【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【永岡浩一さんからの通信】 JAM THE WORLD-UP CLOSE(2022/6/28) 青木理&斎藤幸平

2022-06-28 18:55:17 | 転載
【永岡浩一さんからの通信】


JAM THE WORLD-UP CLOSE(2022/6/28) 青木理&斎藤幸平 プーチン氏のウクライナ侵略と気候戦争を語る、「先進国」が貧しい国からエネルギー資源、食料を収奪してきたやり方の落とし穴をプーチン氏が悪用、化石燃料基盤のシステムは独裁政治と相性は大変に良く、再生可能エネルギー、食糧自給など緑の資本主義が強権主義を倒さないと環境破綻で世界破滅を警告する!



 永岡です、アマゾンミュージック配信のジャム・ザ・ワールドのUP CLOSE、火曜日の担当はラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんでした(https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/episodes/f222aeed-891e-429f-8801-9f4c83cd1e4d/jam-the-world---up-close-2022-06-28-%E9%9D%92%E6%9C%A8%E7%90%86-%E3%80%8C%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%AE%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E4%BE%B5%E6%94%BB%E3%81%A8%E6%B0%97%E5%80%99%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%80%8D )。概略追跡します。

 青木さん、文化放送の西川文野さんのラジオに出られて、青木さん昨年の五輪の報告書400ページを読まれて、森氏らのジェンダー差別について実質無視、環境問題、安倍氏のアンダーコントールの嘘も無視、経費は予定の4倍の3兆円など、全部デタラメで差別をなくした大会だとムチャチクャ、池江選手のこと、メダルを期待して病気だと大臣の放言、その他無数のスキャンダル、デタラメがあったのに、青木さんそれを無視して総括して大丈夫か、国立競技場の民営化、維持費11億/年などの負の遺産、そして組織委員会の予算は情報公開にならず、それで札幌が2030年の五輪誘致はとんでもないと問われて、バービーさんは五輪が沼のままだと説かれて、西川さん、アスリートは頑張ったので五輪を悪く言えない空気を悪用だと説かれて、青木さん、60~70年代の五輪と万博、老人性ノスタルジーの産物、アホなことをした連中に責任を取らせないとこの国潰れると警告されました。

 また、ムチャクチャな猛暑で熱中症続出、関西のテレビの気象予報士さんも警告、関西テレビの片平敦さんは、暑いうちに外にいて冷房の家に戻っただけで夜に熱中症の例も多く、ともかく水を補給して、熱帯夜なので寝る前も水を飲んて欲しいと言われていました、。

 テーマはウクライナ戦争と気候危機、ゲストは東京大学准教授の斉藤幸平さん プーチン氏のウクライナ侵攻で気候戦争と説かれる斎藤さん、このテーマはマスメディアではほとんど語られず(そもそも、青木さんテレビに出られなくなりました、サンデーモーニング月に2度程度、テレビのバラエティ番組はムチャクチャ)、楽しみに聞きました。

 青木さんとは斎藤さん2度目、人新生の経済学を出されて、ウクライナ戦争と気候変動、戦争は100日、戦争はえげつないことになり、プーチン政権の帝国主義は語られても、気候変動は語られず、斎藤さんの指摘は、気候変動で戦争ではないが気候変動は様々な問題と切り離せず、それで斎藤さん、人類の経済活動が肥大化して環境破壊、パンデミックや気候変動の原因であり、直美・クラインさんも指摘しているが、社会への影響は余りに大きく、あらゆるものが気候変動と無縁でなく、それで気候変動と戦争を考えたい。

 この戦争、物価高、ロシアは資源大国、石油とガスしか資源はないがそれで世界の急所を握り、そして原発や化石燃料、石炭火力をしろというものの、斎藤さんは、世界が脱炭素をして、ロシアは化石燃料の輸出で成り立ち、プーチン氏の権力基盤は化石燃料、アメリカ、EUが脱炭素だと稼ぎ頭破綻、ウクライナに影響は、EU、特にドイツはロシアの資源なしでやれないので目をつけて、しかしロシアは化石燃料輸出のみでもちろん持たず、永久凍土の上に様々な建物があり、溶けたら崩壊、干ばつでロシアの農業も破綻、環境破壊で、国土の6割が凍土のロシアは、気候変動により破綻、化石燃料を売るのも、止めるのもロシアには大変。

 青木さん、プーチン氏の権力基盤+帝国主義志向、ロシアの輸出の半分以上は化石燃料だが、いずれ立ち行かなくなり、そして環境崩壊でロシア崩壊のジレンマをプーチン氏、ロシアが抱えていると説かれて、斎藤さん、世界もそのジレンマ、冷戦復活より、気候変動でウイルス、干ばつ、食糧危機が戦争を生み、20世紀のようなものではなく、全世界が困難にどう対処してエネルギー、食糧をGETするか、西側の資本主義と、旧東側の対立、西側はロシアを批判しても、インド、中国、ブラジルは冷ややか、民主的でない資本主義で、資本主義覇権争いがこの戦争。

 斎藤さんはアエラドットに書かれて、ロシアのことと、ウクライナ、ウクライナはヨーロッパの穀倉地帯、食料供給国、レアアースもたくさん出て、グリーン資本主義にレアアースは、ロシア、西側も手に入れたく、この争奪戦だと説かれて、脱炭素、再生可能エネルギーで時速可能になるが、化石燃料以外の資源も、コバルト、ニッケル、銅はアメリカやEUになく中国、ブラジルにあり、戦争で分断だとグリーン経済破綻。ウクライナは、食料が肥沃で、しかし気候変動、水危機の場合資源の争奪戦、半導体の製造に必要な希ガスもウクライナは産して、それで半導体大変、そしてウクライナは核開発、宇宙にてソ連の中核、東欧のシリコンバレー、IT、ハイテクに長けて、ゼレンスキー氏はそれを使い反撃、それを西側とロシアは争奪戦、ロシアに取りそれらを西側に取られたらパー、気候、環境も戦争の原因。

 青木さんは斉藤さんに賛同して、プーチン氏の戦争でEUのエネルギー危機、ロシアに頼るとダメで、それで原発はとんでもないと説かれて、これを機に再生可能エネルギーは広まるかと問われて、斎藤さん、ヨーロッパで広がらないと生きていけず、ヨーロッパ大陸の戦争は大変、ドイツはガスをロシアに頼りプーチン氏に強く出られず、ドイツは脱原発をして、石炭もなくす方向になり、天然ガスが頼り、ロシアに依存して、それをプーチン氏がついた。電力価格は跳ね上がり、原発賛同、自然エネルギー叩きはおかしい、化石燃料と独裁政権は相性がよく、プーチン氏はそれを利用して権力維持、EUはサウジなどに石油を頼ろうとしても、こちらも独裁、化石燃料に依存=独裁を容認、民主主義の経済を支えるのは独裁の矛盾、自然エネルギーは分散で、独裁と相性は悪く、民主主義を守るのは自然エネルギー、もちろん大変だし、戦争も大変だが、自然エネルギー志向を進めないと独裁は止まらず、日本だと脱炭素、エネルギーの安全保障は成り立たない。

 青木さんは、斎藤さんの本も評価されて、日本など「先進国」が豊かな生活を得ている背景に、貧困国から資源を収奪してのものは指摘されて貴重で、そしてそれをプーチン氏に悪用されたことに気づくべきと説かれて、斎藤さん、ロシアは化学肥料のリンなどたくさん作り、戦争で化学肥料高騰、これ以上上がると農業は破綻、日本の食料自給率3割台はそういうことを考えるともっと低く、戦争、気候変動で、コロナでも自国のために食糧の輸出規制をする国が出て、このままだと日本は食糧を外から買えなくなると、コロナ初期にマスク不足もあり、それら資源の貧困が世界の環境を破壊する。

 青木さんは、斎藤さんもドイツに留学されて、ノルドストリームを止めたが、食料とエネルギーを問われて、斎藤さん、ドイツも食品、電気代高騰、そして冬は暖房のためにエネルギー不足、冬にロシアに代わるエネルギーが必要、しかしEUはロシアに化石燃料を頼り、アメリカとEUは新しいガス田を採掘しているが、それは皮肉にも気候変動を加速の自己矛盾、気候変動、パンデミック、戦争がどんどん慢性化する。

 青木さん、今後の人類に最大の危機の、気候変動は、飢餓、感染症など人類の危機の背後にずっとあったことに気づくべきと説かれて、斎藤さん、対策で気候変動対策は遅れる悪循環、なら、気候変動の予測を悲観的な方向に修正すべき、戦争は考慮されず、そして環境は破壊されて、究極的には先進国の、貧困国からの収奪をやめるべき。青木さん、プーチン氏の戦争は否定されるべきだがエネルギー、食糧を他国から収奪する構造に市民は知り、学ぶべきと説かれて、斎藤さん、フランスがモデル、大統領選で極右がインフレなどで台頭、いわばエコファシズム、しかし議会選挙だとメランソン氏の政党が伸びて、マクロン氏の政党は落ち、極右も伸ばしたが、市民が平和、環境、ウクライナ連帯、敵はグローバル資本主義と覚醒したらゲームチェンジャーになるが、ルペン氏ら極右も台頭。しかしどこぞの島国は選挙なのに環境問題、エネルギー安全保障は争点にならず、平和ボケ。

