【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

元毎日新聞記者の西山太吉さん死去 91歳 沖縄返還密約追及 社会 速報 訃報

2023-02-25 22:28:33 | 転載と私見
元毎日新聞記者の西山太吉さん死去 91歳 沖縄返還密約追及
社会

毎日新聞 2023/2/25 20:16(最終更新 2/25 20:17) 690文字

西山太吉さん=東京・霞が関で2010年4月9日、尾籠章裕撮影


 沖縄返還交渉に伴う密約文書を入手、報道し国家公務員法違反に問われながらも、情報公開請求訴訟などを通じて密約問題の追及を続けた元毎日新聞政治部記者、西山太吉(にしやま・たきち)さんが24日、心不全のため死去した。91歳。葬儀は近親者のみで営む。喪主は長男正人(まさと)さん。



 山口県下関市出身。慶応大大学院修了後の1956年、毎日新聞社に入社。外務省を担当していた71年、沖縄返還に伴い米国が支払うべき軍用地原状回復補償費400万ドルを、日本が肩代わりする密約を記した電信文を同省の女性事務官から入手、報道した。更に横路孝弘・社会党衆院議員(故人)に懇願され、電信文を提供。横路氏が衆院予算委員会で電信文を暴露したことから72年4月、事務官と共に国家公務員法違反で逮捕、起訴された。

 74年の1審・東京地裁判決は無罪(事務官は懲役6月、執行猶予1年の判決を受け、控訴せず確定)だったが、76年の2審・東京高裁判決は懲役4月、執行猶予1年の逆転有罪となり、78年に最高裁で確定した。1審判決後に毎日新聞社を退社し、北九州市で実家の青果会社に勤務した。

 2000年前後から密約を裏付ける米公文書の公開が相次いだのを機に09年、密約文書の開示を国に求めて提訴。1審・東京地裁判決は訴えを全面的に認めたが、2審・東京高裁判決は「文書は不存在」との国側の主張を追認し、請求を棄却した。14年7月の最高裁の上告棄却で不開示が確定したが、密約の存在自体は1、2審とも認定した。

 晩年は裁判とともに情報公開制度の確立を求める執筆、講演活動に励んだ。著書に「沖縄密約」「西山太吉 最後の告白」など。

「ウクライナの悲劇報道」 「中東やアフガン、ミャンマーの現実は?」

2023-02-25 00:26:41 | 政治・文化・社会評論
「ウクライナの悲劇報道」 「中東やアフガン、ミャンマーの現実は?」






「ウクライナの悲劇報道」
 ロシアの侵略によって開始されたウクライナとの戦争は1年も経過した。だがゼレンスキー大統領の芝居がかった演説の、上から見下ろす視線と欧米の軍事支援はしだ中東いにエスカレートする。戦車どころかジエット戦闘機までゼレンスキー大統領は要請している。欧州全域が戦争の直接的影響を受けざるを得ない。

 「中東やアフガン、ミャンマーの現実は?」
イスラエルによるパレスチナ侵略は、戦後直後からずっと続いている。フォーク「フランシーヌの場合は」の歌手新谷のり子さんはもうだいぶ前になるが、現地に入り子どもたちの飢餓と手や足を失った重傷の子どもたちの様子をスライドで歌と共に伝えた。
 平和的改革を行ったアウンサンスーチー女史は軍部クーデターで逮捕され収監が今も続く。反軍部には徹底的な虐殺や収監が今も続く。毎日延々と流されるロシア・ウクライナの戦争被害に比べ、ほとんど無視に近い。それでも良心的ジャーナリストが戦場から伝えている。

 ロシア侵攻が始まるや、テレビの報道番組は、防衛省の軍事研究家をゲストに招くが、なぜ外務省ではないのか。外交交渉が軍事力を高めそれを基盤に外交を、という。首相は欧米超大国には同調し、勇ましい演説や渡来するが、世界各地の悲惨な状態ににはほぼ無視。しかもウクライナ・ロシア戦争を契機に、日本国内の軍拡と原発新設をうちだした岸田政権。そんな戦争態勢を好む日本は、経済も海外からの信頼も崩壊している。マスコミはそれらの問題には一切報道皆無に近い。

名護市区 保守分裂か 市議と現職、立候補の意思固める 12年ぶり選挙戦の可能性 24年県議選

2023-02-23 22:51:34 | 転載と私見

2023年2月21日 琉球新報 転載
沖縄の選挙 県議選 名護市区 比嘉忍 末松文信 山里将雄

(左から)比嘉忍氏 末松文信氏 山里将雄氏


 【名護】2024年予定の沖縄県議選。16年と20年の過去2回無投票だった県議選名護市区(定数2)は、保守系名護市議の比嘉忍氏(55)が立候補の意志を固めたことで、12年ぶりの選挙戦になる可能性が浮上した。現職県議で自民党県連会長代行の末松文信氏(75)も出馬する意向で、保守分裂となる可能性があり、関係者に動揺が広がっている。

 比嘉、末松両氏に加え、現職で「オール沖縄」勢力の山里将雄氏(66)が出馬すれば、選挙戦になる可能性がある。末松氏は現在3期目。保守市政下の2002年~10年に助役、副市長を歴任。22年の名護市長選で再選を果たした渡具知武豊氏陣営の選対本部長を務めた。比嘉氏は渡具知氏との距離も近く、18~22年に名護市議会与党会派「礎之会」の会長を務め、議員らを取りまとめた。渡具知氏がどちらにつくかが焦点になりそうだ。

 渡具知氏は18日、本紙の取材に「できれば一本化が望ましいが、(私は)2人の立場を尊重しなければならない。まだ期間がある。今後の動向を見守りたい」と述べるにとどめた。

 県連関係者は「比嘉氏は国政選挙でも先頭に立って運動した。県連に公認を求めて来た場合、執行部としてはかなり悩ましい事態になるのは確かだ」と眉間にしわを寄せる。ある与党市議は「与党内でも、どちらを支持すべきか迷っている人もいるはずだ」と困惑気味に語る。関係者によると、比嘉氏は3年前の県議選出馬を見送ったことを後悔しているといい「今回は不退転の決意で、たとえ無所属でも出馬するだろう」との見方を示す。

 末松氏については、22年の市長選などで、票固めに向けた、支援団体への要請の頻度が足りないと、地元関係者から不満を漏らす声も上がっていた。同年9月の県知事選では、与党側の事務所が末松氏の事務所と、市内の一部建設業者を中心とした事務所の2カ所に分かれるなど「分裂」の兆候がみられていた。一方、「良識派として県連にはなくてはならない人物だ」(県連幹部)との評もある。

 渡具知氏の支持者の一人は、保守票が割れたとしても議席を失う可能性が低いとの見方を示し「長らく選挙戦をやってこなかったので、名護にとって誰が県議にふさわしいか選ぶことになっても、いいのではないか」と語る。

 オール沖縄関係者は「地元経済界がどう動くかが気になるが、最終的には一本化してくるだろう」と保守分裂の可能性を低いとみる。一方で「こちらも一枚岩とは言えない。仮に両氏が出るとしても、2議席獲得を目指してくるのではないか」と警戒感をあらわにした。保守系が一本化されるか。今後の動向に注目が集まる。
(長嶺晃太朗、松堂秀樹)


<視点>望月衣塑子 学術会議の任命拒否問題を許せば、言論や表現の自由までも脅かされる 

2023-02-23 22:18:02 | 転載

2020年12月24日 22時32分東京新聞


◆任命拒否問題への説明なく年越し

 日本学術会議の在り方を巡り、国からの切り離しの検討を求めた井上信治科学技術担当相は24日、梶田隆章会長と会談し、政府としての判断を来年4月以降に先送りすることを決めた。10月に判明した新会員候補6人の任命拒否問題は、政府からの説明は一切ないまま年を越す。
 後手後手のコロナ禍対応で、感染者は連日過去最多を更新している。政府が心血を注ぐべきは、学問の自由への侵害だと批判され続けている会議への人事介入などではなく、医療や検査体制、生活困窮者への支援を充実させ、予想された第3波に備えておくことだったのではないか。

