世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

どう行動すればいいのか

2011年07月07日 | 苦境
とにかく 「行動しなさい」 と、


よく物の本には書いてあるし、


ボクもよく言う。




松下幸之助氏は


「こけたら立て」


「立ったら歩きなはれ」




と言っている。




しかし


やみくもに動き回るだけではいけない。




行動学的にいえば、

行動の中には


『静』 と 『動』 がある。



目を閉じて静かに座すことも


行動のうちだ。




動くことが神髄のスポーツにも


一瞬の「静」 があり


「間」 が存在する。




実は

この時の

「静」 や 「間」 こそ



次の 「動」 を左右する


重要な 「行動」 だ。






こけたら


その状態で考えることも時には必要である。




立ち上がっても


あたりを見回し

状況判断する 「間」 が必要となる。




それをせずにやみくもに動けば


また、こける。




何故こけたのか、


どっちへ歩き出せばいいのか




熟慮の時間も必要だ。





ここで求められるのは


瞬時の 「判断力」 だろう。



そして


「決断力」 だろう。




どのような 「行動」 に移すか


「判断」 と 「決断」 によって決まるからだ。





今回の旅は


「静」 を求めてやってきた。



本当は


インドかネパール

または、ブータン当たりに行けばよかったのだろうが、




敢えて


猥雑な喧騒の中に身を置くことで



何かを悟りたかったのかもしれない。





少なくとも


疲れは取れた。




この半年間


怒涛のように突っ走ってきた。





身体に変調をきたしていた。


このままいけば


遠からず倒れるだろうと感じていた。






『動かざること山の如し』


ときには


武田信玄を気取るのも良いだろう。





この10日間、



ホテルを一度も変えることなく


居続けた。



思えば


これほど動かなかった 「旅」 も珍しい。




しかし


SKYPE等を利用し



日本と連絡を密にとることもできた。




お客様と英語で会話をし



スタッフにも毎日連絡を取り


報告を受け、指示を出した。



スタッフもよく頑張ってくれている。


感謝!






「現場に行け」


はボクの行動指針だが



「いつまでも現場に留まる必要ない」

ことも忘れてはならない。




世界のどこにいても


仕事はできる。




『ノマド』 的ライフスタイルの実践が果たされようとしている。




考えようによっては

贅沢なものだ。




これから帰国の途に就く。



今回は、台湾経由になる。






久々に

静養と休養と、栄養をたっぷりとった


「旅」 だった。




世界に感謝。