 その、二極分裂がEUにあり、青木さん、選挙で与党から核保有、軍事費増やすマッチョ、他方経済は資産倍増として、環境問題に鈍感なのに絶望だと説かれて、斎藤さん、南米でもチリなどで左派は伸びて、世界で今これだとダメの意識は強くなり、日本の野党ももっとこの点を突くべきとして時間になりました。青木さんも勉強になり、エネルギー、食糧を貧しい国から収奪する図式を見直すのは本当の安全保障なのに、参院選では議論にならずこのままだとエライことだと説かれました。素晴らしい内容、こんなムチャクチャな猛暑だから説得力もあり、自然エネルギーの緑の資本主義が独裁と戦争を否定するというのはその通り、そして原発と独裁政権の親和性も高いと思われます。これも拡散してください、以上、青木さん、斎藤さんのお話でした。


【永岡浩一さんからの通信】ラジオ日本 岩瀬恵子のスマートニュース(2022/6/27) 

2022-06-27 11:38:25 | 転載
永岡浩一さんからの通信

ラジオ日本 岩瀬恵子のスマートニュース(2022/6/27) 青木理 参院選、維新が立憲の得票を上回ると超極右勢力が力を持ち軍国主義化になり危機的、戦後の歴史を変える選挙になり、絶対に投票して欲しい、プーチン大統領のウクライナ侵略で核抑止のへ理屈は破綻、日本は率先して核兵器禁止条約に参加して核の使用を違法として世界から戦争をなくす方向に行くべきことを語る



 永岡です、ラジオ日本の、岩瀬恵子のスマートニュース、本日の7時台のゲストはラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんでした、何とか概略追跡します。



 7時17分頃のコーナー、青木さんの特集、青木さん暑い中、参院選のテーマ、原発と気候変動、ヨーロッパだと若い人が環境問題に取り組み、この猛暑は気候変動と無縁ではなく、青木さんは長野の実家、子ども時代にクーラー不要、標高700m、猛暑は1,2週間で過ごせたが、母親はクーラーなしでやれなくなり、温暖化は深刻、原発の是非も含めて、エネルギーはロシアのウクライナ戦争で参院選のテーマになっているが、気候変動も争点になるべき、ヨーロッパだと環境政党は伸ばしているが日本はゼロに近く、若年層に気候変動は争点になるべき、ジェンダーも女性候補は過去最多、立憲と共産党は半分女性だが自公はそうではなく、毎日の情勢分析で与党有利、こういう結果を見たら暑さもあり、野党はしんどいが、与党圧勝が予想されて、しかしこれは節目の選挙になり、客観的な分析で、与党が強く、野党は多弱であるし、野党共闘も今回はしんどく、世論調査では立憲より維新の方が支持率は高く、投票先でも維新が立憲を少し上回り、参院は半分改選で維新がこれで野党第一党になったら、憲法改悪、軍事、外交、社会保証でも、どの政党がいい悪いではなく、維新が自民の現政権より極右、軍事、原発もそうで、新自由主義政策で自民より右、安倍氏と親和性が高く、各社の報じるように、改憲勢力が2/3を取るかも問題だが、維新の得票率が立憲を上回ると、政権を極右にしてしまい、この選挙は戦後、与党はほぼ自民、野党は社会党などリベラルが対抗より、自民より右のものが力を持つと大変、軍事費は支出金額で5兆円、これを倍増だと世界3位の軍事大国になり、この国の戦後政治、憲法も含めて激変するもので、どちらがいい悪いではなく、自民が勝つか、野党が善戦するかで政治は激変する。

 岩瀬さんは期日前投票されて、自分と接点を見つけて投票して欲しいと説かれて、青木さん、争点は無数あり、生活、物価などあり、ぜひ投票してほしいと説かれました。私も、野党共闘不発に、一時棄権を考えましたが投票行きます!今週期日前投票行きます!



 7時41分頃のコーナー、特集パート2、どういう投票をするか、これはラジオではもちろん言えず、期日前投票は旅行でも行けるからやって欲しい。岩瀬さん、投票率45%の予測があり、それだとダメだと説かれて、前半、憲法、軍事など右バネ飛躍を危惧し、しかし皆さんの最大の関心は生活、物価高が投票の争点になり、青木さんは気候変動、ジェンダーを争点にしてほしいが、軍事費、核兵器も争点。

 ロシアのウクライナ侵攻は、戦後の軍事、核抑止を激変させたもの、核抑止に頼る世界の秩序はそれでいいのかと説かれて、岩瀬さん、核兵器禁止条約会議があったのに日本はオブザーバー参加もしなかったと説かれて、青木さん、核保有の9か国は批准せず、アメリカの核に頼る日本、韓国も批准していないが、ドイツ、ノルウェーなどはオブザーバー参加、しかし世界唯一の被爆国は参加せず、広島、長崎市長は参加、被爆者もスピーチして、岩瀬さん残念と説かれて、青木さん、ICANの方も発言、日本は参加もせず核保有国と非保有国の橋渡しもしていないと怒られて、岩瀬さん、岸田氏は広島出身で、核軍縮が課題だと指摘されて、青木さんは政治記者ではなく、その点の専門家ではないが、来年のG7は広島でやり、核兵器禁止条約、オブザーバー参加はすべき。

 そして、NPT会議に岸田氏、日本の総理として初めて出て、NPT体制は世界の核秩序を規定、常任理事国=核保有、他の国に核を持つなは不平等、事実インド、パキスタン、DPRK、イスラエルはNPTに不参加だが、NPTは有力なのに不平等、核の拡散をするなという根幹は、核保有国の5か国が核軍縮する前提でNPT、しかし5か国は核軍縮など無視、アメリカとロシアは使える核、ロシアはウクライナで核を脅しの材料に使い、これは衝撃的だが、常任理事国は最低限核軍縮して、戦争をすべきではないのに、ロシアが侵略戦争をウクライナにして、核兵器を脅しに使い、NPT体制は揺らぎ、岸田氏がそこに出る意味はあるが、なら核兵器禁止条約を日本も批准すべき。

 岩瀬さんは、核兵器禁止条約の会議とNPTを一緒にすべきと説かれて、青木さん、橋渡しを日本は言うならオブザーバー参加すべき、そして核保有国は保有しない国を攻撃するな、核による脅しをという条約を作るべき、なら、DPRKとの外交、DPRKは核を、自分たちを守るために、貧者の核兵器として保有だが、核兵器禁止条約を日本が批准したらDPRKと話し合う余地は出来て、岸田氏、核兵器禁止条約に参加して核軍縮すべき、そしてロシアが核を脅し「揺らいでいるのは核抑止力」、核を持てば戦争は起きないの破綻。

 岩瀬さん、第2次大戦の後で秩序を守るものが、今年ロシアにより秩序が崩壊だと説かれて、青木さん、ロシアのウクライナ侵攻はそれほど衝撃的だが、人類は2度の世界戦争を経て、戦争は違法行為と認めて、生物・化学兵器はアカンの条約もできて、ロシアの戦争は衝撃だが、国際社会はロシアが得をしないようにしていて、ウクライナも必死で抵抗、しかし一気に力には力の秩序に戻すのか、軍縮に舵を切るのか、戦争も、生物化学兵器も違法になり、核兵器を禁止するのか、世界戦争になるのかの分水嶺になり、それが極右化だと救いがない。

 岩瀬さん、悲しいのは人類はどうして戦争を起こすのか、ロシアの戦争も終わらないと説かれて、青木さん、ロシア文学者の、名倉さんのものを見てほしい、20年前にロシアに留学して、プーチン政権でロシアがどれだけおかしくなっていったか、それを知り、人類が戦争をやめられない理由もわかるとして時間になりました。暑い中書き起こしした意味はありました、これも拡散してください、以上、青木さんのお話でした。





【永岡浩一さんからの通信】路上のラジオ(2022/6/24更新) 小出裕章&西谷文和

2022-06-25 12:06:47 | 転載
永岡浩一さんからの通信

路上のラジオ(2022/6/24更新) 小出裕章&西谷文和 ウクライナ戦争と原発を語る、原発が戦争で攻撃されたら地球破滅、原子力マフィアは太平洋戦争の時の昭和天皇や岸信介と同じ、原子力マフィアは世界にありこれを叩き潰さないと人類破滅になることを語る!



