3月29日、政府民間フォーラムで、フン・セン首相は、カンボジアの休日(祝祭日)の日数が世界でも最も多いと言われているため、その削減を検討すると発表しました。カンボジアの休日数は、28日ですが、これ以外にも旧正月が実態上休みとなりつつあることに加え、3連休となっているクメール正月やプチュンバン、水祭りの際には、その前後も休みとなってしまうことも多く見られます。例えば、今年の5月は、5月1日(国際労働者の日)、5月13日~15日(シハモニ国王誕生日)、5月18日(仏誕節)、5月20日(追悼の日)、5月22日(王室始耕祭)が休日となっており、仕事にならないとの声も出ています。このため、産業界からは、休日数の削減が求められていました。
フン・セン首相は、「カンボジアの祝日は年約30日あり、周辺国などに比べて多いため、7日分の削減に向けて作業部会に指示した」としています。一方、4月のクメール正月、秋のプチュンバンの連休は変更しない方針も示しました。
昨年は選挙があったため、労働者側にすり寄った政策の発表が目立ちましたが、選挙が大勝で終わったことから、今年は産業界の要求に応じる政策をことにより、バランスをとる考えと見られます。実際の削減については、政労使の3者で十分協議の上、落としどころを探ることになるものと見られます。
(写真は、昨年の水祭りの様子)
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フン・セン首相は、「カンボジアの祝日は年約30日あり、周辺国などに比べて多いため、7日分の削減に向けて作業部会に指示した」としています。一方、4月のクメール正月、秋のプチュンバンの連休は変更しない方針も示しました。
昨年は選挙があったため、労働者側にすり寄った政策の発表が目立ちましたが、選挙が大勝で終わったことから、今年は産業界の要求に応じる政策をことにより、バランスをとる考えと見られます。実際の削減については、政労使の3者で十分協議の上、落としどころを探ることになるものと見られます。
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