英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『ST 警視庁科学特捜班』

2013-04-12 23:01:30 | ドラマ・映画
ST(警視庁科学特捜班)……並外れた能力を持つ分析者たち
              ただし、人の心は分からない(犯罪者の心理は分かるらしいが)
 そのため、人の心がわかる指揮官・百合根警部(岡田将生)が任命された
というのがおおよその設定。

 メンバーは個性的で有能、というか、特殊能力者で病的性質を持っている。
青山翔(志田未来)…プロファイラー、洞察力や推理力もあるが、空気を読めず人の心を理解するのが苦手。秩序恐怖症。
黒崎勇治(窪田正孝)…化学者。警察犬並みの嗅覚を持ち、武闘派。先端恐怖症。それが高じて、人の言葉にも傷つきやすく、言葉を発せない。
山吹才蔵(三宅弘城)…化学者。僧侶。黒崎の通訳?不眠症。
結城翠(芦名星)…物理担当。盗聴器にも匹敵する高い聴力を持つ。また、声の震えで嘘か本当か判定できる人間うそ発見器、テレパス並み。束縛恐怖症。
赤城左門(藤原竜也)…分析官。『相棒』の右京並みの洞察力や推理力を持つ対人恐怖症で引きこもり。

 個性というよりは、特殊能力者で変人。単発SPドラマなので個性で魅力を出すのが難しく設定で逃げた感もある。面白いがデフォルメし過ぎて、ドラマ前半では不快であった。
 そんな彼らに振り回される努力家で完璧主義的百合根と一般刑事代表の菊川吾郎(田中哲司)も魅力的だった。



 推理には飛躍を感じたのと、犯人が超人的過ぎたが、ストーリーは奥が深く面白かった。

「人は本音を二度いう」…そうなのかなあ。覚えておこう。

「面と向かえば、彼女の心がわかってあげられる気がした」
と、対人恐怖症克服かと思ったら、女子高生の歩行妨害(進路妨害)してしまい、
「マンツーマンしてんじゃねえよ」と叱られ、
「歩くの超下手なおっさん、キモい」
となじられ、引きこもりに逆戻り。わははは。

 よく考えると、源頼朝平重盛じゃん(岡田将生、窪田正孝)
コメント
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