 永岡です、西谷さんの路上のラジオ、最新回(第94回)の後半、小出先生が西谷さんの電話取材に答えられました。テーマはウクライナの戦争と原発です(https://www.radiostreet.net/radio/1186/ 前半の佐高信さんイベントは省略します、佐高さんごめんなさい)。要点ピックアップします。佐高さん、疑い続ける、西谷さんを聴く、この社会に逆らう人を応援すべきと結論付けられました。

 小出先生、電話出演、ウクライナと原発、チェルノブイリ、ザポリージャは内陸、日本だと海にあり、100万kwの発電=200万kwの熱を捨てないとならないバカげたもの、1秒に70トンの水で冷却=日本には最大30トンしかなく、ザポリージャは6つあり420トン必要、ヨーロッパ、米国では冷却塔で捨てて、ザポリージャはドニエプル川、実質海、240kmの長さのもので冷やしている。

 ザポリージャにロシアが攻撃、ミサイルが命中していたら世界破滅、福島では、セシウム137、死の灰の最悪のものは溶けた炉心の2%しかなく、しかしたった2%であれほどの被害、もしミサイルで破壊されたら100%出て、住めないどころか、周囲の人は急性被曝で死ぬ。そして半減期は30年、ミサイル攻撃、日本破綻。

 西谷さん、樋口裁判官、日本に10%の原発の集中をいい(=事故、戦争で破滅)、攻撃されたらおしまいと説かれて、小出先生、戦争は原発があったらできないす、安倍氏、橋下氏らは言わないが、原発を持ち戦争できない。そして温暖化対策と、石油なしで原発をやれ、EUは原発をグリーンに分類はもちろん嘘、火力ではCO2が出て原発が出ないのは嘘、小出先生は温暖化とCO2の因果関係に疑問、植物は光合成にCO2が必要、他方原発は死の灰を作り、論理的に破綻、EUの言い分は嘘。

 西谷さん、持続可能に核廃物処理は反すると言われて、小出先生同意、そしてグリーンにフランス、フィンランドは賛成、ドイツは反対の意味は、ここにも原子力マフィアがいて、そしてウラン鉱山は西谷さん取材、ものすごく深くそれを掘るのにたくさんのエネルギーがいると説かれて、小出先生、ウランは核分裂させると放射能は1億倍(核分裂の時点)、200種類もあって半減期はまちまちだが、セシウム137は半分になるのに30年、ヨウ素の中には1600万年のものもあり、しかしウランそのものも放射性物質=生物に確実に害、ウラン採掘の時点で生物に悪影響、ウランそのものも、放射性物質は全部悪い、ましてや核分裂などとんでもない。

 原発は、ウラン採掘、濃縮に大量のCO2を出し、原発建造時に無限のCO2、そして核廃物処理には途方もないCO2がいる。西谷さん、フランスでMOX、これは日本に作る技術がなく、フランスに作ってもらい、工場すら日本になく、全部フランス製。MOXは通常のウランの10倍の値段!=プルサーマルしたらフランスは儲かり日本は損、しかし日本は原発を長年やり、それをもんじゅで活用の予定がもちろんアウト、プルトニウムは46トンあり、長崎の原爆を4000もつくれて、もんじゅはおしゃかになり、もんじゅでのプルトニウム消費は無理、すると日本が核兵器を作ると世界は疑念、特に中国、CPRK、さらにロシアはそう+日本は77年前までアジア侵略で、日本は余分なプルトニウムは持てず、もんじゅは使えず、プルサーマルは石油ストーブにガソリンをいれるのと同じ=爆発。灯油、ガソリンは兄弟、ウランとプルトニウムはもっと違い、下手に燃やしたらとんでもないことになり、軽水炉はプルサーマルのために設計されておらず、根本的に事故。

 それを、地震大国でやるのはクレージーと、西谷さんの声は震えて、小出先生、原発は今の特攻隊よりひどいというように言われて、西谷さん、関電は美浜再稼働を前倒し、戦争で電気足りないというが、美浜3号機は45年以上、もう動かせず、自動車なら45年など冗談ではなく、むしろ45年前に作られた飛行機に乗るようなもの、それほど再稼働はえげつない。

 どうしてこんなアホなことになったら、福島の事故が起きたため、もちろん原発事故=日本破滅だが、原子力マフィアは、どんな悲惨な事故を起こしても責任を取らなくていい、国には責任なし、東電は無罪、原子力マフィアは怖いものなし、美浜が事故でも関電は潰れず、そのために原子力マフィアは、早く儲けたいので事故などかまわない!原発は攻撃されたら終わりなのに、ムチャクチャ。

 もちろん、原発なしで電力不足にならず、福島事故の後、原発はほとんど止まり、しかし電力不足なし、省エネで大丈夫、原子力マフィアは、太平洋戦争の際の昭和天皇や岸紳助氏らと同じ、原子力マフィアを潰さないと、我々が死ぬことになると締めくくられました。書き起こし、久しぶりに震えました、この国は第2の太平洋戦争、真珠湾攻撃に入ったのかも知れません!これも拡散してください、以上、路上のラジオ第94回でした。







【永岡浩一さんからの通信】

2022-06-21 22:42:20 | 転載
永岡浩一さんからの通信

JAM THE WORLD-UP CLOSE(2022/6/21) 青木理&南彰 参院選の展望を語る、マスメディアの喧伝するように無風ではなく、円安と物価高で波乱はあり得る、維新は東京でも支持を広げているが伸びると安倍氏、菅氏をアシストして自民のネトウヨ化がえげつないことになる、社民党が消えたら市民運動でエライことになる、参院選は比例で候補者名をかけて、応援する候補者を伸ばせる、ともかく何が何でも投票率を上げないと日本破綻を解説する!最高裁が原発事故を想定外というなら原発などできない、司法が原子力マフィアに忖度して日本沈没を警告する!



 永岡です、アマゾンミュージック配信のジャム・ザ・ワールドのUP CLOSE、火曜日のニューススーパーバイザーはラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんでした(https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/episodes/8cbd9f48-226b-4a45-acd3-e5e45a7ad199/jam-the-world---up-close-2022-06-21-%E9%9D%92%E6%9C%A8%E7%90%86-%E3%80%8C%E5%8F%82%E9%99%A2%E9%81%B8%E3%81%AE%E5%B1%95%E6%9C%9B%E3%80%8D )。概略書き起こしします。

 大竹まことさんのラジオで、ジャーナリストの畠山理仁さんが出られて、杉並区長選で岸本さんが僅差で勝った件、投票率が5%ほど上がるだけで自民と公明などの組織票を上回ると指摘されていました(=自公は投票率を下げるのに必死)。ツイッターでは#自民党政治を終わらせよう、が15時現在6万近く発信されています。

 そして、文化放送の西川文野さんのラジオでも青木さん出られて、17日の原発最高裁判決、国に責任なしのものを取り上げられて、地裁、高裁では国に責任あり、仙台だと国が役目果たさずと批判だが、最高裁は原子力マフィアに忖度、事故原因の津波は想定外で、国が東電に対策させても事故は起きたというムチャクチャなもの、バービーさん想定外だから国に責任があると説かれて、青木さん、まだ3万人避難+そしてこれからも想定外はあり、原発事故は一度起これば無限の被害、東日本壊滅の危機すらあったのに、原子力マフィアに忖度だが、青木さんは責任取れない原発などできないという意味だと説かれて、高裁でも判断はわかれて、長期評価で福島原発には15mの津波が来るのは2002年にわかっていて、非常用電源も下で水没、高裁だと国に責任ありであり、もし原発をこれからもするなら対策すべき、最高裁判決は原発やるなだと説かれて、想定外があるなら原発はできない、飯館村に青木さん取材、被災者は納得できないと怒られました!



 今週のテーマは明日公示の参院選の展望、ゲストは朝日新聞コンテンツ本部の南彰さん(春まで政治部記者)、青木さんも自公が有利と言われてホンマかいな、の視点で、新聞労連委員長もされた南さんとのコラボ、南さんは政治取材のスペシャリスト、選挙取材もわくされて、が、参院選の盛り上がりは、メディアが盛り上がらないというもの、国民も問題意識を持たず、しかし無風の選挙だとドラマ、参院選は長く、様々なドラマもある。青木さん、ロシアの戦争、えげつない円安と物価高、岸田政権の支持率が落ちたと説かれて、南さん、物価高で国民は怒りその結果、岸田氏即答できない。対策するにしてもなにもできない、青木さん、朝日の3日の記事、岸田氏、分配、アベノミクス修正をしようとしたら安倍氏横やりの記事を説かれて、南さん、参院選のテーマは、安倍政権の負の遺産とどう向き合うか、安倍政権から10年、社会をどうするか。青木さん、安倍政権は戦争と経済に負の遺産、戦争だと安倍路線イケイケかと問われて、南さん、自民でも戦争志向、岸田氏は宏池会で、核共有はイケイケではないが、安倍氏の軍拡志向を踏襲している、日米同盟一辺倒見直しかは論点。青木さん、軍事だと安倍氏の影響力は強いが、自民の公約で軍事費増加であり、しかし財源なし、岸田氏の本音を問われて、南さん、自民だとNATO同様軍事費GDPの2%というか、岸田氏は数字ありきを否定、岸田氏は軍拡路線はそれほどではなく、安倍氏はトランプ氏ケツナメで武器爆買いして、財源はなくなり、軍事費をどこかから取ってくる、そして安倍氏の路線を維新が外野から推している。青木さん、安倍氏は軍拡志向だが、借金で武器を買いそれがばれたら怖いという意味と説かれて、南さん、財源は日銀が政府の子会社としないと安倍氏破綻。

