【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

民進党の『光と影』/『志位和夫氏「野党と市民」』と「市民と野党」とでは言葉の順番ではない

2016-11-28 21:20:30 | 政治・文化・社会評論
民進党の『光と影』/『志位和夫氏「野党と市民」』と「市民と野党」とでは言葉の順番ではない

                      櫻井智志

①こういう政治家は自民党を利する使命のために自ら幹事長をかってでたのでしょう

以下の記事を今朝東京新聞で読み、呆れて情けなくなりました。webには見当たらないので視写。
コメントもなにも書きません。

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【東京新聞2016年11月28日 総合12版2面】
次期衆院選連携で「共産に魂売らぬ」
        民進・野田幹事長

 民進党の野田佳彦幹事長は、二十七日、千葉県船橋市内の民進党会合で、次期衆院選での共産党との連携について「連合の方々は心配な点があるかも知れないが、魂を売るわけではない。一緒に住む話ではない」と述べた。

 野党共闘に関し「協力しないと党勢拡大につながらない。自民一強を崩すことに最大の意味がある」と強調。同時に「理念や基本政策の違う共産党とは血液型が合わない。輸血したら体を壊したり、命を失ったりしかねない」とも語り、野党連合政権を提唱する共産党をけん制した。

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②山尾しおり氏は代表選で前原誠司氏を推薦した。私は民進党保守派のなかで前原氏が良識派と考える。
櫻井智志 ‏@satoshitoday 11月27日
櫻井智志さんが山尾しおりをリツイートしました
法務委員会の質問に続き憲法審査会での山尾議員の発言も聴いた。制限時間の5分間に、どのような憲法論議の姿勢と在り方が必須なのか、改憲を行う主体が軽率で専制的であってはならない等、改憲派護憲派に関わらず傾聴に値する。民進党は再生しうる。
https://youtu.be/liiUF4i94bM


山尾しおり認証済みアカウント
‏@ShioriYamao
金曜の法務委員会にて、債権法改正に関して、また沖縄において大阪府機動隊員の所謂「土人」発言問題について、金田勝年法務大臣等に質問しました。Youtubeにアップしましたので是非ご覧ください。
https://youtu.be/fbr6Qyan2O8


③『志位和夫氏「野党と市民」』と「市民と野党」とでは言葉の順番ではない

 野田氏以外の民進党なら異なる見解をもちつつも共闘はできる。路線も綱領も同じなら共闘ではなく合併だろう。異なる路線や政策が互いの立場を理解しつつ、統一戦線のもと専制政治に対抗することが、「市民と野党共闘連帯」となる。

 共産党志位和夫氏は「野党と市民」と言い続けている。私は「市民と野党共闘」にこだわる。どこが違うか?栃木県知事でも同一日の全国の市長選でも、自民党系候補の勝利を許す結果だった。市民連合や市民運動をベースにした対抗戦略でなければ、「野党共闘」だけでは盛り上がらない。市民主体の運動は、官邸前反原発市民運動以来、すべての野党も許容して運動を進めていった。そのことは強調しておきたい。


アメリカと日本におけるフェイスブック~竹田茂夫氏の所論にふれて~

2016-11-24 18:23:46 | 政治・文化・社会評論
アメリカと日本におけるフェイスブック~竹田茂夫氏の所論にふれて~

                 櫻井 智志

 以下のフェィスブックに関する記事は、アメリカ大統領選のトランプ戦略における分析の中でのアメリカ・フェイスブック社について触れている。日本でのフェイスブックとは異なる磁場での論述である。

 しかし、インターネットによる条件反射的反応と熟成した思考の練達においては、さまざまなインターネットメディアの会社各社と総体とが批判的分析の対象となる。

 さらに、私たちインターネット情報受け手の市民における受信-送信の思考と主体のありかたが鋭く問われてもいる。


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模倣と権力    
         竹田茂夫(法政大学教授)

 選挙前から、トランプ時期米大統領とヒトラーが比較されてきた。

 だが、人物像や時代状況の類似性より深刻なのは、憎悪と排除で扇動する政界の異端者が権力を握り維持するメカニズムだ。ナチスは儀式化されたナチス党大会やラジオ・映画などで情緒に訴える単純な標語を繰り返した。虚偽・歪曲・「半」事実の混在した大量宣伝にさらされ続けた民衆の間で、事実の軽視と理性の軽蔑が伝染していった。

 今回の米大統領選では、フェイスブック(FB)が偽ニュースの経路になり、選挙結果を左右したと非難されている。
 FBは世界で十八億人が利用し、米国の選挙民の四割以上がニュースを視聴する巨大メディアだが、その運営原理は友人・知人から成る想像上の親密圏に利用者が好むニュースを流して、クリック回数と広告収入を増やすというものだ。報道の公共性や客観性より、消費者選択と利潤原理が優先される。

 だが、親密圏では気に入らない情報は遮断され、仲間内の偏見は強化される。ここに意図的な偽ニュースが流されると、FB上で一挙に情報カスケード(情報拡散の奔流)が生じうる。こうした情報の事実性は、トランプ氏自身も支持者も問題としない。

