【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【転載】週刊金曜日2/23(金) 11:10配信と『私見』

2024-02-23 13:04:43 | 政治・文化・社会評論
前橋市長選と京都市長選を比較分析
1⃣木下ちがや・政治学者評論『群馬・前橋市長選は野党系新人が圧勝 保守王国をも揺るがせた民意』
2⃣私見~『広原盛明のつれづれ日記』をもとにして~



❶木下ちがや・政治学者評論『群馬・前橋市長選は野党系新人が圧勝 保守王国をも揺るがせた民意』

 実に呆気にとられる展開だった。2月4日(日)午後7時、NHKが同日投開票の群馬県前橋市長選挙で当確を打ったのだ。

 選挙速報の当確といえば、通常は早くて午後8時。それがこんな時刻に打たれたのは、前橋市長選の投票終了時間が午後7時だったからだが、当然ながらその結果は現職で、自民党と公明党の推薦で4期目を目指した山本龍氏勝利の「ゼロうち」だろうと思われた。ところが当確が出たのは、立憲民主党など野党側の議員が支援した新人、小川晶氏に対してだった。

 最終的には小川氏が6万486票で、山本氏の4万6387票に圧勝。保守王国といわれる群馬県の県庁所在地・前橋で、リベラルな野党候補が圧勝するという事態に、政界関係者に衝撃が走った。同市長選は前回が保守系候補同士の対決、前々回は山本氏と共産党推薦候補の対決で、いずれも山本氏が圧勝していた。野党系が入る隙間がないと思われた街の市長選における野党候補勝利の背景には、自民党が裏金問題で有権者の信頼を急速に失う情勢とともに、群馬県の野党勢力間の巧みな同盟戦略があった。

 小川晶氏は千葉県出身、41歳の女性弁護士だ。群馬県議会議員を4期連続で務め、前橋市長選には今回が初の立候補だった。「時代の流れが変わる予感」をスローガンに「学校給食の無償化」「ヤングケアラーや子どもの貧困対策」「人権、平和教育推進」と野党ならではの政策を堂々と掲げ選挙戦に挑んだ。そしてこの小川氏の果敢な挑戦を支えたのが群馬県内の「保守」と「革新」だった。

水と油が組めばこうなる

 同市長選の背景を詳しく取材した人物によると、現職市長の山本氏は前回市長選で生じた保守陣営の分裂を放置。「デジタル政策」一辺倒で、インフラ整備や市街地の空洞化対策にはきちんと取り組まなかった。これに経済界と保守系の一部が不満を持ち、選挙戦で「寝て」しまった。一方、野党側を仕切ったのが元民主党参議院議員の角田義一氏。角田氏は共産党に候補者一本化を働きかけ、水と油の関係にある連合群馬とつないだ。山本陣営は「小川は共産党と組んだ」とネガティブキャンペーンを張ったものの、むしろ大人気ないと保守系が反発したのだ。

 そしてもう一つ重要なのが女性たちの動向だ。筆者のSNSまで情報をくれた前橋出身者によれば「複数の女性に聞いたところ、私の同年代はみな投票に行って小川氏に入れたそうです」とのこと。ちなみにその女性の友人の父親は90代後半でゴリゴリの自民党支持者だが「山本が勝つんだろう」ということから今回は初めて投票に行かなかったそうだ。「やっぱり日本を変えるのは女性。だが大差がついた最大の要因が、小川氏に連合票と共産系の票が流れたことにあるのは間違いない。水と油が組めばこうなる」との分析だった。

 このように前橋市長選における野党系候補の圧勝の原因は、自民党のスキャンダルだけではない。野党系に実力のある候補者がいたことに加えて、野党側が「大人の距離感」を持ちながら静かに連携し、不満を持つ有権者の受け皿になることで、保守の分裂を誘った点にもある。

