THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,168 SUSUKINO SPACE ART HALL (part,2)

2019-09-25 17:52:42 | Live Set List

****はい!大好評につき、早速ライブレポートの第2弾です!それではどうぞ!!****

2、16:00~16:25

札幌市内からの参加でBREZZA。

「ブレッツア」と読みます。

セカンドアクトは伝説と化したZARDのコピーバンド。7人組みの登場です。

といっても、STA企画「リブレーション」で白石ピグスティや、7月の小樽・浅草橋オールディズ・ナイトにも出演したばかりだから私がこのバンドを観るのは今回で3回目だ。

「殺し屋」に負けないくらい、また違った魅力全開のミサトちゃんもキュートでセクシーに迫る歌声を届けてくれましたよ。

この日7バンド中、なんと半分以上の5バンドが女性シンガーなんですよね(殺し屋のみ男女ツインボーカル編成)。後で気づいたんだけど、これはとってもいいことだ。

もっともっと女性がスポットライトを浴びる音楽シーンになってもらいたいものだね。バンドの活性化にも繋がるしね。

ブレッツアが「殺し屋」よりもメンバーが多いのは、ツインギター&コーラス在籍だからです。

そうなのですよ!今回から飛びっきりコケティッシュなコーラスガール、トモちゃんが加入したのです。

これで鬼に金棒、鉄壁の布陣が出揃ったわけだ。

最強の編成はといえば・・・・・

ヴォーカルにそのミサト嬢。(相変わらずエクボがチャーミングだね。衣装も本家同様必要以上にドレスアップすることもなくジーンズにチェックのシャツといういたってラフなイデタチ。これがまた好感もてるね。)

コーラスには噂のニューフェイス・トモ嬢!

リードギターはヒロアキ氏(愛器IBANEZ シースルーレッドボデイ。ローズ指板。PRESTIGE S540Q WCBおそらく7~8年くらい前のモデル)。

サイドギターはヒロユキ氏(ナチュラルボディのオベーションとブラックボディのテレキャスターで二刀流プレイ。ローズ指板。彼は空手家でもあります。女性メンバーが2人も在籍しているんだからとっても心強いね!しかも相当な音楽マニアでもあります。)。ギターの御両人はヒロ・コンビなんですね(笑)。

キーボード(KORG N5)がクールガイのハルキ氏。

ドラマーはタモくん(備え付けのラディック・ドラムセットを使用。彼はマルチ・プレイヤーとしてジャンルの壁を超越するほどに引っ張りだこ)。そしてべースは重鎮のシンジくんだあ(ピグスティでも使用していたブルーボディにメイプル指板のベルモア。ウォッシュバーン系列のメーカーを使用。前回はフェンダーのジャズベースを使用。ホワイトボディにメイプル指板。これを黙々と渋くフィンガー・ピッキングでプレイするのです。所持している楽器だけでも通が納得する名機種ばかり。ストラップは布製のロングセラー黒いフェンダー)

シンジ君とマサとは10年を軽く超えるほどの音楽仲間。

あの泣く子も黙る札幌のチューリップ・コピーバンド「TAKE OFF」を長年率いるリーダーでもあるのです。

思い起こせば、練習スタジオが初対面でしたねえ。

ちょうどSTAと結成時が同じ。

もう彼とは、数え切れないほどにタイバンしました。札幌を手はじめに小樽から夕張まで・・・・。

そうやってお互いに刺激を与え合って励ましあい、紆余曲折を経て今日までずっと切磋琢磨してきたわけであります。

テイク・オフはSTAの「リブレーション」に何度も出演してくれましたよ。

だから酸いも甘いも噛み分けた同士でもあるわけです。

そんな彼が新たに結成したのがブレッツァ。

まだライブ数は10回にも満たないんだそうです。

そんな風には全く感じられなかったけどね。

「揺れる想い」

ミサト嬢の初々しきステージングが好感度高し。

ちょっと声質が坂井泉水嬢と森高千里をブレンドしたように聞こえたのは私だけかなあ??(この感想を素直にミサト嬢へマサが打ち明けると、とってもはじける笑顔で喜んでくれたよ。益々ファンになっちゃった!写真撮影なんかもしちゃったしね!)

これだけでもポイントが高い!

まったくもってシンジくんは、素敵な歌姫を発掘したものだ。羨ましい限り。

ミサト&トモ御両人の相性もナチュラルでいいね。

スムーズに溶け合っている。

とにもかくにも、惜しげもなくこれを1曲目にもってくる大胆不敵な構成には毎度のごとく脱帽。

打ち合わせの段階で、練りに練り上げられた結果なのでしょう。

もうすっかりと、掴みはオーケー。バッチリだよ。

序盤からウネリをあげる情け容赦無きギター・ソロ。それでいてちっともやかましくない。アンサンブルバランスを深く考慮したうえでのサウンド構築。

それにしても、織田哲郎さんは生粋のメロディ・メーカーですね。

「こんにちは!はじめまして。ブレッツアです・・・・・・君がいない」

タモくんの的確なるスティック・カウントから、ヒロユキ氏のオベーション・ギターによる、爽やかなコード・ストロークではじまるキャッチーなポップナンバー。

アコースティックギターによる歯切れの良い響きが爽やか。

エレキと生ギとのコントラストが絶妙な味わいを醸し出しています。

メンバー達は黒を貴重とした比較的シックな装いなんだけど、ヒロユキ氏は長めで真っ赤なチョッキを着て、さりげなく派手に自己主張(笑)。見た目でメンバー中一際異彩を放っていました。

ミサト嬢を引き立てる男性陣によるバンド体制が、すこぶる安定感あってメリハリも効いています。

これならばミサト嬢も安心して、ヴォーカルに専念できるというもの。

一生懸命、誠心誠意心を込めての熱唱に次ぐ熱唱。

MCも彼女が兼任。

「改めまして・・・・・ZARDのコピーをしているブレッツァです。去年の4月に結成して、今月で1年と5ヶ月を迎えました。

これを機会にブレッツァという名前を覚えてくれたら嬉しいです。

スペースアートホールでのライブは初ですが、これからもZARDの曲が歌い継がれるように頑張っていきます。

それではまだまだ最後まで盛り上がっていきましょう!次の曲にいきたいと思います。いいですか・・・・・・2曲続けて・・・・まずはDON’T YOU SEE!・・・・」

スティック4カウント。

ハルキ君によるキーボードが先導する流れから、ツインギターの持ち味をフル稼働です。

ここでも、アコとエレキによるコンビネーションが絶品。

特にヒロアキ氏のスライド・バー活用による奏法は、効果絶大で轟き渡る。

本家顔負けな豪快無比で、伸びやかなるプレイで会場を一瞬で圧倒していました。

故ローウエル・ジョージばりの、表情豊かなるピッチで豪快に決めまくる。

このスライドギター奏法も、ブレッツァの売りの一つ。だってこれって数多くあるギターテクニックの中でも究極に難しい部類なんだよね。それを涼しい顔してハイポジションで、次々にフレーズを奏でる男っぷりには、ただただ脱帽。惚れ惚れしちゃいます。