 どう付和雷同と権力追従に抗うのか。市民社会の理念と現実は歴史的な曲がり角に差しかかっている。

(*「東京新聞」本音のコラム 2016/11/24 視写)
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孫崎享氏の指摘と日本政治家の隷属意識

2016-11-23 19:11:28 | 政治・文化・社会評論
孫崎享氏の指摘と日本政治家の隷属意識

             櫻井 智志


 アメリカを、植民地主義宗主国と仰ぐ日本支配層と代弁政治家たち。
そんなヤマトンチューの政治家が、沖縄県民に対して非道無礼きわまりない「宗主国意識」で沖縄を「植民地ドレイ」と見下す凄まじい実態。

 日本国内に差別と抑圧の構造が常態とされているなかで、神奈川県相模原市施設での十人以上の施設に居住した人々を次々に殺戮していった空前の犯罪。病院で点滴液に致死量の薬剤を混入させるあちこちの病院。学校が外部の圧力と内部の混乱で、反教育的事件の各地で頻発する「反教育機関」化。

 日本は、芥川龍之介文学『蜘蛛の糸』に描かれた地獄の血の海となっている。孫崎氏の言葉を借りれば、如何にすぐれたドレイであるかを競争する社会に入ってきた。それは、戦争国家の社会心理そのものだ。





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参照評論【孫崎享のつぶやき】

日本社会は隷属隷属。国内では安倍首相に隷属。国外では米国ジャパンハンドラーに隷属。日本条約では米軍基地負担零でいい。それを年間日本7612億円負担。それなのに中谷氏「米軍存在に感謝の念は非常に希薄」

2016-11-23 09:123


中谷元前防衛相は21日、言論NPOの会合で、トランプ次期米大統領が大統領選中に在日米軍駐留経費の負担増を主張した背景について「日本国民は米国の存在にどれだけ関心を持っているのか。感謝の念は非常に希薄だ。」の発言。これだけ凄い隷属発言もそうない。防衛大臣を行っていた人の気持ちが、米国にいかに貢ぐか。国を守るかでなく、国を売る心情だろう。



A:事実関係「自民・中谷氏:米国の存在に「日本国民、感謝の念は希薄」 - 毎日新聞(毎日新聞)( 11月21日ネット) 20:48

自民党の中谷前防衛相は21日、言論NPOの会合で、トランプ次期米大統領が大統領選中に在日米軍駐留経費の負担増を主張した背景について「日本国民は米国の存在にどれだけ関心を持っているのか。感謝の念は非常に希薄だ。そういうことがトランプ氏に伝わり、米国が日本を守るならもっと感謝しろ、カネを出せという発言につながる」との見方を示した。

B:評価:

1:ここまでくると、どうしようもない。付ける薬はない。

2:まず:日米地位協定では基本的に、米軍経費は米軍が払うと決めてある。
 
  日米地位協定第二十四条
日本国に合衆国軍隊を維持することに伴うすべての経費は、2に規定するところにより日本国が負担すべきものを除くほか、この協定の存続期間中日本国に負担をかけないで合衆国が負担することが合意される。

2:それにも関わらず日本は巨額のお金を米国に払い、国際水準をはるかに超えている。

 トランプ次期大統領が日本の基地負担増を求めていることに関連し、16日付読売新聞は、日本の基地負担が年間7600億円にのぼっていることを報じた。

11月16日付読売新聞報道

「日本は、在日米軍駐留経費に加え、米軍再編関係経費なども分担。防衛省の内部試算によると、日本の負担総額は年間約7600億円規模に上り、同盟国でトップの額という。
 在日米軍にかかわる経費は、日米両政府が1960年に締結した日米地位協定24条で、土地代をはじめ施設・区域の提供費用は日本が負担し、それ以外は米国負担と明記された。具体的には、米軍が使う民有地の借料や漁業補償などが日本側の負担だ。この基本部分について、防衛省は2016年度予算で1852億円を計上している。
米軍駐留の受け入れ国による関係経費負担額(試算)防衛省資料などによる
日本7612億円 韓国1012 ドイツ1876 伊440 英286 スペイン153、 サウジ64」


3:こうした事実の上で、「日本国民は米国の存在にどれだけ関心を持っているのか。感謝の念は非常に希薄だ」の発言である。


 日本は
 如何に優れた奴隷であるかを
 競争する社会に入ってきた。

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福島県沖激震で、福島第2核燃料冷却装置一時停止

2016-11-23 19:03:48 | 転載と私見
福島県沖激震で、福島第2核燃料冷却装置一時停止

「前説」
 11月22日のM7.4の激震に東日本太平洋岸の住民は、あの悪夢を思い出していた。

 私は電力会社が原発の耐用期限を40年名から50年、60年へと見境なく恣意的に延長させていることに不快感を覚えていた。全国の耐用期限を越えた原発がのきなみ老朽化し、しかも再起動をあちこちで再開したら・・・・想うだけでぞっとする。

対応策はひとつ。自民党から日本共産党までのどんな政党が政権についても、福島原発を政治の根本として構想力をもつことのできる内閣でなければ、政権担当資格がない。これを忘れぬことだ。(櫻井智志)