 今回のこうした野党の戦略は

昨年10月の参議院徳島・高知選挙区補欠選挙で野党系候補の広田一氏が圧勝した際に採った戦略とほぼ同じである。しかし他方、昨年12月には菅直人元首相の地元で長年野党系が市長を担ってきた東京都武蔵野市長選で、野党系は僅差とはいえ敗北している。

 野党やリベラル系が強い地盤でも、適切な戦略がなければ野党は勝利できない。そして、前橋市のような保守地盤でも、野党が適切な戦略を採れば圧勝できる。岸田文雄政権と自民党の支持率の急落は、野党伸長の客観的情勢をもたらしている。だが有権者のマインドと、それぞれの地域にマッチした同盟戦略を採らなければ、この情勢を主体的な力に転化できない。そのことを今回の前橋市長選の結果は明らかにしたのである。

木下ちがや・政治学者


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❷【私見】

2024年2月4日。この日、東の前橋市と西の京都市で市長選が行われた。京都市長選は過去に出馬している福山和人氏が全政党の支援を断り、無所属市民派を掲げた。去年の9月からひとり街頭で演説を続け、その信念と政治姿勢は多くの支持を得ていた。その福山和人氏が開票日に接戦のすえ自公派に敗れた。
この模様を自らも京都市長選に出馬したことのある元京都府立大学総長・龍谷大学教授の経験のある広原盛明氏は連載ブログ
『広原盛明のつれづれ日記】2024-02-07
「支援」と「推薦」はどう違うか、市民派首長選挙における政党の立ち位置に共産は失敗した、2024年京都市長選から感じたこと(2)

においてこう記している。

<転載開始>
 福山氏はこのように、保守層も含めて「門川市政」に疑問を感じる広範な市民が支持できる市長選挙をやろうと考えていた。その政治姿勢に共感する多彩な市民が福山陣営に集まり、支持の輪が次第に広がっていった。「共産対非共産」でもなく「保守対革新」でもない、京都ではかってない新しい選挙構図が生まれつつあったのである。共産も中盤戦ころまでは自制的に振舞い、このまま行けば勝利する展望が広がりつつあった。ところが、この情勢に危機を感じた松井陣営が最後に打った手が「反共キャンペーン」だった。そして、この「反共キャンペーン」の〝挑発〟にまんまと乗せられたのが共産だったのである。京都の事情を何も知らない田村委員長がある日突然やって来て、「京都市長選は自民党政治と対決だ」とぶった瞬間から、京都の空気が変わった。「支援政党」であるはずの共産が前面に立ち、市長選の終盤を「反共攻撃打破!」一色で染めた瞬間から、市民派選挙は「政党選挙」へと変貌したのである。

 だが、今回の京都市長選は貴重な教訓を残した。民意が多様化し、政党も多党化している現在、首長選挙を「政党選挙」として展開することはもはや不可能になったということだ。これからは「支援」の在り方が首長選挙のカギになる。この情勢の変化を理解できず、複雑な選挙情勢を「反共攻撃」としか受け止められないような政党は消えていくしかない。福山氏は実に立派な候補者だった。40歳で司法試験に通った苦労人弁護士は、穏やかな風貌と飾り気ない語り口で多くの有権者の心を掴んだ。こんな素晴らしい候補者は、やはり「政争の都・京都」でしか生まれない。30年余に及ぶ「共産対非共産」の不毛な政治的対立から抜け出て、「市民の市民による市民のための市政」を実現するのは容易なことではない。でも、その可能性を見せてくれたのが福山氏だった。福山氏にはぜひ「三度目の正直」に臨んでもらいたい。私の周辺の老いぼれたちは、みんな「生きてその日を迎えよう」と決意している。
<転載終了>


この広原氏が指摘した「完全無所属市民選挙」を展開したのが小川昌(あきら)元県議だった。その選挙については、週刊金曜日で政治学者木下ちがや氏が執筆しているとおりと思う。<了>

