【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

安倍首相演説 「不戦の誓い」「寛容の心と和解の力」「日米の固い同盟で世界平和に貢献を」に思う

2016-12-28 20:11:50 | 政治・文化・社会評論
安倍首相の演説 「不戦の誓い」「寛容の心と和解の力」「日米の固い同盟で世界平和に貢献」             

               櫻井 智志


 「不戦の誓い」とは、美しい言葉です。

それでは、国民の多くの反対の数十万人が何度も何度も国会前で、全国各地で反対の意思表明に蹶起した声を聴く耳も持たず、国会で野党だまし討ち強行採決した「平和安全法案」という名の『戦争法案』とは、何なんだったのでしょうか?

大学や企業での軍事研究費を、六億から百十億への十八倍に急激に沸騰する熱湯のように増やし、福祉と教育への予算を大幅に減らしている内政とは、「不戦の誓い」というアメリカ国民の前で語った言葉に、安全どころか暗然とした気持ちを抱きます。



「寛容の心と和解の力」とは、世界的な思想的高みの見事な言葉です。

沖縄県で、米軍基地縮小、撤去、海外移転をかかげて、沖縄県知事選、衆院選、参院選、市長選など民意は圧倒的に安倍政権と乖離していのす。それでも政府が任命した最高裁判事など相次ぐ司法権を逸脱して、行政トップに迎合した地裁や最高裁の判決を援軍として、豊かな沖縄の不可逆的な自然破壊をすすめる基地建設を続行しています。平和文化に貢献して衆目一致する平和運動家山城博治さんを二カ月以上も不当な勾留により、悪性リンパ腫と闘う病状を意図的に悪化させる劣悪な環境で真冬に靴下もはかせないとは・・・まさに治安維持法や特高警察の戦前の時代と見まごうような事態です。どこに寛容や和解の力などがあるのでしょうか。


「日米の固い同盟で世界平和に貢献」ならば世界も平和になる、のでしょうか。

固い同盟とは、米軍兵士が日本国沖縄県民の女性を強姦し殺戮するような数十年にわたる不埒な犯罪に、何も言えない同盟です。米軍の飛行機が沖縄国際大学に落下墜落しても、オスプレイが住宅密集地の沿岸に墜落大破しても日本人関係部署は一切調査も立ち入りも、固く禁じられた、従属とドレイの同盟にすぎません。

外国メディアの反応を、NHKテレビ七時のニュースは伝えました。その中にこんな公式発言がありました。

「巧みなショーにすぎません」。           

悪性リンパ腫の平和運動家が二カ月以上も不当勾留され続けている沖縄の事実

2016-12-23 08:47:10 | 政治・文化・社会評論
悪性リンパ腫の平和運動家が二カ月以上も不当勾留され続けている沖縄の事実

                            櫻井智志




 米軍の横暴な数々の言動。市民運動の指導者を不当に閉じ込め、基地反対闘争を縮小させようとする県警の姑息なやり口。

 これは特高警察による戦前、戦時下の思想弾圧の再来である。

 沖縄県民は度重なる弾圧のなかで、闘い続けている。
 山城博治さんは参院選で出馬し、僅差で落選したけれども、危機感の現場で警察や米軍の挑発にのらないように基地反対運動に参加していた市民を、挑発に乗るなと抑制さえしていた。

 その山城さんを米軍はむりやり引きずって、基地内に入ったとして逮捕し、日本警察に引き渡すという事件の記憶は生々しい。


 今回、悪性リンパ腫と闘病生活の山城さんを、真冬に靴下もはかせずに健康を悪化させて二カ月以上の不当勾留を続けている。



  これはもう「自由」でも「民主主義」でもない。言うことに戦慄が走る。


「21世紀現代ファシズム」が日本に跳梁跋扈している。








====参考資料引用開始================

「東京新聞 こちら特報部 ニュースの追跡」(新聞視写)


【抗議リーダー拘留2ヵ月超】「運動つぶす政治的弾圧だ」
沖縄訓練場「返還式典」の陰で・・・
2016/12/23


 沖縄県名護市で二十二日、米軍北部訓練場(同県東村など)の部分返還に伴う返還式典があった。だが、返還条件のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の建設をめぐる抗議活動で逮捕された沖縄平和センターの山城博治議長(六四)は、保釈が認められず、拘留は既に二カ月以上に及ぶ。地元では、「政治弾圧」という声が上がる。    (木村留美)

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 山城さんは十月十七日、北部訓練場の敷地内の有刺鉄線を切断したとして、沖縄県警名護署に器物損壊容疑で現行犯逮捕された。