 そして、アベノミクスは失敗、円安、欧米は利上げでも日本はしたくてもできず、これは参院選のテーマになり、結果として物価高でテーマになり、南さん、盛り上がらないというが、物価高、アベノミクス、軍拡で与野党対立になり、岸田氏物価対策なし、野党は攻めどころ、青木さん、国民生活はしんどく、金融政策破綻、これをテーマにすべきと説かれて、南さん、黒田氏来年で総裁の任期になり、後任は誰か、日銀は今後大変なことになる。

 参院選を、青木さん、与党から見たら勝てば3年ウハウハだと説かれて、南さん、岸田氏は参院選を乗り切るのに必死、党人事でも秋に独自カラーを出したい、青木さん、自民が勝つと安倍氏の影響力は減るか、それともケツナメかと問われて、南さん、3年国政選挙なし、ただ自民の総裁選はあり、岸田氏の派閥は小さく、最大派閥の安倍氏を敵に回せない、参院選の勝ち方で、自民の中で岸田氏主導権を取れるか、安倍氏の勢力がそがれるかで権力基盤は変わる。

 青木さん、注目すべき選挙区、候補者を問われて、南さん、野党共闘うまくいかないというのは嘘、青森、新潟など野党の勝負できるものは一本化、新潟は森ゆうこさんに統一して、これら一人区は勝負。野党共闘は昨年の総選挙で徹底されないというが、勝てそうなところは野党も力を入れて、野党ボロ負けではなく、2016年には野党11勝ち、2019年には19勝ち、統一して勝ちではないが、野党の負け幅が少ないと、野党の基盤になる。青木さん、野党が強いところで踏みとどまれるか、それでもやられると自民圧勝だと説かれて、南さん、選挙では物価は上がり続けて、都市部の複数区で野党も与党も必死であり、自民は都議選で2017,21年の惨敗もあり、野党は力を出す余地は大いにあり、98年のパターンになる。

 東京、都市部は円安、物価高で、風により波乱はあり得て、そして東京選挙区は激戦、テレビも注目、南さん、各党の目玉候補が出て、各政党の勢いを見るが、戦いは混とん、定数6で、自民2取れるか微妙。青木さん、このラジオもマスメディアで、候補者名はなかなか言いにくいが、自民2、公明1だと、残り3つはどうなるかと問われて、南さん、立憲は蓮舫さん、れいわの山本さん、共産党山添さん、過去は蓮舫さんトップであったが、自民の二人目を野党が抜けるか注目。青木さん、南さんが名前出して自分も出すが、自民が2つ取れるか、立憲二人、れいわが取れると野党有利、取れないと野党しんどいと説かれて、青木さん、戦後のイシューになる選挙、一時期、社民党は政権をとり、しかし政党要件を失う危惧があり、戦後の大転換点になると説かれて、南さん、野党共闘は、共産党と立憲のコラボではなく、2016年は社民、当時の自由党が入り、市民運動に関り、選挙に関わる人が社民に多く、政党の基礎体力は社民の地方は支えて無視できず、日本の平和運動を草の根で支えて、社民党が政党要件を失うと、立憲も大変な子ことになる。

 青木さん、この選挙で注目は維新、朝日の調査など、公示後は公表できないが、世論調査だと支持率で維新>立憲、維新は野党第一党にはならないが、維新>立憲だと岸田氏を右からアシストになる、右バネを暴走させると説かれて、南さん、維新が躍進するとパイプのある安倍氏、菅氏が勢いづいて、政権中枢に影響は強くなる。南さんは大阪で維新の黎明期も知り、京都で取れるかなどについて、維新は関東も含めて広がりを見せて、都知事選、小野氏60万票取り、小野氏、衆院選当選後文通費で名を知られて、その勢いのまま維新はあり、立憲が野党第一党として国民の支持がなく、その点有権者のふわっとした受け皿になる。しかし維新は自民より軍事、新自由主義で右ではあり、維新はふわっと支持されているのか、ネトウヨに支持されているのか青木さん問われて、南さん、岸田氏の支持もふわっとして、それに物足りないネトウヨは維新を支持、維新は核共有、原発再稼働に乗りき、松井氏最後の国政選挙で、身を切る改革と言ってきたが、ネトウヨ志向全面で闘い、そこまで有権者は知り維新を選ぶのか、岸田氏より極右、維新は、フランスなどの視点だと右翼政党になり、核武装を主張する右翼政党は野党として信任するかメディアは問われて、有権者も問われている。

 青木さん、軍事費など極右の維新が伸びるか、社民は消えるか、立憲vs維新、今後の日本を示す選挙だと説かれて、南さんも重要な国政選挙になる。青木さん、選挙期間は20日あり、波乱要因は円安と物価高だと説かれて、南さん、岸田氏物価高に危機感だがアベノミクス否定はできず、口先で円安は止まらず、物価高は大きな要素になる。その他、南さんの注目点は、参院も選挙区と比例があるが、比例で候補者名をかけて、衆院選は与党か野党かだが、候補者を選べる選挙は減ってきて、参院選で候補者名を書く有権者は少ないが、比例で名前を書いて、この人を国会に、という機会にすべき。青木さんも、衆院だと比例は政党、小選挙区は候補者のみ、参院選はそれより自由度があると説かれて、南さん、鼻をつまんで与党に入れるか、野党に入れるかだが、参院選は候補者名をかけて、全体の選挙結果だけでなく、投票した候補が国政で活躍だと社会は変わると説かれました。

 青木さん、選挙制度に議論はあるが、衆院は小選挙区で選択肢なしだが、参院の自由度は生かすべき、参院選、投票率を何とか上げてほしいと締めくくられました、毎回、青木さんのネタは重要です、これも拡散してください、以上、青木さん、南さんのお話でした。


【孫崎享のつぶやき】内閣支持率と物価高

2022-06-21 21:59:30 | 転載
孫崎享のつぶやき


内閣支持率と物価高 共同「選挙で、何を最重視するか」物価高対策・経済政策42・0%。、外交や安全保障8・2%、毎日 物価髙で家計が苦しくなったか。感じる 66%、感じない 17%、岸田政権の物価対策。評価する 14%、 評価しない 62%
2022-06-21 07:427


内閣支持率と物価高

A-1 ブルムバーグ「岸田内閣支持率が低下、参院選前に物価高に不満-緩和反対も多数」
参院選(7月10日投開票)を前に岸田文雄内閣の支持率が低下している。資源高騰や円安などの影響による足元の物価上昇に対し、国民の批判が高まっていることが背景にある。
    支持率     不支持率
日本経済新聞 60%(▲6) 32%(9)
毎日新聞 48%(▲5) 44%(7)
ANN    49%(▲2) 27%(▲5)
(注)かっこ内は前回調査との比較。▲はマイナス
日本経済新聞が20日報じた調査結果によると、内閣支持率は60%で5月の前回調査から6ポイント低下した。不支持率は32%と同政権では最も高くなった。支持率は毎日新聞やANNの調査結果では5割を切った。

 日経の調査によると、資源高騰や円安などによる足元の物価上昇については「許容できない」が64%で、「許容できる」の29%を大きく上回った。物価高対策を「評価しない」は69%で5月から8ポイント上昇した。

 日本銀行の政策運営を巡っては、金融緩和を「続けるべきではない」が46%と、「続けるべきだ」の36%よりも多かった。
 日銀は17日の金融政策決定会合で現行の長短金利操作付き量的・質的金融緩和の維持を賛成多数で決め、海外中央銀行による相次ぐ利上げの潮流にくみしなかった。岸田首相は19日のフジテレビの番組で、円安抑制に向けて日銀の金融緩和政策を転換するべきだとの意見に対し、中小企業の金利負担への影響も考慮する必要があると述べ、「現状においては変えるべきではない」との考えを示した。

 岸田政権が掲げる主要政策に関しては「資産所得倍増プラン」は、毎日の調査で「評価しない」が55%と「評価する」の23%を上回った。防衛費の相当な増額については、ANNの調査で「支持する」が50%、「支持しない」が37%だった。

A-2(1)共同トレンド調査結果(18、19日)
  この選挙で、あなたは何を最も重視して投票しますか。 
 物価高対策・経済政策  42・0。年金・医療・介護16・2。子育て・少子化対策   10・6、外交や安全保障8・2、新型コロナ対策 5・6

