世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

苦しみを楽しみに変えて

2019年12月26日 | 100の力
「苦あれば楽あり」なんて嘘だ。

人生は苦しみの連続。


生きてる限り、

決して苦しみから逃れることは出来ない。


現世は修行の場なんだから。

人は皆、修行僧としてこの世に生を受けた。

そして、

来世へ行くために試される。


潰れたら負け、

諦めたらおしまい。


       (ブルーライトカットでずいぶんと目が楽に)


この果てしない宇宙の中で、

地球という惑星に生まれ、

日本に生まれ、

人間として生まれただけでもラッキー。


感謝こそあれ、

何の不満もないはずだが、

欲望(煩悩)がゆえに

苦しみを与えられる。


絶え間なく襲い来る苦難を

いちいち忌み嫌ってばかりいたら

身が持たない。


それが

悩みやストレスとなり、

精神を病み、

病気になる。


だけど、

苦しみを楽しみに変えられれば別だ。


どうやって?


簡単だ。


「楽しい」と思えばいい、だけのこと。


それができないから苦しんでいる、と

ほとんどの人は言う。


何か困難に見舞われた時、

まず「楽しい」と口に出して言う。

脳を騙すのだ。


乗り越えられない試練は来ない。

乗り越えられるから、

降りかかる。


そう思って、正面から向き合う。

逃げてはいけない。


「試されているのだ」と

マインドをコントロールすること。


その上で、

冷静に一つ一つ対処すること。


対策を練り、

解決策を考える。

必ず解決策はあるのだ、と信じる。

自分に言い聞かせる。


その癖をつけ、

どんな小さな問題でも対処していけば、

「出来る」という自己肯定感が養われる。

自信が湧いてくる。


そうなると、

今度はどんな試練が来るのだろうかと、

待ち受ける覚悟ができる。


そうして新たな問題が起きたら、

「今度はそう来たか」とほくそ笑む。


「よし、こんどはどう解決しようか」と

ワクワクする。


試されている、と自覚する。


そして、その先には

必ず自分の成長がある。


そう考えると、

むしろ問題が起きないほうが退屈になる。


ベタ凪の海に船を浮かべるより、

荒波の大海に乗り出す方が面白くなる。


仮に転覆しても、

起き上がるヨットのように

レジリエンス力が付く。


さあ、

この危機をどう乗り越えようか。

楽しみながら。




【Asay-go-Rock】


「試練とは

自分が成長するために

神様が与えてくれるgiftである」


感謝して受け止めよう。



【追記】

他の名言


・楽天家は、困難のなかにチャンスを見い出す。悲観論者は、チャンスのなかに困難を見る。(ウィンストン・チャーチル)

・苦悩を通して、歓喜に至れ。(ベートーベン)

・苦難の時に動揺しないこと、これは真に賞賛すべき卓越した人物の証拠である。(ベートーベン)

・苦しみは人間を強くするか、それとも打ち砕くかである。その人が自分の内に持っている素質に応じて、どちらかになる。(ヒルティ)

・神様はね、お前が負えないほどの荷物は、決して負わせてはいらしゃらんはずだよ。
つまり、大きな苦難にあっているというのは、神様の側からみると、お前はそれを負うことのできる力のある人間だということではないのかな。
この世の偉大な人間で、苦しみにあわなかった人は一人もいない。(三浦綾子)

・明日は、試練に応じた新しい力をもたらすであろう。(ヒルティ)

・苦しみが残していったものを味わえ! 苦難もすぎてしまえば甘美だ。(ゲーテ)

・目標に近づくほど困難は増大する。(ゲーテ)

・苦しみは人間の偉大な教師である。苦しみの息吹のもとで魂は発育する。(エッシェンバッハ)

・君の心の庭に忍耐を植えよ。その根は苦くともその実は甘い。(オースティン)

・苦悩を徹底的に経験することによってのみ、それは癒される。(プルースト)

・堕ちる道を堕ちきることによって、自分自身を発見し、救わなければならない。坂口安吾(小説家、評論家)

・己の立てるところを深く掘れ。そこには必ず泉あらん。高山樗牛(評論家)
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