ちなみにヒロアキ氏の帽子とシャツが市松模様だったところにも私は思わずニヤついてしまったのだ。

80年前後に往年のスカ・ブームとなった時の2トーンファッション。

マッドネス、スペシャルズ、ザ・セレクターなどが人気を博してましたっけね。

さてさて、曲も中間部でのドラマティックな導入部分には目を見張るものがあります。よくできた構成だ。勉強になるなあ・・・・。

「ミサトちゃ~~ん!」と図太いラブコールがひたすらに飛び交っています。親衛隊増殖中・・・・・。

メドレーで「マイフレンド」

名曲目白押しだ。

天国の坂井泉水さんにも、ミサト嬢の歌声は間違いなく届いていることでしょう。

心の底からリスペクトしているということがちゃんと伝わってくるよ。

叙情的なピアノによる調べに乗せて、流麗なるボーカルから入る壮大なナンバー。

ついつい聞き惚れてしまうよ。

「殺し屋」にもヴォーカルから入る曲があったけど、力強いミディアムチューンでは、こちらも一歩もひけをとりませんよ。

双方共に出色の完成度。

元気を全身に一杯もらえるハード・ナンバーだけに、よほどの自信がなければ、このような選曲はできないよね。

ヒロユキ氏はアコギからテレキャスターに持ち替え。

この辺のパートに対するコダワリ感覚が、音の随所にも反映されています。

琴線震わせっぱなし。心の奥底から振り絞るような荘厳なる音絵巻にはゾクゾクしてきちゃうなあ。

アップテンポでパワフルなバックビートにのせてノリノリです。

ドンドンと加速して厚みを増していく音壁の底辺を、ドラムアクセントのリズム刻みが正確無比なところも感心しきり。

ここでも縦横無尽にギター・ソロが「ギュウイーン!!」と歌メロの間を駆け巡る。

「え~それでは最後の曲となりましたので、メンバー紹介をしたいと思います」

ミサト嬢が一人一人を、懇切丁寧愛情タップリに心込めて紹介。

彼女の秘めたる優しさが滲み出ています。

「はい、ありがとうございました!今日のブレッツァを見て気に入ってもらえたなら、是非これからも私達のライブに足を運んでください。今日の打ち上げにはメンバー全員が参加しますよ!(笑)ブレッツァでした!それでは最後の曲です。いきましょう!・・・負けないで!!」

やはりラストを飾るのは、この永遠のJ-POPアンセムしかないですよね。

お約束だ。

会場全員が一体となって手拍子と大合唱の嵐。ピョンピョンと飛び跳ねているツワモノも出現。

心ウキウキ、明日からもまた明るく生きていけそうな気がしてきたよ。

喜びと笑顔のエキスを、楽曲から大量に注入していただきました。

ハッピーモードが渦巻いている。

前向きでリフレッシュした気持ちになれる歌詞の一言一言が、皆のハートにも届けられたことでしょう。大いなる励みの讃歌となって・・・・

強弱、抑揚のメリハリが絶品。

トモちゃんも華やかにコーラスで彩りを添え続けているよ。

女性2人が奏でるハーモニーはやはり美しい音色だねえ。

これはどう張り合っても男に出せないし。

沈着冷静なる燻し銀のバンマス・シンジ氏ベースライン・セクションは、常にボトムを貫禄タップリに支えています。

「ありがとうございました。また会いましょう!」

あっという間に、夢のような25分が過ぎ去ってしまいました。

心残りだけど、格別なる楽しみは次回のためにとっておきましょうよ。

ありとあらゆる意味においても、幅と厚みと奥行きを増したブレッツァ。今後の展開にも要注目だ!

アベさんもシンジ氏のもとへと駆け寄って握手を求めていました。

司会者のマサ

「お疲れ!もう一度ブレッツアの皆さんに盛大なる拍手をよろしくね!!」

打ち上げの時にコーラス嬢のトモちゃんがマサに、ヘッドセット・ワイヤレスマイクについて色々と質問をしてきたよ。

とっても興味津津の御様子。

メリット、注意点、価格帯などを教えてあげたから、今後のブレッツアにも新兵器として導入されるかも!?

3,16:35~17:00

問答無用の「杉ちゃんバンド」が3番手。

満を持して遂に出た!札幌が生んだ名物男「杉ちゃん」を擁する話題騒然の貴重なるバンド。

ここで初めて、酸いも甘いも噛み分けた熟年の男性シンガーがフロントに立つわけです。

 こちらもスペース・アート初出演のバンド。昭和&平成の代表的歌謡曲などを披露。

こことの始まりはマサが近年小樽浅草橋ライブでタイバンして、どうにも気になり、ダンディに着飾ってほろ酔い加減の杉ちゃんに話しかけたのがキッカケ。

それからは、あれよあれよと言う間に意気投合。

晴れてSTA企画ライブに、3度も賛同していただける運びとなったわけです(4月ピグスティ&6月ホットタイムのこと)。

驚いたことに杉ちゃんは、60歳になるまで、全くバンドで歌った経験がなかったそうなのですよ。

あるひょんなタイミングで味をしめてしまった訳だ。「こんな素晴らしい世界があったんだあ!!」と、目から鱗状態。

生のバンドで歌うという究極の醍醐味を知ったその時からは、病み付き。

もうドンドンとはまりまくって、終いには自らがライブイベントを立ち上げるほどになったそうですよ。

この話を聞いた時には正直、感動に打ち震えてしまいました。純粋に音楽や歌に打ち込むその美しき姿。

誰もが忘れかけている初期衝動のお手本のよう。正に原点回帰そのもの。

今後、益々杉ちゃんの活躍に期待しつつ、こちらも胸高鳴るね。

実は今年2月の小樽公会堂・雪明かりの路ライブイベントにも「杉ちゃんバンド」は出演予定だったのです。

でも主役の杉ちゃんが健康上の理由で、ライブ出演を断念せざるを得なくなったとのこと。

非常に残念無念でした。まあ、もちろん杉ちゃんが一番悔しがっていたはずです。

ところがここで杉ちゃんは、見事に奇跡の復活を果たしたのでした。なんたる回復力だ。天晴れ。

今まで以上エネルギッシュで健康体になって帰ってきた心憎い奴。それが杉ちゃんだ。

この男は本番に向けて燃え盛る炎を抑え切れないのか、逐一マサとのやりとりでは、情熱溢れるトークを展開。

マサが送った今回のライブ用フライヤーを独自で印刷して、ゴヒイキにしている店舗などの各所に配布、もしくは店内貼り付けに協力していただいて猛アピールを展開。歌の練習と並行して、宣伝活動にも熱心に汗を流す日々が続いたのだそうです(それでも今回は7バンドゆえに混雑を恐れて多少お誘いは控え気味にしたそうですよ。いざ蓋を開けてみたらば満員御礼の大盛況で馬鹿受けでした。)。

その甲斐もあってか、この日は熱狂的ファンを中心とした「杉ちゃん私設応援団」が大挙して詰めかけ、たいそう賑やかなるショー・タイムのヒトトキを過ごさせてもらいましたよ。これはひとえに誰からも好かれる杉ちゃんの人徳によるものですなあ(オールド・ジャンキー&ビア・プリーズのベーシスト・テツとも仕事関連でお付き合いがあるそうですよ。世の中って狭いね。ビックリ)。

一番の集客をたった一人で、あっけらかんと成し遂げたんだから大したものだ。

本人曰く「ちゃんと歌えるのか皆が心配して不安絡みで来てくれているだけ」とのこと(私が「親衛隊が回を重ねるごとに増えてるね」と言うと「いいえ・・・心配してる見守り隊です・・・」とご謙遜)。

