森川陽太郎さんは横峯さくらさんと結婚された心理カウンセラーの方です。
このブログにも一度紹介しました。
http://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/d/20140425
「ネガティブシンキング うまくいく35の法則」 森川陽太郎著 より
1.向上心は「そこそこ」あれば成功できる
OKラインを下げて、「自己肯定感」を持つ
高い目標を掲げずに、ちょっとやれば自分のできる低い目標を掲げてやることで、それができたとの自信に繋がる。その小さな自信を積み重ねることで自己肯定感が育まれていく。
2.平常心じゃなくても大丈夫
感情をコントロールせずに実力を発揮する。
無理にポジティブにならなければならないと思うのではなく、ネガティブな感情も認める。落ち込みを認めて、そこで自分ができることをやっていく。
3.ポジティブシンキングをやめよう
悪いイメージも事前に描いておく。
良いイメージだけだと、それが達成できなかった場合、落ち込み度合いが大きい。達成できなかった場合のことも考え、出来る範囲でその対策もしているとダメージが少なくなる。
4.ラクをすることに対する罪悪感を乗り越えよう
罪悪感をなくすための努力をやめる
できないと罪悪感に苛まれる。人は思いどおりにできないこともある。100%はできなかったが30%は出来たとか。ラクをしているのではなく、それが自分を上手く生かす方法だと思う。
5.モチベーションをムリに上げるのをやめよう
「しなければならないこと」を「したいこと」にする。
負荷を下げてみる。やりたいことは何かを考える。やる気を越える行動をやめる。
感想;
周りから「お前はだめだ」と言われ続けると、自信がなくなり、自分はダメだと思い込んでしまいます。自分は愛されない存在だとまで思いこみます。
人は気分のよい時と悪い時があります。悪い時に気分が悪いのはよくないと思うのではなく、自分は落ち込んでいるんだ。何で落ち込んでいるのだろう。そう言う時もあるなと無理をしないことなのだと思います。暫く待っていればエネルギーも湧いてくるかもしれません。
本のタイトルはネガティブシンキングとなっていますが、ありのままの自分を受け容れ、出来る範囲のことをやって行くことですから、見方を変えればポジティブな生き方でもあります。
ポジティブシンキングでなければならない、そうなれない自分はダメだと思うようなポジティブシンキングはやめなさいと言っているように思いました。
こんな自分でも愛しい/大切な存在である。こんな自分でも生きる意味/価値がある。こんな自分でもきっと何かできることがある。こういうことはいくら考えてもわかりません。わかることではなく、そう思う、そう信じて、できることをすることなのだと思います。その信じることから全てが始まるように思います。信じて一歩踏み出せば、必ず状況は変わって行くと信じることなのでしょう。