 同月二十日には、八月二十五日に北部訓練場付近で沖縄防衛局職員の男性の肩をつかんで揺さぶり、右腕打撲などのけがを負わせたとして、公務執行妨害と傷害の容疑で再逮捕。

 先月二十九日には威力業務妨害の疑いで、またも逮捕された。この件は今年一月、米軍キャンプ・シュワブ(名護市辺野古)のゲート前にブロックを積み上げて、工事車両の進入と沖縄防衛局の業務を妨害したという内容。那覇地検は二十日、この事件で逮捕された四人のうち、二人を不起訴にしたが、山城さんと、別の男性一人を起訴した。

 山城さんについては、保釈請求も出されたが「証拠隠滅の恐れがある」として却下され、拘留が続いている。高江や辺野古での一連の抗議活動では、山城さんを含めて、現在も三人が起訴、勾留されている。

 山城さんを担当する地元の池宮城紀夫弁護士は、間断なく続く逮捕などについて、「威力業務妨害罪は通常は現行犯逮捕されるものだが、一月の事件を今ごろ蒸し返して逮捕、勾留を続けている。抗議活動の現場に、リーダー格の山城さんを戻さないという政府の意思を感じる。あからさまな不当勾留であり、政治弾圧だ」と指摘。「一日も早く、山城さんを奪還したい」と話す。

 山城さんは二〇一五年四月に悪性リンパ腫が見つかり、療養生活は半年にわたった。その後、闘病を続けながら、再び基地反対党争の最前線に立ってきた。

 温暖な沖縄とはいえ、朝晩は気温が下がる。病み上がりの山城さんは靴下の差し入れ許可を求めてきたが、警察は「自殺予防」を理由に認めてこなかった。ようやく二十日、短い文のものに限って差し入れが認められたが、現在も房から出るときにだけ着用を許すなど、制限があるという。

 山城さんには接見禁止がつき、原則弁護士以外は面会ができない。弁護士として、山城さんと二十日に一時間弱、面会した参議院議員の福島瑞穂氏は「いまだに房の中では靴下をはかせないというのは、病み上がりの人に対するいじめで、人道上問題がある。すぐに釈放すべきだ」と憤る。

 福島氏は「長期拘留は、市民と仲間たちが彼と会って応援することや、彼が工事反対運動について指示することを阻んでいる。リーダーである山城さんの拘束を長期化させることで、反対運動をつぶそうというのが狙いだろう」と、警察の対応を批判する。

 山城さんと抗議活動に取り組んできた「ヘリパッドいらない住民の会」の田丸正幸さん(四七)は、「山城さんは求心力がある人。運動を縮小させようとしている政府が恐れ、拘留を長引かせているのだろうが、抗議活動は表現の自由であり、認められるべきものだ」と訴え、勾留されている人びとの早期釈放を求めた。


=====参考資料引用終了=============

《声明》 [拡散歓迎] 安倍政権打倒を在野勢力は具体的課題として展開すべきときだ

2016-12-19 23:24:06 | 声明
《声明》 [拡散歓迎]
【安倍政権打倒を在野勢力は具体的課題として展開すべきときだ】

2016/12/19

            国民的統一戦線への探求
              市民と野党共闘連帯
               主宰者 櫻井智志


1 沖縄県民に対する安倍政権の措置は法治国家の統治ではない

住宅地に近い位置に墜落大破したオスプレイ機の扱いに見られる米軍は、トップの司令官自身が、植民地主義国に対するような傲慢無礼な言動と対応である。

沖縄県民のいのちと暮らしを危機にさらし続ける状態を、少しも解決しようとする努力を怠る安倍首相や稲田防衛相ら安倍政権は、
すでに統治の理念も能力ももたない。


2  福島原発事故の被害救済もまともになさず再稼働や耐用年数を40年から60年に延ばした。
   もんじゅの根本問題を解決せず転化する。原発事故対策は電力会社を潤し海外に原発を売り歩く。
   安倍首相の原発政策は日本も国際社会にも不可逆的な悪政である。


3 防衛省は企業や大学の軍事研究費を6億からなんと110億円を要求する暴挙にでた。


① 大学の文科系学部を廃止し、理科系の基礎科学研究を減らし、その上に軍事研究を大学に行われる、政府の政策はまともな民主主義国  の政治ではなく、学問の自由さえ崩壊する。


② 六億から百十億への十八倍もの軍事研究は、福祉と教育への予算を大幅に減らし、日本社会は確実に人心も経済も荒廃させる。




 以上三点において、私たちは、在野のまともな社会・政治の政党や団体が安倍政権打倒の国民的運動と議会制民主主義政治に立脚する全国の地方自治体議会・首長選挙のふたつの面で安倍政権打倒の国民的実践を開始されることを要請してやまない。


 東アジアの隣国、韓国国民の大統領の不正な政治に起ち上がり、あいつぐ連続的集会と国民的蹶起の民主的レジスタンスにまなぼうではありませんか?!
(以上)

