今回も残念な回だった。
事務官・遠藤が殺人未遂で逮捕された。
城西支部のメンバーは、「有り得るかも」などと口にするが、心配する。
しかし、この様子がコントの挿入が多く、モタモタ感が大きかった。
・遠藤はメンバーがたまたまピザやハンバーガーを食べているシーンに出くわすという間の悪さ
・そのほか、こっそり現場に聞き込みに行くが、メンバー皆が鉢合わせ
また、真剣に事件の捜査をしない特捜部。コントに力を入れたため、その理由が判明するまでもモタモタ。
さらに、八嶋を厳しく追及することもしないので、コントと相まって、危機感や緊迫感も薄い。
なので、今週の主張である「人を拘束することの責任」を終盤に語っても、説得力に欠けてしまった。
今週の主張
遠藤を逮捕、取り調べをしたのは、被害者が汚職容疑のある代議士の私設秘書で、その秘書の身柄を押さえるためだった。犯人逮捕は二の次だったのだ。
「大事の前の小事」「違法捜査ではない」ので、遠藤の逮捕に関して謝る必要はないという特捜部に対し、
久利生・田村ら城西支部は、「無実の人間を逮捕し拘束したことに対して、法律はともかく、人として謝るべきである」「“間違ったことをしたら謝る”は子どもでもできることだ」と主張。
特捜部は傲慢さを認め、謝罪した。
この部分だけ見れば、面白い。
しかし、上述したように、ドタバタ感、モタモタ感が充満し、緊迫感も薄い流れで、語っても重みはない。
そもそも、特捜部が捜査を真剣にしない理由がよくわからない。
確かに、特捜部にとっては、真犯人の逮捕などどうでもよいことかもしれない。
しかし、検察にとっては、検察事務官が殺人(未遂)を犯したということは、汚職事件より重いことのように思う。
真犯人の逮捕は、汚職事件捜査の妨げになるのならともかく、真犯人逮捕は汚職事件解明のプラスになるはず。
よくわからない検察の方針だった。
【ストーリー】番組サイトより
いつものような城西支部の朝。寝不足気味で登庁した久利生公平(木村拓哉)は、麻木千佳(北川景子)に深夜のネット通販のやり過ぎを指摘され、田村雅史(杉本哲太)は妻が勝手に飼い犬を増やしたことを嘆く。ところが、いつもとは違うことが起きていた。遠藤賢司(八嶋智人)がいない。その時、電話に応対していた川尻健三郎(松重豊)の驚愕の声が響く。牛丸豊(角野卓造)からの連絡で、なんと遠藤は殺人未遂で逮捕されていた。
城西支部には特捜部が乗り込み、遠藤の身の回りの品物が押収される。そして、特捜部検事の首藤礼二(石黒賢)が、遠藤の取り調べは自分たちで行うと宣言した。
首藤は事務官の神田川(渋川清彦)と共に取り調べを始める。遠藤にかけられた嫌疑は、ダイニングバーで発生した男性の刺傷。合コン中、たまたま事件に巻き込まれたと主張する遠藤だが首藤は納得しない。遠藤の私物から、自らを検事とする名刺が発見されたことも信用を失っていた。これには城西支部メンバーもあきれてしまう。
久利生と千佳は、別の案件でお出かけ捜査。その帰り、遠藤に刺されたという被害者が入院する病院へ。しかし、被害者の病室には検察官が張り付いていた。それでも、久利生と千佳は看護師から、被害者は代議士の私設秘書だという情報を得る。
川尻は牛丸に被害者の身元を確認するが、何かを隠している様子。首藤の取り調べも進む気配がない。本当に遠藤の犯行なのか? 久利生たちは事件の真実を捜し始める。
事務官・遠藤が殺人未遂で逮捕された。
城西支部のメンバーは、「有り得るかも」などと口にするが、心配する。
しかし、この様子がコントの挿入が多く、モタモタ感が大きかった。
・遠藤はメンバーがたまたまピザやハンバーガーを食べているシーンに出くわすという間の悪さ
・そのほか、こっそり現場に聞き込みに行くが、メンバー皆が鉢合わせ
また、真剣に事件の捜査をしない特捜部。コントに力を入れたため、その理由が判明するまでもモタモタ。
さらに、八嶋を厳しく追及することもしないので、コントと相まって、危機感や緊迫感も薄い。
なので、今週の主張である「人を拘束することの責任」を終盤に語っても、説得力に欠けてしまった。
今週の主張
遠藤を逮捕、取り調べをしたのは、被害者が汚職容疑のある代議士の私設秘書で、その秘書の身柄を押さえるためだった。犯人逮捕は二の次だったのだ。
「大事の前の小事」「違法捜査ではない」ので、遠藤の逮捕に関して謝る必要はないという特捜部に対し、
久利生・田村ら城西支部は、「無実の人間を逮捕し拘束したことに対して、法律はともかく、人として謝るべきである」「“間違ったことをしたら謝る”は子どもでもできることだ」と主張。
特捜部は傲慢さを認め、謝罪した。
この部分だけ見れば、面白い。
しかし、上述したように、ドタバタ感、モタモタ感が充満し、緊迫感も薄い流れで、語っても重みはない。
そもそも、特捜部が捜査を真剣にしない理由がよくわからない。
確かに、特捜部にとっては、真犯人の逮捕などどうでもよいことかもしれない。
しかし、検察にとっては、検察事務官が殺人(未遂)を犯したということは、汚職事件より重いことのように思う。
真犯人の逮捕は、汚職事件捜査の妨げになるのならともかく、真犯人逮捕は汚職事件解明のプラスになるはず。
よくわからない検察の方針だった。
【ストーリー】番組サイトより
いつものような城西支部の朝。寝不足気味で登庁した久利生公平(木村拓哉)は、麻木千佳(北川景子)に深夜のネット通販のやり過ぎを指摘され、田村雅史(杉本哲太)は妻が勝手に飼い犬を増やしたことを嘆く。ところが、いつもとは違うことが起きていた。遠藤賢司(八嶋智人)がいない。その時、電話に応対していた川尻健三郎(松重豊)の驚愕の声が響く。牛丸豊(角野卓造)からの連絡で、なんと遠藤は殺人未遂で逮捕されていた。
城西支部には特捜部が乗り込み、遠藤の身の回りの品物が押収される。そして、特捜部検事の首藤礼二(石黒賢)が、遠藤の取り調べは自分たちで行うと宣言した。
首藤は事務官の神田川(渋川清彦)と共に取り調べを始める。遠藤にかけられた嫌疑は、ダイニングバーで発生した男性の刺傷。合コン中、たまたま事件に巻き込まれたと主張する遠藤だが首藤は納得しない。遠藤の私物から、自らを検事とする名刺が発見されたことも信用を失っていた。これには城西支部メンバーもあきれてしまう。
久利生と千佳は、別の案件でお出かけ捜査。その帰り、遠藤に刺されたという被害者が入院する病院へ。しかし、被害者の病室には検察官が張り付いていた。それでも、久利生と千佳は看護師から、被害者は代議士の私設秘書だという情報を得る。
川尻は牛丸に被害者の身元を確認するが、何かを隠している様子。首藤の取り調べも進む気配がない。本当に遠藤の犯行なのか? 久利生たちは事件の真実を捜し始める。