何をおっしゃいますか。時にはディナーショーなの?と錯覚をおこしそうな場面もあったよ。

音楽はもとより、人生においても大先輩だ。

その心意気は見習いたいもの。いよっ!後家殺し!!まあそんなわけでして(笑)前置きが相当に長くなってしまいました。羨ましすぎるほどの人気度をここで証明した杉ちゃんのオンステージ。

まずは6人からなる編成を記載させてください(ほぼ全員がボーカル&コーラスをこなします)。

フューチャリング杉ちゃんがヴォーカル、紅一点のチエミ嬢はサックスとコーラスを担当。ドラムはカバくん、ベースとコーラスはトモアキ氏(ブラックボディ。ローズ指板)、ツイン・ギター(3トーン・サンバーストボディにメイプル指板のSTはファーストギタリスト&コーラスのタイキ君。セカンド・ギタリストはリーダーのヒロさん。ブロンドボディカラーのストラトキャスター。ローズ指板を使用。ストラップはフェンダー布製黒を着用)。

そうなのですよ!4月ライブ以降からギターとキーボードのメンバーが増員されていたのですが、今回は再び原点回帰。

特筆すべき点は前回までリーダーのヒロさんがエレキとアコギをこなしていたけど今回はエレキのみに専念していたこと。そしてチエミ嬢の艶やかなるファッションにも観客の熱視線が注がれていました。時にアグレッシブにボーイッシュ、時に南国ムードを盛り込んでムームー、時にアダルティックにドレスアップ。

で、今回のいでたちはというと・・・・・ロングヘアと長い脚を強調するべく、ヒラヒラシャツでスタイリッシュに決めてくれました。

これにサックスを構えたら、なんまらカッコイイ。絵になるよ。羨望の眼差しが注がれていました。

こういうところなんかも、一つの楽しみですね。

そしてこの当日にも会場の雰囲気がとっても気になるのか、杉ちゃんはマサに開場の時間を確認して早めに会場入り。ホール内の隅々を食い入るように見つめ続けていました。真面目で研究熱心な方ですね。

そのこともMCに早速盛り込んで受けていました。

杉ちゃんはピグスティも初めてだったし、ホットタイムも友人のライブには何度も足を運んではいたけれども、自身がステージに立つのは初だったこと。で、ここスペースアートと初ずくし・・・・・・またもや新天地への開拓で夢がドンドンと実現しているわけだ。良かったね!

さあ、どのようなサウンドを披露してくれるのか期待しましょう!

なんだかんだいいながらも、物凄いファンの数だ。待ちわびていたよ。

今か今かと焦らしに焦らされた観客達は痺れを切らせてホイッスルや口笛を吹き鳴らしたり、手製の「杉ちゃんウチワ」を振りかざしています。

遅れてきた令和のスーパー・スター杉様による「ワンマンショー」のはじまり、はじまり~!!

開巻からいきなり華麗にやってくれました!

「ついこの前に亡くなったショーケンは俺と同い年です(皆、驚く)。

でも俺のライバルは沢田研二。

ジュリーも最近ヒット曲が出なくなりまして、去年観にいったら2時間のコンサートで1曲しか知っている曲がなかった・・・・。

カサブランカ・ダンディだけ。淋しい限りだ・・・・」

「寝てたんでしょ?」(大爆笑)

「はい、それではお待たせしました。短い時間ではありますが、ジュリーに成り代わりまして、私の青春時代に流行った曲をやります。私の鼻歌を聞いてください(笑)あの歌です。まずは・・・・・・・時の過ぎ行くままに」

ほとんどのメンバーが毎回同一の衣装と帽子で統一。

とにかくバックバンド「ベリー・ジャム」の演奏テクニックは完璧。年季が入ってる。

イントロのギター・トーンから、チョーキングのニュアンスに至るまでね。

安定感抜群。

そんな贅沢この上ない布陣に囲まれたナルシスト杉ちゃんが、安心しながらその中へドップリと浸りながらも、憧れのジュリーに成り切っています。

歌の内容に合わせて小指を立てるポーズにはゾクッとしちゃうね。マダムキラー・スギちゃん。黄色い歓声があちこちから飛び交う。

まるでジュリーが、スギちゃんに降臨したかのようだ。

皆の視線がスギちゃんに集中。

スポットライトも独占状態。君こそスターだ!!これぞ燻し銀の佇まい。

違和感一切なく、スムーズに聞かせてくれるねえ。様になっている。

と、早速ここで歌詞を忘れてしまったポーカーフェイスのスギちゃん。チエミ嬢はただひたすらに真横で苦笑い。ヒロさんはソッと寄り添ってサポート。やってくれました!それでもどうにかこうにか、難を乗り切りました。

ステージには常に恐ろしい魔物が潜んでいて、たまにこのようなイタズラを仕掛けてくるのですよね・・・・。

しかし、あれって本当に事故ったのかなあ?やらせなのかなあ・・・・究極のミステリーだ・・・?う~む・・・・。

歌い終わるやいなや、第一声が「なんかちょっと調子悪いな・・・・(笑)」「いつもどおりだ!(爆笑)」「どうも!あ!?マイクのチューニングは??(笑)

写真をいっぱい撮ってくださいよ。

続いてもう1曲、ジュリーのナンバーいきます・・・・・・危険な二人」「いいよ~~!!」

最前列にはダンサー達がズラリと集結して一緒に歌い踊る。グチャグチャの狂乱現象が勃発。

最早堅っ苦しい屁理屈なんて野暮というもの。説明は不要だね。

強力なるサポートに導かれてのノリノリ・スギちゃん、堂々たる歌いっぷり。怪しげに人差し指クルクルしながら誘惑のジェスチャー。気持ち良さそうに突き抜けている。

あの有名な決めのポーズも目一杯にジュリーを意識して何度もアクション。これ基本中の基本ね。

観客の中にもそれを真似している、ちゃっかり者があちこちに出現。「スギちゃ~ん!!」とラブコールが飛び出す。

ステージと客席との一体感は、後方から見ていても圧巻だね。

歌詞の「2人の思い出~!」で2本指を立てるのはお約束。

恍惚の表情を浮かべて自己陶酔だ。スギちゃんにはスギちゃんにしか醸し出せない素晴らしい魅力があるんだからね。茶目っ気タップリにパフォーマンス。それでいて全く嫌味に感じさせないところも好感の持てるところ。

「サンキュー!ありがとうございます。ここからはガラッと雰囲気が変わりまして・・・」「かわいい!!~」「まあその・・・・トラぶっちゃいましたけど・・・とりあえずは安心しました(笑)・・・・・・次に歌う歌手は、

昭和41年、歌謡界に颯爽とデビュー。現代シンガーソングライターの草分け的な存在・・・・・・これをバンドで歌う人は日本広しといえども私しかいないでしょうね。」「いや、3人くらいはいるんじゃあないかい?」「いると思う?札幌地区でさあ・・・・・・・

