってきて突き刺さる。
特筆すべきは、ミーちゃんによる、さりげない妖艶なコーラス!
そしてキラキラと光り輝く綺麗なドラムスティックを手にしてピョンピョン飛び跳ねながらシンバルを連打する。
何から何までもが絵になるフォーメーション。
一時たりとも、ダレる箇所は皆無。

「そろそろ殺し屋のことを好きになってくれた頃だと思いますが、残念ながら次の曲で最後です・・・・」
「えええ~~~!!??」
「締め括りも、聖子ちゃんで・・・・・・夏の扉」
ラストソングにはもってこいだね。
正直、季節外れだけど問題なしに満足だよん。
だって「冬の扉」とこちらも替え歌にしているのさ。((´∀`))
1981年4月21日リリース。
5枚目のシングル。
アルバム「シルエット」に収録。
オリコン週間チャートでは1位を記録。
チューリップの財津和夫さんが作曲だ。
しかし聖子ちゃんって名曲揃い。
他のアイドルとは一線を画すほど。
ハッキリ言って次元が違うな。
お約束の駆け引きもちゃんと用意されていますよ。
皆さん、ご一緒に「フレッシュ!フレッシュ!!フレッシュ!!!」・・・て歌うと思うでしょう。
ところが、そこのところは「ミュー!ミュー!!殺す!殺す!!」
に変換するのだ。
ブレスも含めて、惚れ惚れするほど。
ステージの全員がはっちゃけて強引だ。
余力を振り絞ってのパフォーマンス。
バックのミュージシャン達も交互に火花散るほどの白熱ソロバトルを繰り広げる。
ミーちゃんは休むことなく、先ほどのブツを再度配りまくっている。
大出血サービスぶりを発揮。
本当にもう終わっちゃうのかよ。
夢のような殺し屋エンターティンメントショー、終演の時が訪れた・・・・。
オーディエンスも一体化して彼等を祝福しているかのようでした。
((´∀`*))
満足に満たされての拍手喝采。
歓声の嵐が吹き荒れる。
お疲れさまでした・・・・
と、ここで衝撃の銃声音が響く。
マリちゃんのシンセSE。
これはエンディング・テーマ。
「ドキューン!!ダーン!バーン!!」
そして、その場に息絶えて倒れこむメンバー達。
うめき声を発する者。
もだえ苦しむ者と様々な様相を呈してる。
息を飲む観衆・・・・・
「あ、あ・・・あ、ありがとうございましたああ・・・・・」
・・・・と、ピクピクとまだマリちゃんは虫の息・・・((´∀`))

恐る恐るマイクを手に現れた司会進行のアっ子ちゃん。
「あの~~・・・皆、死んじゃったんですけど・・・・」
「YEAH!!!」
大団円で全てが終了!

ライブの醍醐味を全身に浴びるほどいただきました。
本当にお疲れ様でした。
すぐにでも、また最初っから見たいぞ。
序盤出演なんて勿体ないね。

なんだかんだ言いながらも日本って平和な国だなあ・・・と痛感した次第。

まだまだ先は長い!
ヨロシク!!




















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