テレビ朝日【大下容子ワイド!スクランブル】

2024-02-20 10:39:43 | 報道と思想
テレビ朝日【大下容子ワイド!スクランブル】からまなんだこと

❶【序ー視点】

私はニュースをTBS、テレビ朝日、NHKを見ている。「報道のTBS」と言われてきた。いまもその名を裏切らぬ「報道特集」「関口宏のサンデーモーニング」「news23」を見ている。最近テレビ朝日の報道に、個々のアナウンサーやキャスターが個性的に光るものを感じる。「グッドモーニング」「ワイドスクランブル」「ニュースJチャンネル」「報道ステーション」が光る。ただテレビ朝日はキャストやスタッフなど現場は生き生きと活躍しているが、会社上層部がやや不安定さを感じる。TBSやNHKも、同様の課題はある。現場の努力を会社側が尊重すること。視聴者がマスメデイア、マスコミの情報をどう評価するとともに、市民の意思表示が大切だ。無告の民衆が巨大メディアを応援したり批判したり、罵倒や中傷でなく「激動の現代をよりよく読み取る」うえで応援や共感の反応を明示することだ。
そのような視点から、テレビ朝日【大下容子ワイド!スクランブル】の番組放映中にツイッターで感想を記し#で送った短文を転載する。

❷【日々の感想】

〇2月19日月曜

・複雑な世界情勢だが、ロシアプーチン大統領の政治には理想も希望ももたらすものではない。同時にバイデンを私は楽観視できない。
・ガザで起きている事態。昨夜ブラジル大統領の発言を知った。共感を覚える。ネタニヤフのやっていることは、ナチスを2020年代に再現している。

〇2月13日火曜

・**モモ(King Momo)**は、リオのカーニバルの象徴的な存在です。彼は毎年「カーニバルの鍵」を授与され、その鍵でカーニバルが幕開けする役割を担っています。モモ王は通常、太くて大きな身長の人によって演じられ、リオのカーニバルの重要な要素となっています。2014年のリオデジャネイロのヘイ・モモに選ばれたのは、Wilson Dias da Costa ウィウソン・ヂアス・ダ・コスタさん。2月28日(金)、リオのボタフォーゴにある市長公邸にて、エドゥアルド・パエス市長から「カーニバルの鍵」が授与された。2013年にはヘイ・モモ(扮していたのはMilton Rodrigues ミウトン・ホドリゲスさん)は王女を連れて日本にも来日。ブラジル文化イベント「ブラジルの色」や、浅草サンバカーニバルに出演した。最も目立つのはリオのヘイ・モモだろう。出典:複数ネットサイト

〇2月12日月曜

・ダイハツの検査不正。トヨタの新車もリコールが出ている。技術が有名だった日本の技術も、劣化してゆくことに心配だ。
・大谷選手のように技能も人気もある日本人選手はアメリカでももりあがる。ただ野球は長期に及ぶ。子どものころベーブルースの伝記を読み、ファンとなった。大谷選手の幸運と健闘を期待する。
・バイデンがネタニヤフの軍事動を批判。しかしアメリカをイスラエルは経済で上回っているのではないか。いずれにしてもネタニヤフの軍事戦略は非道なナチズムなみと思う。
・「能登半島地震」
輪島市の市立病院で退職者があいついで医療危機。政府の能登半島地震対策は、いったいなにをしているのか。言葉も出ない。医師や看護師など専門家の暮らしを保障し、抜本的に立ち向かうべきだ。

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「報道特集」2月17日「サンデーモーニング」2月18日

2024-02-18 10:45:22 | 政治・文化・社会評論
現場に流れる報道人の気概 【報道特集】【サンデーモーニング】2024年2月
1⃣【報道特集】
2⃣【サンデーモーニング】




1⃣【報道特集】


復興へのあしどり 現地の人々の努力にえりをただす思いがする。
奢れるものは久しからず だがメディアを通じての情報をすべて正しいとは私は思わない。戦時中の大勢翼賛会のような事例がある。