◆2014年に始まった政治介入

 会議への介入や圧力は、菅義偉首相が官房長官だった2014年7月の学術会議の臨時総会後から始まっている。杉田和博官房副長官は、複数名簿の提示要求や会議側が付けた候補者の推薦順位の入れ替え、順位付けの拒否など、会議の独立性を脅かす数々の介入を重ねた。首相は候補に難色を示す理由は「人事の過程」を盾に答えることさえ拒否してきた。
 国会に提出された資料では、杉田氏が会議側に推薦順位の入れ替えを求めた18年9月以降、少なくとも20回にわたり会議事務局と法制局の間で、任命拒否の法的根拠となる文書の修正が繰り返されていたことも判明した。

◆文書黒塗りの理由は…


 文書の一部は「任命権者の考え方に基づき、誤解を招き得る記述」との理由で黒塗りにされている。一体、どんな「考え方」が「誤解を招き得る」のか、法の解釈や運用を示すはずの文書が黒塗りになっている時点で、国会で説明できないような「問題のある考え方」ではないか、との疑念がぬぐえない。
 「準公務員とはいえ公務員」「(105人の候補者リスト)見てない」「旧帝大に所属の会員が45%」「会員の出身や大学に偏りがある」「民間研究者が少ない。多様性が大事」など、菅首相のこれまでの答弁もちぐはぐで矛盾があり、6人拒否の明確な理由になっていない。

◆脅かされる学問、言論、表現の自由

 学術会議を国から切り離すか否かにかかわらず、首相が日本のナショナル・アカデミーの人事に介入した事実は消えない。国際学術会議はじめ海外からは、任命拒否による会議への中立性や独立性への懸念が出ている。切り離しの議論も、そもそも任命拒否問題の解決なくしてはあり得ない話だ。
 全国の研究者も官僚もメディアも、首相や杉田氏の理不尽なこだわりとメンツに振り回され続けている。学問の自由を理解できない者は、言論の自由も表現の自由も確実に脅かしていく。私たちはこの国のリーダーの今回の判断と数々の言動を次の選挙まで絶対に忘れてはなるまい。

写真:望月衣塑子記者


【関連記事】東大名誉教授が学術会議任命拒否に抗議し文化庁の会議座長を辞任
【関連記事】「学術会議の独立性が破壊される」 自民PTの提言に研究者から批判噴出

【永岡浩一さんからの通信】TBSラジオ 荻上チキ・セッション(2023/2/21) 小泉悠

2023-02-22 13:03:15 | 転載
 プーチン大統領のウクライナ侵攻1年を語る、これは完全にプーチン大統領の帝国主義思想による侵略でアメリカの代理戦争ではない、ロシア国内は反戦ムードは沈静化、ウクライナ人はアイデンティティでロシアの侵略を拒否、しかし日本人にはウクライナ人のようなアイデンティティはなく、今後の世界は激変、戦争と無縁な人間は地球にいないことを解説する&山田惠資さんの岸田総理のLGBT差別主義者の批判



 永岡です、TBSラジオの、荻上チキ・セッション、特集は探求モード、3日後にプーチン大統領のウクライナ侵攻から1年、東京大学先端科学技術研究センターの小泉悠さんが解説されました、パートナーは南部広美さんでした。チキさん、コロナ療養から復帰、プーチン大統領の特別軍事作戦、イギリスの機関でロシア軍は数万人戦死、ウクライナの市民も少なくとも7000人死亡、そしてバイデン大統領がウクライナを電撃訪問、他方プーチン大統領は年次教書演説、ロシアのスペシャリスト、小泉さんとウクライナ戦争のこれまでとこれからを考察、小泉さんはロシアの軍事、安全保障の専門家、この1年、小泉さんは一言で゛は言えず、こんな大戦争が21世紀にあるのか、ロシアの軍隊を見てきたか、こんな大戦争をするのに驚き、毎日死者が出て、双方の兵士、ウクライナの民間人も死亡、終わりも見えず、大規模な戦争が1年続き、日本でも戦争3文書の過去にないものになり、世界も、日本にとっても戦後史を変えた。チキさん、ウクライナから避難者は1000万人を超えて、しかし死者数は未定だと説かれて、小泉さん、国連難民高等弁務官がウクライナの死者数は7000人というがそれ以上わからず、ロシアの占領範囲の半分は奪回、しかし半分はロシアの占領下、ウクライナの占領地ではえげつないことになり、ウクライナの死者数は下手したらもう二けた多い、人道危機が目の前にあり、軍事的な物語だけでなく、人道危機。

 チキさん、ブチャの虐殺があり、戦争犯罪を裁くのも困難だと説かれて、小泉さん、プーチン大統領を法廷に出せるか、ブチャ虐殺の旅団を法廷に引き出せず、ドイツ、日本は国が全面降伏して終わり、しかしこの戦争はクレムリン宮殿まで攻め込むことはなく、ウクライナの領土の2割が奪われて、それの回復の後で、国際法違反の国際世論は必要、現場の兵士は裁けるが、権力者になるとなかなか大変。チキさん、戦争でも数十年たって裁かれたものもあったと説かれて、小泉さん、プーチン大統領の目的、発言を見たら、プーチン大統領にとってウクライナは悪、ゼレンスキー大統領はネオナチは嘘、ロシア国民はそれを信じず、しかしウクライナの背後にアメリカ、NATOがいて苦しいというプーチン大統領の発言はロシア人に説得力があり、この戦争はふんわりとロシア人に受け入れられて、ソ連崩壊後の世界と、ロシアの関わりの整理が必要だが、長い時間を要するもの、小泉さんの生きているうちにできるか未定。

 チキさん、プーチン大統領のクリミア半島侵攻は2014年にあり、侵略の前段階を問われて、小泉さん、2010年代、プーチン氏が大統領を退いて、復帰、これは国民も反発、しかしプーチン氏の背後に、アメリカを敵視のもの、2011年のアラブの春は、アメリカが裏から手を回したとの見方をクレムリンはして、2014年のクリミア併合で西側と関係悪化、プーチン大統領の侵略は2010年代に開始、昨年2月に突然始まったものではない。チキさん、国際社会は経済制裁をしたものを問われて、小泉さん、2014年のクリミア侵略で西側の制裁は厳しく、ロシアのみで採掘できない北極海の石油採掘ができなくなり、しかしロシアはそれで立ち往生ではなく、エネルギー会社は困っても何とかいけて、それでプーチン大統領は行けると見て、しかし2014年当時にもっと厳しい制裁は困難、日本はG7ではロシア制裁に何もせず、北方領土問題のため、もちろん北方領土は帰ってこなかった。

 チキさん、アメリカはオバマ氏→トランプ氏になった影響を問われて、小泉さん、アメリカはまともで、トランプ氏で制裁解除はなく、バイデン氏の息子の疑惑も進展せず、バイデン政権になり変化なし、バイデン氏はクリミア併合を批判しても、ウクライナをNATOに入れず、軍事援助も当初は大きくなく、アメリカの政策がロシアを挑発というのは、長期的にはあり、ロシアは冷戦の敗北として恨みはあったが、トランプ氏からバイデン氏になり、それでプーチン大統領は戦争になったのはない。