===参考資料引用開始===

【日刊ゲンダイ】

【早朝の列島に悪夢再び…福島第2核燃料冷却装置が一時停止】
2016年11月22日

写真はイメージ(福島第1原発4号機の使用済み燃料プール、東京電力提供)


 東日本大震災の悪夢が脳裏をよぎった。22日午前5時59分ごろ、福島県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生。福島、茨城、栃木3県で震度5弱を観測した強い揺れにより、福島第2原発が緊急事態に陥った。

 原子力規制庁によると、午前6時10分ごろ、福島第2原発3号機の使用済み核燃料プールの冷却装置が自動停止し、核燃料を冷やす水の循環ができない状態となった。

 3号機の使用済み核燃料プールには2544本の核燃料が貯蔵されており、うち184本が新燃料。停止当時のプールの水温は28.7度で、1時間に0.2度ずつ上がると予想され、運転上の制限値である65度に達するまでには1週間程度の余裕があった。

 核燃料の発熱量が少なかったため、すぐさま危険な状態には至らなかったが、午前7時47分に冷却用のポンプが再起動し、冷却が再開されるまで実に1時間半にわたって現場には緊張が走った。NHKが津波への警戒のため、「東日本大震災を思い出してください!」と避難を促すアナウンスを連呼する中、あの大惨事を思い出した方も多かったことだろう。

 福島第1原発には現時点で新たな異常はない。宮城県の女川原発、運転を停止している茨城県の東海第2原発でも異常は確認されていない。

■仙台港 1メートル超え津波

 福島県などで震度5弱を観測した地震は、太平洋沿岸に1メートル超えの津波をもたらした。

 気象庁は福島と宮城両県の太平洋岸に津波警報を発令。6時49分にいわき市小名浜で60センチの津波を観測後、広い範囲で津波を観測。最大観測は仙台港の140センチ(8時3分)、次いで相馬港の90センチ(7時6分)、石巻市鮎川の80センチ(7時39分)、久慈港の80センチ(7時54分)。関東でも、茨城県大洗で50センチ(7時8分)、千葉県の内房で30センチ(7時10分)、八丈島で30センチ(7時22分)の津波を観測している。同庁は、震源は東日本大震災の余震域内だが、プレート境界ではなく陸側プレート内で起きた正断層型地震と発表している。

 都内では、千代田区、中央区、新宿区、渋谷区など広い範囲で震度3を観測した。

====参考資料引用終了=====

全国から視線を注ごう、柏崎刈羽原発に関わる柏崎市長選20日投票へ

2016-11-14 11:43:24 | 政治・文化・社会評論
全国から新潟県柏崎市長選へ
2016/11/14
              櫻井 智志


 東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原子力発電所が立地する新潟県柏崎市で、任期満了に伴う市長選挙が、11月13日告示され、再稼働を条件付きで容認する新人と、反対する新人の合わせて2人が立候補し、1週間の選挙戦が始まりました。

 柏崎市長選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属の新人で、元柏崎市議会議員の桜井雅浩氏(54)、共産党と社民党が推薦する元柏崎市職員の竹内英子氏(47)の2人です。

 桜井氏は自民党周辺が支持、竹内さんは、共産・社民が推薦したものの民進党と自由党の動きはNHKでも新潟日報などでも動静が正確につかめません。


 新潟県知事米山隆一さん、選挙参謀・野党統一新潟小選挙区森裕子さん、日本共産党北陸新越衆院議員藤野やすふみさん、こういった市民運動・野党統一衆院議員・日本共産党衆院議員と新潟トライアングルの環のなかで、共産・社民推薦柏崎市長選候補竹内英子さんが柏崎市長選に勝利することは、野党共闘の中身の前進と機能化を進め、柏崎刈羽原発再稼働禁止・原発廃止を実現する大きな具体的てだとなりましょう。

全国から新潟・柏崎市長選へ!!

0000「参考資料・新潟県知事選米山野党統一候補勝利についての談話」0000

                           日本共産党新潟県委員会

一、米山隆一さん勝利と言う素晴らしい選択をされた新潟県民のみなさんに、心からの敬意と感謝を申し上げたいと思います。

一、米山隆一さんの勝利は、何よりもまず「柏崎刈羽原発の再稼働を認めない」と言う県民の明瞭な審判を示すものです。私は、政府と東京電力に対して、この県民の審判を重く受け止めことを強く求めたいと思います。

一、米山隆一さんの勝利は野党と市民が本気で力をあわせるならば、1プラス1が3にも4にもなり、政府・与党の激しい攻撃を跳ね返して、勝利することが出来ることを示しました。
この勝利は新潟県にとどまらず日本全国での野党と市民の共闘の新たな発展を促し、日本の政治の前途大きな希望をもたらす文字通りの歴史的勝利となりました。

一、日本共産党は、他の野党、市民とともに米山新知事を支え、米山新県政を発展させるために全力をつくす決意です。

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アメリカ「民主主義」から生まれた「独裁者」大統領のご機嫌をうかがう「ドレイ優等生」総理

