【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【転載】日刊スポーツ・マイクロソフトニュース

2024-03-30 19:51:00 | 転載
膳場貴子アナ「報道特集」キャスター卒業「8年お付き合いいただいた」4月から「サンモニ」司会
日刊スポーツ新聞社 によるストーリー • 18 分




フリーアナウンサー膳場貴子(49)は30日、8年間キャスターを務めてきたTBS「報道特集」(土曜午後5時半)を卒業した。

膳場は番組の最後に「報道特集を離れます」と切り出し「8年間お付き合いをいただいたのですが、この8年間は調査報道の意義が増すのを実感する時期でもありました。今は情報量も多いですし、だれもが発信できる時代です。いいことだと思います」と、この8年間を振り返った。

その上で「でも同時に、フェイク情報をうのみにしてしまったり、どこかで聴きかじった、だれかの意見で議論をすませてしまったりという危うさを感じています」と、情報発信のあり方について私見を口にした。「現場で当事者の声をうかがって、事実を積み上げてお伝えするこの番組が、みなさんの役に立てたらいいなという思いで毎週、この場におりました」とも述べ「あらためて8年間、ありがとうございました」と視聴者に謝意を示した。

NHKアナウンサー出身の膳場は、2016年4月から「報道特集」キャスターを務めてきた。4月7日からは、関口宏(80)に代わり同局系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)の新たな司会に就任する。
膳場の後任となる「報道特集」の新キャスターは、TBS山本恵里伽アナウンサー(30)が務める。


膳場貴子アナ(2021年6月撮影)
© 日刊スポーツ新聞社

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TBS【報道特集2024.3.16】

2024-03-16 21:49:19 | 政治・文化・社会評論
「安楽死」はひとを幸福にするか否か



 言葉は魔物だ。「安楽」という言葉からは否定的なニュアンスはあまり感じられない。その言葉を実態と現実の医療と疾病の世界にきりこんで考えている。3月16日の「報道特集」(TBS-JNN系)は、午後5時半から7時近くまで番組のかなりを費やし取材し、読者に問いを投げかけtた。安楽死。青年の頃には想像できなかった老衰や重症の疾病。強靭な激痛の無限とも思われるような連続。目の前にないがじきに私にもそのような状況がやってくる。番組を見ながら考えたい。

  戦前に作家北条民雄は、ハンセン氏病に罹り施設に入院する。そのくだりを自伝的小説『命の初夜』を読み衝撃を受けた。松本清張の『砂の器』を映画化した作品には原作にはない10分間の親子の放浪のシーンと音楽が流れる。youtube音楽

映画「砂の器」10分間の原作には無い名シーン
定年後の金田博美的暮らしチャンネル登録者数 1450人
https://www.youtube.com/watch?v=Im23clGj8-I&t=2s
(10分26秒)

「安楽死」の痛みは「安」でも「楽」でもない。難病は「不治」の疾病か?かつて恐れられた「ガン」は全く様相が変わった。安楽死を「死の尊厳」ととらえスイスのレマン湖に散骨した女性。精神の孤高を求めたのだろうか。アメリカ映画「ジョニーは戦場へ行った」は、原作がある。戦争で顔、上肢下肢内蔵などを失いベッドに固定。顔部分をうちつけて音をだす。モールス信号。医師は鎮静剤を注射注射する。看護師は兵士の感情を理解する。

 「生を選ぶ社会に」難病患者さんたちの訴え
医師だったALT患者の岡部さん、苦しいけれど生き続ける意味を訴え続ける。奥様が看護からうつ病になって苦しむ。複雑な現実に理想主義は切込み傷つく。だが現実そのものを見つめそのリアルな世界に再度チャレンジしようと思う人々に、「報道特集」はいっそう現実へのアプローチを深化させてくれている。<了>

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女性アナウンサーに出産と労働の権利保障を

2024-03-14 09:10:52 | 転載と私見
マイクロソフトニュース転載
文春オンライン
新井恵理那アナの「グッド!モーニング」降板騒動を元テレビ朝日法務部長が解説 8年出演したのに「産休→フェードアウト」は寂しすぎる
西脇 亨輔 によるストーリー