とりあえずはバンド・メンバーからも、私に一番あっていると言われたくらいです。

それではいきましょう!!・・・・今夜は踊ろう(荒木一郎)」

休むことなくアクティブに・・・・・と進行するもナベさんが後ろから肩を叩いてスギちゃんの耳元になにやら囁く。

それでも一向に変わる様子がないために、ナベさん、やむなく演奏をストップさせる。

「スギちゃん、今わざとやってたでしょう!?(笑)速いんだよ~」

「危ない、危ない・・・・自分の声に酔った(笑)。スコーンと抜けた・・・・」

「もう一回、入院だよ!(爆笑)」

「面白い!それでは気を取り直してもう一回、今夜は踊ろう、を聞いてください!」

うるさ型の音楽通をも唸らせちゃうベストなセレクションだ。

狙いは的中だ。

ディスコのダンス・フロアと化したステージ前方は、スギちゃんファミリーやタイバンの仲間達でごった返しています。

あれ!?どこかで見たような面々がチラホラとスギちゃんバンド見たさに駆けつけてきましたよ。中にはキティちゃんのセンスを振っている熟女も見受けられます。

そうそう、今回のスギちゃんの服装を紹介します。

眩いほどに映える上下白のスーツ姿を基本コンセプトに、黒シャツに赤いサテン地のネクタイでコーディネイト。白のドットがポイントだ。

一際目を引くのが、熱狂的ファンからプレゼントされたというキラキラハット。

以前に比べるとグッとシックな装い。

賑わいがピークに達した頃合いを見計らったかのようにスギちゃんMC。

「「サンキュー!ありがとうございました。

やっと3曲、終わりました(爆笑)」

どこまでが本音で本心、本気なのか、とぼけたトークも巧みの技。

「ありゃあ!?花束まで・・・・・今日は俺の誕生日かい?違うの??(などと愛嬌あるボケをかましつつも、ファンからの握手に快く応じる杉ちゃん)。今日はあがってますね・・・・」「いつもだよ~!(女性客 笑)」「いつもかい!?・・・・自分が歌いたい曲をバンドに選んでもらっています。次もちょっと変わっていまして・・・・それではチエミちゃんのサックスに注目してください・・・・・涙のイタリアン・ツイスト」

これはクレイジー・ケン・バンドの作品。

タイトルが示すとおりに、腰がムズムズと疼きまくっちゃうほどの心地よいツイスト・ナンバー。

ヒロさんのナチュラルギターによるストロークから「ジャラララ~ン・・・・!」

フューチャーされたチエミちゃんのサックス・プレイが、思い切り更なるパッション・ワールドへと誘ってくれつつも、お祭り騒ぎの様相を呈しています。

甘く咽び泣いているサックスの音色が切ない・・・・・・・。「チエミちゃ~ん!!」

古き良き時代、昭和の香りがプンプンと漂い出してきた・・・・・・・。

いじられキャラの杉ちゃんは、ただただひたすらに余韻に浸りきっている・・・・。その気持ちはよくわかるよん。大事なことだ。

「どうもありがとうございました!白熱のライブです。」「タバコも酒も止めたんだよね。」「あれ!?さっき吸ってたよね!?(笑)。女も止めたの?」「女はいいんでないの?!」「スギちゃんファンの方達は必ず来てくれるんだから」「それでは・・・」「泣くなよ~!!」」「スギちゃん、何かなかった?失敗してない?」「大丈夫・・・(と言いつつ焦り気味)どうもありがとう。喉が渇いちゃった・・・(と観客からビールの差し入れ)では、早いものでもう最後の曲となりました。」「え~!?・・・」「大丈夫。実はこんな私にもオリジナル曲があるのですよ。でも自分で作ったわけではないですよ。そんな才能なんてありませんので・・・・・軽いのりでプロの方が作ってくれたのです。

それではこれから歌わせてください。

あ!?その前に・・・この帽子は光るんですよ(と、スイッチをオン!途端にピカピカと帽子のあちこちに装着されてるカラフルな電飾が瞬く)」「(会場一同から)オオオオ~ッ!!」

「これもプレゼントしてもらったのです。

このスタイルで最後はいきます。笑って聞いてください・・・・題名を聞いてビックリですよ・・・・そうです!・・・・・僕は自称ツアー・ミュージシャン!!」

なんのなんの、充実したテイストに満ちた楽曲ですよ。

テケテケイントロに哀愁の泣きギターも散りばめられていて、聞き応えある珠玉の一編。

そこへ感情移入たっぷりに、杉ちゃんが男のロマンを含ませ、タメも効かせてコブシ込めビブラート・ヴォイス。

チエミ嬢とのコーラス掛け合いも、叙情的でムード満点。

スギちゃんを主人公として描かれた物語ゆえに、歌詞にはスギちゃんに対する愛情と友情が目いっぱいに盛り込まれていて思わずニンマリ。正に人徳だねえ。スギちゃんあってのモノダネ。当の本人も嬉々として歌い終えてくれました。

今までに見たステージングの中でも出色の出来でしたよ。余裕と貫禄まで滲み出ていたし。

継続は力なりだね。

「どうもありがとうございました!」

勢いは収束することもなく、当然のごとくアンコールがかかった。

スギちゃん、慌てまくってジャケットを脱ぎ捨てる・・・・その場でもたつき気味のお着替えコーナー・・・・(笑)。

「よろしくお願いします!聞いてください!・・・WOW!!」「おおお~~!!」

トドメともいえる定番中の定番スタンダード・ロックンロール・ソング「ファンキー・モンキー・ベイビー(キャロル)」

曲調に合わせて、革ジャンと黒いサングラスで突っ張りモード突入。

イントロのギターリフが軽快にピッキング・ヒット。ギターソロにも要注目。

タイキ君はなんであの若さで、ここまで繊細な熟練ギターが弾けるのだろうか?

これはオフ・ステージの時にも彼へ言ったんだけど、当の本人は至って謙虚に微笑むのみでしたね。

能ある鷹は爪を隠す、ではないけど筋金入りの本物だよ。

ツボへと、モロにはまった感ありのオーディエンス達は脳天ヒューズ・スパークしまくり。

一度でも見ようものならば、皆が皆、誰もがスギちゃんの虜。

人気独占しまくり。

余力を振り絞って観客も、忠実なる振りつけで、のっけからダンシング。

役者が数段違う、杉ちゃんマジックに、誰もが心地よく陶酔しています。

ジャンプ一閃で大団円。

「どうも、さよなら~!次はベリージャムのステージです!!」

今回は時間の都合上、お得意の演歌は聞けなかったけど、それはそれで次回の楽しみとしてとっておきましょう!

今後はこちらの路線中心に舵を切るのかなあ??

何を隠そう、スギちゃん本当は演歌出身なんですからねえ(笑)

 ステージからおりたら肩の荷が下りてホッとしたのか、スギちゃんがリラックスしながら会場内を散策した後、ソファーでゆったりとくつろいでいました。

完全燃焼・・・・・本当におつかれさまでした。

 

*****これにてライブ・レポートのパート2は終了。引き続きパート3をお楽しみください!それではまた!!*****

 

 

 

 

****はい!ライブ・レポートpart,2はこれにて終了。なに!?続きを早く読みたい?

まだまだ5バンドが登場しますからね~。part,3へと続きますよ!!****

 

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electra glide in blue(chicago)

2019-09-24 04:20:52 | CHICAGO
 
 
 
 『グライド・イン・ブルー』は、1973年製作のアメリカ映画。監督は、ロックバンド・シカゴのプロデューサーのジェームズ・ウィリアム・ガルシオ。モニュメント・バレーを舞台に、夢破れた男たちの孤独、挫折、哀愁を描く。 原題の”エレクトラ・グライド”とは、ハーレーダビッドソンの最新型の車名。 ウィキペディア
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VOL,168 SUSUKINO SPACE ART HALL (part,1)

2019-09-23 21:51:45 | Live Set List

2019年9月21日(土曜日)

さてさて、今月も元気一杯に我等がSTAの企画ライブ「リブレーション VOL,48」が晴れやかに執り行われました。

もうすでに常連化していますね。札幌界隈の音楽シーンに浸透してきた感アリ。

場所はススキノのど真ん中に位置する、駅前通りに面した箱。お笑い演芸会なども催されるという多目的ホール。

ご存知、盟友でもあるHIKOの企画HAPPY NEW YEAR [FRIENDS LIVE 26]以来のスペース・アートだよ!