 チキさん、昨年2月24日に突然の戦争の意味を問われて、小泉さん、プーチン大統領はウクライナの非ナチ化を大義名分賭して、東部でロシアの住民を虐殺etcのありとあらゆることを言ったが、中立化ではなく、ウクライナをロシアの植民地になれの意味。ゼレンスキー大統領はそれに怒り、プーチン大統領が隣国の独立を侵害する戦争になってしまった。チキさん、最初は即ロシアがウクライナを支配と思い外れたと問われて、小泉さん、最初からキーウの占領、ゼレンスキー大統領斬首作戦をプーチン大統領は意図して、最近になり、イギリスの防衛研究所の資料で、ウクライナがロシアの兵士から聞き取り、4つのシナリオで、相手の首都を落とし、昨年夏に、ウクライナの首長にロシアのスパイがいて、粛々と占領できるとロシアは見て、ウクライナの検事総長らはそれで更迭。プーチン大統領は、2014年にクリミア併合同様に、ウクライナ全体を属国にできると見た。チキさん、ロシアは当初、容易にウクライナの占領を意図して失敗した意味を問われて、小泉さん、東部などはそれでうまくいき、北部のチェルノブイリ原発は、容易にロシアに占領されて、保安部長らは逃げたが、首都キーウは何とか守り、ロシアの誤算は、ウクライナ人はロシア人と違うというアイデンティティがあった。ロシアの右翼的な人間は、ロシア軍をウクライナは受け入れると甘く見て、ウクライナ人はロシア人と同じと見て、しかしウクライナ人のアイデンティティは崩せず、そして戦争でウクライナではロシアNO、プーチン大統領はそれを見誤った。

 チキさん、プーチン大統領の誤算は、フィンランドなどNATO入りなどもあったと説かれて、小泉さん、フィンランド、スウェーデンのNATO加入をプーチン大統領は問題視せず、これはロシアとNATOの関係、北欧はNATO入りにしてもプーチン大統領は黙認、しかしウクライナのNATO入りはプーチン大統領は大抵抗、戦略的な執着、しかしやめられず、戦争は短期決戦で行けると見て、そして大戦争になり、本来中立の北欧のNATO入り、経済制裁でロシアが戦争をやめず、西側の、ドル、円の価値でやっている戦争ではない。 

 チキさん、バイデン氏はロシアに通告してキーウ訪問、アメリカとロシアの中を問われて、小泉さん、アメリカとロシアは40年冷戦、双方核を持ち、バイデン政権は第3次大戦にできないとしての位置、人類滅亡よりウクライナを支配されるのはマシの位置はあり、他方第2次大戦はロシアが莫大な犠牲を払いナチスを倒し、バイデン政権はロシアに全面戦争をさせないために大変。チキさん、アメリカは直接介入はないものの、武器の供与で間接的なアメリカとの戦争だと説かれて、小泉さん、アメリカがウクライナに代理戦争をさているのではなく、最初に侵略したのはロシア。

 チキさん、シリア戦争は様々な国の代理戦争であり、専制国家vs自由主義の闘いもあったと説かれて、小泉さん、国連安保理の常任理事国のロシアが秩序を破壊、始末の悪いのはロシアが核の脅しをしていること、核の脅威かあるので、アメリカは直接手を出せず、戦車の供与も1年かかり、しかし核を持っていたら何をしてもいいではない、そして国連ではロシア非難決議に棄権した国も多い。チキン

中国インドは様子見だと説かれて、小泉さん、反植民地のもの、中国やインドは植民地支配をしておらず、そしてアメリカは覇権国家で、日本でも反発するものもいて、小泉さんはアメリカが全部正しいと見ないが、喫緊の必然性もなくウクライナの侵略、民間人の大量虐殺はダメ、この原則は絶対。

 チキさん、この戦争はSNSによる発信で世界も見て、小泉さん、ネットによるコミュニケーションを模索、小泉さんはネットの紛争地域をグーグルアースで調べて、小泉さんは軍事おたくでその観点で見て、そして世界で戦争を見るべき。2014年にロシアがマレーシア航空を撃墜のこともあり、安全保障はトップダウンと、小さなところから入るアプローチがあり、様々な知見が得られて、小泉さんは衛星画像を見て戦争をチェック、そういうものを目指している。チキさん、太平洋戦争では軍部が情報を独占、しかし今は市民も情報を得ていると指摘、小泉さん、ベリングキャットもあるが、日本は戦争の取材をマスメディアもしているが、日本は安全保障の論議は問題。2017年にDPRKのロケット発射の際も、日本はアメリカの情報に頼り、しかし今は小さなシステムでも安全保障の情報は得られる。チキさん、ビッグデータ分析は、ツイッターの解析は今なら無料でできて、ロシアの侵攻時に、ロシア系のSNS制限などあったもの、それを様々分野で横断できると説かれて、小泉さん、どんな権威主義体制でも国民がスマホを持つことは制限できず、DPRK程度、そして衛星は、分解能30cmのものはかつては軍事大国のみのもの、今は民間の研究機関も利用できて、場合によっては電波の発信源もわかり、何をどういう手段でみたいか、様々な手段はあり、情報は様々なもので得られる。チキさん、情報は国家が国民を監視するものが、市民が同じ技術で国家をチェックできると指摘されて、小泉さん、この戦争でネットの情報は反乱だが、ロシアの国防省の情報は遮断されて、情報はまだ権力の支配下にあり、ネットのビッグデータはまだまだ問題、ソ連、中国をかつてCIAが研究したこともあり、情報の戦争がウクライナ戦争にある。

 リスナーより、ウクライナ戦争当初、ロシア国内の反戦デモが報じられたが今それはどうか、プーチン大統領を止められるのは市民のみとの問い、小泉さん、ロシア人により戦争を止めるのが理想だが、反戦デモは弾圧、職場、大学から追放、戦争反対と、職を失う現実で、みんな沈黙。一部のインテリは外国に亡命、しかし残した家族がひどい目に合うので、ロシア国内でプーチン大統領やめろは言いにくい。さらに、この1年ロシアの市民生活は維持されて、ソ連崩壊時のような家、職場がなくなるはなく、プーチン氏の戦争に目をつぶれば通常の暮らしはできて、そして一定の年代以上はプーチン氏の支持、ロシア国内で戦争を止める動きはない。チキさん、ロシアの報道は大本営発表と似ていると説かれて、小泉さん、ロシアのテレビでカザフスタンも併合とか、ロシアのメディアはヒステリー、それを言わないとプーチン氏ににらまれるので過激なことを言い、国民から人気のあった歌手が戦争礼賛の歌をして、太平洋戦争の時の日本に似て、しかしロシアの新聞記者にはまだ骨のあるものもいて、プーチン氏を問い詰めるが、それは少数派。

 チキさん、イギリスだとウクライナの応援、そして日本のメディアのことを問われて、小泉さんもメディアに出ているが、日本の安全保障に関わり、国民はすぐに飽きると見ていたが、メディアはウクライナの報道をして、ウクライナが悪い、アメリカが悪いと日本のマスメディアはせず、他方戦争の話ばかりになるが、小泉さんは安全保障のことを語り、様々な視点で報じられた意味はあった。チキさん、ジャーナリズムが難民を報じて、それぞれの発信を行い、他方、軍事費倍増、戦争3文書との関係を問われて、小泉さん、岸田政権は戦争3文書をウクライナ戦争の前から企画、それをウクライナ戦争で通し、しかし日本はウクライナと同じことにならず、侵略阻止に何がいいか、長距離ミサイルの意味は論議されず、国民にそれは政府がちゃんと問わないと、自衛隊は強くても国民の意思は強くない、ウクライナはウクライナ人の意思で1年ロシアの侵略に耐えたと締めくくられました、以上、小泉悠さんのお話でした。



 ジャーナリストの鈴木祐太さんが、高市早苗氏の刑事告発のことを報告されています、https://news.yahoo.co.jp/articles/11f5034083b9a47162c2c3b31055d5c9b14658d4 これは赤旗日曜版に何度もスクープされたもの、地元の駅前には地元市議と高市早苗氏のポスターが無数あり、統一協会ズブズブ+領収書改竄+証拠隠滅と毎回罵倒しています!



