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[コロナ最前線 ワクチン]接種後に死亡、報告悩む医療機関…副反応巡る判断難しく ”なぜ悩む? 報告することが前提!”

2021-05-09 08:28:08 | 新型コロナウイルス
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20210508-567-OYT1T50380.html 2021/05/09 05:00読売新聞

 新型コロナウイルスのワクチン接種後に死亡した人を巡り、副反応の疑いがあるとして国に報告するかどうか、各地の医療機関は難しい判断を迫られている。北海道旭川市の旭川赤十字病院では、接種翌日に死亡した男性について、因果関係はないとみていったん国への報告を見送った後、遺族の意向を受けて4月に急きょ、報告したケースがあった。

 旭川赤十字病院などによると、亡くなったのは同病院事務職員の40歳代男性。同病院では3月5日に医療従事者向けのワクチン接種が始まり、男性も3月19日に接種した。当日は体調に変化はなかったという。

 だが、翌20日に体調が急変し、同病院に搬送されて死亡が確認された。死因は急性大動脈解離による心タンポナーデだった。

 厚生労働省によると、ワクチンによる副反応が疑われる場合、診断した医師や病院は予防接種法に基づいて国に報告する必要がある。一方で、アナフィラキシー以外の重大な副反応については明確にわかっておらず、同省が定めた報告の基準では、「医師が予防接種との関連性が高いと認める症状であって、死亡したり、機能障害が起きたりした場合」などとなっている。

 旭川赤十字病院によると、男性の死亡について、院内では複数の医師がワクチンとの因果関係を検証し、「過去のワクチンの症例などを踏まえて、因果関係はない」と判断。いったんは国への報告を見送った。

 しかし4月22日、遺族から「国に伝えて、今後の研究に生かしてもらいたい」などと強い要望があったため、方針を転換して翌23日に死亡例として国に報告したという。

 同病院の牧野憲一院長は「(当初報告を見送った)病院の判断は間違ってはいなかったと考えている。ただ、今回は遺族の思いを尊重し、国に判断してもらおうと考えた」と話した。

 厚労省の担当者は「報告するかしないかは現場の病院に任せている。広く報告してもらう分には問題はない」と話す。同省には4月27日までに19例の死亡例が報告された。この中には、自宅風呂場で入浴中に溺死しているのを家族が発見したケースなども含まれる。

 厚労省の厚生科学審議会「予防接種・ワクチン分科会」で分科会長代理を務める中野貴司・川崎医科大教授(感染症学)は同病院の判断に理解を示した上で、「副反応の全容は未解明のため、病院から集まった情報を基に、国は、いずれは今よりも詳細な報告基準を設けるべきだろう。接種直後に死亡すれば、遺族が真相を知りたいと思うのは当然だ。医療機関は丁寧な説明を心がける必要がある」と述べた。

感想
最初の病院の判断は明らかに間違いです。
報告すべきです。
元気だった人がワクチン接種後、翌日に亡くなるのは副作用の可能性大です。
医者としてのそして制度の理解の面でも、質を問われるものです。
医者よりも遺族の方がよく制度を理解されていました。
全国には、きっとこのような報告されないケースが多くあるのでしょう。
国もワクチン接種後一週間以内に事故以外で亡くなった人は報告するようにと、厚労省も事務連絡をすべきです。

本来副作用報告は少人数の治験での副作用だけではわからないので、上市後に起きる副作用の中から新たな重大な副作用を発見するためのものです。
日本はデータを少なくするとの本来間違った考え方が根強くあります。
コロナ感染でも、肺炎で亡くなった人はPCR検査をしません。しかし遺体の対応はコロナ感染者と同じようにとの指示が出ています。矛盾しています。
少しでもコロナ感染での死者を減らしたいからです。
また自宅で亡くなった変死者もPCR検査しません。
きっと多くの感染者がいたと思います。