急遽ミーちゃんからニューフェイスも紹介されて追加の全7バンド。これだけのバンド数ともなると必ず時間押しが当たり前なのですが、驚いたことにほぼタイムテーブルどおりに進行したのだから驚き。

皆、マナーのいいバンドばかりでけっこうなこと。やっぱりイベント開催はこういう形が理想的ですね。あとはライブに神経を集中してエンジョイするのみ。

いずれにしても「リブレーション・ライブ」と冠するだけあって、皆気心の知れたお馴染みの連中ばかりで、和気藹々の雰囲気の中進行。

フライヤーのモチーフにはもちろん「シカゴ」が組み込まれています。(トップ画像を参照のこと)

このデザイナーはプロの方でして、東京在住のマサとはシカゴが縁で数年前に知り合ったマサ氏。

マサ同士、無類のシカゴ好き、そしてベーシストということもあって意気投合。

お互いに敬意を表して、今となっては「シカゴ・バカ」と呼び合うほどの仲です。

去年4月のCTA来日時では遂に、六本木ビルボードにて感動のご対面となりました。

そして驚いたことに彼は最近、本家シカゴ専属のデザイナーに任命されたのですよ!!衝撃だ。今後の展開に要注目。

日本中、ここのところ急激なる冷え込みに襲われて、連日の台風報道をみていてもたいへんな事態に陥っていますが、北海道民も気温低下の日々が続いて体はガクガクです・・・。

大切山系では紅葉がはじまり、次いで初冠雪。

この日も天気が荒れるのでは?と言われていたのですが、いざ蓋を開けてみたらば穏やかな快晴。しかも連休初日に加えてラグビーとバレーボールのワールドカップ試合も札幌で開催。

ナオちゃん宅にキーボードを搭載しに愛車で寄って多少の渋滞もありましたが、まあのんびりと懐かしの目的地へと向かいました。

ビルの玄関口でタイバンのギタリストくんと遭遇。

な、な、なんとカチコくんではないか!

ご無沙汰だったねえ!!

夕張ファイブペニーや琴似のバーンでのSTA企画にも出てくれたよね。

ニャンギラス(ラウドネスのカバー)のパフォーマンスはインパクトあったし、コミカルでへヴィーな夕張ライブも印象的だった。

今回は「殺し屋」として出演なんだそうですよ。この世界は狭いねえ。

てっきり「カチコ」という名前から想像して女性ギタリストだと思い込んでいたさ。(笑)

2人で早速エレベーターに楽器類を積み込んで7階へゴー!!

昼過ぎからすでにスタッフ達が会場内のセッティングに勤しんでいます。

最高責任者のエガワくん。ミキサー担当はジャッキーくん。照明はタカギくん。転換スタッフはアボちゃん。カウンター業務はショウコ嬢。

「今回もお世話になります!」

ご挨拶を交わし江川君に促されて、午後1:50早めにホール内へ。

ミキシング・ルームではジャッキーが、マサの黄色いゼブラシャツを見るなり「相変わらず派手ですねえ(笑)」

まあ、皆さん男女ともどもに若々しいスタッフばかりで新鮮な顔ぶれだ!

リハーサルがPM2:00、時間通りに行われる中、STAのメンバー達もぼちぼち集結。

久し振りにタイバンの面々らと打ち合わせをし合いながらチューニングや器材設置、ウォーミングアップにと皆が動き回っています。

ちらっと見た限りでは、どのバンドもいろいろと仕込みや趣向を凝らしていてこりゃあ本番が楽しみです。

今回はキッチリとタイトなタイム・テーブルゆえにトップのバンド以外はリハなし。トップの「殺し屋」が数曲ほどリハーサルと調整。

音出しでは先ほどのカチコ君が「ギターそれぞれに音をください」とミキサーからの要求に応えてオーバードライブ、ディストーション、クリアトーンの使い分けで軽くそれぞれをデモ演奏。この突き抜けるようなサウンドが鳴り響いただけで本番がワクワクします。

更にはカチコ君、片時もギターを手放さないでひたすら弾きまくっている姿を目の前で見ていたら10代のギター小僧そのもの。心底ギターが大好きで大好きでたまらない!いますぐにでもライブをやりたい!空気を発散しています(笑)。本人曰く「ライブよりもリハのほうが緊張する」と言っていたけれども、そんな風には全然見えなかったよ。筋金入りだね。純粋に研究熱心で真摯な姿勢は見習うべきところ。

他のバンド・メンバーもスタッフにニッパーを借りてきて弦の交換も済ませ、あとは来るべき時に備えるのみ。

さて、この会場は回を重ねるごとにグレードアップされていて期待に胸躍ります。

アンプや器材類も一新。

ベースアンプはアンペグPF-350。ギターアンプはローランドのJC-120&マーシャルLEAD100MOSFET 。ドラムセットは黒のラディックLCE522RX。

他にもGTR CABINET G-EXPLOSION GX412AV  CDJ PIONNER XDJ-R1なんかも装備していますよ!!。

ステージ前には鉄製のパイプ枠が取り付けられていて、楽屋入り口にも柵が設けられています。(危険防止対策なんだとか)

実は今回初めて楽屋を覗いてみたのですがビックリ。イスや鏡やカーテンなど至れり尽くせりさ。

マサはいつものようにワイヤレス2機を使用するのですが、数年前からビル下の4階スナック店舗で午後8時以降B帯域のワイヤレス・カラオケをはじめたそうで混線するとのこと。

でも前回のライブでは事なきを得たのでそのまま続行することで収まりました。いざという時の為に予備シールド1本(白の10M)を購入してベースアンプ右横に携帯。(鉄筋コンクリートのビルディングだから電波はかえって他の階には飛ばないのでは!?)

そしていつものようにマサはSTAのセットリストやタイム・テーブル、構成メンバーなどが詳細に記載された用紙2枚を提出。

そうこうしているうちに、店内は賑やかムードですでに過熱気味。

15:00開場 (時間が早い!と一部から言われていたけどね・・・・)

この日は方々で先述のとおりライブイベントが重なっているため、客が分散、どうなるものかと心配されていたのですが大入り満員で問題なし。

取り越し苦労だったようです。

だってもうすでにイス、テーブルが足りなくなってしまいスタッフやマサがあたふた。いきなりの嬉しい悲鳴状態だ。

急遽開演前に最前列をダンスフロアとして開放してもくれましたよ。本当に迅速丁寧なスタッフ達には大感謝です。

ビッシリと80名以上の集客はあったのではないでしょうか!?

もうこうなりゃあ、思いっきりぶっ飛ぶしかないですよね!!

会場内BGMはマサが持ち込んだ「ブラス・ロック・ベストCD」

これは決定版だ。

なんまら、ご機嫌なサウンドでしょう!