 MBSラジオの、西靖、谷口キヨコのもっと聞きたい火曜日、時事通信の山田惠資さん出られて、北海道に講演に行かれた帰り、そして岸田総理がLGBT当事者に会い謝罪、もちろん荒井秘書官の差別発言のもの、岸田総理、自身がLGBTの方の人権を理解していなかったと認めて、しかし岸田氏は多様性の社会を目指して知らないはダメ。谷口さん、今まで岸田氏知らないは無責任だと説かれて、山田さん、荒井秘書官の差別発言は2/3に発覚、2/6に岸田氏は口にして、そして10日たって当事者に会ったが、もっと早く会うべき。メディアも岸田氏の責任追及は弱く、国民に対する謝罪は問題、傷ついたLGBTの方に不十分、葉梨氏の、死刑のハンコのみも問題だが、傷つけた人を無視は無責任。西さん、危機管理というのは不適切かも知れないが、そういうスタッフなしと説かれて、山田さん、そういうことを24時間考えるスタッフは岸田氏の周りにおらず、国民の目に政権はどう見られているかウォッチするものが要り、しかしそれは秘書官の使命が、自民にも官邸にもそういうものはなく、岸田氏は行き当たりばったり。自民の中で、ご意見番、指南役は今いない。安倍氏の場合は麻生氏だったが、今の総務会長の遠藤氏は役立たず。谷口さん、LGBTの方を傷つけて、岸田氏は差別主義者であるとばれたと説かれて、山田さん、岸田氏はLGBTの立場で言うとしているが、同性婚を認めたら社会が変わってしまうと大変な失態、それを即取り消さず、ただ、怪我の功名というと失礼だが、LGBT理解増進は進んで、しかし自民の中で反対のネトウヨは無数いる。西さん、差別は許されないというのをどうして反対するのかと問われて、山田さん、もちろん差別は許されず、ヘイトスピーチも同じ、しかし差別禁止は自民が賛成せず、西田氏ら分断といい、しかし差別を禁止だと分断というのは、差別したいから。西さん、不当な差別は許されないというが、不当でない差別はないと説かれて、山田さん、稲田朋美氏は差別禁止を理解、しかし山田さんは不当な差別というのは問題、正当な差別はあり得ず、政治的な妥協でやったらダメ。が、G7サミットで、日本以外は同性婚を認めて差別禁止、日本は超のつく後進国。

 谷口さん、この法律で制度は進むかと問われて、山田さん、何も進まず、同性婚も認められず、岸田氏は自民党を説得して同性婚を認めようとすべきが、G7サミットの建前にアリバイ作り、しかし世論調査では同性婚を認めるのは8割の場合もあり、岸田氏は社会が変わるというが、変わらないといけないのは自民のネトウヨ。西さん、荒井氏の差別発言で、ここまでの差別主義者が与党だと問題と説かれて、山田さん、ポスト岸田総理の中にもLGBT理解の人はおらず、取り返しのつかないものになった、岸田政権は海に沈んだ深海魚のような政権だと説かれました。以上、山田惠資さんのお話でしした。






【永岡浩一さんからの通信】ジャム・ザ・ワールド-UP CLOSE(2023/2/21) 青木理&宮台真司

2023-02-22 12:41:13 | 転載と私見
 襲撃事件から共同体を失った日本社会の危機、個人が大切にされず、竹中平蔵氏らが既得権益のために人間を犠牲にするシステムを作り、政治家は前を見ず、孤立した個人による社会の崩壊、本当の意味で友達を作れる社会の構築が必要なことを語る&武田砂鉄さん、日本学術会議問題で政府のデタラメを指摘する



 永岡です、アマゾンミュージック配信のジャム・ザ・ワールド-UP CLOSE、火曜日の担当はラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんでした(https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/episodes/637a69f1-b664-47e5-b639-341b4082f09d/jam-the-world---up-close-2023-02-21-%E9%9D%92%E6%9C%A8%E7%90%86%E3%80%8C%E6%9C%88%E3%82%A4%E3%83%81%E5%AE%AE%E5%8F%B0%E3%80%8D )。

 ちなみに、文春はこのところ、安倍元総理、疑惑の銃弾という爆笑企画をやっていて、要するに昨年夏にほんこん氏らのスナイパー小屋のネタの蒸し返し、阿修羅掲示板にも一部載っていますがあほらしいので無視しますが、文春、大丈夫か、です。そして、安田菜津紀さん、ウィシュマさんの殺害のビデオをご覧になり、その経過を報告されています、https://d4p.world/news/20001/?fbclid=IwAR3t3moI_HndhO02rX4b4z5QjwMkH53L-6-Hxlhd1DGewr8BULk94Ty0cXI 日本にもアウシュビッツはあった、人間はここまで残酷になれるもの、それを認識すべきです。



 大竹まことゴールデンラジオ、武田砂鉄さん、日本学術会議のことをお話されて、学術会議の会長が会見、岸田総理の提案に対して再考を求めて、菅氏が6人任命せず、日本学術会議は1948年設立、国から独立して、しかし菅氏は戦争準備法案で政府批判の6人を拒否、この理由は菅氏明言せず、総合的、俯瞰的と寝言を言い、任命しない理由は明示しないと6人の名誉に関わり、大変なこと、学問の自由侵害なのに菅氏デタラメ、ネトウヨは、学術会議に税金使うなとわめいて、菅氏は、学術会議の提示したリストを見ていないというものの、日本学術会議の法律で、推薦に基づいてやらないといけないのに、加藤官房長官はデタラメ、どうして6人任命されなかったか問題。そして内閣府の組織改革の話があるが、内閣府は学術会議の会員選考で第3者の組織を使うが、それだと学術会議の独立性侵害、政府の横やりが入る危惧あり。岸田氏、学術会議は国の機関だというが、透明性のないのは内閣、さらに当時から、資金は出しても人選は学術会議の権限、学術は国の役に立つではなく、世界のために、であり、日本国のみのためではなく、そのために政府から独立は必須、独立の会員選出は必須、内閣府のやり方はアウト、学術会議は独自の改革をして、政府の横やりはアウト、第3者会議の横やりは菅氏のような独裁の正当化になり、学術は政治と異なる時間軸がある=国の要請と学問は次元が違うというもの。大竹さん、6人任命拒否は棚ざらし、理由を明示せず、政府の独善で論戦できない、国が学問を支配はいけない、砂鉄さん、そういう形で緊張関係があったのに、2020年秋の6人任命拒否、菅氏のグダグダのまま、政府はルールを変えるというが、第3者に政府の御用学者だとさらに問題になり、学術会議と国が一体化はいけない、戦争否定のものを日本学術会議は貫き、政府は6人任命拒否のことをちゃんとすべき。大竹さん、学術会議の選考は学問のスペシャリストにさせるべきと説かれて、砂鉄さん、6人任命拒否の明確化は国の責務だと説かれました。

 さらに、実業家のロッシェル・カップさんが出られて、神宮外苑の木を切らないで、のチェンジ・オルグ署名の依頼がありました、https://www.change.org/p/%E7%A5%9E%E5%AE%AE%E5%A4%96%E8%8B%911000%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%A8%B9%E6%9C%A8%E3%82%92%E5%88%87%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7-%E5%86%8D%E9%96%8B%E7%99%BA%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%81%AF%E8%A6%8B%E7%9B%B4%E3%81%97%E3%82%92-df84e326-f8a2-4fd6-90fc-a5b9dd82b125?recruiter=1068809941&recruited_by_id=02ac9df0-73ea-11ea-bfe7-1db7a22a4577&utm_source=share_petition&utm_medium=copylink&utm_campaign=petition_dashboard 