2016-11-10 18:12:21 | 政治・文化・社会評論

2016/11/10
          櫻井智志


 トランプに比べれば、まだヒラリー・クリントンがまだましと考えていた。いまも私はトランプを支持はしない。背景をめぐる情報が入るにつれて、自分の意識を整理しようと考えた。



①なぜトランプが当選したか-アメリカ国内
 クリントンは、オバマ大統領が後継者とした候補である。トランプの女性への暴言や強姦などいくつかの暴行疑惑などもあり、二人は比較の対象とはならない。

 きょう11月10日午後4時現在、クリントン228、トランプ279、未獲得の選挙人票数: 31である。新聞やテレビは昨夜にはトランプ289まで報道したところもある。
https://www.google.co.jp/webhp?sourceid=chrome-instant&ion=1&espv=2&ie=UTF-8#q=%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%81%B8%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%96%E7%B5%90%E6%9E%9C
 いま見ているTBSNスタ報道(pm5:09)では、トランプ得票率/得票数=47.5%/5969万8506票なのに比べて、クリントン得票率/得票数=47.7%/5992万6386票。クリントンが得票率、得票数ともに多いのである。それが当選と結び付かないのは、各州ごとの「総取り方式」により、比較多数者がそこの地域のすべての選挙人を獲得する地域が多いためだ。開票速報を見ていると、少ない地域では「総取り方式」ではない地域もあった。

 なぜトランプに大量の得票が集まったか?
選挙戦術や大衆心理掌握、FBIのクリントンメール問題の動き・・・最初は、私もこのように考えた。しかし、アメリカは巨大な2極分解していた。労働者階級は、不況と失業にあえいでいた。白人労働者は、移民などに就職の機会を奪われていると考える者もいた。
 反クリントン票は、民主党も共和党も裕福な体制派で、クリントン氏候補もアメリカ社会の超エリート層であり、労働する場も収入も乏しい青年労働者にとっては、トランプがどんな暴言や女性蔑視を行っても、それがクリントンへ投票することには完璧に断絶していた。

 トランプ当選の翌日。アメリカ全土で、反トランプの大勢の反対デモがおきている。ニューヨークなどで15万人デモが起きている。トランプかクリントンかとは異なる、トランプの独裁政治を危惧し強く抗議するアメリカ民主主義の伝統の健在を示している。
もしもサンダース氏がトランプと大統領選を戦ったなら、結果は別の局面を見せたかも知れない。仮定は政治には導入できないとしても、優勢だったクリントン落選の原因に、アメリカ労働者と移民労働者などアメリカ社会の亀裂にあったとしたら、トランプ票に変化はあったと考える。


②トランプと安倍晋三

 トランプ当選に泡を食った安倍総理は、史上稀有な、大統領就任前のトランプに電話し、訪米面会対談の約束をとりつけた。あまりに情けない「ドレイ根性」だ。沖縄県知事翁長雄志氏も訪米の意向を示した。アメリカの軍事・防衛路線がいままでのアメリカ軍事政策と左右どう変わるかという意味ではなく、沖縄解放のためにあらゆるレーダーを張り巡らしている翁長知事の先駆性である。

 つねに「勝利者」「勝利国連合」に擦り寄って、そこで「ドレイの優等生」を演じる日本国家の歴代首相が、日本支配層の本質を見抜いて「なめられてきっている」外交の原因である。かつて沖縄自民党県連幹事長を務めた翁長雄志氏に匹敵するヤマトンチューの自民党総理は石場湛山氏くらいだ。大平総理の心筋梗塞入院中、代理をつとめた伊東正義外相は、総理にと周囲から熱望されたが、見識ゆえに固持した。三木武夫総理もバチカン政治家といわれ、少数派閥の困難ななかで自民党が汚職政治で国民の支持率急降下により、クリーンなイメージから総理に担がれた。様々な毀誉褒貶があるけれども、岸信介=安倍晋三の極右政治家がもたらし続けている1960年と現在からすれば、安倍総理は、三木武夫氏の行路を少しは知るべきだ。



③トランプ大統領と日本国民

 歴代のアメリカ大統領のなかでも、すでに就任する前から、「史上最も醜い大統領選挙」の結果に怒りをもつアメリカ国民のデモが続いている。フランス大統領、ドイツ・メルケル首相ははっきりと批判を声明した。アメリカの新聞は「ホワイトハウスは恐怖の館に」と一面全面に大きな活字で記している。
 そのようなアメリカ大統領の資質なき男に、日本の「政治的トップ」と一応もちあげられている男は、すぐに恭順の意を表し、ドレイ外交の継続を続けている。かつては、「絶対反対」と公約し、もはや意味のうすいTPPを委員会で強行採決し、衆院で通過させた。日本国民は、この安倍政権を打倒することなくして、トランプの独裁政治に対応することさえできない。-了-

民進党の建前と本音の乖離

2016-11-08 19:08:33 | 政治・文化・社会評論
民進党の建前と本音
~政策協定を尊重し共闘に取りくめない政党は、野党共闘の名に値しないから、共闘から外すこと~


        櫻井 智志




① 民進党の建前
 民進党代表が、野党共闘に全力を、といい幹事長も似たようなことを言った。
しかし、衆院補選東京10区の実際の戦いぶりの無惨な醜態は払拭できるのか?