例によって主催者マサによる盛大なるアナウンスから(ミキシング・ルームにて)ライブは始まりました。

軽いご挨拶を兼ねて、出演バンドの紹介とイベントの主旨を交えて演奏スタート!

1、15:25~15:50

「殺し屋」(松田聖子&中森明菜のカバーバンド)

男女半々の6人組。

このバンドは初見ではありますが、メンバー達はほとんどが顔馴染みの連中ばかりさ。

編成を紹介しますね・・・・・

ミーさん(VO)フミオくん(VO)カチコ君(G/ラウドネス高崎晃のトレードマークともいえる斬新でかっこいい変形ギターのキラー。ナチュラルボディカラー。ローズ指板)うずら帝国(KB。ローランドJUNO-Di)ウルのぶ(B。グレコのプレシジョン3トーンサンバースト。メイプル指板。伝説のベーシスト山内テツが好きなんだそうでナチュラルボディのモデルも持っているんだそうです。)ゆーやん(DR)。

そうなんですよね~~しょっちょうあちこちのライブで会ってるから、なんか変な気分。

ミーさんは会うたびにバンドが違うし(爆笑)

クラッシュビート、ハナミー、そして先月の小樽北運河でのDDネットワーク。他にもいっぱい。数え切れないほどの売れっ子ちゃん。

華やかなるオーラをいつも発散しているから、いつ如何なる時にでも引っ張りだこ。

個人的に衝撃を受けたのがフミオくんだ!!「え!?あのフミオくん!?」ってミーさんに確認したくらいだもんなあ。

アンクル・キャッツでの人気シンガーなのは誰もが知るところ。

それ以外のバンドで観るのは初だから、尚のこと興味津津。

フミオ節はどこにいっても健在だったしね。セットリストがセットリストだけに(笑)。

カチコ君は先述のとおり。

で、そうとなると弦楽器の相棒ベーシストは・・・・・やはりノブくんだった!

マサと同郷のね。

夕張ファイブペニーで知り合ったのが縁で、それ以来のお付き合い。

やはりファイブ・ペニー、琴似バーンでのSTA企画に参加してくれたもんね。

特にファイブ・ペニーでのドラマーは、今では夕張市長だもんなあ。

そして今回のキーボードとドラマーは、女性なんだよ。

とにかく仲の良さがヒシヒシと伝わってくる癒し系のコミカルバンドでした。

そうそう、最初にバンド名の「殺し屋」を聞いた時「え!?ミーさんはパンク系にも着手したのかいなあ!?」と混乱をきたしたものでした。

よくよくカチコくんに聞いてみたら「聖子ちゃんのイメージに一番程遠いひねった言葉をバンド名に付けよう!」と話し合った結果これに決定したんだそうですよ。

いきなり聖子ちゃん「殺し屋」っていう新曲を出したりしてね(笑)。それはないか・・・・。

「裸足の季節」で開演!

1980年4月にリリースされた、聖子ちゃんの記念すべきデビュー曲。ここから彼女のアイドル路線が始まったわけだ。

ミーちゃんも白いヒラヒラドレスを着こんで、キュートなお色気を振り撒いて歌っております。

「殺し屋です!皆さんを殺しに来ました~!」

はちきれんばかりの元気も彼女のトレードマーク。

往年のアイドル女王になりきり「私、聖子ちゃんです!」

名物ダンサーのアベサンいわく「学芸会並みの小芝居が良かったよ」とのこと。(これはアベさん一流の褒め言葉ね)

この辺のシナリオや演出などの仕込みは、大体がミーさんでしょう。

「今日は私と2歳年上の兄と歌いたいと思います。よろしく願いします。

お兄ちゃ~ん!!」

舞台の袖から満を持して、颯爽の登場となったフミオくん。

「十戒」(中森明菜)

1984年7月25日にリリースされた9枚目のシングル。オリコン1位を記録。

聖子ちゃんの強力なるライバル。

こういうセレクションかあ。

なるほど、ミーさんとフミオくんとの振り分け方も絶妙だね。

フミオくんの声域の広さと正確で伸びやかなる歌声には、いつも魅了されちゃうね。

観客達も圧倒されて言葉を失っていたよ。低い声による歌い出しから、もうフミオワールド全開で独壇場。

今回も艶やかなる衣装を全身に纏っている。まさに何をやっても着ても絵になる憎い男だ。

アンクルキャッツの際にも記していますが、このコスチュームはほとんどがフミオくんの手作り。

一針、一針に愛情込めた、手縫いなんだそうですよ。

それもただ単に着込むのではなく、毎回自身にコンセプトを課して取り組むのだそうです。徹頭徹尾何事に関しても完璧にこだわりぬくところなんか素晴らしいね。見習いたいものだ。

今回は鮮やかなほどに、真っ赤なストールを中心に全身黒で統一。シックなファッションで攻めてくる意気込みを感じ取ったよ。

帽子、シャツ、手袋、パンツに至るまでね。たぶんミーさんとのコントラストを考慮したものかと。陰と陽の究極なる対比という構図。

これで更にグッとムードが盛り上がるというもの。

ミーちゃん「最高!お兄ちゃん、大好き!私も頑張ります!じゃあねえ、ドンドンと行きますよ~!!今日はおにいちゃんのために歌います。チェリー・ブラッサムを聞いてください!」

そうそう、先月の小樽北運河サウンドエナジーにも、ミヤッチ率いる聖子ちゃんバンドが出演していましたよね。やはり女性達憧れの的なんだねえ。

この曲は1981年1月にリリースされた、4枚目のシングル。

当然オリコン1位を獲得。黄金期だねえ。いい時代だった。

ミーさんも頑張って振りつけをクルクルと完璧にこなしてる。

彼女のボーカルは、フミオくんとは対極に位置する超絶フェアリーヴォイス。

どこまでも透き通るようなクリスタルトーン。

もうステージフロントのフロアには、踊り子達が声援を絶え間なく送りながらダンスに興じていますよ。

観客席でも曲調に合わせてあちこちで、ネオン・スティックを左右に揺らしているから闇の空間も綺麗だ。

可愛い兄妹の(!?)愉快なるトークを交えつつもメンバー紹介。

こういうやりとりだから、やはりここも普通にはいかなかった(笑)

一人一人にコネタを仕込んでいじり倒す。相当皆、練習したんじゃあないかい?演奏だけでも大変なのにご苦労様でしたあ!!ミーさんはブカブカな衣装を安全ピンで固定しているのだそうです。