 ジャム・ザ・ワールド、青木さんのゲストはお待ちかねの月イチ宮台真司さん、デイ・キャッチ以来の青木さん、宮台さんのファンは狂喜乱舞、昨年11月の襲撃事件、容疑者は死亡確認、この件などをお話されるもの、先週はゴールデンラジオにスタジオ出演された宮台さん、今回はリモート出演、体は回復、しかし寒いと切られたところ大変。先月登場してファンは安心、しかし襲撃犯は昨年暮れに自殺、動機不明、宮台さん、これについて、皆さんの知らない情報は入らず、メディア報道のみ、動機は解明されず、どういう条件で事件が起きるか解明困難、犯罪が条件付き無差別(大学教員が憎いか)か、宮台さんが憎いか、それらが把握出来たら、こういうことをしたら攻撃されるのでやらない(宮台さんはしない)、刺さり過ぎないようにする、言論人への犯罪に、言論人の構えはできて、捜査当局だけでなく、社会も備えはできるが、今回はそれができない。

 青木さん、宮台さんに独自情報はなく、推測で、親御さんがエホバの信者+本人は引きこもり、犯行動機は何かは解明できず、若年層、ロスジェネの行き場のない怒りかと説かれて、宮台さん、エホバの証人はカルトとアメリカでは認識、しかし暴力集団ではなく、エホバの証人は、イノセンティズム、ヒッピーなどの、社会の外を生きる人の共通認識、無垢主義、サリンジャーなどもあり、以前からの開拓民の感情を重視、ポリコレとキャンセルカルチャーだという、トランピストにもあるもので、大学教員は悪の巣窟の教義があり、言説を用いて、アメリカの社会を破壊するリベラルを敵認定、しかし攻撃しろではなく、子供を大学に行かせない、すると勉強したい子供は不登校etcになり、今回の被疑者は、母親が子供に、教義の押し付けはしていない、姉二人が証言、しかし母親の宗教は、エホバの証人のことはわかり、被疑者の思い、リアクションはしかしわからない。 

 宮台さんは、メディア報道以外のものは把握できず、被疑者の昔のメモは読まれて、メモパッドを宮台さんご覧になり、プロファイリングをしたもの、これはいつ書いたか言えないが、相当前のもの、最近のものは処分されて、処分に値しない古いものを宮台さん読み、推測すると、明白に反知性主義、大学教員を憎み、精神科の分析学、フロイトの分析で、大学に行きたいので、逆に憎んだ可能性もある。母親の、エホバの証人の影響はそれほどなく、イノセンティズムは、言説を信じず、感情生活を共にできるものを大切、武断主義は全くない。しかし、被疑者は武断主義的、武士道、三島由紀夫氏に傾倒していた。青木さん、三島由紀夫氏傾倒は、大学人より行動という意味かとわめいて宮台さんその通り、しかしそれが何により生じたか不明、被疑者は図書館でたくさん本を借りて、メモから、被疑者のフレームは全く変わらず、学習的な進化はなく、何年ものメモで同じフレーズの反知性主義、武断主義。そして社会学者として考察、ロスジェネと関係して、被疑者は41歳、ロスジェネ、ロスジェネは平成不況が97年に深刻化、タイのバーツ危機から、そして貧困化が激化、日本だとインチキネオリベを、竹中平蔵氏らが展開、既得権益のために若年層を非正規化、ネオリベは産業改革でGAFAなど作ったが、日本ではそれはなく、重厚長大のものに固執で中国、韓国に抜かれて、若年層の非正規雇用で使い捨て、97年以降の就活をロスジェネと言い、その学生さんは、1970年代の前半生まれを団塊ジュニアと呼び、そのままロスジェネになり、被疑者は41歳で、ロスジェネ世代、登校拒否、不登校について、話題になったのは90年頃、しかしその前からあったのに90年代に認識、行きたくても行けないの不登校と呼び、21世紀に引きこもりと呼ばれて、90年代に15歳だと、21世紀に25歳、社会人の年齢でも引きこもり、被疑者はロスジェネ世代と、引きこもり世代にもなる。ロスジェネ世代で、就職しても収入は少なく、高校で引きこもり、社会のことを知らない。

 ロスジェネ世代、引きこもり世代と呼ぶとして、70年代以降に生まれた世代に引きこもりが多いが、それ以前からあり、8050年代、最初の登校拒否が90年とすると、もう50台に近く、この世代は、伏線を話すと、96年以降、大学生の関係性がKYを恐れてキャラ化、性愛、政治、趣味の話を避けるもの、理由は傷つけ合いたくない、政治だと価値観が分かれて分断、恋愛も同様、男女ともに21世紀に飲み会で下ネタをせず、分断を恐れてのもの、趣味について話すと、〇〇は嫌いというと分断になり、政治、恋愛、本当に好きなものを話さないとコミュニケーションは不成立、ロスジェネ世代は引きこもりでなくても、関係性よりキャラ、そしてウヨブタの中心はロスジェネ、ここ数年、定年退職したオッサン(女性はない)がネトウヨ化して宮台さんに相談、誰からも話されず、ネット動画で見たいもののみ見て、エコーチェンバーが起きるが、脳内エコーチェンバー、定年退職の後のオッサンはそうなり、同じ言葉の連立、チェリーピッキング、いいサクランボのみ選ぶので、陰謀論にとらわれて、イノセンティズムにはまり出られない脳内エコーチェンバー、これは引きこもりではなくてもなり、そしてロスジェネの一部がウヨブタになり、余命三年にはまり、ロスジェネのKYを恐れて、脳内エコーチェンバーで、そういう人間は日本だけでなく世界で増えて、民主主義の危機を引き起こし、そして引きこもりで脳内エコーチェンバーは悪化。

 青木さん、つながれないもの、社会=共同体に接触できず、同じ思想のものと連鎖するもの、引きこもりについて、秋葉原事件の容疑者、安倍氏銃殺の被告も共通点かと問われて、宮台さん、入れ替え可能か、アメリカだと、マニュアルに従いやれたら誰でもいいというもの、コンビニ店員は入れ替え可能、マックス・ウェーバーは没人格化と指摘、手続き主義=誰がやっても同じになる=行政官僚は入れ替え可能、ウェーバーは没人格を社会の問題として指摘、それを鉄の檻と定義。それが急速に現実化、日本だとロスジェネのもの、90年代の就職活動のものになり、Aiで置き換え可能は、チャットGTPと同じ、ロスジェネは平成不況と、テクノロジーにより入れ替え可能の打撃を受けたもの。

 青木さん、生きるために、共同体、性愛、政治、趣味も語り合えるパートナーを作れるか、しかしそれは困難、個人の尽力しかないと説かれて、宮台さん、学校教育で、子供が学校に囲まれないもの、引きこもりは、斎藤環さんもそれをできる親がいると指摘、家族の中の家父長制、結婚しても、定性していた家族の方が大事の志向、しかしアジアの他の国は日本ほど豊かではなく、引きこもりの場所はなく、物理的な問題があり、制度化しなくても、子供に引きこもりする部屋を与えないようにと、しかしそういうメッセージを出せる政治家はおらず、日本の政治は社会をモニターして実現するものはなく、子供の成育環境、制度は劣化した人間が作ってしまい、国がマクロに変わることは絶望的、子育ちの環境をまともにするのは、風の谷、森の幼稚園、恋愛ワークショップ、宗教ワークショップ(カルトのものではない)、2500年前の仏陀など、人々に衝撃を与えたものを真剣に検討。森の幼稚園をすると、意識高い系の競争になり、週末のシャワー、社会はつらいが、週末でリフレッシュだけになり、子供たちだけでなく、親も変えないとダメ。