② 民進党の最新の実態
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民進党神奈川県連が民主党本部に
衆院10区に共産党候補一本化反対の要請書
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(東京新聞地方版に今朝記事が掲載された。東京新聞webには見当たらない。)
 次期衆院選での野党協力のあり方をめぐり、民進党神奈川県連は、7日、共産党が公認候補を擁立する方針がある神奈川10区(川崎市川崎区・幸区・中原区の一部)について、同党への一本化はしないよう要請する文書を、民進党本部に提出した。
 神奈川10区で、民進党は現在県議で新人の市川佳子県議を公認で擁立する予定。これに対し、共産党は現職の畑野君枝代議士(比例南関東ブロック選出)を擁立することをすでに公表している。
 要請文提出は、共産党が同区を含む全国の一部選挙区で、共産候補への一本化を、民進党側に求めたとされる一部報道を受けた対応。「わが党の候補取り下げという事態が生じることは、到底受けいれられない」とし、「共産候補への一本化は
断固拒否を」と求めた。
 後藤祐一県連代表は報道陣の取材に「10区は都会型で、支持を拡大しなければならない選挙区。選挙に向けた形も出来上がっている。降ろすことはそもそもあり得ない」と話した。




③ 民進党神奈川連
 民進党・旧民主党神奈川とは、委員長が民主党からみんなの党へ移り、無所属で立候補し、当選したら自民党入りする。浅尾慶一郎氏。自動車総連=連合が母体だったように記憶している。
 神奈川県議会では、自公民で、長洲県政以降は歴代の保守知事を支えてきた。全国には民進党ですぐれた議員や地方組織のところもあるが、神奈川民進党とは、②の記事で記したように、「野党共闘」をすべて民進党に得票を増やすシステム、としか考えていないことがわかる。





④ 野党共闘は民進党の勘違いしたままの現状でいいのか


 1 参院選一人区で戦った野党共闘の政党は、「野党共闘」の本質が巨大与党自公+日本維新とたちむかう政治主体の構築にあることを理解している。
 2 「野党共闘」ゆえに勝利した、のではない。重要なのは、「市民ないし市民連合」が無党派層や浮動層を起ち上がらせたり政治に関心を保たせる大きな追い風となっている。地方選挙で共産党一党で自公維ないし自公維民首長選挙で勝つためには、市民の動きがなければ、得票は惨敗である。
 3 しかし、野田幹事長下の民進党は、今回の神奈川のような紛争があちこちで起きる。すでに衆院補選で、福岡と東京の新井富美子候補や鈴木庸介候補は善戦したが、支離滅裂な民進党の選挙指揮により、野党共闘どころか「野党バラバラ」だった。



⑤結論
 「市民と野党共闘」は、民進党が自党の利益にのみ固執し、安倍政権を逆に有利にさせているなら、民進党の共闘いりに固執すぺきでない。
Ⅰ 政策協定をむすぶこと
Ⅱ 政策協定を尊重し共闘に取りくめない政党は、野党共闘の名に値しないから、共闘から外すこと
Ⅲ 市民連合や市民を尊重し、各地域市民団体と政策協定をむすびそれを最後まで有機的な指針とすること
以上







東京都知事小池百合子氏はどのような政治家をめざしているのか

2016-11-07 22:11:56 | 政治・文化・社会評論

2016/11/07
             櫻井 智志


 東京都知事選における小池百合子氏の選挙活動は凄かった。エネルギッシュな行動半径、都民の肝をつかんだ選挙作戦。小泉純一郎元総理に似た、仮想敵一元化として自民党都連攻撃。「ユリコ・グリーン」なる服装色とツイッターによる都民支持者獲得の深層心理掌握術。
おそらく電通のような広告代理店のプロが選挙参謀役を果たしていたのだろう。


 しかし、小池氏の政治行動の特色は、当選してからも都民の問題でもある東京五輪や築地-豊洲魚市場移転問題への取り組みである。
このように小池百合子氏は、積極的に都政問題に取り組んだ。同時に、衆院補選では「自民党員」として安倍首相とともに選挙運動カーの上にならび、自民党候補を応援しただけでなく、九州福岡までとび、鳩山一族の鳩山二郎氏を圧勝に導いた。


 下記に転載した日刊ゲンダイのように、 小池都知事は安倍総理と対照的に都民からの支持も高い。けれど、小池氏の積極的な行動力は鋭く都政の問題を鋭く指摘したけれども、その問題をどう解決するかはまだいささかも片付いていない。まさに、「小池劇場」はどのような性格のものなのか、どんな解決能力をもっているかさだかではない。
 それよりも、「希望の塾」と名付けた小池政治塾に、数千人を集め、維新の会の橋下徹氏を講師に数度招くなどしていることから、①「小池新党」結党をめざし、来年の東京都議選をめざしていること ②維新の会と提携していくことが予想される様相を呈してきたこと などが見えてきた。