(2)日経テレ東6月世論調査
・内閣支持率60(-6)不支持率32(+9)
・参院選で重視する政策は景気回復44、年金・医療・介護35、外交・安保28、子育て・少子化対策28、

(3)毎日新聞6月世論調査6月18日 *()内は前回5月21日
・岸田内閣を支持しますか。支持する 48(53)、. 支持しない 44(37)
物価が上がった影響で、あなたの家計が苦しくなったと感じますか。
 感じる 66      感じない 17
  あなたは、岸田政権の物価対策を評価しますか。
  評価する 14     . 評価しない 62
 岸田首相は、国民に対して貯蓄を投資に回すよう求める「資産所得倍増プラン」を打ち出しました。あなたは、これを評価しますか。
評価する 23  . 評価しない 55

杉並区長選で岸本聡子さんが当選したことは今後に希望を灯した

2022-06-20 21:56:48 | 政治・文化・社会評論




写真は内田聖子さん撮影の写真
❶東京新聞はこう伝えた


 東京都杉並区長選は20日開票され、無所属新人の公共政策研究者、岸本聡子氏(47)=立民、共産、れいわ、社民推薦=が、4選を目指した無所属現職の田中良氏(61)ら2人を破り、初当選した。投票は19日に行われ、投票率は37.52%(前回32.02%)だった。
 岸本氏は、東京23区では、2002年から14年まで3期務めた新宿区の中山弘子元区長、07年に初当選し、現在4期目の足立区の近藤弥生区長に次ぐ3人目の女性区長となる。
 市民団体が擁立し、国政野党が支援した岸本氏は、区が進める道路拡幅や、児童館廃止計画の見直しを訴えた。現職の田中氏は、緊急事態宣言下の昨年7月に群馬県のゴルフ場に出張していた問題が批判され、支持離れを招いた。
 田中氏は同日午後12時10分過ぎ、区内の選挙事務所で支援者の前に姿をあらわし、「厳しい結果が出た。政策伝えきれなかった。私の力不足」と述べた。
▽得票数
岸本聡子氏  7万6743票
田中良氏   7万6556.724票
田中裕太郎氏 1万9487.275票

❷讀賣新聞はこう伝えた

 東京都杉並区長選が20日、開票され、立憲民主や共産、れいわ新選組などが推薦する新人で国際NGO研究員の岸本聡子氏(47)が、自公などの支援を受けて4選を目指した現職の田中良氏(61)らを破って初当選を果たした。

 次点の田中氏とは187票(有効投票数の0・1%)差だった。投票は19日に行われ、投票率は37・52%

❸私はこう考えた

 市民の中に渦巻く社会不安と救済を求める潜在的願望。岸本聡子候補は論理的にも庶民感覚も市民が求める杉並区長像のテーマと合致する。技術的なインターネット駆使戦術も道端説法も市民の関心を一気に集める結果を得た。
 得票数の差が少ないという讀賣新聞の指摘はそうなのだが、今まで2期3期とつとめ政府与党の自民党公明党が首都でつぎつぎに足元の砂がくずれていく。そんな感情を感じた市民も保守層にはいたのではあるまいか。
 れいわ新選組の大衆をひきつける要素で、共産党の計画的な積み重ね、立民党の良心派の訴え。さらに、政党ではなく政治団体の緑の党、生活者ネット、新社会党などの共闘も効果的だった。
 その中で、岸本聡子候補自身に政治の貧困と生活困難で苦しむ庶民の眼の高さに応じて運動を進めていくデモクラットの感覚と広く寛容し杉並区住民のこころをつかむ政治センスがある。
 今後区の政治を展開するために、どう区政を展開していくか。すでに岸本さんは把握している。政党団体の言われるままにではなく、ひとつひとつの課題がどれだけ区民の暮らしを支えていくかを基盤に考えて実践していくことだろう。杉並区議会の区長与党を増やすことも大事だ。ただ区民の暮らしと幸福感を高めるためにひとつひとつの取り組みが大事だ。
 フェミニズムが国際的に高まる時代に、首都で極右派の都知事がいるが、小池都知事も都民に対応していくことを増やしていかなければ都政がとまる。政治的立ち場は異なる。岸本区長が女性の社会的自己実現を広げていくために、時には都政とも連携する場面もあろう。
 参院選が政府の争点隠しで一気に圧倒的多数派をめざしている中で、岸井聡子氏の当選は大きな励みを反政府派の国民本位のひとびとに大きな勇気と希望のともしびに点火してくれた。<了>

【永岡浩一さんからの通信】 文化放送ラジオ 大竹まことゴールデンラジオ(2022/6/20) 白井聡

2022-06-20 20:48:19 | 転載
永岡浩一さんからの通信

文化放送ラジオ 大竹まことゴールデンラジオ(2022/6/20) 白井聡 長期腐敗体制のオワコン日本を語る、日本の有権者にとって選挙は自民党への信奉の表示の場所、今の日本社会では選挙の意味があるのかと疑わしいほど、日本は実質権威主義国家、次の選挙は日本が自滅するかの分水嶺、絶望的でも破局は黙っていたら来ることを警告する!




 永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、本日のメインディッシュは政治学者の白井聡さんでした。パートナーは阿佐ヶ谷姉妹さん、アシスタントは砂山圭太郎さんでした。何とか書き起こしします。

 昨日のNHK日曜討論にて、自民高市氏、れいわの大石さんの、消費税増税が法人税引き下げに使われている指摘にヒステリックに反発、消費税は全て社会保障に使われていると嘘を言い、NHKもそれをアシスト、私は見なかったものの、SNSによるとそういうことで(ツイッターで#平気で嘘をつく高市早苗がトレンド入り、14時現在9万以上発信)、この国は自民・維新とメディアが共犯関係で腐敗しています。絶望的です。また森永卓郎さん、このラジオで岸田氏の投資をしろと言うのに、アメリカの株価は最悪今の1/4になり、今株は買うな、株は今あまりに危険、買うなら暴落してからと指摘されました。この、貯金でなく株にというのは97年に山一、拓銀が潰れて恐慌状態の時に当時の大蔵省などの行ったキャンペーン、内橋さん、佐高さんが批判されたものですが、岸田氏は要するに一億総ギャンブラーを狙っているのでしょう。私は博打などしない、やるならラジオにメールだしてノベルティグッズもらう!(笑)

 白井さん、日本の腐敗した社会の本、長期腐敗体制(https://www.kadokawa.co.jp/product/322107000850/ )を出されて、白井さんこのラジオ1年ぶりの登場、リモート出演、大竹さんは永続廃線論を評価されて、この本の意味、いつも頭から腐る意味を問われて、白井さん、頭=自民、官僚、財界の「エライ」人たち、そして物価高、結婚もできず、本屋が潰れて、しかし岸田政権の支持率は落ちず、これの答えは、政治学者、ジャーナリストもそれがわからず困り、不満だらけでも選挙をしたら自民は勝つ、しかし非正規雇用、昔の方が給料が高く、ビッグマック指数も日本最低、他国の1/3、どうして自民が続くのかについて、白井さん、状況はどんどん悪化、一人当たりGDPは韓国、台湾に抜かれてアジア一の裕福な国は破綻、指導者がアホなため、しかし庶民の不満は権力に向かず、どうしてトップから腐るのか、トップより、ボトムも含めて全体破綻が今の閉塞の原因。京都に白井さんおられて、鈴木敏夫とジブリ展があり、かつての徳間社長の言葉、ジブリを支えたが、心配するな、金は銀行にいくらでもあるというが、これは異次元金融緩和

アベノミクスと同じ、アベノミクスは借り手がおらず破綻、リスクをとり何かやることが無理、みんな委縮している日本。国力衰退の根底は、人間が小さくなりエライことになっている。

 大竹さん、コロナ前、銀行はお金借りてくれとして借りてなし、新しい産業が生まれず、企業は非正規に逃げて、と説かれて、白井さん、企業は一番安易な道に逃れた20~30年、失われた30年、新しいものを生み出し、世界に発信ではなく、労働者のコストカットで儲けを出す、経営者がその責務を果たしていない。そして終身雇用破綻、年功序列崩壊、非正規で安く使い、首切り、そして企業は新しいものを生み出し、かつては太陽光もしていたのに補助金カット、失われた30年の中でもアベスガキシダの10年はさらに深刻、11年前の3・11があり大変なことになり、原発はダメなのに、それに代わる文明を作ろうとせず、逆に原発にしがみついたアベスガキシダ、原発は推進、世界一安全な日本の原発、そんなことを世界は聴くはずない、世界に脱炭素、20年前なら太陽光パネル、日本は競争力あったのに今破綻。