 青木さん、劣化した政治に期待できず、連続強盗に関わった若者、50代の母親の介護のために、犯罪とわかり若者が入ってしまう、秋葉原事件など、大学無償化で若者たちの窮地を、金銭的に切り捨てられる世界を変えるべきと説かれて、宮台さん、その通り+人口減少の原因は少子化、少子化には保育所不足などあるが、男女共同参画により解決はせず、結婚して、子供を産むのは二人、少子化の原因は未婚化、未婚化の原因は貧困化、親元にいた時より貧困化、女性が非正規雇用で収入なし、制度に適用しないとならず、お金持ちの夫を見つけて子育てに専念したいのが大半、非正規雇用をなくすのは必須、正規雇用と差別をなくさないとならず、正規雇用廃止、経営者が首を切れないのは日本だけ、他国は賃金の高いところに移動して、低賃金のところは淘汰。ヨーロッパでは2,3年の所得補償でリスキリング、しかし日本は社内リスキリングのみ、労働力の正常化の必要性、一人当たりGDPは上昇、労働者の差別解消になるが、これをいう政治家はいない。制度の変革は人間がやり、制度をいじる人間を投票で選ぶ、青木さん、与党は経営者、野党は労働者の既得権益のものしか見ず、日本は劣化と説かれて、宮台さん、広域強盗で、ルフィらを逮捕しても、警視庁と話しているが、本丸は把握できず、マニュアルに従うと、かけ子、受け子、指示役も誰でもできて、軍隊組織によるものではなく、かつてのアルカイダのような、細胞組織、大ボスを逮捕しして一網打尽にならず、カードにより引き出しなど、分断されて、広域詐欺と認識できず、気がついたら免許証など押さえられて抜けられず、犯罪組織がマクドナルドの組織のようになり、処方箋は、共同体をつくることになり、ロスジェネが、このような危険なものに接触だと友達に打診したら抜けられるのに、日本は一角に参加だと共同正犯になり、厳罰になり、その点を友達がいたら教えてもらえるのに、目先につられて釣り針から抜けられず、それがマスメディアで伝えられず、友達にネットリテラシーの高い人がおらず、脳内エコーチェンバー、苦しくそうなるが、友達のない世界は地獄。それは今の自分には無理だと、性愛ワークショップで知っているが、ともかくこんなアホなことをしていたら破滅だと説かれました。青木さん、宮台さんはなかなかでも、脳内エコーチェンバーなどの問題提起をされること評価、これが月イチの宮台ゼミだと締めくくられました。



 文化放送ラジオの、西川文野さんのラジオにも青木さん出られて、世論調査で原発OKが3・11から初めて過半数、これは電気料金の高騰のため、そして世論調査では若い人は同性婚OK、青木さん、原発について全国民に影響だが、同性婚は他人に迷惑は掛からず、自分の価値観を他人に押し付けを自民党は、夫婦別姓とともに認めるべきと説かれました。

 青木理の話しておきたいこと、電力会社の不正閲覧問題、メディアでは取り上げられず、経産省の電力取引のところで発覚、かつて電力会社は地域独占+発送電独占+総括原価方式、莫大な広告費でメディアを黙らせて、電力会社で発送電分離、しかし日本では不完全、送電は関西電力などの子会社になり、関西電力、新電力も扱うが、子会社だと、電力会社が自分たちのシェアを新電力に奪われて、それで子会社の情報を得て顧客引き抜きをしたもの、送配電から取られた顧客を奪う、子会社ではなく、送電は独立の必要があると指摘する専門家もいて、3・11の教訓は12年で薄れて、発送電分離は不十分。バービーさんも初めて知った、青木さん、子会社に送電をさせてマッチポンプは問題と指摘+大手電力10社のうち6社で発覚、再生可能エネルギーの不正閲覧も発覚と朝日にあった。原発を持つ従来型の原子力マフィアの跋扈を許している。これは不正、専門委員も問題視、発送電分離は完全な別の会社にさせるべき、原発再稼働、新増設など、再生可能エネルギーをちゃんとしてアホなことをせず、発送電分離はもっと進めるべきと説かれました。これも拡散希望です、以上、青木理さん、宮台さんのお話でした。





【永岡浩一さんからの通信】

2023-02-21 18:37:54 | 転載
【永岡浩一さんからの通信】


KBS京都ラジオ 久米村直子のスーパーデューパーサンデー(2023/2/19) クヴャト・オレクサンドラさん、ウクライナ侵攻1年、京都に来た意味、キーウの姉妹都市京都に避難して、日本にウクライナのことをもっと知ってほしいことを語る



 永岡です、KBS京都ラジオの、久米村直子のスーパーデューパーサンデー、リッスン・トゥ・マイ・フレンズ、ウクライナから京都に避難されている方、クヴャト・オレクサンドラさんがゲスト、リスナーからもプーチン大統領の侵略への怒りもあり、ウクライナからの方のお話をラジオで聞けて貴重だとありました。

 オレクサンドラさんは、キーウの隣の町におられて、キーウ国立大学で日本語を学び、戦争開始時に家にいて爆発音で目が覚めて、キーウの住居は無事でも、隣のアパートは破壊されて、大学の授業も中止、そしてロシアからミサイル攻撃、思い出の場所を破壊されて、9月に日本に避難。大学のところもミサイル攻撃、町は瓦礫。久米村さん、怖い思いをされたと説かれて、今の生活は、オレクサンドラさん、日本語と日本の歴史を学び、京都は歴史的な街、キーウに似ている。久米村さん、京都とキーウは姉妹都市と説かれて、オレクサンドラさんは京都のうどんがお好き、それもきつねうどん、久米村さん、京都人になったと説かれて、しかし家族はまだウクライナにいて、オレクサンドラさん、ウクライナでは電気、ガスのライフラインに支障、妹さんは大学の授業できず、しかし、1月に、家族と久しぶりに会話で来た。家族は悲しいが、オレクサンドラさんを見て安心、家族と会いたい。家族も京都に来られるか、今は難しい。

 今、京都で日本語と、日本語の歴史を学び、キーウ国立大学で日本語を学び、それが基礎になり、そして京都に親近感。日本の歴史で好きなものは、全部、すごく面白い。好きなものは、源氏物語、光源氏、イケメンがいいと久米村さん説かれて、そして日本で歴史を学びどうするか、日本の大学院に入り、戦争が終わったら、日本とウクライナの懸け橋になりたい。戦争で傷ついた国の人たちを支えたい。久米村さん、こんなに戦争が続くのに大変だと説かれて、そしてオレクサンドラさんのことを、家族も誇りに思い、そしてウクライナ支援をしたいオレクサンドラさんを評価、日本のリスナーに伝えたいことは、ウクライナ戦争は怖い、戦争は大変なもの、たくさんの人が殺されて、人間と人間の関係が必須、戦争は人間を否定、武器は人間を否定。ウクライナで、戦争だけでなく、文化についても日本に伝えたい、ウクライナの文化はあまり日本で知られず、様々な街があり、ウクライナでは古い文化は失われて、文化の復興をしたい。久米村さん、ウクライナの支援もしたいとして時間になりました。なお、KBS京都やラジオ関西、ラジオ大阪、和歌山放送ラジオでウクライナに平和を、ピースフルラジオをしています。以上、オレクサンドラさんのお話でした。