❷統一協会

統一協会。私には以前騒がれた「日本会議」のことも気にかかる。キリスト教もどきの統一協会。神道を集大成した日本会議。与党では公明党と創価学会。文科大臣でまともなのは永井道雄(三木内閣)、戦後直後の天野貞祐。林竹二元東北大教育学部長の本に「教育亡国」があり読んで茫然とした。
統一協会と関わりの深い大学教授らが「教科書が偏向していて将来が心配」という。彼らがめざす戦前の教科書の実現した戦争体制の日本。事実と史実に全く疎い「アカデミー」。本渉外担当者の発言内容は、信じられないくらい酷い。 どのくらい酷いか、あまりに荒唐無稽。インタビューアの膳場キャスターの表情が今まで番組で見たこともない驚きと茫然とした表情。私もこれは常識外の領域にあると感じた。

❸交通事故死と親の闘い
息子を失った両親は、自ら我が子がであった非合理な社会のしくみと闘い、交通事故がどれだけひとを悲しませるかを感じさせる。裁判は最高裁に。市民として闘う両親と妹さんに支援のエールを贈りたい。

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2⃣【サンデーモーニング】


❶ネタニヤフ・イスラエル首相

国内も世界も多くの問題を抱える。だが私はガザを殺戮しつづけるネタニヤフ首相のパレスチナ・ジェノサイド戦術だ。スターリンの戦時国内虐殺もナチス・ヒットラーのアウシュビッツも、ネタニヤフには及ばない。南部に避難すれば命を助けるといい、避難したガザ民衆を虐殺する。

❷報道と視聴者

私たちは「客観主義者」として中立の立場で世間を見ようとする。だが日本はそんな立場には居られない。当事者であり被害者であり、加害者でもある。自分の座標には客観的にいる位置はない。広島に核兵器をエノラ・ゲイから投爆された20万の死者の座標。穏やかさの深部は残酷。
できるだけ事実を集め認識の主観主義を克服する。現実と向き合う姿勢が正面から向き合うこと。この番組にはそれがある。全体的に最近テレビメディアは現場で苦労しなが健闘している人々と離れ管理主義的締め付けが強くなっている。私ら視聴者の自覚が必須な状況となっている。

❸スポーツ

スポーツを見るのが大好きだ。川崎フロンターレのサッカー、女子ソフトの高崎チーム。女子卓球の試合を昨夜見た。マラソンも駅伝も。選手の健闘とまつわる汚職。これはダメ。アスリートの努力に水をさす。

❹株価高騰と実感


株価高騰。私は年金値下がり介護保険料値上げ。経済は富裕層と貧民化に二極分解。あきらかに経済状況は広範な年齢層に生活困難となって増えている。ニュースが目くらましとなって、ますます生活は困難。生活困難層の国民への経済対策は対応していない。
田中優子さん、青木理さん、安田さん、きょうもゲスト全員ほんものの発言者のことばに救われる思い。関口さん、3月まで見ております。有難う!!(^-^)/
安田さん、青木さん
そうだ!!同感です

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<了>

【報道特集JNN-TBS 2024.2.10】

2024-02-11 14:51:50 | 社会・政治思想・歴史
事実の丹念な取材がもつ説得力と胸に響くジャーナリズムの貴重さ




❶一般ニュース

・「能登半島地震ボランテイア」ボランテイアの受け入れが始まった。被災者の不安に、寄り添うだけで心強い面もあるだろう。
・「春節」中国は90億人!国内だけでも影響は大きなものとなる。
・イスラエル首相府の「ハマス殲滅」。おそろしい発想だ。

❷ 特集Ⅰ:群馬県高崎市 朝鮮人慰霊碑撤去

朝鮮人慰霊碑の強制撤去。戦争で日本が強制連行した朝鮮や中国の労働者が日本国内で差別と収奪をされた。右翼団体の怒号がとびかう。生まれて育った高崎市。保守的だが故郷は人情の篤い土地柄だ。哀しく残忍な仕打ちだ。日本軍は朝鮮や中国から強制労働に駆り立ててきた。北海道の真冬に鉄道敷設に酷使された中国人りゅうりぇんれんは、真冬の原野に逃げた。茨木のり子さんの長編叙事詩に記されている。中国や朝鮮への過酷な仕打ち。