《声明》 [拡散歓迎] 安倍政権打倒を在野勢力は具体的課題として展開すべきときだ

2016-12-19 23:24:06 | 声明
《声明》 [拡散歓迎]
【安倍政権打倒を在野勢力は具体的課題として展開すべきときだ】

2016/12/19

            国民的統一戦線への探求
              市民と野党共闘連帯
               主宰者 櫻井智志


1 沖縄県民に対する安倍政権の措置は法治国家の統治ではない

住宅地に近い位置に墜落大破したオスプレイ機の扱いに見られる米軍は、トップの司令官自身が、植民地主義国に対するような傲慢無礼な言動と対応である。

沖縄県民のいのちと暮らしを危機にさらし続ける状態を、少しも解決しようとする努力を怠る安倍首相や稲田防衛相ら安倍政権は、
すでに統治の理念も能力ももたない。


2  福島原発事故の被害救済もまともになさず再稼働や耐用年数を40年から60年に延ばした。
   もんじゅの根本問題を解決せず転化する。原発事故対策は電力会社を潤し海外に原発を売り歩く。
   安倍首相の原発政策は日本も国際社会にも不可逆的な悪政である。


3 防衛省は企業や大学の軍事研究費を6億からなんと110億円を要求する暴挙にでた。


① 大学の文科系学部を廃止し、理科系の基礎科学研究を減らし、その上に軍事研究を大学に行われる、政府の政策はまともな民主主義国  の政治ではなく、学問の自由さえ崩壊する。


② 六億から百十億への十八倍もの軍事研究は、福祉と教育への予算を大幅に減らし、日本社会は確実に人心も経済も荒廃させる。




 以上三点において、私たちは、在野のまともな社会・政治の政党や団体が安倍政権打倒の国民的運動と議会制民主主義政治に立脚する全国の地方自治体議会・首長選挙のふたつの面で安倍政権打倒の国民的実践を開始されることを要請してやまない。


 東アジアの隣国、韓国国民の大統領の不正な政治に起ち上がり、あいつぐ連続的集会と国民的蹶起の民主的レジスタンスにまなぼうではありませんか?!
(以上)

「大失敗の亡国外交」、日刊ゲンダイが的確に批判した日ロ会談の本質

2016-12-18 03:49:19 | 政治・文化・社会評論
「大失敗の亡国外交」、日刊ゲンダイが的確に批判した日ロ会談の本質


                   櫻井 智志

 以下に掲げる記事をお読みいただくと、今回の日ロ会談の実質的内容が明確にあらわれてくる。

 これでは、日本外交を蓄積してきた伝統は、破壊された。いわば対米も対ロも、安倍首相の外交は御尊父安倍晋太郎元外相からはなにも学ばず、卑屈な「ドレイ的マインド」外交しかできないということだ。

 欧米首脳は、伊勢志摩サミットで一瞬のうちに安倍首相の「外交能力」「政治能力」を見抜いていたことだろう。

 そんな屈辱的な全体像をどうとらえ、テレ朝「報道ステーション」TBS「news23」は、安倍首相に多くの時間を提供し、国民懐柔のためのイメージ操作の時間となんら批判色のないあいづち報道をおこなったのか。報道の自殺行為ではないか。

 改めて、外交や報道が、日本ではどれだけ詭弁や巧言令色に彩られ、本質が民衆には届かないような「日本というシステム」に、外交の危機、報道の危機そしてそれ以上に、日本国の政治と統治の破滅的な色彩に彩られた危機を強く感じる。






(以下の記事は日刊ゲンダイが有料配信に限定した記事なので、引用箇所の転載をお断りします。)

=====引用開始==================

【日刊ゲンダイ 巻頭特集】

大失敗の亡国外交ショーを実況中継 戦慄するプーチン狂騒
2016年12月17日

プーチンにまんまとやられた(C)JMPA


 2日間のプーチン大統領訪日が終わったが、16日行われた共同記者会見でのロシア人記者のプーチンへの質問が、今回の首脳会談の“不毛”を物語っていた。ひとりは訪日とは無関係な「シリア情勢」への対応を問い、もうひとりは「日本のホスピタリティー」への感想。首脳同士の個人的な関係によって、安倍首相が領土問題で何らかの結果を出していたなら、ロシアメディアは大騒ぎでプーチンを問いただしたはずだ。

 結局、北方領土について出てきたのは「元島民の自由な往来」ぐらい。安倍が「大きな一歩」と意気込んだ共同経済活動にしたって、注目された「特別な制度」も「(その制度を作るため)交渉を開始することで合意した」という次元だからドッチラケだ。日本のメディアは「特区のようなもの」と簡単に解説しているが、主権を主張するロシアと法的立場を害さないことを求める日本では、交渉のテーブルに着くことさえ実際は不可能。「特別な制度」なんて気の遠くなるような話だ。


 筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)はこう言う。

「プーチン大統領には、そもそも北方領土を引き渡す気など最初からなかったことが、今度の訪日ではっきり分かりました。これだけの大変な歓迎を受けながら、『手ぶら』でやって来た。それどころか、まるで年越しの集金に来たかのようでした。お金だけはしっかりもらって帰る。それほど経済援助が欲しかったということでしょう。極東に回せる連邦予算は半減してしまっていますからね」

■「ウィンウィンの関係」に元島民も苦言

 極東の産業振興を中心にした「8項目の経済協力」で、プーチンは総額3000億円規模を手にした。領土問題は全く進展していないのに、これじゃあ、成果ゼロどころか食い逃げだ。

 ところが、安倍“お抱え”のNHK女性記者は、「ODA(政府開発援助)ではありませんから、食い逃げではない。ビジネスです。ウインウインの関係です」とどこまでも援護する。安倍本人も会見で、「ウインウインの日ロ協力の大きな可能性を開花させたい」とか強調していたが、NHKの中継に登場した択捉島の元島民は「ウインウインの関係というのは疑問。ロシア側にとって(いい話)としか思えない」と断言し、スタジオに微妙な空気が流れていた。

 元島民の手紙をプーチンに見せたりと、安倍が毎度の情緒に訴える手法を繰り出しても、今度ばかりは、さすがに世論もダマされないんじゃないか。

 そんな屈辱モノの外交ショーを実況中継し続けたテレビも酷かった。特にNHKは、遅刻連発の高飛車訪問を“プーチン閣下”とばかりに上空に特別機が見えたところから追い掛け、空港に到着すれば、ヘリコプターで車列を空撮。民放のワイドショーは、夕飯に何を食べた、日本酒はこの銘柄、プーチンは温泉には入ったのか、などと大ハシャギだった。

 山口県の安倍の地元は、300人が日ロ両国の旗を振って、歓迎のお出迎え。「もともと1000人に声が掛かっていたが、400人しか集まらず、待ちぼうけをくらって、300人に減った」(地元関係者)とはいえ、いやはや、2日間にわたって、朝から晩まで“プーチン狂騒”。いったいどこの全体主義国家か、と背筋が寒くなってくるのである。


EUはロシア制裁を強化(右=独メルケル首相、左=仏オランド大統領)/(C)AP

EUを呆れさせる制裁破りの矛盾外交

 ヨイショ報道の裏で、世界は緊迫の度を高めている。

 欧州連合(EU)が現地時間の15日、ブリュッセルで開いた首脳会議で、ウクライナ情勢をめぐって実行中の「対ロシア経済制裁」を来年7月まで6カ月間延長する方針で一致したのだ。独メルケル首相と仏オランド大統領が強く求めたという。

 そんな日に、対ロシア制裁に加わっている日本の安倍が、プーチンと温泉旅館で酒を酌み交わしているのだから、EUの首脳たちは不愉快なはずだ。そのうえ、見返りゼロで3000億円も献上する。一体、どんな国なのかとア然だったことだろう。日本の外交的信用は吹っ飛んだ。


 国際ジャーナリストで早大客員教授の春名幹男氏がこう言う。

「訪日直前の日本メディアとの会見で、プーチン大統領は『領土交渉』そのものをしないことを明確にし、冷や水を浴びせました。日本側は『経済協力するから話し合いを続けて』と、プーチン大統領に懇願して来てもらったようなものです。そのうえ、成果は何もないのに、来てくれただけでお駄賃を渡した。『この程度で日本は大盤振る舞いするのか』と欧米は呆れていますよ。こんなものは通常の外交交渉とは言えません。安倍首相はウクライナ問題の本質が全く見えていないのです。ロシアが恐れているのはNATO(北大西洋条約機構)の東方拡大です。この地政学的な問題で日本がどんな役割を果たせるのかを念頭に置きながら、ロシア制裁に反対するのならまだ分かる。ところが安倍首相は、G7と制裁で足並みを揃える一方で、制裁破りのような矛盾した行動を取る。筋が通りません。もはや日本外交は崩壊しています」


 それなのに日本のメディアは、「G7とは協調して」という安倍の背反した言葉をそのまま垂れ流す。日本の孤立を決定づけた外交大失態に誰も言及しないのだから異常だ。

■18年大統領選向けの選挙活動

 3000億円規模の経済協力については、NHKのロシア特派員ですら、「G7の一角の日本との間でこれだけの経済協力を得た。ロシアは孤立していないという成果になる」と解説していた。日本はまんまとプーチンに利用されたということだ。


 前出の中村逸郎氏は、プーチンが訪日した真の狙いをこう読む。


「プーチン大統領は、今月初めの教書演説で2018年3月の大統領選の事実上のスタートを宣言しました。ライバルがいるわけでもないのに焦るのは、有権者の無関心を恐れているからです。直近の連邦選挙も投票率が低かったですからね。『日本から経済支援を引き出した』ということで有権者の関心を高められる。つまりプーチン大統領は、日本に選挙支援をもらいに来たようなものなのです」