【永岡浩一さんからの通信】

2023-02-20 23:42:28 | 転載
【永岡浩一さんからの通信】

ラジオ日本 岩瀬惠子のスマートニュース(2023/2/20) 青木理 米中は対立しても対話のチャンネルを維持しているのに、戦争イケイケ一本やりの日本はアホ、世論調査では同性婚OKが多数なのに、統一協会や日本会議に配慮で後ろ向きの岸田政権のアホさを指摘、広域強盗事件から、追い詰められた若者のことを考えるべき、さらにフィリピンの入管は日本よりマシ、入管法改悪を意図する政府のデタラメを許してはならないことを語る


 永岡です、ラジオ日本の、岩瀬惠子のスマートニュース、今週月曜日の担当はラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんでした。

 昨日の赤旗に、コラボ叩きで安田浩一さんの貴重な記事があり、コラボ叩きは在特会のヘイト行動に似た危険なもの、また女性へのバッシングだとの指摘があり、この記事はネットにはないものの、とても良かったです。他方、昨日神戸で日本会議のオッサンたちが10カ月ぶりくらいに憲法改悪を求める署名を、あの櫻井よしこ氏の幟入りのものをしていて、あいつら生きていたのか、であり(勝手に殺したらあかんな(笑))、その櫻井よしこ氏、昨日はフジテレビの日曜報道で、気球撃墜で橋下氏と内ゲバ、デイリースポーツに記事あり、あまりにあほらしいのでURL載せませんが、新しい歴史教科書を作る会の二の舞です(笑、あと、百田尚樹氏の迷著、橋下徹の研究もそれがネタ、内ゲバを商売にするとはネトウヨおそるべし笑い)。さらに、DPRKがまたロケット発射とのこと、昨日のテレビはこれ一色でした(どうやら、気球やDPRKのことで視聴率取れるみたいです)。



 7時17分ごろの特集コーナーその1、青木さん、DPRKがロケット発射、一昨日は動画を撮った人もいた、DPRKは火星15というものというが、DPRKは発射しても、韓国軍がアメリカと演習、アメリカがB1爆撃機を使い、DPRKにとって世界最強の軍隊が目の前で脅威。韓国は、ユン政権は、文政権がDPRKと融和なのと反対で目には目を、DPRKにとってユン政権に対する警告、そしてロケット、火星15、17はアメリカに届き、そういうものの完成でアメリカにメッセージ、しかし出口が見えず、互いに挑発、どこが話し合い、自制の場がないどころか、作ろうとしない、米中対立の気球のもの、ウクライナのこと、そしてユン政権はDPRKに厳しく、対話のチャンネルがつくる余地なし、日本の安全保障、軍事費倍増、敵基地攻撃とも関係して、百歩譲り、それを認めてもそれだけで安全保障にならず、地域の緊張を解く外交はアジアになく、今の日本で、そういうものを作る政治のモーメンタムなし、米中は対立しても、話し合いのチャンネルはあり、日本だと台湾有事を政治家が煽りメディアも後押し、しかしアメリカと中国は互いに最大の貿易相手、米中の対立だと、ロシアのウクライナのこともあり、世界経済壊滅も危惧されて、気球問題で米中は対話のものはある。そして、DPRKは3度ロケット発射、岩瀬さん、漁民の皆さんは大変だと指摘、青木さん、そういう緊張感もあるが、米中は、右手でパンチ、左手は握手を模索、しかし日本にそういう意思なし、特に、一応地域の「大国」の日本は、軍事費倍増、敵基地攻撃という前に対話は必要なのに、それがないのは致命的。

 岩瀬さん週末に日本で落とせるかと論議と説かれて、青木さん、日本のアホさを示して、かつては河野太郎氏、気にするなとしていたのに、アメリカに来て撃墜になると、日本もやらないと、になり、しかし武力行使の手続きは国会審議が必要で、それを岸田政権はせず、伊勢不レベルでやったらダメ。岩瀬さん、岸田政権は国会無視と説かれて、青木さん、各紙の世論捜査が月曜に出て、各紙横ばい、読売は41%、4か月ぶりに4割台(笑)。毎日新聞は27%、不支持60%、低空飛行、時事通信の世論調査では低空飛行、注目は、毎日の世論調査、どこに焦点かは注目、毎日はLGBT差別で秘書官更迭に、日本ではLGBTの人権は守らりていないが65%、同性婚賛成は54%、反対を大きく上回り、さらに若い世代は同性婚OKであり、調査方法は異なるが、数年前より同性婚OKは激増。岩瀬さん、世論は同性婚OKなのに、岸田政権は後ろ向きと説かれて、青木さん、ニュージーランドの首相は同性婚OKにしても社会は何も変わらずカップルが幸福になる、他方日本は…と説かれました。



 7時43分ごろの特集コーナーその2、青木さん、韓国に行かれて、岩瀬さんはお連れ合いさんが韓国に駐在、爆弾酒、度数が高く、コップを並べて、これは酒に強いものを示すもの、しかし90年代末まで韓国は夜間外出禁止、青木さん韓国留学時にそれは有名無実化、韓国の人は早く酔っぱらわないといけない(笑)と軍隊文化、徴兵制が関与と説かれて、今回はルフィ事件、人気漫画のキャラで、それを首謀者が使うと語弊で広域強盗、メディアの事件報道が久々に加熱、しかし事件は時代の歪みを示すもので、事件をしたものの背後を調べたら、社会の問題点が見えて、メディアの事件報道過熱は、ネットの闇サイトで、若者たちが捨て駒にされるのはネット、SNS社会のもの、そして田崎基さんのルポ特殊詐欺の本も出て、犯罪は、田崎さん、若年層の厳しい低賃金、非正規雇用で、大学の奨学金返済でえげつないものが背後にあると指摘、特殊詐欺ではそれであり、安易に闇サイトで高額バイトに関与したら、個人情報を提供させて、それをばらすぞと脅されて抜けられず、これは今の日本社会、世界の社会の歪み。事件報道過熱は、ルフィという漫画の人気キャラクターを名乗り、フィリピンの入管からテレグラムという暗号性の高いものを使い、テレグラムはロシアの強権の元で、当局に感知されにくいアプリ、それを悪用。劇場性のある事件だが、青木さん、事件報道をするメディアは現象だけでなく、裏の原因も考えるべき、一部のメディアは、犯行の末端に関わった若者のことを毎日新聞はちゃんと書いて、それは大事、そして皮肉もあるが、フィリピンの入管は、職員に賄賂でスマホ、薬物も手に入りエアコンのきいた部屋でグルメ三昧というもの、これは論外で、入管を悪人の天国、フィリピンの後進性を上から目線でやっていたが、しかし日本の入管はもっとひどい。ウィシュマさん事件があり、入管は、司法手続きを経ての収容ではなく、入管の収容施設は権力で勝手に外国人収容をできて長期化、人権侵害、まともな医療を受けられず、ウィシュマさんは国家賠償請求訴訟があり、ウィシュマさんのビデオは公開しろと弁護士と入管はもめて公開になり、ウィシュマさんのように医療も受けられず殺した日本と、フィリピンとを比べたらフィリピンの方がまとも。百歩譲り、入管に収容は一時のもの、人権は守るべきが、日本は人権無視、ビデオで、職員が弱ったウィシュマさんの前で笑い、日本のメディアはフィリピンの入管を批判できず、難民認定の異様な低さ、外国人の人権侵害は問題。そして今国会に入管法り改悪案がまたぞろ出て、難民申請3回で強制送還にするもの、2021年にごり押しがウィシュマさんの事件で国民の反対で廃案のものの、同じものを法務省は出そうして、入管は改まらずどころか悪化、他方フィリピンの入管はどうか、である。岩瀬さん、そのことはメディアも報じないと説かれて、青木さん、ウィシュマさんのことで入管はビデオを出そうとせず、出したら入管法改悪に、ウィシュマさんのことで挫折を入管と法務省は思い、これは外国人政策全般の問題でもあると締めくくられました、貴重な内容で、これも拡散希望です、以上、青木理さんのお話でした。