 大竹さん、これだけダメなのに、有権者は何をしていたかと怒られて、白井さん、ヒントになる調査があり、昨年末、白井さん大ショック、堀内勇作さんがアメリカで教えて、その調査、昨年の総選挙で政党の公約を分野別に分けて、ばらばらに並べて、架空の政党の一覧表を作り、様々な政策のものをごちゃ混ぜ、外交、コロナなどでやり、どれがいいか選んでもらい、様々なサンプルを出すと、政策ではどういうものが支持されるか見ると、自民は勝っているのに政策は不人気、野党の方が政策として人気があり、しかしそれでも自民は選挙に勝ち、理由は、日本の有権者は政策をほとんど見ていない!もう一つ、堀内さんの実験で、二つの政党の政策をランダムにして、それに自民と示すと、どんな政策でも自民として打ち出されると支持率が上がり、極端なもの、共産党の安保破棄も、自民の政策だと支持は過半数!白井さんは政治学者で足元破綻のような体験!政治学者なら、有権者は合理的に判断だとしていたものが崩壊、要するに自民だから日本の有権者は支持する結果になり、政治家は日本で成立しない。

 大竹さん、自民が給料上がらない政策だとして支持されるのかと問われて、白井さん、現状維持なら支持される!大竹さん唖然、地方だとその有力者が取りまとめるものが日本前代だと説かれて、白井さん、そういう血縁で縛られる土壌は過去からありやむを得ないものもあるが、今は人口だと都市部が圧倒的で、都市部の投票が結果を左右するが、政策を見ず、習慣で選挙だと自民に入れて、そして半分は選挙に行かず、彼らは結果的に自民支持、深刻なもの「日本の今の社会で選挙は意味があるのか疑わしい」、投票は有権者の行動ではなく、自民への信奉を告白する場、ソ連と同じ。

 これは権威主義国家によくあるが、日本独特のものもあると白井さん説かれて、大竹さん、野党に責任があるのか、メディアの責任か、日本人のメンタリティ、勝ち馬に乗る心にあるのかと問われて、白井さん、全部に責任があり、長期腐敗体制は2012年に始まりの10年も国民に支持されて、ここまで腐敗が安定したら、一部の腐敗では説明付かない。打破する方法は白井さんもいいものがなく、ともかく本を読んでほしい、何が起きているのか、多くの人が知るべき、そして元気のなさは、根源は何か、30年給料は上がらず嫌じゃないのかと全国民が考えるべきとして時間になりました、ちょっとショッキングでしたが、貴重な内容、日本は安倍政権で独裁を許して、80年前の地獄をこのままだと破滅だと思いました、これも拡散してください、以上、白井さんのお話でした。


【永岡浩一さんからの通信】 JAM THE WORLD-UP CLOSE(2022/6/15) 望月衣塑子&鮫島浩

2022-06-15 22:41:33 | 転載
【永岡浩一さんからの通信】

JAM THE WORLD-UP CLOSE(2022/6/15) 望月衣塑子&鮫島浩 朝日新聞政治部の本を語る、言論の自由が3・11とアベスガキシダで崩壊し、吉田調書、慰安婦でネトウヨに屈服した朝日にいて、ジャーナリストのあるべき姿を2022年に展望する、報道は誰のためのものか、民主主義の根幹のジャーナリズムを考える


 永岡です、アマゾンミュージック配信のジャム・ザ・ワールドのUP CLOSE、今週水曜日のニューススーパーバイザーは東京新聞記者の望月衣塑子さんでした(https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/episodes/7b31bde7-8f4e-4c0c-a091-28cdbb16cf9b/jam-the-world---up-close-2022-06-15-%E6%9C%9B%E6%9C%88%E8%A1%A3%E5%A1%91%E5%AD%90%E3%80%8C%E8%A9%B1%E9%A1%8C%E3%81%AE%E6%9C%AC%E3%80%8E%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%B0%E8%81%9E%E6%94%BF%E6%B2%BB%E9%83%A8%E3%80%8F%E3%80%8D )。概略書き起こしします。

 元朝日新聞政治部の政治ジャーナリスト、鮫島浩さんがゲスト、話題の本、朝日新聞政治部(https://honto.jp/netstore/pd-book_31559168.html )を出されて、言わば内部告発的なもの、テレビ、新聞はオールドメディアと言われるものの、どうか、鮫島さんは元朝日のエース記者、朝日の官僚的な体質を告発するのか、この本、様々な書店で話題、財界も関心を持ち、望月さんも多くの方に読んでほしい、望月さんは鮫島さんも尊敬して、鮫島さんは94年入社、政治部は50人、記者全員2000人の中で閉鎖的、政治記者は極悪人(笑)と言われて半分正しく、この本で政治記者のあり方、政治家との付き合いなど、今まではわからなかった政治記者の実態を見せて、記者クラブ、番記者、バンケーキ会食批判は8割正しく、しかし内部から批判は過去なく、鮫島さんデスクもされて、内部から、政治記者の実態を知ってもらい、どこを改善すべきか、政治報道に一石を投じるためのものを書いて、しかし限界は福島原発事故、鮫島さんは当時の菅総理に深く食い込み、鮫島さん当時デスクで何も伝えられず、東日本壊滅の危機、偶然でラッキーにより助かったら、一歩間違えたら鮫島さんも望月さんもこの世にいない、枝野氏、直ちに影響なしというのを、政治部は垂れ流し、政治報道から調査報道に移行して、社会部的なものを入れたが、原発、吉田調書で朝日は叩かれて、社内抗争に鮫島さん破れて失脚、そして組織論としてもこれを書いて、鮫島さんの記者人生を凝縮。

 この本も評価されて、協会賞も取ったものの、その後無視されて、大変なことが起きたもの、鮫島さんは、朝日の官僚的組織の中で挑戦者。曽我氏、麻生氏とべったりで、しかし情報をとり、そして吉田調書で朝日は大変なことになり、挑戦者として評価されず、朝日の政治部は50人、東京新聞の政治部は10人、東京新聞だと、鮫島さん、曽我氏クラスは飛ばされていたと望月さん説かれて、朝日の大きな組織の意味を問われて、鮫島さん、会社の中では内向き、出世>>社会のため、鮫島さん、朝日の中で社内の根回しで人生無駄、やめて気づいて、改革に成功したが、それでも疎まれて、疎外された鮫島さん、本の前半は自慢話、しかし最初に転落から書いて、それは評価された(笑)。読んでいると転落が出てくる。望月さん、お酒飲んでつれあいさんに突っ込まれたものを取り上げられて、それで活路だと指摘されて、望月さんは鮫島さんを見てきたつれあいさんの視点は意味があったと説かれて、鮫島タイムス(https://samejimahiroshi.com/ )、動画のクオリティが上がっていると説かれて、鮫島さん、サイトは自力で立ち上げて、ユーチューブで編集はつれあいさんに手伝ってもらい、れいわの大石あきこさんとの対談でつれあいさんが編集というと大石さんビックリ(笑)。

 鮫島さんは、キャリア試験に受かり、新日鉄の幹部に口説かれて入るかというのに、それを鮫島さんせず、朝日に入り、新聞を読んでいなかった(笑)ダメな大学生であり、選挙にもいかず、今言うとヤバイ(笑)、他人に選挙に行けと言いにくい(笑)、勉強もせず、会社の人に会うのもなかなか、そして新日鉄に入ろうかとして、しかし鉄、ビジネス、金もうけをしていいのかと思い、違和感、ビジネスに人生はかけたくなく、社会の公正さにかけたい、学校は奨学金の世話になり、社会に恩返ししたく、朝日は、変わっているからうまくいかないと言われてムカついて(笑)、まだ就職の余裕があった時代、お金儲けより、社会のため。新日鉄から、主役になれないと言われたが、記者として主役になりたく、挑戦を意図していた。

 そして、政治部、望月さんは社会部だが、浦和支局長の方より、未来志向のものを教わり、若宮さんから、権力は何か教えられて、優れた先輩にインパクト、そして鮫島さんは今何かを越えて未来を見て夢を語り、政治部の記者として、未来を志向して望月さんも期待、朝日の政治部の意味を説かれて、鮫島さん、朝日の政治部は面白い人間も多く、社会部は事件記者、過去を追い、鮫島さんは政治部では、過去よりネクストを重視するもの、次の選挙は誰が勝つ、次の総理は誰か、未来を書く、教科書の模範解答なし、分析力を競うのが政治報道で、しかし今は政治家のいうこと垂れ流しだが、政策を分析してアカンなど未来を見て、政治報道が政治家に隷属ではなく、主導権を取るべきだが、その力がなく、政治家の作った土俵、憲法改悪、軍事費などに乗せられて、しかし物価、社会などアジェンダ設定すべき、アジェンダ設定能力がなく、政治家の言うことを垂れ流してしまう。

 南彰さんも保守の政治家を追跡されて、政治部遊軍であり、鮫島さんは週刊朝日も体験し、朝日にとって、自分の書いたものを嫁読んで欲しいではなく、読者と一緒に考えて、主観を出すべき、客観報道はあり得ず、ジャーナリストは、まじめに見るもの半分と、エンタメ志向で関心を持ってもらい、選挙に行ってもらう必要があり、政治は迷っていると、政治に関心を持ってもらう報道がないと政治ジャーナリズムは衰退する。