フミオ兄ちゃんはお得意の殺し技に、毒を仕込んでザクザクと攻め立てていく所存とのこと。

聞かせどころで必ず間違うという、うずら帝国嬢はこのたびシベリアに派遣されるとのこと(だからアーミールックなのかな!?)。

イケメンベーシストの海老蔵ことノブくんは声もいいねえ。渋く唸る「海老蔵です!」の一言に大爆笑。思いの外、バカ受けしちゃった。

ドラマーのゆーやんもスティック・ワークでグサグサと殺しにかかるからご用心。

ギターは「我等がリーダーのカチコ!」

アーミングでギュイ~ン・・・・・!得意技は悪質タックルだとのことだ。殺しの専門学校卒業生らしいよ。

「このメンバー達でお届けする殺し屋です。今日は皆さん気をつけてください。よろしくお願いします」

ピッタリと息のあったツインボーカルの妙技を披露した「少女A」

このあたりともなれば、フミオくんの真骨頂だね。

中森明菜2枚目の大ヒットシングル。1982年7月28日リリース。

徹底した明るい聖子ちゃんとは真逆の、陰影を多分に含んだちょっと不良っぽい明菜のイメージを確立したターニングポイントともいえる曲だね。

フロント中央に立つミーさんとフミオ君は、水色のプラスチック製のオモチャピストルを右手に持ってポージング。

仕込み芸が細かい。小道具も目を引くね。

カチコくんもノブくんも殺し屋ファンションで、バッチリとコワモテに決めているよ。

カチコくんは全身黒で統一。黒サングラスもお似合い。スキンヘッドのノブくんも真っ黒の中に白ネクタイで1ポイント。

熱くなってきたのかアベさんは「E・SANADA」のウチワで涼んでくつろいでいます。

スティック・カウントからメドレーに突入。

「2/1の神話」(中森明菜4枚目のシングル。1983年2月23日リリース。当然オリオコン1位を記録)

ここで遂に飛び出した、フミオくんの超絶悶絶スクリーミング!「いい加減にして~~~~~~~!!」

ドンドンと凄みが増してきた。

一体どこまで伸ばすんだい!?てなあ、ぐらいに延々と引っ張る。しかも音程がふらつかない。

多分、本人は八分目ほどでこなしているんだと思うよ。涼しげに余裕の表情だったもんなあ。

あの華奢な肢体から、どこにこんなパワーが潜んでいるんだい?今度じっくりと、検証したいくらいだ。

凄まじいくらいに近寄りがたい佇まいではありますが、オフステージの時になるとガラッと腰の低い礼儀正しきナイスガイに豹変するんだから、誰からも好かれるのも納得だよ。

ミーさん「さあ、喉の調子はいかがですか?」フミオくん「ゴホン!!(咳払い)・・・よし!(笑)」

「渚のバルコニー(松田聖子9枚目のシングル。1982年4月にリリース。オリコン1位獲得)」

もちろんミーさんがボーカルを担当。

ただし普通に歌わないところがこのバンドの売りどころ。

「右手に缶ビール、左手には裂きイカ!」

本当は缶コーラとサンダルなんだよね。

油断していたら見逃してしまいそうな、演劇風コンサートだ。

次には何が飛び出してくるんだろう・・・と注視していないとね。

ここいら辺になるとバックのメンバー達も、全員一丸となってのコーラスワークが冴え渡る。

すっかりと体も温まってきたのか、リラックス。

「殺し屋の必殺技、不協和音はいかがでしたか?(笑)

うちのメンバーも間違えたら殺されるのでお気をつけくださいね。それでは・・・・青い珊瑚礁」

聖子ちゃんのセカンド・シングル。1980年7月リリース。オリコン週間2位を記録。

以前、小樽運河プラザでの「お気楽ライブ」ではミーさん、森高千里を演じていましたっけね。

もうミーさんのライフワークともいえるアイドル活動。お次は何を狙っているのかなあ?楽しみであります。

だってカラオケではたくさんの人達が毎日のようにマイク片手に歌ってはいるけれど、ここまで本格的にバンドを従えて披露しているなんてほとんど皆無でしょう。

益々の活性化に期待しましょうよ。

ミーさん「次の曲は、北の・・・・」フミオくん「酒場どおりには~~!」(とコブシまでまわしてくれるという出血サービス付きだ!この人、なんでも巧みにこなせちゃう才能の持ち主。民謡もいけるんだよ。わかるでしょう。)

「北の・・・と言えば・・?」「あ~あ~あああああ~あ~!」カチコ「蛍~~!」

「北ウイングです!」

(明菜7枚目のシングル。1984年1月1日リリース。オリコン2位を記録。「ザ・ベストテン」では1位)

ネタバレ気味ではありましたが、この辺は和気藹々のお約束ということで。

それにしても御両人のヴォーカルが上手い。羨ましくなるほど。

そして疲れ知らずだし。

あれだけの熱唱を繰り広げ、演技も交えているのに一向に衰えてくる兆しがないのだ。

これ、やってみたらわかりますが、そうとうに体力は消耗しているはずなんですよね。大したものだ。

「ミーさん、もう秋になりましたね~!」「そうですねえ~!」「なんか雑なやりとりだなあ(爆笑)」

「こうなったら、夏の扉を開けて楽しみましょう!」

持ち時間超過気味だけど、勢いにのっちゃってしまったねえ。

聖子ちゃん1981年4月21日にリリースした5枚目のシングル。オリコン1位を記録。

もう出す曲、出す曲が軒並みメガヒット連発だったもんね。

「さあ、皆さんご一緒に~フレッシュ!フレッシュ!フレッシュ~!!」

コール&レスポンス。

自然と反応しちゃうよね。この瞬間だけ、夏に逆戻りした気分だ。

聖子ちゃんの楽曲は、やっぱりめちゃくちゃに焼け付くような太陽のもとで青春をキュンキュン謳歌しているという図式がピッタリとはまる。

だからこそ、これだけ長年にわたって誰からも愛され続け、神格化されたアイドルの座をキープできるんだろうね。

ラスト・ナンバーはフミオ君の十八番「デザイアー(情熱)」

明菜14枚目のシングル。1986年2月3日リリース。オリコン1位。

余力を振り絞って魂の咆哮。アンクルキャッツでどれほどこの曲を聞いたことか。

その都度、迫力が増してくるんだから、フミオくんのテーマソングみたいなものだ。いまだに進化系なんだね。

震えがくるほどに凄まじい。甘く見ていたらとんでもない火傷をしそうなほどの熱量だ。

何度も解説させてもらってはいるけれども、フミオくんほど女性の性を歌で表現できるシンガーは、札幌広しといえどもそうそう存在しないと思うよ。

下手をしたら女性よりも感情表現が群を抜いているのでは。大袈裟な話ではなくね。

バック陣の安定感ある的確なるアンサンブル・プレイも特筆モノです。

最後の最後は何故だか、全員が舞台上でひっくり返ってめでたく大団円。

今話題の吉本風に締めくくってみましたとさあ。

ちなみに召集令状を受け取ったうずら帝国が一時不在のため、キーボードを募集中だそうですよ。

そんなわけでして、プレッシャーの大きいトップバッターという重責を、見事に跳ね除けてやり遂げてくれました。

後には赤い羽根が数枚、ステージ床に舞い落ちていたのであった・・・・・。

熱演の痕跡を必ず残すのさ。

お疲れさん!!

 

****ライブ・レポートpart,1はここまで。

続きはすぐにアップしますよ。

待っててね~~!!****

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
コメント (2)
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hollywood walk of fame(chicago)

2019-09-23 18:21:58 | CHICAGO

ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームHollywood Walk of Fame、直訳からハリウッド名声の歩道とも)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ハリウッドの、ハリウッド大通りとヴァイン通り沿いの歩道のことである。

ここには約5kmほどの間に、エンターテイメント界で活躍した人物の名前が彫られた2,000以上の星型のプレートが埋め込んであり、観光名所となっている。毎年星の数は増えており、追加する際のセレモニーには本人も参加する。

1960年より、ハリウッドの商工会議所により設立された。最初の半年で1,500以上の星が埋め込まれ、1994年にその数は2,000を超えた。現在では毎年6月に、映画テレビ音楽ラジオ舞台の5つの分野で活躍した人物を対象に、20名ほどの候補者から一般の投票によって選ばれる。

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ススキノ駅前通りに面したホールにて自主コンサート

2019-09-21 19:32:47 | Live告知

2019、9、21 (SAT)

ご存知the   sapporo transit authority企画ライブ・イベント!

