カンボジアの2015年上半期(1月~6月)の税収は好調でした。カンボジアでは、経済財政省傘下の税務総局と関税消費税総局が徴税を担当しています。
所得税、付加価値税等を担当する税務総局(GDT)によりますと、上半期のこれらの税収は、対前年同期比38.5%増の7億700万ドル(約870億円)に達したとのことです。これにより、2015年度歳入予算の60.7%を確保したこととなります。下半期には、運輸税の徴収を行うとしています。これは、オートバイや自動車等に課税されるもので、70ccまでのオートバイですと3000リエル(約90円)の税額となります。
他方、関税等を担当する関税消費税総局(GDCE)によりますと、上半期の関税等の税収は、対前年比17.5%増の7億5200万ドル(約920億円)に達しました。税収増加の要因をオウン・ポン・モニロット経済財政大臣は、関税消費税総局のマネジメント強化、職員の業務成績の向上、徴税業務への新技術の導入、密輸取り締まりの強化等としています。
財務基盤が脆弱なカンボジア政府にとって、税収の増加はぜひとも必要な政策の一つであり、今後とも税収増加に向けての地道な取り組みが期待されます。
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他方、関税等を担当する関税消費税総局(GDCE)によりますと、上半期の関税等の税収は、対前年比17.5%増の7億5200万ドル(約920億円)に達しました。税収増加の要因をオウン・ポン・モニロット経済財政大臣は、関税消費税総局のマネジメント強化、職員の業務成績の向上、徴税業務への新技術の導入、密輸取り締まりの強化等としています。
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