 鮫島さんは朝日のエースから、昨年退社、吉田調書問題、政府が隠してきたもの、吉田所長が事故調に語ったもの、特別報道でスクープ、それは意味があったのに、記事の中で、原発事故で所員が9割いなくなり、第2原発に避難、それを命令違反と鮫島さんは確認、そして命令違反は事実だが、大混乱の中で命令は徹底されず、逃げるのを批判できず、作業員の責任は問うのは難しい。そして原発暴走、原発は何かあったら誰かが踏みとどまらないとダメであり、それは電力会社か、自衛隊か、米軍か決まっていないのに再稼働はおかしい、しかし表現に問題があり、それを国家権力と原子力マフィアに突っ込まれて朝日は全面敗北、しかしそれは取り消してしまい、慰安婦問題でも叩かれて、吉田調書を人身御供にして朝日は逃げて、責任者の鮫島さん追放されて、しかしこれで新聞は委縮、権力批判は困難になり、報道の自由度はアベスガキシダで11位から71位になり、その渦中を鮫島さん見て、朝日はそれを一部しか報じず、鮫島さん書き残した。望月さん、表現に問題があったが、慰安婦問題とともに朝日バッシングでエライことになり、修正すべきなのに、新聞協会賞にしたい木村社長の意図もあったが、修正が遅れて権力に屈して、そして現場の記者3人が頑張ったのに2人やめざるを得ず、鮫島さん大変、当局に依存せず、調査報道の本質なのに権力に屈して、メディア委縮になったが、原発について問題提起。今文春、赤旗がスクープだが、望月さんは当時朝日砲として評価したのに、読売、産経だけでなく毎日もバッシングは民主主義否定だと説かれて、鮫島さん、調査報道、社会部などからエース記者を集めて、特別報道部とオピニオンで、既存の記者クラブ打破を目指して、吉田調書問題でバッシングされて打撃、当時鮫島さん若くイケイケどんどん、しかし嫉妬されて、組織防衛に失敗。望月さんは鮫島さんの試みを評価されて、朝日も成功したから他社もになるべきがうまくいかなかったと説かれて。鮫島さん、今の朝日は縦割りで紙面に元気なし、失敗を恐れて、それは新聞社の限界かも知れない。

 望月さんは検察取材して、小沢一郎氏の問題でバッシングに異議であり、マーティン・ファクラーさん、田原さんもおかしいと語り、番記者、記者クラブに問題があったと説かれて、鮫島さん、ジャーナリストに分野はなく、政治部、社会部の区分なく問題を追いたい。望月さん、時の政権から批判されてもやるべきものがそうならず、鮫島さんはどうすべきか、会社を辞めてもやれるようにしたい、鮫島タイムスもやり、ユーチューブでもやり、会社員時代は内向き、望月さんは例外、ジャーナリストは組織ではなく個人として活動する文化を作るべきなのに、組織に縛られてうまくいかず、組織の中で活躍する代表が望月さんなら、鮫島さんはフリーで成功したい、会社相手だけでなく、フリーの意味を見せたらうまくいく。一時ソニーが退社ばっかりから再起、朝日、読売などの組織だけが記者ではなく、成功例になりたい。

 望月さん、ニューヨークタイムズも独立したメディアとコラボして成功だと説かれて、そして池上さんの慰安婦批判コラムを木村氏が潰したのを若い記者が批判した意味はあり、そして木村氏責任をとり辞任だが、朝日で頑張るのは編集の外なのは問題、独立は食べるのに大変、若いジャーナリストへのメッセージを問われて、鮫島さん、木村氏は政治部出身、しかし社会部の社長になり、社内の言論の自由がなくなり何かやったら叩かれて左遷、若い後輩はかわいそう、しかし独立を意図して、ジャーナリストは独立、発信力が命だと説かれて、望月さん、興味を持たれたらこの本を見て、鮫島タイムスも見てほしいとして時間になりました。

 私もずっと朝日を読んでいて、応援するものもあり、望月さん、鮫島さんのお話、活躍するジャーナリストのエネルギーに老人として刺激を受けました。これも拡散してください、以上、望月さん、鮫島さんのお話でした。




【永岡浩一さんからの通信】JAM THE WORLD-UP CLOSE(2022/6/14) 青木理&北丸雄二

2022-06-14 21:28:18 | 転載
【永岡浩一さんからの通信】
JAM THE WORLD-UP CLOSE(2022/6/14) 青木理&北丸雄二 アメリカの今、中間選挙、ウクライナ戦争、中絶、銃規制を語る、アメリカには日本の明治時代の家制度とは異なる家父長制、男性優位主義が根強く残り奴隷制度の残滓で人権を否定する空気があり、ライフル協会は金で暴力を肯定、戦争で死の商人ウハウハ、トランプ氏は負けるのが怖い今の巨人みたいなショボイ面もあり、激変するアメリカの病理を分析する!


 永岡です、アマゾンミュージック配信のジャム・ザ・ワールドUP CLOSE、火曜日の担当はラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんでした(https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/episodes/e1495d13-a659-48e2-b813-99002fb660ba/jam-the-world---up-close-2022-06-14-%E9%9D%92%E6%9C%A8%E7%90%86%E3%80%8C%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E6%9C%80%E6%96%B0%E4%BA%8B%E6%83%85%EF%BC%88%E4%B8%AD%E9%96%93%E9%81%B8%E6%8C%99%EF%BC%86%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%81%AF%E4%BB%8A%EF%BC%9F%EF%BC%89%E3%80%8D )。何とか追跡します。

 この前に、大竹まことさんのゴールデンラジオに津田大介さん出られて、ネットと社会のことを語られて、最後に政治へのあきらめ、例えば夫婦別姓がされないが、検察庁法改悪、入管法改悪をネットで阻止できた(どちらも与党のゴリ押しできたのを市民が止められた)、様々な文化人が発信、望月さんのいい報道で入管はアウシュビッツだと、市民とネットがコラボできて、選挙は数年に一度だが、ネットで市民は365日関わられて、ネットには問題もあるがもちろん利点もあり、クラウドファンディングもokで、ネットのメリット>デメリットにしたいと説かれて、大竹さんもアメリカだと民主党と共和党が拮抗していたら緊張感はあるが、日本は地方も含めて一強だと説かれて、津田さんは野党が市民の声にこたえて大同団結、今すぐは困難でも5年10年かけてやるべき、市民が政治に絶望だと社会崩壊。大竹さんもマイノリティの声をくみ上げる力が弱まっている、小島慶子さんもポリタスTVの成果を問われて、津田さん、北九州の生活困窮者のことを取り上げたもの、渋谷さんの日本の賃金が上がらない理由の回も反響が大きく、地上波テレビでこれをやるべき、深沢真紀さんのフェミニズムの解説も注目されて、それらをある程度時間をかけてやるべき(要するに市民のニーズに合わせず自民党忖度のテレビばかりだから滅ぶ)。大竹さん、20代の男性の7割が女性との付き合いに興味なしに驚かれて、津田さん、若者にお金がそもそもないのを社会は把握しているのかと締めくくられました。



 テーマはアメリカのこと、ジャーナリスト、元東京新聞ニューヨーク支局長の北丸雄二さんがゲスト、11月の中間選挙、インフレ、中絶の判決、トランプ氏のことなど、もちろんウクライナもそうで、銃規制など、アメリカ問題のスペシャリストの北丸さんのお話、山ほど話題はあり、ウクライナについて、最初はバイデン氏は介入せずから、武器提供を積極的にして、米ロ代理戦争だと青木さん説かれて、北丸さん、ウクライナでは民主党も共和党も珍しく一致、400億ドル支援を両党でやり、5兆円=日本1年の軍事費を支援、ウクライナ頑張れを越えてアメリカの安全保障+ロシア封じ込め+中国牽制の3点があり、ウクライナだと国内の世論も一致、しかし戦争は終わらない。青木さんもロシアの蛮行は許せないが、あまりに巨額の軍事支援は死の商人ウハウハ、アメリカウハウハだと説かれて北丸さん、ジャベリンのロッキードマーティンは株価上昇、軍事産業ウハウハ、民主主義を守る大義名分で死の商人ウハウハ、コロナは解説しないが、雇用統計はよく失業率も悪くなく、本来ならバイデン氏選挙に有利。