 仮設をお許し願えれば、小池百合子のめざしているものは、安倍総理のあとの日本国首相の座のように思える。現在の安倍自民党に、つかず離れずのスタンスにいることは、国民の支持を多数得るには必須である。「小池新党」で二桁の議席をとれば、維新の会、民進党右派、自民党の一部によって、議会運営に有利な状況となる。
 日本新党、新進党、自由党、自民党と旅してきた小池百合子氏にとり、必ずしもずっと自民党にがんじがらめにされるよりも、

自民党にわずかにでもかすめつつ、維新の会や民進党右派などを糾合して、小池百合子政権を樹立し、総理となる野望をもつ。自民党で防衛相や日本会議議員グループ要職をつとめた氏は、現在の安倍総理以上に、タカ派であり、信念の政治家というよりも、周囲に自らの発言や言動をあわせて変えるカメレオン型政治家である。


 小池総理が誕生した時に、平和政治家となるか軍国主義政治家となるかは、あまり油断するのは禁物である。女性政治家がすべておだやかで平和主義者とは限らない。ドイツのメルケル首相は平和の見識をもつが、イギリスのサッチャー首相はレーガンアメリカ大統領・中曽根康弘日本首相のようにトリオで軍拡と新自由主義をぱらまいた、恐怖のトリオのひとりであった。
 もしも小池氏が信念の政治家として、徹底的に自民党都連と戦っていても、それが逆に小池氏に有利ならば、小池氏は容赦なく、時にはもと都知事石原慎太郎氏を徹底的に追い詰める場面もあり得よう。それは、今年中のこととなろう。-了-
 

====資料================

世論調査で“小池人気”浮き彫りに 安倍内閣には不信感露わ
2016年11月7日
「日刊ゲンダイ」
評価がはっきり分かれた両氏(C)

 毎日新聞と読売新聞が今月初めにそれぞれ実施した世論調査で安倍内閣への不信感と小池百合子東京都知事の人気の高さが浮き彫りになった。7日の両紙で公表された。
 毎日の調査によると、安倍内閣の支持率は9月の前回調査より2ポイント増の48%、不支持率は4ポイント減の31%だったが、自民党が総裁任期を「連続3期9年」に延長したことは「評価しない」が57%で、「評価する」の33%を大きく上回った。
 読売の調査でも支持率は前回より1ポイント増の58%だったが、「安倍内閣のもとで景気はよくなると思うか」に対して過半数の53%が「思わない」と答え、「思う」は31%にとどまった。
 安倍内閣は野党第1党の民進党の不人気の裏返しで支持率を維持しているものの、国民はその政策を評価していない実態が明らかになった形だ。
 一方、小池都知事の支持率は、毎日新聞の調査で70%となり、不支持の7%を圧倒している。読売新聞でも「小池知事の政治塾発足の動きに期待するか」に対して、61%が「期待する」と答え、「期待しない」は30%だった。東京五輪の競技施設の見直しについて、毎日新聞の調査では「既存の施設を利用して経費を抑えるべき」が74%、読売新聞でも78%が見直しに賛成している。
“小池劇場第1幕”は大喝采を浴びているが、今後は豊洲問題や五輪経費削減だけでなく、都民の生活を守るという“本業”でどれだけの手腕を発揮できるかが注目される。
====資料転載終了=============

戦う韓国国民の啓示するもの

2016-11-04 12:01:19 | 政治・文化・社会評論
戦う韓国国民の啓示するもの

      櫻井 智志

 朴大統領の支持率は5%。
朴大統領の談話演説を聴いた。私には談話がきちんと心に届いた。先月29日の大統領退陣デモは、日本の反原発デモと似ている。市民が子どもからおとなまでまさに全国民的規模だ。

 しかし、韓国では民意が政治に反映されていくだろう。日本の与党政治家は、国民には見えないところで巨大な利権政治が展開されているだろうと想像がつく。また日本では国民の民意は、国政に実現されることなく、総理の国会答弁はあまりに拙劣で稚拙きわまりない詭弁と虚言にうめられている。

 韓国は、一見日本よりも遅れた政治と見られている。実は逆だ。韓国国民は民主化運動の歴史をもっている。私はDVDで『光州5.19』を見て感激した。在日ロックミュージシャン・俳優の白竜が歌った『光州シティ』もそうだ。韓国全土に民主化の風が吹き荒れて、先進的な闘いを見せていた光州市は民主化勢力が、軍事独裁からの脱却した政治を行っていた。全斗煥率いる軍部は、猛然と軍事兵器を動員して、光州市民虐殺をおこなった。光州市民は多くが虐殺された。全斗煥は軍人大統領となる。しかし韓国民主主義はその後も民主化闘争を続け、金大中政権を樹立。市民革命をついになしえた。

