世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

究極のポジティブ思考

2013年01月21日 | 人生
人間だから、落ち込むときだってある。

だけど、落ち込んでばかりはいられない。


機嫌がいい時、悪いとき、

調子がいい時、悪いとき、

体調がいい時、悪いときは誰しもある。


とはいえ、できるだけ体調が良く気分がいい時が多いに越したことはないはずである。

いつもニコニコしていて、

やっていることが上手く生き、

人間関係もスムーズで

やりたいことがドンドンやれて

思い通りの人生が送れる。


だから、毎日毎日が楽しくて仕方がない、といきたいものだ。



それでも、ヤッパリ落ち込むときは必ずある。

ただ、それをいつまでも引きずらないで、

短期間、あるいは短時間で立ち直る方法があったなら、


基本、上記のような明るく楽しい思い通りの人生が送れるはずだ。




そんなことできっこない、とほとんどの人が思い、

またそうなろうと努力しないで生きているのではないだろうか。


半分あきらめ顔で、人のせいにしたりして。

これではいつまでたっても埒が明かない。

人生堂々巡りで、歳だけを取っていく。


そして、後悔だらけの人生に幕が下りるのだ。




ボクも例外ではない。

順風満帆どころか、

逆風の吹き荒(すさ)ぶ中で、必死に生きている。



受験の失敗、

仕事での失敗、

失恋、

家族の問題、

離婚、

事業の失敗、

裁判、

差し押さえ、

けが、病気

災難、などなど

いろんな問題が降りかかる。


これでもか、これでもかと。


もう耐えきれないと思うときだってある。

なんで自分だけにこんなことが起きるのかと思う時もある、


逃げ出したくなる時だってある、

目をそむけなる時もある、

死んでしまいたいと思う時もある、


それは自然の気持ちの流れだ。


そんな時は思いっきり泣けばいい。

思いっきり叫べばいい。



だけど、どうせ生きるなら

しかめっ面で、愚痴ばっかり言っているような人生でなく

明るく楽しく笑いながら生きていたいものだ。


そして、嫌なことがあっても一瞬で吹き飛ばすことができ、

すぐに立ち直ってまた目標に向かって進んでい行けたら、こんな素晴らしい生き方はないだろう。




本来人生は困難の連続である。


そんなことは分かっている。

ならば、今くいかないことを前提として

その過程をどれだけ楽しむかを目指した方がいい。

困難に対処していく過程そのものを楽むのだ。



要は、いかに困難を受け止め、楽しめるか。

これが成功(幸)のキーになる。


いくら強そうな人間でも、いつも必死に、暗い気持ちだと、さすがにバテる。


どんな問題や悩みがあっても心の奥底で、

「俺(わたし)はやれる」

「楽しい」

と、本気で思えばいい。



起きる現象は同じでも、受け取り方次第、考え方次第で

地獄にもなれば、天国にもなる。

まさに人生に雲泥の差が出る。



そのためには、チャレンジしつつ、その過程で最悪のリスクを想定しつつ、

もし、万が一そうなった時は、こう対処しよう、という「具体的な想像力」だと思います。




困難にどう対処するか。

どう先手を打っていくか。

こう考えて行けば、気分が極端に落ち込むことも、

人生どん詰まり、みたいなこともなくなっていく。



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そんなことができるのか。


出来る。


では、どうしたらそういう風に前向きに生きていけるのか。





何があっても、良いようにとる。

それが幸せにつながる唯一の道程である。


自分の身の回りに起きること、

出会う人すべてが、自分に必要なものなのだ。


どんな嫌なことでも、嫌な奴でも

自分に必要だから現れる。



問題は常に起きる。

だが解けない難問は起きない。


解決できることしか起きないのだ。


その時、逃げてはいけない、ごまかしてはいけない、言い訳してはいけない。


例えば、ふられても次にもっといい人が現れるから振られて良かったのだ、と。

例え事業に失敗しても、そのため新しい事業を手掛けることができて良かった、と。


どんなことが起きえも、

すべてが順調にいっている、と言い聞かせる。

人生のシナリオ通りだと。



具体的例を示そう。


煽(おだ)てられ、屋根に上らせられていきなりはしごを外されることはよくあることだ。

その時、どう思うか。


今まで味方だと思っていた人が突然反旗を翻す。

憎しみを持つ。

仕返しをしようとも思う。


だが、そんなことをしたところで何の生産性もないはずだ。

それどころか、後ろ向きの作業に時間とエネルギーを奪われることになる。

だが、腹の虫はおさまらない。



そんな時、こう考えてみたらどうだろう。

屋根に上らされた挙句、はしごを外されたことにフォーカスするのではなく、

屋根に上って何をするかを考えるのだ。


景色がイイ。

気持ちがいい。

今まで見えなかったものが見える。

違った観点から、素晴らしいアイデアが湧くかもしれない。


それは何故か。

あの人が梯子をかけてくれなかったらこんな素晴らしい経験をすることはなかったはずだ。

あの人がいてくれたおかげで、知らなかった世界を見ることができ、

新しいアイデアが湧いてきた。


梯子を外されたって、そんなことはどうでもいい。

おり方はいくらでもある。


梯子をかけてくれた、屋根に上らせてくれたことに感謝する。



実際、つい最近それを経験した。

その人に言った。


ありがとう、あなたのお蔭でボクは今素晴らしい経験をさせてもらっています、と。

本当に感謝しています、と。



【追記】


全てをいい方に解釈すると、

自然にいいことが起き

幸せになっていく。


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自分の中の憎しみも愛も、相手に伝わる。

そして、相手も同じ感情を抱く。



マジック・ワード


「ありがとう、あなたのお蔭です。

心から感謝しています」