マニアックなジェフベックフリークに言わせれば
ヤードバーズ脱退後に結成された、
この第1期ジェフベックグループが最高のバンドと言われています。
たった2枚のアルバム、しかも中身はカバーを含め多少散漫な印象を拭えないものの、そんな事を軽く一蹴してしまう程の熱いエナジーが凝縮されている。
何たって、まだほとんど無名だったロッドスチュワートがボーカルだもん。
ジェフはこの後もずっとロッドを理想のボーカルとしてこだわり続ける事になる。
そして何とあのロンウッドが、ここではベースを担当!
ジェフとロッドの凌ぎを削るような応酬の中でブイブイうねりまくりなラインを奏でて自己主張。
更にはニッキーホプキンスが華麗な鍵盤タッチで彩りを添える。
皆、若いから火花バチバチ散りまくりだ!
ラフでワイルドなアンサンブルプレイながらも、ひじょうにスリリング。
まだライブに慣れていなかったロッドが今では信じられないけど、ステージの裏に引っ込み気味な感じで歌っていたらしい。
ジェフも延々とフロントに出るタイプではないと言っていたから、ギクシャクしていたんだろうなあ。
伝説のイベント「ウッドストック」出演のオファーが来るも、ジェフはあっさりとそれを断った!
そのままバンドは解散。
ロッド、ロンはフェイセスへ加入。
もし、JBGがウッドストックに出演していたら、どんなパフォーマンスを繰り広げてくれた事だろうか。
フー、マウンテン、ジョニーウインター、TYA、そしてジミヘンに匹敵するプレイで圧倒した事だろう。
実はレッドツェッペリンは、このJBGを参考にして結成されたらしい。
色々とやりくり上手なペイジさん。
JBGのアルバムにJPJらが参加していたり、ペイジと作曲権利で揉めた「ベックスボレロ」、ZeppもJBGもブルースの名曲を共にカバーしていたりと話題性は豊富だ!
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