 LIBERATION VOL,48へのご招待

場所:SPACE ART(キャパ180名!)

住所:札幌市中央区南7条西4丁目422-35 第2北海ビル アバンティ7階

広くてとても綺麗な会場。スタッフも充実しています。

TEL&FAX:011-206-0741

出演者・お客様共に2ドリンク付1500円

15:00  OPEN

15:25  START

(各バンド25分の演奏。ライブ後には同会場内にて打ち上げあり!バンドマン以外にもお客様の参加も大歓迎です!)

1、THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY(S・T・A)・・・シカゴなどのブラスロックバンド

2、殺し屋・・・怖いバンド名だけど、実はボーカルのみーちゃんが率いる松田聖子カバーです。

3、BEER PLEASE・・・歌姫ルチュをフューチャーした楽しいダンシングロックンロールだあ!

4、杉ちゃんバンド・・・ダンディな人気者で現在話題沸騰中のスギちゃんのステージングは注目

5、berry jam・・・リーダーのヒロさんを筆頭に繰り広げられるテクニカルな大人のプレイは必見

6、BREZZA・・・マヤマ君が結成したZARDのカバーバンド。泉水嬢そっくりな歌声に魅了されてね

7、REB FREAK・・・リスペクトするレベッカを懇切丁寧に再現してくれる5人組が初登場しますよ


タイムテーブル

15:00 開場

1、15:25〜15:50
殺し屋(5人編成)松田聖子カバー

2、16:00〜16:25
BREEZA(7人編成)ZARDカバー

3、16:35〜17:00
杉ちゃんバンド(8人編成)昭和歌謡等

4、17:10〜17:35
berry jam(杉ちゃんバンドのバックメンバーたち。7人編成)洋楽を中心に

5、17:45〜18:10
beer please(6人編成)ロカビリー、ロックンロールなど

6、18:20〜18:45
REB FREAK(5人編成)レベッカのカバー

7、19:55〜19:20
the sapporo transit authority(9人編成)シカゴなどのブラスロック

20:00〜22:00
打ち上げ!そして完全撤収!!ま

飲み放題、フード三種付きで参加費は2000円也!
お客様も参加可 連絡下さい!!

詳細等のお問い合わせ先はSTA・MASAまで。

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jefferson airplane〜starship(EP's)

2019-09-20 23:10:41 | CHICAGO

アメリカンサイケデリックバンドの代表格、ジェファーソンエアプレーン。
このバンドはメンバーの脱退、バンド改名、解散、再結成、出戻り、バンドの分裂、また改名、メンバーの死去と、さすがにロックの歴史そのものだけに、紆余曲折が半端なくて超複雑。
ジェファーソンスターシップ、そしてスターシップへ。
私が一番好きな時代はなんと言ってもスターシップ!
ナンバー1ヒットを連発した80年代はバンドのピークでした。
MTVでも頻繁にプロモが流れてたね〜。
産業ロックと揶揄されようが、いい曲はやはりいい!
ノリノリの「シスコはロックシティ」
切なく泣けるバラード「セーラ」
映画マネキンの「愛は止まらない」
あーあ…80年代だなあ…。
ボーカルのミッキートーマスは、シカゴから脱退したピーターセテラの後釜候補と言われていました。
まあ、加入しないで良かったけどね^_^。

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mystery(chicago)

2019-09-20 21:42:27 | CHICAGO

神秘(しんぴ)とは、人間の知恵では計り知れない不思議、普通の認識理論を超えたこと

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TRANZAM(CD.LP.EP)

2019-09-20 21:37:44 | free form space

ゴダイゴに負けないくらい、トランザムもコマーシャルソングやドラマ音楽を担当していましたね。
コマーシャルソングなんて100曲以上だってさあ!!(◎_◎;)
大好きなテレビドラマの音楽でよくトランザムの音楽を聴いてました。
井上堯之バンドに匹敵する勢いだった。
「幸福の黄色いハンカチ」でファミリア を試運転する序盤ではカーステレオからこの車の歌が流れていたし、コカコーラのコマーシャルソングなんて特に有名。
「俺たちの旅」も最高!
あれは、効果倍増ですよね。
サントラLPは2種リリースされてたんだけど、CD化の際に1枚に集約されて、デジタルリマスター。詳細なるデータも封入されていて嬉しかったなあ。
トランザムの歴代メンバーは凄腕揃い。
後藤次利、フラワートラベリンバンドから石間秀樹、篠原信彦。石間さんは札幌出身の超ベテランギタリスト。ショーケンバンドにもこの後、在籍。
リーダーのチト河内さんは、帯広在住のクニ河内さんと兄弟。
知人の奥さんはボーカルの高橋ノブさんの大ファンだったけど、数年前にノブさんは亡くなりましたね…。
タケカワユキヒデさんとはまた違った魅力のあるシンガーでした!

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STRAW(chicago)

2019-09-20 04:13:37 | CHICAGO

わら)とは、稲・小麦等、イネ科植物の主に茎を乾燥させた物。 稲作や麦作において発生する副産物であり、燃料、飼料、工芸品・生活用具などの原料としても利用されてきた。

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the shocking blue(EP's)

2019-09-20 00:49:46 | free form space

問答無用。今更説明不要のショッキングブルー代表作品にして永遠のロックソング「ヴィーナス」
世界中で誰もが演奏して歌い踊った1969年発表の名曲。ビルボードで1970年にめでたく第1位を記録。
なんと彼らはオランダのバンド。
その国から発表された曲が歴史に残る大偉業を遂げたわけですから、それは当時としては衝撃でした。
同国からアース&ファイアも同じ頃「シーズン」のヒットを放ちましたね(EW&Fじゃないよ)。
その後はスーパーギタリスト、ヤンアッカーマンを擁するフォーカス、ヘビーメタルバンドのバンデンバーグ、最近ではエピカも話題になっていますね。
で、ショッキングブルーは立て続けにヒットを連発して来日も果たし新宿厚生年金会館ライブアルバムも発表しました。
もちろんバンドの華は途中加入によりブレイクのきっかけともなったボーカルのマリスカ嬢。エキゾチックな美女です。
しかし残念なことに彼ら反日感情がハンパではなく、来日を渋ってまで実現させた理由は「金持ちの猿達がいる国でもショッキングブルーの人気があることを証明するため!」とまで言い放っています。もちろん海外の音楽雑誌インタビューでの話ね。
なんやかんやで70年代半ばから人気も下降線。
バンドは短命で終わりを告げます…。
しかし「ヴィーナス」だけは、いつの時代でもあちこちでカバーされてライブやレコーディングに取り上げられ続けていますね。
なんたってバナナラマのダンシングバージョンは超有名!
第1位を記録して彼女達の代表作品に。
他にも日本から長山洋子嬢のバージョンもヒットしましたね。
因みにモーニング娘。「ラブマシーン」の元ネタでもあります(*´◒`*)。
ショッキングブルー解散後、ドラマーに引き続き、マリスカ嬢も癌により亡くなりました。生涯独身を貫き59歳の生涯でした…。
ショッキングブルー…他にも「悲しきシリーズ」として出す曲、出す曲がヒットしました!

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