世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ジョイントヴェンチャー 壮大なプロジェクト

2011年06月01日 | 仕事
常に

複数の企画が頭の中の引き出しにある。




時機に応じて


引き出しを開けて開陳する。




今回は何か?


海外でのジョイントヴェンチャーだ。



アメリカとベトナムを結び付ける。




ベトナム戦争以来?


そんなことはないが


因縁の関係。




アメリカ、ベトナム双方に


未だ当時のアレルギーは残る。



日本にも


当時のボートピープルの子孫が数多く居ることは


あまり知られていない。







ジョイントヴェンチャーの内容は



コーヒーとキノコ。



またまた


突拍子もない関係?




キノコからコーヒーを作る

キノココーヒーではない。



むしろ、反対、


コーヒーからキノコを作る、のだ。





発端は


サンフランシスコに住む息子からの


「こんなのがあるよ」 

という、一通のメールだった。






カリフォルニアの若い社会起業家たちが


コーヒー滓からキノコを栽培するキットを作って


販売して、それが受けている


という内容のもの。






ボクは早速彼らに直接コンタクトをとった。



「サンプルを送ってくれ」


「そちらに行って商談をしたのでアポイントを取りたい」






だが


彼らの返事はボクの期待をことごとく裏切った。





「今のところ、海外に発送はしていない」



「今のところ、アジアに進出する気はない」






彼らに返信した。



「じゃあ、その気になったら連絡してくれ。


ボクはいつでも君たちの返事を待っているよ」
 って。






その上で


ボクは


商品を5個買って日本に送るよう息子に頼んだ。




だが


植物検疫で引っ掛かるかも、という。



ならば


ダメもとで2個だけ送るように言った。





そして、



危惧は杞憂に終わり


無事、ボクの手元に届いた。

               
            息子から送られてきたMushuroom Kits





さて、


問題は







これをどうするかだ。





まず

分析しなければならない。




そのためには

分析先を探さねば。




農業試験場か


大学の農学部か。





その上で


結果を持ってベトナムに飛ぶ。





ボクの目論見は


こうだ。




コーヒー滓からキノコを作る技術は


日本でも確立されている。




商標登録もされているほどだ。





課題は


商品化するためのコーヒー滓の量と


その回収にある





日本で商品化できないのは


そこにネックがあるからだと思う。





その点


アメリカは

コーヒーの消費量世界一なので


供給に見合うコーヒー滓と



製品を買う購買力を持っている







ボクがそのことを知ってすぐさま

ベトナムに目をつけたのは




ベトナムがコーヒー生産量世界第2位であり


カフェが町の至る所に存在し、



コーヒー消費量も相当なものがある
と踏んだからだ。




口も


やがて一億に届こうとしている






それに


なんといっても

人件費が極端に安い。



工場を立てる土地も。



ボクにはコネクションもある





だてにベトナムに通っている訳ではないのだ。




ただ


仮にベトナムで商品化できても


ベトナム国内での需要はさほど見込めないだろう。





だから


輸出する。



日本、韓国、中国、


そしてヨーロッパへと。





たぶん、


ヨーロッパ市場においては


カリフォルニアと競合するだろう。





だが


コスト面でベトナム産が優位に立つことは


間違いない。





そのとき


彼らは



ボクの申し出を断ったことを

きっと後悔することになるだろう。(ニヤッ!)






等と想像してみる。





実際、


先は長く


壮大なプロジェクトになるだろう。





ボクの気持ちは


既に



ベトナムにあるのだが。
Comments (5)
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