 共同記者会見後、プーチンは安倍と一緒に柔道の総本山・講道館を訪れ、演武を見学。黒帯のプーチンが安倍を道場に誘い出す“冗談”で場を沸かせたのだが、“安倍サマ”のNHKはこの講道館訪問までしっかり生中継していた。


 最後に安倍は「プーチン大統領の来日は歴史的出来事」と締めくくっていたが、これはどう見ても、「お土産付き観光旅行」でしかない。こんな亡国外交を、安倍官邸の大甘見通しを受けて何カ月も前から盛り上げてきたメディアの罪も重い。


======引用終了===========

*写真は今回の安倍・プーチン会談の危険性をもっともよく見極め批判をあきらかんにしたドイツのメルケル首相とフランスのオランド大統領。日刊ゲンダイ該当記事に使用されていた写真です。







 日ロ交渉後に相次いで安倍首相がテレビ出演した二つの報道番組への挽歌

2016-12-17 07:09:29 | 政治・文化・社会評論
  日ロ交渉後に相次いで安倍首相がテレビ出演した二つの報道番組への挽歌

            櫻井 智志


 昨夜の「報道ステーション」「news23」に安倍首相のインタビュー生出演を見て、唖然とした。首相出演自体が問題なのでない。首相の詭弁に対するキャスター両氏の言論人としての対応の様子を見て、失望感は大きかった。


 鳴り物入りでロシアのプーチン大統領を招いて、レーガン・中曽根の日の出山荘での「ロン」「ヤス」親密関係の二番煎じの演出。
 しかし、北方領土返還問題は頓挫した。マスコミからは、安倍首相のアメリカとロシアの間を鵺のようにふらふらする外交姿勢がプーチン大統領の怒りをかったとする見方も出ている。外交失敗を隠蔽するためなのか、安倍晋三首相は会談終了当日の夜に相次いで報道番組に生出演して国民に長々と弁解を述べた。



 最も権力批判を勇気を持って行い、政府から恫喝と非難され、キャスター交代された両番組は「報道ステーション」の古館伊知郎キャスター、「news23」の岸井成格アンカーの勇気あるコメントが鋭く光っていた。
 首相は、北方領土返還とその成果をもとに総選挙に打って出る戦術が頓挫した。経済問題をあれやこれやしゃべる安倍首相。首相出演で忌憚なく発言を批判・分析するならよいが、内容は大きく隔たっていた。長々と弁解じみた饒舌の安倍晋三にあいづちをうちつづけるサポーター役の実質中心の後藤謙次キャスター、星浩キャスターの両氏。テレビ報道界良識の両番組は、久米宏の「ニュースステーション」「筑紫哲也のnews23」キャスターの両氏から始まった。その両番組も、黄昏を迎えている。期待しつづけてきた両番組だけに、このような重要案件に対する対応は、きわめて残念であり惜しまれる。大きく時代の情勢の波にのまれよく姿に、いままでの健闘があっただけに残念でならない。最大の非難は、このような報道状況をつくりだした安倍政権そのものの専制的独裁政治に向けられるべきだろう。




 番組の首相出演コーナーはすべて見るには耐え難い提灯持ちだった。虚しくスイッチを消した。もはやテレビや新聞、インターネットでも「権威ある良識報道番組の発言」は、政治情勢によっては、永続せずたえず転向や変質するものだと痛感した。私たちは自らが、報道されることがらについての自前の見解をもつ「まなび」を耕し続ける営みが欠かせなくなった。

オスプレイも司法も・・・民意圧迫「本土の沖縄化」

2016-12-15 19:16:24 | 政治・文化・社会評論
【オスプレイも司法も… 民意圧迫「本土の沖縄化」】

                櫻井 智志

 東京新聞の「こちら特報部」は、2016年12月15日本日付に上記のタイトルの報道を展開した。webでは、ごく一部分のみ記しているが、問題の所在は明記されている。

===引用開始==========
 米軍のオスプレイが沖縄県名護市沖で大破した。事故を繰り返すオスプレイを配備するのは、本土の人々による沖縄差別以外の何ものでもない。だが、墜落の恐怖にさらされているのは沖縄だけではない。全国各地の空を朝な夕なに飛び交っている。名護市辺野古の新基地建設を巡る国と沖縄県の訴訟や、東村(ひがしそん)高江の米軍ヘリパッド建設問題でも、沖縄の民意は足蹴(あしげ)にされているが、本土の司法や市民運動の現場で「沖縄化」が進んでいないか。沖縄の今は本土の明日。人ごとではない。 (安藤恭子、三沢典丈)

