「人間を幸福にするには地上のパン(=モノ)を与えればよい、
天上のパン(=自由)は人間には耐えられない」大審問官
「人はパンだけで生きるのではない」イエス・キリスト
「人は常に選択しなければならない。苦悩をともなった自由か、それとも自由のない幸福か。そして大部分の人が後者の道を歩む」
S・アレクシェーヴィチ
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新刊書評「デジタル・ファシズム」堤未果・著 信濃毎日新聞 9月25日
新自由主義によって中間層が没落し、社会が二極化する様子を「ルポ 貧困大国アメリカ」で活写した国際ジャーナリストの新刊。
目を向けたのは新型コロナウイルス禍の日本だ。
「国民の大半が知らぬ間に国会を通過した法律の数々は、どれも危険極まりない、新自由主義政策のオンパレードだ」と警告する。
デジタル相となる平井卓也氏が進めてきた「中央省庁向け政府共通プラットフォーム」。
この事業を請け負ったのが米系の外国資本だったと指摘する。
ときすでに、2020年1月に発効した「日米デジタル貿易協定」により、
データ設備を日本国内に置くよう米企業に要求することすらできなくなっていた。
協定は「私たち日本人の資産をアメリカのグローバル企業に際限なく売り渡す」ものと説く。
教育の現場でも、米IT大手がタブレット端末を通じて情報を収集しているのだという。
便利なはずのテクノロジーが「好ましくない人間」を選別し、排除につながることを見抜いた本書は爆発的に売れ、発売2週間で3刷7万部に達している。(NHK出版新書・968円)
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子どもは症状が軽くてもウイルス量は多い。大人にもうつります
まず大人が感染予防【コロナから子どもを守れ】
東京都は10代以下の新規感染者の割合が上昇
週刊金曜日 21年9月24日 山岡淳一郎
新学期が始まり、10歳未満を含む子どもたちの新規感染者が全国で急増している。子どもから家庭内感染が広がり、家族で自宅療養となるケースも。学校などでの感染対策の徹底をはじめ、いま大人ができることとは何か。
小中学校や高校の新学期が始まり、子どもの新型コロナ感染者が急増している。9月9日に開かれた東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議では新規感染者に占める10代以下の割合が5週連続で上昇し、2割近くに迫っていると報告された。
新規感染者総数は減っているものの十分に下がりきっておらず、入院患者数や重症者数は高止まりしたままだ。
「再び増加に転じれば危機的状況になる」と、同会議は警鐘を鳴らす。学校での接触機会の増加を機に感染が増えるーー。この傾向は全国的に強まっている。子どもの感染を現場の医師はどうとらえているのか。
子どもは隔離できない・・・「横須賀でも10代の感染者が19%。
昨年末から年初にかけての第3波の約3倍です。
従来のウイルス株では両親が感染しても子どもは感染しないケースもあったのですが、デルタ株は感染力が凄まじく、子どもにも感染する・・・」
「・・・子どもの場合、ほぼ症状は軽いんです。発熱と咳ぐらい。
日ごろから小さい子どもは発熱しやすいし、風邪と見分けがつきません。
検査して初めて感染の有無がわかるんです。
ただ、子どもは症状が軽くてもウイルス量は多い。大人にもうつります。
大人は隔離できますが、子どもは隔離できません。
家庭内で『3密』は避けられない。家族全員が感染します。
子どもに変調があればすぐ医療機関に相談して、保育園や学校は休ませたほうがいいでしょう」・・・
子どもの「社会的入院」・・・往々にしてコロナ対策の矛盾は社会のなかの弱い人、弱いところへとしわ寄せがいく。子どもとコロナの問題で、置き去りにされがちなのが、「医療的ケア児」への対応である。
保護者がパニックに
医療的ケア児とは生存のために高度の医療技術を日常的に必要とする子どもをさしている。近年、新生児医療やNICU(新生児集中治療室)などの進歩で難病や障害を持つ多くの子どもが救命されている。
その子たちは在宅で人工呼吸器の装着、中心静脈栄養、持続的腹膜透析といった医療が欠かせない。
全国で在宅の医療的ケアを受けている子どもは1万9712人、人工呼吸管理が必要な子どもは4178人(2018年、厚生労働省調査)。今年6月、「医療的ケア児支援法」が成立し、秋にも施行される予定だが、まだまだ家族の負担は大きい。・・・「陽性になったお母さんは、この子にうつしたらどうしようと慌てちゃう。
祖父母は遠くにいて、預けられない。早く子どもも検査しなくちゃと混乱します。
でも、現実に子どもを保護してくれる施設はありません。