写真は記事とは別

 正直、古巣のテレビ朝日について書くのは気が重い。また私がテレ朝のアナウンス部にいたのは10年以上前で、新井恵理那さんとは全く面識がない。

 ただ彼女が「グッド!モーニング」を降板する経緯を見て、あることを考えさせられて筆をとった。

 女性出演者の産休・育休からの復帰は、テレビにとって大きな問題の1つだからだ。

 テレビ朝日系の朝の情報番組「グッド!モーニング」のメインMCで、昨年6月末から産休に入っていたフリーアナウンサーの新井恵理那さんが、3月6日までに自身のインスタグラムに長文を投稿し、番組降板の意向を明らかにした。


「番組側は彼女の存在をフェードアウトさせる予定だった」?
 コーナー担当を含めると8年間出演した番組から降板することについて「わたしはわたしで、新しい働き方を探っていきたいと思うに至りました」とする一方で、こうした思いも吐露していた。
「昨年秋、わたしは街で女の子に声をかけられました。毎朝見ていたので応援してます、いつ戻ってくるんですか? 待ってます、と。すごく、すごく、嬉しかったです」

「道は分かれますが、可愛い視聴者さんをがっかりさせないためにも、わたしも頑張ります」といった思いも書かれていた。

 この投稿が波紋を呼び、NEWSポストセブンは「【惜別の長文投稿に困惑】新井恵理那アナ『グッド!モーニング』降板 番組関係者が明かす内情『完全に番組側の意向です』」と題する記事を3月10日に掲載した。


 その中で「番組側は彼女の存在をフェードアウトさせる予定だった」ことが報じられ、「番組の公式ホームページに掲載されていた『産休中』という注釈のついた新井さんの写真を削除するのみの対応を考えていたそうです」という番組関係者の話が紹介されている。

 確かに新井さんのインスタ投稿直後には、番組ホームページを確認すると新井さんの写真が出演者紹介の最上段にあり「(産休中)」と書かれていた。

 ところが4日後の報道が出てから再度見てみると、もう新井さんの写真は番組ホームページからなくなっていた。

 一連の経緯を振り返って気になるのは、新井さんの降板について番組側から何も公式コメントが発表されていない点だ。8か月前から新井さんが番組に出演しなくなったのは「産休」という“お休み”のはずだった。しかし公式発表もないままに、ホームページからいつの間にか存在がなくなっている。

 実は産休中の女性出演者が、いつの間にか降板になっているケースはこれまでも繰り返されてきた。私自身が過去に出演していた情報番組でも、女性出演者が最後のスタジオ出演で「産休後は元気に帰ってきてくださいね」と声を掛けられたきり、いつ帰ってくるのだろうと思っているままに数年が経ち、そのまま番組自体がなくなって結局戻ってこなかったケースを経験したことがある。

 局アナの場合は会社員として守られているので他番組に異動してまた頑張ることもできるが、フリーのアナウンサーだと本当にただ仕事を失ってしまうことになる。

これでは誰も安心して産休を取れなくなってしまう
 それでなくともアナウンサーの競争は厳しく、限られた番組出演枠を争う立場にある。2016年には、フリーアナウンサーの高島彩さんが第二子出産後わずか1か月で番組に戻り「スピード復帰」と驚かれたこともあったが、そうしないと番組の仕事が守れないという危機感があったのかもしれない。

 しかし「産休」の後にきちんとした説明もなくなし崩し的に降板するケースが多発する現状は健全な姿とは思えない。それでは誰も安心して産休を取れなくなってしまう。

 もちろん、新井さんが産休中に色々考え自分から降板を望んだということなら尊重されるべきだが、そうだとしても番組は公式に新井さんの降板を発表し、その中で新井さんのコメントなども紹介しつつ、これまでの出演へのねぎらいの言葉をかけて区切りをつけるのが自然だろう。

新井さんだけが降板について発言、番組側はコメントなし
 今回のように、新井さんだけが降板について発言し、番組側はコメントなく静かにホームページの画像だけ消去するのは出演者を大事にしていないと思われてもおかしくない。

 番組の内部で実際に何があったかはわからないが、新井さんを巡っては昨年4月16日の結婚発表後、翌朝の「グッド!モーニング」番組内で自身の結婚のニュースを長時間にわたって伝えて一部から批判されたとも報じられたため、このことが遠因だった可能性はある(ただこれは新井さんではなく、番組演出側の問題だと思う)。