===引用終了==========

 本土の沖縄化、このことばがキイワードだ。本土ヤマトンチューは沖縄県をよそごとと見ているひともかなりいるが、オスプレイひとつでもこれだけの危険にあふれている。私たちは、二重に沖縄に背徳的である。

 米軍沖縄県総司令官は、「夜間訓練にほこりをもつ」「事故をおこしたパイロットは表彰ものだ」と述べた。
これが米軍トップの認識なのだから、米軍連続強姦ヒストリーも県民のこえを聴く耳をもってはいない。口先だけだ。

 「墜落」「オスプレイ破壊」をあくまで、「着水」などとしか言えぬ稲田朋美「マリオネット」防衛相の発言とそれを支える安倍政権。こんな口先だけでは、アメリカのオバマ、次期トランプ、ロシアのプーチンら外国の大統領らはまともには応対していない。日本は、いまの自公政権と官僚グループに行政をまかせていると、とりかえしのつかない国家となっていくだろう。

 次元はまったく違うが、都議会公明党が都議会自民党と訣別したことは、創価学会存立が東京都の与党でいつづけなければ、宗門問題で危機を迎える創価学会指導部の強い意向をくんでいるものと思われる。ともかくも自民党=アメリカ軍産複合体の忠犬ポチの周辺に、秋風が立ってきた。

 国政で、自民公明維新こころの安倍政権迎合野合をそのままにしていると、国政自体が「第二の敗戦」状況を迎える。

くりかえす。

「本土の沖縄化」
「沖縄を植民地主義にする米日宗主国の統治形態」を
絶対に
そのままの持続を
許してはならない。

あいつぐ「偏向」判決の前に目取真俊さんは既にこう書いていた

2016-12-12 21:55:19 | 転載と私見
『前説』
地裁「偏向」判決が連続して下された。判決がでる前日、目取真俊さんのお考えを知りたく思い、ブログを読んだ。つぎの言葉は崇高な沖縄県民の結晶として私には感ぜられた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 日本の安全のために沖縄は危険と犠牲を引き受けよ。
 森に穿たれた4つの穴は日本政府の沖縄を愚弄するメッセージである。
 怒りと憎しみをもってそれを眺めよう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 この言葉に、本土ヤマトンチューの人々はどう受け止められるだろうか。完璧に安倍政権と本土の国民は、道義と人間としての尊厳の前で恥で憤死しないでいられようか。しかも沖縄県民に二度目の封建時代の判決だ。三権分立も人間の権利も破壊され踏みにじられている。
私は小説『太陽の子』を書いた灰谷健次郎さんのことを思いだした。作品の中のてだのふぁであるふうちゃんは既に中年の年代だろうか。ひとりひとりの沖縄の県民のことを、ふうちゃんと重ね合わせて思った。(櫻井智志)


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ブログ【海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより・・・目取真俊さん】転載


【G地区ヘリパッドの建設状況】2016-12-11 16:56:33 | 米軍・自衛隊・基地問題

http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/7925d8acb97807aaa231cf0e2375bfee

 10日も夜が明けないうちからヘリパッド建設に対する抗議行動が取り組まれた。10・11日の両日にわたり高江ヘリパッド建設阻止、辺野古新基地建設阻止の集会が全国各地で開かれた。N1表ゲート前でも集会が開かれ700人が集まった。早朝から抗議行動の参加したメンバーの多くも午前中、同集会に加わった。

 午後3時前、市民10数人がG地区のヘリパッド建設現場を訪れ、作業の状況を確認した。接地帯への保護材設置を敷き詰める作業は終わり、赤土を入れて均す作業が行われていた。前面に赤土を入れ終えると、その上に芝生の貼り付けが行われる。午後4時に作業が終了したが、全体の4分の1ほど赤土が入れられていた。


 H地区方向から赤土が運ばれてきたが、保管場所まで距離があるのか時間がかかり、冷気で土をならしていた作業員たちが手を休めて待っている場面が見られた。


 法面に張り付けられた芝生に散水作業も行われていた。散水車や作業車が行き来する工事用道路が、接地帯の西側半分を囲うように奥の米軍歩行訓練道路に続いている。本来、この道路は敷き詰めた砂利を取り除いて芝生を敷かなければならない。しかし、歩行訓練道路の工事が終わらないので、砂利を撤去できないでいる。

 接地帯に芝生を敷き詰め、周辺の無障害物帯にチガヤの種子を吹き付ければ、緑の液体で土の色を隠せる。しかし、接地帯のすぐそばに工事用道路を残して完成と言えるはずがない。日本政府と沖縄防衛局は22日の返還式典に向け、見かけだけは完成したと取りつくろうのに懸命だ。

 各ヘリパッド建設現場を見るたびに、3~4か月前までこの地が深い森だったとは思えない変わりように怒りが込み上げる。やんばるの森の中でも生態系の豊かさが言われていた場所に、醜悪な空間が穿たれた。その工事を行った作業引退の多くはヤンバルンチュだが、米軍基地の北部集中でいずれわが身に基地被害が降りかかることになる。