だから、私は連絡を受けたら、自分で子どもをみたほうが重症化しない。
子どもが陰性でも親がみたほうがいい。
家族ってそういうもんだよ、とはっきり言います。
そこでご両親の覚悟が決まる。
子どもが濃厚接触者でも、慌てて検査しなくてもいいんです・・・」
大人がワクチン接種を・・・
「子どもを守りたければ、若い親世代も含めて大人が早くワクチンを打って、社会全体で感染を抑えること」である。
ワクチン接種にはさまざまな意見がある。ファイザー製のワクチンに関して言えば、2月の接種開始から8月22日までに接種後の短期間に死亡した例が1076件にのぼる。
この間、約1億200万回接種が行われているので、ほぼ10万回に1件の死亡となる。
その大多数が「情報不足」でワクチンと死亡との因果関係が「不明」とされている。これは由々しき問題だ。国が接種の旗を振りながら、死亡例を「不明」で済まされてはたまらない。死因の探究とその情報の開示、重篤な副反応や死亡例への補償は、ワクチン接種の大前提であろう。徹底的な精査が必要だ。
一方で厚労省はワクチン接種が進んだ効果で、65歳以上の高齢者の感染が、7月から8月に10万人以上抑制できた可能性があるとの試算をまとめている。死亡者数については8000人以上減少させた可能性があるという。全世界的にワクチン接種の進捗で感染が抑制されているのは論を俟(ま)たない。
日々、多くの患者と接する医師が、公衆衛生の視点で接種を推奨するのは当然だろう。・・・
「ある保育園に健診で行ったら、保育士さんが保護者に『コロナを持ち込まないでね』と言ってました。ところが聞いてみると、職域接種ができたその保育園でワクチンを打った職員は、全体の半分でした
それはないよ、自分たちが接種しないで、持ち込まないでとは言えないよ、持ち込むリスクが高いのはあなたたちだよ、と注意しました」
子どもをコロナから守るには、大人の行動が問われる。
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・・・昨夜、高校1年生の娘の「公民」の宿題につきあわされました。
教科書に書いていないことを先生が説明し、明日までに次の課題を解いてこい、というわけです。
「福祉国家と民営化」について、というものでした。
全国紙に掲載された「民営化問題についての論説」、 福祉社会に関する部分の政治学の論文が資料です。
そして、オランダ国家、ヨーロッパ連合、 官立組織の労働者、民間資本家、消費者という5つのカテゴリーのそれぞれの立場で、「民営化による利点は何か」「各カテゴリーの人々の利点は相互にどのように連関しているか」 「民営化によって有利なのは誰か」を記述・説明し、そして、最後に、自らの立場を明らかにして、「民営化」に賛成か反対かの議論をせよ、というものでした。
15歳16歳の子供たちが、 こういう課題をこなすのに、ふうふういいながら、しかし何とか答えを出そうとしている・・・
市民を育てるとはこういうことだ、と感じました・・・
https://bit.ly/3oitoEC
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==
医者が病院に行かないのはけしからんではないかと思われるでしょうけれども、これは、国立病院には行かないのであって、もともと民間病院に勤めていれば、そこの医者は出勤拒否はしません。さらに国立病院の医師や看護師は、自分の家にプライベートなクリニックを持っている場合も多く、持っていない場合は自分でつくります。そこで国民の患者、特にコロナが悪化しますと、コロナの患者さんを受け入れて治療するということでがんばっています。
国民からすると、医者に国立病院に行ってほしくない。軍事政権には協力してほしくない。
医師や看護師が国立病院への出勤を拒否しているというのはいまでも拍手喝采なんです。
病院に行かない医師なんてけしからんなんていう人は皆無に近いです。
政府を信用していないから国立病院には行かない。
国立病院に出勤拒否している医師の姿勢を支持するということです。
「ミャンマー危機を考えるーー正当性と実効支配の分裂、日本の責任」根本敬 上智大学総合グローバル学部教授 8月21日 第154回 市民憲法講座
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金はIT機器など先端産業に欠かせない貴金属。世界で年に約3,000トン採掘されている。
1 グラムの金を掘るためには; 岩石4 トン、シアン化ソーダ850キログラム、水 380リットル、爆薬 1.1キログラム、電気4.36 キロワット時、ガソリン2リットル。3,000トンは30億グラムだから金採掘の環境負荷は凄まじいことが分かる。金だけでなく、銅、ニッケル、コバルト、マンガン、亜鉛その他レアメタル、レアアースなど技術が進歩するほどその需要は増える一方。モノつくりの技術者達は、原料素材のサプライチェーンの最上流の現場で起きていることに全く無知無関心。