群馬県知事山本一太氏は自民党国会議員でも有力なひとりだった。父親の山本富雄氏は県会議員として自民党でも重鎮だった。後に参院議員になったと思う。山本知事は当選後に県政をてきぱきとこなし見直されていた。だが二期目当選し、行動的にと発言していた。保守群馬は合理派と極右派。
あっというまに追悼碑は撤去された。沖縄県で話題となった「代執行」は群馬県で最初に行われた。住民の心情などおかまいなしに。沖縄県民が戦後闘い続け民意を表明してきたことにその重みに重要さがあった。沖縄は6月23日に県議選がある。今回の勇気ある反対派に感謝する。
「代執行」
沖縄で裁判所が使った言葉が群馬県で実行。政府は強硬に行った。反対派が勇気ある行動に立ちあがったことに感銘を覚える。だがいまがどんな時代か痛感。6月23日に沖縄県議選がある。市民がたちあがらない限り権力の行使は横暴になっていく。

❸ 特集Ⅱ:性被害者を自死においこむ「同調圧力社会ニッポン」


男性の同性愛は大名とお小姓、古代ギリシャの「プラトン愛」など世間にはあったようだ。だがジャニー喜多川の性犯罪は次元が異なる。すべての人間の性愛は個人の尊厳に由来する。被害者が自死する。日本は恐ろしい世の中になったものだ。表面はタレント事務所経営者の性加害問題。その深層に「同調圧力」「空気」が漂う日本社会の変化がある。新聞記者望月衣楚子さんはこの問題を元朝日新聞記者と追及してきた。テレビのように、被害者を励ます支援者の勇気ある女性。気になるのは裁判所の変質。まちまちだが無視できない。性被害者を支援するNPOの森山さんの言葉が印象深い。新たな体制の事務所側と一緒に誹謗中傷に取り組むことで、性被害者たちが受けた中傷が減るようにしたいと。多くの善意の集合で改善の方向へむかってほしい。

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【news23_tbs 2024.2.9金曜】

2024-02-10 01:29:06 | 政治・文化・社会評論
深夜23時58分から始まる報道のハーモニー

❶小澤征爾

小澤征爾。J-POPの小沢健二は甥ときく。88才のご高齢。私は指揮者ではカラヤンが好きだが、世界的指揮者なのだろう。それにしても80代、90代の芸術家や芸能人が死去なさり、時の流れと寿命をわが身に即して考える。

❷文科相

統一協会を解散する権限をもつ文科大臣が、統一協会と関わりがあってはちょっとまずいでしょう。

❸日比谷野外音楽堂

日比谷野音。学生時代に貧乏で行けなかった野音。社会人になって、加藤登紀子、フォーク集会など聞いた。社会的集会で「角マンダ―」、小選挙区制などの反対集会へも参加したと思う。懐かしい。尾崎豊が野音のコンサート中に、高い位置から飛び降りた。骨折。尾崎には、ほんとうの気分気持ちを表したい衝撃があったのだろう。伝説のアーチスト。

❹新たな人気のスポーツ

ここ数年、バスケット、ラグビーなどあらたなスポーツがさかんになってきた。特に女性の進出がめざましい。バスケットもサッカーもソフトボールも世界的な位置にいる。指導者と選手の努力、ファンの応援。

❺体制を超えても生きている市民

ロシアや中国、北朝鮮。社会主義と言われる国々の著しい変化。ソ連解体を「もろ手を挙げて歓迎します」という日本共産党の見解も。国家のむこうに民衆がいる。体制を超えて国民、市民が存在する。概念や理論とともに実際に生きている人間の存在がある。