https://news.yahoo.co.jp/articles/2819d043ea0f1337ef665fe7b043b048d65c9913 12/22(木) 11:17 BBC News
プーチン氏、ロシアにはウクライナ侵攻の「責任ない」 欧米の政策が原因と
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は21日、ウクライナでの戦争について、ロシアに責任はないとの考えを示し、両国は「悲劇を共有している」と述べた。
プーチン大統領はこの日、ロシア軍高官との会議で演説し、その模様はテレビで放送された。その中で、今後もウクライナをロシアの「兄弟国」とみなし続けると述べた。
「我々を非難するようなことは何もない。我々は常にウクライナ人を兄弟のように見てきたし、今もそう思っている」
「いま起きていることは悲劇だが、我々の責任ではない」
プーチン氏は2月に最大20万人規模の部隊をウクライナに派遣し、戦争を引き起こした。これまでに数千人の死者が出ている。
また、10月10日からはウクライナの電力インフラへの攻撃を開始。1000発以上のミサイルとイラン製の攻撃用ドローンを発射した。インフラへの攻撃により、気温が氷点下にまで落ち込む中、数百万人のウクライナ人が停電に見舞われている。
しかし同氏は、この争いは「第三国の政策がもたらした結果」だと主張した。
そして、欧米がウクライナをはじめとする旧ソ連構成共和国を「洗脳」していると主張した。
「何年も前から、我々はウクライナとの善隣関係を築こうとし、融資や安価なエネルギーを提供したが、うまくいかなかった」
■NATOの拡大を口実に
ロシアは西側の防衛軍事同盟である北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大を口実にウクライナに侵攻したが、こうした主張はロシア国外で繰り返し否定されている。
プーチン氏の長年の懸念は、1991年のソ連崩壊以降にNATOが発展してきたことに起因しているとみられる。
NATOの本来の目的は、第2次世界大戦後のロシアの拡大に対抗することだった。しかしロシア政府は、NATOが旧ソ連構成国の加盟を認めればロシアの安全保障を脅かすことになると、長らく主張してきた。
2014年に親ロシア派のウクライナ大統領ヴィクトル・ヤヌコヴィッチ氏が、数カ月続く国内の反対運動の末に失脚すると、ロシア政府と西側諸国の緊張が高まった。
■「特別軍事作戦」継続を宣言
ロシア軍当局はいわゆる「特別軍事作戦」を2023年まで継続すると宣言した。
ロシアが2月にウクライナへの全面侵攻を開始した当初、プーチン氏は「職業軍人」だけが戦うと約束していた。
ところが9月になると方針を一変。「部分的な動員令」の発動を宣言し、数十万人のロシア国民を召集する可能性があるとした。
そしていまでは、セルゲイ・ショイグ国防相がロシア軍の徴兵年齢の引き上げを提案している。現行法では18~27歳のロシア国民が対象だが、これを21~30歳に引き上げるというもの。
ショイグ氏はまた、ロシア軍が占領したウクライナの2つの港湾都市ベルディアンスクとマリウポリに基地を設置する計画も発表した。
ただ、ここ数カ月は、ウクライナ軍が南西部ヘルソン市を奪還するなど大きな前進を遂げている。ヘルソン市はロシア軍が制圧した唯一の州都だった。
(英語記事 Putin says Russia not to blame for Ukraine war)
感想;
仮に、兄弟国だとしても、兄が弟をひどく虐めてきたので、弟は兄から離れたのです。
兄は、自分が弟にひどいことをしたと思っていないので、また弟にひどいことをしています。
兄がひどいことをしているのは、周りが悪いからで、兄自身の責任ではないと言い切る兄は、どんなに精神が病んでいるのでしょう。
トップに権力を集めすぎると恐ろしいです。
同じ政権が続くからおごり高ぶるのです。
こんなことをロシアのトップが言って、そのトップを認めているロシア国民にも問題があるのでしょう。
プーチン氏、ロシアにはウクライナ侵攻の「責任ない」 欧米の政策が原因と
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は21日、ウクライナでの戦争について、ロシアに責任はないとの考えを示し、両国は「悲劇を共有している」と述べた。
プーチン大統領はこの日、ロシア軍高官との会議で演説し、その模様はテレビで放送された。その中で、今後もウクライナをロシアの「兄弟国」とみなし続けると述べた。
「我々を非難するようなことは何もない。我々は常にウクライナ人を兄弟のように見てきたし、今もそう思っている」
「いま起きていることは悲劇だが、我々の責任ではない」
プーチン氏は2月に最大20万人規模の部隊をウクライナに派遣し、戦争を引き起こした。これまでに数千人の死者が出ている。
また、10月10日からはウクライナの電力インフラへの攻撃を開始。1000発以上のミサイルとイラン製の攻撃用ドローンを発射した。インフラへの攻撃により、気温が氷点下にまで落ち込む中、数百万人のウクライナ人が停電に見舞われている。
しかし同氏は、この争いは「第三国の政策がもたらした結果」だと主張した。
そして、欧米がウクライナをはじめとする旧ソ連構成共和国を「洗脳」していると主張した。
「何年も前から、我々はウクライナとの善隣関係を築こうとし、融資や安価なエネルギーを提供したが、うまくいかなかった」
■NATOの拡大を口実に
ロシアは西側の防衛軍事同盟である北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大を口実にウクライナに侵攻したが、こうした主張はロシア国外で繰り返し否定されている。
プーチン氏の長年の懸念は、1991年のソ連崩壊以降にNATOが発展してきたことに起因しているとみられる。
NATOの本来の目的は、第2次世界大戦後のロシアの拡大に対抗することだった。しかしロシア政府は、NATOが旧ソ連構成国の加盟を認めればロシアの安全保障を脅かすことになると、長らく主張してきた。
2014年に親ロシア派のウクライナ大統領ヴィクトル・ヤヌコヴィッチ氏が、数カ月続く国内の反対運動の末に失脚すると、ロシア政府と西側諸国の緊張が高まった。
■「特別軍事作戦」継続を宣言
ロシア軍当局はいわゆる「特別軍事作戦」を2023年まで継続すると宣言した。
ロシアが2月にウクライナへの全面侵攻を開始した当初、プーチン氏は「職業軍人」だけが戦うと約束していた。
ところが9月になると方針を一変。「部分的な動員令」の発動を宣言し、数十万人のロシア国民を召集する可能性があるとした。
そしていまでは、セルゲイ・ショイグ国防相がロシア軍の徴兵年齢の引き上げを提案している。現行法では18~27歳のロシア国民が対象だが、これを21~30歳に引き上げるというもの。
ショイグ氏はまた、ロシア軍が占領したウクライナの2つの港湾都市ベルディアンスクとマリウポリに基地を設置する計画も発表した。
ただ、ここ数カ月は、ウクライナ軍が南西部ヘルソン市を奪還するなど大きな前進を遂げている。ヘルソン市はロシア軍が制圧した唯一の州都だった。
(英語記事 Putin says Russia not to blame for Ukraine war)
感想;
仮に、兄弟国だとしても、兄が弟をひどく虐めてきたので、弟は兄から離れたのです。
兄は、自分が弟にひどいことをしたと思っていないので、また弟にひどいことをしています。
兄がひどいことをしているのは、周りが悪いからで、兄自身の責任ではないと言い切る兄は、どんなに精神が病んでいるのでしょう。
トップに権力を集めすぎると恐ろしいです。
同じ政権が続くからおごり高ぶるのです。
こんなことをロシアのトップが言って、そのトップを認めているロシア国民にも問題があるのでしょう。
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