製品を作る工場とそれを使う環境でCO2を出さなければ脱炭素という。その最たるものがEV。銅をガソリン車の3-4倍使い、それにバッテリーの正極材のコバルト、ニッケル、マンガン。一部鉱山会社を除き真剣にリサイクルをする努力が見えない。技術はあるのに!意識と認識がなく、法的にもリサイクル推進の仕組みができていない。Out of Sight, Out of mind. このことを30年叫び続けてきたが、資源教育が全くなされていないばかりか、資源の専門教育も放棄して久しい。
https://www.facebook.com/masatsugu.taniguchi.3/posts/4332322850177606
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往診に向かうクルマのなか、ラジオから「いい話」が聴こえてきた。
番組のゲストに招かれた男性は、数年前にお連れ合いに先立たれて深刻な鬱状態に陥り、入院したのだという。そのときの話である。
彼は、毎日「琥珀色」の栄養剤の点滴ばかり、ベッドのうえで断食状態がつづいた。くる日もくる日も栄養剤を眺めているうちに自分が情けなくなり、その琥珀色の液体に誘われて無性にウイスキーが飲みたくなった。点滴の交換に来た看護婦さんに、「ひとつ頼みがある。この点滴を見ていたら、たまらなく、飲みたくなってきた。ほんの少しでいいから、ひと口、ウイスキーを飲ませてくれませんか」と哀訴した。
看護婦さんは、はじめはびっくり仰天した顔つきになったが、すぐに彼の耳もとに口を寄せて、「いいわよ。でも、先生には、ヒ、ミ、ツ」と思わせぶりに小声で応えて出て行った。
しばらくして、次の点滴の時間。看護婦さんはニコニコしながら手に琥珀色の点滴をぶら下げて部屋に入ってきた。
「おまちどうさま。ウイスキーを入れてきたわよ!」と元気よく言った。
意表をつかれた男性は、一瞬間を置いて、訊ねた。
「ありがとう!! で、これ、どこの銘柄?」
「うーん、毎日のものだからニッカだわね」
https://bit.ly/3B3S8DO
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天上のパン(=自由)は人間には耐えられない」大審問官
「人はパンだけで生きるのではない」イエス・キリスト
「人は常に選択しなければならない。苦悩をともなった自由か、それとも自由のない幸福か。そして大部分の人が後者の道を歩む」
S・アレクシェーヴィチ
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新刊書評「デジタル・ファシズム」堤未果・著 信濃毎日新聞 9月25日
新自由主義によって中間層が没落し、社会が二極化する様子を「ルポ 貧困大国アメリカ」で活写した国際ジャーナリストの新刊。
目を向けたのは新型コロナウイルス禍の日本だ。
「国民の大半が知らぬ間に国会を通過した法律の数々は、どれも危険極まりない、新自由主義政策のオンパレードだ」と警告する。
デジタル相となる平井卓也氏が進めてきた「中央省庁向け政府共通プラットフォーム」。
この事業を請け負ったのが米系の外国資本だったと指摘する。
ときすでに、2020年1月に発効した「日米デジタル貿易協定」により、
データ設備を日本国内に置くよう米企業に要求することすらできなくなっていた。
協定は「私たち日本人の資産をアメリカのグローバル企業に際限なく売り渡す」ものと説く。
教育の現場でも、米IT大手がタブレット端末を通じて情報を収集しているのだという。
便利なはずのテクノロジーが「好ましくない人間」を選別し、排除につながることを見抜いた本書は爆発的に売れ、発売2週間で3刷7万部に達している。(NHK出版新書・968円)
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子どもは症状が軽くてもウイルス量は多い。大人にもうつります
まず大人が感染予防【コロナから子どもを守れ】
東京都は10代以下の新規感染者の割合が上昇
週刊金曜日 21年9月24日 山岡淳一郎
新学期が始まり、10歳未満を含む子どもたちの新規感染者が全国で急増している。子どもから家庭内感染が広がり、家族で自宅療養となるケースも。学校などでの感染対策の徹底をはじめ、いま大人ができることとは何か。
小中学校や高校の新学期が始まり、子どもの新型コロナ感染者が急増している。9月9日に開かれた東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議では新規感染者に占める10代以下の割合が5週連続で上昇し、2割近くに迫っていると報告された。