 しかるに、日本政府はなんたることか。民主党が政権をとった最初の鳩山由起夫首相のみである。鳩山政権は、社会民主主義路線を目指した。湯浅誠、宮本太郎、・・・・・そうそうたる理論家が支えた。日本マスコミの政権転覆報道は、自民党や野田佳彦ら党内右翼と連携して鳩山政権を交代させることに成功した。その後の政権はしだいに後退して野田首相によって完璧な自民党政治に復旧するルートをひらいてしまった。念をおすが、野田佳彦は民主党「自民派」であり、自民党隠れ「野田派」に過ぎず、それに睥睨する蓮舫は、テレビ・キャスターの一時期もあった。だが、最近私も偶然目にしたがヌード写真も出した、テレビタレントの時期が長かった。ヌード写真を陣営は必死に隠匿しているという。だがそのようなテレビタレントの時代があっても、研鑽して第一野党の代表となったことは本人の努力の賜だろう。蓮舫氏が野田佳彦の使いパシリを脱して、政治家を志した初心にたちかえってリスタートできれば、可能性はひらける。

 民主党から自民党に政権が戻ってからの安倍政権は、あまりに酷すぎる政治だ。日本にはヒットラータイプの政治家は出ないと思い込んでいた私は、安倍独裁政治には呆然としている。あまりに民主主義政治と隔絶している。韓国国民のように、日本国民も民主主義を体現して起ち上がった。国民の民主化闘争を間接的に受け入れる韓国政界と、国民の民主化闘争を黙殺と沖縄の山城さん拉致のような弾圧とを使いわける安倍政権。

 戦う韓国国民に、連帯して、朴大統領を嘲笑するよりも、自国の安倍政権を打倒しよう。その主体は、野党共闘ではない。すでに民進党執行部は離反している。「市民連合」など市民運動と連携できる野党連合でよいではないか。新潟知事選では、共産・社民・自由三党と市民連合の連帯が勝ち取った。ふたつの衆院補選では、他の野党も封じ込めて民進党一党で闘い惨敗した。しかし、野田佳彦のおそろしいところは、このような惨敗は野田氏の本来とする姿だ。野田佳彦とは、民進党にいても隠れ自民党魂であることを見逃してはならない。

 政治情勢、国際情勢は流動的である。朴大統領退陣を求める韓国国民と連帯して、反「壊憲安倍政権」を打倒しよう。韓国国民の民主化市民革命の情熱にまなび不屈のレジスタンスを堅持しつづけよう。

『宇都宮健児・都知事選・野党共闘~私感である三点の疑問~』

2016-11-01 16:57:06 | 政治・文化・社会評論
『宇都宮健児・都知事選・野党共闘~私感である三点の疑問~』

                     櫻井智志


①「朝から生テレビ」やスポーツ新聞優先の宇都宮氏。小池百合子氏と鳥越俊太郎氏のどちらにウエィトを置いているのか。前回都知事選で細川護煕氏が出馬し、細川氏を応援した鎌田慧氏らに対する不当な中傷と非難。私は宇都宮支援でリスタートできない。数々の新聞記事やテレビ生番組で発言している宇都宮氏を読み聴いていると、これでは「市民連合」が結成される以前の孤立党派型の選挙思想と思う。




②今回の都知事選で野党統一候補鳥越俊太郎氏を応援演説した吉良よし子議員に、私は拍手を惜しまなかった。しかし、選挙後の集会で宇都宮氏の隣で笑顔をふりまく吉良さん。私はこのかたのように、ぱっぱっと転換できない。共産党指導部からの指示があれば、このように、鳥越氏のマイナスダメージを選挙期間中にぱらまいた宇都宮氏を、列の中央で笑顔でもてなすことができるのか。



③吉良議員ひとりではない。都知事選に対する野党共闘で、宇都宮氏が批判したとおり、政策協定も選挙協定も候補者選出も、なにもかもあいまいで民進党の紆余曲折を黙認してそれを支持したことが、衆院補選でも共産党はじめ野党を見下した民進党の傲慢さとつながっている。このことは、都知事選に対する共産党の方針を次の選挙にどう生かすか、大切な吟味事項だろう。