【永岡浩一さんからの通信】

2023-02-20 23:16:08 | 転載
【永岡浩一さんからの通信】

文化放送ラジオ 大竹まことゴールデンラジオ(2023/2/20) 森永卓郎 税と厚生年金のこと、今の制度だと子供は増えず、子育て世帯は大変、公平な税と年金はこの国を維持するのに必須であることを語る


 永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、本日の言いたい放題は経済アナリストの森永卓郎さんでした。パートナーは阿佐ヶ谷姉妹さん、アシスタントは砂山圭太郎さんでした。

 ちなみに、高齢者は集団自決しろと言い放った成田悠輔氏、昨夜はTBS系のテレビに出て、三浦瑠麗氏がテレビに出なくなったと思ったら…成田氏の発言はヨーロッパのメディアで問題視、しかし日本だと視聴率が取れるためかテレビによく出る、この国、狂っています。安田菜津紀さんは成田氏を野放しにすると第2、3の相模原事件になると警告されています。



 このラジオで、世論調査、毎日新聞は不支持64%、支持は27%、森永さん、原発は事故になったら最悪、核廃物の処分無理の上に、原発は最も高く、太陽光発電の方が今は安く、事実に基づいて論議せよと説かれて、大竹さん、フィンランドはオンカロの地下400mに地層処分、10万年かかり、日本にはそれは作れず、森永さん、原発のコストは経産不能なほどに高いと指摘されました。

 また、青森県六ヶ所村の小中学生に嘘の乗った原発パンフが配られたそうです(同様のものは50年前、私も小学生の時に見て、それでこの私が原発はいいと思ったほど、まさに統一協会なみです)。

 森永さん、税と社会保障のことを語られて、N分のN乗課税、財務省は税収が4,、5兆円減り、消費税2%上げないといけないというが、財務省は一般人にはメリットなし、高額所得者、専業主婦だとして潰そうとキャンペーン、しかし森永さんはこの課税と同時に、社会保険料、厚生年金など夫婦の平均で支払うようにしたら問題ないと指摘。国会で問題というが、年収130万の壁、専業主婦が130万を超える健康保険などかかり、それ以上は働かず、これを何とかしようとして、答えは国会に出ず、しかし世帯で年収は800万だとして、夫400万、妻400万の保険料を払うと、社会保険の収入は改善されて、月給は厚生年金で65万を払うと超えた分は払わなくてもOK、月収1000万でも65万と同じ、健康保険は139万を超えて同様、森永さんは違和感、厚労省の官僚にどうしてか聞くと、無制限に取ると、年金をたくさん払わないといけないからと支離滅裂、厚生年金は再配分のものがあり、高い収入の人を優遇になるが、日本のほとんどの世帯、専業主婦も含めて払わないとならなくなり、今は専業主婦は国民年金のみ、夫は厚生年金ももらえて不平等。離婚したら、財産分与で、結婚期間の財産は折半、収入は夫婦で、となり、厚生年金はどうしてそうならないか、゜夫のみ働き、しかし妻は様々なことをして、稼ぎは夫婦のもの、金持ちが上限を超えても払わない理不尽は解消されて、しかしこの議論は国会でされていない。

 大竹さん、子供の夫婦はどうなるかと問われて、森永さん、子供の教育費は大変なものがあり、金持ちはたくさん子供を作る力があり、子だくさんに、と説かれて、大竹さん、130万の壁はなくなり、夫婦で稼ぐことになると指摘。大竹さん、結婚しない人の税金はどうかと問われて森永さん、それはそのまま、阿佐ヶ谷姉妹さんは一人、損はしないかと問われて、森永さん、たくさん稼いで大変なら養子をとればいい、しかしそういう不純な?動機でも子供が増えたら、海外でも育てられない親からの子供はいると説かれて、大竹さん、みんな平等に税金を払うべきと締めくくられました、以上、森永卓郎さんのお話でした。


【孫崎享のつぶやき】 引用

2023-02-19 20:39:28 | 転載
「安倍元首相銃撃は日本版「ケネディ事件」か…週刊文春投げかけた“疑惑の銃弾”。文春専門家の助言の下実証実験。山上の位置から右前頚部に弾が当たる可能性は極めて低いという結論。「射出口」未確認、体内にあるとみられる銃弾見つからず(日刊ゲンダイ)
2023-02-19 07:515



安倍元首相銃撃は日本版「ケネディ事件」なのか…週刊文春が投げかけた“疑惑の銃弾” (日刊ゲンダイ)
奈良県警は2月13日、安倍晋三元首相銃撃事件で、殺人罪などで起訴された山上徹也被告(42)を建造物損壊などの容疑で追送検したことで、一連の捜査を終結したと発表した。

だが週刊文春(2月16日号)は、「このテロ事件の全容は解明されていない。疑惑の銃弾問題があるではないか」と報じたのである。
文春によれば、昨年9月30日、奈良県議会の総務警察委員会で、自民党県議の質問に対して、奈良県警の安枝亮本部長が、司法解剖の結果、安倍元首相の体に当たった弾のうちの1発について、こう明かしたという。

「右前頚部、首の付け根の右前あたりになるんですけれども、そこから入って右上腕部に至っているという状況でございます」
だが、3度にわたって事件現場に足を運び独自の検証を続けてきた銃器評論家の高倉総一郎は、「被害者の体勢では、首の右側に弾が当たるとは考えられない」と言っている。
自身も狩猟免許を持っている自民党の高鳥修一元農水副大臣も、「結局、警察庁幹部から右前頚部の銃創について納得のいく説明はありませんでした。彼らは1度目には、私の疑問に対し『(山上は、安倍氏の真後ろよりも)もっと左から撃った』と、その場を取り繕う言い方をした。2度目の説明の場ではそうした発言はなく、ただ『大きく振り返ったからだ』と」

警察庁幹部ですら合理的な説明ができない。そこで文春は専門家の助言のもとに実証実験を行った。
安倍元首相とほぼ同じ身長の記者が、当日と同じ高さの台の上に乗る。3発の銃弾が当たっているから、致命傷となった左上腕部、問題の右前頚部、喉仏のやや下にできた擦過傷のところにシールを貼り、真後ろ5.3メートルから撮影して、右前頚部のシールが見えるかどうかを検証したという。
当時の映像を確認すると、安倍元首相は足の位置を変えずに、ごく自然に後ろを振り向いている。しかし、被害者役の記者が悲鳴を上げるほど大きく左へ振り返れば、弾が右前頚部に当たる可能性もなくはない。だが、この姿勢だと大きな矛盾が生じてくるという。左上腕部から入って左右の鎖骨下動脈を傷つけた弾は、当たった後、体内で大きく角度が変わる必要がある。また喉仏の下の弾痕は「擦過傷」どころではなく、体内に入っていないとおかしい角度になってしまうというのである。

したがって、山上の位置からでは、安倍元首相の右前頚部に弾が当たる可能性は極めて低いという結論に達した。疑問はまだある。
体を貫通した際にできる「射出口」が確認できないことから、体内にとどまっていると思われるのに、「致命傷となった左上腕部の銃弾が消えているのです」(警察庁関係者)。
それ以外にも、救命にあたった医師の会見内容と、司法解剖の結果が大きく食い違っているという疑問もある。そのために「山上以外のスナイパーがいたのではないか」という陰謀論までSNSや一部メディアで流布されている。

まるで日本版「ケネディ暗殺事件」のようだが、その可能性はあるのだろうか。文春が実証実験までして、安倍元首相を死に至らしめた銃弾が警察発表と大きく食い違うという重大な疑惑に、警察庁は速やかに国民に「合理的」な説明をすべきである。 (文中敬称略)
(元木昌彦/「週刊現代」「フライデー」元編集長)