新規感染者総数は減っているものの十分に下がりきっておらず、入院患者数や重症者数は高止まりしたままだ。
「再び増加に転じれば危機的状況になる」と、同会議は警鐘を鳴らす。学校での接触機会の増加を機に感染が増えるーー。この傾向は全国的に強まっている。子どもの感染を現場の医師はどうとらえているのか。
子どもは隔離できない・・・「横須賀でも10代の感染者が19%。
昨年末から年初にかけての第3波の約3倍です。
従来のウイルス株では両親が感染しても子どもは感染しないケースもあったのですが、デルタ株は感染力が凄まじく、子どもにも感染する・・・」
「・・・子どもの場合、ほぼ症状は軽いんです。発熱と咳ぐらい。
日ごろから小さい子どもは発熱しやすいし、風邪と見分けがつきません。
検査して初めて感染の有無がわかるんです。
ただ、子どもは症状が軽くてもウイルス量は多い。大人にもうつります。
大人は隔離できますが、子どもは隔離できません。
家庭内で『3密』は避けられない。家族全員が感染します。
子どもに変調があればすぐ医療機関に相談して、保育園や学校は休ませたほうがいいでしょう」・・・
子どもの「社会的入院」・・・往々にしてコロナ対策の矛盾は社会のなかの弱い人、弱いところへとしわ寄せがいく。子どもとコロナの問題で、置き去りにされがちなのが、「医療的ケア児」への対応である。
保護者がパニックに
医療的ケア児とは生存のために高度の医療技術を日常的に必要とする子どもをさしている。近年、新生児医療やNICU(新生児集中治療室)などの進歩で難病や障害を持つ多くの子どもが救命されている。
その子たちは在宅で人工呼吸器の装着、中心静脈栄養、持続的腹膜透析といった医療が欠かせない。
全国で在宅の医療的ケアを受けている子どもは1万9712人、人工呼吸管理が必要な子どもは4178人(2018年、厚生労働省調査)。今年6月、「医療的ケア児支援法」が成立し、秋にも施行される予定だが、まだまだ家族の負担は大きい。・・・「陽性になったお母さんは、この子にうつしたらどうしようと慌てちゃう。
祖父母は遠くにいて、預けられない。早く子どもも検査しなくちゃと混乱します。
でも、現実に子どもを保護してくれる施設はありません。
だから、私は連絡を受けたら、自分で子どもをみたほうが重症化しない。
子どもが陰性でも親がみたほうがいい。
家族ってそういうもんだよ、とはっきり言います。
そこでご両親の覚悟が決まる。
子どもが濃厚接触者でも、慌てて検査しなくてもいいんです・・・」
大人がワクチン接種を・・・
「子どもを守りたければ、若い親世代も含めて大人が早くワクチンを打って、社会全体で感染を抑えること」である。
ワクチン接種にはさまざまな意見がある。ファイザー製のワクチンに関して言えば、2月の接種開始から8月22日までに接種後の短期間に死亡した例が1076件にのぼる。
この間、約1億200万回接種が行われているので、ほぼ10万回に1件の死亡となる。
その大多数が「情報不足」でワクチンと死亡との因果関係が「不明」とされている。これは由々しき問題だ。国が接種の旗を振りながら、死亡例を「不明」で済まされてはたまらない。死因の探究とその情報の開示、重篤な副反応や死亡例への補償は、ワクチン接種の大前提であろう。徹底的な精査が必要だ。
一方で厚労省はワクチン接種が進んだ効果で、65歳以上の高齢者の感染が、7月から8月に10万人以上抑制できた可能性があるとの試算をまとめている。死亡者数については8000人以上減少させた可能性があるという。全世界的にワクチン接種の進捗で感染が抑制されているのは論を俟(ま)たない。
日々、多くの患者と接する医師が、公衆衛生の視点で接種を推奨するのは当然だろう。・・・
「ある保育園に健診で行ったら、保育士さんが保護者に『コロナを持ち込まないでね』と言ってました。ところが聞いてみると、職域接種ができたその保育園でワクチンを打った職員は、全体の半分でした
それはないよ、自分たちが接種しないで、持ち込まないでとは言えないよ、持ち込むリスクが高いのはあなたたちだよ、と注意しました」
子どもをコロナから守るには、大人の行動が問われる。
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・・・昨夜、高校1年生の娘の「公民」の宿題につきあわされました。
教科書に書いていないことを先生が説明し、明日までに次の課題を解いてこい、というわけです。
「福祉国家と民営化」について、というものでした。
全国紙に掲載された「民営化問題についての論説」、 福祉社会に関する部分の政治学の論文が資料です。
