今回の実証現象……ダウジング……
一見、ダウジングが真相を突き止めていたようだが、真相がダウジングを決めていた
加奈子はダウジングにより物事を決めているようだが、彼女が(無意識に)ダウジングを決定していた
言葉や行動が真相を暗示していた
「君は犬の死骸を探そうと思った時、まず、そのことが正しいかどうか、その振り子に聞いたんだね」
「はい」と彼女は答えた。
→最初から彼女は犬が死んでいることを知っていた。捨てられた場所も。
しかし、犬の死骸を見つけた後に、こういう質問をされれば、普通、肯定するよね。誘導訊問的。
歩いて犬を探そうとした
→歩いていける場所だと思っていた
別れ道が来るたび、「私はこのまま進んでいいですか?」と聞いていた
→訪ねていたのは方角ではなくこれから彼女がとろうとする行動が正しいかどうかを聞いていた
あの振り子は、彼女自身の意思を確認するための道具だったのだ
事件としては、普通の強盗殺人(「普通」というのは不謹慎ですね)
岸谷美砂(吉高由里子)の推理は、ほぼ合っていた
顔見知りの犯行、犯人は二度現場に来た、犬を毒殺した理由、置時計の止まっていた時刻と死亡推定時刻が違っていた理由など
監察医・アイザックの推理も、半分合っていた
犬の死骸の場所を加奈子は知っていた
報告書を作成するのに、ダウジングを科学的に否定する必要はないと思う。「加奈子が犬の死骸を捨てるのを目撃していた」と書けばいいだけ。
「慣性の法則」か「感性の法則」か?
大講義室での講義で湯川(福山雅治)が「かんせいの法則」と発声したが、≪さすが格好いい言い方だな≫と感心したが、「慣性」ではなく「感性」のアクセント・イントネーションだったような気がする。
2度目の実験室(講義室)で説明した際は、普通の発音(慣性)だった。
福山さんはわざと「感性」と言ったのか?それとも、「気どった」だけなのか?
湯川と美砂のやり取りが面白くなってきた。
美砂の高飛車度も低くなったような気がする。
【ストーリー】番組サイトより
帝都大学物理学科の准教授・湯川学(福山雅治)は、どんなことでも水晶の振り子に相談して決めているという女子高生・真瀬加奈子(川口春奈)に出会う。そのきっかけは、ひとり暮らしの老婦人が自宅で殺害された事件だった。被害者宅からは隠し財産の金の延べ棒がなくなっているため、強盗殺人事件と思われた。そして、遺体発見当日、被害者宅から数百メートル離れた場所で、彼女の飼い犬・クリの死骸が発見されていた。クリの体内からは農薬が検出されており、牙には人間のものと思われる血液が付着していた。その死骸を水晶の振り子の力で見つけたのが加奈子だった。
加奈子は、祖母が亡くなる前にくれたというその振り子のことを“ミズガミサマ”と呼び、何かに迷ったときは必ず振り子に相談していた。答えがイエスのときは振り子が回り、ノーのときは動かないらしい。小学生のころ、被害者の家によく遊びに行っていた加奈子は、クリが見つかれば犯人がわかるかもしれない、と思って探しに行ったのだという。
貝塚北署の刑事・岸谷美砂(吉高由里子)からこの事件について相談を受けた湯川は、加奈子の行為はダウジングだと推察する。が、ダウジングはその有効性が認められた事例がいくつもあるにもかかわらず、科学者による立証実験では効果が認められないという代物でもあった。つまり、立証も反証もできないのだ。振り子のダウジングに興味を抱いた湯川は、加奈子が犬の死骸を見つけたときと同じ道をたどり、周囲の状況を検証したが、何もわからなかった。そこで湯川は、加奈子に会い、振り子に犯人の名前を教えてもらおうと提案する。
一見、ダウジングが真相を突き止めていたようだが、真相がダウジングを決めていた
加奈子はダウジングにより物事を決めているようだが、彼女が(無意識に)ダウジングを決定していた
言葉や行動が真相を暗示していた
「君は犬の死骸を探そうと思った時、まず、そのことが正しいかどうか、その振り子に聞いたんだね」
「はい」と彼女は答えた。
→最初から彼女は犬が死んでいることを知っていた。捨てられた場所も。
しかし、犬の死骸を見つけた後に、こういう質問をされれば、普通、肯定するよね。誘導訊問的。
歩いて犬を探そうとした
→歩いていける場所だと思っていた
別れ道が来るたび、「私はこのまま進んでいいですか?」と聞いていた
→訪ねていたのは方角ではなくこれから彼女がとろうとする行動が正しいかどうかを聞いていた
あの振り子は、彼女自身の意思を確認するための道具だったのだ
事件としては、普通の強盗殺人(「普通」というのは不謹慎ですね)
岸谷美砂(吉高由里子)の推理は、ほぼ合っていた
顔見知りの犯行、犯人は二度現場に来た、犬を毒殺した理由、置時計の止まっていた時刻と死亡推定時刻が違っていた理由など
監察医・アイザックの推理も、半分合っていた
犬の死骸の場所を加奈子は知っていた
報告書を作成するのに、ダウジングを科学的に否定する必要はないと思う。「加奈子が犬の死骸を捨てるのを目撃していた」と書けばいいだけ。
「慣性の法則」か「感性の法則」か?
大講義室での講義で湯川(福山雅治)が「かんせいの法則」と発声したが、≪さすが格好いい言い方だな≫と感心したが、「慣性」ではなく「感性」のアクセント・イントネーションだったような気がする。
2度目の実験室(講義室)で説明した際は、普通の発音(慣性)だった。
福山さんはわざと「感性」と言ったのか?それとも、「気どった」だけなのか?
湯川と美砂のやり取りが面白くなってきた。
美砂の高飛車度も低くなったような気がする。
【ストーリー】番組サイトより
帝都大学物理学科の准教授・湯川学(福山雅治)は、どんなことでも水晶の振り子に相談して決めているという女子高生・真瀬加奈子(川口春奈)に出会う。そのきっかけは、ひとり暮らしの老婦人が自宅で殺害された事件だった。被害者宅からは隠し財産の金の延べ棒がなくなっているため、強盗殺人事件と思われた。そして、遺体発見当日、被害者宅から数百メートル離れた場所で、彼女の飼い犬・クリの死骸が発見されていた。クリの体内からは農薬が検出されており、牙には人間のものと思われる血液が付着していた。その死骸を水晶の振り子の力で見つけたのが加奈子だった。
加奈子は、祖母が亡くなる前にくれたというその振り子のことを“ミズガミサマ”と呼び、何かに迷ったときは必ず振り子に相談していた。答えがイエスのときは振り子が回り、ノーのときは動かないらしい。小学生のころ、被害者の家によく遊びに行っていた加奈子は、クリが見つかれば犯人がわかるかもしれない、と思って探しに行ったのだという。
貝塚北署の刑事・岸谷美砂(吉高由里子)からこの事件について相談を受けた湯川は、加奈子の行為はダウジングだと推察する。が、ダウジングはその有効性が認められた事例がいくつもあるにもかかわらず、科学者による立証実験では効果が認められないという代物でもあった。つまり、立証も反証もできないのだ。振り子のダウジングに興味を抱いた湯川は、加奈子が犬の死骸を見つけたときと同じ道をたどり、周囲の状況を検証したが、何もわからなかった。そこで湯川は、加奈子に会い、振り子に犯人の名前を教えてもらおうと提案する。