 青木さん、バイデン氏の支持率が上がらないと説かれて、北丸さん、赤ちゃん用の粉ミルクが品薄で不評、青木さん、ニュースはそれ一色でアメリカは大変であったと説かれて、北丸さん、アボット社、粉ミルクを飲んだ赤ちゃん二人が細菌感染で亡くなり、工場閉鎖、品薄+買占め、45ドルのものが倍、バイデン氏、日本に来てミルクのことを演説、岸田政権に出せ+ネスレに依頼、母乳大作戦!粉ミルクを薄める、牛乳を赤ちゃんにはまずい(日本だと半年)で社会問題。青木さん、粉ミルク会社のミスがバイデン氏の人気をどうして下げるのかと問われて、北丸さん、FDAは赤ちゃんのことを知りながらバイデン氏の知るのが遅れて、政治責任だと調査報道+物価高、えげつないインフレ、北丸さんもこの円安だとアメリカに行けない+ガソリン値上げもバイデン政権直撃、アメリカは世界一の産油国だが、日本の2/3の値段である(日本はガソリン税えげつない)のに、1リットル150円、しかし都市部だと200円を超えて、そして物価も高く、実質日本同様のガソリン高、アメリカ人には高すぎる。ロシアのウクライナ侵攻もあり、そしてバイデン政権の支持率は低迷。 

 が、トランプ氏元気、中間選挙は共和党有利かについて、北丸さん、インフレと、選挙の時のウクライナ+最高裁の中絶判決、73年のものがひっくり返ったらどうするか、女性票はそれだと民主党に行く。青木さん、中絶で保守とリベラルがアメリカを分断だが、最高裁判事、トランプ氏で保守派になり、最高裁判決がマスコミにリークされた意味を問われて、北丸さん、リベラル派が危機としてリークか、保守派の観測気球か不明だが、トランプ政権のバックの福音派が票を掘り起こして2016年にトランプ氏をヒラリー氏に勝たせて、キリスト教右派は、中絶をやめさせるのが49年の悲願、そのためにトランプ氏を大統領にして、最高裁の判事をそうさせた。青木さん、日本でもそうだが、裁判のリークは前代未聞だと説かれて、北丸さん、それで捜査、青木さん、7月に中絶アウトとなったら人権破綻、他方大統領選挙でアメリカ分断だと説かれて、北丸さん、女性の人権否定、選択権を否定、プロチョイス、プロライフ、赤ちゃんの命はどこから始まるか、アメリカの世論は4割近く受胎時になり、全員キリスト教保守派ではないが、養子縁組する善意で中絶させないものもあるが、プロライフ、中絶反対は中絶クリニックに爆弾+ヘルスケア、銃規制に反対、えげつない矛盾。青木さん、中絶反対なら社会が支えるべきなのに反対だと説かれて、北丸さん、中絶反対で人殺しイケイケだと矛盾、全米の半分の州は中絶禁止の法律を用意して、受精でアウト、レイプ、近親相姦もダメ、半世紀ぶりに女性の人権否定、政治にも大変なことになり、どこかに自助努力、天は自ら助けるものを助ける+家父長制度、ジェンダー規範がとんでもない。青木さん、アメリカの世論だと中絶反対は3割程度なのに、えげつない力を持ち賛成の6割を圧すると説かれて、北丸さん、その3割がトランプ氏を大統領にした、7月に判決でも、この中絶の判決は、トランプ氏の送り込んだ保守派のものが問題。

 そして、銃規制、5月に小学校でえげつない事件+6月にも13回銃乱射だと危惧されて、連鎖反応は大変、北丸さん、テキサスの知事、アボット氏批判が強くなった。アボット氏は共和党だが、適切な警官隊を送らず、そして銃には銃、テキサスでは銃は野放しで知事の無策を市民が批判、州知事選があり、民主党オルーク氏が挑むが、銃こそが正義だとしたら、もちろん世界一銃があるアメリカが安全はずなのに、これは変わらない。青木さん、トランプ氏、ライフル協会で先生に銃を持たせろ、バイデン氏は銃規制を言い分断、そしてアメリカの憲法だと、武装する権利があり、刀狩の日本と対照的だと説かれて、北丸さん、国民が国を作り、民兵が正義他の芽に武装できるものに、憲法判断は分かれて、人殺しの道具まで保障するか意見は分かれて、銃規制の世論は強いのに、ライフル協会は共和党議員に大献金、登記はニューヨークなのに不正流用と指摘されて、ライフル協会はバージニアに逃げて、日本では知られないが、ライフル協会の会員は500万人、さらに過激な団体があり、数十万人会員がいて銃規制に猛反対、彼らが勢力を持ってしまった。

 青木さん、銃規制には利権、ライフル協会のものと、アメリカは武装して、政府にも銃を向ける面もあるが、実態は利権が強いのかと問われて、北丸さん、利権が政治家を支配して、ルイジアナ州の、服部君の銃事件の際に、30年前だが銃は反乱、レストランにもあり、そして熊などのトロフィーがあり、アメリカの精神は男性主義、家を守る家父長制度は南部、奴隷制度に由来して、それが染みつき、ニューヨークにいたらわからず、彼らは説得などできない。青木さん、都市と地方で民主党と共和党の分裂があると説かれて、北丸さん、開拓精神で子供を生ませて、奴隷に産ませて奴隷にした、日本人には理解できない家制度、マッチョイムズがあり、日本の明治時代の家父長制とは異なるもの、それで中絶を許さない。

 青木さん、昔からの家父長制が残り、ウクライナ戦争でのインフレがどうなるとか問われて、北丸さん、トランプ氏は再起して、トランプ氏の支援する候補は勝ったり負けたりして、惨敗した例もあり、共和党でもトランプ氏の陰謀論は信じず、ジョージアの選挙でもトランプ氏でひっくり返せず、他方ペンシルベニアではテレビの健康のタレントが知事選に出て、それは中道派、トランプ氏に信奉していないが、この人なら勝てるにトランプ氏がついて、2024年の大統領選挙にトランプ氏は問題、トランプ氏のないトランピズムは残り、トランプ氏は闘って負けるのが怖く、中間選挙で共和党が負けたらトランプ氏ビビる、青木さん、トランプ氏が勝てるなら大変だと説かれて、北丸さん、本来ならトランプ氏2024年に出るというべきがビビっている(今の読売巨人「軍」みたいなものか(笑))、バイデンの支持率は3割台だが、トランプ氏の支持率と同じ、青木さん、中間選挙はアメリカを左右すると説かれて、北丸さん、ウクライナと中絶がアメリカを左右すると結論付けられて、青木さん、ウクライナ、インフレなどバイデン氏の課題と、アメリカの家父長制も再認識、銃規制、ライフル協会と政治の癒着、日本では理解できないものもあり、アメリカは複雑であると締めくくられました。アメリカで家父長制とは驚き、ただ75年に作られたマンディンゴという映画、昨年リバイバル上映されて、日本の家制度と異なる男性主義があると知り、そしてアメリカがどうして戦争ばかりするのかのも理解できましたし、キリスト教福音派とは要するに日本会議のアメリカ版、夫婦別姓、同性婚が中絶、要するに過去の栄光にすがりマイノリティを弾圧、安倍氏とトランプ氏が仲良しなのは当然、こんなアホなものを野放しにしたら世界破滅だと感じました、これも拡散してください、以上、青木さん、北丸さんのお話でした。




『報道特集2022・6・11』の充実

2022-06-12 16:01:45 | 転載
『第21回平和のためのコンサート』を聴きに新宿区内のホールを往復し、帰宅時には6時を過ぎていた。番組の前半を見逃し、特例制度から視聴した。

 番組の中の人間模様を見ていて、ふと『レ・ミゼラブル』のジャンバルジャンを思いうかべた。貧困で弟に一個のパンを食べさせるために一個のパンとひきかえに懲役数十年。親鸞の悪人正機説。私たちは貧しく犯罪をおかす国民をみる。国の政治が根本を見失って自衛隊を増やし看護師保健師を減らす。

「少年院 心に傷を負った若者たち」
凶悪な犯罪。ただ犯罪をおかす動機は絶望感や自己尊重を見失う虚無であり自己喪失だ。少年院、昔は感化院と呼んだ教護施設。北海道の教護院「家庭学校」を斉藤茂男氏のルポ『父よ母よ!』のルポ作品と、映画化された作品を見た。更生した若者たちが出会う偏見と失意は凄まじい。
 少女たちの虐待は、家族内で強姦などの暴行をうけ深く心理的迫害を受ける。このような少年少女が、なんら自分が迫害に対応できない親や教師や大人たち。18,19の若者たちを法的に成人扱いして選挙に一票を投ずることができる。それにふさわしい公民教育を学校教育が保障すればのことだが。
 次の世代は数も減り就職も不安定。必要なのは若者の心を想像力で共感できる大人の力。

 北海道沼田町の就業施設は、農業を通して達成感や自立感を体得させている。別の話だがソビエト教育学で労働で総合技術教育や労働をとおして人格の陶冶をはかる。これらは長い歳月で実証されている。イデオロギーでなく、実際の労働を通じて人格に意義ある取り組みも国内で行われている。

 だがかつては国際的な意義を果たしたソビエト教育学やソ連文化は、歴史的にどう評価されるか。プーチン大統領が軍事紛争で見せた専制政治は、危険な様相を孕んでいる。ウクライナ・ロシア戦争の表面にはでない米欧の軍事産業資本の破滅的暴利むさぼりの傀儡に近くなったアメリカ大統領は土壇場にたっている。