そして、オランダ国家、ヨーロッパ連合、 官立組織の労働者、民間資本家、消費者という5つのカテゴリーのそれぞれの立場で、「民営化による利点は何か」「各カテゴリーの人々の利点は相互にどのように連関しているか」 「民営化によって有利なのは誰か」を記述・説明し、そして、最後に、自らの立場を明らかにして、「民営化」に賛成か反対かの議論をせよ、というものでした。
15歳16歳の子供たちが、 こういう課題をこなすのに、ふうふういいながら、しかし何とか答えを出そうとしている・・・
市民を育てるとはこういうことだ、と感じました・・・
https://bit.ly/3oitoEC
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医者が病院に行かないのはけしからんではないかと思われるでしょうけれども、これは、国立病院には行かないのであって、もともと民間病院に勤めていれば、そこの医者は出勤拒否はしません。さらに国立病院の医師や看護師は、自分の家にプライベートなクリニックを持っている場合も多く、持っていない場合は自分でつくります。そこで国民の患者、特にコロナが悪化しますと、コロナの患者さんを受け入れて治療するということでがんばっています。
国民からすると、医者に国立病院に行ってほしくない。軍事政権には協力してほしくない。
医師や看護師が国立病院への出勤を拒否しているというのはいまでも拍手喝采なんです。
病院に行かない医師なんてけしからんなんていう人は皆無に近いです。
政府を信用していないから国立病院には行かない。
国立病院に出勤拒否している医師の姿勢を支持するということです。
「ミャンマー危機を考えるーー正当性と実効支配の分裂、日本の責任」根本敬 上智大学総合グローバル学部教授 8月21日 第154回 市民憲法講座
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金はIT機器など先端産業に欠かせない貴金属。世界で年に約3,000トン採掘されている。
1 グラムの金を掘るためには; 岩石4 トン、シアン化ソーダ850キログラム、水 380リットル、爆薬 1.1キログラム、電気4.36 キロワット時、ガソリン2リットル。3,000トンは30億グラムだから金採掘の環境負荷は凄まじいことが分かる。金だけでなく、銅、ニッケル、コバルト、マンガン、亜鉛その他レアメタル、レアアースなど技術が進歩するほどその需要は増える一方。モノつくりの技術者達は、原料素材のサプライチェーンの最上流の現場で起きていることに全く無知無関心。
製品を作る工場とそれを使う環境でCO2を出さなければ脱炭素という。その最たるものがEV。銅をガソリン車の3-4倍使い、それにバッテリーの正極材のコバルト、ニッケル、マンガン。一部鉱山会社を除き真剣にリサイクルをする努力が見えない。技術はあるのに!意識と認識がなく、法的にもリサイクル推進の仕組みができていない。Out of Sight, Out of mind. このことを30年叫び続けてきたが、資源教育が全くなされていないばかりか、資源の専門教育も放棄して久しい。
https://www.facebook.com/masatsugu.taniguchi.3/posts/4332322850177606
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往診に向かうクルマのなか、ラジオから「いい話」が聴こえてきた。
番組のゲストに招かれた男性は、数年前にお連れ合いに先立たれて深刻な鬱状態に陥り、入院したのだという。そのときの話である。
彼は、毎日「琥珀色」の栄養剤の点滴ばかり、ベッドのうえで断食状態がつづいた。くる日もくる日も栄養剤を眺めているうちに自分が情けなくなり、その琥珀色の液体に誘われて無性にウイスキーが飲みたくなった。点滴の交換に来た看護婦さんに、「ひとつ頼みがある。この点滴を見ていたら、たまらなく、飲みたくなってきた。ほんの少しでいいから、ひと口、ウイスキーを飲ませてくれませんか」と哀訴した。
看護婦さんは、はじめはびっくり仰天した顔つきになったが、すぐに彼の耳もとに口を寄せて、「いいわよ。でも、先生には、ヒ、ミ、ツ」と思わせぶりに小声で応えて出て行った。
しばらくして、次の点滴の時間。看護婦さんはニコニコしながら手に琥珀色の点滴をぶら下げて部屋に入ってきた。
「おまちどうさま。ウイスキーを入れてきたわよ!」と元気よく言った。
意表をつかれた男性は、一瞬間を置いて、訊ねた。
「ありがとう!! で、これ、どこの銘柄?」
「うーん、毎日のものだからニッカだわね」
https://bit.ly/3B3S8DO
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