 辺野古新基地、北部訓練場、伊江島補助飛行場を結ぶ三角形とキャンプ・ハンセン、北部に集中する海兵隊基地をMV22オスプレイが飛びまわり、いつか重大事故が発生するだろう。基地の被害に主義主張など関係ない。賛成、容認、協力した沖縄人も犠牲となる。

 日本の安全のために沖縄は危険と犠牲を引き受けよ。森に穿たれた4つの穴は日本政府の沖縄を愚弄するメッセージである。怒りと憎しみをもってそれを眺めよう。

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日本の安全のために
沖縄は危険と犠牲を引き受けよ。
森に穿たれた4つの穴は
日本政府の
沖縄を愚弄するメッセージである。
怒りと憎しみをもって
それを眺めよう。









《孫崎享のつぶやき》を読み解く-安倍首相の外交政治への疑問解決へ-

2016-12-11 18:18:58 | 転載と私見
《孫崎享のつぶやき》を読み解く
~本文は変えず小見出し〈 〉、私感*をつける作業で自らの理解を促進~
2016/12/11
                       櫻井智志

〈何が問題なのか〉節操ない安倍首相。
〈ヒラリーと安倍〉選挙中ヒラリーと会談。
〈オバマと安倍〉トランプが大統領選勝つや真っ先に駆け付け、APEC会議時オバマ冷たい対応。すぐに真珠湾合同慰霊発表。
 大統領選、オバマはトランプを大統領不適格と激しく批判。
 〈トランプと安倍〉安倍・トランプ良好な関係??
(*アメリカと安倍の関係が空洞化してしまった)
2016-12-11 06:50

〈*安倍首相の言う「信頼」「信頼できる指導者」の中身のからっぽさは覆うべくもないほどに酷い〉
 安倍晋三首相は11月17日夕訪問先の米ニューヨークで、トランプ次期大統領と会談した。安倍首相は会談後、記者団に対し「胸襟を開いて率直に話ができた」、トランプ氏については「信頼できる指導者だと確信した」とした。この時期、主要閣僚は決まっていない。政策が全く不透明の中のトランプとの会談には個人的な関係構築をしたいというのは一つの判断であろう。
 私は、 12月6日「蝙蝠男、
第1幕、大統領選挙戦中ヒラリー詣で、トランプ世界の指導者に嫌われてる発信、
第2幕大統領選トランプ勝利即座に、ヒラリー詣での反発恐れ、
第3幕ペルーAPEC首脳会議でオバマに相手にされず。俺無視したな。
第4幕あわてて真珠湾でオバマと。
第5幕トランプ怒る。O、大統領選中T攻撃」
とツイートしたが、まさに安倍首相はお互いに反目しあう人の間を行ったり来たりしている。

 安倍首相は今月26日と27日にハワイを訪れ、真珠湾攻撃の犠牲者をアメリカのオバマ大統領とともに慰霊することを明らかにした。
〈安倍はオバマもトランプもまったく理解せずに、空気とムードだけで国際政界を浮遊し、確実に各国首脳から浮き上がっている〉
 米国大統領選挙でトランプを最も強く非難していた人物はオバマ大統領である。いくつかを列挙してみよう。

〈*トランプの外交や世界戦略はトランプ流の主観であり、とても国際政治のリーダーの判断力が欠落している〉

・・オバマ大統領は4月1日、
大統領選の共和党候補指名争いで首位を走る実業家トランプ氏が日韓両国の核兵器保有を容認したことについて批判。
日韓両国との同盟関係の意義を強調し、
「外交や世界をよく分かっていない」
「その重要性を認識していない人物は大統領になってほしくない」などと述べた。

・ 2016年 08月 3日ロイター

「 オバマ米大統領は2日、共和党の大統領候補であるトランプ氏がイラクで戦死した米兵士の遺族を中傷したとして、批判を表明した。
さらに共和党指導部に対し、「不適格な」候補への支持をなぜ取り下げないのか疑問を投じた。
オバ大統領はトランプ候補について
「米国のために多大な犠牲を払っている戦死者の遺族を攻撃するという概念、
さらに欧州や中東、アジアにおける主要問題に関する基本的な知識に欠如しているようにみえることは、
大統領の責務をこなす用意がまったく整っていないことを示している」と語った。

・オバマ大統領はイスラム教徒の米国入国発言について怒りで(in an angry)こき下ろした(lambasted)

真珠湾訪問はどうしても行わなければならないものでない。
自分の政敵とみなされる人物と特別の式典を準備する。
トランプがこういう人物を信頼にある人物として関係を構築するか。
日本人はこういう人物を「蝙蝠」と称して蔑視する気風を持っていた。

