世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

冬至に想う

2019年12月22日 | 100の力
今日は、

昼間の長さが一年で最も短くなる折り返しの日。


または、

「死に一番近い日」と言われている。

なぜなら、

最も太陽の力が弱まり、

生命の源ともいえる太陽の恵みを享受しにくいことから、

人間の魂も一時的に仮死するとされたから。


ゆず湯に入って

一年の邪気を払い、

にんじん、だいこん、れんこん、なんきん(南瓜)など

"ん"が付くものを食べて

運を付けよう。


と同時に、

「死」について考えてみた。



いや、

むしろ「生」について考えさせられる。


いかに生きるか、ということをだ。


なぜなら、

死ねない時代がやってくるから。


再生医療などの医療技術の急激な進歩や

AIの開発の相乗効果によって

想像も及ばない世界がすぐそこで待ち受けている。。


それはとりもなおさず、

死の恐怖より、

これからは

死ねない恐ろしさを味わうのだ。


不老不死ならまだしも、

老化不死は、

哀れである。


どうせなら

いつまでも若々しく元気で生きたいものだ。


健康に気を付けることは言うまでもない。


問題は、

健康で、

何をするかということだ。


人生多毛作時代に、

どうやって生き甲斐を見出すか。


歳を重ねるごとに

家族構成、資金の在り方の移り変わりとともに、

一生のうちに何度もライフスタイルの変化に見舞われる。


それは、

仕事を転々とすることを意味しない。


何がやりたいのか。

自分は何ために生きているのか。

何度も何度も立ち止まって考えることだ。


そうして初めて、

真に幸せで、豊かな人生を歩むことができる。


「人生のシナリオ」をどう描くか。


個人、家族、地域、国、世界、

そして宇宙の変化を読み取らなければならない。


その上で、

時代を読み、

未来を見据える。


自分のことだけでなく、

子ども、孫と言った子孫の幸せを考えなければならない。


地球と宇宙に思いを馳せながら。


外は、雨。

湯につかり、

読書にはもってこいの日だ。



【Asay-go-Rock】

大局を見て

足元を踏みしめる。

「堅足照遠」 by Asay