=======参考資料として=========

[UtsukenNews] 宇都宮けんじ・希望のまち東京をつくる会|vol.114|2016年11月1日
──・○・「うつけんニュース」vol.114
みなさん、こんにちは。
10月28日、初めての方から2012年の選挙からずっと参加しているという方まで、100人以上の方々の熱気に包まれたリスタート集会。グループにわかれてのワークショップは、住民、ゆるい繋がり、都の農政、議会傍聴、医療、教育、福祉……さまざまな角度からのキーワードで、都政をどう変えていくか活発な議論が交わされました。
志を同じくする、より多くのみなさんと協働して、東京を希望のまちへと変えていく。その夢はますます膨らんできました。集会の様子は、夏の都知事選挙総括とあわせて、まもなくHPの「宇都宮けんじブログ」でご報告します。お楽しみに。
─────・○・CONTENTS・○・─────
1. Report「築地から東京が変わる」──築地市場仲卸・中澤誠さんと一級建築士・水谷和子さんをお迎えして
2. 最近のTweet@utsunomiyakenjiから
3. 宇都宮けんじの出演予定
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1. Report「築地から東京が変わる」──築地市場仲卸・中澤誠さんと一級建築士・水谷和子さんをお迎えして
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2016年7月の都知事選をきっかけに、大きな注目を浴びることとなった築地市場の豊洲移転問題。宇都宮けんじは2012年の都知事選出馬時から一貫して、豊洲移転の見直しと現地での再整備の検討を訴えてきました。その訴えがきっかけとなって、今回表面化した「盛り土」問題をはじめ、さらなる汚染や豊洲市場の建築上の不具合など新たな問題が次々に浮上してきています。
そんな状況の中、私たちは10月9日に「緊急!希望政策フォーラム『築地から東京が変わる』」を開催。築地市場の仲卸として働く中澤誠さん(東京中央市場労働組合執行委員長)、一級建築士として10年以上にわたり築地市場移転問題に取り組んできた水谷和子さんをお迎えし、それぞれの講演のあと、宇都宮を交えてのパネルトークを行ないました。
中澤誠さんは、問題山積みの施設建設計画が、この10年の間、築地関係者にほとんど明らかにされないまま進められてきたこと、つまり民主的な手続きを全く無視して行なわれてきたことこそが一番の問題であると訴えました。
水谷和子さんは、地下水が汚染されていて、かつその水位がコントロールできていない以上汚染対策は機能しているとはいえないと指摘。「基準以上の汚染が出た場合は『地下水浄化』で対策すると都はいうが、これは井戸から汚染水を抜いて水道水で薄める、つまりごまかす、ということ。東京都は汚染をできるだけ小さく見せようとする操作をしてきた」と厳しく批判しました。
詳細レポートは、こちら「宇都宮けんじブログ」をぜひご一読ください!
http://utsunomiyakenji.com/1450
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2. 最近のTweet@utsunomiyakenjiから
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@沖縄県議会は、高江における米軍ヘリパッド建設に反対する住民に対し大阪府警の機動隊員が「土人」などと暴言を吐いたことについて、「沖縄県民の誇りと尊厳を踏みにじる」と抗議する決議を可決した。土人発言は、本土の構造的沖縄差別を反映した暴言である。機動隊員には徹底した人権教育が必要だ。
2016年10月31日
@最近読んで良かった本を紹介します。『パナマ文書とオフショア・タックスヘイブン 改革は可能か』(合田寛著、日本機関紙出版センター)。タックスヘイブン問題の第一人者である著者が、タックスヘイブン問題をわかりやすく解説した書。
pic.twitter.com/7quSmDtRtu
2016年10月13日
@最近読んで良かった本を紹介します。『THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本』(ブレディみかこ著、太田出版)。『ヨーロッパ・コーリング』(岩波書店)の著者が、日本とヨーロッパの違いについて語った本。
pic.twitter.com/T9OvotUkpb
2016年10月12日
@今日は、午後3時からのりこえねっとTVに出演し、のりこえねっと共同代表の辛淑玉さん、琉球新報の新垣毅さんと、沖縄高江のスラップ訴訟・不当逮捕問題について討論しました。
pic.twitter.com/awuHDrKjKF
2016年10月11日
→のりこえねっとTV臨時放送「その逮捕、おかしくありませんか?」
https://www.youtube.com/watch?v=i70Mp2oMo04
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2. 宇都宮けんじの出演予定
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*イベントの詳細については、各主催者へお問い合わせください*
○11月2日(水)10:25~13:45
テレビ朝日系列「ワイド!スクランブル」
12:30~の第2部に生出演
http://www.tv-asahi.co.jp/scramble/
○11月4日(金)25:25~28:25
テレビ朝日系列「朝まで生テレビ!」生出演
激論!小池都政3か月~豊洲・五輪・都議会・都庁~(仮)
吹き荒れる「小池旋風」!
ド~する?!豊洲新市場移転
ド~する?!東京五輪
ド~する?!都庁・都議会
小池知事の東京都改革とは?!
小池都知事は何を目指すのか?!
「都民ファースト」「アスリートファースト」を掲げる小池都政3か月。
果して、小池都政改革の着地点はどこで、何を目指しているのでしょうか。
問題の本質は何か、望ましい解決策は何か、都庁は“伏魔殿”なのか、マスコミ報道の役割と課題・・・等々を各界の論客をお招きし徹底討論します。
http://www.tv-asahi.co.jp/asanama/
○11月12日(土)9:30~16:30
@静岡大学静岡キャンパス
全国生活保護裁判連絡会第22会総会
「全ての人に人間らしく、幸福な生活を!──いま改めて生活保護のあり方を問う」
基調講演「公正な税制と社会保障」宇都宮健児
特別報告:静岡稼動能力訴訟(エイプリルフール訴訟)勝利判決、奨学金に関する福島県判決など、画期的な勝利裁判・判決の報告など
分科会:稼動能力問題など、生活保護制度の正しい運用のために、基準引き下げ訴訟交流会
会場:静岡大学静岡キャンパス・共通教育棟A棟(静岡県静岡市駿河区大谷836)
参加費:500円(生活保護利用者は無料)
資料代:1000円(希望者のみ)
主催・連絡先:全国生活保護裁判連絡会
   075-241-2244(つくし法律事務所気付)
   jinken@eagle.ocn.ne.jp
詳細 http://utsunomiyakenji.com/schedule/1293



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