 また昨今の番組制作費削減も新井さん降板の理由の1つであろう。今年2月に発表されたテレビ朝日ホールディングスの第3四半期決算ではテレビ放送事業の営業利益は前年同期比約45%減となっており、出演料が発生するフリーの出演者を削減して局アナに変える動きが出るのは自然な成り行きだ。

 出演者に降板を告げるのはとても大変な作業なので、産休中に降板という形で出演者を切り替えるのは、番組側にとってみれば「合理的な方法」だったのかもしれない。

 とはいえテレビは公の電波を預かって放送する以上、その価値観を世に伝える姿勢が必要だ。細かな表現の規制よりも、女性が出産によって仕事を失わ「ない」という姿勢を示すことこそが真の意味でのテレビの「コンプライアンス」であろう。

 たとえば同じテレビ朝日でも、「激レアさんを連れてきた。」では、産休・育休中の弘中綾香アナウンサーの「代役」を週替わりで話題にし続けることで、弘中アナの「復帰待ち」を温かく盛り上げている。

 昨今問題となっている少子化の根底には、「子供ができたら、仕事や人生設計にマイナスの影響があるのではないか」という躊躇も影響しているのではないか。それを解消していこうというメッセージを発するのはテレビの役割の1つだと思う。

「フェードアウト」は、寂しい。

(西脇 亨輔)


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【私見】 

女性アナウンサーは、労働者でもあり労働の権利や人権も本来保障されているはずだが、現実は異なる。膳場貴子氏や小川彩佳氏が産休明けに番組降板を打診されたり、まともな産休をとらず早々に番組出演したりしている。華やかな側面もあるが、はたらく者の権利はじゅうぶんには守られていない。女性差別が克服されていない。

【転載と私見】日刊スポーツ新聞社 によるストーリー • 1 時間 2024.3.5

2024-03-05 20:07:55 | 転載と私見

❶TBS「サンデーモーニング」勇退の関口宏に「感謝でいっぱい」コンテンツ戦略部長


関口宏(2018年6月撮影)
© 日刊スポーツ新聞社


TBSは5日、都内の同局で4月期番組改編説明会を行った。

3月末で情報番組「サンデーモーニング」(日曜午前8時)の司会を勇退する関口宏(80)について、渡辺真二郎コンテンツ戦略部長は「36年という大変長い間務めていただいて、感謝でいっぱいでございます。優しくて、紳士的な雰囲気が番組に少なからず雰囲気作りをしていただいた」と話した。

4月から後任を務めるフリーアナウンサー膳場貴子(48)には、「女性に変わるということも含めて、どのような雰囲気に変わるのか、むしろ我々が楽しみにしている。どういう化学反応が生まれるかということを楽しみにしています」とした。



❷「関口宏のサンデーモーニング」2024.3.3



冷戦が終了した時に、NATOとワルシャワ条約機構はそれぞれ解体を約束した。それを守ったのはロシア側であり、NATOは解体どころか組織を拡大する一方だ。
ウクライナ侵略はロシアの側に非がある。同時にガザの虐殺は拡大一方だ。ネタニヤフのジェノサイドを即刻停止を。


藪中さんのご意見に共感。日本国内では能登半島地震で輪島市への支援が打ち切られようとしている。青木さんが指摘なさったように2万戸が断水状態。国家は政倫審をショー化しつつ、肝心の国内問題を置き去りにしている。


元村さんがご指摘されたスローステップ現象。日本国内の地震に関わる原因要素がけっして楽観できない。もっと基礎科学的な学術費用にかねをかけて備えるべきだ。


官邸前国会前に若者たちが継続的に中心となり、平和を訴え続けている。若者だけではないが、「今時の若者」は素晴らしい。ピースボートでも活躍されているゲストの方も参加とおっしゃった。日本の危機は若者でなく森喜朗氏のような政治家の存在が招いている。


戦後80年弱。歴史は反動と後退の時期。だがどこかにあらたな可能性の兆しはある。ロシア中國も欧米日本も。青木さんがおっしゃる世界中の市民社会の可能性と危機。ゆっくりすすもう。関口さん、きょうもお疲れ様です。