〈*こうしたコウモリは風見鶏ナカソネよりも酷いのに、日本のマスコミが提灯持ちをつとめ権力批判というジヤーナリズムの本質、資質を自ら破壊させ、全く解体してしまった〉

いまや日本のマスコミは権力者安倍首相の提灯記事に終始し、
マスコミの使命である権力者批判をすることは全く止めてしまった。

「参考」
【孫崎享のつぶやき】本文
http://ch.nicovideo.jp/article/ar1153445
http://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar1153445





《孫崎享のつぶやき》を読み解く-安倍首相の外交政治への疑問解決へ-

2016-12-11 18:18:58 | 転載と私見
《孫崎享のつぶやき》を読み解く
~本文は変えず小見出し〈 〉、私感*をつける作業で自らの理解を促進~
2016/12/11
                       櫻井智志

〈何が問題なのか〉節操ない安倍首相。
〈ヒラリーと安倍〉選挙中ヒラリーと会談。
〈オバマと安倍〉トランプが大統領選勝つや真っ先に駆け付け、APEC会議時オバマ冷たい対応。すぐに真珠湾合同慰霊発表。
 大統領選、オバマはトランプを大統領不適格と激しく批判。
 〈トランプと安倍〉安倍・トランプ良好な関係??
(*アメリカと安倍の関係が空洞化してしまった)
2016-12-11 06:50

〈*安倍首相の言う「信頼」「信頼できる指導者」の中身のからっぽさは覆うべくもないほどに酷い〉
 安倍晋三首相は11月17日夕訪問先の米ニューヨークで、トランプ次期大統領と会談した。安倍首相は会談後、記者団に対し「胸襟を開いて率直に話ができた」、トランプ氏については「信頼できる指導者だと確信した」とした。この時期、主要閣僚は決まっていない。政策が全く不透明の中のトランプとの会談には個人的な関係構築をしたいというのは一つの判断であろう。
 私は、 12月6日「蝙蝠男、
第1幕、大統領選挙戦中ヒラリー詣で、トランプ世界の指導者に嫌われてる発信、
第2幕大統領選トランプ勝利即座に、ヒラリー詣での反発恐れ、
第3幕ペルーAPEC首脳会議でオバマに相手にされず。俺無視したな。
第4幕あわてて真珠湾でオバマと。
第5幕トランプ怒る。O、大統領選中T攻撃」
とツイートしたが、まさに安倍首相はお互いに反目しあう人の間を行ったり来たりしている。

 安倍首相は今月26日と27日にハワイを訪れ、真珠湾攻撃の犠牲者をアメリカのオバマ大統領とともに慰霊することを明らかにした。
〈安倍はオバマもトランプもまったく理解せずに、空気とムードだけで国際政界を浮遊し、確実に各国首脳から浮き上がっている〉
 米国大統領選挙でトランプを最も強く非難していた人物はオバマ大統領である。いくつかを列挙してみよう。

〈*トランプの外交や世界戦略はトランプ流の主観であり、とても国際政治のリーダーの判断力が欠落している〉

・・オバマ大統領は4月1日、
大統領選の共和党候補指名争いで首位を走る実業家トランプ氏が日韓両国の核兵器保有を容認したことについて批判。
日韓両国との同盟関係の意義を強調し、
「外交や世界をよく分かっていない」
「その重要性を認識していない人物は大統領になってほしくない」などと述べた。

・ 2016年 08月 3日ロイター

「 オバマ米大統領は2日、共和党の大統領候補であるトランプ氏がイラクで戦死した米兵士の遺族を中傷したとして、批判を表明した。
さらに共和党指導部に対し、「不適格な」候補への支持をなぜ取り下げないのか疑問を投じた。
オバ大統領はトランプ候補について
「米国のために多大な犠牲を払っている戦死者の遺族を攻撃するという概念、
さらに欧州や中東、アジアにおける主要問題に関する基本的な知識に欠如しているようにみえることは、
大統領の責務をこなす用意がまったく整っていないことを示している」と語った。

・オバマ大統領はイスラム教徒の米国入国発言について怒りで(in an angry)こき下ろした(lambasted)

真珠湾訪問はどうしても行わなければならないものでない。
自分の政敵とみなされる人物と特別の式典を準備する。
トランプがこういう人物を信頼にある人物として関係を構築するか。
日本人はこういう人物を「蝙蝠」と称して蔑視する気風を持っていた。

〈*こうしたコウモリは風見鶏ナカソネよりも酷いのに、日本のマスコミが提灯持ちをつとめ権力批判というジヤーナリズムの本質、資質を自ら破壊させ、全く解体してしまった〉

いまや日本のマスコミは権力者安倍首相の提灯記事に終始し、
マスコミの使命である権力者批判をすることは全く止めてしまった。

「参考」
【孫崎享のつぶやき】本文
http://ch.nicovideo.jp/article/ar1153445
http://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar1153445